JP6510026B1 - 内照式照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源として蛍光灯を用いた場合と比較して装置全体が薄く、一方、比較的剛性が高く変形を生じ難いために、軽量で取扱い作業性が良好であり、明暗のムラが小さい内照式照明装置を提供する。【解決手段】内照式照明装置1は、断面が中空の三角形状のフレーム部材2からなる上下横フレーム部材10a、10b及び左右縦フレーム部材9a、9bが方形に組立てられ開口部3が形成されたフレーム4と、開口部を覆うようにフレームの表面側の溝11に透光性表面材5が取り付けられた透光部6と、フレーム4の裏面側に配設され、表面材5を基板13とLEDモチップ12を含むLEDモジュール7によって表面材5の裏面側から照明する照明部8とを備えてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、断面が中空三角形状のフレーム部材からなるフレームに透光性表面材が取り付けられた内照式照明装置に関し、透光性表面材が表面に文字、図柄や画像等を表示できるようにされた透光性表示材である場合は、内照式標識、内照式広告、内照式看板又は内照式サイン等と称され得る照明装置に関する。
内照式看板は、表示材の背面に設置された光源による透過光によって表示内容を見せる、バックライト形式の看板であり、光源としての複数本の蛍光灯が堅牢な構造の箱状体に内蔵されている場合が多かった(特許文献1)。そのため、蛍光灯内蔵の広告表示部分(電飾看板部分)が、例えば200mm程度と厚くなり、その結果宣伝効果に直結する見栄えが優れず、また堅牢な構造と相俟って看板全体として重くなるため取扱い作業性が悪いものが多かった。更に、表示材が蛍光灯に近い部分と遠い部分とでは明暗に差が生じる点も問題とされていた。
一方、長寿命で省エネルギーという観点から、蛍光灯設置スペースにそのまま配置可能な、直管蛍光灯形のLEDランプが提案されている(特許文献2)。
しかし、直管蛍光灯形のLEDランプは、蛍光灯のソケットを用いて従来の蛍光灯と置き換えると、暗く感じるものであり、上記蛍光灯を用いた看板の明暗のムラは、単に蛍光灯の代りに直管蛍光灯形LEDランプを用いただけで改善されるとの知見は得られていなかった。
他方、内照式看板は、広告・宣伝機能に加えて照明機能も有するため、交通機関の駅構内・地下街や映画館の壁面等においても高い需要があり、これらの区域では比較的大型の表示装置が用いられる場合が多い。係る大型内照表示装置においても、光源としては蛍光灯が多く用いられている(特許文献3)ため、
明暗のムラが大きくて見栄えが優れないものであった。
更に、上記区域における使用に本来必要な建築基準法上の不燃性を備えると共に、薄く取扱い作業性も比較的良好で、明暗のムラが小さくて見栄えが良い大型の内照式表示装置は、実際上知られていなかった。
特開2003−66876 特開2010−140843 特開平7−152333
本発明は、上記背景技術に鑑みて、光源として蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために、軽量で取扱い作業性が良好であって明暗のムラが小さい内照式照明装置を提供することを目的とする。
一方、本発明者は、内照式照明装置の開発過程で、断面が同じフレーム部材を複数組み立てて開口部が形成された方形フレームを用いた際に、例えば断面が大凡L字型のフレーム部材の場合は、特に、長尺の方形フレームを形成する場合は、作業中に不測の力、特に曲げの力が加わった際にフレームに変形を生じる場合があるという知見を得た。
発明者のこのような経験から、本発明は、蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために軽量であっても、比較的剛性が高く不測にフレームに変形を生じ難く、この点で組立て作業性が良好な内照式照明装置を提供することを目的とする。
又、本発明は、表面に文字、図柄や画像等を表示できるようにされた透光性表示材を用いた場合、光源として蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために、軽量で取扱い作業性が良好であって明暗のムラが小さくて見栄えが良く広告宣伝効果の高い内照式照明装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
[1] 断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームと、前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に透光性表面材が取り付けられた透光部と、前記透光性表面材を前記長尺フレームの裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部とを備えてなり、前記断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材における表面側の頂点部に対応する部分が垂下して、透光性表面材の周縁部の挿入が可能な表面材係止溝が形成されていて、前記透光性表面材の周縁部に弾性係止片が取着されており、前記上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、L字型連結材により方形に組み立てられてなることを特徴とする内照式照明装置、
[2] 前記透光性表面材が透光性表示材である前記[1]記載の内照式照明装置、
[3] 前記長尺フレームを組み立てた際に、水平な底辺をなす部分と開口部に向かって斜辺をなす部分とが形成する角度θが55°〜70°である前記[1]又は[2]記載の内照式照明装置、
[4] 前記LEDモジュールが、フィルム状基板上に碁盤格子状に多数配設されて電気的に接続された広角発光LEDチップの上に、透明プラスチックフィルムが被覆されてなるユニットを備えてなる前記[1]ないし[3]何れか1に記載の内照式照明装置、
[5] 前記透光性表面材が、布帛、樹脂フィルム、樹脂シート、又は、和紙を樹脂でコーティングした素材である前記[1]ないし[4]何れか1に記載の内照式照明装置、及び
[6] 前記布帛が、ガラス繊維製の基布表面に難燃性樹脂を含浸させた不燃性を備えてなる前記[5]に記載の内照式照明装置、に関する。
本発明は、係る構成により以下のような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、光源として蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために、軽量で取扱い作業性が良好であって明暗のムラが小さい内照式照明装置が提供される。更に、蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために軽量であっても、断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として用いられているので、開口部が形成されたフレームと透光性表面材が長尺であっても、比較的剛性が高く不測にフレームに変形を生じ難く、この点で組立て作業性及び組立て後の取扱い作業性が良好な大型内照式照明装置が提供される。また、断面が中空の三角形状が直角三角形状であるので、方形に組み立てられた長尺フレームの平面視において、開口部を覆うように長尺フレームの表面側に取り付けられた透光性表面材によって直角三角形状の斜辺が覆われて、直角を形成する立辺(垂直辺)以外に辺が現れることが無く、美観上好ましい内照式照明装置が提供される。
また、上記長尺フレームは、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、L字型連結材により方形に組み立てられてなるので、組み立てが容易で且つ堅固に組み立てられた内照式照明装置が提供される。
また、断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材における表面側の頂点部に対応する部分が垂下して、透光性表面材の周縁部の挿入が可能な表面材係止溝が形成されていて、透光性表面材の周縁部に弾性係止片が取着されているので、弾性係止片によって周縁部が表面材係止溝に確実・容易に係止されるため、透光性表面材のフレームへの取り付けがより確実・容易な内照式照明装置が提供される。
請求項2記載の発明によれば、表面に文字、図柄や画像等を表示できるようにされた透光性表示材が用いられているので、光源として蛍光灯を用いた場合と比較して、装置全体が薄いために、軽量で取扱い作業性が良好であって明暗のムラが小さくて見栄えが良く広告・宣伝等の効果の高い内照式照明装置が提供される。
請求項3記載の発明によれば、直角三角形状の角度について、底辺部分と斜辺部分とがなす角度θ(図1(b)、図5(b)参照)が55°〜70°とされているので、機械的・強度的見地及び光学的見地から好ましいフレーム部材によって組み立てられた長尺フレームを備え、堅固に組み立てられた後の取扱い作業性が良好な内照式照明装置が提供される。また、組立てが容易で作業性が良く、光学的見地からも好ましい内照式照明装置が提供される。
請求項記載の発明によれば、LEDモジュールが、フィルム状基板上に碁盤格子状に多数配設されて電気的に接続された広角発光LEDチップの上に、透明プラスチックフィルムが被覆されてなるユニットを備えてなるものであるので、透光性表面材を均一に照らすことができる内照式照明装置が提供される。透光性表面材が透光性表示材の場合は、広告・宣伝効果に直結する、表示材に表された文字や絵柄の見栄えに優れた内照式照明装置が提供される。
本発明において、透光性表面材の表面とLEDモジュールを構成するLEDチップとの間隔が約30mm〜約60mmである場合は、後述の第1実施形態及び第2実施形態に例示されるように、薄く、且つ透光性表面材を均一に照らすことができる内照式照明装置が提供される点で好ましい。透光性表面材が透光性表示材の場合は、広告・宣伝効果に直結する、表示材に表された文字や絵柄の見栄えに優れた内照式照明装置が提供される点で好ましい
請求項記載の発明によれば、光透過性表面材が、布帛、樹脂フィルム、樹脂シート、樹脂板、又は、和紙を樹脂でコーティングした素材であるので、光透過性表面材の各々の材質の特性に応じた効果を奏する。例えば、工芸和紙を塩化ビニル樹脂等でコーティングした素材の場合は、耐久性に優れ、和紙の美しさをそのまま保持したインテリア素材風の雅趣を有する内照式照明装置が提供される。
請求項記載の発明によれば、前記布帛が、ガラス繊維製の基布表面に難燃性樹脂を含浸させた不燃性を備えてなるので、光透過性表面材が建築基準法上の不燃性を備えた内照式照明装置が提供される。
本発明内照式照明装置の第1実施形態の説明図であり、(a)は透光性表面材及びLEDモジュールの一部を破断した内照式照明装置の平面図、及び(b)は、(a)における概念的X−X線断面図である。 図1(a)におけるY−Y線断面図である。 図2の要部拡大断面図である。 図1(a)における一部コーナーの底面図である。 本発明内照式照明装置の第2実施形態の説明図であり、(a)は透光性表示材及びLEDモジュールの一部を破断した内照式照明装置の平面図、及び(b)は、(a)における概念的X2−X2線断面図である。 図5(a)におけるY2−Y2線断面図である。 本発明に用いたLEDモジュール部分の、一部を省略した断面図である。 フレーム部材を方形に組み立てて長尺フレームを形成する際の手順を説明するための平面図である。
本発明内照式照明装置の構成の概要は、断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材から方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームと、開口部を覆うように透光性表面材が取り付けられた透光部と、透光性表面材を裏面側に配設されたLEDモジュールによって照明する照明部とを備えてなるものである。
本発明におけるフレーム部材は、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出材が、軽量で加工性が良く、様々なサイズのフレームに対応した軽量の内照式照明装置が供される。また、鉄フレーム部材のように組立時にメッキや塗装工程を必要とされない点で好ましい。
透光部は、フレーム部材から方形に組み立てられて形成された長尺フレームの開口部の表面側を覆うように透光性表面材が取り付けられた構成とされる。
照明部においては、透光性表面材の裏面側に配設されたLEDモジュールが裏面側から発光して透光性表面材を照明する。
本発明においてLEDモジュールとは、照明用白色LEDパッケージを基板などに実装するか、又は複数のLEDを平面的若しくは立体的に配列して、機械的、電気的制御回路若しくはその一部、及び光学的に多数の要素で構成して、一つのユニットとして取り扱えるようにしたもの、またはその集合体のことを意味する。ここでLEDパッケージとは、単数または複数のLEDチップ、ボンディングワイヤー、反射板などを樹脂で封入し、電極が引き出されたものを意味する。これらの用語の定義付けは、JISC8155「一般照明用LEDモジュール−性能要求事項」及び同8154「一般照明用LEDモジュール−安全仕様」などに基づいて行った。
LEDモジュールは、フィルム状基板上に碁盤格子状に多数配設されて電気的に接続された広角発光LEDチップの上に、透明プラスチックフィルムが被覆されてなるユニットを備えたものであってもよい。フィルム状基板の材質としては、、耐熱性、耐光性、機械的特性等に優れた、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等が好ましい。
前記広角発光LEDチップは、発光角度が105°〜130°の範囲で同一であることが好ましく、形状が平面丸型又は角形の表面実装型(SMD型)が好ましい。配設個数は、内照式照明装置の通常の大きさから20個以上が好ましい。また、20個〜250個を1ユニットとしてモジュール化し、必要により複数ユニット使用すると、配線・取付けをより簡便にすることができる点で、好ましい。
前記LEDチップを碁盤格子状に配設する場合、20mm〜50mmの範囲で縦・横共に同じ間隔の碁盤格子状にするのが、表示部表面を均一に照らすことを可能にする点で好ましい。最も外側のLEDチップと基板の端部との間隔は、LEDチップ同士の間隔の半分であるのが好ましい。
フィルム状基板上に多数配設された前記LEDチップを電気的に接続する方法は特に限定されない。先ず、フィルム状基板上に電気配線を形成する。この方法として、例えば、フィルム状基材の片面に、予め導電性銀ペーストをスクリーン印刷することにより適宜のプリント配線をしておき、このプリント配線をフィルム状基材に重ね合わせる如く貼着する方法、金属箔を積層してその金属箔部分をエッチングする方法、及び蒸着により金属薄膜を形成する方法等が挙げられる。その後、電気配線を形成したフィルム状基材上に、LEDチップを配設する方法としては、ハンダ付けや接着剤等による固定(接合)手法が採用できる。
フィルム状基板上に碁盤格子状に多数配設されて電気的に接続された広角発光LEDチップの上に、透明プラスチックフィルムが被覆されてなるユニットは、LEDモジュールを構成する。この被覆用透明プラスチックフィルムの材質としてはポリスチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ABS等が、機械的強度、耐候性に優れ、加工性が良い点で好ましく、特にポリ塩化ビニルが好ましい。
照明部は、当然のことであるので、図示も省略しているが、LEDチップに直流電力を供給するための交流電源とAC−DC変換器又は電池を備えている。
本発明における透光性表面材は、例えば、表面に文字、図柄や画像等が印刷されていて、裏面側からの照明によりこれらを表示できるようにされた透光性表示材であってもよい。このような透光性表示材の場合、表示内容によって本発明内照式照明装置は、内照式標識、内照式広告、内照式看板又は内照式サイン等とも称される 。
本発明における開口部が形成されたフレームは長尺であり、一般的なフレーム部材によって組み立てられたものである場合は、フレーム部材の肉厚にもよるが、作業中に不測の力、特に曲げの力が加わった際にフレームに変形を生じる場合があるが、本発明では、断面が中空の直角三角形状のフレーム部材が構成体として用いて組み立てられているので、比較的剛性が高いため不測にフレームに変形を生じ難く、この点で組立て作業性及び組立て後の取扱い作業性が良好な内照式照明装置が提供される。
開口部が形成されたフレームが長尺である場合、形成された開口部を覆うようにフレームの表面側に取り付けられた透光性表面材も長尺となり、本発明は内照式大型照明装置と言い得る。ここで長尺とは、組み立てられたフレームの縦横の少なくとも一方の辺が110cm程度以上、更には120cm程度以上であることを意味する。この場合でも、比較的剛性が高く不測にフレームに変形を生じ難い点で有利な内照式大型照明装置を提供することができる。
本発明者は、長尺フレームの組み立て作業中又は作業後に不測の力が加わった際にフレームに変形を生じる場合があるという知見の下、内照式照明装置の開発を進めた。当初、断面が中空で直角三角形状のフレーム部材を用いることを検討したが、その三角形状の斜辺を欠いたL字型のフレーム部材と比較すると、当然単位長さ当たりの質量は1倍を超える(例えばX倍とする)ので、質量の増加程度の剛性増大ならば、コスト面も考慮すると大きな開発成果といえないのではと考えて開発の続行を躊躇した。しかし、実際に検討と実験を重ねると、直角三角形状のフレーム部材の剛性は、L字型のフレーム部材の剛性と比較するとより高いのは勿論、X倍を大きく超える感触を得た。
透光性表面材としては、ある程度以上光を透過し得るならば、布帛、樹脂フィルム、樹脂シート、樹脂板、又は和紙を樹脂でコーティングした素材等これら全てが使用可能である。例えばポリエステルを高級クロスとして仕上げて、本発明内照式照明装置をショーウィンドウなどに用いても良い。また、特定の機能を付与するために、ポリエステル製基布にアクリル樹脂をコーティングした布を用いても良い。ガラス繊維製の基布表面に難燃性樹脂を含浸させた不燃性を備えたものであってもよい。
和紙を例えば塩化ビニル樹脂等の樹脂でコーティングした素材はワーロン紙と呼ばれ、耐久性を有し和紙の美しさをそのまま保持した素材であり、雅趣を醸成する用途に好適に用いられる。また、樹脂板として例えば半透明のアクリル系樹脂板、いわゆるアクリル乳半板(厚さ2mm、3mm、5mm、可視光線透過率40〜60%、例えば「スミペック」、住化アクリル販売)を用いてもよい。
透光性表面材の厚さは、材質、用途やフレーム部材に形成された表面材係止溝の幅にも依るが、0.05mm〜5mmが好ましく、0.3mm〜3.5mmがより好ましい。
透光性表面材の透光率は、通常40%〜60%とされ、40%〜50%が好ましく、42%〜47%が更に好ましい。40%未満であると内照式照明装置として、特に電飾看板として有効な照度や発色が得られなくなることがあり、また60%を超えるとLEDの光源の存在や配置が目立ってしまい、照明、広告や意匠のイメージを損なうことがある。
透光性表面材の周縁部には弾性係止片が取着されている。弾性係止片によって透光性表面材の周縁部が表面材係止溝に確実・容易に係止されるため、透光性表面材のフレームへの取り付けがより確実・容易な内照式照明装置が提供される。弾性係止片の具体的材料としてはシリコーンゴムや樹脂発泡体等があげられ、シリコーンゴムが程よい弾性を保持しており適度の硬さを選択し得るため好ましく用いられる。硬さはデュロメータによる測定値が57〜63程度のものが好ましい。
弾性係止片を透光性表面材の周縁部に取着する方法としては、縫製、ステープル、粘接着剤を用いる方法や、溶着による方法があげられ、簡便かつ確実な点で縫製が好ましく採用される。
以下、本発明を、第1実施形態及び第2実施形態を中心として、図面を参照しながら説明する。なお、各図面は部材とその関係を概念的に描いたもので、必ずしも実物を細部に亘って図法に則って寸法的に正確に描いたものではない。
図1は、本発明の第1実施形態の説明図であり、(a)は透光性表面材2及びLEDモジュール3の一部を破断した内照式照明装置1の平面図、及び(b)は、(a)におけるX−X線断面図であるが、便宜上、後述するL字型連結具18を省略して、フレーム部材2のみの断面を表したものである。
内照式照明装置1は、断面が中空の大凡直角三角形状のフレーム部材2から方形に組み立てられて開口部3が形成された長尺フレーム4と、開口部3を覆うように透光性表面材5が取り付けられた透光部6(図2)と、透光性表面材を裏面側に配設されたLEDモジュール7によって照明する照明部8(図2)とを備えてなる。X−X線断面図で表わされたフレーム部材2は、アルミニウム(アルミニウム合金の場合を含む)材料の押し出し成形によって得られたもので、この場合、断面が中空の同じ三角形状の左縦フレーム部材9aでもある。
このように、長尺フレーム4の形成に際しては、左縦フレーム部材9aとこれと合対向する右縦フレーム部材9bと、断面がフレーム部材2と同じ三角形状であって縦フレーム部材9a、9bと長さが異なる上下横フレーム10a、10bが、構成体として用いられている。ここで、上下横フレームにおける上下とは、図1(a)において紙面内での上下を意味し紙面に垂直な上下関係をいうものではない(後述の第実施形態でも同様)。
第1実施形態では上下横フレーム10a、10bとして、一体物のアルミニウム押出成形品(最大長さ部分128cm)が用いられているが、例えばより短い複数本のフレーム部材を用いることもできる。但し、フレーム部材2は通常6m程度のアルミニウム押出成形品を入手しておいて、適宜の長さにカットして使うのが好都合で、剛性が比較的高いので必要以上に短くして平板状連結具等で連結するのは、作業管理上、品質上好ましいとはいえない。フレーム部材2の両端は、コーナー部における突合せに便なるように、通常、図1、図4に外形線で示す通り45°の角度でカットして用いられる。
フレーム部材2は、断面が中空の大凡直角三角形で、長尺フレーム4を組み立てた際に、水平な底辺をなす部分(以下、底辺部分と略記する)2Aと開口部3に向かって斜辺をなす部分(以下、斜辺部分)2Bと垂直辺部分2Cとを有している。斜辺部分2Bの表面側先端2bと垂直辺部分2Cの表面側先端2cとの延長部分が形成すると考えられる頂点部分において恰も斜辺部分2Bが垂下した如く、透光性表面材5の周縁部5aの挿入・係止が可能な表面材係止溝11が形成されている。表面材係止溝11は具体的には、垂直辺部分2Cの上方部分(表面側先端2cから1/3程度)2uと、斜辺部分2Bの2Cに略平行な垂下辺2dと、両者を結ぶ溝底部11aによって構成されている。
尚、斜辺部分2Bの現在図示されている先端2bをフレーム部材2の表面側の頂点部分と考えるならば、表面材係止溝11はフレーム部材2の表面側の頂点部分外側に形成されているとも言い得る。
フレーム部材2の断面が中空の「直角三角形状」であるとは、図示の通り厳密な意味での直角三角形でなくてもよく、例えば、コスト低減のため肉厚を薄くした場合やより高剛性を意図する場合、垂直辺部分2Cと斜辺部分2Bを結ぶ、水平なリブを設けても良い。
また、上記断面が中空の大凡「直角三角形状」を保持出来ていることを条件に、表面材係止溝は垂直辺部分2C側に形成されていてもよい。
底辺部分2Aと斜辺部分2Bとがなす角度θは約57°である。機械的・強度的見地及び光学的見地から、角度θは通常、55°〜70°とされる。
ガラスコンポジット基板(規格名称CEM−3)13、は切り揃えたガラス繊維を重ねてエポキシ樹脂を含浸してなるリジッド基板であり、表面には白色LEDチップ(配光角度約120°〜160°)12が実装されており、図示を省略したプリント配線や、コネクター7aと共にLEDモジュール7を構成している。
300mm角の1枚の基板に上下左右に7個のLEDチップ12が約43mmピッチで49個配列され電気的に接続されてユニット化、モジュール化されていると同時に、各基板はコネクター7aによって電気的に接続されて、上下に2個左右に4個、計8個連結されて電気的光学的制御回路を形成してLEDモジュールを構成している。このようなパネル型LEDモジュールは、例えばアイケーシー株式会社のIKライトとして入手することができる。
一方、図1(b)におけるフレーム部材2の下部には、基板係止溝13a及び連結具係止溝18bが設けられている。底辺部分2Aは図1(b)において右側方に延伸されて延伸部2aが設けられ、斜辺部分2Bの下端の垂下壁14は、左右に延伸された左右延伸板15が設けられ、延伸部2aと左右延伸板15の右半部と共に基板係止溝13aを構成している。垂直辺部分2Cは、下端から垂下して更に右方に延伸したL型延伸部16と前記左右延伸板15の左半部と底辺部分2Aによって、連結具係止溝18bが形成されている。
フレーム部材2によって上下横フレーム部材10a,10b及び左右縦フレーム部材9a,9bを構成体として長尺フレーム4を組み立てるには、図1(a)、図2、図4及び図8に示される通り、L字型連結具18を連結具係止溝18bに挿入・係止して行うのが好都合である。
具体的には、図8のように、先ず左右の縦フレーム部材9a,9bに各々L字型連結具18を挿入・係止した後、右縦フレーム部材9bはL字型連結具18の一部が突き出た状態のままとし、左縦フレーム部材9aには、右縦フレーム部材9bのように一部が突き出た状態のL字型連結具18を上下の横フレーム部材10a,10bの連結具係止溝18bに挿入・係止する(上下の横フレーム部材10a,10bの連結具係止溝18bをL字型連結具18の一部が突き出た部分に挿入・係止する)。次いで、右縦フレーム部材9bに一時的に係止されて一部が突き出た状態のL字型連結具18、18を矢印の如く上下の横フレーム部材10a,10bの連結具係止溝18bに挿入・係止するのである。
尚、18aは止めネジである。第1実施形態では、フレーム部材2は途中で撓むこともなく、作業性良く組み立てられて開口部が形成された長尺フレーム4を得た。組み立てられたフ長尺レーム4の図1(a)における左右の長さは、約128cmであった。
尚、実際に採用する場合は少ないと考えられるが、上下横フレーム部材10a,10bを例えば各1/2長の部材を2本ずつ使用するような場合は、図示しない平板状の連結具をも、直線的に付き合わせた部分において連結具係止溝18bに挿入・係止して連結する。
上記リジッド基板(CEM−3)13は、図2に示される通り端部が基板係止溝13aに挿入されて係止されている。
透光性表面材5として、ポリエステル製基布にアクリル樹脂をコートした布(厚さ0.1mm、商品名「パール」)を用いた。この布の周縁部5aには図3に示す通り、厚さ3mmのシリコーンゴム押し出し製品5b(巾12mmの帯状片、デュロメータによる硬さ60、(株)サンポリマー製)を縫製しているので、表面材係止溝11への挿入・係止及び抜出しが容易である。
この場合、表面材係止溝11を構成する垂直辺部分の上方部分2uや斜辺部分の垂下壁2dの内側部分の何れか一方若しくは両方に、部分的な突起を設けたり、連続的な凹凸を設けると、透光性表面材5がこれらに引っ掛かり、展張・張り、の調整が容易となる。
内照式照明装置1において、LEDチップ12と透光性表面材5の表面との間隔h(図2参照)は、約58mmであった。従来の、蛍光灯(通常、直径は約30mm程度)を内蔵した照明装置の場合は、照明部分の厚さが約200mm程度必要であったことからすると、前記hは非常に薄いものと言える。
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態の説明図であり、(a)は透光性表面材25及びLEDモジュール27の一部を破断した内照式照明装置21の平面図、及び(b)は、(a)におけるX2−X2線断面図であるが、便宜上、フレーム部材22のみの断面を表したものである。尚、図6も含め、第2実施形態では図示の仕方や構成が第1実施形態と共通もしくは類似する場合が多いので、符号も、第1実施形態における符号と対応可能なものは、機械的に20番代又は30番代の符号を付与した。細かい説明は第1実施形態と同様の場合は、省略して簡略化する。
内照式照明装置2は、断面が中空の大凡直角三角形状のフレーム部材22から方形に組み立てられて開口部23が形成された長尺フレーム24と、開口部23を覆うように透光性表示材25が取り付けられた透光部26と、透光性表示材を裏面側に配設されたLEDモジュール27によって照明する照明部28とを備えてなる。
フレーム部材22は、アルミニウム(アルミニウム合金の場合を含む)押し出し成形によって得られたもので、この場合、断面が中空の同じ三角形状の左縦フレーム部材29aでもある。長尺フレーム24の形成に際しては、左右縦フレーム部材29a、29bと、断面形状がフレーム部材22と同じであって縦フレーム部材29a、29bと長さが異なる上下横フレーム部材20a、20bが、構成体として用いられている。
第2実施形態でも上下横フレーム20a、20bとして、一体物のアルミニウム押出成形品(最大長さ部分118cm)が用いられているが、例えば推奨はされないが、より短い複数本のフレーム部材を用いることもできる。フレーム部材22の両端は、コーナー部における突合せに便なるように、通常、図5(a)、図8に外形線で示す通り45°の角度でカットして用いられる。
フレーム部材22は、断面が中空の大凡直角三角形で、長尺フレーム24を組み立てた際に、水平な底辺をなす部分(以下、底辺部分と略記する)22Aと開口部23に向かって斜辺をなす部分(以下、斜辺部分)22Bと垂直辺部分22Cとを有している。斜辺部分22Bの表面側先端22bと垂直辺部分22Cの表面側先端22cとの延長部分が形成すると考えられる頂点部分において恰も斜辺部分22Bが垂下した如く、透光性表示材25の周縁部の挿入・係止が可能な表面材係止溝31が形成されている。表面材係止溝31は具体的には、垂直辺部分22Cの上方部分(表面側先端22cから1/3程度)22uと、斜辺部分22Bの22Cに略平行な垂下辺22dと、両者を結ぶ溝底部31aによって構成されている。
フレーム部材22の断面が中空の「直角三角形状」であるとは、図示の通り厳密な意味での三角形でなくてもよく、例えば、コスト低減のため肉厚を薄くしたような場合やより高剛性を意図する場合、垂直辺部分22Cと斜辺部分22Bを結ぶ、水平なリブを設けても良い。また、上記断面が中空の大凡「直角三角形状」を保持出来ていることを条件に、表面材係止溝は垂直辺部分22C側に形成されていてもよい。
底辺部分22Aと斜辺部分22Bとがなす角度θは約67°である。第1実施形態のように、角度θが約57°程度であると光学的見地から不都合が生じる場合があった。例えば、基板33の端縁近くの位置でフレーム24に隣接する位置に配列されたLEDチップ32によって発光した光束は、他の一般的なチップによるものと比較すると拡散光の重なり状況が微妙に異なるため、透光性表示材の透過光がムラを生じる場合があり、商業的に好ましいとは言えない場合があった。
角度θが通常、55°〜70°とされる点は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、基板としてフレキシブル基板33を用いている。LEDチップ32が厚さ80〜110μmの白色PETフィルム(フィルム状基材)33上に、縦・横の間隔が、大凡37.5mm程度で配列され、それぞれプリント配線19(図7)で接続されており、LEDモジュール27を構成している。フィルム状基材33は、45cm×45cmを1ユニットとして、第2実施形態では、2.5ユニット(LEDチップ32が各ユニットに計144個配列されている)が左右に連結されて全体としてもLEDモジュールを構成している。尚、LEDチップ32とプリント配線19は、厚さ100μmのポリ塩化ビニルフィルム(透明プラスチックフィルム)17により熱ラミネートされ(図7)、ポリ塩化ビニルフィルム17はLEDチップ32の外形に添う形で充分密着被覆されている。
また、フィルム状基板33におけるLEDチップ32及びプリント配線19と反対側の面に、LEDモジュールの自立・安定化、施工性の向上、更に、LEDチップ及び電気的に接続された回路の放熱性を高めるために、接着剤層20aを介して厚さ0.4mm程度のアルミ板20が設けられている。
LEDチップ32は、発光角度(いわゆるビュー角)が約110度で形状が平面角形の表面実装型(SMD型)(日亜化学工業社製NSSW100D、白色)を用いたが平面丸型であってもよい。このようなLEDモジュールは、例えば株式会社▲高▼天のPライトとして入手することができる。
一方、図5(b)におけるフレーム部材22の下部には、基板係止溝33a及び連結具係止溝38bが設けられている。底辺部分22Aは図5(b)において右側方に延伸されて延伸部22aが設けられ、斜辺部分22Bの下端の垂下壁34は、左右に延伸された左右延伸板35が設けられ、延伸部22aと左右延伸板35の右半部と共に基板係止溝33aを構成している。垂直辺部分22Cは、下端から垂下して更に右方に延伸したL型延伸部36と前記左右延伸板35の左半部と底辺部分22Aによって、連結具係止溝38bが形成されている。
フレーム部材22によって上下横フレーム部材20a,20b及び左右縦フレーム部材29a,29bを構成体として長尺フレーム24を組み立てるには、図5(a)、図6及び図8に示される通り、L字型連結具38を連結具係止溝38bに挿入・係止して行うのが好都合である。
具体的には、図8のように、先ず左右の縦フレーム部材29a,29bに各々L字型連結具38を挿入・係止した後、右縦フレーム部材29bはL字型連結具38の一部が突き出た状態のままとし、左縦フレーム部材29aには、右縦フレーム部材29bのように一部が突き出た状態のL字型連結具38を上下の横フレーム部材20a,20bの連結具係止溝38bに挿入・係止する(上下の横フレーム部材20a,20bの連結具係止溝38bをL字型連結具38の一部が突き出た部分に挿入・係止する)。次いで、右縦フレーム部材29bに一時的に係止されて一部が突き出た状態のL字型連結具38、38を矢印の如く上下の横フレーム部材20a,20bの連結具係止溝38bに挿入・係止するのである。
尚、38aは止めネジである。
第2実施形態でも、フレーム部材22は途中で撓むこともなく、作業性良く組み立てられて開口部が形成された長尺フレーム24を得た。組み立てられたフレーム24の図5(a)における左右の長さは、約118cmであった。
上下横フレーム部材20a,20bを例えば各1/2長の部材を2本ずつ使用するような場合は、図示しない平板状の連結具をも、直線的に付き合わせた部分において連結具係止溝38bに挿入・係止して連結する。
アルミ板20が裏打ちされた上記フィルム状基板33は、図6に示される通り端部が基板係止溝33aに挿入されて係止されている。
透光性表面材(透光性表示材)25として、ガラス繊維製の基布表面に難燃性樹脂を含浸させた不燃性を備えてなる材料(厚さ0.1mm、商品名クリアライトロンV1000−LED、透光率42%、平岡織染(株))に、図5(a)に示すような桜の模様を印刷したシートを用いた。このシートは建築基準法上の不燃性を備えたものであった。
図3は第1実施形態を説明する要部拡大図であるが、第2実施形態でも全く同様であるので、便宜上図3も用いて説明する。上記不燃性を備えた材料の周縁部5aには図3に示す通り、厚さ3mmのシリコーンゴム押し出し製品5b(巾12mmの帯状片、デュロメータによる硬さ60、(株)サンポリマー製)を縫製しているので、表面材係止溝11(31、図6)への挿入・係止及び抜出しが容易である。
この場合、表面材係止溝31を構成する垂直辺部分の上方部分22uや斜辺部分の垂下壁22dの内側部分の何れか一方若しくは両方に、部分的な突起を設けたり、連続的な凹凸を設けると、透光性表面材25がこれらに引っ掛かり、展張・張り、の調整が容易となる。
内照式照明装置21において、LEDチップ32と透光性表面材25の表面との間隔h(図2を参考のために参照)は、約59mmであった。従来の、蛍光灯(通常、直径は約30mm程度)を内蔵した照明装置の場合は、照明部分の厚さが約200mm程度必要であったことからすると、前記hは非常に薄いものと言える。
基板33の端縁近くの位置で長尺フレーム24に隣接する位置に配列されたLEDチップ32による光束の透過光も照明ムラが生じることなく、桜の模様は見栄え良く鮮明に映しだされ、全体として意匠性に優れたものであった。
1、21 内照式照明装置
2、22 フレーム部材
2A、22A 底辺をなす部分(底辺部分)
2a、22a 延伸部
2B、22B 斜辺をなす部分(斜辺部分)
2b、22b 上端
2d、22d 垂下壁
2C、22C 垂直辺部分
2c、22c 上端
2u、22u 上方部分
3、23 開口部
4、24 長尺フレーム
5、25 透光性表面材(透光性表示材)
5a、25a 周縁部
5b 弾性係止片
6、26 透光部
7、27 LEDモジュール
7a コネクター
8、28 照明部
9a、29a 左縦フレーム部材
9b、29b 右縦フレーム部材
10a、20a 上横フレーム部材
10b、20b 下横フレーム部材
11、31 表面材係止溝
11a、31a 係止溝底部
12、32 LEDチップ
13、33 基板
13a、33a 基板係止溝
14、34 斜辺部分下端の垂下壁
15、35 垂下壁の左右延伸板
16、36 垂直辺部分のL型延伸部
17 ポリ塩化ビニルフィルム(透明プラスチックフィルム)
18、38 L字型連結具
18a、38a 止めネジ
18b、38b 連結具係止溝
19 プリント配線
20 アルミ板
20a 接着剤層

Claims (6)

  1. 断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材からなる、上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、方形に組み立てられて開口部が形成された長尺フレームと、前記開口部を覆うように前記長尺フレームの表面側に透光性表面材が取り付けられた透光部と、
    前記透光性表面材を前記長尺フレームの裏面側に配設されたLEDモジュールによって前記透光性表面材の裏面側から照明する照明部とを
    備えてなり、
    前記断面が中空の同じ直角三角形状のフレーム部材における表面側の頂点部に対応する部分が垂下して、透光性表面材の周縁部の挿入が可能な表面材係止溝が形成されていて、
    前記透光性表面材の周縁部に弾性係止片が取着されており、
    前記上下横フレーム部材及び左右縦フレーム部材が構成体として、L字型連結材により方形に組み立てられてなることを特徴とする内照式照明装置。
  2. 前記透光性表面材が透光性表示材である請求項1記載の内照式照明装置。
  3. 前記長尺フレームを組み立てた際に、水平な底辺をなす部分と開口部に向かって斜辺をなす部分とが形成する角度θが55°〜70°である請求項1又は2記載の内照式照明装置。
  4. 前記LEDモジュールが、フィルム状基板上に碁盤格子状に多数配設されて電気的に接続された広角発光LEDチップの上に、透明プラスチックフィルムが被覆されてなるユニットを備えてなる請求項1ないし何れか1項に記載の内照式照明装置。
  5. 前記透光性表面材が、布帛、樹脂フィルム、樹脂シート、樹脂板、又は、和紙を樹脂でコーティングした素材である請求項1ないし何れか1項に記載の内照式照明装置。
  6. 前記布帛が、ガラス繊維製の基布表面に難燃性樹脂を含浸させた不燃性を備えてなる請求項記載の内照式照明装置。
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