JP6752975B2 - ロック装置、コンテナドアおよびコンテナ - Google Patents

ロック装置、コンテナドアおよびコンテナ Download PDF

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Description

本発明は、コンテナ運搬分野に関し、より具体的にはロック装置、コンテナドアおよびコンテナに関する。
コンテナには、荷積みおよび荷下ろしが便利になるように、一般的に開きやすいドア構造が設けられている。また、コンテナの関連仕様の要求に合致するように、一般的に当該ドア構造にはロックレバーが設けられ、コンテナドア枠にロックシートが対応して設けられている。
例えば、従来のコンテナでは、より好適にロックが実現できるように、コンテナの端のドアのところには横方向に延在する2つのロックレバーが上下に平行となるように配置されるとともに、各ロックレバーの両端に位置する錠前が爪型構造で形成されている。こうして、ロックレバーがロック方向に沿って回転するとき、爪型構造の錠前は、ロックシートに挿入していないロック解除位置からロックシートに挿入するロック位置まで回転可能であり、これによりロックを実現する。逆に、ロックレバーがロック解除方向に沿って回転するとき、錠前は、ロックシートとの係合を解除する。また、その際、爪型構造が横方向に内方へ張り出してロックシートまたはそれに隣接するドア枠に当接するため、ロックレバー全体に、外方への作用力、即ち、コンテナドアが開く方向へ向かう作用力が発生し、これによってコンテナドアを外方に開放させる。このような外方への作用力によるコンテナドアの変形を回避するために、コンテナドアを開放するときには2本のロックレバーを同時にロック解除することが要求される。
しかし、利用者がコンテナ内部の貨物押圧または他の状況によって2本のロックレバーをそれぞれロック解除せざるを得ないときには、上述した通り、一方のロックレバーの動作によってコンテナドアが開く方向へ向かう作用力が発生するが、他方のロックレバーがそのときにまだロック解除されておらず、錠前とロックシートとが依然として緊密に係合しているため、扉が変形しやすく、または、何れかの錠前やロックシートの損傷を引き起こし、更に扉の密閉効果およびロック装置の使用寿命に影響を与えてしまう。
また、特にバルク型コンテナは、コンテナドアの開放過程でコンテナ内の貨物が重力作用の下で飛び出して安全事故を引き起こすことを防止するために、その荷下ろしドアは通常は側面から開放する必要がある。しかし、側面から2本のロックレバーを同時に操作することは、比較的困難である。その一方、それぞれロック解除すると、容易に扉の変形またはロック装置の損傷を招くことになる。
したがって、少なくとも部分的に上記問題を解決するためのロック装置、コンテナドアおよびコンテナを提供する必要がある。
少なくとも部分的に上記問題を解決すべく、本発明は、ロック装置を提供する。当該ロック装置は、コンテナに用いられ、第1ロック機構と、第2ロック機構とを備え、
前記第1ロック機構は、
前記コンテナの扉に回転可能に接続される第1ロックレバーと、
前記第1ロックレバーに設けられる第1錠前と、
前記コンテナの筐体に固定接続され、前記第1錠前と係合して前記第1ロック機構をロックする第1ロックシートとを備え、
前記第2ロック機構は、
前記扉に回転可能に接続される第2ロックレバーと、
前記第2ロックレバーに設けられる第2錠前と、
前記筐体に固定接続され、前記第2錠前と係合して前記第2ロック機構をロックする第2ロックシートとを備え、
前記第1ロック機構および前記第2ロック機構がそれぞれロック解除可能になるように、少なくとも前記第1錠前は、前記第1ロックシートとの係合を解除するときに扉を外方へ開く推力を発生しないように設けられている。
好ましくは、前記第1錠前は、フック型構造として設けられ、前記フック型構造は前記第1ロックレバーの径方向に沿って外方へ突起し、且つ、前記フック型構造の最遠端と前記第1ロックレバーの軸線との距離は、前記第1ロックシートの取付位置における前記筐体の表面と前記第1ロックレバーの軸線との最小距離より小さい。
好ましくは、前記第2ロックレバーの錠前は、爪型構造として設けられ、前記爪型構造は前記第2ロックレバーの径方向に沿って外方へ突起し、且つ、前記爪型構造の最遠端と前記第2ロックレバーの軸線との距離は、前記第2ロックシートの取付位置における前記筐体の表面と前記第2ロックレバーの軸線との最小距離より大きい。
好ましくは、第1ロックレバーハンドルおよび第2ロックレバーハンドルを更に備え、前記第1ロックレバーハンドルおよび前記第2ロックレバーハンドルは、それぞれ前記第1ロックレバーおよび前記第2ロックレバーに対して垂直に固定接続されている。
好ましくは、前記第1ロック機構がロックされるとき、前記第1錠前の前記第1ロックシートから離間する外側輪郭は、円弧状をなす。
好ましくは、前記第1ロックレバーにストッパ部が設けられ、前記第1ロック機構および前記第2ロック機構が何れもロック状態であるとき、前記ストッパ部は、前記第2ロック機構の前記第2ロックレバーが回転不可能になるように、前記第2ロックレバーハンドルを遮蔽する。
本発明の別の態様は、コンテナドアを提供する。当該コンテナドアは、コンテナに用いられ、前記コンテナの筐体に回動可能に接続される扉と、上記の何れかのロック装置と、を備える。
好ましくは、前記扉は、上開き扉または横開き扉の形態で前記コンテナに接続されている。
好ましくは、前記扉は、ヒンジを介して前記筐体にヒンジ接続され、前記第1ロックレバーと前記ヒンジとの距離は、前記第2ロックレバーと前記ヒンジとの距離より小さい。
好ましくは、前記扉は、上開き扉の形態で設けられ、前記第2ロックレバーハンドルは、前記筐体の前記扉に隣接する1つの側面に近接するように設けられている。
本発明の更に別の態様は、コンテナを提供する。当該コンテナは、上記の何れかのコンテナドアを備える。
本発明のコンテナによれば、そのコンテナドアのロック装置は、第1ロック機構および第2ロック機構を備える。また、第1ロック機構および第2ロック機構に対してそれぞれロックまたはロック解除を行なう必要がある。具体的には、ロック時には、第2ロック機構をロックしてから第1ロック機構をロックする必要があり、ロック解除時には、第2ロック機構をロック解除してから第1ロック機構をロック解除する必要がある。本発明のコンテナによれば、そのコンテナドアの2つのロックレバーを順にそれぞれロック解除する必要があり、一人でも操作完成可能であるため、同時操作による不便が回避され、コンテナドアの側面から便利に操作でき、コンテナの荷下ろし効率および安全性が向上する。
下記図面は、ここで本発明の一部として本発明を理解するために用いられる。図面において、
図1は、本発明に示す好適な実施形態のコンテナの正面図である。ただし、第1ロック機構および第2ロック機構が何れもロックされる。 図2は、図1に示すコンテナの局所側面図である。ただし、第1ロック機構および第2ロック機構が何れもロックされる。 図3は、図1に示すコンテナの局所側面図である。ただし、第1ロック機構および第2ロック機構が何れもロック解除される。 図4Aは、図1におけるA部の局所拡大図である。 図4Bは、図2におけるC部の局所拡大図である。 図5Aは、図1におけるB部の局所拡大図である。 図5Bは、図2におけるD部の局所拡大図である。 図6は、図1に示すコンテナの局所側面図である。ただし、第1ロック機構がロックされ、第2ロック機構がロック解除される。
以下の記述では、本発明がより徹底的に理解されるように、大量の具体的な詳細が与えられている。しかし、当業者であれば分かるように、これらの詳細の1つまたは複数を必要とせずに本発明を実施可能である。他の例では、本発明と混同しないように、本分野の公知の幾つかの技術的特徴は記述されていない。
図1は、本発明のコンテナを模式的に示している。
図1に示すように、コンテナ1は、筐体3およびコンテナドア2を備える。コンテナドア2は、ロック装置10および扉20を備える。扉20は、上開き扉の形態で4つのヒンジ30を介して筐体3の端面の底部に近接する位置にヒンジ接続され、ヒンジ30回りに上方へ回動してコンテナ1を開放したり、下方へ回動してコンテナ1を閉鎖したりすることが可能である。無論、扉20は、他の形態(例えば、横開き扉)で筐体3の他の面に設けられてもよく、ヒンジ30の数は、扉20具体的な寸法の大きさに応じて定められてもよく、本発明において限定されない。
コンテナ1に用いられるロック装置10は、第1ロック機構10aおよび第2ロック機構10bを備える。第1ロック機構10aは、第1ロックレバー100、第1錠前101および第1ロックシート401を備える。第2ロック機構10bは、第2ロックレバー200、第2錠前201および第2ロックシート402を備える。
第1ロックレバー100および第2ロックレバー200のそれぞれは、取付座300を介して扉20に取り付けられ、それぞれ各自の軸線回りに取付座300内を回転可能である。第1ロックレバー100および第2ロックレバー200のそれぞれは、扉20のヒンジ30の所在する側辺に平行となるように設けられ、且つ、第1ロックレバー100とヒンジ30との距離は、第2ロックレバー200とヒンジ30との距離より小さい。
第1ロックレバー100の両端には、第1錠前101がそれぞれ設けられ、且つ筐体3の第1錠前101に対応する位置には、第1錠前101に係合する第1ロックシート401がそれぞれ固定設置されている。具体的には、図4Aおよび図4Bに示すように、第1錠前101は、フック型構造をなし、第1ロックレバー100を取り囲んで固定される本体部101aと、本体部101aの径方向から外方へ突起するフック型部101bとを備える。第1ロックシート401は、筐体3の第1錠前101に対応する位置に溶接されるストッパシャッタである。ただし、フック型部101bの、第1ロックシート401と係合するときに第1ロックシート401から離間する側の外輪郭は、略円弧状をなし、且つ、フック型部101bが設けられる外輪郭上の点と第1ロックレバー100の軸線との最大距離は、筐体3の第1ロックシート401が取り付けられる箇所の表面と第1ロックレバー100の軸線との最小距離より小さい。
図2に示すように、扉20が閉鎖された状態で、第1錠前101が点線に示す位置に第1ロックレバー100とともに時計回りに回転し、一定の角度だけ回転すると、フック型部101bが第1ロックシート401によって阻止されて、第1ロックレバー100は継続して回転できないようになり、第1ロック機構10aは、ロックされる。ロック解除時には、第1ロックレバー100を操作して第1錠前101を反時計回りに回転させ、フック型部101bを第1ロックシート401から離脱させる。フック型部101bの外輪郭上の点と第1ロックレバー100の軸線との最大距離が、筐体3の第1ロックシート401が取り付けられる箇所の表面と第1ロックレバー100の軸線との最小距離より小さいため、第1錠前101が第1ロックレバー100とともに反時計回りに回動してロック解除していく過程で、第1錠前101の最表側のフック型部101bが筐体3に接触しない。換言すれば、第1錠前101は、ロック解除時に、外方へ扉20を開放する作用を発生させない。そのため、第1ロック機構10aのロック解除過程は、扉20の閉鎖状態に影響を与えない。
好ましくは、第1ロックレバー100に対する操作が便利になるように、第1ロックレバー100に第1ロックレバーハンドル102が設けられている。扉20の表面の当該位置には、第1ロックレバーハンドル座501が設けられている。第1ロック機構10aがロック状態であるとき、第1ロックレバーハンドル102は、扉20の表面に密着して第1ロックレバーハンドル座501によって固定されることで、第1ロック機構10aにロック状態を維持させる。同時に、このような設計により、第1ロックレバーハンドル102がコンテナ1外に突起することによる危険も回避され、コンテナ1に対する吊り上げまたは他の操作が便利になる。
第2ロックレバー200の両端には、第2錠前201がそれぞれ設けられ、且つ筐体3の第2錠前201に対応する位置には、第2錠前201に係合する第2ロックシート402がそれぞれ固定設置されている。具体的には、図5Aおよび図5Bに示すように、第2錠前201は、爪型構造をなすものであり、第2ロックレバー200を取り囲んで固定される本体部201aと、本体部201aから外方へ突起する爪型部201bとを備える。第2ロックシート402は、基台部402aおよび係止台部402bを備え、基台部402aは、筐体3の表面に溶接され、係止台部402bは、基台部402aに設けられ、第2錠前201と係合する。爪型部201bが設けられる端部と第2ロックレバー200の軸線との最大距離は、第2ロックレバー200の軸線と第2ロックシート402の基台部402aの表面との距離より大きく、且つ基台部402aは、爪型部201bの筐体3の表面での投影が基台部402aの幅範囲内に収まるように、ある程度の幅を有する。
図3に示すように、爪型部201bの端部と第2ロックレバー200の軸線との最大距離が、第2ロックレバー200の軸線と第2ロックシート402の基台部402aの表面との距離より大きいため、第2ロック機構10bがロック解除状態であるとき、爪型部201bの最表端が基台部402aの表面に当接し、且つ、第2ロックシート402の作用力の下で、第2ロックレバー200は、扉20を駆動して筐体3からある程度の距離で離間させ、扉20の完全閉鎖を不可能にする。
第2ロック機構10bをロックする必要が生じたときは、図3に示す状態で、第2ロックレバー200を操作して第2錠前201を反時計回りに回転させると、爪型部201bの最表端が基台部402aに当接しなくなる。このとき、扉20は、完全閉鎖の状態まで自重または外力の作用によって筐体3へ移動する。第2ロックレバー200を引き続き反時計回りに回転すると、第2錠前201の爪型部201bは、第2ロックシート402の係止台部402bに接触して当接し、第2ロックレバー200は継続して回転できなくなり、第2ロック機構10bは、ロックする。ロック解除時には、第2ロックレバー200を操作して第2錠前201を時計回りに回転させ、爪型部201bを第2ロックシート402の係止台部402bから離脱させる。一定の角度だけ回転した後、爪型部201bの端部は、基台部402aの外面に接触する。爪型部201bの端部と第2ロックレバー200の軸線との最大距離が、第2ロックレバー200の軸線と第2ロックシート402の基台部402aの表面との距離より大きいため、第2ロックレバー200を引き続き時計回りに回転すると、基台部402aは、略外方への力を爪型部201bへ付与する。こうして、第2ロックレバー200は、扉20を開けて筐体3から一定の距離だけ離間させる。爪型部201bが基台部402aに対して略垂直であるときに、距離は最大となり、第2ロック機構10bは完全にロック解除される。このように、爪型構造の錠前設計により、第2ロック機構10bがロック解除時に第2ロックシート402との間で相互作用力を生成する。これにより、扉20の円滑な開放に有利になるとともに、ロック状態にある第2錠前201が振動または他の原因で緩んでロックが解除されてしまうことも防止可能である。
好ましくは、第2ロックレバー200に対する操作が便利になるように、第2ロックレバー200に第2ロックレバーハンドル202が設けられている。扉20の表面の当該位置には、第2ロックレバーハンドル座502が設けられている。第2ロック機構10bがロック状態であるとき、第2ロックレバーハンドル202は、扉20の表面に密着して第2ロックレバーハンドル座502によって固定されることで、第2ロック機構10bにロック状態を維持させる。同時に、このような設計により、第2ロックレバーハンドル202がコンテナ1外に突起することによる危険も回避され、コンテナ1に対する吊り上げまたは他の操作が便利になる。
上述した通り、第2ロック機構10bがロックされるとき、第1ロック機構10aは、円滑にロック解除可能である。逆に、第1ロック機構10aがロックされるとき、第2ロック機構10bは、ロック解除時に阻止されてロック解除不可能である。より具体的には、図6は、第1ロック機構10aがロック状態であるときに第2ロック機構10bを強引にロック解除する模式図である。このとき、第2ロック機構10bはロック解除の状態にあり、第2錠前201の爪型構造設計により、第2錠前201と第2ロックシート402とが互いに作用して、扉20の開放方向に沿う力Fを生成する。第2錠前201と第2ロックレバー200との間、第2ロックレバー200と扉20との間、扉20と第1ロックレバー100との間、および、第1ロックレバー100と第1錠前101との間は、何れも剛性接続が用いられるため、第2錠前201で生成された力Fは、ロック装置10全体および扉20に作用し、扉20の変形や、第1ロックレバー100と第1ロックシート401との締め付け、ひいては損傷、または、第2錠前201と第2ロックシート402との間の摩耗の深刻化等の状况が発生してしまう。
そこで、ロック装置10については、ロック解除時には、第1ロック機構10aをロック解除してから第2ロック機構10bをロック解除する必要がある一方、ロック時には、第2ロック機構10bをロックしてから第1ロック機構10aをロックする必要がある。よって、本発明のロック装置10によれば、その第1ロック機構10aおよび第2ロック機構10bは、順にそれぞれロックまたはロック解除を行なうことができる。
好ましくは、第1ロックレバー100の第2ロックレバーハンドル202に対応する位置にストッパシャッタ103が設けられている。第1ロック機構10aおよび第2ロック機構10bが何れもロック状態であるとき、第2ロックレバーハンドル202がストッパシャッタ103によって遮蔽されて位置規制され、このとき、第2ロックレバーハンドル202に対する操作は、不可能になる。第1ロック機構10aがロック解除され、且つストッパシャッタ103が第1ロックレバー100とともに一定の角度回転して第2ロックレバーハンドル202を遮蔽しなくなると、操作が可能になる。こうして、第1ロック機構10aがロック状態であるときに第2ロックレバー200を誤操作して強引にロックを解除することで損傷を引き起こすことが、回避される。
より好ましくは、コンテナ1がバルクコンテナであるとき、扉20を開放する過程で、コンテナ内の貨物が自重の作用によってコンテナ内から飛び出しやすく、扉20の正面にいる操作者へ危険を招来するのに備え、安全のために、多くの場合は側面から扉20を開放する必要がある。したがって、第2ロックレバーハンドル202は、操作者がコンテナ1の側面から第2ロックレバー200を操作して扉20を開放することが便利になるように、コンテナ1の扉20が取り付けられる側面に隣接する側面に近接するに設けられている。
本発明のコンテナ1によれば、図2の角度から観察すると、そのコンテナドア2の閉鎖手順は、以下のようになる。
S01では、扉20をヒンジ30回りに下方へ回動して閉鎖させる。
S02では、第2ロックレバーハンドル202を第2ロックレバー200の軸線に対して反時計回りに回動させることで、第2錠前201と第2ロックシート402とを係合して第2ロック機構10bをロックする。
S03では、第2ロックレバーハンドル座502を操作して第2ロックレバーハンドル202を固定させる。
S04では、第1ロックレバーハンドル102を第1ロックレバー100の軸線に対して時計回りに回動させることで、第1錠前101と第1ロックシート401とを係合して第1ロック機構10aをロックする。
S05では、第1ロックレバーハンドル座501を操作して第1ロックレバーハンドル102を固定させる。
このとき、コンテナ1のコンテナドア2は、閉鎖してロックされる。
本発明のコンテナ1によれば、図2の角度から観察すると、そのコンテナドア2の開放手順は、下記のようになる。
S06では、第1ロックレバーハンドル座501を操作して第1ロックレバーハンドル102を外す。
S07では、第1ロックレバーハンドル102を第1ロックレバー100の軸線に対して反時計回りに回動させることで、第1錠前101と第1ロックシート401との係合を解除して第1ロック機構10aをロック解除する。
S08では、第2ロックレバーハンドル座502を操作して第2ロックレバーハンドル202を外す。
S09では、第2ロックレバーハンドル202を第2ロックレバー200の軸線に対して反時計回りに回動させることで、第2錠前201と第2ロックシート402との係合を解除して第2ロック機構10bをロック解除する。
S10では、扉20をヒンジ30回りに上方へ回動して開放させる。
その際、コンテナ1のコンテナドア2は、ロック解除して開かれる。
本発明のコンテナによれば、そのコンテナドアの2つのロックレバーを順にそれぞれロック解除する必要があり、一人でも操作完成可能であるため、同時操作による不便が回避され、コンテナドアの側面から便利に操作でき、コンテナの荷下ろし効率および安全性が向上する。
本発明について上記実施例により説明したが、上記実施例が単に例示および説明の目的であり、本発明を記述された実施例の範囲内に限定することを意図しないことは、理解されるべきである。当業者であれば理解できるように、本発明の示教に基づいて、より多くの変形および変更が可能であり、これらの変形および変更は何れも本発明の保護請求する範囲内に含まれる。本発明の保護範囲は、添付する特許請求の範囲およびその均等範囲によって規定される。

Claims (7)

  1. 上開き扉でありかつ回動軸まわりに回動可能に開閉する扉を有するコンテナに用いられるロック装置であって、
    第1ロック機構と、第2ロック機構とを備え、
    前記第1ロック機構は、
    記扉に回転可能に接続される第1ロックレバーと、
    前記第1ロックレバーに設けられる第1錠前と、
    前記コンテナの筐体に固定接続され、前記第1錠前と係合して前記第1ロック機構をロックする第1ロックシートとを備え、
    前記第1錠前は、フック型構造として設けられ、前記フック型構造は前記第1ロックレバーの径方向に沿って外方へ突起し、且つ、前記フック型構造の最遠端と前記第1ロックレバーの軸線との距離は、前記第1ロックシートの取付位置における前記筐体の表面と前記第1ロックレバーの軸線との最小距離より小さく、
    前記第2ロック機構は、
    前記扉に回転可能に接続される第2ロックレバーと、
    前記第2ロックレバーに設けられる第2錠前と、
    前記筐体に固定接続され、前記第2錠前と係合して前記第2ロック機構をロックする第2ロックシートとを備え、
    前記第1ロック機構および前記第2ロック機構がそれぞれロック解除可能になるように、前記第1ロックレバーと前記第2ロックレバーは前記回動軸線と平行であり、前記第1錠前は、前記第1ロックシートとの係合を解除するときに前記扉を外方へ開く推力を発生しない、前記第2錠前は、前記第2ロックシートとの係合を解除するときに前記扉を外方へ開く推力を発生するように設けられていて、
    前記第2ロック機構は、さらに第2ロックレバーハンドルを備え、前記第2ロックレバーハンドルは前記第2ロックレバーに固定接続され、かつ前記第2ロックレバーに垂直であり、
    前記第1ロック機構は、さらに第1ロックレバーハンドルとストッパ部を備え、前記第1ロックレバーハンドルは、前記第1ロックレバーに固定接続され、かつ前記第1ロックレバーに垂直であり、前記ストッパ部は、前記第1ロックレバーに設けられ、
    前記第1ロック機構及び前記第2ロック機構が何れもロック状態であるとき、前記ストッパ部は、前記第2ロックレバーハンドルを遮蔽し、且つ前記第2ロックレバーハンドルが前記第2ロック機構のロック解除の方向への移動を規制する
    ことを特徴とするロック装置。
  2. 前記第2ロックレバーの錠前は、爪型構造として設けられ、前記爪型構造は前記第2ロックレバーの径方向に沿って外方へ突起し、且つ、前記爪型構造の最遠端と前記第2ロックレバーの軸線との距離は、前記第2ロックシートの取付位置における前記筐体の表面と前記第2ロックレバーの軸線との最小距離より大きいことを特徴とする請求項1に記載のロック装置。
  3. 前記第1ロック機構がロックされるとき、前記第1錠前の前記第1ロックシートから離間する外側輪郭は、円弧状をなすことを特徴とする請求項に記載のロック装置。
  4. コンテナに用いられるコンテナドアであって、
    上開き扉であり、前記コンテナの筐体に回動軸まわりに回動可能に接続される扉と、
    請求項1からの何れか一項に記載のロック装置と、を備えることを特徴とするコンテナドア。
  5. 前記扉は、ヒンジを介して前記筐体にヒンジ接続され、前記第1ロックレバーと前記ヒンジとの距離は、前記第2ロックレバーと前記ヒンジとの距離より小さいことを特徴とする請求項に記載のコンテナドア。
  6. 記第2ロックレバーハンドルは、前記筐体の前記扉に隣接する1つの側面に近接するように設けられていることを特徴とする請求項に記載のコンテナドア。
  7. 請求項からの何れか一項に記載のコンテナドアを備えることを特徴とするコンテナ。
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