JP6764799B2 - 吐出器 - Google Patents

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本発明は、吐出器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、ステムの上端部に装着されるとともに吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備えた吐出器が知られている。
上記ポンプは、ステムに連係して上下動するピストンと、内部にピストンが上下摺動可能に嵌合されたシリンダと、シリンダの下端開口を開閉する下部弁体と、を主に備えている。
このように構成された吐出器では、押下ヘッドの押下によりステムを下方に移動させることで、シリンダに対してピストンを下降させることができる。これにより、シリンダ内の内容物をステム内に流入させた後、吐出孔を通じて外部に吐出することができる。
特開2012−232228号公報
しかしながら、上記従来の吐出器では、押下ヘッドの押下時に内容物が吐出されるので、例えば手の平に内容物を吐出する場合には、片手(押下ヘッドを押下している手とは反対の手)で内容物を受け取ることになり、両手で受け取ることが難しい。
また、何らかの理由によって片手が塞がっている場合(子供を抱いている場合等)には、もう一方の片手で押下ヘッドを押下できたとしても、吐出された内容物をその手で受け取ることが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、吐出された内容物を両手で受け取ることができるうえ、内容物の吐出操作、及び吐出された内容物の受け取りを片手だけで行うことができる吐出器を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る吐出器は、内容物が収容される容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動可能に配設される押下部材と、前記押下部材の上下動に連係するピストンと、内側に前記ピストンが上下摺動可能に嵌合された貯留シリンダと、前記押下部材の下降に伴い、前記容器本体内の内容物が前記貯留シリンダ内のうち前記ピストンより上方に位置する貯留空間に供給される供給機構と、前記貯留空間に連通し、かつ内容物を吐出する吐出孔が形成されたノズル筒と、前記押下部材を保持する保持部と、を備え、前記保持部は、前記押下部材の上下動に連係する第1係止部と、前記ノズル筒を覆うとともに揺動軸回りに揺動可能に配設された操作部と、前記第1係止部と係止可能な第2係止部と、を備え、前記押下部材が下降するときに、前記第1係止部および前記第2係止部が互いに摺接しながら前記第2係止部が弾性変位して、前記第1係止部および前記第2係止部が互いに係止することで、前記保持部が前記押下部材の上昇移動を規制し、前記保持部は、前記操作部が操作されて揺動したときに、前記第1係止部および前記第2係止部の係止を解除して前記押下部材の保持を解除し、前記第1係止部は、上下方向に間隔をあけて複数配設されている。
本発明によれば、押下部材を押下し、貯留シリンダに対してピストンを下方移動させることで、供給機構によって容器本体内から供給された内容物を貯留シリンダ内の貯留空間に一旦貯留することができる。また、押下部材が下降したときに、保持部によって押下部材をその位置に保持することができる。なおこのとき、第1係止部および第2係止部が互いに摺接しながら第2係止部が弾性変位して、第1係止部および第2係止部が互いに係止する。
その後、操作部を操作して揺動させ、第1係止部および第2係止部の係止を解除して保持部による押下部材の保持を解除すると、押下部材は上方付勢力によって上方に復元移動する。このため、ピストンは、押下部材の復元移動に伴って貯留シリンダ内を上方移動し、貯留空間に貯留された内容物を貯留空間から押し出すようにノズル筒内に供給する。これにより、吐出孔を通じて内容物を外部に吐出することができる。
このように、貯留空間に内容物を一旦貯留できるので、押下げ操作等によって押下部材を下方移動させたときに内容物が吐出されることを防止でき、その後、押下部材を上方に復元移動させたときに内容物を吐出させることができる。
従って、吐出された内容物を、片手だけでなく両手で受け取ることができる。さらに、例えば片手が何等かの理由で塞がっている場合(例えば子供を抱いている場合や、荷物を持っている場合等)であっても、もう一方の片手だけで、内容物の吐出操作及び吐出された内容物の受け取りを行うことができる。従って、非常に使い易く、利便性を向上することができる。
しかも、押下部材が下降して、内容物が貯留空間に一旦貯留されたときに、保持部によって押下部材をその位置に保持することができる。よって、押下部材の押下を解除して押下部材から手を離したときに、押下部材が上昇して内容物が吐出されるのを防ぐことができる。従って、押下部材から離した手をノズル筒に接近させた後に操作部を操作し、押下部材を上昇させて内容物を吐出させることができる。また、例えば吐出終了後、次回の吐出のために押下部材を下降させて保持部によって押下部材をその位置に保持することで、次回の吐出を円滑に実施することもできる。従って、利便性を更に向上することができる。
また、押下部材が下降するときに、第1係止部および第2係止部が互いに摺接しながら第2係止部が弾性変位して、第1係止部および第2係止部が互いに係止することで、保持部が押下部材の上昇移動を規制する。従って、押下部材を下降させる作業を実施することにより、保持部によって押下部材をその位置に保持することができる。これにより、利便性を更に一層向上することができる。
さらに、操作部がノズル筒を覆うので、吐出器がかさばることを抑え、吐出器のコンパクト化を図ることができる。
第1係止部は、上下方向に間隔をあけて複数配設されている。このため、押下部材が下降するときに、複数の第1係止部は第2係止部に順次摺接して第2係止部を複数回弾性変位させる。また、押下部材が最下降位置にあり、複数の第1係止部のうち最も上方に配設された第1係止部(以下、最上第1係止部という)と第2係止部とが互いに係止しているときに、操作部を操作して揺動させ、最上第1係止部および第2係止部の係止を解除すると、押下部材は上方に復元移動するが、第2係止部は、最上第1係止部の下方に隣り合う他の第1係止部と再び係止し、保持部は押下部材を再び保持する。これにより、操作部に対する一回の操作によって、上下方向に複数配設された第1係止部同士の間隔、つまりピストンの貯留シリンダに対する上昇量に応じた量の内容物を、吐出孔から吐出することができる。また、第1係止部は複数配設されているため、押下部材を一度最下降位置まで下降させると、操作部を操作する度に内容物を吐出でき、押下部材が最上昇位置に到達するまでに内容物を複数回に分けて少量ずつ吐出することができる。
前記供給機構は、前記貯留シリンダ内のうち前記ピストンより下方に位置する部分と前記容器本体内とを連通する連通孔と、前記貯留空間と前記容器本体内とを連通する供給通路と、前記供給通路を通した前記容器本体内から前記貯留空間に向けた内容物の流通を許容し、かつその逆方向への流通を規制する第1逆止弁と、前記貯留空間から前記ノズル筒に向けた内容物の流通を許容し、かつその逆方向への流通を規制する第2逆止弁と、を備えてもよい。
この場合には、押下部材の下降に伴い貯留シリンダ内のピストンが下方移動し、貯留シリンダ内のうちピストンより下方に位置する部分に貯留された空気または内容物が、連通孔を通して容器本体内に流入する。これにより、容器本体の内圧が上昇するため、容器本体内の内容物が供給通路を通して貯留空間に向けて押し出される。また、ピストンが下方移動することで、貯留空間の内圧は低下する。このとき、第1逆止弁は、供給通路を通した容器本体内から貯留空間に向けた内容物の流通を許容し、第2逆止弁は、ノズル筒から貯留空間に向けた内容物の流通を規制するため、押下げ操作等によって押下部材を下方移動させたときにノズル筒内の内容物が貯留空間に逆流することを確実に防止でき、容器本体内の内容物を貯留空間に適切に供給して貯留することができる。
また、保持部が押下部材の保持を解除して押下部材が上昇すると、貯留シリンダ内のピストンも上昇するため、貯留空間の内圧は上昇する。このとき、第1逆止弁は、供給通路を通した貯留空間から容器本体内に向けた内容物の流通を規制し、第2逆止弁は、貯留空間からノズル筒に向けた内容物の流通を許容するため、押下部材が上昇するときに、貯留空間の内容物が供給通路を通して容器本体内に逆流することを確実に防止でき、貯留空間の内容物を吐出孔を通して外部に適切に吐出することができる。
前記ノズル筒および前記操作部は、前記貯留シリンダ側から前方に向けて延び、前記操作部の前端部は、前記揺動軸よりも前方に配置されてもよい。
この場合には、ノズル筒および操作部が、貯留シリンダ側から前方に向けて延び、かつ操作部の前端部が、揺動軸よりも前方に配置されている。従って、操作部の前端部を手で上下動させて操作部が揺動するように操作部を操作して、保持部による押下部材の保持を解除した直後、その手をノズル筒に接近させておくことができる。これにより、利便性を更に向上することができる。
前記操作部の前端部は、前記吐出孔よりも下方に配置されてもよい。
この場合には、操作部の前端部が、吐出孔よりも下方に配置される。従って、操作部の前端部を手で操作して保持部による押下部材の保持を解除した直後、その手を吐出孔の下方に位置させておくことができる。これにより、利便性を更に向上することができる。
本発明に係る吐出器によれば、吐出された内容物を両手で受け取ることができるうえ、内容物の吐出操作、及び吐出された内容物の受け取りを片手だけで行うことができる。
本発明に係る吐出器の一実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す状態から、押下部材を押し下げることで最上昇位置から最下降位置まで下降させ、貯留シリンダ内に内容物を貯留した状態を示す縦断面図である。 図2に示す吐出器の正面図である。 図2に示す吐出器のA−A線矢視断面図である。 図4に示す吐出器のB−B線矢視断面図である。
以下、本発明に係る吐出器の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態の吐出器1は、内容物が収容される容器本体Aの口部A1に装着されて使用される。吐出器1は、シリンダ部2と、下キャップ3と、上キャップ4と、押下部材5と、ノズル筒6と、操作部7と、を備えている。なお、吐出器1の各構成部材は、特に説明がない限り合成樹脂や金属等を用いて形成されている。
本実施形態では、吐出器1が装着される容器本体Aの口部A1は円筒状に形成されており、口部A1における横断面の中央を通る中心軸を軸線Oといい、軸線Oに沿った押下部材5側を上方といい、シリンダ部2側を下方という。また、上下方向から見た平面視で軸線Oに直交する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。ノズル筒6は、軸線O側から径方向外側に向けて延びているが、ノズル筒6が軸線O側から延びる方向を前方といい、その逆方向を後方といい、上下方向および前後方向に直交する方向を左右方向という。
シリンダ部2は、口部A1から容器本体A内で下方に向けて延在している。シリンダ部2は、口部A1の近傍から容器本体Aの底部近傍まで上下方向に延びる円筒状の貯留シリンダ10と、貯留シリンダ10の上端開口縁に連結された環状部11と、を有している。貯留シリンダ10および環状部11は、いずれも軸線Oと同軸に配設されている。貯留シリンダ10の内径は、上下方向の全域にわたって一定である。
貯留シリンダ10内には、ピストン12が上下摺動可能に嵌合されている。ピストン12は、後述する押下部材5の連結軸部50に一体に形成されている。ピストン12は、軸線Oと同軸に配設されるとともに環状の頂壁を有する有頂円筒状のピストン本体12aと、ピストン本体12aの外周面に上下一対配設されたリップ部12bと、を有している。ピストン本体12aの上端開口部の内径は、ピストン本体12aの他の部分の内径より小さい。一対のリップ部12bのうち、上側に位置するリップ部12bは、上方に向かうに従い拡径し、下側に位置するリップ部12bは、下方に向かうに従い拡径している。一対のリップ部12bは、貯留シリンダ10の内周面に上下摺動可能に液密に当接している。
ピストン本体12a内には、保持円柱13が軸線Oと同軸に配設されている。保持円柱13の上端部は、ピストン本体12aにおける頂壁の中央開口部に嵌合されている。保持円柱13の外周面のうち、その上端面の近傍の部分には周方向に延びる鍔部13aが形成されており、この鍔部13aが、ピストン本体12aの頂壁の下面における開口周縁部に当接している。保持円柱13のうち、鍔部13aより下方に位置する部分の外周面と、ピストン本体12aの内周面と、の間には、上下方向および周方向の双方向に延びる隙間が形成されている。
貯留シリンダ10の下端開口部には、有底筒状のシリンダキャップ14が装着されている。シリンダキャップ14は、貯留シリンダ10の下端開口縁に当接している円板状の底壁部14aと、貯留シリンダ10の下端開口部に嵌合している円筒状の周壁部14bと、を有している。貯留シリンダ10の下端部には、径方向に貫通する係止孔10aが周方向に間隔をあけて複数形成されており、これら係止孔10aに、周壁部14bの外周面に形成された突起が係止されている。底壁部14aの上面のうち、周壁部14bの径方向内側の部分には、上方に向けて突出する略円筒状の保持突部14cが形成されている。保持突部14cの外径は、上方に向かうに従い漸減している。
底壁部14aには、上下方向に貫通する連通孔15が形成されており、この連通孔15は、貯留シリンダ10のうちピストン12より下方に位置する部分と、容器本体A内と、を連通している。すなわち、ピストン12および保持円柱13が貯留シリンダ10内を上下動することにより、空気または内容物が、貯留シリンダ10内のうちピストン12より下方に位置する部分と容器本体A内との間を、連通孔15を通して出入りする構造となっている。本実施形態の連通孔15は、底壁部14aのうち保持突部14cの径方向内側の部分に形成されているが、それ以外の部分に形成されていてもよい。また、貯留シリンダ10のうちピストン12より下方に位置する部分と容器本体A内とを連通する連通孔が、貯留シリンダ10の周壁に設けられていてもよい。
貯留シリンダ10内には、上下方向に延びる金属製のコイルばね16が配設されている。コイルばね16は、上下方向でピストン12とシリンダキャップ14との間に圧縮状態で設けられている。コイルばね16の上端部は、保持円柱13の外周面のうち鍔部13aより下方に位置する部分とピストン本体12aの内周面との間の径方向の隙間に配置された状態で、鍔部13aの下面に当接している。鍔部13aを有する保持円柱13はコイルばね16によって上方付勢されているため、保持円柱13に当接するピストン12もコイルばね16によって上方付勢されている。コイルばね16の下端部は、シリンダキャップ14における保持突部14cに外嵌した状態で、底壁部14aの上面に当接している。
環状部11の内周縁部は、貯留シリンダ10の上端開口縁よりも径方向内側に位置し、環状部11の外周縁部は、貯留シリンダ10の上端開口縁よりも径方向外側に位置している。また、環状部11の中央開口部の内径は、ピストン12におけるピストン本体12aの外径より小さい。このため、ピストン12の上方移動は環状部11によって規制される。つまり、環状部11は、ピストン12に連結された押下部材5の最上昇位置を規定する部材である。
環状部11の上面には、下キャップ3の装着に用いられる第1装着壁部17、第2装着壁部18、および第3装着壁部19が配設されている。第1装着壁部17、第2装着壁部18、および第3装着壁部19は、径方向の外側から内側に向けてこの順に並んでおり、いずれも軸線Oと同軸の円筒状に形成されている。第1装着壁部17は、環状部11の外周縁から上方に向けて突出している。第3装着壁部19は、環状部11の内周縁から上方に向けて突出している。第2装着壁部18は、環状部11のうち、第1装着壁部17よりも第3装着壁部19に近い位置から上方に向けて突出している。
第1装着壁部17の外周面には、径方向および周方向の双方向に延びる環状のフランジ20が設けられている。フランジ20は、環状のパッキン21を介して容器本体Aにおける口部A1の上端開口縁に配置されている。パッキン21は、フランジ20と口部A1の上端開口縁との間を気密および液密に保つための部材であり、例えば弾性を有する樹脂やゴム等によって形成されている。
環状部11のうち、第1装着壁部17に第1装着壁部17の前方から連なり、かつ第2装着壁部18に第2装着壁部18の後方から連なる部分には、下方に向けて窪む凹部22が形成されている。環状部11には、凹部22の底面に開口するように上下方向で貫通する貫通孔23が形成されており、凹部22内には、貫通孔23を開放可能に閉塞する板状の弁体24が配設されている。凹部22、貫通孔23、および弁体24が、第1逆止弁25を構成している。第1逆止弁25は、貫通孔23内から凹部22内に向けた内容物の流通を許容し、凹部22内から貫通孔23内に向けた内容物の流通を規制している。なお、第1逆止弁25はこのような構造に限定されず、上述したように内容物の流通を許容および規制できるのであれば、他の構造の逆止弁を用いてもよい。弁体24の移動範囲を適切に限定するために、例えば弁体24と凹部22の内側面とを弾性体で連結するいわゆる一点弁等を用いてもよい。
環状部11の下面には、下方に向けて突出する装着筒部26が配設されている。装着筒部26は、貫通孔23を囲むように配置されている。装着筒部26の内側には、上下方向に延びる供給管27が嵌合している。供給管27の上端部は、環状部11の下面における貫通孔23の開口周縁部に当接しており、供給管27内および凹部22内は、貫通孔23を通して互いに連通している。供給管27の下端部は、容器本体Aの底部近傍に位置している。
下キャップ3は、環状の頂壁30を有し軸線Oと同軸に配設された有頂筒状の下キャップ本体31と、頂壁30の中央開口部の周縁部から上方に向けて延在するガイド筒部32と、を有している。下キャップ本体31は、容器本体Aの口部A1に螺着されている。螺着された下キャップ本体31と口部A1の上端開口縁との間には、シリンダ部2のフランジ20とパッキン21とが上方から下方に向けてこの順に並んで挟まれており、これによりフランジ20と口部A1の上端開口縁との間は液密に保持されている。なお、下キャップ本体31の口部A1への装着方法は螺着に限定されず、口部A1を液密に閉塞できるのであれば、どのような方法を用いてもよい。
頂壁30は、シリンダ部2における環状部11の上方に隣り合って配置されている。頂壁30の下面には、下方に向けて突出する円筒状の嵌合壁部33が配設されており、嵌合壁部33は、シリンダ部2における第2装着壁部18と第3装着壁部19との間に嵌合している。頂壁30の下面と、第3装着壁部19の上端縁と、嵌合壁部33の内周面と、後述する押下部材5における連結軸部50の外周面と、で囲まれた空間に、Oリング34が配設されている。Oリング34は、頂壁30と連結軸部50との間を気密および液密に保つための部材であり、例えば弾性を有する樹脂やゴム等によって形成されている。
頂壁30のうち、シリンダ部2の凹部22と上下方向に対向して凹部22を閉塞する部分には、下方に向けて突出する突部35が配設されている。突部35によって、弁体24の凹部22内での上下動が適切な範囲に限定されている。
頂壁30とシリンダ部2の環状部11との間には、シリンダ部2の凹部22内と、貯留シリンダ10内のうちピストン12より上方に位置する貯留空間Sと、を互いに連通する連通路36が形成されている。連通路36、凹部22、貫通孔23、および供給管27が、貯留空間Sと容器本体A内とを連通する供給通路Pを構成している。このため、上述した第1逆止弁25は、供給通路Pを通した容器本体A内から貯留空間Sに向けた内容物の流通を許容し、供給通路Pを通した貯留空間Sから容器本体A内に向けた内容物の流通を規制している。
頂壁30のうち、嵌合壁部33より前側に位置する部分には、第2逆止弁37が配設されている。第2逆止弁37は、上下方向に貫通している弁筒部38と、弁筒部38内に配置されたボール弁39と、を有している。弁筒部38は、シリンダ部2における第1装着壁部17と第2装着壁部18との間のうち、軸線Oより前側に位置する部分に嵌合されている。弁筒部38の下端部は、下方に向かうに従って漸次縮径しており、第2逆止弁37の弁座として機能する。弁筒部38の上端部の内周面には、ボール弁39の上方に向かう移動を規制しつつ内容物の流通を許容するための突起が設けられている。弁筒部38内には、ボール弁39が上下動できる空間が形成されている。第2逆止弁37は、弁筒部38内を下方から上方に向かう内容物の流通を許容し、弁筒部38内を上方から下方に向かう内容物の流通を規制している。
弁筒部38の内部は、第2逆止弁37の下方に位置する連通路36に連通しており、よって連通路36を通して貯留空間Sに連通している。頂壁30の上面のうち、平面視で第2逆止弁37の弁筒部38と重なる部分には、上キャップ4の一部が装着される装着筒部40が配設されている。装着筒部40は上下方向に延びており、その内部は、弁筒部38内と連通している。内容物は装着筒部40内を通してノズル筒6に供給される。このため、第2逆止弁37は、連通路36を通した貯留空間Sからノズル筒6に向けた内容物の流通を許容し、連通路36を通したノズル筒6から貯留空間Sに向けた内容物の流通を規制している。
連通孔15、供給通路P、第1逆止弁25、および第2逆止弁37が、後述する押下部材5の下降に伴い、容器本体A内の内容物を貯留空間Sに供給する供給機構Fを構成している。
ガイド筒部32は、環状の底壁32aを有する有底円筒状に形成されており、軸線Oと同軸に配設されている。ガイド筒部32は、後述する押下部材5の上下動を案内するとともに押下部材5の最下降位置を規定する部材である。ガイド筒部32の下端開口部の内径は、ガイド筒部32の他の部分の内径よりも小さい。ガイド筒部32のうち、その底壁32aより上方に位置する部分は、上下方向の全域にわたって一定の内径を有している。
図4および図5に示すように、頂壁30のうち、ガイド筒部32と左右方向の一方側に隣り合う部分には、上下方向に貫通された装着孔41が形成されており、装着孔41内に吸気弁42が装着されている。吸気弁42は、外部から容器本体A内に向けた空気の流通を許容し、容器本体A内から外部に向けた空気または内容物の流通を規制する弁であって、例えば弾性を有する樹脂やゴム等によって形成されている。吸気弁42は、装着孔41に嵌合される略円筒状の装着部42aと、装着部42aの下端部に連結された2つの板状の弁体42bと、を有している。2つの弁体42bは互いに左右方向に対向するように配置され、2つの弁体42bの上端部は互いに離間しており、2つの弁体42b同士の左右方向の間隔は下方に向かうに従い漸減している。2つの弁体42bの下端部は互いに密接しており、平面視で直線状のスリット42cを形成している。頂壁30の下面のうち装着孔41の開口周縁部には、下方に向けて延びるとともに吸気弁42を囲む筒状の囲繞壁部43が配設されている。
図1から図4に示すように、上キャップ4は、下キャップ3における下キャップ本体31の上端外周縁に下キャップ本体31の上方から嵌合される環状の嵌合部44と、嵌合部44の中央開口部の周縁部から上方に向けて延びるとともに下キャップ3のガイド筒部32を囲んでいる円筒状の囲繞筒部45と、ガイド筒部32の前側に位置する連結筒部46と、を有している。囲繞筒部45は、その上端部のうち後側に位置する部分が切り欠かれており、よって囲繞筒部45のうち後側に位置する後側上端縁45aは、囲繞筒部45のうち前側に位置する前側上端縁45bより下方に位置している。前側上端縁45bは、ガイド筒部32の上端開口縁と上下方向で同じ位置に配置されている。
後側上端縁45aのうち、下キャップ3のガイド筒部32に前後方向で対向する部分には、上方に向けて延びるとともに周方向に離間している2つの柱部47が配設されている。2つの柱部47は、後側上端縁45aとの連結箇所を基準として弾性変形可能に形成されている。2つの柱部47の上端部の前面には、2つの柱部47を互いに連結する角柱状の連結部(第2係止部)48が配設されている。すなわち、図示しないが、2つの柱部47および連結部48は、前後方向視で門型に配置されている。連結部48は左右方向に延在しており、連結部48の上面および下面はいずれも左右方向および前後方向の双方向に延び、連結部48の前面は左右方向および上下方向の双方向に延びている。連結部48の上面と前面との接続部48aは、左右方向視で外側に向けて凸となる円弧状に形成されている。2つの柱部47の上端面および連結部48の上面は、囲繞筒部45の前側上端縁45bと上下方向で同じ位置に配置されている。
囲繞筒部45の内面のうち、平面視において前後方向で軸線Oと連結部48との間に位置し、かつ左右方向で互いに対向する各部分には、後述する操作部7を揺動可能に支持する支持部49が各別に配設されている。一対の支持部49は、左右方向で互いに近接するように、囲繞筒部45の内面から突出している。一対の支持部49の互いに対向する面には、軸孔49aおよびガイド溝49bが各別に形成されている。一対の軸孔49aは互いに同軸に配置されており、両軸孔49aの中心軸上に、操作部7の揺動軸Lが位置している。ガイド溝49bは、軸孔49aから上方に向けて延びており、支持部49の上端面から上方に向けて開口している。ガイド溝49b内は、軸孔49a内に連通している。ガイド溝49b内のうち、軸孔49aより上方の部分には、ガイド溝49bの底面から突出する突部49cが配設されている。
連結筒部46は、下キャップ3の装着筒部40と後述するノズル筒6とを連結する筒部である。連結筒部46は、上下方向に延在し装着筒部40に外嵌されている。囲繞筒部45のうち連結筒部46より上方の部分には、上下方向に延びて前側上端縁45bから上方に向けて開口する切欠45cが形成されている。切欠45cの左右方向の間隔は、上下方向の全域にわたって一定である。切欠45cは、後述する操作部7の揺動を許容するための隙間である。
押下部材5は、上下方向に延在し軸線Oと同軸に配設された有頂円筒状の連結軸部50と、連結軸部50の上端部に連結された押下ヘッド51と、を有している。連結軸部50は、シリンダ部2における環状部11の中央開口部および下キャップ3におけるガイド筒部32の下端開口部に、上下動可能に挿通されている。このため、連結軸部50は、環状部11や下キャップ3を介して容器本体Aの口部A1に配設されている。連結軸部50の下端部は、ピストン12に連結されている。このため、ピストン12は押下部材5の上下動に連係する。上述したように、ピストン12の上方移動は環状部11によって規制されているので、ピストン12が環状部11に環状部11の下方から当接したときの押下部材5の位置が、押下部材5の最上昇位置である。また、上述したように、ピストン12はコイルばね16によって上方付勢されているので、ピストン12と連結されている押下部材5もコイルばね16によって上方付勢されている。
押下ヘッド51は、上下方向に延在し軸線Oと同軸に配設された円筒状のヘッド軸部52と、ヘッド軸部52の上端部に連結されるとともに径方向に延びる円板状のヘッド操作部53と、ヘッド操作部53のうちヘッド軸部52の後側の部分から下方に延びる垂下部54と、を有している。
ヘッド軸部52は、ガイド筒部32内のうち、ガイド筒部32の環状の底壁32aより上方に位置する部分に、上下動可能に挿通されている。ヘッド軸部52の下端部は、押下部材5が最上昇位置にあるときにも、ガイド筒部32内に位置している。ヘッド軸部52の外径は、上下方向の全域にわたって一定であるとともに、ガイド筒部32のうち、ガイド筒部32の底壁32aより上方に位置する部分の内径よりも僅かに小さい。ヘッド軸部52の下端部は、連結軸部50の上端部に外嵌されており、よって連結軸部50の外周面の径方向外側に位置している。このため、押下部材5の下降は、ヘッド軸部52の下端部がガイド筒部32の底壁32aの上面における開口周縁部に当接することで、規制される。ヘッド軸部52の下端部がガイド筒部32の底壁32aの上面における開口周縁部に当接したときの押下部材5の位置が、押下部材5の最下降位置である。
垂下部54の上下方向の長さは、ヘッド軸部52の上下方向の長さと同等である。垂下部54は、ガイド筒部32の後方および上キャップ4における連結部48の前方の位置に配置されている。垂下部54は、上下方向および周方向の双方向に延びる板状に形成されている。
垂下部54の後面には、後方に向けて突出する係止部(第1係止部)55が設けられている。係止部55は、上下方向に間隔をあけて複数配設されている。本実施形態では、7つの係止部55が設けられている。複数の係止部55は、前後方向および左右方向の各方向において同一の位置に配置されている。係止部55の上面は、前後方向および周方向の双方向に延びている。係止部55の下面は、左右方向視において係止部55の下面と垂下部54の後面との間隔が下方に向かうに従い漸減するように、傾斜している。係止部55は、平面視において係止部55の少なくとも一部が連結部48と重なるように配置されている。押下部材5が上昇するときに、係止部55の上面が連結部48の下面に当接すると、係止部55および連結部48は互いに係止して、押下ヘッド51、すなわち押下部材5の上昇を規制する。一方、押下部材5が下降するときに、係止部55の下面が連結部48に当接すると、係止部55の下面と連結部48の接続部48aとが互いに摺接しながら、2つの柱部47を弾性変形させながら連結部48を後方に向けて弾性変位させ、係止部55が連結部48よりも下方に移動可能となる。また、係止部55が下方に向けて連結部48を通過したときには、2つの柱部47が復元変形することで連結部48は前方に向けて復元移動する。なお、複数の係止部55のうち、最も下方に位置する係止部55は、押下部材5が最上昇位置にあるときに連結部48に係止し、複数の係止部55のうち、最も上方に位置する係止部55は、押下部材5が最下降位置にあるときに連結部48に係止する。
ノズル筒6は、貯留シリンダ10側から前方に向けて延びている。ノズル筒6は、上キャップ4の連結筒部46に一体に形成された第1ノズル筒60と、第1ノズル筒60に連結された第2ノズル筒61と、第2ノズル筒61に連結された第3ノズル筒62と、を有している。
第1ノズル筒60は、下キャップ3のガイド筒部32側から前方に向けて延在するとともに上キャップ4の囲繞筒部45を貫通するように配設されている。第1ノズル筒60は、上キャップ4の嵌合部44よりも前方に突出しており、その先端部側は第1ノズル筒60の他の部分よりも外径が小さい小径筒部60aとされている。
第2ノズル筒61は、第1ノズル筒60の小径筒部60aに外嵌されるとともに、中間部分が前方斜め下方に向けて折曲されている。第2ノズル筒61の先端部側は、第2ノズル筒61の他の部分よりも外径が小さい小径筒部61aとされている。
第3ノズル筒62は、第2ノズル筒61の小径筒部61aに外嵌されるとともに、その先端には吐出孔63が形成されている。図示の例では、吐出孔63は縦断面視テーパー状に形成され、下方に向けて開口している。
第2ノズル筒61内及び第3ノズル筒62内には、吐出孔63の中心軸方向に延びた円柱状の芯体64が配設されている。芯体64は、その外径が第2ノズル筒61及び第3ノズル筒62の内径よりも小さく形成されているとともに、吐出孔63との間に若干の隙間をあけて配設されている。これにより、内容物は、芯体64の外周面と、第2ノズル筒61及び第3ノズル筒62の内周面との間を流れ、吐出孔63から外部に吐出される。
なお、図示の例では、ノズル筒6は側面視L字状に形成されているが、この場合に限定されるものではなく、例えば貯留シリンダ10側から径方向外側に向けて延びたストレート状に形成されていてもよい。また、芯体64の先端部に有頂筒状のノズルチップを装着し、内容物を例えば霧状に吐出させてもよい。
本実施形態の操作部7は、上キャップ4に連結されている。操作部7は、装着部71と、一対の押込片72と、カバー部73と、を有している。なお、連結部48、複数の係止部55、および操作部7が、押下部材5を保持する保持部Hを構成している。
装着部71は、上下方向に延びるとともに後方に向けて開口する平面視U字状に形成された部材である。装着部71は、ガイド筒部32の前面および左右方向を向く両側面を覆うとともに、ガイド筒部32を後方に向けて露出している。装着部71には、挿通孔74と、一対の軸部75と、が形成されている。
挿通孔74は、装着部71の前端部に形成され、装着部71を前後方向に貫通し、装着部71の下端部から下方に向けて開口している。挿通孔74には、ノズル筒6が挿通されている。
装着部71のうち、左右方向で対向する一対の側壁の外面には、左右方向視で円形の軸部75が各別に形成されている。一対の軸部75の中心軸線は、互いに一致している。一対の軸部75は、上キャップ4の一対の軸孔49aに回転可能にそれぞれ嵌合されている。このため、装着部71を有する操作部7は、揺動軸L回りに揺動可能となっている。上キャップ4のガイド溝49bは、軸部75を軸孔49aに嵌合させるときに軸部75を案内する。すなわち、装着部71を上キャップ4に装着するときには、ガイド溝49bの上端開口部を通して軸部75をガイド溝49b内に挿入し、軸部75をガイド溝49b内で下方に向けてスライド移動させて突部49cを乗り越えさせた後に軸孔49a内に嵌合させる。突部49cは、軸孔49a内に嵌合された軸部75の上方移動を規制している。またこのとき、挿通孔74の下端開口部を通してノズル筒6を挿通孔74内に挿入する。
装着部71のうち、左右方向に対向する一対の側壁の後端縁には、一対の第1連結部材76を介して、一対の押込片72がそれぞれ連結されている。一対の押込片72は、周方向に延びる第2連結部材77を介して互いに連結されている。押込片72は左右方向視でL字の板状に形成されており、装着部71から後方に延びる延在部72bと、この延在部72bの後端部から上方に延びる立上り部72cと、有しており、この立上り部72cの上端部に位置する当接部72aが、上キャップ4における連結部48より下方の位置で柱部47の前面に上下摺動可能に当接している。押込片72の当接部72aは、揺動軸Lの後方かつ上方に位置している。
カバー部73は、装着部71から前方に向けて延びている。カバー部73は、装着部71における挿通孔74の開口周縁部から前方に向けて延びている。カバー部73の前端部が、操作部7の前端部となっている。カバー部73は、装着部71および一対の第1連結部材76を介して、一対の押込片72に連結されている。カバー部73内には、ノズル筒6が収容されている。カバー部73は、ノズル筒6を上方、前方および側方から覆っている。カバー部73は、ノズル筒6を下方に向けて露出している。
カバー部73は、ノズル筒6を上方から覆う天壁部91と、ノズル筒6を前方から覆う前壁部92と、ノズル筒6を側方から覆う側壁部93と、を備えている。なお図示の例では、天壁部91の下面、前壁部92の後面、側壁部93の側面が、いずれもノズル筒6の外面に当接しているが、例えば、これらの一部のみ(例えば天壁部91の下面のみ)がノズル筒6に当接する構成を採用する等してもよい。
天壁部91は、装着部71から前方に向けて延びている。天壁部91の前端部は、ノズル筒6の折曲部分(屈曲部分)上に位置している。前壁部92は、天壁部91の前端部から前方斜め下方に向けて延びている。前壁部92の下端部は、第3ノズル筒62の下端部よりも下方に位置し、吐出孔63よりも下方に位置している。
側壁部93は、ノズル筒6を左右方向に挟み込んで一対配置されている。側壁部93は、後側に位置する第1側壁94と、前側に位置する第2側壁95と、を備えている。第1側壁94は、天壁部91から下方に向けて延びている。第1側壁94は、ノズル筒6において、前記屈曲部分よりも後側に位置する部分を側方から覆っている。第2側壁95は、前壁部92から後方に向けて延びている。第2側壁95は、ノズル筒6において、前記屈曲部分よりも下側に位置する部分を側方から覆っている。
操作部7の前端部は、前壁部92の下端部および第2側壁95の下端部によって形成されている。操作部7の前端部は、揺動軸Lよりも前方に配置され、吐出孔63よりも下方に配置されている。
操作部7は、人の手により操作可能に形成されている。本実施形態では、操作部7の前端部、すなわちカバー部73の前端部は、カバー部73の下方から押し上げ可能とされており、この押し上げ操作によって、操作部7は揺動軸L回りに揺動する。また、上述したように、カバー部73が、装着部71および一対の第1連結部材76を介して一対の押込片72に連結されているため、係止部55および連結部48が互いに係止して保持部Hが押下部材5を保持しているときに、カバー部73の前端部を下方から押し上げると、その押し上げ操作に連係して、押込片72の当接部72aが揺動軸L回りに揺動し、後方および下方に向けて移動する。すると、当接部72aは柱部47の前面に摺接しながら柱部47を後方に向けて弾性変形させ、一対の柱部47に連結されている連結部48を後方に向けて弾性変位させる。連結部48の弾性変位により係止部55との係止が解除されると、保持部Hによる押下部材5の保持が解除され、押下部材5およびピストン12はコイルばね16の上方付勢力によって上昇する。
操作部7の前端部が上方に移動するような操作部7の揺動は、装着部71の前端部の上端縁71aがガイド筒部32の前面に当接することで規制される。また、操作部7の前端部が下方に移動するような操作部7の揺動は、カバー部73がノズル筒6に当接することで規制される。
上述した本実施形態の吐出器1によれば、押下部材5を押下し、貯留シリンダ10に対してピストン12を下方移動させることで、供給機構Fによって容器本体A内から供給された内容物を貯留シリンダ10内の貯留空間Sに一旦貯留することができる。また、押下部材5が下降したときに、保持部Hによって押下部材5をその位置に保持することができる。なおこのとき、係止部55および連結部48が互いに摺接しながら連結部48が弾性変位して、係止部55および連結部48が互いに係止する。
その後、操作部7を操作して揺動させ、係止部55および連結部48の係止を解除して保持部Hによる押下部材5の保持を解除すると、押下部材5はコイルばね16の上方付勢力によって上方に復元移動する。このため、ピストン12は、押下部材5の復元移動に伴って貯留シリンダ10内を上方移動し、貯留空間Sに貯留された内容物を貯留空間Sから押し出すようにノズル筒6内に供給する。これにより、吐出孔63を通じて内容物を外部に吐出することができる。
このように、貯留空間Sに内容物を一旦貯留できるので、押下げ操作等によって押下部材5を下方移動させたときに内容物が吐出されることを防止でき、その後、押下部材5を上方に復元移動させたときに内容物を吐出させることができる。
従って、吐出された内容物を、片手だけでなく両手で受け取ることができる。さらに、例えば片手が何等かの理由で塞がっている場合(例えば子供を抱いている場合や、荷物を持っている場合等)であっても、もう一方の片手だけで、内容物の吐出操作及び吐出された内容物の受け取りを行うことができる。従って、非常に使い易く、利便性を向上することができる。
しかも、押下部材5が下降して、内容物が貯留空間Sに一旦貯留されたときに、保持部Hによって押下部材5をその位置に保持することができる。よって、押下部材5の押下を解除して押下部材5から手を離したときに、押下部材5が上昇して内容物が吐出されるのを防ぐことができる。従って、押下部材5から離した手をノズル筒6に接近させた後に操作部7を操作し、押下部材5を上昇させて内容物を吐出させることができる。また、例えば吐出終了後、次回の吐出のために押下部材5を下降させて保持部Hによって押下部材5をその位置に保持することで、次回の吐出を円滑に実施することもできる。従って、利便性を更に向上することができる。
また、押下部材5が下降するときに、係止部55および連結部48が互いに摺接しながら連結部48が弾性変位して、係止部55および連結部48が互いに係止することで、保持部Hが押下部材5の上昇移動を規制する。従って、押下部材5を下降させる作業を実施することにより、保持部Hによって押下部材5をその位置に保持することができる。これにより、利便性を更に一層向上することができる。
さらに、操作部7がノズル筒6を覆うので、吐出器がかさばることを抑え、吐出器のコンパクト化を図ることができる。
係止部55は、上下方向に間隔をあけて複数配設されている。このため、押下部材5が下降するときに、複数の係止部55は連結部48に順次摺接して連結部48を複数回弾性変位させる。また、押下部材5が最下降位置にあり、複数の係止部55のうち最も上方に配設された係止部55(以下、最上係止部55という)と連結部48とが互いに係止しているときに、操作部7を操作して揺動させ、最上係止部55および連結部48の係止を解除すると、押下部材5は上方に復元移動するが、連結部48は、最上係止部55の下方に隣り合う他の係止部55と再び係止し、保持部Hは押下部材5を再び保持する。これにより、操作部7に対する一回の操作によって、上下方向に複数配設された係止部55同士の間隔、つまりピストン12の貯留シリンダ10に対する上昇量に応じた量の内容物を、吐出孔63から吐出することができる。また、係止部55は複数配設されているため、押下部材5を一度最下降位置まで下降させると、操作部7を操作する度に内容物を吐出でき、押下部材5が最上昇位置に到達するまでに内容物を複数回に分けて少量ずつ吐出することができる。
上述したように、供給機構Fは、連通孔15と、供給通路Pと、第1逆止弁25と、第2逆止弁37と、を備えている。
この場合には、押下部材5の下降に伴い貯留シリンダ10内のピストン12が下方移動し、貯留シリンダ10内のうちピストン12より下方に位置する部分に貯留された空気または内容物が、連通孔15を通して容器本体A内に流入する。このとき、パッキン21がシリンダ部2のフランジ20と口部A1の上端開口縁との間を気密に保持し、かつ吸気弁42は容器本体A内から外部に向けた空気または内容物の流通を規制しているため、容器本体Aの内圧が上昇し、容器本体A内の内容物が供給通路Pを通して貯留空間Sに向けて押し出される。また、ピストン12が下方移動すると、Oリング34が連結軸部50と頂壁30との間を気密に保持しているため、貯留空間Sの内圧は低下し、よって供給通路Pを通して容器本体A内の内容物が貯留空間Sに向けて引き込まれる。このとき、第1逆止弁25は、供給通路Pを通した容器本体A内から貯留空間Sに向けた内容物の流通を許容し、第2逆止弁37は、ノズル筒6から貯留空間Sに向けた内容物の流通を規制するため、押下げ操作等によって押下部材5を下方移動させたときにノズル筒6内の内容物が貯留空間Sに逆流することを確実に防止でき、容器本体A内の内容物を貯留空間Sに適切に供給して貯留することができる。
容器本体A内の内容物が貯留空間Sに供給されて容器本体Aの内圧が低下すると、吸気弁42を通して外部の空気が容器本体A内に供給されて、容器本体Aの内圧が大気圧に等しくなる。
また、保持部Hが押下部材5の保持を解除して、コイルばね16の上方付勢力によって押下部材5が上昇すると、貯留シリンダ10内のピストン12も上昇し、かつOリング34が連結軸部50と頂壁30との間を気密に保持しているため、貯留空間Sの内圧は上昇する。このとき、第1逆止弁25は、供給通路Pを通した貯留空間Sから容器本体A内に向けた内容物の流通を規制し、第2逆止弁37は、貯留空間Sからノズル筒6に向けた内容物の流通を許容するため、押下部材5が上昇するときに、貯留空間Sの内容物が供給通路Pを通して容器本体A内に逆流することを確実に防止でき、貯留空間Sの内容物を吐出孔63を通して外部に適切に吐出することができる。
上述したように、ノズル筒6および操作部7が、貯留シリンダ10側から前方に向けて延び、かつ操作部7の前端部が、揺動軸Lよりも前方に配置されている。従って、操作部7の前端部を手で上下動させて操作部7が揺動するように操作部7を操作して、保持部Hによる押下部材5の保持を解除した直後、その手をノズル筒6に接近させておくことができる。これにより、利便性を更に向上することができる。
上述したように、操作部7の前端部が、吐出孔63よりも下方に配置されている。従って、操作部7の前端部を手で操作して保持部Hによる押下部材5の保持を解除した直後、その手を吐出孔63の下方に位置させておくことができる。これにより、利便性を更に向上することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、第2係止部としての連結部48が一対の柱部47を介して上キャップ4の囲繞筒部45に設けられているが、本発明はこれに限られない。例えば、第2係止部が、下キャップ3に配設されていてもよい。
また、例えば、第2係止部が操作部7に設けられていてもよく、さらに例えば、第2係止部が押込片72の当接部72aに相当する位置に配設されていてもよい。この場合には、押下部材5が下降するときに、係止部55および第2係止部が互いに摺接しながら第2係止部を変位させると、操作部7は、第2係止部の変位に合わせて操作部7の前端部が上昇するように揺動する。
前記実施形態では、押込片72の当接部72aが揺動軸Lの後方かつ上方に位置し、柱部47が当接部72aの後方に位置し、第2係止部としての連結部48が当接部72aの上方に位置しているが、本発明はこれに限られない。例えば、押込片72の当接部72aが揺動軸Lの後方かつ上方に位置し、柱部47が当接部72aの後方に位置するが、第2係止部が、柱部47のうち、当接部72aの下方に位置する部分や、押込片72の下方に位置する部分に配設されてもよい。さらに、柱部を揺動軸Lより下方の位置にまで延在させ、第2係止部が揺動軸Lよりも下方に位置してもよい。
前記実施形態では、押込片72の当接部72aが揺動軸Lの後方かつ上方に位置しているが、本発明はこれに限られない。例えば、押込片72の当接部72aが揺動軸Lの前方かつ上方に位置してもよい。この場合には、例えば、係止部55、柱部47、および連結部48の配設位置を前方に変位させればよい。
また、例えば、押込片72の当接部72aが揺動軸Lの下方に位置してもよい。この場合には、例えば、係止部55、柱部47、および連結部48の配置関係を前後方向で逆にすればよい。
前記実施形態では、一対の柱部47および連結部48が前後方向視で門型に形成され、連結部48が第2係止部として機能しているが、本発明はこれに限られない。例えば、弾性変形可能な板部材をその表裏面が前後方向に向くように囲繞筒部45の後側上端縁45aに配置し、前記板部材に前後方向で貫通する係止孔を形成し、この係止孔に係止部55が係止されるように構成してもよい。
前記実施形態では、7つの係止部55が設けられているが、少なくとも2つの係止部55が配設されていればよい。
なお、押下部材5が最下降位置にあるときは、保持部Hが押下部材5を保持してその上昇を規制する必要があるため、係止部55は連結部48に係止している必要がある。一方、押下部材5が最上昇位置にあるときには、ピストン12がシリンダ部2の環状部11の下面に当接することで押下部材5の上昇が規制されているため、押下部材5が最上昇位置にあるときに係止部55が連結部48に係止されない構成であってもよい。
前記実施形態では、連結部48は角柱状に形成されているが、係止部55の上面と適切に係止できるのであれば角柱以外の形状であってもよく、例えば円柱状や、円柱の下端面が前後方向および左右方向の双方向に延びている形状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、操作部7は上キャップ4の一対の支持部49に揺動可能に支持されているが、本発明はこれに限られない。例えば、下キャップ3や容器本体Aに揺動可能に支持されていてもよい。
前記実施形態では、吐出孔63が、ノズル筒6の前端部に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、吐出孔63が、ノズル筒6の前後方向における中間部に形成されていてもよい。
前記実施形態では、操作部7のカバー部73は、天壁部91および一対の側壁部93を有しているが、本発明はこれに限られない。例えば、ノズル筒6を覆うカバー部として、装着部71から前方に向けて突出するとともにノズル筒6の上方に配置された棒状部材を採用してもよい。この場合、棒状部材の先端部が、ノズル筒6の吐出孔63より下方に位置してもよい。
操作部7の前端部が吐出孔63よりも下方に配置されていなくてもよい。
操作部7の前端部が、揺動軸Lや貯留シリンダ10よりも前方に配置されていなくてもよい。
前記実施形態では、容器本体A内の内容物を貯留空間Sに供給するために供給機構Fを用いているが、本発明はこれに限られない。例えば、容器本体内に内容物が圧縮された状態で充填され、押下部材を押下することで内容物が貯留シリンダ内の貯留空間に噴出されるエアゾール機構を採用してもよい。この場合であっても、貯留シリンダ内に内容物を一旦貯留できるので、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
前記実施形態では、吐出器1が内容物を液状のまま吐出するが、本発明はこれに限られない。例えば、内容物を泡状にして吐出する吐出器に本発明を適用することも可能である。例えば、吐出器が、押下部材の上下動に連係する空気用ピストンが内部に上下摺動可能に嵌合された空気用シリンダと、供給機構によって容器本体から供給される内容物と空気用シリンダから供給される空気とを混合する気液混合室と、気液混合室で混合された気液混合体を発泡させて内容物を泡状にした状態で貯留シリンダ内に供給する発泡部材と、を備えた構成に、本発明を適用することもできる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 吐出器
5 押下部材
6 ノズル筒
7 操作部
10 貯留シリンダ
12 ピストン
15 連通孔
25 第1逆止弁
37 第2逆止弁
48 連結部(第2係止部)
55 係止部(第1係止部)
A 容器本体
A1 口部
F 供給機構
H 保持部
P 供給通路
S 貯留空間

Claims (4)

  1. 内容物が収容される容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動可能に配設される押下部材と、
    前記押下部材の上下動に連係するピストンと、
    内側に前記ピストンが上下摺動可能に嵌合された貯留シリンダと、
    前記押下部材の下降に伴い、前記容器本体内の内容物が前記貯留シリンダ内のうち前記ピストンより上方に位置する貯留空間に供給される供給機構と、
    前記貯留空間に連通し、かつ内容物を吐出する吐出孔が形成されたノズル筒と、
    前記押下部材を保持する保持部と、を備え、
    前記保持部は、前記押下部材の上下動に連係する第1係止部と、前記ノズル筒を覆うとともに揺動軸回りに揺動可能に配設された操作部と、前記第1係止部と係止可能な第2係止部と、を備え、
    前記押下部材が下降するときに、前記第1係止部および前記第2係止部が互いに摺接しながら前記第2係止部が弾性変位して、前記第1係止部および前記第2係止部が互いに係止することで、前記保持部が前記押下部材の上昇移動を規制し、
    前記保持部は、前記操作部が操作されて揺動したときに、前記第1係止部および前記第2係止部の係止を解除して前記押下部材の保持を解除し、
    前記第1係止部は、上下方向に間隔をあけて複数配設されている吐出器。
  2. 前記供給機構は、
    前記貯留シリンダ内のうち前記ピストンより下方に位置する部分と前記容器本体内とを連通する連通孔と、
    前記貯留空間と前記容器本体内とを連通する供給通路と、
    前記供給通路を通した前記容器本体内から前記貯留空間に向けた内容物の流通を許容し、かつその逆方向への流通を規制する第1逆止弁と、
    前記貯留空間から前記ノズル筒に向けた内容物の流通を許容し、かつその逆方向への流通を規制する第2逆止弁と、を備える請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記ノズル筒および前記操作部は、前記貯留シリンダ側から前方に向けて延び、
    前記操作部の前端部は、前記揺動軸よりも前方に配置されている請求項1または2に記載の吐出器。
  4. 前記操作部の前端部は、前記吐出孔よりも下方に配置されている請求項3に記載の吐出器。
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