JP5539768B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
また、小型LEDを数多く配置すると、光源としての大きさが大きくなり、照明光学システムとしての効率が悪くなる。
さらに、LED自体が発熱するため、放熱することは必須であるが、リフレクター内からの放熱は、非常に困難となる。
LEDランプが筐体で囲まれている構造である限り筐体内に熱がこもってしまうことからは逃れられない。
LED11は、蛍光体12の周りに配置される。LED11は、リフレクター13の外側にLEDランプ11から発光される光が蛍光体12に集まるように配置されている。
この配置は、蛍光体12を効率よく発光させるための手法を示しており、蛍光体12にLED11の光が集まるように配置し、さらに可能な限り集光するように各LED自体も集光するようなシステムを用いている。
本実施形態においては、LED11は、出射光が蛍光体12に集光するようにリフレクター形状の反射部111が配置されている。
実際には、これ以外にも砲弾型やそのほかの形状のLED11も使用し、反射部もそのLED11に合わせたものを使用すれば良い。
この波長特性は、LED11の発光波長は透過し、それより長波長の可視光を反射する特性を持たせている。そのリフレクターミラー内に配置した蛍光体12で発光された可視光は、直接あるいはリフレクターミラーにて反射され、開口132より目的の方向へ光が導かれる(導出される)ようになっている。
この構造により、LED11にて発生する熱がランプ内にこもることがなく、外部へ熱を放熱しやすくなる。
蛍光体12は、リフレクター13の凹面形状部の略焦点位置に配置される。
また、上述したように、このリフレクター13の反射特性は、LED11の波長は透過するが、それ以外の可視光は反射するような特性を持っている。つまり、蛍光体12で発光された光はリフレクター13で反射される。
この構造により、LED11で発生する熱は、リフレクター内部では発生することなく外部に逃がすことを容易にすることができ、放熱システムの簡易化ができるようになる。 一般的に、LED11の温度が上昇し、上限に近づくと輝度が下がり、これを超えると使用に耐えないような状態となる。
また、温度上限付近で使用すると寿命を短くしてしまう。また、熱放熱には、ファンのみでは追いつかない場合、ペルチェ素子や、ヒートパイプも必要になる場合があり、構造が複雑になり、高価なシステムとなってしまう。
図2において、横軸が波長を、縦軸が反射率を示している。
図2によれば、たとえばLEDの発光波長は400nm程度のものが使用可能である。
この反射特性を持たすには、リフレクター13はガラスやプラスッチク材等の透明な部材を使用し、その表面を処理することで行う。
この表面処理の例としては、高屈折率材のTiO2材等と低屈折率材のSiO2材等の交互層の蒸着等することにより行われる。
図3において、横軸が波長を、縦軸が強度を示している。
たとえば、青色LEDは、GaN等の材料が使用される。
図4において、横軸が波長を、縦軸が強度を示している。
たとえば、蛍光体にはYAG系の材料等がある。
LEDの発光特性は、LED素子によるため、使用目的にあった素子を使用する。
また、蛍光体12の波長特性も、使用目的に応じ調整可能で、図4は白色光の特性の1例であるが、LED11と蛍光体12の組み合わせで調色することも当然可能となる。
凹レンズを配置することで、広画角化することができる。
本例では、蛍光体12の直ぐ前面に配置した例を表しているが、配光特性に合わせ、リフレクター13の前面に光学系(レンズ等)を配置しても良い。
凸レンズを配置することで、狭画角の配光特性を持たすことができるようになる。
本例では、蛍光体12の直ぐ前面に配置した例を表しているが、配光特性に合わせ、リフレクター13の前面に光学系(レンズ等)を配置しても良い。
これにより、リフレクター内の発熱を抑えつつ高輝度の照明が実現可能となる。
LEDランプとして、高輝度を達成するためのシステムにおいては、LED11は発熱する素子であるため、その熱処理が重要となる。
本実施形態は、高輝度化するための集光システムの手法であり、さらに熱処理を行うことで、通常であれば、集光システムを犠牲(集光効率の低下)にする必要があるが、本実施形態では集光効率を犠牲にすることなく熱処理が可能なシステムとなっている。
Claims (2)
- 発光した光を集光する光学系を備えた発光ダイオード(LED)と、
前記LEDの光によって励起されて当該LEDの光とは異なる波長の光を発光する蛍光体と、
前記LEDが発光する波長の光を透過し、前記蛍光体が発光する波長の光を反射する透過反射部と、前記蛍光体が発光する光および前記反射部によって反射する光を導出するための開口と、を含む筐体と、を有し、
前記蛍光体が、
前記筐体内の前記光学系の集光する位置に配置され、
前記LEDが、
前記蛍光体に光を照射するように前記筐体の外側に配置される
照明装置。 - 前記筐体は略凹面形状を有し、
前記蛍光体は、
前記凹面形状の略焦点位置に配置される
請求項1に記載の照明装置。
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JP2010074322A JP5539768B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 照明装置 |
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JP2010074322A JP5539768B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 照明装置 |
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JP2011210396A5 JP2011210396A5 (ja) | 2013-03-14 |
JP5539768B2 true JP5539768B2 (ja) | 2014-07-02 |
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Family Applications (1)
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JP2010074322A Expired - Fee Related JP5539768B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 照明装置 |
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