JP6758595B2 - 衛生設備機器 - Google Patents
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Description
このように洗面器を洗面槽と下水槽とを使い分ける場合、洗面槽は清潔性が保たれることから、洗面槽に水を溜めて衛生的に使用することが可能となるが、このように洗面槽に水を溜めて使用する場合には、洗面槽の底部に設けられた排水口を閉じて使用することから、洗面槽への水溜めのために水栓装置などから吐水を行っている場合、洗面槽に一定量の水溜めが終了した時点で吐水を停止させる必要があり、その停止を怠ると洗面槽からオーバーフローした水が床面に流れ落ちてしまうというリスクがある。
ないように清掃性に優れ、オーバーフロー水が床面に流れ落ちることを防ぐことができる
衛生設備機器を提供することである。合わせて使い勝手の向上と、高い衛生性の両立を図るものである。
上記目的を達成するために請求項3記載の発明によれば、前記排水槽は前記受水槽および/または前記洗浄槽の面積を減ずることなく、前記受水槽および/または前記洗浄槽に対して張り出して形成したことを特徴とすることにより、広い洗浄槽の範囲を確保することができ、衛生的な配慮を行いながら使い勝手が低下することがなくなった。
上記目的を達成するために請求項4記載の発明によれば、前記排水槽と前記洗浄槽の排水経路は、陶器で形成されたボウルと一体で形成されることを特徴とすることにより、施工作業時に発生する排水配管接続の作業負荷を減じることができるようになった。
上記目的を達成するために請求項5記載の発明によれば、前記受水槽の近傍には少なくとも一部が凹形状部を有する石鹸置きを形成し、前記凹形状部は排水槽と連通する排水流路を持つことを特徴とすることにより、受水槽に石鹸水が流れ込んで水質が低下することを抑制できるようになった。
上記目的を達成するために請求項6記載の発明によれば、前記排水槽には排水流路の途中に目皿を配置すると共に、前記目皿の側方両側には凹部を形成したことを特徴とすることにより、万一、排水槽に異物を落としても排水配管側に流出することがなく、かつ、目皿を取り外して簡単に清掃することができるようになった。
衛生設備機器Aは、下方に向かって窪むように形成されたボウル部1を有している。このボウル部1は、向かって左側に受水槽2を、向かって右側に排水槽3を有している。具体的には、受水槽2と排水槽3とはボウル部1を受水排水仕切壁7によって分割することで形成されている。なお、受水槽2が洗面や手洗いに使用されることになるため、受水排水仕切壁7の位置としては、受水槽2が排水槽3に比べて十分に広くなる位置、例えば、受水槽2の排水槽3に対する開口面積が2倍以上となるように構成されていることが好ましい。
なお、図1では給水手段4が衛生設備機器Aの上部に設けられている形態であるが、衛生設備機器A自体に給水手段4の取付け孔を設けておき、その取付け孔に給水手段4を取り付けるようにしてもよい。
また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
(式1) 給水瞬間流量Qin < 排水瞬間流量Qout
1…ボウル部
2…受水槽
3…排水槽
4…給水手段
5,6…排水流路
7…受水排水仕切壁
8…受水槽
9…洗浄槽
10…排水槽
11…洗浄受水仕切壁
12…洗浄排水仕切壁
13…受水排水仕切壁
14,15,16…排水流路
17,18,19…排水口
22…外郭
23…凹形状部
24…排水流路
25…目皿
26…凹部
Claims (5)
- 湯又は水を吐水する給水手段からの吐水を受けるボウル部を有する衛生設備機器であって、
前記ボウル部は、排水栓が取り付けられた排水口を底面に有する受水槽と、
排水栓が取り付けられていない排水口を底面に有する排水槽と、
前記受水槽と前記排水槽の両方に接し、排水栓が取付けられた排水口を底面に有する洗浄槽とに分割され、
前記受水槽と前記排水槽とを分割する受水排水仕切壁の上面は前記ボウル部の周縁の上面よりも低く形成されており、
前記洗浄槽と前記受水槽とを分割する洗浄受水仕切壁の上面は前記受水排水仕切壁の上面よりも低く形成されており、
前記洗浄槽と前記排水槽とを分割する洗浄排水仕切壁の上面は前記洗浄受水仕切壁の上面よりも低く形成されている衛生設備機器。 - 前記排水槽は前記受水槽および/または前記洗浄槽、
の外側に張り出して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の衛生設備機器。 - 前記排水槽と前記洗浄槽の排水経路は、陶器で形成されたボウルと一体で形成されることを特徴とする請求項1に記載の衛生設備機器。
- 前記受水槽の近傍には少なくとも一部が凹形状部を有する載置部を形成し、
前記凹形状部は排水槽と連通する排水流路を持つことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の衛生設備機器。 - 前記排水槽には排水流路の途中に目皿を配置すると共に、前記目皿の側方両側には凹部を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の衛生設備機器。
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