JP2013213335A - 小便器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洗浄水を吐水する手洗吐水部24と、手洗吐水部24から吐水された洗浄水を受け、手洗ボウル部26の底部に形成された手洗排水口から洗浄水を排出する手洗い器本体4と、手洗い器本体4の下方に設けられ、手洗排水口から排出された洗浄水を受ける便器ボウル部8を備えた小便器本体2を有する手洗い器付き小便器1において、便器ボウル部8は、前面壁8a、側面壁8c及び後面壁8bにより構成され、後面壁8bから側面壁8cに亘り下方向へと傾斜して形成される棚部16を備える。
【選択図】図1
Description
また、手洗排水口を小便器への洗浄水の吐水口である複数のよどかけ穴と繋げ、このよどかけ穴から吐水された洗浄水により小便器本体のボウル面を洗浄しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、このような問題を解決するために、小便器本体に小便器ボウル面専用のスプレッダを設け、スプレッダから吐水された洗浄水により小便器ボウル面を洗浄することが考えられるが、このような場合、手洗排水口から排水された洗浄水が小便器スプレッダにかかり、衛生性が低下するという問題があった。
このように構成された本発明においては、手洗い器の排水口の下方の小便器のボウル部に、後面壁から側面壁に亘り下方向へと傾斜して形成される棚部が形成されているため、手洗い器の排水口から排出された洗浄水をボウル部へと全体的に誘導することができ、洗浄水をボウル部全体に行き渡らせることができる。
このように構成された本発明においては、手洗い器の排水口から吐水された洗浄水を小便器のボウル部全体に行き渡らせることができ、ボウル部の側面壁及びボウル部の前面壁まで洗浄することができる。また、排水口から吐水された洗浄水を使用者の目の届く範囲まで運ぶことができるので、排水口から吐水された洗浄水が便器ボウル部の洗浄に寄与していることを使用者に視覚的に認知させることができる。
このように構成された本発明においては、手洗い器の排水口は小便器のボウル部の後面壁に沿うように略直線状に複数個設けれられるため、排水口から排水された洗浄水をボウル部全体に行き渡らせることができる。
このように構成された本発明においては、手洗い器の排水口から排水された洗浄水を小便器のボウル部全体に行き渡らせることができ、かつ、洗浄水の水跳ねを防止することができ良好に小便器のボウル部を洗浄することができる。
このように構成された本発明においては、手洗い器の排水口は、小便器のボウル部の便器吐水部以外の領域に向けて開口しているため、便器吐水部を汚すことなく排水口から排水された洗浄水をボウル部内に排水することができ、衛生性を向上させることができる。
小便器本体2は、小便を洗浄する洗浄水を吐水する便器吐水部6と、便器吐水部6から吐水された洗浄水を受ける便器ボウル部8とを備えている。
手洗ボウル部26は、手洗ボウル部26の側面を形成する側面壁26aと、手洗ボウル部の後面を形成する後面壁26bと、手洗ボウル部の底部26cと、手洗ボウル部の前面を形成する前面壁26dと、を備えている。
手洗ボウル部26の側面壁26aは、その前方上部において小便器のボウル部の側面壁8cと接合し、小便器のボウル部の側面壁8cとほぼ同一面に形成されている。
手洗排水口28は手洗ボウル部26の底部26cに小便器のボウル部の後面壁8bに沿うように左右方向に略直線状に、左右3つずつ、計6つ設けられており、その場所は上面視で便器吐水部6と重ならない様に配置されている。
また、手洗排水口28の開口は、便器ボウル部8の便器吐水部6以外の領域に向けて開口している。
手洗吐水用赤外センサ40は、赤外線を検出するセンサであり、使用者の手、腕、手に持ったコップや洗浄用具等の器具を検出すると検出信号を手洗吐水制御部42に送るようになっている。
手洗吐水電磁弁44は、手洗い器給水流路46に設けられ、手洗吐水制御部42から送
られる制御信号に基づいて開閉される。
通常、使用者が手洗い器付き小便器1の前に立つと、光電センサ32が使用者の存在を検出して検出情報を便器吐水制御部34に送る。放尿を済ませた使用者が手洗い器付き小便器1の前から立ち去るときに、光電センサ32が使用者の存在を検出しなくなる非検出状態となり、便器吐水制御部34は使用者が手洗い器付き小便器1から立ち去ったと認識して、便器吐水制御部34は小便洗浄動作を開始する。
便器吐水制御部34は、便器吐水電磁弁36を開き、洗浄水を便器吐水部6から便器ボウル部8に吐水させる。この洗浄水は、便器ボウル部8を流下し便器排水口20より排出され、この下流の排水流路22を通過し、さらに下流側の排水配管(図示せず)に流れる。便器吐水制御部34は、一定時間が経過すると便器吐水電磁弁36を閉止して、便器吐水部6からの吐水を終了させる。
使用者が、手洗い器付き小便器1の前に立った状態或いは手洗い器付き小便器1の横等の位置(光電センサ32が使用者の存在を検出しないような位置)に立った状態において、手等を手洗吐水用赤外センサ40の検出範囲に移動させると、手洗吐水用赤外センサ40が手等を検出して検出信号を手洗吐水制御部42に送り、手洗吐水制御部42が手洗吐水電磁弁44を開いて、手洗吐水を開始する。吐水される洗浄水の量は単位時間あたり一定の流量に設定されている。洗浄水は、手洗吐水部24から手洗ボウル部26に向かって吐水され、手洗ボウル部26内の洗浄水は、手洗排水口28を通って流下し、小便器本体2の便器ボウル部8に流入し、小便器のボウル部の側面壁8cに沿って流下し、便器排水口20より排出される。手洗吐水用赤外センサ40が使用者の手等の存在を検出しなくなると、手洗吐水制御部42が一定時間をおいて手洗吐水電磁弁44を閉止して、手洗吐水部24からの吐水を停止させる。
手洗排水口28は手洗ボウル部26に左右3つずつ、計6つ設けられており、平面視で、その場所は便器吐水部6を避ける形で重ならないように設置されている。そのため手洗ボウル部26に吐かれた痰などが便器吐水部6に直接かかることなく、且つ便器吐水部6からのボウル洗浄水で確実に洗い流すことができる。
小便器本体2の便器ボウル部8は小便器のボウル部の側面壁8c又は後面壁8bに便器吐水部6からの洗浄水を運ぶための棚部16を左右に2つ有しており、手洗排水口28は棚部16の上方に3つずつ配置されている。そのため手洗いに使用された洗浄水を使用して小便器のボウル部の後面壁8b及び側面壁8cを万遍なく洗浄することができ、衛生性を低下させることなく節水することができる。また手洗いに使用された洗浄水が棚部16上に乗り、小便器のボウル部の前面壁側8bへと誘導されて流れることで、手洗いに使用された洗浄水を使用者の目の届く範囲まで運ぶことができる。よって、手洗いに使用された洗浄水が便器ボウル部の洗浄に寄与していることを使用者に視覚的に認知させることができる。
このように構成された手洗い器付き小便器1においては、手洗い器本体4の手洗排水口28の下方の小便器本体2の便器ボウル部8に、後面壁8bから側面壁8cに亘り下方向へと傾斜して形成される棚部16が形成されているため、手洗い器本体4の手洗排水口28から排出された洗浄水を便器ボウル部8へと全体的に誘導することができ、洗浄水を便器ボウル部8全体に行き渡らせることができる。
このように構成された手洗い器付き小便器1においては、手洗い器本体4の手洗排水口28から吐水された洗浄水を小便器本体2の便器ボウル部8全体に行き渡らせることができ、便器ボウル部8の側面壁8c及び便器ボウル部8の前面壁8aまで洗浄することができる。また、手洗排水口28から吐水された洗浄水を使用者の目の届く範囲まで運ぶことができるので、手洗排水口28から吐水された洗浄水が便器ボウル部8の洗浄に寄与していることを使用者に視覚的に認知させることができる。
このように構成された手洗い器付き小便器1においては、手洗排水口28は小便器本体2の便器ボウル部8の後面壁8bに沿うように略直線状に複数個設けれられるため、手洗排水口28から排水された洗浄水を便器ボウル部8全体に行き渡らせることができる。
このように構成された手洗い器付き小便器1においては、手洗い器本体4の手洗排水口28から排水された洗浄水を小便器本体2の手洗ボウル部26全体に行き渡らせることができ、かつ、洗浄水の水跳ねを防止することができ良好に小便器本体2の手洗ボウル部26を洗浄することができる。
このように構成された手洗い器付き小便器1においては、手洗ボウル部26の手洗排水口28は、小便器本体2の手洗ボウル部26の便器吐水部6以外の領域に向けて開口しているため、便器吐水部6を汚すことなく手洗排水口28から排水された洗浄水を手洗ボウル部26内に排水することができ、衛生性を向上させることができる。
2 小便器本体
4 手洗い器本体
6 便器吐水部
8 便器ボウル部
8a 小便器のボウル部の前面壁
8b 小便器のボウル部の後面壁
8c 小便器のボウル部の側面壁
16 棚部
20 便器排水口
22 排水流路
24 手洗吐水部
26 手洗ボウル部
26a 側面壁
26c 底部
26d 前面壁
26e 上縁
26f 中央部
26g 両端部
28 手洗排水口
Claims (5)
- 洗浄水を吐水する吐水部と、
上記吐水部から吐水された洗浄水を受け、底部に形成された排水口から洗浄水を排出する手洗い器と、
上記手洗い器の下方に設けられ、上記排水口から排出された洗浄水を受けるボウル部を備えた小便器と、を有する手洗い器付き小便器において、
上記ボウル部は、前面壁、側面壁及び後面壁により構成され、上記後面壁から上記側面壁に亘り下方向へと傾斜して形成される棚部を備えることを特徴とする手洗い器付き小便器。 - 上記棚部は、上記排水口の下方の後面壁から上記側面壁及び上記前面壁に亘り、弧状に延びて形成されている請求項1記載の手洗い付器付き小便器。
- 上記排水口は複数設けられ、上記手洗い器の底部に、上記後面壁に沿って略直線状に形成される請求項1又は2記載の手洗い付器付き小便器。
- 上記排水口から吐水される洗浄水が、瞬間流量2L/min以上7L/min以下で上記排水口から上記ボウル部へと吐水される請求項1乃至3の何れか1項に記載の手洗い付き小便器。
- 上記小便器には、洗浄水を吐水し上記ボウル部を洗浄する便器吐水部が設けられ、平面視で、便器吐水部と上記排水口との位置が重ならないように配置されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の手洗い付き小便器。
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Cited By (2)
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CN106480962A (zh) * | 2016-12-17 | 2017-03-08 | 赵夫超 | 一种节水小便池 |
CN108915058A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-11-30 | 田野 | 一种可更换受尿面且带有洗手盆的小便池 |
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2012
- 2012-04-02 JP JP2012083653A patent/JP5915970B2/ja active Active
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CN108915058B (zh) * | 2018-07-09 | 2020-10-16 | 朱育盼 | 一种可更换受尿面且带有洗手盆的小便池 |
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