JP6765323B2 - 胴輪 - Google Patents

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本発明はペットの胴輪に関するものである。
ペット(特に犬)を繋ぎ留めておくためには、従来首輪が使われていた。しかし、ペットの負担をより少なくするために、主として胴を支持する胴輪が提案されてきた。胴輪には、さまざまな形態のものが提案されているが、シンプルな形態のものとしては、特許文献1がある。図5を参照して、特許文献1の胴輪は、一連のベルト110を交差状に挿通係止するもので、ベルト110を環部が2つできる8の字状にし、それぞれの環部を首元と胴に回し、ベルト110の交点を固定するプレート112を配置したものである。
なお、図6を参照して、ベルト110を8の字状にし、それぞれの環部110a、110bをペットの左右の前足にそれぞれ通し、ベルト110の環部をペットの左右から背中でまとめ、固定する方式もある(特許文献2参照)。この場合、8の字状にしたベルト110の交点114はペットの胸の部分に配置される。
特許文献1と同じタイプの胴輪としては、特許文献3、特許文献4、特許文献5等がある。
実開平06−000057号公報 特開2008−131913号公報 特開2000−262178号公報:特許第3387019号 特開2004−254538号公報:特許第4200024号 特開2005−204622号公報:特許第4195395号
特許文献1と3乃至5は、ベルトを8の字状に交差させたときの交点を固定するプレートに特徴があるものであった。
交点を固定するプレートがないと、交点がペットの背中から移動してしまい、胴輪が外れてしまう場合がある。したがって、8の字状に交差させたベルトを首元と胴に回してペットを拘束するタイプの胴輪にとっては、必要な用具であると言える。
しかし、このタイプの胴輪は、装着の際に、首にかける方の環状部を大きくして首にかけ、その後首にかけた環状部を絞りながら胴に回すという手順が必要である。したがって、交差部を固定するプレートは、装着や長さ調整を行いにくくしているという課題があった。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたもので、ベルトを8の字状に交差させて交点を固定する胴輪であっても、装着前後に微調整がやり易い胴輪を提供するものである。
より具体的に本発明に係る胴輪は、
両端に雌雄連結具の雌部と雄部がそれぞれ固定され、8の字状に交差され、2つの環状部と交差部を有する本体ベルトと、
一端に締結環が固定され、前記2つの環状部を通って前記交差部を囲み、前記締結環をくぐった他端に連結環が固定された連結帯と、
前記本体ベルトに対して前記連結帯を挟んで固定される橋状帯を有することを特徴とする。
本発明に係る胴輪は、8の字状に交差された本体ベルトの交差部を連結帯で巻いただけであるので、交差部では、本体ベルトの移動が容易である。結果、ペットへの装着および装着後の微調整は、行いやすい。
一方、ペットに装着した後、連結帯に引き紐を連結させると、連結帯は交差部を絞り上げる。結果交差部は固定され本体ベルトは交差部の両側に移動できなくなり、実質的に固定されているのと同じ状態を得ることができる。
また、連結帯は本体ベルトに橋状帯で固定されるため、本体ベルトに対する交差部の位置が相対的にズレることがない。
本発明に係る胴輪の斜視図である。 長さ調節部の断面図である。 胴輪を犬に装着する状態を示す図である。 胴輪の長さ調節を説明する図である。 従来の胴輪を示す図である。 従来例で他のタイプの胴輪を示す図である。
以下に本発明に係る胴輪について図面および実施例を示し説明を行う。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態および一実施例を例示するものであり、本発明が以下の説明に限定されるものではない。以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変することができる。
図1に本発明に係る胴輪の斜視図を示す。また、図1(a)には、胴輪1の表側、図1(b)には胴輪1の裏側を示す。裏面はペットに直接触れる面である。胴輪1は、本体ベルト10と、連結帯20と橋状帯30で構成される。
本体ベルト10は、1本の帯状部材で構成される。材質は特に限定されないが、ペットの体を拘束するものであるので、肌触りは柔らかいが、伸びにくい材質(引っ張り強度が高い材質)が好適に利用できる。ペットの拘束具であるので、伸びてしまってはすぐに脱出されてしまうからである。合成繊維、布、皮、といった素材やこれらの複合素材(複層構造を含む)が好適に利用できる。
本体ベルト10の両端には、雌雄連結具12の雄部12aと雌部12bがそれぞれ結合されている。雌雄連結具12は、雄部12aが雌部12bに挿入されると、ロックされ、解除操作を行わなければ、結合解除ができない連結具である。雄部12aと雌部12bの形状は特に限定されるものではないが、ペットを引くとき若しくはペットが激しく引っ張った時にでも、結合が切れない雌雄連結具であればよい。
本体ベルト10の一部には、長さ調節部14が備えられていてもよい。図2には、バックル14a付近の断面図を示す。長さ調節部14は、本体ベルト10を一部ループ状11にし、それをバックル14aで固定したものである。なお、この場合、本体ベルト10の1本の長尺素材としての一方の切断端10tはバックル14aの近傍で固定される。雌雄連結具12の一方(本図の場合は雄部12a)は、長さ調節部14によって形成されたループ部分14Lに連結される。しかし、この場合であっても、本体ベルト10の両端は、雌雄連結具12の雄部12aと雌部12bが連結された部分であると言ってよい。
再び図1を参照する。本体ベルト10は、8の字状に交差される。本体ベルト10が交差した部分を交差部10cと呼ぶ。したがって、交差部10cを境にして本体ベルト10の環状になる部分が2か所形成される。これをそれぞれ環状部10La、環状部10Lbとする。説明のため、図1(a)の交差部10cにおいて、図面上上側になっている本体ベルト10を上側ベルト10aと呼び、下側になっている本体ベルト10を下側ベルト10bと呼ぶ。
交差部10cには、連結帯20が巻き付けられる。連結帯20は、1本の帯状部材である。本体ベルト10と同じ素材が好適に利用することができる。長さは本体ベルト10よりも短い。交差部10cで交差された本体ベルト10を囲むだけの長さがあればよいからである。
連結帯20の一端には締結環22が設けられている。締結環22は、連結帯20の一端側に設けられた環状形態である。具体的には、金属製のO環若しくはD環といった金属製環状部品が好適に用いられる。なお、締結環22は、金属製環状部品を用いなくてもよい。例えば、連結帯20の一端を円弧状に形成し、締結環22を形成してもよい。
連結帯20の一端(締結環22)は、環状部10Laと環状部10Lbの両方を通り、交差部10cを囲む。連結帯20は、交差部10cに巻き付くと言ってもよい。連結帯20の他端は、締結環22をくぐる。結果、連結帯20の他端を引けば、連結帯20は、交差部10cを絞り上げる。連結帯20の他端には、連結環24が固定される。連結環24は、D環が好適に利用される。
図1(b)を参照する。交差部10cにおいて、上側ベルト10aの裏側には、連結帯20を上側ベルト10aとで挟むように橋状帯30が設けられる。橋状帯30は、本体ベルト10と同じ素材であってよい。幅は本体ベルト10の幅10wと同じ若しくは少し狭い程度の幅であってよい。橋状帯30の一端30aは、交差部10cの手前の上側ベルト10aの裏側に固定され、他端30bは、交差部10cの後の上側ベルト10aの裏側に固定される。
結果、交差部10cでは、裏側から橋状帯30、連結帯20(の下側)、下側ベルト10b、上側ベルト10a、連結帯20(の上側)が重なることとなる。したがって、交差部10cの部分では、橋状帯30が接することとなる。
次に上記のような構成を有する胴輪1についてその動作について説明する。図3には、胴輪1の装着方法を示す。なお、雄部12aと雌部12bとの間の長さは、長さ調節部14で調節する。長さ調節部14で調節された後、環状部10Laと環状部10Lb(図3(b)参照)は、それぞれペットの首および胴に巻き付けられる(図3(a))。
まず、雌雄連結具12を解除し、環状部10Laをペットの首よりやや大きくし、ペットの首に回す。そして、環状部10Laを絞りながらペットの首回りの大きさに合わせる。交差部10cがペットの背中に来るように配置する。その後ペットの胴に回して、雌雄連結具12を連結状態にする(図3(b))。すなわち、環状部10Lbをペットの胴に巻き付ける。
最後に連結帯20の先端になる連結環24にナス環等の結合金属具50を介して引き紐52に連結する。このようにして、本発明に係る胴輪1がペットに装着される(図3(c))。
次に図4を参照して、本体ベルト10の長さ調整について説明する。すでに述べたように、そのペットに適合するように雄部12aと雌部12bとの間の長さは長さ調節部14で調整済みであるとする。
装着するペットに対する胴輪1の長さが決まってしまうと、装着時や再調整の際の微調整は、首回りの長さと胴回りの長さのトレードオフの調整でよい。つまり、首回りを絞って、胴回りを緩めるか、首回りを緩めて胴周りを絞るかである。
本発明に係る胴輪1は、上側ベルト10aと下側ベルト10bが交差部10cで固定されていないので、連結帯20を緩めると、極めて容易に環状部10Laと環状部10Lbの大きさの調節ができる。具体的には、下側ベルト10bを環状部10La側に動かせば(符号40a方向)、環状部10Laが大きくなり、環状部10Lbは小さくなる。逆に下側ベルト10bを環状部10Lb側に動かせば(符号40b方向)、環状部10Laは小さくなり、環状部10Lbは大きくなる。
また、上側ベルト10aを動かすことでも調節することができる。具体的には、上側ベルト10aを環状部10La側に動かせば(符号41b方向)、環状部10Laが大きくなり、環状部10Lbは小さくなる。逆に上側ベルト10aを環状部10Lb側に動かせば(符号41a方向)、環状部10Laは小さくなり、環状部10Lbは大きくなる。
次いで調整が終了したら、連結環24を引き、連結帯20を締め付けることで、交差部10cは固定される。連結帯20は引き紐などで引かれると交差部10cをさらに締め上げるので、交差部10cは実質的に固定されているのと等しい。
以上のように、本発明に係る胴輪1は、簡単な構造であるにもかかわらず、微調整が極めて簡単である。また一度連結帯20を引き絞ると、交差部10cと連結帯20との摩擦によって、自然に緩むことはほとんどなく、実質的に固定されているのと等しい。また、胴輪1の交差部10cの裏側には、金属部分はなく、雌雄連結具12とバックル14aにシリコンなどの可撓性を有する材料でガードすると、ペットに対するストレスは低いものとなる。
本発明に係る胴輪は犬、猫のほか、胴輪を装着できる動物であれば、好適に使用することができる。
1 胴輪
10 本体ベルト
10a 上側ベルト
10b 下側ベルト
10c 交差部
10La 環状部
10Lb 環状部
10t 切断端
10w (本体ベルトの)幅
11 ループ状
12 雌雄連結具
12a 雄部
12b 雌部
14 長さ調節部
14a バックル
14L ループ部分
20 連結帯
22 締結環
24 連結環
30 橋状帯
30a (橋状帯の)一端
30b (橋状帯の)他端
50 結合金属具
52 引き紐

Claims (2)

  1. 両端に雌雄連結具の雌部と雄部がそれぞれ固定され、8の字状に交差され、2つの環状部と交差部を有する本体ベルトと、
    一端に締結環が固定され、前記2つの環状部を通って前記交差部を囲み、前記締結環をくぐった他端に連結環が固定された連結帯と、
    前記本体ベルトに対して前記連結帯を挟んで固定される橋状帯を有することを特徴とする胴輪。
  2. 前記本体ベルトには、長さ調節部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された胴輪。
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