JP3115631U - トイレの手洗い器 - Google Patents
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Abstract
【課題】
排便直後の用足し姿勢のままで手が洗えるようにして手についた汚れが下着等に付くのを防止する。
【解決手段】
水溜めタンクより便器に至る導水管の途中から、便器における用足し姿勢のままで手が届く位置に手洗い部を存在させた手洗い水導水管を分岐させ、手洗い部に複数の小孔を形成するとともに、小孔の下方に、小孔から漏れ出た水を受け止めて導水管に戻す水受け盆を設けたことを特徴とするトイレの手洗い器。
【選択図】
図1
排便直後の用足し姿勢のままで手が洗えるようにして手についた汚れが下着等に付くのを防止する。
【解決手段】
水溜めタンクより便器に至る導水管の途中から、便器における用足し姿勢のままで手が届く位置に手洗い部を存在させた手洗い水導水管を分岐させ、手洗い部に複数の小孔を形成するとともに、小孔の下方に、小孔から漏れ出た水を受け止めて導水管に戻す水受け盆を設けたことを特徴とするトイレの手洗い器。
【選択図】
図1
Description
本考案は、トイレの手洗い器に関し、用足し姿勢のままで手が洗浄できる手洗い器に関するものである。
水洗トイレが、しゃがみ式(和式)であろうと、座り式(洋式)であろうと、用足しが済むと、紙で始末をするが、このとき、手が排泄物で汚れることがある。特に、手の動きが不自由な病人や高齢者、或いは十分に発達していない幼児等では、このような事態が起こり易い。また、手が汚れていることに自分では気が付かないこともある。このような場合でも、立ち上がって下着や衣服を引き上げ、しかる後に水溜めタンク等に付設されている手洗い器で手を洗うことになるが、手が汚れていると、洗う前に下着や衣服まで汚してしまう。
このため、下記特許文献1では、用足し姿勢のままで、手を洗うことができる手洗い器を設けたものが提案されている。しかし、この先行例のものは、手洗い器が水を溜める手水鉢であって、流水で洗うものではないから、衛生的ではないこと、水を流すときには、手水鉢の底の栓を抜かなければならず、その手間が煩わしい、といった欠点がある。
特開平7−189316号公報
本考案は、同じ用足し姿勢のままで手を洗うことができる手洗い器に関するものであるが、近くにある手洗い水導水管(パイプ)を握るだけで手が洗えるようにして、より利便性を高めたものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、水溜めタンクより便器に至る導水管の途中から、便器における用足し姿勢のままで手が届く位置に手洗い部を存在させた手洗い水導水管を分岐させ、手洗い部に複数の小孔を形成するとともに、小孔の下方に、小孔から漏れ出た水を受け止めて導水管に戻す水受け盆を設けたことを特徴とするトイレの手洗い器を提供するとともに、これにおいて、請求項2に記載した、手洗部が手洗い水導水管の縦延部に設けられる手段、請求項3に記載した、導水管又は手洗い水導水管に、同じく用足し姿勢のままでで手が届く範囲にタオルを掛けることができるタオル掛けを設けた手段を提供したものである。
本考案によれば、水溜めタンクに溜まった水を導水管を通して便器に供給するときには、手洗い水導水管にも水が流れるから、用足し姿勢のままで手が届く位置にある手洗い部に形成された小孔から水が漏出する。したがって、この小孔の部分を手で握ったり、かざしておけば、流水によって手洗いができる。そして、手を洗った水は、下の水受け盆で受け止められて導水管に合流するから、周辺に散乱することもない。加えて、このような操作は、下着や衣服に触る前の用足し姿勢のままでできるから、下着や衣服を汚すことはない。また、請求項2の手段によれば、手洗いがより楽になるし、請求項3の手段によれは、用足し姿勢のままで手拭きもできる。
以下、本考案の実施の最良の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る手洗い器を構成する手洗い水導水管の斜視図、図2はこれを組み込んだトイレの平面図、図3は側面図であるが、トイレ(この場合は水洗トイレに限定される)は、便器1と水溜めタンク2とからなる。便器1(本例では、しゃがみ式(和式)を示しているが、座り式(洋式)であっても同様である)は、これに用を足すものであって、床面3から掘設されている。水溜めタンク2は、便器1を洗い流すための、少なくとも、一回分の水を溜めるものであって、便器1からやや離れた高い位置で、壁4等に添設されている。
水溜めタンク2には、水源から給水管5で水が導かれるようになっており、中に溜まった水が所定の水位になると、フロートスイッチ(図示省略)で水の供給が止むようになっている。一方、水溜めタンク2の底からは、中の水を便器1に供給する導水管6が便器1に至っている。なお、導水管6は、一般的には、便器1の前方に接続しており、ここから便器1内を通って或いは別の配管で後部の噴出口(図示省略)に通じている。水溜めタンク2の外面の適所には、中に溜まった水を導水管6に供給する水出しレバー7が設けられており、これを回すと、導水管6に至る出口に設けられた開閉弁(図示省略)を開く。
開閉弁が開くと、水溜めタンク2の水は導水管6を通って噴出口に至り、後部の噴出口から便器1を洗う一回分の水が噴出し、便器1に堆積している排泄物を洗い流すようになっている。この場合、水溜めタンク2の上方は、その蓋8が凹陥しており、ここに吐出口を下に向けた吐水管9が上方に向けて設けられている。そこで、水出しレバー7が回されると、吐水管9からも水が出るようになっており、この水で手を洗うことができるようになっている(吐出された水は、蓋8に設けられた孔10から水溜めタンク2に戻されるようになっている)。
本考案は、以上のトイレに手洗い器11を付設したものである。この手洗い器11は、導水管6から分岐する手洗い水導水管12と、その下方に設けられる水受け盆13とからなる。このうち、手洗い水導水管12は、導水管6の途中から分岐して再度導水管6に合流するものであり、少なくともその一部は便器1での用足し姿勢のままで手が届く位置に導かれており、ここを手洗い部12Aとする。手洗い水導水管12は、通常、水平部12aと縦延部12bとでL字形に形成されているから、縦延部12bを手洗い部12Aとすればよい。なお、この場合の手とは、紙で始末をした方の手、具体的には、利き腕(右手)のことであり、姿勢を変えることなく、容易に手が届くことができる距離、高さに設けられている。加えて、手洗い部12Aには、手洗い水導水管12を流れる水が出る多数の小孔14が形成されている。
手洗い部12Aの下部で、導水管6と合流する位置には、小孔14から出た水を受け止める水受け盆13が設けられている。小孔14から出た水は、この水受け盆13に溜まるが、この溜まった水は、その底の位置の縦延部12bに形成された流入口15から流入して導水管6に戻されるようになっている。さらに、同じく手が届く位置にタオル16を掛けることができるタオル掛け17も設けられている。ところで、このような手洗い器11は、後付けで施工されることが多いから、導水管6に手洗い水導水管12や水受け盆13を組み込んだものを一つのセットとしておき(図1の状態のもの)、これごと取り替えるのが便利である。
次に、この手洗い器11による手洗いについて説明する。便器1にしゃがんだ状態で用足しが終われば、紙で始末をするが、その姿勢のままで、水出しレバー7を回して水を出す。この操作も、用足し姿勢のままでする必要があるから、水出しレバー7がそれができる位置にあればよいが、そうでない場合には、水出しレバー7に紐18等を付けておくか、水出しレバー7の位置を手が届く位置に変更しておく。水出しレバー7を回すと、水溜めタンク2の水は導水管6を通って便器1の後部の噴出口から噴出されて排泄物を流すが、このとき、同時に手洗い水導水管12にも水が流れ、小孔14から漏出する。
図4は手洗いの状態を示す要部斜視図であるが、このように、小孔14が形成された手洗い部12Aを手で握り、回転や上下させることで流水によって手を洗浄でき、手に付いた汚れは落ちる(もちろん、離した状態で洗ってもよい)。なお、洗った水は、下の水受け盆13に溜まるが、この水は、流入口15から縦延部12bに流入して導水管6に戻される。この点で、水受け盆13は、十分な大きさのものにして洗浄時の水が飛散しないようにしておくのが適する。
以上のような洗浄によると、仮に、紙で始末するときに手に汚れが付着したとしても、それを洗い流すことができるから、下着や衣服を正すときにそれに汚れが付着することはない。なお、手洗い水導水管12を設けて導水管6の水を分岐させることは、噴出口から噴出される水の勢いを弱めることにもなり、しゃがんだままで便器1に水を流すときに排泄物や水が跳ね掛かかるのを防止する。手洗いが済むと、タオル16で拭き、立ち上がって下着や衣服を正せば、用足しは終了する。
1 便器
2 水溜めタンク
3 床面
4 壁
5 給水管
6 導水管
7 水出しレバー
8 蓋
9 吐水管
10 孔
11 手洗い器
12 手洗い水導水管
12A手洗い部
12a手洗い水導水管の水平部
12b 〃 の縦延部
13 水受け盆
14 小孔
15 流入口
16 タオル
17 タオル掛け
18 紐
2 水溜めタンク
3 床面
4 壁
5 給水管
6 導水管
7 水出しレバー
8 蓋
9 吐水管
10 孔
11 手洗い器
12 手洗い水導水管
12A手洗い部
12a手洗い水導水管の水平部
12b 〃 の縦延部
13 水受け盆
14 小孔
15 流入口
16 タオル
17 タオル掛け
18 紐
Claims (4)
- 水溜めタンクより便器に至る導水管の途中から、便器における用足し姿勢のままで手が届く位置に手洗い部を存在させた手洗い水導水管を分岐させ、手洗い部に複数の小孔を形成するとともに、小孔の下方に、小孔から漏れ出た水を受け止めて導水管に戻す水受け盆を設けたことを特徴とするトイレの手洗い器。
- 手洗部が手洗い水導水管の縦延部に設けられる請求項1のトイレの手洗い器。
- 導水管又は手洗い水導水管に、同じく用足し姿勢のままでで手が届く範囲にタオルを掛けることができるタオル掛けを設けた請求項1又は2のトイレの手洗い器。
- 便器がしゃがみ式又は座り式のものである請求項1〜3いずれかのトイレの手洗い器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006481U JP3115631U (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | トイレの手洗い器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006481U JP3115631U (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | トイレの手洗い器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3115631U true JP3115631U (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=43277879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005006481U Expired - Fee Related JP3115631U (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | トイレの手洗い器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115631U (ja) |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005006481U patent/JP3115631U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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