JP6767443B2 - 駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラム - Google Patents

駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラムに関する。
近時では、ユーザによる駐車操作を支援する駐車支援システムが提案されている。特許文献1には、被誘導車両が車両後退動作を開始すべき位置に到達し、シフト位置が後退用の位置に入れられると操舵操作の支援を開始する駐車場駐車支援システムが開示されている。
特許第4893162号公報
しかしながら、特許文献1に開示された駐車場駐車支援システムにおいては、操舵操作の支援の開始をユーザが望んでいない場合であっても、シフト位置を後退用の位置に設定した場合には、操舵操作の支援が開始されてしまう。従って、特許文献1に開示された駐車場駐車支援システムでは、必ずしも良好な操作性が得られない場合がある。
本発明の目的は、良好な操作性を実現し得る駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様による駐車制御装置は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部とを有し、前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部を介して前記制御部との間で通信可能な通信端末に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備え、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであり、前記車両を前進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、前記車両を後進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される。
本発明の他の態様による駐車制御装置は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部とを有し、前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置を少なくとも備えるとともに、中立位置に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である。
本発明の更に他の態様による駐車制御装置は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部とを有し、前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備えるシフトスイッチであり、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しである。
本発明の更に他の態様による駐車制御装置は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部と、前記閾値時間を設定する閾値時間設定部とを有し、前記閾値時間設定部は、前記駐車可能位置が検出された時刻からの経過時間に応じて前記閾値時間を変化させる。
本発明の他の態様による車両は、上記のような駐車制御装置を有する。
本発明の更に他の態様による駐車制御方法は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを有し、前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部を介して前記車両との間で通信可能な通信端末に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備え、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであり、前記車両を前進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、前記車両を後進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される。
本発明の更に他の態様による駐車制御方法は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを有し、前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置を少なくとも備えるとともに、中立位置に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である。
本発明の更に他の態様による駐車制御方法は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを有し、前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備えるシフトスイッチであり、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しである。
本発明の更に他の態様によるプログラムは、コンピュータに、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを実行させるプログラムであって、前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部を介して前記車両との間で通信可能な通信端末に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備え、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであり、前記車両を前進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、前記車両を後進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される
本発明の更に他の態様によるプログラムは、コンピュータに、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを実行させるためのプログラムであって、前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置を少なくとも備えるとともに、中立位置に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である。
本発明の更に他の態様によるプログラムは、コンピュータに、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを実行させるためのプログラムであって、前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備えるシフトスイッチであり、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しである。
本発明の更に他の態様によるプログラムは、コンピュータに、車両を前進又は後進させるためのボタンを表示部に表示させるステップと、前記ボタンが閾値時間以上に亘って継続的にユーザによって押されたか否かを判定するステップと、前記車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを実行させるプログラムであって、前記車両を前進させるための前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押された場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、前記車両を後進させるための前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押された場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される
本発明によれば、良好な操作性を実現し得る駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラムを提供することができる。
一実施形態による駐車制御装置が搭載された車両を示すブロック図である。 操作入力部の例を示す図である。 表示画面に表示される画像の一部の例を概念的に示す図である。 一実施形態による駐車制御装置の動作を示すフローチャートである。 一実施形態の変形例1における操作入力部の例を示す図である。 一実施形態の変形例2において用いられる通信端末の例を示す図である。 一実施形態の変形例2において用いられる通信端末の例を示すブロック図である。
本発明による駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラムについて、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[一実施形態]
一実施形態による駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラムについて図面を用いて説明する。図1は、一実施形態による駐車制御装置が搭載された車両を示すブロック図である。
本実施形態の駐車制御装置12は、自動操舵を行うことによって車両10の駐車を制御する。即ち、ステアリング68の操作は、駐車制御装置12によって自動で行われる。ここでは、アクセルペダル(図示せず)、ブレーキペダル(図示せず)及び操作入力部38の操作が、ユーザによって行われる場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。例えば、駆動、制動及び操舵が自動で行われるようにしてもよい。
図1に示すように、駐車制御装置12は、センサ群14と、ナビゲーション装置16と、駐車制御ECU(駐車制御電子制御装置)18と、EPSシステム(電動パワーステアリングシステム)20と、通信部22とを有する。駐車制御装置12は、駆動力制御システム24と、制動力制御システム26とを更に有する。
センサ群14は、駐車制御に用いられる各種の検出値を取得する。センサ群14には、前方カメラ30fと、後方カメラ30rrと、左側方カメラ30lと、右側方カメラ30rtとが含まれる。センサ群14には、前方ソナー群31fと、後方ソナー群31rrと、左側方ソナー群31lと、右側方ソナー群31rtとが更に含まれる。センサ群14には、車輪センサ32rl、32rrと、車速センサ34と、操作検出部36とが含まれる。
前方カメラ30fと、後方カメラ30rrと、左側方カメラ30lと、右側方カメラ30rtとは、車両10の周辺を撮像することにより得られる周辺画像を出力する。前方カメラ30fによって撮像される周辺画像は、前方画像と称される。後方カメラ30rrによって撮像される周辺画像は、後方画像と称される。左側方カメラ30lによって撮像される周辺画像は、左側方画像と称される。右側方カメラ30rtによって撮像される周辺画像は、右側方画像と称される。左側方画像と右側方画像とによって側方画像が構成される。
前方ソナー群31fと、後方ソナー群31rrと、左側方ソナー群31lと、右側方ソナー群31rtとは、車両10の周辺に音波を発射するとともに他物体からの反射音を受信する。前方ソナー群31fは、例えば4つのソナーを含む。前方ソナー群31fを構成するソナーは、車両10の左斜め前方、前方左側、前方右側及び右斜め前方にそれぞれ備えられている。後方ソナー群31rrは、例えば4つのソナーを含む。後方ソナー群31rrを構成するソナーは、車両10の左斜め後方、後方左側、後方右側及び右斜め後方にそれぞれ備えられている。左側方ソナー群31lは、例えば2つのソナーを含む。左側方ソナー群31lを構成するソナーは、車両10の左側部前方及び左側部後方にそれぞれ備えられている。右側方ソナー群31rtは、例えば2つのソナーを含む。右側方ソナー群31rtを構成するソナーは、車両10の右側部前方及び右側部後方にそれぞれ備えられている。
車輪センサ32rl、32rrは、それぞれ車輪(図示せず)の回転角度を検出する。車輪センサ32rl、32rrは、角度センサによって構成されていてもよいし、変位センサによって構成されていてもよい。車輪センサ32rl、32rrは、車輪が所定角度回転する毎に検出パルスを出力する。車輪センサ32rl、32rrから出力される検出パルスは、車輪の回転角度及び車輪の回転速度の算出に用いられ得る。車輪の回転角度に基づいて、車両10の移動距離が算出され得る。車輪センサ32rlは、例えば、左後輪の回転角度、即ち、回転角度θwrlを検出する。車輪センサ32rrは、例えば、右後輪の回転角度、即ち、回転角度θwrrを検出する。
車速センサ34は、車両10の車体(図示せず)の速度、即ち、車速Vを検出し、検出した車速Vを駐車制御ECU18に出力する。車速センサ34は、例えば、トランスミッションのカウンタシャフトの回転に基づいて車速Vを検出する。
操作検出部36は、操作入力部38を用いて行われるユーザによる操作内容を検出し、検出した操作内容を駐車制御ECU18に出力する。ここでは、操作入力部38がシフトレバー(セレクトレバー、セレクタ)であり、操作入力部38がシフト位置センサである場合を例に説明する。操作検出部36は、操作入力部38におけるシフト位置を検出し、検出したシフト位置を駐車制御ECU18等に出力する。
操作入力部38は、車両10の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられ得る。図2は、操作入力部の例を示す図である。上述したように、操作入力部38は、シフトレバーである。操作入力部38には、車両10を前進させるためのシフト位置(第1のシフト位置)、即ち、Dレンジ39Dが備えられている。また、操作入力部38には、車両10を後進させるためのシフト位置(第2のシフト位置)、即ち、Rレンジ39Rが更に備えられている。また、操作入力部38には、Lレンジ39LとNレンジ39Nとが更に備えられている。操作入力部38の近傍には、駐車の際に用いられるPボタン39Pが備えられている。操作入力部38は、中立位置39Xに自動的に戻るように構成されている。
ナビゲーション装置16は、例えばGPS(Global Positioning System)を用いて車両10の現在位置を検出するとともに、目的地までの経路をユーザに案内する。ナビゲーション装置16は、地図情報データベースが備えられた不図示の記憶装置を有する。
ナビゲーション装置16には、タッチパネル40と、スピーカ42とが備えられている。タッチパネル40は、駐車制御装置12の入力装置及び表示装置(表示部)として機能し得る。ユーザは、タッチパネル40を介して駐車制御に関する指令を入力し得る。また、タッチパネル40には、駐車制御に関する画面が表示され得る。なお、タッチパネル40以外の構成要素を入力装置又は表示装置として用いるようにしてもよい。また、駐車制御の際には、スピーカ42を介して音声案内が行われ得る。スピーカ42は、後述する目標駐車位置84への車両10の移動を開始する前に、車両10の移動の開始を搭乗者に報知する報知部として機能し得る。
駐車制御ECU18は、入出力部50と、演算部52と、記憶部54とを有する。演算部52は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成され得る。演算部52は、記憶部54に記憶されているプログラムに基づいて各部を制御することによって、駐車制御を実行する。
演算部52には、検出部72と、操作判定部74と、制御部76と、閾値時間設定部78と、障害物判定部80とが備えられている。検出部72と、操作判定部74と、制御部76と、閾値時間設定部78と、障害物判定部80とは、記憶部54に記憶されているプログラムが演算部52によって実行されることによって実現され得る。
検出部72は、車両10を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置82を、カメラ30f、30rr、30l、30rt等によって取得される画像等に基づいて検出する。検出部72によって検出された駐車可能位置82は、例えば、ナビゲーション装置16のタッチパネル40に表示され得る。図3は、表示画面に表示される画像の一部の例を概念的に示す図である。図3に示すように、車両(自車両)10を含む俯瞰画像がタッチパネル40の表示画面に表示され得る。図3に示すように、例えば、5箇所の駐車スペースのうちの3箇所の駐車スペースには他車両11が駐車されている。5箇所の駐車スペースのうちの2箇所の駐車スペースには、他車両11が駐車されていない。検出部72は、他車両11が駐車されていない駐車スペースを、駐車可能位置82として検出し得る。なお、このような俯瞰画像は、例えば、上述したセンサ群14を適宜用いることによって生成され得る。タッチパネル40に表示された駐車可能位置82のうちから目標駐車位置84がユーザによって選択され得る。例えば、タッチパネル40に表示された駐車可能位置82のうちのいずれかをユーザがタッチすることによって、目標駐車位置84が選択され得る。なお、ここでは、目標駐車位置84がユーザによって選択される場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。目標駐車位置84が、制御部76によって自動的に選択されるようにしてもよい。
操作判定部74は、操作入力部38に対するユーザによる操作内容を判定し得る。また、操作判定部74は、操作入力部38に対する長時間操作がユーザによって為されたか否かを判定し得る。長時間操作とは、操作入力部38が所定状態に第1閾値時間(閾値時間)以上に亘って継続的に保持される操作のことである。第1閾値時間は、例えば、3秒程度とすることができるが、これに限定されるものではない。なお、操作入力部38があるシフト位置に設定されたか否かを判定するための第2閾値時間は、長時間操作が行われたか否かを判定するための第1閾値時間に対して十分に短い。
制御部76は、目標駐車位置84が選択された後、操作入力部38をDレンジ39D又はRレンジ39Rに第1閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作、即ち、長時間操作がユーザによって行われた場合、以下のような制御を行う。即ち、このような場合、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させる。
閾値時間設定部78は、長時間操作が行われたか否かを判定するための第1閾値時間を設定する。かかる第1閾値時間は、一定にするようにしてもよいし、駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間に応じて変化させるようにしてもよい。長時間操作が行われたか否かを判定するための第1閾値時間を、駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間に応じて変化させる場合、例えば、以下のようにすればよい。即ち、駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間が長くなるに応じて第1閾値時間を長くするようにすればよい。
障害物判定部80は、車両10に接触し得る障害物86が存在するか否かを判定する。車両10に接触し得る障害物86が存在することを障害物判定部80が判定した場合、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を中断する。目標駐車位置84への車両10の移動が中断された後、制御部76は、操作入力部38に対する長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を再開させる。
EPSシステム20は、舵角センサ60と、トルクセンサ62と、EPSモータ64と、レゾルバ65と、EPS ECU(EPS電子制御装置)66とを有する。
舵角センサ60は、ステアリング68の舵角θstを検出する。トルクセンサ62は、ステアリング68に加わるトルクTQを検出する。
EPSモータ64は、ステアリング68に連結されたステアリングコラム70に対して駆動力又は反力を付与することにより、運転者によるステアリング68の操作支援及び駐車制御時の自動操舵を可能とする。レゾルバ65は、EPSモータ64の回転角度θmを検出する。
EPS ECU66は、EPSシステム20の全体の制御を司る。EPS ECU66には、入出力部(図示せず)と、演算部(図示せず)と、記憶部(図示せず)とが備えられている。
通信部(無線通信部)22は、後述する通信端末90(図6及び図7参照)との間で無線通信を行うことを可能とするものである。制御部76は、通信部22を介して通信端末90との間で通信を行い得る。
本実施形態による駐車制御装置12によって行われる駐車制御には、目標駐車位置設定制御(目標設定制御)と、自動操舵制御とが含まれる。目標設定制御は、車両10の目標駐車位置84を設定するための制御である。自動操舵制御は、車両10が目標駐車位置84に到達するようにステアリング68を自動的に操作する制御である。ステアリング68の自動操作は、EPS ECU66がEPSモータ64を制御することによって行われる。
駆動力制御システム24には、駆動ECU25が備えられている。駆動力制御システム24は、車両10の駆動力制御を実行する。駆動ECU25は、不図示のアクセルペダルに対するユーザによる操作に基づいて、不図示のエンジン等を制御することによって、車両10の駆動力を制御する。なお、車両10の駆動力の制御が自動で行われるようにしてもよい。
制動力制御システム26には、制動ECU27が備えられている。制動力制御システム26は、車両10の制動力制御を実行する。制動ECU27は、不図示のブレーキペダルに対するユーザによる操作に基づいて、不図示のブレーキ機構等を制御することによって、車両10の制動力を制御する。なお、車両10の制動力の制御が自動で行われるようにしてもよい。
図4は、本実施形態による駐車制御装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御部76は、駐車制御の開始条件が成立したか否かを判定する。駐車制御の開始条件としては、例えば、ナビゲーション装置16のタッチパネル40に表示された駐車制御開始ボタン(図示せず)がユーザによって押されたことが挙げられる。なお、車速Vが所定の車速閾値を下回っていることを、駐車制御の開始条件とするようにしてもよい。駐車制御の開始条件が成立した場合(ステップS1においてYES)、ステップS2に遷移する。駐車制御の開始条件が成立していない場合(ステップS1においてNO)、所定時間が経過した後にステップS1が再度実行される。
ステップS2において、検出部72は、車両10を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置(駐車可能枠)82を検出する。駐車制御ECU18は、検出された駐車可能位置82がナビゲーション装置16のタッチパネル40に表示されるように制御を行う。この後、ステップS3に遷移する。
ステップS3において、駐車可能位置82のうちから目標駐車位置84が選択される。タッチパネル40に表示された駐車可能位置82のうちのいずれかをユーザがタッチすることによって、目標駐車位置84が選択され得る。なお、ここでは、目標駐車位置84がユーザによって選択される場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。目標駐車位置84が、制御部76によって自動的に選択されるようにしてもよい。この後、ステップS4に遷移する。
ステップS4においては、操作入力部38に対する長時間操作がユーザによって為されたか否かが、操作判定部74によって判定される。車両10を前進させることによって駐車処理が開始され得る場合、操作入力部38が例えばDレンジ39Dに第1閾値時間以上に亘って継続的に保持されたか否かが、操作判定部74によって判定される。なお、車両10を前進させることによって駐車処理が開始され得るか否かは、車両10の現在位置と目標駐車位置84とに基づいて、制御部76によって判定され得る。車両10を後進させることによって駐車処理が開始され得る場合、操作入力部38が例えばRレンジ39Rに第1閾値時間以上に亘って継続的に保持されたか否かが、操作判定74によって判定される。なお、車両10を後進させることによって駐車処理が開始され得るか否かは、車両10の現在位置と目標駐車位置84とに基づいて、制御部76によって判定され得る。上記のような長時間操作が行われた場合には(ステップS4においてYES)、ステップS5に遷移する。一方、上記のような長時間操作が行われなかった場合には(ステップS4においてNO)、ステップS8に遷移する。なお、駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間に応じて第1閾値時間を変化させるようにしてもよい。例えば、駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間が長くなるに応じて第1閾値時間を長くするようにしてもよい。駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間が長くなった場合には、駐車制御が実行されることをユーザが望んでいない場合が多い。駐車可能位置82が検出された時刻からの経過時間に応じて第1閾値時間を長くするようにすれば、駐車制御が実行されることをユーザが望んでいないにもかかわらず駐車制御が実行されてしまうのを確実に防止することが可能となる。
ステップS5において、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させる。具体的には、制御部76は、車両10が目標駐車位置84に到達するようにステアリング68を自動的に操作する自動操舵制御を実行する。アクセルペダル(図示せず)及びブレーキペダル(図示せず)の操作はユーザによって行われる。なお、ここでは、車両10の駆動及び制動の操作がユーザによって行われる場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。車両10の駆動と制動の制御が自動で行われるようにしてもよい。ステアリング68の自動操作は、EPS ECU66がEPSモータ64を制御することによって行われる。なお、目標駐車位置84への車両10の移動を開始する前に、車両10の移動の開始を搭乗者に報知するようにしてもよい。この後、ステップS6に遷移する。
ステップS6において、障害物判定部80は、車両10に接触し得る障害物86(図3参照)が存在するか否かを判定する。車両10に接触し得る障害物86が存在することが障害物判定部80によって判定された場合(ステップS6においてYES)、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を中断する。この場合、ステップS9に遷移する。車両10に接触し得る障害物86が存在することが障害物判定部80によって判定されなかった場合(ステップS6においてNO)、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を継続する。
ステップS7において、制御部76は、車両10が目標駐車位置84に到達したか否かを判定する。車両10が目標駐車位置84に到達した場合には(ステップS7においてYES)、制御部76は駐車制御を終了する。車両10が目標駐車位置84に到達していない場合には(ステップS7においてNO)、ステップS6に戻るとともに、駐車制御を継続する。
ステップS8において、操作判定部74は、操作入力部38に対する操作がユーザによって為されたか否かを判定する。ステップS8においては、長時間操作と判定されるような第1閾値時間以上に亘っての連続的な操作ではなく、比較的短時間の操作が操作入力部38に対して行われたか否かが判定される。具体的には、第1閾値時間に対して十分に短い第2閾値時間以上の操作が操作入力部38に対して行われたか否かが操作判定部74によって判定される。操作入力部38に対する操作が行われた場合には(ステップS8においてYES)、制御部76は駐車制御を終了する。一方、操作入力部38に対する操作が行われなかった場合には(ステップS8においてNO)、ステップS4に戻る。
ステップS9において、制御部76は、車両10を停止させることをユーザに促すような報知を行う。これにより、ブレーキペダルがユーザによって操作され、車両10が停止する。なお、ここでは、車両10の制動の操作がユーザによって行われる場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。車両10の制動の制御が自動で行われるようにしてもよい。この後、制御部76は、所定のメッセージがユーザに報知されるように制御を行う。メッセージの報知にはスピーカ42が用いられてもよいしタッチパネル40の表示画面が用いられてもよい。かかるメッセージは、操作入力部38に対して長時間操作を行えば駐車制御が再開されることを、ユーザに報知するためのメッセージである。この後、ステップS10に遷移する。
ステップS10において、操作判定部74は、操作入力部38に対する長時間操作がユーザによって為されたか否かを判定する。上述したように、長時間操作とは、操作入力部38が所定状態に第1閾値時間以上に亘って継続的に保持される操作のことである。より具体的には、上述したように、長時間操作は、操作入力部38をDレンジ(第1のシフト位置)39D又はRレンジ(第2のシフト位置)39Rに第1閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である。このような長時間操作が行われた場合には(ステップS10においてYES)、ステップS11に遷移する。一方、このような長時間操作が行われなかった場合には(ステップS10においてNO)、制御部76は駐車制御を終了する。
ステップS11において、制御部76は、車両10の移動が再開されるように制御を行う。アクセルペダル及びブレーキペダルの操作は、ユーザによって行われる。なお、ここでは、車両10の駆動及び制動の操作がユーザによって行われる場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。車両10の駆動及び制動の制御が自動で行われるようにしてもよい。この後、ステップS6に遷移する。
こうして、本実施形態による駐車制御が実行される。
このように、本実施形態によれば、駐車可能位置82のうちから目標駐車位置84が選択された後、操作入力部38に対する長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させる。本実施形態によれば、操作入力部38に対する長時間操作を行えばよいため、操作性の良好な駐車制御装置を提供することができる。目標駐車位置84への車両10の移動を指示するための操作手段を、操作入力部38と別個に設ける必要がないため、本実施形態によれば、低コスト化等に寄与することができる。
(変形例1)
本実施形態の変形例1による駐車制御装置、駐車制御方法、車両及びプログラムについて図5を用いて説明する。図5は、本変形例における操作入力部の例を示す図である。
本変形例による駐車制御装置は、操作入力部38がシフトスイッチによって構成されているものである。
図5に示すように、本変形例による操作入力部38はシフトスイッチである。操作入力部38には、車両10を前進させるためのDボタン(第1のボタン)88Dと、車両10を後進させるためのRボタン(第2のボタン)88Rとが備えられている。また、操作入力部38には、Lボタン88Lと、Nボタン88Nと、Pボタン88Pとが更に備えられている。
本変形例における長時間操作は、Dボタン88D又はRボタン88Rに対する長押しである。
このように、操作入力部38がシフトスイッチによって構成されていてもよい。本変形例によれば、Dボタン88D又はRボタン88Rを長押しすればよいため、操作性の良好な駐車制御装置12を提供することができる。本変形例においても、目標駐車位置84への車両10の移動を指示するための操作手段を、操作入力部38と別個に設ける必要がないため、低コスト化等に寄与することができる。
(変形例2)
本実施形態の変形例2による駐車制御装置について図6及び図7を用いて説明する。図6は、本変形例において用いられる通信端末の例を示す図である。図7は、本変形例において用いられる通信端末の例を示すブロック図である。
本変形例は、通信部22を介して制御部76との間で通信可能な通信端末90を用いて車両10の駐車を指示し得るものである。本変形例では、通信端末90に備えられたタッチパネル92が操作入力部93として機能し得る。
通信端末90は、例えば電話機能を備えた携帯通信端末である。このような通信端末90は、スマートフォンと称される。なお、通信端末90は、スマートフォンに限定されるものではない。通信端末90は、例えば、電話機能を備えていない通信端末、例えば、リモートコントローラ等であってもよい。
通信端末90には、通信部96と、演算部98と、タッチパネル92と、記憶部104とが備えられている。演算部98には、操作判定部100と、制御部102とが備えられている。操作判定部100及び制御部102は、記憶部104に記憶されているプログラムが演算部98によって実行されることによって実現され得る。上述したように、タッチパネル92は、操作入力部93として機能し得る。
タッチパネル92の表示画面には、例えば、車両10を前進するためのボタン、即ち、前進ボタン94Dが表示され得る。また、タッチパネル92の表示画面には、車両10を後進させるためのボタン、即ち、後進ボタン94Rが表示され得る。
操作判定部100は、タッチパネル92の表示画面に表示された前進ボタン94D又は後進ボタン94Rに対する長時間操作がユーザによって為されたか否かを判定する。本変形例における長時間操作は、前進ボタン94D又は後進ボタン94Rに対する長押しである。
本変形例による駐車制御装置の動作について図4を用いて説明する。
ステップS1において、制御部76は、駐車制御の開始条件が成立したか否かを判定する。駐車制御の開始条件としては、例えば、タッチパネル92に表示された駐車制御開始ボタン(図示せず)がユーザによって押されたことが挙げられる。駐車制御の開始条件が成立した場合(ステップS1においてYES)、ステップS2に遷移する。駐車制御の開始条件が成立していない場合(ステップS1においてNO)、所定時間が経過した後にステップS1が再度実行される。
ステップS2において、検出部72は、車両10を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置82を検出する。制御部76は、駐車可能位置82を示す情報が通信部22を介して送信されるように制御を行う。この際、制御部76は、車両10の現在位置を示す情報をも通信部22を介して送信する。制御部102は、通信部96を介して、駐車可能位置82を示す情報を受信する。この際、制御部102は、車両10の現在位置を示す情報をも通信部96を介して受信する。そして、制御部102は、駐車可能位置82を示す情報がタッチパネル92の表示画面に表示されるように制御を行う。この後、ステップS3に遷移する。
ステップS3において、駐車可能位置82のうちから目標駐車位置84が選択される。タッチパネル92の表示画面に表示された駐車可能位置82(図3参照)のうちのいずれかをユーザがタッチすることによって、目標駐車位置84(図3参照)が選択され得る。なお、ここでは、目標駐車位置84がユーザによって選択される場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。目標駐車位置84が、制御部76又は制御部102によって自動的に選択されるようにしてもよい。この後、ステップS4に遷移する。
ステップS4においては、操作入力部93に対する長時間操作がユーザによって為されたか否かが、操作判定部100によって判定される。車両10を前進させることによって駐車処理が開始され得る場合、前進ボタン94Dが第1閾値時間以上に亘って継続的にユーザによって押されたか否かが、操作判定部100によって判定される。なお、車両10を前進させることによって駐車処理が開始され得るか否かは、車両10の現在位置と目標駐車位置84とに基づいて、制御部102によって判定され得る。車両10を後進させることによって駐車処理が開始され得る場合、後進ボタン94Rが第1閾値時間以上に亘って継続的にユーザによって押されたか否かが、操作判定100によって判定される。なお、車両10を後進させることによって駐車処理が開始され得るか否かは、車両10の現在位置と目標駐車位置84とに基づいて、制御部102によって判定され得る。上記のような長時間操作が行われた場合には(ステップS4においてYES)、ステップS5に遷移する。一方、上記のような長時間操作が行われなかった場合には(ステップS4においてNO)、ステップS8に遷移する。
ステップS5において、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動が開始されるように制御を行う。本変形例では、車両10の駆動制御、制動制御及び操舵制御は、自動で行われる。この後、ステップS6に遷移する。
ステップS6において、障害物判定部80は、車両10に接触し得る障害物86(図3参照)が存在するか否かを判定する。車両10に接触し得る障害物86が存在すると障害物判定部80が判定した場合(ステップS6においてYES)、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を中断する。この場合、ステップS9に遷移する。車両10に接触し得る障害物86が存在すると障害物判定部80が判定しなかった場合(ステップS6においてNO)、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動を継続する。
ステップS7において、制御部76は、車両10が目標駐車位置84に到達したか否かを判定する。車両10が目標駐車位置84に到達した場合には(ステップS7においてYES)、制御部76は駐車制御を終了する。車両10が目標駐車位置84に到達していない場合には(ステップS7においてNO)、ステップS6に戻るとともに、駐車制御を継続する。
ステップS8において、操作判定部100は、通信端末90によって構成される操作入力部93に対する操作がユーザによって為されたか否かを判定する。ステップS8においては、長時間操作と判定されるような第1閾値時間以上に亘っての連続的な操作ではなく、比較的短時間の操作が操作入力部93に対して行われたか否かが判定される。具体的には、第1閾値時間に対して十分に短い第2閾値時間以上の操作が操作入力部93に対して行われたか否かが操作判定部100によって判定される。操作入力部93に対する操作が行われた場合には(ステップS8においてYES)、制御部76は駐車制御を終了する。一方、操作入力部93に対する操作が行われなかった場合には(ステップS8においてNO)、ステップS4に戻る。
ステップS9において、制御部76は、車両10が停止されるように制御を行う。本変形例では、車両10の制動制御は、自動で行われる。この後、制御部76は、目標駐車位置84への車両10の移動が中断されたことを示す情報を、通信部22を介して送信する。制御部102は、かかる情報を、通信部96を介して受け取る。制御部102は、目標駐車位置84への車両10の移動が中断されたことを示すメッセージがタッチパネル92の表示画面に表示されるように制御を行う。また、操作入力部93に対して長時間操作を行うことによって駐車制御を再開し得ることをユーザに報知するためのメッセージがタッチパネル92に表示されるように、制御部102は制御を行う。この後、ステップS10に遷移する。
ステップS10において、操作判定部100は、操作入力部93に対する長時間操作がユーザによって為されたか否かを判定する。本変形例における長時間操作は、上述したように、前進ボタン94D又は後進ボタン94Rに対する長押しである。制御部102は、操作判定部100による判定結果を示す情報を、通信部96を介して送信する。かかる情報は、通信部22を介して制御部76に供給される。操作入力部93に対して上記のような長時間操作が行われた場合には(ステップS10においてYES)、ステップS11に遷移する。一方、操作入力部93に対して上記のような長時間操作が行われなかった場合には(ステップS10においてNO)、制御部76は駐車制御を終了する。
ステップS11において、制御部76は、車両10の移動を再開する。車両10の駆動制御、制動制御及び操舵制御は、自動で行われる。この後、ステップS6に遷移する。
こうして、本変形例による駐車制御が実行される。
このように、通信端末90に表示されるタッチパネル92によって操作入力部93が構成されるようにしてもよい。本変形例によれば、前進ボタン94D又は後進ボタン94Rを長押しすればよいため、操作性の良好な駐車制御装置12を提供することができる。
[変形実施形態]
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、前進ボタン94D及び後進ボタン94Rがタッチパネル92に表示される場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。通常の押しボタン等によって前進ボタン94Dや後進ボタン94Rが構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、車両10を前進させることにより駐車処理が開始され得る場合、操作入力部38がDレンジ39Dに第1閾値時間以上に亘って継続的に保持されたことに基づいて、車両10の移動を開始する場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。Dレンジ39D以外のレンジに操作入力部38が第1閾値時間以上に亘って継続的に保持されたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両10を後進させることにより駐車処理が開始され得る場合、操作入力部38がRレンジ39Rに第1閾値時間以上に亘って継続的に保持されたことに基づいて、車両10の移動を開始する場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。Rレンジ39R以外のレンジに操作入力部38が第1閾値時間以上に亘って継続的に保持されたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両10を前進させることにより駐車処理が開始され得る場合、Dボタン88Dが第1閾値時間以上に亘って継続的に押されたことに基づいて、車両10の移動を開始させる場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。操作入力部38に備えられたボタンのうちのDボタン88D以外のボタンが第1閾値時間以上に亘って継続的にされたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両10を後進させることにより駐車処理が開始され得る場合、Rボタン88Rが第1閾値時間以上に亘って継続的に押されたことに基づいて、車両10の移動を開始させる場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。操作入力部38に備えられたボタンのうちのRボタン88R以外のボタンが第1閾値時間以上に亘って継続的にされたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両10を前進させることにより駐車処理が開始され得る場合、前進ボタン94Dが第1閾値時間以上に亘って継続的に押されたことに基づいて、車両10の移動を開始させる場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。操作入力部93に備えられたボタンのうちの前進ボタン94D以外のボタンが第1閾値時間以上に亘って継続的にされたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両10を後進させることにより駐車処理が開始され得る場合、後進ボタン94Rが第1閾値時間以上に亘って継続的に押されたことに基づいて、車両10の移動を開始させる場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。操作入力部93に備えられたボタンのうちの後進ボタン94R以外のボタンが第1閾値時間以上に亘って継続的にされたことに基づいて、目標駐車位置84への車両10の移動を開始させるようにしてもよい。
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
駐車制御装置(12)は、車両(10)を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置(82)を検出する検出部(72)と、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置(84)が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部(38)が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部(76)とを有する。このような構成によれば、操作入力部に対する長時間操作を行えばよいため、操作性の良好な駐車制御装置を提供することができる。また、このような構成によれば、目標駐車位置への車両の移動を指示するための操作手段を、操作入力部と別個に設ける必要がないため、低コスト化等に寄与することができる。
前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置(39D、39R)を少なくとも備えるとともに、中立位置(39X)に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作であるようにしてもよい。このような構成によれば、シフトレバーを用いて、目標駐車位置への車両の移動を指示することができる。
前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタン(88D、88R)を少なくとも備えるシフトスイッチであり、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであるようにしてもよい。このような構成によれば、ボタンを長押しすればよいため、操作性の良好な駐車制御装置を提供することができる。このような構成によれば、シフトスイッチを用いて、目標駐車位置への車両の移動を指示することができる。
前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部(22)を介して前記制御部との間で通信可能な通信端末(90)に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタン(94D、94R)を少なくとも備え、前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであるようにしてもよい。このような構成によれば、通信端末を用いて、目標駐車位置への車両の移動を指示することができる。
前記通信端末は、表示部(92)を有し、前記ボタンは、前記表示部に表示されるようにしてもよい。このような構成によれば、より操作性の良好な駐車制御装置を提供することができる。
前記閾値時間を設定する閾値時間設定部(78)を更に有し、前記閾値時間設定部は、前記駐車可能位置が検出された時刻からの経過時間に応じて前記閾値時間を変化させるようにしてもよい。このような構成によれば、駐車制御が実行されることをユーザが望んでいないにもかかわらず駐車制御が実行されてしまうのを確実に防止することが可能となる。
前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始する前に、前記車両の移動の開始を搭乗者に報知する報知部(42)を更に有するようにしてもよい。このような構成によれば、ユーザに違和感を生じさせることなく駐車制御を行うことができる。
前記車両に接触し得る障害物が存在するか否かを判定する障害物判定部(80)を更に有し、前記制御部は、前記車両に接触し得る前記障害物が存在することを前記障害物判定部が判定した場合、前記目標駐車位置への前記車両の移動を中断し、前記目標駐車位置への前記車両の移動が中断された後、前記操作入力部に対する前記長時間操作が前記ユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を再開させるようにしてもよい。このような構成によれば、駐車制御を最初からやり直すことになってしまうのを防止することができる。
車両(10)は、上記のような駐車制御装置を有する。
駐車制御方法は、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップ(S2)と、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップ(S5)とを有する。
プログラムは、コンピュータに、車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを実行させる。
プログラムは、コンピュータに、車両を前進又は後進させるためのボタンを表示部に表示させるステップと、前記ボタンが閾値時間以上に亘って継続的にユーザによって押されたか否かを判定するステップと、前記車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップとを実行させる。
10…車両 12…駐車制御装置
14…センサ群 16…ナビゲーション装置
18…駐車制御ECU 20…EPSシステム
22、96…通信部 24…駆動力制御システム
25…駆動ECU 26…制動力制御システム
27…制動ECU 30f…前方カメラ
30l…左側方カメラ 30rr…後方カメラ
30rt…右側方カメラ 31f…前方ソナー群
31l…左側方ソナー群 31rr…後方ソナー群
31rt…右側方ソナー群 32rl、32rr…車輪センサ
34…車速センサ 36…操作検出部
38、93…操作入力部 39D…Dレンジ
39L…Lレンジ 39N…Nレンジ
39P…Pボタン 39R…Rレンジ
39X…中立位置 40…タッチパネル
42…スピーカ 50…入出力部
52、98…演算部 54、104…記憶部
60…舵角センサ 62…トルクセンサ
64…EPSモータ 65…レゾルバ
66…EPS ECU 68…ステアリング
70…ステアリングコラム 72…検出部
74、100…操作判定部 76、102…制御部
78…閾値時間設定部 80…障害物判定部
82…駐車可能位置 84…目標駐車位置
86…障害物 88D…Dボタン
88L…Lボタン 88N…Nボタン
88P…Pボタン 88R…Rボタン
90…通信端末 92…タッチパネル(表示部)
94D…前進ボタン 94R…後進ボタン

Claims (15)

  1. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部と
    を有し、
    前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部を介して前記制御部との間で通信可能な通信端末に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備え、
    前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであり、
    前記車両を前進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、
    前記車両を後進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される、駐車制御装置。
  2. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部と
    を有し
    前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置を少なくとも備えるとともに、中立位置に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、
    前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である、駐車制御装置。
  3. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部と
    を有し
    前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備えるシフトスイッチであり、
    前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しである、駐車制御装置。
  4. 請求項に記載の駐車制御装置において、
    前記通信端末は、表示部を有し、
    前記ボタンは、前記表示部に表示される、駐車制御装置。
  5. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出する検出部と、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させる制御部と、
    前記閾値時間を設定する閾値時間設定部
    を有し、
    前記閾値時間設定部は、前記駐車可能位置が検出された時刻からの経過時間に応じて前記閾値時間を変化させる、駐車制御装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の駐車制御装置において、
    前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始する前に、前記車両の移動の開始を搭乗者に報知する報知部を更に有する、駐車制御装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の駐車制御装置において、
    前記車両に接触し得る障害物が存在するか否かを判定する障害物判定部を更に有し、
    前記制御部は、前記車両に接触し得る前記障害物が存在することを前記障害物判定部が判定した場合、前記目標駐車位置への前記車両の移動を中断し、前記目標駐車位置への前記車両の移動が中断された後、前記操作入力部に対する前記長時間操作が前記ユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を再開させる、駐車制御装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の駐車制御装置を有する、車両。
  9. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと
    を有し、
    前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部を介して前記車両との間で通信可能な通信端末に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備え、
    前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであり、
    前記車両を前進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、
    前記車両を後進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される、駐車制御方法。
  10. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと
    を有し、
    前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置を少なくとも備えるとともに、中立位置に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、
    前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である、駐車制御方法。
  11. 車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと
    を有し、
    前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備えるシフトスイッチであり、
    前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しである、駐車制御方法。
  12. コンピュータに、
    車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記操作入力部は、前記車両に備えられた通信部を介して前記車両との間で通信可能な通信端末に備えられ、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備え、
    前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しであり、
    前記車両を前進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、
    前記車両を後進させるための前記ボタンに対する前記長押しが行われた場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される、プログラム
  13. コンピュータに、
    車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのシフト位置を少なくとも備えるとともに、中立位置に自動的に戻るように構成されたシフトレバーであり、
    前記長時間操作は、前記シフトレバーを前記シフト位置に前記閾値時間以上に亘って継続的に保持する操作である、プログラム。
  14. コンピュータに、
    車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置を検出するステップと、
    前記駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記車両の前進と後進とを切り替える際に少なくとも用いられる操作入力部が所定状態に閾値時間以上に亘って継続的に保持される長時間操作がユーザによって為されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記操作入力部は、前記車両を前進又は後進させるためのボタンを少なくとも備えるシフトスイッチであり、
    前記長時間操作は、前記ボタンに対する長押しである、プログラム。
  15. コンピュータに、
    車両を前進又は後進させるためのボタンを表示部に表示させるステップと、
    前記ボタンが閾値時間以上に亘って継続的にユーザによって押されたか否かを判定するステップと、
    前記車両を駐車することが可能な少なくとも1つの駐車可能位置のうちから目標駐車位置が選択された後、前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押されたことに基づいて、前記目標駐車位置への前記車両の移動を開始させるステップと を実行させるためのプログラムであって、
    前記車両を前進させるための前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押された場合には、前記車両を前進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始され、
    前記車両を後進させるための前記ボタンが前記閾値時間以上に亘って継続的に前記ユーザによって押された場合には、前記車両を後進させることによって前記目標駐車位置への前記車両の移動が開始される、プログラム
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