JP2017060452A - ペット用リード - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性が良く、重量も比較的軽く、切断や破断による不具合が発生しても、事故につながらないような工夫を施したペット用のリードを提供する。【解決手段】ペット装具に対して取り付ける第1の装具取付金具110と、第1のリード本体120と、第1の引手取付金具130と、引手140を備えた第1のリードセットと、ペット装具に対して取り付ける第2の装具取付金具210と、第2のリード本体220と、第2の引手取付金具230と、引手240を備えた第2のリードセットを備え、すべての要素が二重化されている。第1のリード本体120と第2のリード本体220が分離している構成も可能であるが、紐体である第2のリード本体220を、金属チェーンである第1のリード本体120を構成する金属輪の並びにおいて、1または複数個おきに蛇行して金属輪をくぐらせ、両者を絡めて連結する。【選択図】図2

Description

本発明は、犬等のペットを繋ぐためのリードに関する。特に、リードの各部がすべて二重化され、かつ、扱いやすい構成にまとめられたリードに関する。
従来、犬等のペットを散歩させたり繋いでおいたりする際には、ペットに取り付けた首輪にリードの先端を結合した状態で使用し、リードの他端側を持ち手として利用者が把持したり、柱や柵などに繋いでペットの行動範囲を制限したりする用途に用いられる。
リードの形状は、平帯状、より合わせ紐状、鎖状などが一般的である。ペットの運動を過度に拘束したり摩擦を与えたりしないように柔軟性を付与し、さらには引き紐にゴムなどにより伸縮機能を持たせたり、弛み過ぎないように巻き取り機構を付加したものなどもある。
従来のリードの素材としては、主たる素材として、繊維紐、革紐、金属チェーン、プラスチック繊維などの利用が多い。繊維紐や革紐は比較的丈夫である上、適度に柔らかく軽いために多用されてきた。繊維紐や革紐をペットの体格に合わせた幅、長さに合わせて構成し、その端部にペットの首や胴に合わせて装着するためのバックルや環状金具を取り付けたものが多い。
リードも発展を続けており、様々な開発がなされている。
例えば、LED発光素子を内蔵し、夜間での視認性を高めたリードも開発されている。
また、例えば、長さの調節機構を備え、係留場所の環境に応じてリードの長さを動的に調整できるものなどが知られている。
特開2002−204628号公報 特開2009−189332号公報
繊維紐や革紐は、金属製のチェーンに比べて軽く柔らかいため、ペット及び人にとって操作性がよいという利点を有している。
しかし、ペットである犬などが噛みついて、繊維紐や革紐の一部が弱体化して時には切断するなどの問題があり、また引く力の強い大型のペットの場合には、強度的に十分でない恐れがあった。
また、リードは一般に屋外で使用されるため、耐候性および耐久性を有している必要があるが、革紐や繊維紐では、経年変化が比較的大きく、耐候性および耐久性が低いという問題点もあった。
次に、金属製のものであれば、繊維紐や革紐に比べて、強度が大きく、耐久性も大きいため、噛みつきぐせがあるペットや大型犬に対しては効果的であるとされてきた。
しかしながら、金属製のチェーンは、金属疲労や錆びなどにより突然破断するという事故が起こり得ることが知られている。また、金属製のチェーンは重く、またチェーン自体が絡まりやすく可動域が小さくなってペットが身動きしにくくなったり、さらにペットの足にも絡まったりしやすいと言う問題があった。
このように、繊維紐、革紐、金属チェーンのいずれも、それぞれ優れた点があるがデメリットもあり一長一短であった。特にデメリットとしては、いずれの素材であっても切断や破断という問題があり、リードはどこか1ヶ所でも切断または破断してしまうと、ペットの行動を制約できず、ペットを制御できなくなったりペットが逃走したりする恐れがあった。
上記した特開2002−204628号公報のものは、発光紐1のコイル3bはリードではなく自由端でありペットを係留しておらずリード8が切れればペットが逃走してしまう。また、特開2009−189332号公報のものも紐のリード2が切断すると全体が解けてしまうものであった。
もし、切断や破断がないように頑丈で大径の金属チェーンとすると、確かに切断や破断の可能性はかなり小さくなるものの、重量が大きくなってしまいペットの行動を過剰に制約してしまい、ペットの健康を害することもある。また、重量が大きいと利用者自身が扱うにも不便である。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、操作性が良く、ペットにも優しいものとしつつ、もし切断や破断による不具合が発生しても、事故につながらないような工夫を施したペット用のリードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。なお、以下に記載の構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
本発明のペット用リードは、すべての要素を二重化したことを特徴とするペット用リードである。つまり、ペット装具に対して取り付ける第1の装具取付金具と、前記第1の装具取付金具につながる第1のリード本体と、前記第1のリード本体につながる第1の引手取付金具と、前記第1の引手取付金具につながる引手を備えた、第1のリードセットと、ペット装具に対して取り付ける第2の装具取付金具と、前記第2の装具取付金具につながる第2のリード本体と、前記第2のリード本体につながる第2の引手取付金具と、前記第2の引手取付金具につながる引手を備えた、第2のリードセットを備えた構成である。
上記構成により、ペット用リードのどこかの箇所が破断してしまうという不具合が発生したとしても、すべての要素が二重化されているので、破断せずに残った他の要素が繋ぎ止める働きを果たし、ペットの逃走などの事故の発生を防止できる。
ここで、上記構成において、第1のリード本体、第2のリード本体の素材は同種同士または異種同士の組み合わせが可能である。
同種同士としては、両者とも繊維紐、両者とも革紐、両者とも金属製チェーンという組み合わせが可能である。二重化されているので一方が切断または破断しても他方が残っており、リード本体としての機能を維持できる。
また、異種同士の組み合わせとしては、例えば、いずれか一方を紐体とし、他方を金属チェーンとすることができる。リード本体は、構造的強度を重視すれば金属チェーンであることが好ましいが、第1のリード本体、第2のリード本体が両方とも金属チェーンであれば、通常の金属チェーンに比べて約2倍の重量となり、ペットの負担、リードを持つ利用者の負担が大きくなってしまう。また錆び付きの進行によるチェーンの破断は同時に起こる可能性がある。一方、第1のリード本体、第2のリード本体を両方とも皮革製や繊維製の紐体とすれば、重量に関する負担が小さく抑えられるが、リード本体に対するペットの噛み付きや風雨の影響などの劣化により切断してしまう不具合が金属チェーンに比べると大きくなってしまう。そこで、両者のメリットを組み合わせる形で、一方を金属製チェーン、他方を紐体とする工夫があり得る。このように、一方を金属製チェーン、他方を紐体とすれば、重量は金属チェーン1本の場合の重量とは大きくは変わらないが、二重化されている分、強度は大きくなる。また、異なる素材であるので、紐体が劣化する要因(ペットの噛み付き等)と、金属チェーンが劣化する要因(錆付きや温度変化)などが異なるため、両者が同時に切断、破断してしまうリスクが減少する。
ここで、第1のリードセットと第2のリードセットが二重化され、両者が自由に分離した状態であれば、散歩中にリードセット間に何らかの異物が入り込んだり、ペットの足や尾がリードセット間に入り込んで絡まり合ったりなどの不具合が発生し得る。また、ペットが紐体のみに噛み付いて、やがて紐体が切断してしまう場合もあり得る。
そこで、これらの不具合発生を防止するため、第1のリード本体と第2のリード本体とをまとめる工夫がある。例えば、第1のリード本体と第2のリード本体において、紐体を金属チェーン自体の輪を利用してまとまる。つまり、金属チェーンを構成する金属輪の並びにおいて、1または複数個おきに紐体を金属輪の中を蛇行してくぐらせて行けば、両者を絡めて連結することができる。このように両者がバランス良く一体化するため、両者が分離せず、何らかの異物が入り込んだり、ペットの足や尾がリードセット間に入り込んで絡まり合ったりすることがなく、また、金属チェーンがあるためペットが紐体のみを噛み付きにくくなる。
ここで、金属チェーンと紐体との蛇行連結した構成において、紐体の一部が切断してしまった場合に起こり得る状況を想定してみる。
金属チェーンを構成する金属輪の並びにおいて、1または複数個おきに紐体を金属輪の中をくぐらせて蛇行させた構成とした場合、紐体の一部が切断してしまった場合には、その切断箇所が紐体の新たな自由端となってしまい、紐体が金属チェーンから外れてしまう。
そこで、紐体の任意の複数の箇所において、金属輪をくぐらない大きさのカシメ部材を取り付ける工夫がある。カシメ部材が紐体の適宜な箇所に存在すれば、カシメ部材は金属輪を通過できないため、切断箇所が自由端となってもカシメ部材が金属輪に対して固定されるため、紐体全体が金属チェーンから外れることがなくなる。
次に、蛇行連結する位置やカシメの位置について検討してみる。
第1のリード本体と第2のリード本体の蛇行連結において、リード本体の先端付近まで両者を蛇行させてまとめてしまうと、先端まで一体化してしまう。そうなれば、先端近くにおいて、一方をペットの首輪、他方をペットの胴輪というように分離した箇所に取り付けることができなくなり、かえって不便である。そこで、リード本体の先端付近は、両者を分離させておくため、紐体が金属輪をくぐる最先端の位置をリード本体の先端とはせず、第1の装具取付金具および第2の装具取付金具までの距離を適度に確保できる位置に抑えてマージンを確保しておく。適度なマージンが確保できれば、一方をペットの首のペット装具に取り付け、他方をペットの胴のペット装具に取り付けられる。
本発明のペット用リードによれば、ペット用リードのどこかの箇所が破断してしまうという不具合が発生したとしても、すべての要素が二重化されているので、破断せずに残った他の要素が繋ぎ止める働きを果たし、ペットの逃走などの事故の発生を防止できる。
第1のリード本体、第2のリード本体のいずれか一方を紐体とし、他方を金属チェーンとすれば両方の素材が持つメリットを組み合わすことができ、両方の素材が持つデメリットを補完し合うこともできる。
金属チェーンを構成する金属輪の並びにおいて、1または複数個おきに紐体を金属輪の中をくぐらせて通して行けば、両者をまとめて連結することができる。なお、紐体の適宜な箇所に金属輪を通過できないカシメ部材を取り付ければ、紐体が切断してもカシメ部材が金属輪に対して固定されるため、紐体全体が金属チェーンから外れることがなくなる。
実施例1にかかるペット用リード1の構成例を簡単に示す図である。 実施例2にかかるペット用リード2の構成例を簡単に示す図である。 カシメ部材250を途中の任意の箇所にも設けた構成例を示す図である。 カシメ部材250を途中の任意の箇所に設けた構成において、紐体の一部が切断してしまった状況を示す図である。 特開2009−189332号公報に開示された従来のリードを簡単に示す図である。 特開2002−204628号公報に開示された従来のリードを簡単に示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明のペット用リードの実施例を説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施例に示したものに限定されるものではないことは言うまでもない。
以下、実施例1にかかる本発明のペット用リードとして、すべての要素を二重化した構成であり、第1のリード本体が金属チェーンで、第2のリード本体が紐体であるペット用リードである構成例(分離型)を示す。
なお、金属チェーンである第1のリード本体の金属輪に対して、紐体である第2のリード本体をくぐらせて両者を絡めてまとめる構成例(蛇行連結型)は、実施例2において示す。
図1は、実施例1にかかる本発明のペット用リード1の構成例を簡単に示す図である。
図1に示すように、実施例1にかかるペット用リード1は、第1のリードセット100、第2のリードセット200を備えたものとなっている。
第1のリードセット100は、第1の装具取付金具110、第1のリード本体120、第1の引手取付金具130、引手140の各要素を備えている。
第2のリードセット200は、第2の装具取付金具210、第2のリード本体220、第2の引手取付金具230、引手240の各要素を備えている。
このように、第1のリードセット100および第2のリードセット200は、それぞれ対応する部材を備えており、ペット用リード1全体としては各要素が二重化された構成となっている。
第1の装具取付金具110および第2の装具取付金具210は、ペット装具(図示せず)に対して取り付ける金具である。金具の種類としては多様なものがあり得る。ペット装具側に設けられた部材との組み合わせで決めれば良い。いわゆるナスカン、吊りカン、平カン、Dカン、サイドリリースタイプのバックル、フロントリリースタイプのバックルなど多様なものがある。図1の構成例では、第1の装具取付金具110および第2の装具取付金具210とも、ナスカンタイプの金具となっている。
第1のリード本体120は、第1の装具取付金具110につながるリード本体であり、この構成例では金属チェーンとなっている。ペットの大きさに合わせて金属チェーンの太さ、長さを決めれば良い。
第1の装具取付金具110と第1のリード本体120との接続は両方の部材の構造に応じて適宜選択すれば良い。この例ではナスカンの輪と金属チェーンの輪の間を丈夫なリングで接続されている。
第2のリード本体220は、第2の装具取付金具210につながるリード本体であり、この構成例では繊維製の紐体となっている。第2のリード本体220の長さは第1のリード本体120に合わせたものとする。
第2の装具取付金具210と第2のリード本体220との接続は両方の部材の構造に応じて適宜選択すれば良い。この例では、紐体をナスカンの輪に通しいれてから折り返して輪を作り、カシメ部材で固定してナスカンと紐体を接続したものとなっている。
なお、この構成例では、上記のように、第1のリード本体120と第2のリード本体220の素材を、一方が金属チェーン、他方が繊維製の紐体で異種同士の組み合わせの例としたが、同種同士の場合もあり得る。例えば、両者とも繊維紐、両者とも革紐、両者とも金属製チェーンという組み合わせであっても良い。
第1の引手取付金具130は、リード本体120と引手140との間を接続する金具である。
第2の引手取付金具230は、リード本体220と引手240との間を接続する金具である。
それぞれ、金具の種類としては多様なものがあり得る。リード本体と引手側に設けられた部材との組み合わせで決めれば良い。第1の装具取付金具110や第2の装具取付金具210と同様、いわゆるナスカン、吊りカン、平カン、Dカン、サイドリリースタイプのバックル、フロントリリースタイプのバックルなど多様なものがある。図1の構成例では、第1の引手取付金具130および第2の引手取付金具230とも、ナスカンタイプの金具となっている。
なお、第1のリード本体120と第1の引手取付金具130との接続は両方の部材の構造に応じて適宜選択すれば良く、この例では、両者の間を2つのリングで接続している。
また、第2のリード本体220と第2の引手取付金具230との接続も両方の部材の構造に応じて適宜選択すれば良い。この例では、両者の間を2つのリングで接続しており、紐体を1つのリングの輪に通し入れてから折り返して輪を作り、カシメ部材で固定してリングと紐体を接続したものとなっている。もう一方のリングはナスカンと接続される。
第1の引手140および第2の引手240は、利用者が把持する部材である。利用者が把持しやすいものであれば特に限定はされないが、一般には布製、革製、プラスチック製のものなどが多く、輪になっており手首を通し入れて把持するものが多い。
図1に示した構成では、ペット用リード1は、第1のリードセット100と第2のリードセット200を備えた構成となっており、それぞれ、装具取付金具、リード本体、引手取付金具、引手の各要素が二重化されている。ペット用リード1のどこかの箇所が破断してしまうという不具合が発生したとしても、すべての要素が二重化されているので、破断せずに残った他の要素が繋ぎ止める働きを果たし、ペットの逃走などの事故の発生を防止できる。
また、第1のリード本体が金属製チェーン、第2のリード本体が紐体であり、両方の素材が持つメリットを組み合わすことができ、両方の素材が持つデメリットを補完し合うこともできる。
実施例2にかかるペット用リード2を説明する。
実施例2にかかるペット用リード2はリード本体120に対してリード本体220を絡ませてまとめた蛇行連結型の構成例である。
実施例2にかかるペット用リード2は、実施例1と同様、第1のリードセット100と第2のリードセット200を備え、それぞれ、装具取付金具、リード本体、引手取付金具、引手の各要素が二重化された構成であるが、金属チェーンである第1のリード本体の金属輪に対して、紐体である第2のリード本体をくぐらせて両者を絡めてまとめた構成例となっている。
図2は、実施例2にかかるペット用リード2の構成例を簡単に示す図である。
図2に示すように、実施例2にかかるペット用リード2も、実施例1に示したペット用リード1と同様、第1のリードセット100、第2のリードセット200を備えたものとなっている。
第1のリードセット100は、第1の装具取付金具110、第1のリード本体120、第1の引手取付金具130、引手140の各要素を備えている。
第2のリードセット200は、第2の装具取付金具210、第2のリード本体220、第2の引手取付金具230、引手240の各要素を備えている。なお、この構成例ではカシメ部材250も一部に設けられている。
このように、第1のリードセット100および第2のリードセット200は、それぞれ対応する部材を備えており、ペット用リード1全体としては各要素が二重化された構成となっている。
図2に示した、第1の装具取付金具110、第1の引手取付金具130、引手140、さらに、第2の装具取付金具210、第2の引手取付金具230、引手240の各構成要素は、実施例1に示した構成要素と同様で良く、ここでは説明を省略する。
また、第1のリード本体120は金属チェーンであり、第2のリード本体220は繊維製の紐体であり、実施例1に示したものと同様の点についての説明は省略し、実施例1では示されていない構成、特に両者の蛇行連結について詳しく説明する。
第1のリード本体120は金属チェーンであり、第2のリード本体220は紐体であるが、第1のリード本体120の金属チェーンを構成する金属輪の内径は、第2のリード本体220の紐体の外径よりも大きくなっており、第2のリード本体220の紐体を第1のリード本体120の金属輪をくぐらせることができるものとなっている。
図2に示すように、第1のリード本体120の金属チェーンを構成する金属輪の並びにおいて、第2のリード本体220の紐体を蛇行させ、1または複数個おきに金属輪の中をくぐらせて通して両者を絡めて連結せしめる。
このように、第1のリード本体120の金属輪に対して第2のリード本体220を蛇行させつつくぐらせれば、異種の素材の組み合わせで有りながら、両者が一体としてまとまる。
第1のリードセットと第2のリードセットが自由に分離した状態であれば、散歩中にリードセット間に何らかの異物が入り込んだり、リードセット同士が不規則に絡まり合ったり、ペットの足や尾がリードセット間に入り込んで絡まり合ったりすることがあり得るが、図2に示した実施例2の構成によれば、両者が機能的に一体となっており、そのような問題がない。
図2の構成例では、カシメ部材250が上下2箇所に設けられている。
カシメ部材250は、第1のリード本体120の金属チェーンの金属輪の内径よりも大きな外径を持ち、金属輪をくぐることができないものとなっている。つまり、カシメ部材250が設けられておれば、第1のリード本体120に対する第2のリード本体220の移動が制限されることとなる。第1のリード本体120に対して第2のリード本体220が蛇行して連結しているだけでは、両者が相対的にずれ動くが、カシメ部材250があれば移動が制限される。
次に、カシメ部材250が、上下2ヶ所のみならず、途中の任意の箇所にも設けた構成について説明する。
図3は、カシメ部材250を途中の任意の箇所にも設けた構成例を示す図である。
図3に示すように、カシメ部材250が、上下2ヶ所のみならず、途中の任意の箇所にも設けられている。かならずしも紐体が金属輪をくぐる度にカシメ部材250を取り付ける必要はなく、任意の箇所にてカシメ部材250を適宜設けることで良い。
カシメ部材250を途中の任意の箇所に設けた構成とした場合のメリットについて述べる。
カシメ部材250を途中の任意の箇所に設けた場合のメリットは、紐体の一部が切断してしまった場合でもペット用リード2がリードとしての機能を維持しやすい点である。
図4は、カシメ部材250を途中の任意の箇所に設けた構成において、紐体の一部が切断してしまった状況を示す図である。図4に示すように、カシメ部材250が紐体の適宜な箇所に存在すれば、カシメ部材250は金属輪を通過できないため、切断箇所が自由端となってもカシメ部材250が金属輪に対して引っ掛かって固定されるため、紐体である第2のリード本体220はそのカシメ部材250の位置で一時的に固定され、第2のリード本体220全体が金属チェーンである第1のリード本体120から外れることがなくなる。
次に、第1のリード本体120と第2のリード本体220の連結における先端部分の取扱いについて述べる。
第1のリード本体120と第2のリード本体220の連結において、リード本体の先端まで両者をまとめてしまうと、ペットの首輪と胴輪のように分離した箇所に取り付けることができなくなり、かえって不便である。そこで、第1のリード本体120と第2のリード本体220の先端付近は両者を分離させておくため、紐体が先端からみて最初にくぐる金属輪として、金属チェーン先端付近の金属輪とはせず、数個または十数個ほど後方の金属輪に対してくぐらせれば、第1の装具取付金具および第2の装具取付金具までの距離が適度に確保される。
以上、実施例2に示したペット用リード2は、第1のリードセット100と第2のリードセット200を備えた構成となっており、それぞれ、装具取付金具、リード本体、引手取付金具、引手の各要素が二重化されており、重量の増加を招くことなく強度を向上せしめ、たとえ一方が切断または破断しても、他方によりペットを繋ぎ止めておくことができる。
さらに、金属チェーンを構成する金属輪の並びにおいて、1または複数個おきに紐体を金属輪の中をくぐらせて通して蛇行させているので、両者が適度にまとまった状態で連結することができる。また、紐体の適宜な箇所に金属輪を通過できないカシメ部材を取り付ければ、紐体が切断してもカシメ部材が金属輪に対して固定されるため、紐体全体が金属チェーンから外れることがなくなる。
以上、本発明のペット用リード1の好ましい実施例を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明のペット用リードは、犬等のペットを繋ぐためのリードとして広く適用することができる。
1,2 ペット用リードセット
100 第1のリードセット
110 第1のペット装具取付金具
120 第1のリード本体
130 第1の引手取付金具
140 第1の引手
200 第2のリードセット
210 第2のペット装具取付金具
220 第2のリード本体
230 第2の引手取付金具
240 第2の引手
250 カシメ部材

Claims (5)

  1. ペット装具に対して取り付ける第1の装具取付金具と、前記第1の装具取付金具につながる第1のリード本体と、前記第1のリード本体につながる第1の引手取付金具と、前記第1の引手取付金具につながる引手を備えた、第1のリードセットと、
    ペット装具に対して取り付ける第2の装具取付金具と、前記第2の装具取付金具につながる第2のリード本体と、前記第2のリード本体につながる第2の引手取付金具と、前記第2の引手取付金具につながる引手を備えた、第2のリードセットを備え、
    すべての要素を二重化したことを特徴とするペット用リード。
  2. 前記第1のリード本体か前記第2のリード本体のいずれか一方を紐体とし、他方を金属チェーンとした請求項1に記載のペット用リード。
  3. 前記第1のリード本体と前記第2のリード本体において、前記紐体を、前記金属チェーンを構成する金属輪の並びにおいて、1または複数個おきに蛇行して前記金属輪をくぐらせ、両者を絡めて連結したことを特徴とする請求項2に記載のペット用リード。
  4. 前記紐体の任意の複数の箇所において、前記金属輪をくぐらない大きさのカシメ部材を取り付けたことを特徴とする請求項3に記載のペット用リード。
  5. 前記第1のリード本体と前記第2のリード本体の連結において、前記紐体を前記金属輪にくぐらせた最先端の位置と、前記第1の装具取付金具および前記第2の装具取付金具までの距離が、前記ペットの首の前記ペット装具と胴の前記ペット装具の両者に分離できる程度の距離が確保されたものである請求項3または4に記載のペット用リード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018046789A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 倫暘股▲ふん▼有限公司 ペットのリード構造

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