JP6128338B2 - 小便器 - Google Patents
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Description
これに対し、特許文献1に記載されたような、小便器のボウル面を形成する部分をさらに外側に形成された外周壁部によって外側を囲うことによってボウル面の側面部を洗浄する小便器が提案されている。このような小便器においては、吐水される洗浄水をボウル面の側面部を越えて流し、側面部から飛散した洗浄水をさらに外側を囲う外周壁部によって受け止めることにより、側面部の洗えない部分を低減させている。
このように構成された本発明においては、ボウル面は、吐水装置を横切る水平断面において、その左右両端部方向まで連続して広がった凹曲面で形成され、更に、その左右両端部をつなぐ線分とこの線分を直径とする円弧との間に位置し且つボウル面の左右両端部における接線がそれぞれ斜め前方に延びるように形成されている。従って、ボウル面は、その上方領域の中央に設けられた吐水装置から吐水された洗浄水を、ボウル面の左右両端部方向まで広げることができる。従って、従来の小便器における吐水により洗えない部分を生じていたボウル面の側面部が設けられておらず、本発明の小便器においてはボウル面の左右両端部近傍まで洗浄水を到達させてボウル面を従来の小便器におけるよりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面の洗えない部分を低減することができ、ボウル面の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。さらに、本発明においては、棚部が、ボウル面の左右両側近傍を流下する洗浄水の一部を、ボウル面の前方側に向けて導くことができ、ボウル面の前方部分まで洗浄水を到達させてボウル面を従来よりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面の洗えない部分を低減することができ、ボウル面の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、ボウル面は、吐水装置を横切る水平断面において、ボウル面の左右両端部をつなぐ線分と、ボウル面の左右両端部におけるそれぞれ接線との成す角度が0度より大きく60度以下となるように形成されている。従って、ボウル面は、その上方領域の中央に設けられた吐水装置から吐水された洗浄水を、ボウル面の左右両端部方向まで広げることができる。従って、従来の小便器における吐水により洗えない部分を生じていたボウル面の側面部が設けられておらず、本発明の小便器においてはボウル面の左右両端部近傍まで洗浄水を到達させてボウル面を従来の小便器におけるよりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面の洗えない部分を低減することができ、ボウル面の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、ボウル面は、吐水装置を横切る水平断面において、ボウル面の左右両端部をつなぐ線分と、ボウル面の左右両端部におけるそれぞれ接線との成す角度が0度より大きく45度以下となるように形成されている。従って、ボウル面は、その上方領域の中央に設けられた吐水装置から吐水された洗浄水を、ボウル面の左右両端部方向まで広げることができる。従って、従来の小便器における吐水により洗えない部分を生じていたボウル面の側面部が設けられておらず、本発明の小便器においてはボウル面の左右両端部近傍まで洗浄水を到達させてボウル面を従来の小便器におけるよりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面の洗えない部分を低減することができ、ボウル面の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、ボウル面は、吐水装置を横切る水平断面におけるボウル面の深さが40mm乃至55mmの範囲となるように比較的浅い深さに形成されているので、ボウル面の上方領域の中央に設けられた吐水装置から吐水された洗浄水を、ボウル面の左右両端部方向まで広げることができる。
このように構成された本発明においては、棚部が、ボウル面の左右両側近傍を流下する洗浄水の一部を、ボウル面の高さ方向の中央近傍から前方側に向けて導くことができ、ボウル面の前方部分まで洗浄水を到達させてボウル面を従来よりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面の洗えない部分を低減することができ、ボウル面の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、ボウル面は、吐水装置を横切る水平断面におけるボウル面の単一の曲率半径が、200mm〜500mmの範囲に形成され、凹曲面の中心の吐水装置の位置の深さが比較的浅い深さに形成されているので、ボウル面は、その上方領域の中央に設けられた吐水装置から吐水された洗浄水を、ボウル面の左右両端部方向に導きやすくすることができる。従って、従来のボウル面からほぼ垂直に立ち上がるような側面部が設けられておらず、本発明の小便器のボウル面の左右両端部近傍まで洗浄水を到達させてボウル面を従来よりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面の洗えない部分を低減することができる。
このように構成された本発明においては、ボウル面は、水平断面における凹曲面の曲率半径が、ボウル面の上端から下方に向けて、連続的に小さくなるように形成されている。従って、下方に向かうにつれて徐々にボウル面の左右方向の幅が小さくなり、従来に比べて使用者がボウル面に近い位置に近づきやすくなり、使用者の尿が床に垂れて床を汚す汚垂れを生じさせにくくなり、使用者が不快な思いをすることを防ぐことができる。
また、ボウル面は、水平断面における凹曲面の曲率半径が、ボウル面の上端から下方に向けて、連続的に小さくなるように形成されているので、使用者の局部を、周囲の他人からより見えにくくすることができる。
第1開閉弁22は、制御ユニット32の制御信号により第1給水管16の流路を開閉する電磁弁である。第1開閉弁22は、給水の供給及び停止を行うことができる他の流路開閉装置により構成されてもよい。
第2開閉弁26は、制御ユニット32の制御信号により第2給水管18の流路を開閉する電磁弁である。第2開閉弁26は、給水の供給及び停止を行うことができる他の流路開閉装置により構成されてもよい。
しかしながら、本実施形態においては、変形例として、自動便器洗浄ユニット4は、上述した第1開閉弁22及び第2開閉弁26に代えて、主給水管14と第1給水管16及び第2給水管18との分岐箇所に3方切換弁等の切換弁を設けるようにしてもよい。具体的には、主給水管14と第1給水管16及び第2給水管18との分岐箇所に設けられた切換弁を、制御ユニット32によって制御することにより、第1給水管16並びに第1供給通路38への洗浄水の供給開始及び停止、第2給水管18並びに第2供給通路40への洗浄水の供給開始及び停止、をそれぞれ独立して制御することができる。他の変形例として、自動便器洗浄ユニット4は、上述した第1開閉弁22及び第2開閉弁26に代えて、第1給水管16並びに第1供給通路38への洗浄水の供給開始及び停止、第2給水管18並びに第2供給通路40への洗浄水の供給開始及び停止、をそれぞれ独立して制御することができる他の弁構造及びこれらの組合せ構造を有していてもよい。
制御ユニット32は、人体検知センサ30の使用者の有無の検知結果を受けて、第2開閉弁26を開閉させる制御を行う他、予め設定された所定時間、例えば2時間等の時間が経過するごとに、制御ユニット32から操作信号が発信され、この操作信号により、第1開閉弁22を開状態とする制御を行う。これにより、洗浄水が、第1給水管16からスプレッダ28に供給され、小便器1のボウル面8が洗浄され、排出口10の下流側に配置された排水トラップ(図示せず)及び排水管路(図示せず)内の雑菌の繁殖を抑制し、尿石等の付着を抑制する設備保護洗浄を行えるようになっている。
図6等に示すように、この自動便器洗浄ユニット4において、スプレッダ28が、小便器本体2の正面部8aの収納室6の前面7に取り付けられている。
スプレッダ28は、洗浄水をボウル面8のほぼ中央領域に向けて吐水する第1吐水口部34と、第1吐水口部34よりも後方側に配置され、洗浄水をボウル面8のほぼ中央領域より広範囲の左右領域に広がるように吐水する第2吐水口部36と、第1吐水口部34に洗浄水を供給する第1供給通路38と、第2吐水口部36に洗浄水を供給する第2供給通路40と、を備えている。
第1吐水口部34は、鉛直下方から左右対称におよそ40°の位置に第1吐水口上壁34aが形成されている。従って、左右の第1吐水口上壁34aの間の角度A1は約80°に形成されている。左右の第1吐水口上壁34aの間の角度A1は、例えば、50°〜120°の範囲、好ましくは60°〜90°の範囲に形成されている。第1吐水口上壁34aは、第1吐水口部34の開口通路34dの上端を形成するので、第1吐水口部34から吐水される洗浄水が左右の第1吐水口上壁34aに沿って吐水され、第1吐水口部34から吐水される洗浄水の広がりの上縁を規制している。また、第1吐水口上壁34aは、水平より下方向きに延びているので、第1吐水口部34から流出する洗浄水の単位面積あたりの瞬間流量が増大される場合にも、洗浄水の左右方向への広がりを抑制することができる。
第2吐水口部36は、左右の第2吐水口上壁36aの間において、共通の第2吐水口前壁36bと第2吐水口後壁36cとの間のスプレッダ28の下部において概ね扇形の第2開口通路36dを形成している。
第2吐水口部36は、左右の第2吐水口上壁36aの間の領域にわたって拡散するように洗浄水を吐水することができ、左右斜め上方から左右方向の左右両端近傍まで広がる水幕を形成することができる。
図11は図2のXI-XI線に沿って見た断面図であり、図12は図2のXII-XII線に沿って見た断面図であり、図13は図2のXIII-XIII線に沿って見た断面図であり、図14は図2のXIV-XIV線に沿って見た断面図であり、図15は図2のXI-XI線に沿って見た断面図において、ボウル面の正面部の形状を説明する図である。
また、完全な面一である必要はなく、例えば、小さな段差があってもよく、収納室6の前面からボウル面8へと流れる洗浄水が剥離することがなければ良い。
ボウル面8のシングルR領域8gよりさらに下方の領域は、2種類の曲率半径Rを有する円弧の組み合わせ、又は円弧と直線との組み合わせによる複合的な形状部分である複合R領域8hを形成している。
図12に示すように、ボウル面8は、シングルR領域8gにおける、ボウル面8の上端8dからの距離L2(L2=300mm)の位置において、平面視で、曲率半径R1よりも小さな曲率半径である曲率半径R2(R2=200mm)による単一の曲率半径の円弧により形成される正面部8aにより形成されている。
シングルR領域8gにおける正面部8aの曲率半径は、例えば、200〜500mmの範囲、好ましくは200〜400mmの範囲に設定されるようになっている。このような範囲とすることで、使用者の局部を把持する手や腕が、ボウル面に接触することを抑制できるため、使用者が用足し時に小便器に近づきやすくなり、結果として尿垂れにより床を汚してしまうという事態の発生を抑制することができる。
ボウル面8は、さらに下部の複合R領域8hにおいては、左側端部8bと右側端部8cとが前方に延び、中央部8eが後方側に後退し、例えば、ボウル面8の上端8dからの距離L4(L4=500mm)の位置においては、平面視で、使用者に向かう方向に開くような円弧形状部分8i(正面部8a)とその両側で使用者に向かって突出する直線部分8j(側面部8k)とにより形成されている。
ボウル面8は、上端8dからの距離L4の位置より下方の領域においては、正面部8aと使用者に向かって突出する側面部8kとを有している。
また、ボウル面8の正面部8aは、ボウル面8の上端8dから下方に向けて後方に向かって傾斜して形成されている。従って、その正面部8aの中央部8eは、上端8dから下方に向けて徐々に後退するように奥側に形成されている。
また、スプレッダ28が中央部8eにやや後方側に配置されているので、使用者が正面部8aに近づきやすくなっている。
先ず、本発明の第1実施形態による小便器1による小便洗浄動作の流れを説明する。
通常、使用者が小便器1の前に立つと、人体検知センサ30が使用者の存在を検出して検出情報を制御ユニット32に送り、制御ユニット32は使用者の存在を認識する。使用者が小便器1のボウル面8に放尿を終え、放尿を済ませた使用者が小便器1の前から立ち去り、人体検知センサ30が非検出状態となると、制御ユニット32は使用者が小便器1から立ち去ったと判断して、制御ユニット32が小便洗浄を開始する。
スプレッダ28の第2吐水口部36からの所定の瞬間流量の吐水が一定時間継続されると、制御ユニット32は、第2開閉弁26を閉止して、スプレッダ28からの吐水を終了させ、小便洗浄動作を終了させる。
制御ユニット32は、小便洗浄動作とは別に、設備保護洗浄動作を行う。
制御ユニット32は、前回の設備保護洗浄が行われてから一定の経過時間が経過していること(例えば、前回の設備保護洗浄が行われてから2時間の経過時間が経過していること)の他、小便器1の使用回数が一定期間に一定回数に達していること等の使用条件を満たす場合に、設備保護洗浄動作を開始する。
上述した本実施形態による小便器1によれば、ボウル面8は、スプレッダ28を横切る水平断面において、ボウル面8の左右両端部(左側端部8b及び右側端部8c)をつなぐ線分l6と、この線分l6を直径とする円弧l7との間に位置するように形成されている。従って、ボウル面8は、その上方領域の中央に設けられたスプレッダ28から吐水された洗浄水を、ボウル面8の左右両端部(左側端部8b及び右側端部8c)方向まで広げることができる。従って、従来の小便器における吐水により洗えない部分を生じていたボウル面の側面部が設けられておらず、本発明の小便器1においてはボウル面8の左右両端部近傍まで洗浄水を到達させてボウル面8を従来よりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面8の洗えない部分を低減することができ、ボウル面8の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
また、ボウル面8は、水平断面における凹曲面の曲率半径が、ボウル面の上端から下方に向けて、連続的に小さくなるように形成されているので、使用者の局部を、周囲の他人からより見えにくくすることができる。
すなわち、本発明の第2実施形態による小便器101の自動便器洗浄ユニット104においては、洗浄水が主給水管14からスプレッダ128に供給される流路が1流路(他の言い方では1系統)であってもよく、これに対応して、スプレッダ128内に設けられる供給通路(供給流路)流路が1流路であってもよい。
人体検知センサ30は、小便器1の前方の使用者の有無及び使用者までの距離を検知する赤外線式のセンサである。この人体検知センサ30により使用者が用を足して小便器1から所定距離離れたことを検知した場合に、制御ユニット32から操作信号が発信され、この操作信号により、第1開閉弁(図示せず)が開となり、第1給水管(図示せず)からスプレッダ128に洗浄水が供給され、小便器101のボウル面8が洗浄されるようになっている。
制御ユニット32は、人体検知センサ30の使用者の有無の検知結果を受けて、第1開閉弁(図示せず)を開閉させる制御を行う他、予め設定された設備保護洗浄等の制御を行うことができる。
スプレッダ128は、洗浄水をボウル面8の中央領域から左右両端部方向に向けて吐水することができる第1吐水口部144と、第1吐水口部144に洗浄水を供給する第1供給通路(図示せず)と、を備えている。本発明の第2実施形態による小便器101におけるスプレッダ128は、スプレッダ128内に設けられる供給通路(供給流路)流路が1流路であってもよく、ボウル面8に洗浄水を吐水する第1吐水口部144を1つのみ有していてもよい。
また、スプレッダ128から左右に拡がるように吐水された洗浄水の一部を、棚部142に沿って、ボウル面8の前方に向けて導きながら流下させることができ、ボウル面8の前方部分まで洗浄水を到達させてボウル面8を従来よりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面8の洗えない部分を低減することができ、ボウル面8の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
上述した本発明の第2実施形態による小便器101によれば、ボウル面8は、その上方領域の中央に設けられたスプレッダ128から吐水された洗浄水を、ボウル面8の左右両端部(左側端部8b及び右側端部8c)方向まで広げることができる。従って、従来の小便器における吐水により洗えない部分を生じていたボウル面の側面部が設けられておらず、本発明の小便器101においてはボウル面8の左右両端部近傍まで洗浄水を到達させてボウル面8を従来よりも広範囲に洗浄することができ、ボウル面8の洗えない部分を低減することができ、ボウル面8の洗浄性及び清潔性を向上させることができる。
2 小便器本体
3 蓋
4 自動便器洗浄ユニット
6 収納室
7 前面
8 ボウル面
8a 正面部
8b 左側端部
8c 右側端部
8d 上端
8e 中央部
8f 先端
8g 領域
8h 領域
8i 円弧形状部分
8j 直線部分
8k 側面部
9 壁取付面
10 排出口
11a ボウル部左側面
11b ボウル部右側面
12 目皿板
14 主給水管
16 給水管
18 給水管
20 流量調整装置
22 開閉弁
24 流量調整装置
26 開閉弁
28 スプレッダ
30 人体検知センサ
32 制御ユニット
34 吐水口部
34a 吐水口上壁
34b 吐水口前壁
34c 吐水口後壁
34d 開口通路
36 吐水口部
36a 吐水口上壁
36b 吐水口前壁
36c 吐水口後壁
36d 開口通路
36e 吐水口垂下壁
38 供給通路
40 供給通路
42 棚部
A 矢印
A1 角度
A2 角度
B 矢印
D 奥行
L 接線
L1 距離
L2 距離
L3 距離
L4 距離
l1 垂線
l2 垂線
l3 仮想線
l4 仮想線
l5 仮想線
R1 曲率半径
R2 曲率半径
α1 角度
α2 角度
α3 角度
α4 角度
α5 角度
α6 角度
Claims (7)
- 洗浄水によりボウル面を洗浄する小便器であって、
上記小便器の正面において小便を受ける上記ボウル面と、
上記ボウル面内の上方領域の中央に設けられ、洗浄水を上記ボウル面の左右両端部方向まで広がるように吐水する吐水装置と、を有し、
上記ボウル面は、上記吐水装置を横切る水平断面において、その左右両端部方向まで連続して広がった凹曲面で形成され、更に、その左右両端部をつなぐ線分とこの線分を直径とする円弧との間に位置し且つ上記ボウル面の左右両端部における接線がそれぞれ斜め前方に延びるように形成され、
上記ボウル面は、上記ボウル面の左右両側から前方側まで下降しながら延びる棚部を有し、この棚部が、上記ボウル面上の洗浄水の一部を前方に向けて導くように形成されていることを特徴とする小便器。 - 上記ボウル面は、上記吐水装置を横切る水平断面において、上記ボウル面の左右両端部をつなぐ線分と、上記ボウル面の左右両端部におけるそれぞれの接線との成す角度が0度より大きく60度以下となるように形成されている請求項1に記載の小便器。
- 上記ボウル面は、上記吐水装置を横切る水平断面において、上記ボウル面の左右両端部をつなぐ線分と、上記ボウル面の左右両端部におけるそれぞれの接線との成す角度が10度以上45度以下となるように形成されている請求項1又は2に記載の小便器。
- 上記ボウル面は、上記吐水装置を横切る水平断面における上記ボウル面の深さが40mm乃至55mmの範囲となるように形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の小便器。
- 上記棚部は、上記ボウル面の高さ方向の中央近傍より下方側に形成される請求項1乃至4の何れか1項に記載の小便器。
- 上記ボウル面は、上記吐水装置を横切る水平断面におけるボウル面の単一の曲率半径が、200mm〜500mmの範囲に形成されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の小便器。
- 上記ボウル面は、水平断面における凹曲面の曲率半径が、上記ボウル面の上端から下方に向けて連続的に小さくなるように形成されている請求項1乃至6の何れか1項に記載の小便器。
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