JP6755116B2 - アルミナ粒子材料及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)本発明のアルミナ粒子材料の製造方法は特に上記(i)知見に基づき完成したものである。すなわち、本発明のアルミナ粒子材料の製造方法は、真球度が0.9以上でアルミナを主成分とする粒子材料と、1200℃超の温度でα相が10%以上40%以下になるまで加熱する前処理工程と、前記前処理工程での加熱温度より低く且つ1225℃未満1150℃超の温度で加熱して真球度が0.9以上のα化アルミナ粒子材料にするα化工程とを有する。
(2)ここで(1)において前記前処理工程は1220℃以上の温度で加熱する工程であることが好ましい。この温度範囲にすることによりα相の生成が制御可能な範囲で確実に進行できる。
(3)先述の(1)及び/又は(2)において前記α化工程はα化率90%以下で終えることが好ましい。α化の進行をこの範囲にすることで粒子材料の変形が抑制できる。
(4)本発明のアルミナ粒子材料の製造方法は上記(ii)の知見に基づくものである。すなわち、本発明のアルミナ粒子材料の製造方法は、真球度が0.9以上でアルミナを主成分とする粒子材料と、前記粒子材料の表面積を基準として、6.4μmol/m2未満0μmol/m2超のケイ素原子を有するケイ素含有化合物とを混合して混合物とする混合工程と、前記混合物を1200℃超1325℃以下で加熱して真球度が0.9以上のα化アルミナ粒子材料にする第2α化工程とを有する。
(5)本発明のアルミナ粒子材料の製造方法は上記(ii)の知見に基づくものである。すなわち、本発明のアルミナ粒子材料の製造方法は、真球度が0.9以上でアルミナを主成分とする粒子材料と、ケイ素原子を有するケイ素含有化合物と、前記ケイ素含有化合物と同一でもよく且つ加熱によりNH結合をもつ化合物を放出する含窒素化合物とを混合して混合物とする第2混合工程と、前記混合物を1200℃超1325℃以下で加熱して真球度が0.9以上のα化アルミナ粒子材料にする第2α化工程とを有する。
(6)ここで、上述の(4)、(5)の発明における前記ケイ素含有化合物は、側鎖の一部が水素であるポリシロキサン化合物、粒径が100nm以下のシリカ粒子、ヘキサメチルジシラザンのうちの1つ以上であることが好ましい。
(7)本発明のアルミナ粒子材料は、粒径が500μm以下且つ真球度が0.9以上であって、α相アルミナを主成分とするα化アルミナ粒子材料からなる。
(第1形態)
本実施形態のアルミナ粒子材料の製造方法は上述の(i)に相当し、前処理工程とα化工程とを有する。更に必要に応じて解砕工程を有することができる。
・前処理工程
前処理工程は1200℃超の温度で原料となる粒子材料を加熱する工程である。加熱温度の下限としては1210℃、1220℃、1225℃が採用できる。上限としてはα化の進行速度の制御の容易さから1275℃、1260℃、1250℃などが挙げられる。
・α化工程
α化工程は前処理工程よりも低い温度で加熱する工程である。前処理工程よりも低い温度での加熱なので通常はα化の進行はしないか或いはしても遅いのであるが前処理工程により粒子の一部がα化されているために、そのα相を起点としてα化を進行することができる。また、上限としては1225℃未満の温度とし、下限としては1150℃超とする。本工程を行うと真球度は低下することが推測できる。本工程は真球度が0.9以上の範囲で行う。加熱を行う具体的な方法としては特に限定しないが、ロータリーキルンなどの公知の装置・方法が採用できる。
・解砕工程
前述したα化工程では一次粒子が凝集することがある。その場合には何らかの方法にて解砕することが好ましい。解砕工程を特に設けなくてもアルミナ粒子材料を取り扱ううちに解砕が進行することも充分に期待できるが解砕工程を採用することで速やかに一次粒子に近い状態まで解砕できる。具体的には好ましい解砕の方法は粉砕機、混合機を用いて凝集した一次粒子に剪断力を加える方法であり、例えばジェットミルにて処理する方法が挙げられる。
(第2形態)
本実施形態のアルミナ粒子材料の製造方法は(第2)混合工程と第2α化工程とを有する。必要に応じて第1形態で説明した解砕工程をそのまま採用することもできる。第1形態の製造方法と組み合わせる場合には第1形態のα化工程の前に第2形態の混合工程又は第2混合工程を採用することができる。
・混合工程
混合工程は粒子材料に対してケイ素含有化合物を混合する工程である。混合の方法は特に限定しないが、ケイ素含有化合物により粒子材料を被覆するように混合することが好ましい。つまり粒子材料の界面にケイ素含有化合物が配設されることが好ましい。粒子材料の界面にケイ素含有化合物が配設されるものが形成できるならば混合によらないで後述のα化工程に供したときに好ましいα化の挙動を示す組成物が得られる可能性がある(第2混合工程も同様である)。
・第2混合工程
混合工程に代えて第2混合工程を採用することもできる。第2混合工程ではケイ素含有化合物に加えて加熱によりNH結合をもつ化合物を放出する含窒素化合物も混合する。含窒素化合物としては特に限定しないがケイ素含有化合物の分子内にNH結合をもつヘキサメチルジシラザン(HMDS)などのような化合物を単独で又は併せて採用することもできる。
・第2α化工程
得られた混合物を1200℃超1325℃以下で加熱して真球度が0.9以上のα化アルミナ粒子材料にする。本工程を行うと真球度は低下することが推測できる。加熱温度の下限としては1220℃、1225℃、1250℃が例示できる。加熱を行う具体的な方法としては特に限定しないが、ロータリーキルンなどの公知の方法が採用できる。
(ケイ素含有化合物としてシリカ粒子を採用する場合の表面処理の一例:表面処理されたシリカ粒子の製造)
表面処理を行ったシリカ粒子を製造する方法を以下に例示する。表面処理されたシリカ粒子(表面処理済みシリカ粒子)は、式(1):−OSiX1X2X3で表される官能基と、式(2):−OSiY1Y2Y3で表される官能基とが表面に結合している。以下、式(1)で表される官能基を第1の官能基と呼び、式(2)で表される官能基を第2の官能基と呼ぶ。
D50が0.58μm、当初のα化率2%のアルミナからなる粒子材料に対して種々の温度で加熱したときのα化率の時間依存性を検討した。同時に得られた加熱物の形態をSEMにて観察し融着の程度を評価した。
(試験2:粒子材料への加熱によるα化:その2)
D50が8.8μm、当初のα化率19%のアルミナからなる粒子材料に対して種々の温度で加熱したときのα化率の時間依存性を検討した。同時に得られた加熱物の形態をSEMにて観察し融着の程度を評価した。
(試験3:粒子材料への加熱温度の多段階化の検討)
試験1にて1225℃で10分間加熱するとα化度が25%になることが分かった。その試料を原料として種々の温度で加熱したときのα化の進行を検討した。
(試験4:ケイ素含有化合物の検討:一部の側鎖が水素置換されたポリシロキサン)
D50が0.58μm、当初のα化率2%のアルミナからなる粒子材料に対してケイ素含有化合物としての一部の側鎖が水素化されたポリシロキサン(信越化学工業製、KF9901)を種々の比率(粒子材料の質量を基準とした質量%:粒子材料の表面積を基準としたモル量)で混合し得られた混合物について1275℃で加熱したときのα化率の時間依存性を検討した。同時に得られた加熱物の形態をSEMにて観察し融着の程度を評価した。加熱時間は3分、5分、10分とした。結果を表4に示す。
(試験5:ケイ素含有化合物の検討:シリカ)
D50が0.58μm、当初のα化率2%のアルミナからなる粒子材料に対してケイ素含有化合物としてのシリカ粒子(体積平均粒径10nm、表面にフェニル基を導入、アドマテックス製)を種々の比率(粒子材料の質量を基準とした質量%:粒子材料の表面積を基準としたモル量)で混合し得られた混合物について1275℃で加熱したときのα化率の時間依存性を検討した。同時に得られた加熱物の形態をSEMにて観察し融着の程度を評価した。加熱時間は3分、5分、10分とした。結果を表5に示す。
(試験6:ケイ素含有化合物及び含窒素化合物の検討:HMDS)
D50が0.58μm、当初のα化率2%のアルミナからなる粒子材料に対してケイ素含有化合物及び含窒素化合物としてのHMDSを種々の比率(粒子材料の質量を基準とした質量%:粒子材料の表面積を基準としたモル量)で混合し得られた混合物について1275℃で加熱したときのα化率の時間依存性を検討した。同時に得られた加熱物の形態をSEMにて観察し融着の程度を評価した。加熱時間は3分、5分、10分とした。結果を表6に示す。
(試験7)
試験1〜6について得られたアルミナ粒子材料の真球度を測定した。真球度の測定は前述の方法にて行った。図5は融着が進んだ試料の一例、図4には融着が進んでいない試料の一例を示す。図4及び5には粒子の周囲を囲む線が描写されており、この線の長さと粒子の面積とを用いて先述の式により真球度を算出する。図5の試料では真球度0.67,図4の試料では真球度0.96であった。試験1〜6において融着度「弱」と判断して試料は全て真球度が0.9以上であった。
(試験8)
上述の試験1〜7において融着度が「強」のものと「弱」のものとについてジェットミルにて解砕した前後の様子を検討した。「弱」のものについては解砕後に真球度を保ったまま一次粒子に近い状態にすることができた。例えばKF9901を0.1%(Si量としては2.1μmol/m2)で処理した後、1275℃で10分間加熱した試料を試験4と同等の条件にて作成したところ、加熱直後はD50が8.8μm、真比重が3.7g/mLであったところ、ジェットミルにて解砕後はD50が0.6、真比重が3.9と粒径を原料とした粒子材料の0.58μmと同程度の値まで解砕することができた。更に解砕後の真球度は原料の粒子材料とほぼ変わらない値であることが分かった上、α化度は83%と非常に高いものであった。
Claims (4)
- 真球度が0.9以上でアルミナを主成分とする粒子材料と、
1200℃超の温度でα相が10%以上40%以下になるまで加熱する前処理工程と、
前記前処理工程での加熱温度より低く且つ1225℃未満1150℃超の温度で加熱して真球度が0.9以上のα化アルミナ粒子材料にするα化工程と、
を有するアルミナ粒子材料の製造方法。 - 前記前処理工程は1220℃以上の温度で加熱する工程である請求項1に記載のアルミナ粒子材料の製造方法。
- 前記α化工程はα化率90%以下で終える請求項1又は2に記載のアルミナ粒子材料の製造方法。
- 粒径(D50)が10μm以下且つ真球度が0.95以上であって、α化率が70%以上、95%以下であるα化アルミナ粒子材料からなるアルミナ粒子材料。
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