JP5539768B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED高輝度ランプシステム等の発光ダイオード(LED)を用いた照明装置に関するものである。
LED高輝度ランプシステム等においては、一般的に、リフレクター内部にLEDを配置し、高輝度化するためには、大型のLEDを配置するか、小型のLEDを数多く配置している。
特許文献1には、複数のLEDランプをアレイ状に搭載したLED基板を、開口部を有する筐体内に開口部を照射面として設置するLED照明装置の放熱対策として、LED基板に貫通孔を形成することで筐体内の冷却空気の流れを活性化させるという技術が開示されている。
特開2005−108544号公報
しかしながら、大型のLEDは非常に高価となり、さらに発光効率も下がってくるのが通例である。
また、小型LEDを数多く配置すると、光源としての大きさが大きくなり、照明光学システムとしての効率が悪くなる。
さらに、LED自体が発熱するため、放熱することは必須であるが、リフレクター内からの放熱は、非常に困難となる。
特許文献1に開示された技術においても、照明を高輝度化させようとすると、筐体内にアレイ状に搭載するLEDランプの数を増やしたり、高輝度化してやる必要があるが、何れも筐体内で発生する熱量が増加することになる。
LEDランプが筐体で囲まれている構造である限り筐体内に熱がこもってしまうことからは逃れられない。
本発明は、高輝度化を実現でき、しかも筐体内に熱がこもることを抑止することが可能な照明装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の照明装置は、発光した光を集光する光学系を備えた発光ダイオード(LED)と、前記LEDの光によって励起されて当該LEDの光とは異なる波長の光を発光する蛍光体と、前記LEDが発光する波長の光を透過し、前記蛍光体が発光する波長の光を反射する透過反射部と、前記蛍光体が発光する光および前記反射部によって反射する光を導出するための開口と、を含む筐体と、を有し、前記蛍光体が、前記筐体内の前記光学系の集光する位置に配置され、前記LEDが、前記蛍光体に光を照射するように前記筐体の外側に配置される。
好適には、前記筐体は略凹面形状を有し、前記蛍光体は、前記凹面形状の略焦点位置に配置される。
本発明によれば、高輝度化を実現でき、しかも筐体内に熱がこもることを抑止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。 リフレクターの反射特性の例を示す図である。 LEDの波長特性例を示す図である。 LEDの光を吸収して発光する蛍光体の発光特性例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。
照明装置10は、発光ダイオード(LED)11、蛍光体12、および筐体としてのリフレクター13を主構成要素として有している。
本実施形態においては、LED11の光で蛍光体12を励起して発光するが、蛍光体12はリフレクター13内に配置され、LED11が、リフレクター13の外側に蛍光体12に光を照射するように配置される。
リフレクター13は、LED11が発光する波長の光を透過し、蛍光体12が発光する波長の光を反射する材料により形成された透過反射部131を有している。
LED11は、蛍光体12に対し1個以上使用される。複数個用いることにより、高輝度発光を可能としている。
LED11は、蛍光体12の周りに配置される。LED11は、リフレクター13の外側にLEDランプ11から発光される光が蛍光体12に集まるように配置されている。
この配置は、蛍光体12を効率よく発光させるための手法を示しており、蛍光体12にLED11の光が集まるように配置し、さらに可能な限り集光するように各LED自体も集光するようなシステムを用いている。
本実施形態においては、LED11は、出射光が蛍光体12に集光するようにリフレクター形状の反射部111が配置されている。
実際には、これ以外にも砲弾型やそのほかの形状のLED11も使用し、反射部もそのLED11に合わせたものを使用すれば良い。
リフレクター13は、LED11と蛍光体12の間に波長により反射特性の異なる特性を持ったリフレクターミラーにより形成されている。
この波長特性は、LED11の発光波長は透過し、それより長波長の可視光を反射する特性を持たせている。そのリフレクターミラー内に配置した蛍光体12で発光された可視光は、直接あるいはリフレクターミラーにて反射され、開口132より目的の方向へ光が導かれる(導出される)ようになっている。
この構造により、LED11にて発生する熱がランプ内にこもることがなく、外部へ熱を放熱しやすくなる。
蛍光体12は、リフレクター13の凹面形状部の略焦点位置に配置される。
このように、本実施形態においては、蛍光体12で発光された光を効率よく目的の方向へ導くようにリフレクター13を配置している。
また、上述したように、このリフレクター13の反射特性は、LED11の波長は透過するが、それ以外の可視光は反射するような特性を持っている。つまり、蛍光体12で発光された光はリフレクター13で反射される。
この構造により、LED11で発生する熱は、リフレクター内部では発生することなく外部に逃がすことを容易にすることができ、放熱システムの簡易化ができるようになる。 一般的に、LED11の温度が上昇し、上限に近づくと輝度が下がり、これを超えると使用に耐えないような状態となる。
また、温度上限付近で使用すると寿命を短くしてしまう。また、熱放熱には、ファンのみでは追いつかない場合、ペルチェ素子や、ヒートパイプも必要になる場合があり、構造が複雑になり、高価なシステムとなってしまう。
図2は、リフレクターの反射特性の例を示す図である。
図2において、横軸が波長を、縦軸が反射率を示している。
リフレクター13は、LED11の発光波長は透過し、そのほかの可視光は反射させるような特性を持たす。
図2によれば、たとえばLEDの発光波長は400nm程度のものが使用可能である。
この反射特性を持たすには、リフレクター13はガラスやプラスッチク材等の透明な部材を使用し、その表面を処理することで行う。
この表面処理の例としては、高屈折率材のTiO材等と低屈折率材のSiO材等の交互層の蒸着等することにより行われる。
図3は、LEDの波長特性例を示す図である。
図3において、横軸が波長を、縦軸が強度を示している。
図3の例では、青色LEDや紫LEDを使用することが可能である。
たとえば、青色LEDは、GaN等の材料が使用される。
図4は、LEDの光を吸収して発光する蛍光体の発光特性例を示す図である。
図4において、横軸が波長を、縦軸が強度を示している。
たとえば、黄色蛍光体やRGBの蛍光体12を使用して白色化できる。
たとえば、蛍光体にはYAG系の材料等がある。
LEDの発光特性は、LED素子によるため、使用目的にあった素子を使用する。
また、蛍光体12の波長特性も、使用目的に応じ調整可能で、図4は白色光の特性の1例であるが、LED11と蛍光体12の組み合わせで調色することも当然可能となる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。
本第2の実施形態に係る照明装置10Aが第1の実施形態に係る照明装置10と異なる点は、蛍光体12のリフレクター13の開口132側に発散レンズ(凹レンズ)14を配置したことにある。
この構成を採用することにより、発光源とリフレクター13の位置により決まる配光角度をコントロールすることができる。
凹レンズを配置することで、広画角化することができる。
本例では、蛍光体12の直ぐ前面に配置した例を表しているが、配光特性に合わせ、リフレクター13の前面に光学系(レンズ等)を配置しても良い。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。
本第3の実施形態に係る照明装置10Bが第1の実施形態に係る照明装置10と異なる点は、蛍光体12のリフレクター13の開口132側に集光レンズ(凸レンズ)15を配置したことにある。
この構成を採用することにより、発光源とリフレクター13の位置により決まる配光角度をコントロールすることができる。
凸レンズを配置することで、狭画角の配光特性を持たすことができるようになる。
本例では、蛍光体12の直ぐ前面に配置した例を表しているが、配光特性に合わせ、リフレクター13の前面に光学系(レンズ等)を配置しても良い。
本実施形態によれば、LED11の発光波長を透過し、LED11の光で蛍光体12が励起されて発光する異なる波長を反射する特性をもった材料でリフレクター(筐体)13を形成し、リフレクター13の焦点位置に蛍光体を配置、リフレクター13の外から蛍光体12に対してLED11の光を照射する。
これにより、リフレクター内の発熱を抑えつつ高輝度の照明が実現可能となる。
LEDランプとして、高輝度を達成するためのシステムにおいては、LED11は発熱する素子であるため、その熱処理が重要となる。
本実施形態は、高輝度化するための集光システムの手法であり、さらに熱処理を行うことで、通常であれば、集光システムを犠牲(集光効率の低下)にする必要があるが、本実施形態では集光効率を犠牲にすることなく熱処理が可能なシステムとなっている。
10・・・照明装置、11・・・発光ダイオード(LED)、12・・・蛍光体、13・・・リフレクター、131・・・透過反射部、132・・・開口、14・・・発散レンズ(凹レンズ)、15・・・集光レンズ(凸レンズ)。

Claims (2)

  1. 発光した光を集光する光学系を備えた発光ダイオード(LED)と、
    前記LEDの光によって励起されて当該LEDの光とは異なる波長の光を発光する蛍光体と、
    前記LEDが発光する波長の光を透過し、前記蛍光体が発光する波長の光を反射する透過反射部と、前記蛍光体が発光する光および前記反射部によって反射する光を導出するための開口と、を含む筐体と、を有し、
    前記蛍光体が、
    前記筐体内の前記光学系の集光する位置に配置され、
    前記LEDが、
    前記蛍光体に光を照射するように前記筐体の外側に配置される
    照明装置。
  2. 前記筐体は略凹面形状を有し、
    前記蛍光体は、
    前記凹面形状の略焦点位置に配置される
    請求項1に記載の照明装置。
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