JP6756681B2 - エレベーター - Google Patents
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上記エレベーター制御装置は、乗り場呼び登録ボタンから出力される乗り場呼びに基づく乗りかごの運転方向に応じて、急行ゾーン以外のゾーンに該当する階の乗込み優先度を決定する優先度決定部と、検知部で検知された各階における待機状況の検知結果を、優先度決定部により決定された乗込み優先度の高い階から順に積算し、積算する度に各階における待機状況の検知結果の積算値と乗りかごの規定満員値とを比較する積算比較部と、該積算比較部により待機状況の検知結果の積算値が規定満員値以上であると判断された階、及び、当該階よりも優先度の低い階における待機場所の案内装置に対し、乗りかごの満員が予想される旨を報知する指令を出力する指令部と、を備える。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーター(エレベーター管理システム10)の制御系の構成例を示すブロック図である。エレベーターは、号機ごとに、乗りかごを昇降させるロープ、ロープが巻き架けられた複数のシーブ、釣り合い錘、巻上機(電動機)、及び昇降路などの物理的な構成要素を有するが、図1ではそれらの図示を省いている。
図2において、1階(基準階の例)と最上階であるm階は端階であり、乗りかご1−1の運転方向の転換が行われる折り返し階である。図2に示すように、案内装置3aは、例えば乗り場ドア3gの上方に配置される。ホールボタン3bは、例えば乗り場ドア3gの横に配置される。端階である1階とm階のホールボタン3bは、一方向のみの乗り場呼びを登録できるボタンを備える。各階の乗り場3−1〜3−mにおいて、例えば重量センサ3cが床下の待機スペース3fに対応する場所に設置され、また、寸法センサ3dが、例えば乗り場ドア3gの上方の、案内装置3aと乗り場ドア3gの間に設置される。
図4は、一実施形態に係るエレベーターの動作例を示すフローチャート(その1)である。図5は、一実施形態に係るエレベーターの動作例を示すフローチャート(その2)である。図4及び図5のフローチャートに基づくエレベーターの動作は以下のとおりである。
ステップS2:割り当てられた1号機のエレベーター制御装置2−1内の優先度決定部2bが起動し、図3の優先度決定基準に基づき上昇時優先度基準P1を参照する準備が行われる。
ステップS20:ステップS1においてホールボタン3bの乗り場呼び登録信号が下降呼びである場合には(S1のNO)、優先度決定部2bが起動し、図3の優先度決定基準に基づき下降時優先度基準P2を参照する準備が行われる。
上述した一実施形態では、ステップS5〜S10の循環過程について、乗り場呼びの有無を問わず毎周期すべての階について各ステップの判定処理(各階のチェック)を実行することが望ましいと説明したが、この例に限らない。例えば同一方向にある目的階への乗り場呼びが登録された階についてのみ、ステップS2で準備された優先度基準に基づく優先度順で、各ステップの判定処理を実行するようにしてもよい。
Claims (9)
- 号機ごとに設けられ、基準階と目的階を含む複数の階を、乗りかごが停止しない急行ゾーンと前記急行ゾーン以外のゾーンとに区分して前記乗りかごの運転を制御するエレベーター制御装置を備えるエレベーターにおいて、
各階の各号機の乗り場における待機場所ごとに、前記乗りかごを呼ぶための乗り場呼び登録ボタンと、前記待機場所における待機状況を検知する検知部と、案内情報を報知する案内装置と、を備え、
前記エレベーター制御装置は、
前記乗り場呼び登録ボタンから出力される乗り場呼びに基づく前記乗りかごの運転方向に応じて、前記急行ゾーン以外のゾーンに該当する階の乗込み優先度を決定する優先度決定部と、
前記検知部で検知された各階における前記待機状況の検知結果を、前記優先度決定部により決定された乗込み優先度の高い階から順に積算し、積算する度に各階における前記待機状況の検知結果の積算値と前記乗りかごの規定満員値とを比較する積算比較部と、
前記積算比較部により前記待機状況の検知結果の積算値が前記規定満員値以上であると判断された階、及び、当該階よりも前記乗込み優先度の低い階における前記待機場所の前記案内装置に対し、前記乗りかごの満員が予想される旨を報知する指令を出力する指令部と、を備え、
前記検知部は、前記待機場所における前記待機状況として前記待機場所にいる利用者の重量を測定する重量センサである
エレベーター。 - 前記乗りかごが上昇運転する場合の前記乗込み優先度は、前記急行ゾーンよりも下の低層ゾーン内の前記急行ゾーンに近い階から順に高く、次いで前記急行ゾーンよりも上の高層ゾーン内の前記急行ゾーンに近い階から順に高く、
前記乗りかごが下降運転する場合の前記乗込み優先度は、前記高層ゾーン内の前記急行ゾーンに近い階から順に高く、次いで前記低層ゾーン内の前記急行ゾーンに近い階から順に高い
請求項1に記載のエレベーター。 - 前記指令部は、該当案内装置により前記乗りかごの満員が予想される旨を報知した後、前記積算比較部により前記急行ゾーン以外のゾーンに該当するすべての階における前記待機状況の検知結果の積算値が前記規定満員値未満であると判断されたとき、前記案内装置による前記報知を終了する
請求項2に記載のエレベーター。 - 前記指令部は、前記急行ゾーン以外のゾーンに該当する前記すべての階における前記待機状況の検知結果の積算値が前記規定満員値未満となった場合に、前記乗りかごの運転を開始し前記乗りかごを前記乗り場呼びのあった階のうち目的階から最も遠い階より順に停止させる
請求項3に記載のエレベーター。 - 前記指令部は、前記案内装置により前記乗りかごの満員が予想される旨を報知するとともに、前記案内装置により前記待機場所にいる利用者を別の号機の待機場所に案内する
請求項3に記載のエレベーター。 - 前記指令部は、前記乗りかごの出発準備が完了後に、各階の前記待機場所に利用者が増えたか否かを判断し、前記利用者が増えた場合には該当階の前記案内装置により利用者が増えた旨を警告する
請求項3に記載のエレベーター。 - 前記指令部は、前記積算比較部により各階における前記待機状況の検知結果の積算値が前記規定満員値未満であると判断された場合でも前記乗りかごの出発準備が完了したならば、前記乗りかごの運転を開始し前記乗りかごを前記乗り場呼びのあった階のうち目的階から最も遠い階より順に停止させる
請求項3に記載のエレベーター。 - 前記積算比較部は、前記検知部で検知された前記待機状況が、一定の範囲内で一定時間継続した場合に、積算対象であると判断して前記待機状況の検知結果の積算を実行する
請求項1に記載のエレベーター。 - 前記検知部として更に、前記待機場所の被写体の寸法を検知する寸法センサ、を備え、
前記積算比較部は、前記寸法センサで検知された各階の前記待機場所にある前記被写体の寸法を前記優先度決定部により決定された乗込み優先度の高い階から順に積算し、積算する度に各階における前記被写体の寸法の積算値と前記乗りかごの満員の規定満員値とを比較し、
前記指令部は、前記積算比較部により前記被写体の寸法の積算値が前記規定満員値以上であると判断された階、及び、当該階よりも前記乗込み優先度の低い階における前記待機場所の前記案内装置に対し、前記乗りかごの満員が予想される旨を報知する指令を出力する
請求項1に記載のエレベーター。
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