JP6759009B2 - 液体容器 - Google Patents
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Description
液体を収容する収容空間に通じる口部を有する容器本体と、前記口部に装着可能なキャップと、を備える液体容器であって、
前記容器本体の外郭を形成するとともに、第1通気孔及び第2通気孔を有する外郭体と、
前記外郭体の内側に配置されて前記収容空間を区画する内袋と、を備え、
前記内袋は、該内袋の収縮変形に伴って前記外郭体との間に前記第1通気孔に通じる第1空間を形成可能な第1空間形成部と、前記内袋の収縮変形に伴って前記外郭体との間に前記第2通気孔に通じる第2空間を形成可能な第2空間形成部と、を有し、
前記第1空間は、前記第1通気孔を通じて外気を導入可能且つ排出可能であり、
前記第2通気孔を通じて、前記第2空間への外気の導入を許容する一方、前記第2空間から前記液体容器の外部への外気の排出を阻止する逆止弁をさらに備えることを特徴とする。
前記容器本体は、前記口部と、該口部よりも拡径した円筒状をなす胴部と、該胴部の下端に連なる底部と、を有するボトル形状をなしており、
前記第1通気孔及び前記第1空間形成部は、3組設けられており、
前記第2通気孔及び前記第2空間形成部は、3組設けられており、
3つの前記第1空間形成部及び3つの前記第2空間形成部は、同一の周方向幅を有していることが好ましい。
前記第2通気孔は、前記口部に設けられており、
前記キャップは、前記口部の外周面に当接することによって、前記口部を周方向に包囲するとともに全ての前記第2通気孔と連通する環状空間を形成可能な包囲体を有し、
前記逆止弁は、前記包囲体に設けられた連通口を通じて、前記環状空間への外気の導入を許容する一方、前記環状空間から前記液体容器の外部への外気の排出を阻止するように、前記包囲体に配置されていることが好ましい。
前記包囲体は、前記環状空間内で垂下する筒状をなす垂下筒部を有し、
前記逆止弁は、前記垂下筒部の外周面に嵌合する環状の嵌合体と、該嵌合体の外周面に全周に亘って一体に形成され、前記包囲体に設けられた環状の弁座に全周に亘って着座可能な弁体と、を有することが好ましい。
前記キャップは、
前記口部にねじ部を介して着脱可能な有頂筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の下端部に破断予定部を介して連結され、前記キャップが前記口部に一旦装着されると前記口部に抜け止め保持されるタンパーエビデンスリングと、を備え、
前記包囲体は、前記タンパーエビデンスリングによって構成されていることが好ましい。
前記容器本体は、
前記外郭体を構成する外層体と、
前記内袋を構成する内層体と、
前記外層体と前記内層体との間において前記口部から前記底部まで延在し、前記外層体と前記内層体との剥離を阻止する複数の接着帯と、を有するブロー成形品であり、
前記複数の接着帯により、前記第1空間形成部のそれぞれ、及び前記第2空間形成部のそれぞれが区画されていることが好ましい。
2 収容空間
3 口部
4 容器本体
5 キャップ
6 第1通気孔
7 第2通気孔
8 外郭体
9 内袋
10 第1空間
11 第1空間形成部
12 第2空間
13 第2空間形成部
14 逆止弁
15 胴部
16 底部
17 環状空間
18 包囲体
19 連通口
20 垂下筒部
21 嵌合体
22 弁座
23 弁体
24 ねじ部
25 雄ねじ部
26 雌ねじ部
27 キャップ本体
28 破断予定部
29 タンパーエビデンスリング
30 外層体
31 内層体
32 接着帯
33 係止リング部
34 封止リング部
35 封止段差部
36 パッキン
37 連結片
38 上部周壁
39 フランジ壁
40 下部周壁
41 係止片
42 肩部
O 中心軸線
L 液体
W 周方向幅
Claims (8)
- 液体を収容する収容空間に通じる口部を有する容器本体と、前記口部に装着可能なキャップと、を備える液体容器であって、
前記容器本体の外郭を形成するとともに、第1通気孔及び第2通気孔を有する外郭体と、
前記外郭体の内側に配置されて前記収容空間を区画する内袋と、を備え、
前記内袋は、該内袋の収縮変形に伴って前記外郭体との間に前記第1通気孔に通じる第1空間を形成可能な第1空間形成部と、前記内袋の収縮変形に伴って前記外郭体との間に前記第2通気孔に通じる第2空間を形成可能な第2空間形成部と、を有し、
前記第1空間は、前記第1通気孔を通じて外気を導入可能且つ排出可能であり、
前記第2通気孔を通じて、前記第2空間への外気の導入を許容する一方、前記第2空間から前記液体容器の外部への外気の排出を阻止する逆止弁をさらに備えることを特徴とする液体容器。 - 前記第1通気孔と、該第1通気孔に通じる前記第1空間を形成可能な前記第1空間形成部とで一組となる前記第1通気孔及び前記第1空間形成部、並びに前記第2通気孔と、該第2通気孔に通じる前記第2空間を形成可能な前記第2空間形成部とで一組となる前記第2通気孔及び前記第2空間形成部のうちの少なくとも一方が、複数組設けられている、請求項1に記載の液体容器。
- 前記第1空間形成部と前記第2空間形成部とがそれぞれ複数設けられ、且つ、周方向に交互に配置されている、請求項2に記載の液体容器。
- 前記容器本体は、前記口部と、該口部よりも拡径した円筒状をなす胴部と、該胴部の下端に連なる底部と、を有するボトル形状をなしており、
前記第1通気孔及び前記第1空間形成部は、3組設けられており、
前記第2通気孔及び前記第2空間形成部は、3組設けられており、
3つの前記第1空間形成部及び3つの前記第2空間形成部は、同一の周方向幅を有している、請求項3に記載の液体容器。 - 前記第2通気孔は、前記口部に設けられており、
前記キャップは、前記口部の外周面に当接することによって、前記口部を周方向に包囲するとともに全ての前記第2通気孔と連通する環状空間を形成可能な包囲体を有し、
前記逆止弁は、前記包囲体に設けられた連通口を通じて、前記環状空間への外気の導入を許容する一方、前記環状空間から前記液体容器の外部への外気の排出を阻止するように、前記包囲体に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体容器。 - 前記包囲体は、前記環状空間内で垂下する筒状をなす垂下筒部を有し、
前記逆止弁は、前記垂下筒部の外周面に嵌合する環状の嵌合体と、該嵌合体の外周面に全周に亘って一体に形成され、前記包囲体に設けられた環状の弁座に全周に亘って着座可能な弁体と、を有する、請求項5に記載の液体容器。 - 前記キャップは、
前記口部にねじ部を介して着脱可能な有頂筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の下端部に破断予定部を介して連結され、前記キャップが前記口部に一旦装着されると前記口部に抜け止め保持されるタンパーエビデンスリングと、を備え、
前記包囲体は、前記タンパーエビデンスリングによって構成されている、請求項5又は6に記載の液体容器。 - 前記容器本体は、前記口部と、該口部よりも拡径した円筒状をなす胴部と、該胴部の下端に連なる底部と、を有するボトル形状をなしており、また、
前記容器本体は、前記外郭体を構成する外層体と、前記内袋を構成する内層体と、前記外層体と前記内層体との間において前記口部から前記底部まで延在し、前記外層体と前記内層体との剥離を阻止する複数の接着帯と、を有するブロー成形品であり、
前記複数の接着帯により、前記第1空間形成部のそれぞれ、及び前記第2空間形成部のそれぞれが区画されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体容器。
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JP2016170132A JP6759009B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | 液体容器 |
Publications (2)
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ID=61565266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016170132A Active JP6759009B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | 液体容器 |
Country Status (1)
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- 2016-08-31 JP JP2016170132A patent/JP6759009B2/ja active Active
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