JP6762605B2 - 金型分離反転装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されたダイセット反転装置(図4、図5)においては、1対のコラムに1対のラムを昇降可能に装備し、1対のラムに金型を取り付ける回転枠を回転自在に取り付け、回転枠に金型を取り付けた状態で、回転枠を上昇させてから回転させることで
金型を反転させることができる。
請求項5の金型分離反転装置は、請求項1の発明において、前記金型保持手段の保持板に、前記回転体を180°反転した状態で金型を搬送可能に支持する複数のローラを設けたことを特徴としている。
しかも、金型保持手段が、前記天板の下側に昇降可能に配置された保持板と、この保持板に固定されたマグネットクランプを備えているため、簡単な構成の金型保持手段とすることができ、金型昇降手段が、前記天板に装備されてピストンロッドが保持板に連結された昇降用流体圧シリンダと、前記保持板に下端部が固定され且つ天板側の案内部で案内される複数のガイドロッドを備えているため、簡単な構造で円滑に作動する金型昇降手段を実現することができる。
請求項5の発明によれば、金型保持手段の保持板に、回転体を180°反転した状態で金型を搬送可能に支持する複数のローラを設けたため、反転後の金型の搬出を能率的に行うことができる。
基台10は、左右方向に所定距離離隔した両端部に円弧状の1対の回転体支持部11a,11bを有する。この基台10は、鉛直姿勢の左右1対の基板12a,12bをベース板13で連結したものである。回転体支持部11a,11bは、基板12a,12bの円弧状の上端近傍部に所定間隔おきに取り付けた複数の遊転ローラ14を備えている。
回転体20は、1対の回転体支持部11a,11bに回転自在に夫々支持される平行な左右1対の回転板20a,20bを複数の連結材で連結した構造のものである。
天板50は回転体20の上部に水平姿勢に配設され、この天板50は所定の前後幅を有する厚板部材である。天板50の左端部は回転板20aに固着され、天板50の右端部は回転板20bに固着されている。
載置部40は、金型受入れ空間20Sに回転板20a,20bの回転軸心Xと直交する水平方向(直線部20Lの側)からフォークリフト等で搬入される金型セットDを載置可能に回転体20に設けられている。載置部40は、左右方向に適当間隔を空けて配置された鉛直の前後方向向きの4枚の板部材40aで構成され、各板部材40aは複数の薄鋼板を密着させて連結したものである。
しかも、載置部40の上端とマグネットクランプ60の間の間隔は、通常のサイズの金型セットDを受け入れ可能な間隔となっている。
回転駆動機構30は、1対のピン保持板31と、複数のピン32と、スプロケット33と、駆動モータ34とを備えている。図4に示すように、各ピン保持板31は2枚の薄鋼板を密着させて連結したものである。1対のピン保持板31は、所定隙間を空けて対向させて複数のピン32により連結されると共に、これら1対のピン保持板31は一方の回転板20bの外面に所定間隔あけて複数のボルト35とナット35aで固定されている。尚、ピン保持板31は、半円状の形状であるが、半円よりも僅かに大きく形成されている。
スプロケット33は、1対のピン保持板31の外周側1個所に設けられて複数のピン32に係合している。駆動モータ34(減速機付き電動モータ)はスプロケット33を回転駆動可能なものであり、スプロケット33を回転駆動することで、複数のピン32と1対のピン保持板31を介して回転体20を回転駆動するように構成してある。駆動モータ34は搭載台36の上に固定され、図示外の制御駆動部に接続されている。
金型保持手段60は、天板50の下側に昇降可能に配設されて金型(上型D1)を保持可能なものであり、上型D1を吸着可能なマグネットクランプ61で構成されている。
上記のマグネットクランプ61は、天板50の下側に昇降可能に配置されている。このマグネットクランプ61は、上型D1を強力に吸着する状態と吸着解除状態とに切換え可能である。マグネットクランプ61は、制御駆動部に接続されている。
第1工程において、図5、図6に示すように、マグネットクランプ61を上昇位置に保持し、上型D1と下型D2とからなる金型セットDを正面側(直線部20Lの側)からフォークリフト等により金型受け入れ空間20Sに搬入し、載置部40の上に載置する。
1対の回転板20a,20bの間の金型受け入れ空間20Sに金型セットDを搬入して載置部40に載置し、金型昇降手段62でマグネットクランプ61を下降させて上型D1を吸着し、次に上型D1を上昇させて下型D2から分離し、その後下型D2を搬出し、回転体20と上型D1とを180°回転させると、反転状態にした上型D1を金型受け入れ空間20Sから外部へ搬出することができる。こうして、金型セットDを上型D1と下型D2とに分離し、上型D1を反転することができる。
3条のダイローラ66は、図19、図20に示すダイローラと同様のものであり、マグネットクランプ61Aで金型(上型D1)を吸着する際には、3条のダイローラ66は弾性支持機構47の圧縮変形を介して天板50側へ沈み込んで、マグネットクランプ61Aが金型の上面に面接触状態で吸着する。
図16、図17に示すように、金型搬送台41上の金型セットDを複数の遊転ローラ41a,46aを介して載置部40Aへ搬入する。
1)回転板20a,20b、板部材40a、ピン保持板31等を複数枚の薄鋼板ではなく、1枚の鋼板で構成してもよい。
3)回転体支持部11a,11bのローラ14の代わりに、両鍔付きローラを採用してもよい。
5)回転体20の回転板20a,20bを、回転駆動機構30のピン保持板31と同様に、1対の板部材を小間隔空けて対向状に配置し、それらの外周部を周方向に小間隔おきの複数のピン部材で連結し、その複数のピン部材に両鍔付きローラを夫々回転自在に外装した構成とする。
7)その他、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
D2 下型
D 金型セット
1,1A 金型分離反転装置
10 基台
11a,11b 回転体支持部
14 遊転ローラ
20 回転体
20a,20b 回転板
20S 金型受け入れ空間
21 連結ロッド(連結材)
22 スペーサ付き連結材
30 回転駆動機構
31 ピン保持板
32 ピン
33 スプロケット
34 駆動モータ
40,40A 載置部
45 ダイローラ
46a 遊転ローラ
50 天板
60,60A 金型保持手段
61,61A マグネットクランプ
62 金型昇降手段
63 流体圧シリンダ
64 ガイドロッド
66 ダイローラ
Claims (5)
- 上型と下型を含む金型セットを受け入れて分離し180°反転可能な金型分離反転装置において、
所定距離離隔した両端部に円弧状の1対の回転体支持部を有する基台と、
前記1対の回転体支持部に回転自在に夫々支持され且つ複数の連結材で連結された平行な1対の回転板を含む回転体と、
前記回転体を回転駆動可能な回転駆動機構と、
前記1対の回転板の間の金型受入れ空間に前記回転板の回転軸心と直交する水平方向から搬入される金型セットを載置可能に前記回転体に設けられた載置部と、
前記回転体の上部に固定的に設けられた天板と、
前記天板の下側に昇降可能に配置されて金型を保持可能な金型保持手段であって、前記天板の下側に昇降可能に配置された保持板と、この保持板に固定されたマグネットクランプを備えた金型保持手段と、
前記天板に装備されて金型保持手段を昇降駆動可能な金型昇降手段であって、前記天板に装備されてピストンロッドが保持板に連結された昇降用流体圧シリンダと、前記保持板に下端部が固定され且つ天板側の案内部で案内される複数のガイドロッドを備えた金型昇降手段と、
を備えたことを特徴とする金型分離反転装置。 - 前記回転駆動機構は、一方の回転板の外面に固定され且つ所定隙間を空けて対向させた半円状の1対のピン保持板と、これらピン保持板の外周近傍部に周方向に所定小間隔おきに固定され且つ前記回転軸心と平行な複数のピンと、1対のピン保持板の外周側1個所に設けられて複数のピンに係合するスプロケットと、このスプロケットを回転駆動可能な駆動モータとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の金型分離反転装置。
- 前記回転体支持部は、複数の遊転ローラを有することを特徴とする請求項1に記載の金型分離反転装置。
- 前記載置部は、金型を搬送可能に支持する複数のローラを有することを特徴とする請求項1に記載の金型分離反転装置。
- 前記金型保持手段の保持板に、前記回転体を180°反転した状態で金型を搬送可能に支持する複数のローラを設けたことを特徴とする請求項1に記載の金型分離反転装置。
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