JP6756510B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents
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Description
眼科撮影装置の光学系の例を図1〜図4Bに示す。眼科撮影装置は、複数の撮影モードで動作可能である。例えば、撮影範囲のサイズ(画角、倍率)に関する動作モードとして、広角撮影モードと高倍撮影モードがある。画角の切り替えは、例えば、屈折力が異なる2以上の対物レンズを選択的に使用することで実現される。或いは、光偏向器(光スキャナ)による光ビームの偏向角度を変化させることで画角を変更するよう構成してもよい。画角を変更するための手法や構成はこれらに限定されない。
例示的な実施形態では、撮影モード毎に対物レンズ(ユニット)が準備され、選択された撮影モードに応じた対物レンズユニットが選択的に使用される。この実施形態では、図2に示すように、広角撮影モード(例えば画角100度)のための対物レンズユニット110Aと、高倍撮影モード(例えば画角50度)のための対物レンズユニット110Bとが、光学系100の光路に選択的に配置される。
前眼部撮影系120は、前眼部照明光源121と、レンズ122と、前眼部撮影カメラ123と、結像レンズ124と、ビームスプリッタBS1とを含む。ビームスプリッタBS1は、前眼部照明光の光路とその戻り光の光路とを結合する。
SLO光学系130の光路とOCT光学系140の光路とはダイクロイックミラーDM2により結合されている。例示的な実施形態において、SLO光学系130の少なくとも一部はテレセントリック光学系であり、OCT光学系140の少なくとも一部はテレセントリック光学系であり、これらテレセントリック光学系の光路がダイクロイックミラーDM2により結合される。本例によれば、対物レンズ系110を移動して光学系100の焦点位置を変更しても、瞳(例えば対物レンズ系110による射出瞳)の収差が大きくならないため、フォーカス調整を容易化することができる。
SLO光学系130は、SLO光源131と、コリメートレンズ132と、ビームスプリッタBS2と、集光レンズ133と、共焦点絞り134と、検出器135と、光スキャナ136と、レンズ137とを含む。ビームスプリッタBS2は、被検眼Eに投射されるSLO光の光路とその戻り光の光路とを結合する。
OCT光学系140は、合焦レンズ141と、光スキャナ142と、コリメートレンズ143A(又はコリメートレンズ143B)と、干渉光学系150とを含む。広角撮影モード時にはコリメートレンズ143Aが設けられ(図1参照)、高倍撮影モード時にはコリメートレンズ143Bが設けられる(図3参照)。
実施形態に係る眼科撮影装置の処理系の構成例を図5に示す。処理系は、各種のデータ処理(信号処理、画像処理、演算、制御等)を実行するためのプロセッサを含む。
制御部200は、眼科撮影装置の各部を制御するための構成を備える。制御部200は、主制御部201と、記憶部202と、条件決定部203とを含む。主制御部201及び条件決定部203の機能はプロセッサにより実現される。記憶部202には各種データや各種情報や各種コンピュータプログラムが記憶される。記憶部202は、半導体メモリや磁気記憶装置を含む。
対物レンズ系110に関する制御の例として、主制御部201は、対物レンズユニット110A及び110Bの一方を光路に配置するための画角変更機構115の制御や、対物レンズ系110を光軸Oに沿って移動させるための図示しない移動機構の制御を実行することができる。
記憶部202には、画角とビームサイズとの対応関係を表す対応情報が記憶される。対応情報は、指定された画角からビームサイズを決定するために条件決定部203により参照される。なお、指定されたビームサイズから画角を決定するために対応情報を利用することもできる。対応情報は、画角(又はそれに関連する情報)とビームサイズ(又はそれに関連する情報)との対応関係を表す任意の情報であり、例えばテーブル又はグラフである。
条件決定部203は、ユーザ(検者)又は眼科撮影装置1により指定された画角に応じて撮影条件を設定する。撮影条件には、少なくともビーム径(ビームサイズ)が含まれる。画角の指定は、例えば、画角に関する複数の選択肢(例:画角α1、画角α2等)からの選択、又は、撮影モードに関する複数の選択肢(例:広角撮影モード、高倍撮影モード等)からの選択によって行われる。画角の指定結果は、条件決定部203に入力される。
画像形成部210は、光学系100により収集されたデータに基づいて眼底Efの画像を形成する。眼科撮影装置1はSLOとOCTの双方を実行可能であるので、画像形成部210は、SLO画像形成部211とOCT画像形成部212とを含む。
データ処理部220は、各種のデータ処理を実行する。データ処理の例として、画像形成部210又は他の装置により形成された画像データに対する処理がある。この処理の例として、各種の画像処理や、画像に対する解析処理や、画像データに基づく画像評価などの診断支援処理がある。
ユーザインターフェイス(UI)部230は、ユーザと眼科撮影装置との間で情報のやりとりを行うための機能を備える。UI部230は、表示デバイスと操作デバイス(入力デバイス)とを含む。表示デバイスは、例えば液晶ディスプレイ(LCD)を含む。操作デバイスは、各種のハードウェアキー及び/又はソフトウェアキーを含む。制御部200は、操作デバイスに対する操作内容を受け、この操作内容に対応した制御信号を各部に出力する。操作デバイスの少なくとも一部と表示デバイスの少なくとも一部とを一体的に構成することが可能である。タッチパネルディスプレイはその一例である。
実施形態に係る眼科撮影装置の動作の例を説明する。
まず、撮影の準備が行われる。本例では、眼底Efをスキャンための光ビームの光量が設定される。光量の設定は、UI部230に設けられたハードウェアキーを用いて、又は主制御部201によりUI部230(表示デバイス)に表示されるソフトウェアキーを用いて実行される。なお、光量を自動で設定することも可能である。例えば、過去の撮影で適用された光量が再度適用される。
前眼部撮影系120により得られる前眼部像などを参照してアライメントを行うことができる。アライメントは、例えば、光学系100の光軸Oを被検眼Eの瞳孔中心に一致させるXYアライメントと、被検眼Eから所定距離(ワーキングディスタンス)だけ離れた位置に光学系100を配置させるためのZアライメントとを含む。アライメントは、公知の手法で行われるオートアライメント又はマニュアルアライメントである。アライメントの完了後、フォーカシング、OCT光路長調整、偏光状態の調整などを実行してもよい。
次に、ユーザ又は主制御部201が画角を選択する。例えば、撮影モードを選択することによって画角を選択することができる。主制御部201は、選択された撮影モードに対応する対物レンズユニットを光路に配置するように画角変更機構115を制御する。他の例において、ユーザは、所望の撮影モードに対応する対物レンズユニットを選択し、これを手動で光路に配置することができる。この場合、光路に配置された対物レンズユニットの種別を前述の種別検出部で検出する。それにより、ユーザにより選択された撮影モードを特定することができる。本例では、この段階で広角撮影モードが選択され、これに対応する対物レンズユニット110Aが光路に配置される。
条件決定部203は、対応情報を参照することにより、ステップS3で選択された画角(撮影モード)に応じたビーム径を決定する。
主制御部201は、ステップS4で決定されたビーム径に基づいてSLO光学系130の可変絞り139を制御する。それにより、SLO光のビーム径が、広角撮影モードに応じたサイズに調整される。
また、主制御部201は、ステップS4で決定されたビーム径に基づいてOCT光学系140のビーム径変更機構143Cを制御することで、広角撮影モードに対応するコリメートレンズ143Aを光路に配置する。それにより、OCT光のビーム径が、広角撮影モードに応じたサイズに調整される。なお、可変絞り139の制御の前にビーム径変更機構143Cの制御を実行してもよいし、或いは、これら制御を並行して行ってもよい。
主制御部201は、ステップS1で設定された光量に基づいてSLO光源131及びOCT光源151の少なくとも一方の出力光量を設定する。
主制御部201は、以上の条件に基づいて眼底EfのSLO及びOCTの少なくとも一方を実行する。例えば、SLO及びOCTの一方を実行した後、他方を実行する。或いは、SLO及びOCTを並行して実行する。
主制御部201は、ステップS8で取得された広角SLO画像及び広角OCT画像を記憶部202に格納し、且つ、これら広角画像をUI部230の表示デバイスに表示させる。このときの表示態様は任意である。
ユーザは、ステップS9で表示された画像を観察することで、画角を変えて更なる撮影を行うか否かを判断することができる。例えば、広角撮影モードで取得されたSLO画像やOCT画像を観察して広範囲のスクリーニングを行い、より詳細に観察したい部位が見付かった場合、その部位の高倍撮影に移行することができる。
撮影が完了した場合(S10:No)、主制御部201は、図示しない通信インターフェイスを制御することで、上記撮影で取得された画像(広角SLO画像、広角OCT画像、高倍SLO画像、高倍OCT画像など)を画像アーカンビング装置に送る。以上で、本例に係る処理は終了となる(エンド)。
上記実施形態の変形例について説明する。なお、特に断らない限り、上記実施形態の図面や説明を参照する。また、上記実施形態と、以下の変形例のいずれか1つ以上とを組み合わせることや、以下の変形例のいずれか2つ以上を組み合わせることが可能である。また、このような組み合わせに任意の公知技術を組み合わせることも可能である。
上記実施形態では、予め作成された対応情報を参照してビームサイズを決定している。一方、本変形例では、被検眼Eを実際に測定して得られたデータを、ビームサイズの決定に反映させる。そのために、記憶部202には、被検眼Eを測定して得られた測定情報が記憶される。被検眼Eの測定は、眼科撮影装置1により、又は他の眼科装置により行われる。他の眼科装置により被検眼Eの測定が行われた場合、その測定情報が眼科撮影装置1に入力される。条件決定部203は、ユーザ等により選択された画角(又は撮影モード)と測定情報とに基づいてビームサイズを算出する。
上記実施形態では、予め作成された対応情報を参照してビームサイズを決定している。一方、第1変形例では、被検眼Eを実際に測定して得られたデータをビームサイズの決定に反映させている。これに対し、本変形例では、被検眼Eの画像を実際に取得しつつその画質を評価し、好適な画質が得られるようなビームサイズを探索する構成について説明する。つまり、本変形例では、画像の画質の評価をフィードバックしてビームサイズの調整を行う。
上記実施形態では、対物レンズユニット110A及び110Bを選択的に適用することで画角を変更しているが、これには限定されない。例えば、光偏向器による光ビームの偏向角度(動作の範囲、つまり反射面の向きを傾ける範囲)を変化させることで画角を変更することが可能である。SLOスキャン(SLO画像)の画角の変更は、SLO光学系130の光スキャナ136の偏向角度を変更することによって実現される。また、OCTスキャン(OCT画像)の画角の変更は、OCT光学系140の光スキャナ142の偏向角度を変更することによって実現される。なお、前述のように、光スキャナ136及び142の制御は主制御部201により実行される。
上記実施形態では、眼科撮影装置が画角を変更するための動作(対物レンズユニット110A又は110Bの光路への挿入)を行う場合について特に詳しく説明した。一方、本変形例では、画角を変更するための動作をユーザ(検者)が行う場合について説明する。
実施形態に係る眼科撮影装置により提供することが可能な作用及び効果の幾つかの例を以下に説明する。
110A、110B 対物レンズユニット
115 画角変更機構
130 SLO光学系
136 光スキャナ
139 可変絞り
140 OCT光学系
142 光スキャナ
143 ビームサイズ変更系
200 制御部
211 SLO画像形成部
212 OCT画像形成部
Claims (10)
- 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と、
画角を変更するための指示を前記制御部に入力する画角変更指示部と
を備え、
前記制御部は、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じてビームサイズを決定するビームサイズ決定部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に基づいて前記画角変更部を制御し、且つ、前記ビームサイズ決定部により決定された前記ビームサイズに基づいて前記ビームサイズ変更部を制御し、
前記ビームサイズ決定部は、
画角とビームサイズとの対応関係を表す対応情報を予め記憶する第1記憶部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じたビームサイズを前記対応情報に基づいて決定し、
前記データ収集部は、異なる複数の波長の光ビームでスキャンを実行可能であり、
前記第1記憶部は、前記複数の波長のそれぞれに関する前記対応情報を記憶し、
前記ビームサイズ決定部は、前記データ収集部により使用される光ビームの波長に応じた前記対応情報に基づいてビームサイズの決定を行う
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と、
画角を変更するための指示を前記制御部に入力する画角変更指示部と
を備え、
前記制御部は、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じてビームサイズを決定するビームサイズ決定部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に基づいて前記画角変更部を制御し、且つ、前記ビームサイズ決定部により決定された前記ビームサイズに基づいて前記ビームサイズ変更部を制御し、
前記ビームサイズ決定部は、
画角とビームサイズとの対応関係を表す対応情報を予め記憶する第1記憶部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じたビームサイズを前記対応情報に基づいて決定し、
前記対応情報は、画角と画素数と波長とビームサイズとの関係に基づき作成された第1対応情報を含む
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と、
画角を変更するための指示を前記制御部に入力する画角変更指示部と
を備え、
前記制御部は、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じてビームサイズを決定するビームサイズ決定部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に基づいて前記画角変更部を制御し、且つ、前記ビームサイズ決定部により決定された前記ビームサイズに基づいて前記ビームサイズ変更部を制御し、
前記ビームサイズ決定部は、
画角とビームサイズとの対応関係を表す対応情報を予め記憶する第1記憶部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じたビームサイズを前記対応情報に基づいて決定し、
前記対応情報は、前記データ収集部に含まれる光学系の収差及び眼光学系の収差の少なくとも一方から算出された点像分布関数に基づき作成された第2対応情報を含む
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と、
画角を変更するための指示を前記制御部に入力する画角変更指示部と
を備え、
前記制御部は、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じてビームサイズを決定するビームサイズ決定部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に基づいて前記画角変更部を制御し、且つ、前記ビームサイズ決定部により決定された前記ビームサイズに基づいて前記ビームサイズ変更部を制御し、
前記ビームサイズ決定部は、
画角とビームサイズとの対応関係を表す対応情報を予め記憶する第1記憶部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じたビームサイズを前記対応情報に基づいて決定し、
前記対応情報は、焦点深度と波長と眼光学系の焦点距離とビームサイズとの関係に基づき作成された第3対応情報を含む
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と、
画角を変更するための指示を前記制御部に入力する画角変更指示部と
を備え、
前記制御部は、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に応じてビームサイズを決定するビームサイズ決定部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示に基づいて前記画角変更部を制御し、且つ、前記ビームサイズ決定部により決定された前記ビームサイズに基づいて前記ビームサイズ変更部を制御し、
前記ビームサイズ決定部は、
前記被検眼を測定して得られた測定情報を記憶する第2記憶部を含み、
前記画角変更指示部から入力された前記指示と前記測定情報とに基づいてビームサイズを算出する
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 前記第2記憶部は、前記データ収集部に含まれる光学系の収差情報を複数の画角のそれぞれについて予め記憶し、
前記測定情報は、前記被検眼の収差情報を含み、
前記ビームサイズ決定部は、前記画角変更指示部から入力された前記指示に対応する収差情報を前記第2記憶部から取得し、取得された前記収差情報と前記被検眼の収差情報とに基づいて点像分布関数を算出し、前記点像分布関数に基づいてビームサイズを算出する
ことを特徴とする請求項5に記載の眼科撮影装置。 - 前記第2記憶部は、前記データ収集部によるスキャンの半径と眼焦点距離とを予め記憶し、
前記測定情報は、前記被検眼の眼軸長情報を含み、
前記ビームサイズ決定部は、前記画角変更指示部から入力された前記指示が示す画角と前記眼軸長情報と前記スキャンの半径とに基づいて焦点深度を算出し、算出された前記焦点深度と前記光ビームの波長と前記眼焦点距離とに基づいてビームサイズを算出する
ことを特徴とする請求項5に記載の眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と、
前記画像形成部により形成された画像を解析して画質の評価値を算出する画質評価部と を備え、
前記制御部は、算出された前記評価値に基づいて前記ビームサイズ変更部を制御する
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と
を備え、
前記データ収集部は、前記光ビームを偏向するための光偏向器を含み、
前記ビームサイズ変更部は、前記光ビームの光路において前記光偏向器よりも前記光ビームを発する光源の側の位置に配置された可変絞りを含み、
前記制御部は、前記ビームサイズ変更部により前記可変絞りの開口のサイズが変更されたとき、前記光源から出力される光ビームの光量を変更し、
前記制御部は、前記開口が拡大されたとき前記光量を低下させ、且つ、前記開口が縮小されたとき前記光量を増加させる
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 光ビームを用いて被検眼の眼底をスキャンしてデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部により収集された前記データに基づいて前記眼底の画像を形成する画像形成部と、
画角を変更するための画角変更部と、
前記光ビームのサイズを変更するビームサイズ変更部と、
前記画角変更部と前記ビームサイズ変更部とを連係的に制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記画角変更部の制御と前記ビームサイズ変更部の制御と前記光ビームの光量の制御とを連係的に実行する
ことを特徴とする眼科撮影装置。
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