JP6766617B2 - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

光源装置及びプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP6766617B2
JP6766617B2 JP2016231400A JP2016231400A JP6766617B2 JP 6766617 B2 JP6766617 B2 JP 6766617B2 JP 2016231400 A JP2016231400 A JP 2016231400A JP 2016231400 A JP2016231400 A JP 2016231400A JP 6766617 B2 JP6766617 B2 JP 6766617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
wavelength conversion
conversion layer
translucent member
incident surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016231400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018087918A (ja
Inventor
秋山 光一
光一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2016231400A priority Critical patent/JP6766617B2/ja
Priority to PCT/JP2017/040068 priority patent/WO2018100977A1/ja
Priority to CN201780073144.1A priority patent/CN110036339B/zh
Priority to US16/464,334 priority patent/US10976653B1/en
Publication of JP2018087918A publication Critical patent/JP2018087918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6766617B2 publication Critical patent/JP6766617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3152Modulator illumination systems for shaping the light beam
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S2/00Systems of lighting devices, not provided for in main groups F21S4/00 - F21S10/00 or F21S19/00, e.g. of modular construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V5/00Refractors for light sources
    • F21V5/04Refractors for light sources of lens shape
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2033LED or laser light sources
    • G03B21/204LED or laser light sources using secondary light emission, e.g. luminescence or fluorescence
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/208Homogenising, shaping of the illumination light
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3161Modulator illumination systems using laser light sources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3164Modulator illumination systems using multiple light sources

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
従来、レーザーダイオードを励起光源として、蛍光体によって波長変換する光源装置において、例えば、特許文献1のように、蛍光体を設けた基板に冷却機構を具備することで、回転機構等の複雑な装置を設けることなく装置の小型化を可能にした構成が知られている。
特開2012−169049号公報
しかしながら、一般的に、波長変換層の光入射面における励起光の光密度(単位面積あたりの光密度)が増加すると、波長変換効率(発光効率)が低下することが知られている。つまり、波長変換層に多くの光が入射しても、全ての光を波長変換することができない現象(光飽和現象)が生じてしまう。たとえ、波長変換層の周囲に放熱部材を設けることにより波長変換層の温度上昇を抑制したとしても、波長変換層の光入射面における励起光の光密度を減少させなければ、波長変換効率が低下する虞があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、波長変換層の光入射面における励起光の光密度を低下させることにより、波長変換効率の低下を抑制することができる光源装置を提供することを目的の一つとしている。本発明の一つの態様は、上記の光源装置を備えたプロジェクターを提供することを目的の一つとしている。
本発明の一態様における光源装置は、励起光を射出する励起光源と、前記励起光源を集光する集光光学系と、前記集光光学系から射出された励起光を透過させる透光性部材と、前記励起光の進行方向に交差する第1光入射面と、前記第1光入射面に対向する光射出面と、前記第1光入射面の端部と前記光射出面の端部とを接続する第2光入射面と、を有する波長変換層と、を備え、前記集光光学系の焦点が、前記波長変換層の内部に形成されており、前記波長変換層が前記第1光入射面及び前記第2光入射面から入射する前記励起光を波長変換して蛍光光を生成する。
この構成によれば、集光光学系の焦点が波長変換層の内部に形成されているため、集光光学系から透光性部材を透過して進行する励起光が、波長変換層の第1光入射面及び第2光入射面の両方から入射することになり、光入射面が第1光入射面のみの場合と比較して光密度を低下させることができる。これにより、上述した光飽和現象が生じることを抑制し、波長変換層における波長変換効率の低下を抑制することができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記集光光学系の焦点は、前記波長変換層の前記第1光入射面を除くとともに前記光射出面を含む前記波長変換層の内部であって前記励起光の光軸上に形成される構成としてもよい。
この構成によれば、例えば、集光光学系の焦点を光射出面に形成することができる。これにより、励起光が第1光入射面及び第2光入射面上のそれぞれ異なる位置から入射することになり、励起光の波長変換層への入射箇所を分散させることができる。
よって、第1光入射面及び第2光入射面における光密度を低下させることができる。これにより、光飽和現象が生じることを抑制し、波長変換層における波長変換効率の低下を抑制することができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記励起光の進行方向に交差する方向において前記透光性部材の前記波長変換層とは反対側に、前記波長変換層及び前記透光性部材を支持する支持部材をさらに備えている構成としてもよい。
この構成によれば、波長変換層において生じた熱を、支持部材を介して放熱させることができ、同一の励起光量における波長変換層の温度の不均一が抑制されるとともに、波長変換層の変換効率のばらつきを抑制することができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記透光性部材は、前記励起光の進行方向に交差する平坦面と、前記励起光の進行方向と反対方向に突出する曲面と、を有し、前記平坦面を前記第1光入射面に対向させて配置された第1透光性部材と、前記第1透光性部材の前記平坦面側に配置され、前記励起光の光軸に沿う方向に貫通する孔を有する第2透光性部材と、を有してなり、前記波長変換層が前記孔内に配置された状態で、前記孔の内周面に前記波長変換層の前記第2光入射面が対向している構成としてもよい。
この構成によれば、第1透光性部材及び第2透光性部材を設けることにより、波長変換層の周囲に第2透光性部材を容易に配置することができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記励起光の進行方向に交差する方向において、前記第2透光性部材の前記波長変換層とは反対側に、前記波長変換層及び前記透光性部材を支持する支持部材をさらに備え、前記支持部材に、接合部材を介して前記第1透光性部材が接合されている構成としてもよい。
この構成によれば、接合部材は、透光性を有さなくとも良いので、伝熱性の高い接合材を用いることができ、波長変換層において生じた熱を支持部材及び透光性部材のそれぞれに効率的に伝導することができ、波長変換層の変換効率のばらつきを抑制することができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記透光性部材は、前記励起光の進行方向に交差する平坦面と、前記平坦面に開口する凹部と、前記励起光の進行方向と反対方向に突出する曲面と、を有し、前記波長変換層が前記凹部内に配置された状態で、前記凹部の底面に前記第1光入射面が対向し、前記凹部の内周面に前記第2光入射面が対向している構成としてもよい。
この構成によれば、透光性部材に形成された凹部内に波長変換層を配置する構成とすることで、透光性部材を1つの部材として取り扱うことができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記励起光の進行方向に交差する方向において、前記透光性部材の前記波長変換層とは反対側に、前記波長変換層及び前記透光性部材を支持する支持部材をさらに備え、前記透光性部材は、前記支持部材を配置するための第2の凹部を有している構成としてもよい。
この構成によれば、透光性部材に対する支持部材の配置が容易である。また、この構成によれば、第2の凹部により透光性部材と支持部材との接触面積が増加するので、透光性部材を介した波長変換層の放熱性を高め、波長変換層の温度上昇を抑制することができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記透光性部材がサファイアから形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、透光性部材として熱伝導性の高いサファイアを用いて形成することにより、透光性部材における放熱性を高めることができる。
本発明の一態様における光源装置において、前記波長変換層の前記第1光入射面と前記透光性部材との間及び前記波長変換層の前記第2光入射面と前記透光性部材との間に、前記励起光を透過し、前記蛍光光を反射する誘電体多層膜が設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、波長変換層によって変換された励起光(蛍光光)が透光性部材に向けて出射されることを抑制し、確実に蛍光光を光出射面から出射させることができ、光源装置における波長変換効率の低下を抑制することができる。
本発明のプロジェクターは、上記の光源装置と、前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備える。
この構成によれば、波長変換効率に優れた光源装置を備えたプロジェクターとなり、信頼性の高いプロジェクターを提供することができる。
第1実施形態のプロジェクターを示す概略構成図。 第1実施形態における光源装置の概略構成を示す図。 第1実施形態における波長変換素子を、図2の照明光軸を含む平面で切断した断面図。 第2実施形態における光源装置の構成を示す図。 第2実施形態における波長変換素子を、図4の照明光軸を含む平面で切断した断面図。 変形例1の波長変換素子の構成を示す図。 変形例2の波長変換素子の構成を示す図。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明に用いる各図面では、特徴を分かりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
[第1実施形態]
(プロジェクター)
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として3つの透過型液晶ライトバルブを用いたプロジェクターの一例である。なお、光変調装置として、反射型液晶ライドバルブを用いることもできる。また、光変調装置として、マイクロミラーを用いたデバイス、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものなど、液晶以外の光変調装置を用いてもよい。
図1は、第1実施形態のプロジェクターを示す概略構成図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、光源装置2Aと、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、光合成光学系5と、投射光学系6と、を備えている。光源装置2Aは、照明光WLを射出する。色分離光学系3は、光源装置2Aからの照明光WLを赤色光LR、緑色光LG、青色光LBに分離する。光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bはそれぞれ、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBを画像情報に応じて変調し、各色の画像光を形成する。光合成光学系5は、各光変調装置4R,4G,4Bからの各色の画像光を合成する。投射光学系6は、光合成光学系5からの合成された画像光をスクリーンSCRに向かって投射する。
図2に示すように、光源装置2Aは、半導体レーザーから射出された青色の励起光のうち、波長変換されずに射出される青色の励起光Bの一部と、波長変換素子30による励起光Bの波長変換によって生じる黄色の蛍光光Yと、が合成された白色の照明光(白色光)WLを射出する。光源装置2Aは、略均一な照度分布を有するように調整された照明光WLを色分離光学系3に向けて射出する。光源装置2Aの具体的な構成については後述する。
図1に示すように、色分離光学系3は、第1のダイクロイックミラー7aと、第2のダイクロイックミラー7bと、第1の反射ミラー8aと、第2の反射ミラー8bと、第3の反射ミラー8cと、第1のリレーレンズ9aと、第2のリレーレンズ9bと、を備えている。
第1のダイクロイックミラー7aは、光源装置2Aから射出された照明光WLを、赤色光LRと、緑色光LGと青色光LBとが混合された光と、に分離する。そのため、第1のダイクロイックミラー7aは、赤色光LRを透過するとともに、緑色光LGおよび青色光LBを反射する特性を有する。第2のダイクロイックミラー7bは、緑色光LGと青色光LBとが混合された光を緑色光LGと青色光LBとに分離する。そのため、第2のダイクロイックミラー7bは、緑色光LGを反射するとともに、青色光LBを透過する特性を有する。
第1の反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置され、第1のダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。第2の反射ミラー8bおよび第3の反射ミラー8cは、青色光LBの光路中に配置され、第2のダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに導く。
第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路中の第2のダイクロイックミラー7bの後段に配置されている。第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長くなることによる青色光LBの光損失を補償する。
光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの各々は、液晶パネルから構成されている。光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの各々は、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBの各々を通過させる間に、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBの各々を画像情報に応じて変調し、各色に対応した画像光を形成する。光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの各々の光入射側および光射出側には、偏光板(図示略)がそれぞれ配置されている。
光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの各々の光入射側には、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの各々に入射する赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBの各々を平行化するフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,およびフィールドレンズ10Bが設けられている。
光合成光学系5は、クロスダイクロイックプリズムから構成されている。光合成光学系5は、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの各々からの各色の画像光を合成し、合成された画像光を投射光学系6に向かって射出する。
投射光学系6は、投射レンズ群から構成されている。投射光学系6は、光合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向かって拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像(画像)が表示される。
(光源装置)
次に、第1実施形態における光源装置2Aの構成について説明する。
図2は、第1実施形態における光源装置の概略構成を示す図である。
図2に示すように、光源装置2Aは、励起光源110と、アフォーカル光学系11と、ホモジナイザー光学系12と、集光光学系20と、波長変換素子30と、ピックアップ光学系60と、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150とを備える。
励起光源110は、レーザー光からなる青色の励起光Bを射出する複数の半導体レーザー110Aから構成されている。励起光Bの発光強度のピークは、例えば445nmである。複数の半導体レーザー110Aは、照明光軸100axと直交する一つの平面内においてアレイ状に配置されている。なお、励起光源110としては、445nm以外の波長、例えば、455nmや460nmの青色光を射出する半導体レーザーを用いることもできる。また、励起光源110としては、半導体レーザーダイオードに限らずLED(Light Emitting Diode)を用いることもできる。
アフォーカル光学系11は、例えば凸レンズ11aと、凹レンズ11bと、を備えている。アフォーカル光学系11は、励起光源110から射出された複数のレーザー光からなる光束の径を縮小する。なお、アフォーカル光学系11と励起光源110との間にコリメーター光学系を配置し、アフォーカル光学系11に入射する励起光を平行光束に変換するようにしてもよい。
ホモジナイザー光学系12は、例えば第1マルチレンズアレイ12aと、第2マルチレンズアレイ12bと、を備えている。ホモジナイザー光学系12は、励起光の光強度分布を後述する波長変換層上で均一な状態、いわゆるトップハット分布にする。ホモジナイザー光学系12は、第1マルチレンズアレイ12aおよび第2マルチレンズアレイ12bの複数のレンズから射出された複数の小光束を、集光光学系20とともに、波長変換層上で互いに重畳させる。これにより、波長変換層上に照射される励起光Bの光強度分布を均一な状態とする。
集光光学系20は、例えば第1レンズ20aと、第2レンズ20bと、を備えている。集光光学系20は、ホモジナイザー光学系12から波長変換素子30までの光路中に配置され、励起光Bを集光させて波長変換素子30の波長変換層に入射させる。
本実施形態において、第1レンズ20aおよび第2レンズ20bは、それぞれ凸レンズから構成されている。
ピックアップ光学系60は、例えば第1コリメートレンズ62と、第2コリメートレンズ64と、を備えている。ピックアップ光学系60は、波長変換素子30から射出された光を略平行化する。第1コリメートレンズ62および第2コリメートレンズ64は、それぞれ凸レンズから構成されている。
第1レンズアレイ120は、ピックアップ光学系60から射出された光を複数の部分光束に分割するための複数の第1レンズ122を有する。複数の第1レンズ122は、照明光軸100axと直交する面内においてマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1レンズ122に対応する複数の第2レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1レンズ122の像を光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの画像形成領域の近傍に結像させる。複数の第2レンズ132は、照明光軸100axに直交する面内においてマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子140は、第2レンズアレイ130から射出された光を直線偏光に変換する。偏光変換素子140は、例えば、偏光分離膜と位相差板と(ともに図示略)を備えている。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140から射出された各部分光束を集光して光変調装置4R,光変調装置4G,および光変調装置4Bの画像形成領域の近傍に重畳させる。
(波長変換素子)
次に、第1実施形態における波長変換素子の構成について説明する。
図3は、第1実施形態における波長変換素子30を、図2の照明光軸100axを含む平面で切断した断面図である。
図3に示すように、波長変換素子30は、支持部材31と、透光性部材33と、波長変換層32と、ダイクロイック膜34Aと、第1反射防止膜34Cと、を備えて構成されている。
支持部材31は、矩形の板材で構成され、板厚方向で互いに対向する第1の面31aと第2の面31bとを有している。支持部材31は、第1の面31aを集光光学系20に向けて配置されているとともに、第2の面31bをピックアップ光学系60に向けて配置されている。支持部材31には、第1の面31aと第2の面31bとの間で厚さ方向を貫通する孔31hが設けられている。第1の面31aの法線方向から見たとき、孔31hの形状は矩形である。
支持部材31は、ガラス、石英等の透光性を有する材料で構成されていてもよいし、金属等の透光性を有しない材料で構成されていてもよい。金属材料の場合、アルミニウム、銅筒の放熱性に優れた金属が用いられることが望ましい。
波長変換層32は、第2透光性部材33Bの貫通孔33h内に設けられて支持されている。波長変換層32の光射出面32bの法線方向から見たとき、波長変換層32の形状は矩形である。波長変換層32は、励起光源110から射出された励起光Bの光軸または励起光Bの進行方向に交差する第1光入射面32aと、第1光入射面32aに対向する光射出面32bと、第1光入射面32aと光射出面32bとを接続する第2光入射面32cと、を有する。第1光入射面32aは、後述の第1透光性部材33Aの平坦面33fに対向している。本実施形態では、第1光入射面32aとは別に第2光入射面32cを光入射面として利用しており、第1光入射面32aのみを光入射面として用いる構成と比べて励起光Bを入射させる面積が大きい。光射出面32bは、支持部材31の第2の面31bと同一平面上に形成されている。
なお、波長変換層32の形状は図示した矩形状に限られず、第2光入射面32cが第1光入射面32aとは光軸に対する向きが異なる面であって、第1光入射面32aよりも励起光の進行方向側へ所定の角度で傾斜していてもよい。
波長変換層32は、励起光源110から射出された青色の励起光Bを第1光入射面32a及び第2光入射面32cから入射させ、波長変換した黄色の蛍光光Yを光射出面32bから射出する。波長変換層32は、青色の励起光Bを黄色の蛍光光Yに変換して射出する蛍光体粒子(図示略)を含む。
蛍光体粒子として、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体が用いられる。なお、蛍光体粒子の形成材料は、1種であってもよいし、2種以上の材料を用いて形成された粒子が混合されたものが用いられてもよい。波長変換層32には、耐熱性および表面加工性に優れたものを用いることが好ましい。このような波長変換層32として、アルミナ等の無機バインダー中に蛍光体粒子を分散させた蛍光体層、バインダーを用いずに蛍光体粒子を焼結した蛍光体層などが好適に用いられる。
ダイクロイック膜34Aは、波長変換層32の第1光入射面32a及び4つの第2光入射面32cに設けられている。ダイクロイック膜34Aは、励起光源110から射出された青色の励起光Bを透過し、波長変換層32で生成された黄色の蛍光光Yを反射する特性を有する。
透光性部材33は、半球形状をなす第1透光性部材33Aと、角筒形状をなす第2透光性部材33Bと、を有して構成されている。
第1透光性部材33Aは、断面視半球形状を呈する平凸レンズで構成されており、平坦面33fと、凸面33dと、を有している。第1透光性部材33Aは、平坦面33fを波長変換層32の第1光入射面32aに対向した状態で設けられ、支持部材31の第1の面31a側に固定されている。第1透光性部材33Aの凸面33dは、励起光Bの進行方向と反対方向に突出する曲面である。凸面33dの曲率半径の中心は、波長変換層32の光射出面32bに形成されている。
第2透光性部材33Bは、波長変換層32の外形に沿った角筒形状を呈し、光軸に沿って波長変換層32の厚さ方向を貫通する貫通孔33hを有する。第2透光性部材33Bの光軸(光の進行方向)に交差する方向の寸法は、適宜設定される。貫通孔33hの内周面33iは、波長変換層32の外周面を構成する4つの第2光入射面32cに対向している。光軸に交差する方向において、第2透光性部材33Bの波長変換層32とは反対側には支持部材31が設けられている。第2透光性部材33Bは、励起光Bの光軸または励起光Bの進行方向に交差する平坦面33cを有し、当該平坦面33cは、支持部材31の第2の面31bと同一平面上に形成されている。
これら第1透光性部材33A及び第2透光性部材33Bは、励起光Bの光軸上で互いの中心軸を一致させて配置されている。本実施形態の透光性部材33、つまり、第1透光性部材33A及び第2透光性部材33Bは、いずれも熱伝導性の高いサファイアからなる。
第1反射防止膜34Cは、第1透光性部材33Aの平坦面33f上に設けられている。第1反射防止膜34Cは、励起光Bの反射を抑制する特性を有し、第1透光性部材33Aの平坦面33fに成膜することで励起光Bの透過効率が向上する。なお、波長変換層32の光射出面32bにも反射防止膜を設けてもよい。
第2反射防止膜34Dは、第2透光性部材33Bの内周面を覆って設けられている。第2反射防止膜34Dは、第2透光性部材33Bを透過して波長変換層32の第2光入射面32cに入射する励起光Bの反射を抑制する。第2反射防止膜34Dを波長変換層32の第2光入射面32cに対向して成膜することで、励起光Bの透過効率が向上する。これによって、波長変換層32を第2透光性部材33Bの貫通孔33hにはめ込んだ場合に、ダイクロイック膜34Aと第2反射防止膜34Dとの間に空気層が介在していたとしても、第2透光性部材33Bを透過する励起光Bに対する反射防止効果を維持できる。
接合部材36は、第1透光性部材33A上に設けられた第1反射防止膜34Cと、支持部材31の第1の面31aとの間に配置され、第1透光性部材33Aを支持部材31に接合している。接合部材36としては、高い熱伝導率を有するものが好ましい。例えば、半田、熱伝導シート等が挙げられる。熱伝導率の高い材料を用いることにより、波長変換層32において生じた熱を支持部材31から第1透光性部材33Aに効率的に伝導することができ、波長変換層32の放熱性が高められる。
第2透光性部材33Bと第1透光性部材33Aの平坦面33f(第1反射防止膜34C)との間に設けられる接合部材36は、透光性を有していなければならない。
支持部材31(第1の面31a)と第1透光性部材33Aの平坦面33f(第1反射防止膜34C)との間に設けられる接合部材36は、透光性、不透光性を問わない。
本実施形態の波長変換素子30においては、集光光学系20の焦点が、波長変換層32の第1光入射面32aではなく、第1光入射面32aよりも光の進行方向側の光射出面32bを含む波長変換層32の内部に形成される構成となっている。すなわち、集光光学系20の焦点が、波長変換層32の内部であって第1光入射面32aを除く位置であればよく、さらに励起光Bの光軸上にあればよい。
本実施形態では、波長変換素子30の光射出面32bの中央に、集光光学系20の焦点Qが形成される構成とした。そのため、集光光学系20から射出された励起光Bは、第1透光性部材33Aを透過して、平坦面33fから波長変換層32及び第2透光性部材33Bに向けて射出される。第1透光性部材33Aの平坦面33fから射出された励起光Bのうち、中心光束(励起光B31)が第1光入射面32aから波長変換層32内に入射し、第1光入射面32aに入射しない周辺光束(励起光B32および励起光B33)は、第2透光性部材33Bを透過して第2光入射面32cから波長変換層32内に入射する。
このように、本実施形態の構成によれば、集光光学系20の焦点Qを波長変換層32の光射出面32bに合わせ、光射出面32bにトップハット形状をなす光強度分布を形成することにより、従来、波長変換層32の第1光入射面32aに集中していた励起光Bの光密度を、第2光入射面32cに分散させることができる。
つまり、本実施形態では、第1透光性部材33Aの他に、波長変換層32の光軸周りに第2透光性部材33Bを設けたことにより、波長変換層32の側面を第2光入射面32cとすることができるため、励起光Bを第1光入射面32a及び第2光入射面32cからそれぞれ入射させることができる。集光光学系20の焦点Qが光射出面32bに形成されていることから、励起光Bの各光線(B31〜B33)が、第1光入射面32a、第2光入射面32c上のそれぞれから入射することになる。
このように、集光光学系20の焦点が励起光Bの光軸上における波長変換層32の内部に形成されている。すなわち、集光光学系20の焦点が第1光入射面32aを除くとともに光射出面32bを含む波長変換層32の内部に形成されることにより、波長変換層32の第1光入射面32aにおける励起光Bの光密度が低下する。そのため、光飽和現象が生じることを抑制し、波長変換層32に入射した励起光Bの略全てを効率良く変換させることが可能となる。よって、波長変換層32に入射する励起光Bの光量を減少させることなく、波長変換素子30の波長変換効率の低下やばらつきを抑制し、波長変換素子30(波長変換層32)の波長変換効率を改善することができる。
なお、第1光入射面32aのみを光入射面として用いる構成の場合、第1光入射面32aの面積を大きくすれば、光飽和現象を抑制することができるが、第1光入射面32aの面積を大きくすると、それに比例して透光性部材33(特に、第1透光性部材33A)の大きさが大きくなり、波長変換素子30が大型化してしまう。よって、波長変換層32の側面(第2光入射面32c)を光入射面とすることが効果的である。
また、第2透光性部材33Bは、熱伝導率の高いサファイアから形成されている。そのため、波長変換層32において生じた熱を、第1透光性部材33Aから放熱できるだけでなく、第2透光性部材33Bの波長変換層32とは反対側に設けられた支持部材31へ第2透光性部材33Bを介して熱伝導させて、支持部材31において放熱させることができる。このように、波長変換層32において生じた熱を、第1透光性部材33Aおよび第2透光性部材33Bを介して支持部材31において効率よく放熱させることができるため、同一の励起光量における波長変換層32の温度の不均一が抑制され、波長変換素子30の変換効率の低下やばらつきをさらに抑制することができる。
なお、本実施形態では、集光光学系20の焦点Qを波長変換層32の光射出面32bに形成し、光射出面32bにトップハット分布を形成しているが、この構成に限らない。
例えば、波長変換層32の第1光入射面32aを除けば、集光光学系20の光軸上の波長変換層32の内部のどの位置に形成されていてもよい。
なお、波長変換層32の光射出面32bが、平坦面33cまたは第2の面31bと一致していない構成であってもよい。具体的には、光射出面32bが、平坦面33cまたは第2の面31bよりも励起光Bの進行方向と反対方向側に設けられていてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の光源装置について説明する。
以下に示す本実施形態の光源装置2Bは、青色分離型の光源装置2Bを備えた点において上記第1実施形態の構成と異なる。よって、以下の説明では、光源装置2Bの構成について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1〜図3と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
図4は、第2実施形態における光源装置2Bの構成を示す図である。
光源装置2Bは、図4に示すように、励起光源110と、コリメート光学系42と、位相差板43と、偏光分離素子44と、第1ホモジナイザー光学系45と、第1の集光光学系46と、波長変換素子70と、第1ピックアップレンズ48と、ダイクロイックミラー49と、全反射ミラー50と、第2位相差板51と、第2ホモジナイザー光学系52と、第2の集光光学系53と、反射型回転拡散素子54と、第2ピックアップレンズ55と、を概略備えている。
光源装置2Bのうち、励起光源110、コリメート光学系42、位相差板43、偏光分離素子44、第1ホモジナイザー光学系45、第1の集光光学系46、波長変換素子70、第1ピックアップレンズ48及びダイクロイックミラー49は、照明光軸100ax上に順次並んで配置されている。
位相差板43は、回転機構を有した1/2波長板で構成されている。位相差板43は、コリメート光学系42で集光した励起光Bのうち、P偏光およびS偏光を任意の割合に変換する。なお、位相差板43は、1/4波長板でもよく、回転や移動によって偏光状態(P偏光およびS偏光の割合)を変化させることができれば特に限定されるものではない。
偏光分離素子44は、いわゆるプレート型の偏光ビームスプリッター(PBS)であり、照明光軸100axに対して45°の角度をなす傾斜面を有している。偏光分離素子44は、入射光のうちのP偏光成分を通過させ、S偏光成分を反射させる。P偏光成分は、偏光分離素子44を透過して第1ホモジナイザー光学系45へ向かって進む。S偏光成分は、偏光分離素子44で反射して、全反射ミラー50に向かって進む。
第1ホモジナイザー光学系45は、例えば、例えば第1マルチレンズアレイ45aと、第2マルチレンズアレイ45bと、を備えている。第1ホモジナイザー光学系45は、励起光Bの光強度分布を後述の波長変換層上で均一な状態、いわゆるトップハット分布にする。第1ホモジナイザー光学系45は、第1マルチレンズアレイ45aおよび第2マルチレンズアレイ45bの複数のレンズから射出された複数の小光束を、第1の集光光学系46とともに、後述の波長変換層上で互いに重畳させる。これにより、後述の波長変換層上に照射される励起光Bの光強度分布を均一な状態とする。
第1の集光光学系46は、第1ホモジナイザー光学系45から波長変換素子70までの光路中に配置され、励起光Bを集光させて波長変換素子70の波長変換層に入射させる。本実施形態において、第1の集光光学系46は凸レンズから構成されている。
第1ピックアップレンズ48は、例えば、凸レンズからなり、波長変換素子70から射出された黄色光Yを略平行化する。
ダイクロイックミラー49は、波長変換素子70から射出された黄色光Yを通過させるとともに、黄色光Yに対して直交する方向から入射してくる青色光Bを、黄色光Yと同じ進行方向へ反射させるミラーである。
全反射ミラー50は、青色光Bの光路中に配置されて、偏光分離素子44において分離された青色光を第2位相差板51に向けて全反射する。
第2位相差板51は、1/4波長板(λ/4板)である。第2位相差板51は、偏光分離素子44から射出されたS偏光の青色光Bを円偏光に変換する。
第2ホモジナイザー光学系52は、例えば、例えば第1マルチレンズアレイ52aと、第2マルチレンズアレイ52bと、を備えている。第2ホモジナイザー光学系52は、第1マルチレンズアレイ52aおよび第2マルチレンズアレイ52bの複数のレンズから射出された複数の小光束を、第2の集光光学系53とともに、反射型回転拡散素子54上で互いに重畳させる。これにより、反射型回転拡散素子54上に照射される青色光Bの光強度分布を均一な状態とする。
第2の集光光学系53は、第2ホモジナイザー光学系52から反射型回転拡散素子54までの光路中に配置され、円偏光に変換された青色光Bを集光させて、反射型回転拡散素子54に入射させる。本実施形態において、第2の集光光学系53は凸レンズから構成されている。
反射型回転拡散素子54は、第2の集光光学系53から射出された光線を、第2ピックアップレンズ55に向けて拡散反射させるものである。その中でも、反射型回転拡散素子54としては、反射型回転拡散素子54に入射した光線をランバート反射またはランバート反射に近い特性で拡散反射させるものを用いることが好ましい。
第2ピックアップレンズ55は、例えば、凸レンズからなり、反射型回転拡散素子54から射出された青色光Bを略平行化する。平行化された青色光Bは、ダイクロイックミラー49へと進み、ダイクロイックミラー49において、青色光Bに対して直交する方向へ進行する黄色光Yと同じ方向へ反射される。
このように、反射型回転拡散素子54から射出された光線(青色光B)は、ダイクロイックミラー49を透過した黄色の蛍光光Yと合成されて、白色の照明光WLが得られる。白色の照明光WLは、図1に示した色分離光学系3に入射する。
(波長変換素子)
次に、第2実施形態における波長変換素子の構成について説明する。
図5は、第2実施形態における波長変換素子70の構成を示す断面図である。
図5に示すように、波長変換素子70は、支持部材31と、透光性部材73と、波長変換層32と、ダイクロイック膜34Aと、第1反射防止膜34Cと、第2反射防止膜34D、接合部材76とを備えて構成されている。
透光性部材73は、励起光を透過させる第1透光部73A及び第2透光部73Bを有している。
第2透光部73Bは、角筒形状をなし、励起光Bの光軸または励起光Bの進行方向に交差する平坦面73aと、平坦面73aに矩形状に開口する第1の凹部73h1と、周縁に亘って矩形状に形成された第2の凹部73h2と、を有する。平坦面73aは、支持部材31の第2の面31bと同一平面上に形成されている。さらに、光射出面32bは、支持部材31の第2の面31bと同一平面上に形成されている。なお、波長変換層32の光射出面32bが、平坦面73aまたは第2の面31bと一致していない構成であってもよい。具体的には、光射出面32bが、平坦面73aまたは第2の面31bよりも励起光Bの進行方向と反対方向側に設けられていてもよい。
第1透光部73Aは、第2の凹部73h2の一部を構成するとともに励起光Bの光軸または励起光Bの進行方向に交差する平坦面73fと、励起光Bの進行方向と反対方向に突出する曲面73dと、を有する。
透光性部材73は、第1透光部73A及び第2透光部73Bが一体的な構造を有している。
波長変換層32は、透光性部材73の第2透光部73B側に形成された第1の凹部73h1内に配置されている。波長変換層32は、第1光入射面32aが後述のダイクロイック膜34Aおよび第2反射防止膜34Dを介して第1凹部73hの底面73bに対向し、第2光入射面32cが後述のダイクロイック膜34Aおよび第2反射防止膜34Dを介して第1の凹部73h1の内周面73cに対向している。波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32c上には、ダイクロイック膜34Aが設けられ、さらに、ダイクロイック膜34A上に第2反射防止膜34Dが設けられている。
ダイクロイック膜34Aは、波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32cに設けられている。ダイクロイック膜34Aは、励起光源110から射出された青色の励起光Bを透過し、波長変換層32で生成された黄色の蛍光光Yを反射する特性を有する。
第2反射防止膜34Dは、波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32c上に設けられたダイクロイック膜34Aの外表面を覆って設けられている。第2反射防止膜34Dは、第1透光部73Aを透過して波長変換層32の第1光入射面32aに入射する励起光B71の反射を抑制するとともに、第2透光部73Bを透過して波長変換層32の第2光入射面32cに入射する励起光B72または励起光B73の反射を抑制する。第2反射防止膜34Dを波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32cに成膜することで、励起光Bの透過効率が向上する。なお、第2反射防止膜34Dは、第1の凹部73h1の内周面に形成されてもよい。
支持部材31は、接合部材76を介して透光性部材73に接合されている。接合部材76は、第1透光部73Aの平坦面73f上に設けられた第1反射防止膜34Cと、支持部材31の第1の面31aとの間に配置され、これらを良好に接合している。支持部材31は、励起光Bの光軸または励起光Bの進行方向に交差する方向において第2透光部73Bの波長変換層32とは反対側に位置する。
本実施形態の波長変換素子70においても、第1の集光光学系46の焦点Qが、励起光Bの光軸上における波長変換層32の光射出面32bに形成されている。また、本実施形態では、波長変換層32の第2光入射面32cに対向する第2透光部73Bを有しており、この第2透光部73Bが半球形状の第1透光部73Aと一体的に形成されている。
このため、第1の集光光学系46から射出された励起光Bのうち、中心光束(励起光B71)は第1透光性部材33Aを透過して第1光入射面32aから波長変換層32内へ入射し、第1光入射面32aに入射しない周辺光束(励起光B72または励起光B73)は、第2透光部73Bを透過して第2光入射面32cから波長変換層32内に入射する。
このように、上述した第1本実施形態のときと同様に、第1の集光光学系46の焦点Qを波長変換層32の光射出面32bに合わせて、光射出面32bにトップハット形状をなす光強度分布を形成することにより、第1光入射面32aのみに入射していた励起光Bの光密度を、第2光入射面32cに分散させることができる。これにより、波長変換層32の第1光入射面32aにおける励起光Bの光密度が低下し、これにより、光飽和現象が生じることを抑制し、波長変換層32における波長変換効率を改善することが可能である。
本実施形態の構成によれば、第1透光部73A及び第2透光部73Bが一体的な構造の透光性部材73を備えているため、部材どうしを互いに位置合わせをして透光性部材を組み立てる作業が不要になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
次に、波長変換素子の変形例の構成について説明する。
[変形例1]
図6は、変形例1の波長変換素子の構成を示す図である。図6は、励起光Bの進行方向に沿う平面で切断した断面図である。
図6に示す波長変換素子80は、断面視半球形状を呈する凸レンズからなる透光性部材83と、透光性部材83の凹部83h内に配置され、第1光入射面32a及び第1光入射面32aに対向する光射出面32bを有する波長変換層32と、波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32c上に設けられたダイクロイック膜34Aと、を有している。透光性部材83は、励起光Bの光軸または励起光Bの進行方向に交差する平坦面83fと、励起光Bの進行方向とは逆方向に突出する凸面83dと、平坦面83fに開口する上記凹部83hとを有しており、この凹部83h内に波長変換層32及びダイクロイック膜34Aが設けられている。このダイクロイック膜34Aを介して、波長変換層32の第1光入射面32aが透光性部材83の凹部83hの底面83bに対向し、第2光入射面32cが凹部83hの内周面83cに対向している。なお、ダイクロイック膜34Aの表面または凹部83hの内周面83cには、第2反射防止膜34Dが形成されている。また、ダイクロイック膜34Aの表面または凹部83hの底面83bには、第2反射防止膜34Dが形成されている。
本実施形態の構成によれば、波長変換層32が透光性部材83の凹部83h内に埋め込まれているため、第1実施形態において用いていた第2透光性部材33B(図3)が不要になる。また、透光性部材83の凸面83dから入射した励起光Bは、波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32cのいずれかから波長変換層32内へ入射することになるため、第1光入射面32aにおける励起光Bの光密度を低下させることができる。さらに、波長変換層32で生じた熱を、サファイアからなる熱伝導性の高い透光性部材83において効果的に放熱させることができ、波長変換層32における変換効率の低下を抑制することができる。
なお、透光性部材83を支持部材に固定する場合には、支持部材が光射出面32bに対向しないように、平坦面83fと支持部材とを固定してもよい。また、第2光入射面32cの周縁に亘って凹部を形成し、当該凹部に当接させるように支持部材を設けることにより、透光性部材83を支持部材に固定してもよい。
[変形例2]
図7は、変形例2の波長変換素子の構成を示す図である。図7は、励起光Bの進行方向に沿う平面で切断した断面図である。
図7に示す波長変換素子85のように、波長変換層32の光射出面32bが透光性部材83の平坦面83fと一致していない構成であってもよい。ダイクロイック膜34Aは、励起光Bを透過し、波長変換層32で生成された黄色の蛍光光Yを反射する特性を有していることから、光射出面32bから射出された光のうち凹部83hの内周面83cへ向かう光は、内周面83c上のダイクロイック膜34Aにおいて反射されて、透光性部材83の外側へと射出される。なお、ダイクロイック膜34Aの表面または凹部83hの内周面83cには、第2反射防止膜34Dが形成されている。また、ダイクロイック膜34Aの表面または凹部83hの底面83bには、第2反射防止膜34Dが形成されている。
このような構成においても、波長変換層32の第1光入射面32a及び第2光入射面32cに励起光Bが入射するため、第1光入射面32aにおける光密度を低下させることができる。
なお、変形例1と同様に、透光性部材83を支持部材に固定する場合には、支持部材が光射出面32bに対向しないように、平坦面83fと支持部材とを固定してもよい。また、第2光入射面32cの周縁に亘って凹部を形成し、当該凹部に当接させるように支持部材を設けることにより、透光性部材83を支持部材に固定してもよい。
1…プロジェクター、2A,2B…光源装置、4B,4G,4R…光変調装置、6…投射光学系、20…集光光学系、30,70,80,85…波長変換素子、31…支持部材、31h…孔、32…波長変換層、32a…第1光入射面、32b…光射出面、32c…第2光入射面、33,73,83…透光性部材、33A…第1透光性部材、33B…第2透光性部材、33f,73a,73f,83f…平坦面、33i,73c,83c…内周面、36,76…接合部材、73b,83b…底面、73d…曲面、83h…凹部、110…励起光源、73h1…第1の凹部、73h2…第2の凹部、100ax…照明光軸、B…励起光、Q…焦点

Claims (10)

  1. 励起光を射出する励起光源と、
    前記励起光源を集光する集光光学系と、
    前記集光光学系から射出された励起光を透過させる透光性部材と、
    前記励起光の進行方向に交差する第1光入射面と、前記第1光入射面に対向する光射出面と、前記第1光入射面の端部と前記光射出面の端部とを接続する第2光入射面と、を有する波長変換層と、を備え、
    前記集光光学系の焦点が、前記波長変換層の内部に形成されており、前記波長変換層が前記第1光入射面及び前記第2光入射面から入射する前記励起光を波長変換して蛍光光を生成する、
    光源装置。
  2. 前記集光光学系の焦点は、前記波長変換層の前記第1光入射面を除くとともに前記光射出面を含む前記波長変換層の内部であって前記励起光の光軸上に形成される、
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記励起光の進行方向に交差する方向において、前記透光性部材の前記波長変換層とは反対側に、前記波長変換層及び前記透光性部材を支持する支持部材をさらに備えている、
    請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記透光性部材は、
    前記励起光の進行方向に交差する平坦面と、前記励起光の進行方向と反対方向に突出する曲面と、を有し、前記平坦面を前記第1光入射面に対向させて配置された第1透光性部材と、
    前記第1透光性部材の前記平坦面側に配置され、前記励起光の光軸に沿う方向に貫通する孔を有する第2透光性部材と、を有してなり、
    前記波長変換層が前記孔内に配置された状態で、
    前記孔の内周面に前記波長変換層の前記第2光入射面が対向している、
    請求項1または2に記載の光源装置。
  5. 前記励起光の進行方向に交差する方向において、前記第2透光性部材の前記波長変換層とは反対側に、前記波長変換層及び前記透光性部材を支持する支持部材をさらに備え、
    前記支持部材に、接合部材を介して前記第1透光性部材が接合されている、
    請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記透光性部材は、前記励起光の進行方向に交差する平坦面と、前記平坦面に開口する凹部と、前記励起光の進行方向と反対方向に突出する曲面と、を有し、
    前記波長変換層が前記凹部内に配置された状態で、
    前記凹部の底面に前記第1光入射面が対向し、前記凹部の内周面に前記第2光入射面が対向している、
    請求項1または2に記載の光源装置。
  7. 前記励起光の進行方向に交差する方向において、前記透光性部材の前記波長変換層とは反対側に、前記波長変換層及び前記透光性部材を支持する支持部材をさらに備え、
    前記透光性部材は、前記支持部材を配置するための第2の凹部を有している、
    請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記透光性部材がサファイアから形成されている、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の光源装置。
  9. 前記波長変換層の前記第1光入射面と前記透光性部材との間及び前記波長変換層の前記第2光入射面と前記透光性部材との間に、前記励起光を透過し、前記蛍光光を反射する誘電体多層膜が設けられている、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の光源装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
JP2016231400A 2016-11-29 2016-11-29 光源装置及びプロジェクター Active JP6766617B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016231400A JP6766617B2 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 光源装置及びプロジェクター
PCT/JP2017/040068 WO2018100977A1 (ja) 2016-11-29 2017-11-07 光源装置及びプロジェクター
CN201780073144.1A CN110036339B (zh) 2016-11-29 2017-11-07 光源装置以及投影仪
US16/464,334 US10976653B1 (en) 2016-11-29 2017-11-07 Light source device and projector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016231400A JP6766617B2 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 光源装置及びプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018087918A JP2018087918A (ja) 2018-06-07
JP6766617B2 true JP6766617B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=62242816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016231400A Active JP6766617B2 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 光源装置及びプロジェクター

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10976653B1 (ja)
JP (1) JP6766617B2 (ja)
CN (1) CN110036339B (ja)
WO (1) WO2018100977A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7189422B2 (ja) * 2018-09-27 2022-12-14 日亜化学工業株式会社 波長変換部材複合体、発光装置及び波長変換部材複合体の製造方法
US11205886B2 (en) 2019-03-12 2021-12-21 Nichia Corporation Method of manufacturing optical member, optical member, and light emitting device
JP7111989B2 (ja) * 2019-04-22 2022-08-03 日亜化学工業株式会社 波長変換部品、波長変換部品の製造方法、及び、発光装置
EP3966873B1 (en) * 2019-05-09 2022-12-14 Signify Holding B.V. Lighting system including a truncated ball lens
JP7400632B2 (ja) * 2020-06-04 2023-12-19 セイコーエプソン株式会社 照明装置およびプロジェクター
JP2022100626A (ja) 2020-12-24 2022-07-06 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6003029B2 (ja) * 2011-09-09 2016-10-05 セイコーエプソン株式会社 光源装置、及びプロジェクター
JP2012098442A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Seiko Epson Corp 波長変換素子、光源装置、及びプロジェクター
JP2012129151A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Seiko Epson Corp 発光素子、光源装置及びプロジェクター
JP5675320B2 (ja) * 2010-12-17 2015-02-25 日立マクセル株式会社 光源装置、および、投写型映像表示装置
JP5433561B2 (ja) * 2010-12-28 2014-03-05 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 光源装置
JP2012169049A (ja) 2011-02-10 2012-09-06 Ushio Inc 光源装置
JP6248381B2 (ja) * 2012-11-02 2017-12-20 ソニー株式会社 光学系、偏光分離合波素子および表示装置
WO2014073136A1 (ja) * 2012-11-07 2014-05-15 パナソニック株式会社 光源および画像投写装置
JP6119214B2 (ja) * 2012-12-03 2017-04-26 スタンレー電気株式会社 発光装置及び車両用灯具
JP6347050B2 (ja) * 2013-01-24 2018-06-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体光源装置
JP6169383B2 (ja) * 2013-03-25 2017-07-26 スタンレー電気株式会社 発光モジュール及び光源装置
JP5812520B2 (ja) 2013-03-28 2015-11-17 ウシオ電機株式会社 蛍光光源装置
JP5708698B2 (ja) * 2013-04-19 2015-04-30 カシオ計算機株式会社 蛍光体支持体、光源装置及びプロジェクタ
JP6357655B2 (ja) * 2013-07-25 2018-07-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
CN103809350B (zh) * 2013-09-03 2017-01-11 杨毅 显示系统和显示设备
CN107045254B (zh) * 2016-02-05 2019-01-15 精工爱普生株式会社 波长转换元件、光源装置和投影仪
JP6852441B2 (ja) * 2017-02-14 2021-03-31 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
JP7081094B2 (ja) * 2017-08-22 2022-06-07 セイコーエプソン株式会社 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018100977A1 (ja) 2018-06-07
CN110036339A (zh) 2019-07-19
US20210109430A1 (en) 2021-04-15
JP2018087918A (ja) 2018-06-07
US10976653B1 (en) 2021-04-13
CN110036339B (zh) 2021-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6766617B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
US9860493B2 (en) Illumination device and projector
JP6737150B2 (ja) 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター
JP6866682B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
US9869926B2 (en) Wavelength conversion element, light source device, and projector
US10379284B2 (en) Light source device and projector
US10261402B2 (en) Light source device and projector
US10564531B2 (en) Light source device and projector
US10914453B2 (en) Wavelength conversion device, illumination device, and projector
US11327392B2 (en) Light source device and projector in which wave plates are downsized
JP2017083636A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2015049441A (ja) 照明装置及びプロジェクター
EP3447577B1 (en) Wavelength converter, light source apparatus, and projector
JP2012063488A (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP6790546B2 (ja) 波長変換素子、光源装置およびプロジェクター
JP6269037B2 (ja) 蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター
JP2017015966A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2019015851A (ja) 波長変換素子、照明装置及びプロジェクター
JP2021189390A (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP7276102B2 (ja) プロジェクター
JP2021086009A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2021086010A (ja) 光源装置およびプロジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6766617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150