JP6269037B2 - 蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター - Google Patents
蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP6269037B2 JP6269037B2 JP2013264226A JP2013264226A JP6269037B2 JP 6269037 B2 JP6269037 B2 JP 6269037B2 JP 2013264226 A JP2013264226 A JP 2013264226A JP 2013264226 A JP2013264226 A JP 2013264226A JP 6269037 B2 JP6269037 B2 JP 6269037B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- phosphor layer
- excitation light
- fluorescent
- excitation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
さらに、蛍光体層で生成された蛍光光は、側面に設けられたダイクロイックミラーあるいは底面に設けられた反射部により蛍光体層の内部に反射され、蛍光光射出領域から射出される。
よって、蛍光光射出領域を小型化しつつ蛍光の変換効率を向上させることができる。また、蛍光光を蛍光体層の内部に反射させるダイクロイックミラーが側面に設けられているため、蛍光光射出領域は側面によって規定されている。従って、蛍光光がにじむことによるエテンデューの増大が防止されて、高い光利用効率を得ることができる。
この構成によれば、効率よく励起光を蛍光体層に入射させることができる。
この構成によれば、反射素子により励起光が側面に効率良く入射されるようになる。
この構成によれば、側面が励起光に対して対向した状態となるので、励起光を側面に効率良く入射させることができる。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態に係るプロジェクターの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、スクリーンSCR上にカラー映像(画像)を表示する投射型画像表示装置であり、照明装置として本発明の光源装置の一実施形態に係るものを備えている。また、プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。さらに、プロジェクター1は、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザー光源)を用いている。
続いて、上記プロジェクター1に用いられる照明装置2の構成について説明する。図2は、照明装置2の概略構成を示す平面図である。
一方、光軸ax2上においては、蛍光発光素子28と、ピックアップ光学系27と、偏光ビームスプリッター25と、インテグレータ光学系29と、偏光変換素子30と、重畳光学系31とが、この順に並んで配置されている。
また、第2の偏光分離膜K2は、第3の波長域の光(蛍光光YL)の平均透過率が、例えば97%以上(すなわち、反射率が3%以下)である。それ以外の波長域については、特に限定されない。
図4(b)に示すように、蛍光体層32は、平面視略正方形状を呈する。また、蛍光体層32は、図4(a)に示すように、断面形状が矩形である。蛍光体層32は、底面32cと、底面32cと対向する上面32bと、側面32aとを有している。反射基板33の上面33aは、励起光BL1sの光軸ax2に直交し、蛍光体層32は、蛍光体層32の底面32cが反射基板33の上面33aに接触するように、反射基板33の上面33aに設けられている。そのため、蛍光体層32の側面32aは、反射基板33の上面33aと直交し、励起光BL1sの光軸ax2と平行となる。
また、本実施形態に係る蛍光発光素子28では、蛍光光YLを蛍光体層32の内部に反射させるダイクロイックミラー36が側面32aに設けられているため、蛍光光射出領域は側面によって規定されている。従って、蛍光光YLがにじむことによるエテンデューの増大が防止されて、高い光利用効率を得ることができる。
本実施形態において、反射素子43は、図5(a)、(b)、(c)に示すいずれかの構成を採用するのが好ましい。
反射素子43は、反射膜62及び凹凸部61aにより円偏光の青色光BL2cを偏光ビームスプリッター25側に向かって拡散反射する機能を有している。なお、反射素子43は、青色光BL2cを反射する際、該青色光BL2cの拡がり方を蛍光体層から射出される蛍光光YLの拡がり方に近づける。
反射素子43は、凹凸部63aにより円偏光の青色光BL2cを偏光ビームスプリッター25側に向かって拡散反射する機能を有している。なお、反射素子43は、図5(a)の場合と同様、青色光BL2cの拡がり方を蛍光体層から射出される蛍光光YLの拡がり方に近づける。また、反射素子43は、青色光BL2cを、回転方向が反転された円偏光として反射させる。
反射素子43は、ベース部材64を透過した青色光BL2cを、反射膜65によって偏光ビームスプリッター25側に向かって拡散反射する。なお、反射素子43は、図5(a)、(b)の場合と同様、青色光BL2cの拡がり方を蛍光体層から射出される蛍光光YLの拡がり方に近づける。また、反射素子43は、青色光BL2cを、回転方向が反転された円偏光として反射させる。
続いて、第2実施形態に係る照明装置について説明する。本実施形態と第1実施形態との違いは蛍光体層の形状であり、それ以外の構成は共通である。そのため、以下では第1実施形態と共通の構成および部材については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略若しくは簡略化するものとする。
例えば、第2実施形態では、蛍光体層132の側面132aが平面から構成される場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、図8(a)、(b)に示すように、外側に向かって凸となる曲面状の側面232aを有した蛍光体層232を用いても良い。この蛍光体層232は、曲面状の側面232aにダイクロイックミラー236が形成されている。
また、半導体レーザー21bの代わりにLEDを用いる場合、LEDから射出される光を偏光変換素子を用いてP偏光に変換することが好ましい。この構成によれば、照明装置2はLEDからの光を効率的に色分離光学系3に向けて射出することができる。
Claims (5)
- 励起光が入射する上面と、前記上面に対向する底面と、側面とを有し、前記励起光によって励起されて蛍光光を生成する蛍光体層と、
前記蛍光体層を支持する基板と、
前記蛍光体層の底面と前記基板との間に設けられる反射部と、
前記蛍光体層の側面に設けられ、前記励起光を透過させるとともに、前記蛍光光を反射させるダイクロイックミラーと、
前記蛍光体層の側面に対向して前記基板に設けられ、前記蛍光体層の平面視において、前記蛍光体層の上面の外側に照射される前記励起光を前記蛍光体層の側面に向けて反射させる反射素子と、を備え、
前記励起光は、前記蛍光体層の側面から前記蛍光体層に入射する
蛍光発光素子。 - 前記基板は、前記蛍光体層の底面を支持する支持面を有し、
前記反射部は、前記支持面に設けられる反射面であり、
前記蛍光体層の側面は、前記反射面に直交する
請求項1に記載の蛍光発光素子。 - 請求項1または2に記載の蛍光発光素子と、
前記蛍光発光素子の蛍光体層に前記励起光を照射する励起光源と、
を備える
光源装置。 - 前記蛍光体層の側面は、前記励起光の光軸と平行であることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
- 照明光を射出する照明装置と、
前記照明光を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、
前記画像光を投射する投射光学系と、を備え、
前記照明装置として、請求項3または4に記載の光源装置を用いるプロジェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013264226A JP6269037B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013264226A JP6269037B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015121606A JP2015121606A (ja) | 2015-07-02 |
JP6269037B2 true JP6269037B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=53533288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013264226A Active JP6269037B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6269037B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI817245B (zh) * | 2020-12-04 | 2023-10-01 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 螢光發光元件、螢光發光模組及發光裝置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6323020B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2018-05-16 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置およびプロジェクター |
JP6690217B2 (ja) | 2015-03-09 | 2020-04-28 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置及びプロジェクター |
JP7314778B2 (ja) * | 2019-11-25 | 2023-07-26 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置およびプロジェクター |
JP7363411B2 (ja) * | 2019-11-25 | 2023-10-18 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置およびプロジェクター |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011165550A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Seiko Epson Corp | 光源装置およびプロジェクター |
JP5539768B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-07-02 | 京セラ株式会社 | 照明装置 |
JP2012013898A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Jvc Kenwood Corp | 光源装置および投射型表示装置 |
JP5598974B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2014-10-01 | シャープ株式会社 | 照明装置 |
JP5759198B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2015-08-05 | セイコーエプソン株式会社 | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
JP5938867B2 (ja) * | 2011-09-29 | 2016-06-22 | カシオ計算機株式会社 | 蛍光体デバイス、照明装置及びプロジェクタ装置 |
-
2013
- 2013-12-20 JP JP2013264226A patent/JP6269037B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI817245B (zh) * | 2020-12-04 | 2023-10-01 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 螢光發光元件、螢光發光模組及發光裝置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015121606A (ja) | 2015-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5874058B2 (ja) | 光源装置および投写型表示装置 | |
JP6232818B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクター | |
JP6056001B2 (ja) | 光源装置および投写型表示装置 | |
JP6627364B2 (ja) | 光源装置、光源ユニット及びプロジェクター | |
US9423680B2 (en) | Light source apparatus that irradiates a phosphor layer with excitation light and projector | |
JP6286918B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクター | |
US10564531B2 (en) | Light source device and projector | |
JP2017009683A (ja) | 光源装置、照明装置およびプロジェクター | |
US9869926B2 (en) | Wavelength conversion element, light source device, and projector | |
JP2015049441A (ja) | 照明装置及びプロジェクター | |
JP2019028361A (ja) | 照明装置およびプロジェクター | |
JP6269037B2 (ja) | 蛍光発光素子、光源装置およびプロジェクター | |
JP6766617B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
US11300866B2 (en) | Light source apparatus and projector | |
JP2016018010A (ja) | 波長変換装置、照明装置およびプロジェクター | |
JP2018097131A (ja) | 照明装置及びプロジェクター | |
JP2020024318A (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
JP6790546B2 (ja) | 波長変換素子、光源装置およびプロジェクター | |
CN114265275B (zh) | 光源装置以及投影仪 | |
WO2020054397A1 (ja) | 光源装置及び投写型映像表示装置 | |
JP2017015966A (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
JP2019039950A (ja) | 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター | |
JP6623595B2 (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
JP6375626B2 (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
JP6565365B2 (ja) | 光源装置、照明装置およびプロジェクター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170926 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6269037 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |