JP6764974B1 - 内照式照明装置及びその照明装置の透光性表面材取り付け用構成体 - Google Patents
内照式照明装置及びその照明装置の透光性表面材取り付け用構成体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6764974B1 JP6764974B1 JP2019087917A JP2019087917A JP6764974B1 JP 6764974 B1 JP6764974 B1 JP 6764974B1 JP 2019087917 A JP2019087917 A JP 2019087917A JP 2019087917 A JP2019087917 A JP 2019087917A JP 6764974 B1 JP6764974 B1 JP 6764974B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- translucent
- frame
- lighting device
- internally illuminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 130
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 3
- 241001648319 Toronia toru Species 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 23
- 239000012769 display material Substances 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 11
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 10
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 10
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 7
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 6
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 5
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 5
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 5
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 4
- 239000010408 film Substances 0.000 description 4
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 4
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 4
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 3
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 3
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011190 CEM-3 Substances 0.000 description 2
- 241000723353 Chrysanthemum Species 0.000 description 2
- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 2
- 229920002799 BoPET Polymers 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 1
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 1
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 1
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
Description
内照式看板の多くは直下型バックライト形式の看板であり、従来、光源部材が堅牢な構造の筐体に内蔵されている場合が多かった(特許文献1及び2)。
そのため、蛍光灯内蔵の特許文献1では広告表示部(電飾看板部4)が、例えば200mm程度と厚くなり、その結果宣伝効果に直結する見栄えが優れず、また堅牢な構造と相俟って看板全体として重くなるため取扱い作業性が悪いものが多かった。更に、表示材が蛍光灯に近い部分と遠い部分とでは明暗に差が生じる点も問題とされていた。
更に、上記区域における使用に本来必要な建築基準法上の不燃性を備えると共に、薄く取扱い作業性も比較的良好で、明暗のムラが小さくて見栄えが良い大型の内照式表示装置は、実際上知られていなかった。
一方、本発明者は、内照式照明装置の開発過程で、断面が同じフレーム部材を複数組み立てて開口部が形成された方形フレームを用いた際に、例えば断面が大凡L字型のフレーム部材の場合、特に、長尺の方形フレームを形成する場合は、作業中に不測の力、特に曲げの力が加わった際にフレームに変形を生じる場合があるという知見を得た。
本発明は、光源としてLEDを用いた内照式照明装置と比較しても、装置全体が比較的薄いため、長尺であっても良好な作業性を確保できる程度の剛性及び質量を有し且つ明暗のムラが小さくて見栄えが良く広告宣伝効果が高いという点で、種々の面でバランスの取れた効果を奏し得る内照式照明装置を提供することを目的とする。
更に、上述の内照式照明装置を容易に提供し得る、内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体を提供することを目的とする。
[1]直下型バックライト形内照式照明装置であって、断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームと、前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に透光性表面材が取り付けられた透光部と、前記透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部とを備えてなり、
前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmである内照式照明装置、
[2]前記フレーム部材の肉厚が1.3mm〜3.0mmである前記[1]記載の内照式照明装置、
[3]前記断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が、その垂直辺部分の一部が斜辺部分に向かう側方に陥没して底辺部分に略平行な、透光性表面材の周縁部の挿入が可能な表面材係止溝が形成されている[1]又は[2]記載の内照式照明装置、
[4]直下型バックライト形内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体であって、
断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームに、
前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に取り付けられる透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部を備えてなり、
前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmであることを特徴とする内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体、及び
[5]直下型バックライト形内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体であって、
断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームに、
前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に取り付けられる透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部を備えてなり、
前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmである前記[2]又は[3]記載の内照式照明装置の、透光性表面材取り付け用構成体、に関する。
本発明は、このような構成により以下のような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、透光性表面材を、長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部を備えてなる直下型バックライト形内照式照明装置であるので、光源として蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄く構成される結果、軽量で取扱い作業性が良好であって明暗のムラが小さい大型内照式照明装置が提供される。また、蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために軽量であっても、断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームを用いるので、比較的剛性が高く不測に長尺フレームに変形を生じ難く、この点で組立て作業性及び組立て後の取扱い作業性が良好な大型内照式照明装置が提供される。
請求項4記載の発明によれば、直下型バックライト形内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体であって、断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームに、前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に取り付けられる透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部を備えてなり、前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmであるので、透光性表面材を、前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に取り付けるだけで、容易に、上述の効果を奏する直下型バックライト形の大型内照式照明装置を提供できる。
フレーム部材の断面が中空の「直角三角形状」であるとは、厳密な意味での閉じた直角三角形状でなくてもよく、断面が中空で外形が大凡直角三角形状を呈していることにより、高い剛性を発揮できればそれで足りる。
透光部は、フレーム部材から方形に組み立てられて形成された長尺フレームの開口部の表面側を覆うように透光性表面材が取り付けられた構成とされる。照明部においては、長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールが透光性表面材の裏面側から発光して透光性表面材を照明する。長尺フレームの内側とは、開口部の内側を意味し、後述の第1、第2実施形態でより具体的に説明する。
本発明においては、複数のLEDを平面的に配列した平面的LEDモジュールが用いられる。
照明用LEDチップは、通常、発光角度が105°〜160°のチップが用いられるが、前記広角発光LEDチップは、発光角度が105°〜130°の範囲で同一であることが好ましい。また、形状は平面丸型又は角形の表面実装型(SMD型)が好ましく、配設個数は、内照式照明装置の通常の大きさから20個以上が好ましい。また、20個〜250個を1ユニットとしてモジュール化し、必要により複数ユニット使用すると、配線・取付けをより簡便にすることができる点で、好ましい。
透光性表面材として表面に文字、図柄や画像等を表示できるようにされた透光性表示材が用いられている場合、光源として蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために、軽量で取扱い作業性が良好であって明暗のムラが小さくて見栄えが良く広告・宣伝等の効果の高い大型内照式照明装置が提供される。
その結果、本発明においては断面が中空の直角三角形状のフレーム部材を構成体の一として用いる。底辺部分と斜辺部分とがなす角度θは、機械的・強度的見地及び光学的見地から、通常、55°〜70°とされ、好ましくは65°〜70°とされる。
本発明におけるフレーム部材の材質は上述の通りアルミニウム又はアルミニウム合金が好ましく、その厚さは1.3〜3.0mmが好ましく、1.5〜2.5mmがより好ましい。薄すぎると不測の力が加わった際にフレームに変形を生じる場合があり、組立て作業性及び組立て後の取扱い作業性が低下し、厚すぎると必要以上の剛性を発揮する一方、質量が大きくなって組立て作業性及び組立て後の取扱い作業性が低下する。
開口部が形成されたフレームが長尺であるので、形成された開口部を覆うようにフレームの表面側に取り付けられた透光性表面材も長尺となり、本発明は内照式大型照明装置と言い得る。ここで長尺とは、組み立てられたフレームの縦横の少なくとも一方の辺が110cm程度以上、更には120cm程度以上であることを意味する。この場合でも、比較的剛性が高く不測にフレームに変形を生じ難い点で有利な内照式大型照明装置を提供することができる。
断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が、その表面側における頂点部に対応する部分が垂下して、透光性表面材の周縁部の挿入が可能な表面材係止溝が形成されている場合、透光性表面材の長尺フレームへの取り付けが容易な大型内照式照明装置が提供される。
透光性表面材の厚さは、材質、用途やフレーム部材に形成された表面材係止溝の幅にも依るが、0.05mm〜5mmが好ましく、0.1mm〜3.5mmがより好ましい。透光性表面材の透光率は、通常40%〜60%とされ、40%〜50%が好ましく、42%〜47%が更に好ましい。40%未満であると内照式照明装置として、特に電飾看板として有効な照度や発色が得られなくなることがあり、また60%を超えるとLEDの光源の存在や配置が目立ってしまい、照明、広告や意匠のイメージを損なうことがある。
壁面に固定するには、フレーム及び必要によりLEDモジュールの基板に事前に孔を開けておくか直接孔を開けて、壁に直接ビス・ネジ止めする方法が例として挙げられる。また、壁面に据え付けるには、壁に予めL字型金具を固定して置いて、そのL字型金具にボルト・ナットやネジ・ビスなどの周知の固定具で内照式照明装置を固定する方法が例として挙げられる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の説明図であり、(a)は透光性表面材5及びLEDモジュール7の一部を破断した内照式照明装置1の平面図、及び(b)は、(a)におけるX−X線断面図であるが、便宜上、後述するL字型連結具18を省略して、フレーム部材2のみの断面を表したものである。また、図2は、図1(a)におけるY−Y線断面図である。
尚、斜辺部分2Bの現在図示されている先端2bをフレーム部材2の表面側の頂点部分と考えるならば、表面材係止溝11はフレーム部材2の表面側における頂点部分の外側に形成されているとも言い得る。
ガラスコンポジット基板(規格名称CEM−3)13、は切り揃えたガラス繊維を重ねてエポキシ樹脂を含浸してなるリジッド基板であり、表面には白色LEDチップ(配光角度約120°〜160°)12が実装されており、図示を省略したプリント配線や、コネクター7aと共にLEDモジュール7を構成している。
本発明においては長尺フレームの内側で且つ裏面側にLEDモジュールを配設する。長尺フレームの内側とは、図1(b)において、基板係止溝13aを構成する延伸板15及び連結具係止溝18bを構成する延伸部16bの下側外形線の延長線より上方であって、且つ、垂直辺部分2Cより右方の部分を意味する。また、長尺フレームの裏面側とは、紙面における上下の方向を示す意味で、フレーム部材2の底辺部分2A側、または延伸板15、延伸部16b側を意味する。以上により、LEDモジュールが長尺フレームの外側に突出して設けられることはなく、内照式照明装置21は全体として薄さが保持される。
具体的には、図8のように、先ず左右の縦フレーム部材9a,9bに各々L字型連結具18を挿入・係止した後、右縦フレーム部材9bはL字型連結具18の一部が突き出た状態のままとし、左縦フレーム部材9aには、右縦フレーム部材9bのように一部が突き出た状態のL字型連結具18を上下の横フレーム部材10a,10bの連結具係止溝18bに挿入・係止する(上下の横フレーム部材10a,10bの連結具係止溝18bをL字型連結具18の一部が突き出た部分に挿入・係止する)。次いで、右縦フレーム部材9bに一時的に係止されて一部が突き出た状態のL字型連結具18、18を矢印の如く上下の横フレーム部材10a,10bの連結具係止溝18bに挿入・係止するのである。
上記リジッド基板(CEM−3)13は、図2に示される通り端部が基板係止溝13aに挿入されて係止される。
このようにして、本願の第2の発明である、内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体40が完成される。即ち、透光性表面材取り付け用構成体40は、開口部が形成された長尺フレーム4と照明部8を備えてなる。この透光性表面材取り付け用構成体40の内、長尺フレーム4の質量はL字型連結具18を含めて約3.9kgと照明装置のフレームとしては比較的軽量であるが剛性があり、組立て作業性及び組立て後の取扱い作業性が良好であった。
この不燃性を備えたシートの周縁部5aには図3に示す通り、厚さ3mmのシリコーンゴム押し出し製品である弾性係止片5b(巾12mmの帯状片、デュロメータによる硬さ60、(株)サンポリマー製)を縫製しているので、表面材係止溝11への挿入・係止及び抜出しが容易である。
この場合、表面材係止溝11を構成する垂直辺部分の上方部分2uや斜辺部分の垂下壁2dの内側部分の何れか一方若しくは両方に、部分的な突起を設けたり、連続的な凹凸を設けると、透光性表面材5がこれらに引っ掛かり、展張・張り、の調整が容易となる。
本発明内照式照明装置1は、断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が構成体として方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームを用いており、装置全体が薄いため、長尺であっても良好な作業性を確保できる程度の剛性及び質量を有し且つ明暗のムラが小さくて見栄えが良く照明効果が高い。特に、薄く、組立作業性及び組立後の取扱い作業性が良い点で、建築物の外壁面、間仕切り、店舗の表示用壁面、交通機関の駅構内・地下街及び映画館の壁面など、壁面取付け型(壁面据え付け型・壁面固定型)の大型内照式照明装置として好適に供される。
壁面に固定するには、フレーム及び必要により基板に事前に孔を開けておくか直接孔(図示せず)を開けて、壁に直接ビス・ネジ止めする方法が例として挙げられる。また、壁面に据え付けるには、壁に予めL字型金具(図示せず)を固定して置いて、そのL字型金具にボルト・ナットやネジ・ビスなどの周知の固定具で内照式照明装置を固定する方法が例として挙げられる。
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態の説明図であり、(a)は透光性表面材25及びLEDモジュール27の一部を破断した内照式照明装置21の平面図、及び(b)は、(a)におけるX2−X2線断面図であるが、便宜上、フレーム部材22のみの断面を表したものである。尚、図6も含め、第2実施形態では図示の仕方や構成が第1実施形態と共通もしくは類似する場合が多いので、符号も、第1実施形態における符号と対応可能なものは、機械的に20番代又は30番代の符号を付与した。細かい説明は第1実施形態と同様の場合は、省略して簡略化する。
フレーム部材22の厚さは、斜辺部分22Bと底辺部分22Aとの交差部及び斜辺部分22Bの表面側先端22bに形成される膨満部を除いて、2.0mmである。
角度θが通常、55°〜70°とされる点は、第1実施形態と同様であるが、本発明において、より好ましくは65°〜70°である。
LEDチップ32は、発光角度(いわゆるビュー角)が約110度で形状が平面角形の表面実装型(SMD型)(日亜化学工業社製NSSW100D、白色)を用いたが平面丸型であってもよい。このようなLEDモジュールは、例えば株式会社▲高▼天のPライトとして入手することができる。
本発明においては長尺フレームの内側で且つ裏面側にLEDモジュールを配設する。長尺フレームの内側とは、図5(b)において、基板係止溝33aを構成する延伸板35及び連結具係止溝38bを構成する延伸部36bの下側外形線の延長線より上方であって、且つ垂直辺部分22Cより右方の部分を意味する。また、長尺フレームの裏面側とは、紙面における上下の方向を示す意味で、フレーム部材22の底辺部分22A側、または延伸板35、延伸部36b側を意味する。以上により、LEDモジュールが長尺フレームの外側に突出して設けられることはなく、内照式照明装置21は全体として薄さが保持される。
尚、38aは止めネジである。
上下横フレーム部材20a,20bを例えば各1/2長の部材を2本ずつ使用するような場合は、図示しない平板状の連結具をも、直線的に付き合わせた部分において連結具係止溝38bに挿入・係止して連結する。アルミ板20が裏打ちされた上記フィルム状基板33は、図6に示される通り端部が基板係止溝33aに挿入されて係止される。
このようにして、本願の第2の発明である、内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体50が完成される。即ち、透光性表面材取り付け用構成体50は、開口部が形成された長尺フレーム24と照明部28を備えてなる。この透光性表面材取り付け用構成体50の内、長尺フレーム24の質量はL字型連結具38を含めて約3.1kgと比較的軽量であるが剛性があり、組立て作業性及び組立て後の取り扱い作業性が良好であった。
基板33の端縁近くの位置でフレーム24に隣接する位置に配列されたLEDチップ32による光束の透過光も照明ムラが生じることなく、菊の模様は見栄え良く鮮明に映しだされ、全体として意匠性に優れたものであった。
本発明内照式照明装置21は、断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が構成体として方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームを用いており、装置全体が薄いため、長尺であっても良好な作業性を確保できる程度の剛性及び質量を有し且つ明暗のムラが小さくて見栄えが良く広告宣伝効果が高い。特に、薄く、組立作業性及び組立後の取扱い作業性が良い点で、建築物の外壁面、間仕切り、店舗の表示用壁面、交通機関の駅構内・地下街及び映画館の壁面など、壁面取付け型(壁面据え付け型・壁面固定型)の大型内照式照明装置として好適に供される。
壁面に固定するには、フレーム及び必要により基板に事前に孔を開けておくか直接孔(図示せず)を開けて、壁に直接ビス・ネジ止めする方法が例として挙げられる。また、壁面に据え付けるには、壁に予めL字型金具を固定して置いて、そのL字型金具(図示せず)にボルト・ナットやネジ・ビスなどの周知の固定具で内照式照明装置を固定する方法が例として挙げられる。
図10は更に他の実施形態におけるフレーム部材の断面図である。フレーム部材2´(図面上、符号未付与)は、底辺をなす部分(底辺部分)2A´と斜辺をなす部分(斜辺部分)2B´とのなす角度θが、第1実施形態と同じ約57°に形成されている。表面材係止溝11´は、斜辺部分2B´の上端2b´(垂直辺部分2C´の上端2c´)には設けられておらず、垂直辺部分2C´の中央部が斜辺部分2B´に向かうように、即ち右側方に陥没する如く、底辺部分2A´に平行に形成されている。表面材係止溝11´の出入口部分(垂直辺部分2C´に近い部分)には、溝11´に挿入した表面材が抜けにくくなるように、返し(突起)状体30が設けられている。
またフレーム部材2´の下部には、第1及び第2実施形態と同様、基板係止溝13a´及び連結具係止溝18b´が設けられている。
2、22、2´ フレーム部材
2A、22A、2A´ 底辺をなす部分(底辺部分)
2a、22a 延伸部
2B、22B、2B´ 斜辺をなす部分(斜辺部分)
2b、22b、2b´ 上端
2d、22d、 垂下壁
2C、22C、2C´ 垂直辺部分
2c、22c、2c´ 上端
2u、22u 上方部分
3、23 開口部
4、24 長尺フレーム
5、25 透光性表面材(透光性表示材)
5a、25a 周縁部
5b、25b 弾性係止片
6、26 透光部
7、27 LEDモジュール
7a コネクター
8、28 照明部
9a、29a 左縦フレーム部材
9b、29b 右縦フレーム部材
10a、20a 上横フレーム部材
10b、20b 下横フレーム部材
11、31、11´ 表面材係止溝
11a、31a 係止溝底部
12、32 LEDチップ
13、33 基板
13a、33a、13a´ 基板係止溝
14、34 斜辺部分下端の垂下壁
15、35 垂下壁の左右延伸板
16、36 垂直辺部分のL型延伸部
16a、36a 垂下壁
16b、36b 延伸部
17 ポリ塩化ビニルフィルム(透明プラスチックフィルム)
18、38 L字型連結具
18a、38a 止めネジ
18b、38b、18b´連結具係止溝
19 プリント配線
20 アルミ板
20a 接着剤層
30 返し(突起)
40、50 透光性表面材取り付け用構成体
Claims (5)
- 直下型バックライト形内照式照明装置であって、
断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームと、
前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に透光性表面材が取り付けられた透光部と、
前記透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部とを備えてなり、
前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmであることを特徴とする内照式照明装置。 - 前記フレーム部材の肉厚が1.3mm〜3.0mmである請求項1記載の内照式照明装置。
- 前記断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が、その垂直辺部分の一部が斜辺部分に向かう側方に陥没して底辺部分に略平行な、透光性表面材の周縁部の挿入が可能な表面材係止溝が形成されている請求項1又は2記載の内照式照明装置。
- 直下型バックライト形内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体であって、
断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームに、
前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に取り付けられる透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部を備えてなり、
前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmであることを特徴とする内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体。 - 直下型バックライト形内照式照明装置の透光性表面材取り付け用構成体であって、
断面が中空の直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームに、
前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に取り付けられる透光性表面材を、前記長尺フレームの内側で且つ裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部を備えてなり、
前記LEDモジュールが平面的モジュールであって、このLEDモジュールのLEDチップの表面と前記透光性表面材の表面との間隔が30mm〜60mmである、請求項2又は3記載の内照式照明装置の、透光性表面材取り付け用構成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019087917A JP6764974B1 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | 内照式照明装置及びその照明装置の透光性表面材取り付け用構成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019087917A JP6764974B1 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | 内照式照明装置及びその照明装置の透光性表面材取り付け用構成体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6764974B1 true JP6764974B1 (ja) | 2020-10-07 |
JP2020184448A JP2020184448A (ja) | 2020-11-12 |
Family
ID=72706660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019087917A Active JP6764974B1 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | 内照式照明装置及びその照明装置の透光性表面材取り付け用構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6764974B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2603458B (en) * | 2021-01-20 | 2023-11-22 | United Aluminium Ltd | A light box |
KR102467411B1 (ko) * | 2021-01-25 | 2022-11-16 | 주식회사 에스제이하이테크 | 투명 플렉서블 디스플레이 패널을 구비한 미디어 파사드 시스템 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1165503A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-09 | Kazuya Ishikawa | 内照式電飾看板の展張方法 |
JP3656999B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2005-06-08 | 株式会社スガモトテント | 電飾広告塔の帆布製表示パネル |
JP2005345539A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Aps:Kk | 額縁付の広告装置 |
JP3172829U (ja) * | 2011-10-24 | 2012-01-12 | 株式会社中川堂 | 広告装置 |
JP5724080B2 (ja) * | 2012-09-12 | 2015-05-27 | 株式会社▲高▼天 | 内照式スタンド看板 |
JP3201154U (ja) * | 2015-09-11 | 2015-11-19 | アドマックス株式会社 | 幕状体保持装置 |
JP6624869B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2019-12-25 | 株式会社昭栄美術 | 照明付ディスプレイ装置及び照明付ディスプレイ装置用枠体 |
JP6713648B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2020-06-24 | 株式会社日本パーカーライジング広島工場 | 表示装置 |
-
2019
- 2019-05-07 JP JP2019087917A patent/JP6764974B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020184448A (ja) | 2020-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101093653B1 (ko) | 면발광체 및 이것을 조립하여 이루어지는 내조식 간판 | |
CN102157117B (zh) | 灯箱 | |
KR101459310B1 (ko) | 투명전광판의 고정장치 | |
KR20090019708A (ko) | 디스플레이 장치 | |
US20090086504A1 (en) | Backlit erasable writing board | |
JP2011028996A (ja) | Led光源ユニット、面状照明装置及び看板 | |
JP2010286600A (ja) | 両面発光体並びにこれを組み込んで成る両面広告型内照式看板 | |
JP5049945B2 (ja) | 看板、ディスプレイ、表示板、照明パネル等の大判背面照明装置 | |
EP3263972B1 (en) | Display device | |
JP6764974B1 (ja) | 内照式照明装置及びその照明装置の透光性表面材取り付け用構成体 | |
CN103672588B (zh) | 一种背光模组及显示装置、电视机 | |
US20160045037A1 (en) | Transparent display device | |
CN217982493U (zh) | 一种收银机摄像头上的发光灯牌结构 | |
CN214847587U (zh) | 一种组合式应急标志灯具 | |
KR101262810B1 (ko) | 박형 경량의 도광판 기반 엘이디 면조명기구 | |
JP2000338908A (ja) | 面発光装置と該装置を用いた表示板 | |
CN212624697U (zh) | 一种灯箱 | |
CN212694223U (zh) | 一种直下式的车载背光源模组及显示装置 | |
KR20090102381A (ko) | 도광판을 이용한 사인 및 조명 장치 | |
JP6510026B1 (ja) | 内照式照明装置 | |
KR200456636Y1 (ko) | 측면발광 엘이디를 이용한 조명장치 | |
CN221175197U (zh) | 一种背光模组的胶架、背光模组及液晶显示装置 | |
JP2006058828A (ja) | 表示装置およびその光源 | |
WO2022181209A1 (ja) | 発光装置 | |
KR20190141049A (ko) | 디스플레이 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6764974 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |