JP6751138B2 - 極端紫外光センサユニット及び極端紫外光生成装置 - Google Patents

極端紫外光センサユニット及び極端紫外光生成装置 Download PDF

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Description

本開示は、極端紫外光センサユニット及び極端紫外光生成装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、20nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、波長13nm程度の極端紫外(EUV;Extreme Ultra Violet)光を生成するための装置と縮小投影反射光学系とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光生成装置としては、ターゲット物質にレーザ光を照射することによって生成されるプラズマが用いられるLPP(Laser Produced Plasma)式の装置と、放電によって生成されるプラズマが用いられるDPP(Discharge Produced Plasma)式の装置と、軌道放射光が用いられるSR(Synchrotron Radiation)式の装置との3種類の装置が提案されている。
米国特許第7732793号 特開2014−154229号公報 特開2011−135028号公報
概要
本開示の1つの観点に係る極端紫外光センサユニットは、極端紫外光を反射するミラーと、ミラーによって反射された極端紫外光を透過するフィルタと、フィルタを透過した極端紫外光を検出する光センサと、ミラーとフィルタとの間にパージガスを供給するよう配置されたパージガス供給部と、ミラーに入射させる極端紫外光を含むプラズマ光及びパージガス供給部から供給されたパージガスを通過させる管部であって、プラズマ光の光入射口となる開口部を有し、開口部から入射するプラズマ光をミラーに向けて通過させるとともに、ミラーとフィルタとの間を流れたパージガスを開口部から流出させる管部と、を備える。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は例示的なLPP式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す図である。 図2はEUV光センサユニットの構成例を示す断面図である。 図3は第1実施形態に係るEUV光センサユニットの構成を示す断面図である。 図4は第2実施形態に係るEUV光センサユニットの構成を示す断面図である。
実施形態
−目次−
1.極端紫外光生成システムの全体説明
1.1 構成
1.2 動作
2.用語の説明
3.課題
4.第1実施形態
4.1 構成
4.2 動作
4.3 作用・効果
5.第2実施形態
5.1 構成
5.2 動作
5.3 作用・効果
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
1.極端紫外光生成システムの全体説明
1.1 構成
図1に例示的なLPP式のEUV光生成システム10の構成を概略的に示す。EUV光生成装置11は、少なくとも1つのレーザ装置12と共に用いられる場合がある。本開示においては、EUV光生成装置11とレーザ装置12を含むシステムを、EUV光生成システム10と称する。
図1に示し、かつ、以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置11は、レーザ光伝送装置14と、レーザ光集光光学系16と、チャンバ18と、EUV光生成制御装置20と、ターゲット制御装置22と、ガス制御装置24と、を含んで構成される。
レーザ装置12は、MOPA(Master Oscillator Power Amplifier)システムであってよい。レーザ装置12は、図示せぬマスターオシレータと、図示せぬ光アイソレータと、複数台の図示せぬCOレーザ増幅器とを含んで構成され得る。マスターオシレータは、COレーザ増幅器の増幅領域の波長を含むレーザ光を所定の繰り返し周波数で出力し得る。マスターオシレータが出力するレーザ光の波長は例えば10.59μmであり、所定の繰り返し周波数は例えば100kHzである。マスターオシレータには固体レーザを採用することができる。
レーザ光伝送装置14は、レーザ光の進行方向を規定するための光学部品と、この光学部品の位置や姿勢等を調整するためのアクチュエータとを備えている。図1に示したレーザ光伝送装置14は、レーザ光の進行方向を規定するための光学部品として、第1の高反射ミラー31と第2の高反射ミラー32とを含む。
レーザ光集光光学系16は、集光レンズ34と集光レンズホルダ35と三軸ステージ36とを含んで構成される。集光レンズ34は集光レンズホルダ35に保持されている。集光レンズホルダ35は三軸ステージ36に固定されている。三軸ステージ36は、X軸、Y軸及びZ軸の互いに直交する三軸の方向に集光レンズホルダ35を移動可能なステージである。図1においてチャンバ18から露光装置100に向かってEUV光を導出する方向をZ軸とする。図1における紙面に垂直な方向をX軸とし、紙面に平行な縦方向をY軸とする。レーザ光集光光学系16は、レーザ光伝送装置14によって伝送されたレーザ光をチャンバ18内のプラズマ生成領域64に集光するよう構成されている。
チャンバ18は密閉可能な容器である。チャンバ18は、例えば、中空の球形状又は筒形状に形成されてもよい。チャンバ18は、EUV光集光ミラー40と、プレート41と、EUV光集光ミラーホルダ42と、第1のウインドウ44と、第1の覆い45と、を備えている。また、チャンバ18は、ターゲット供給部50と、二軸ステージ51と、ドロップレット受け52と、ドロップレット検出装置54と、EUV光センサユニット60と、ガス供給装置61と、排気装置62と、圧力センサ63と、を備えている。
チャンバ18の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられている。その貫通孔は第1のウインドウ44によって塞がれる。レーザ装置12から出力されるパルスレーザ光48が集光レンズ34を介して第1のウインドウ44を透過する。
EUV光集光ミラー40は、例えば、回転楕円面形状の反射面を有し、第1の焦点及び第2の焦点を有する。EUV光集光ミラー40の表面には、例えば、モリブデンとシリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成される。EUV光集光ミラー40は、例えば、その第1の焦点がプラズマ生成領域64に位置し、その第2の焦点が中間集光点(IF;Intermediate Focusing point)66に位置するように配置される。EUV光集光ミラー40の中央部には貫通孔68が設けられ、貫通孔68をパルスレーザ光48が通過する。
プレート41とEUV光集光ミラーホルダ42は、EUV光集光ミラー40を保持する部材である。プレート41はチャンバ18に固定される。EUV光集光ミラー40はEUV光集光ミラーホルダ42を介してプレート41に保持される。
第1の覆い45は、第1のウインドウ44から貫通孔68を通ってプラズマ生成領域64へとパルスレーザ光48を導く光路を覆うシュラウド(shroud)である。第1の覆い45は、第1のウインドウ44からプラズマ生成領域64に向かって先細りする略円錐台形の筒形状に構成されている。
ターゲット供給部50は、ターゲット物質をチャンバ18内部に供給するよう構成され、例えば、チャンバ18の壁を貫通するように取り付けられる。ターゲット供給部50は二軸ステージ51を介してチャンバ18の壁に取り付けられる。二軸ステージ51はX軸及びZ軸の各方向にターゲット供給部50を移動可能なXZ軸ステージである。ターゲット供給部50は二軸ステージ51により、XZ平面内の位置を調整することができる。
ターゲット物質の材料は、スズ、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、キセノン、又は、それらの内のいずれか2つ以上の組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。ターゲット供給部50は、ターゲット物質により形成されたドロップレット56をチャンバ18内部のプラズマ生成領域64に向けて出力するよう構成される。
ターゲット制御装置22は、EUV光生成制御装置20、レーザ装置12、ターゲット供給部50及びドロップレット検出装置54の各々と接続されている。ターゲット制御装置22は、EUV光生成制御装置20の指令に従い、ターゲット供給部50の動作を制御する。また、ターゲット制御装置22は、ドロップレット検出装置54からの検出信号を基にレーザ装置12のパルスレーザ光48の出力タイミングを制御する。
ドロップレット検出装置54は、ドロップレット56の存在、軌跡、位置、及び速度のうちいずれか又は複数を検出するよう構成される。ドロップレット検出装置54は、X方向の軌道の変化を検出できるように配置される。ドロップレット検出装置54は、光源部70と受光部75を含んでいる。
光源部70は、光源71と、照明光学系72と、第2のウインドウ73と、第2の覆い74とを含んで構成される。光源71は、ランプや半導体レーザ等であってもよい。照明光学系72は、光源71から出力された光によってドロップレット軌道を照明する集光レンズであってもよい。
受光部75は、転写光学系76と、第1の光センサ77と、第3のウインドウ78と、第3の覆い79とを含んで構成される。転写光学系76は照明されたドロップレット56の像を第1の光センサ77の素子上に転写するレンズであってもよい。第1の光センサ77は、CCD(Charge−coupled device)等の2次元のイメージセンサであってもよい。
チャンバ18は、図示しないもう1つのドロップレット検出装置を備えており、その図示せぬもう1つのドロップレット検出装置によって、ドロップレット56のZ方向の軌道のずれを検出する。
ドロップレット受け52は、ターゲット供給部50からチャンバ18内に出力されたドロップレット56が進行する方向の延長線上に配置される。図1ではドロップレット56の滴下方向がY軸と平行な方向であり、ドロップレット受け52はターゲット供給部50に対してY方向に対向する位置に配置される。
また、EUV光生成装置11は、チャンバ18の内部と露光装置100の内部とを連通させる接続部82を含む。接続部82の内部には、アパーチャ84が形成された壁86が設けられる。壁86は、そのアパーチャ84がEUV光集光ミラー40の第2の焦点位置に位置するように配置される。
露光装置100は露光装置コントローラ102を含んでおり、露光装置コントローラ102はEUV光生成制御装置20と接続される。
EUV光センサユニット60は、チャンバ18内で生成されるEUV光を検出するセンサユニットである。EUV光センサユニット60はEUV光生成制御装置20に接続されている。EUV光センサユニット60は、異なる複数の位置からプラズマを観測できるように複数台あってもよい。図1では1つのEUV光センサユニット60が示されているがチャンバ18の周りの複数箇所にEUV光センサユニット60が設置される形態が好ましい。
ガス供給装置61は、配管90を介して第1の覆い45、第2の覆い74、第3の覆い79、及びEUV光センサユニット60の中の空間に接続されている。さらに、ガス供給装置61は、EUV光集光ミラー40の表面にガスを流すよう構成された配管91に接続されている。ガス供給装置61は配管90、91にガスを供給するガス供給源である。ガス供給装置61は例えば、水素ガスを供給する水素ガス供給装置とすることができる。
水素ガスはパージガスの一例である。パージガスは水素ガスに限らず、水素を含むガスであってもよい。パージガスは、ターゲット物質の材料と反応して化合物である気体を生成し得る成分を含むガスであることが好ましい。パージガスの種類はターゲット物質の材料に応じて選択される。
ガス制御装置24は、EUV光生成制御装置20、ガス供給装置61、排気装置62及び圧力センサ63の各々と接続される。排気装置62はガス制御装置24からの指令に従い、チャンバ18内の気体をチャンバ18の外部に排出する。圧力センサ63はチャンバ18内の圧力を検出する。圧力センサ63の検出信号はガス制御装置24に送られる。ガス制御装置24は、EUV光生成制御装置20の指令に従い、ガス供給装置61及び排気装置62の動作を制御する。
EUV光生成制御装置20は、EUV光生成システム10全体の制御を統括するよう構成される。EUV光生成制御装置20は、EUV光センサユニット60の検出結果を処理する。EUV光生成制御装置20は、ドロップレット検出装置54の検出結果に基づいて、例えば、ドロップレット56が出力されるタイミングやドロップレット56の出力方向等を制御するよう構成されてもよい。さらに、EUV光生成制御装置20は、例えば、レーザ装置12の発振タイミング、パルスレーザ光48の進行方向、パルスレーザ光48の集光位置等を制御するよう構成されてもよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御が追加されてもよいし、一部の制御機能を省略してもよい。
本開示において、EUV光生成制御装置20、ターゲット制御装置22、ガス制御装置24及び露光装置コントローラ102等の制御装置は、1台又は複数台のコンピュータのハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実現することが可能である。ソフトウェアはプログラムと同義である。また、複数の制御装置の機能を一台の制御装置で実現することも可能である。さらに本開示において、EUV光生成制御装置20、ターゲット制御装置22、ガス制御装置24及び露光装置コントローラ102等は、ローカルエリアネットワークやインターネットといった通信ネットワークを介して互いに接続されてもよい。分散コンピューティング環境において、プログラムユニットは、ローカル及びリモート両方のメモリストレージデバイスに保存されてもよい。
図2はEUV光センサユニット60の一例を示す概略構成図である。EUV光センサユニット60は、EUV光を発生させるチャンバ18の壁を貫通して取り付けられる。図2においてチャンバ18の壁の右側がチャンバ18の内側、つまり真空側であり、チャンバ18の壁の左側が大気側である。
EUV光センサユニット60は、EUV光反射ミラー121と、フィルタ122と、第2の光センサ124とを含んで構成される。EUV光反射ミラー121は、プラズマから放射される光のうちEUV光を含む光を選択的に反射する多層反射膜によるミラーである。EUV光反射ミラー121は、例えば、モリブデン(Mo)とシリコン(Si)とを交互に積層してなるMo/Si多層膜によるミラーとすることができる。
フィルタ122は、EUV光反射ミラー121によって反射された光のうちEUV光の波長を選択的に透過するフィルタである。フィルタ122が透過するEUV光の波長は、例えば13.5nmである。フィルタ122は例えば、膜厚300〜600nmの金属薄膜フィルタであり、一例としてジルコニウム(Zr)の金属薄膜フィルタを用いることができる。フィルタ122は第2の光センサ124の受光面を覆うように配置される。EUV光反射ミラー121の反射特性とフィルタ122の透過特性の組み合わせにより、所望の波長のEUV光を第2の光センサ124に入射させることができる。
第2の光センサ124は、フォトダイオード等、入射した光のエネルギを検出するセンサである。第2の光センサ124は受光量に応じた電気信号を出力する。第2の光センサ124から出力される信号はEUV光生成制御装置20に送られる。
EUV光センサユニット60は、EUV光反射ミラー121と、フィルタ122と、第2の光センサ124とを収容する中空のケース130を備える。ケース130は、光学部品収容部132と円筒形状部134とガス供給部140とを有する。
光学部品収容部132は、EUV光反射ミラー121と、フィルタ122と、第2の光センサ124とが収容される空間である。EUV光反射ミラー121は図示せぬミラー保持部材に保持される。第2の光センサ124は光学部品収容部132を画成するケース130の壁面の一部に取り付けられる。フィルタ122は、フィルタ保持部材123に保持され、第2の光センサ124の前面に配置される。
円筒形状部134は、EUV光を含むプラズマ光の光入射口となる開口部135を有する。開口部135を含む円筒形状部134の一部はチャンバ18の内側に配置される。開口部135から入射したプラズマ光は円筒形状部134を通過してEUV光反射ミラー121に入射する。
ガス供給部140のガス導入口141にはガス供給用の配管90が接続されている。配管90を通じてケース130に導入されたガスは、ガス供給部140のガス流出口142から噴出し、円筒形状部134を通って開口部135からチャンバ18内へと流出する。
また、ケース130はフランジ部144を有する。EUV光センサユニット60はチャンバ18の壁に設けられた貫通孔に対して大気側から挿入され、フランジ部144を介してチャンバ18に固定される。すなわち、ケース130のフランジ部144はチャンバ18の外側に配置され、ガスケット146を介してチャンバ18の壁に固定される。
なお、図2において、配管90からガス供給部140及び円筒形状部134を通過して開口部135から出る矢印はガス流を表している。また、開口部135から円筒形状部134を通過してEUV光反射ミラー121によって折り返され、フィルタ122及び第2の光センサ124へと向かう矢印はプラズマ光又はEUV光の光路を表している。
1.2 動作
図1及び図2を参照して、例示的なLPP式のEUV光生成システム10の動作を説明する。EUV光生成システム10がEUV光を出力する場合、露光装置100の露光装置コントローラ102からEUV光生成制御装置20にEUV光出力指令が送られる。
EUV光生成制御装置20は、ガス制御装置24に制御信号を送信する。ガス制御装置24は、圧力センサ63の検出値に基づいて、チャンバ18内の圧力が所定の範囲内となるように、ガス供給装置61と排気装置62とを制御する。
チャンバ18内の圧力の所定の範囲とは、例えば、数〜数百Paの間の値である。ガス供給装置61から送り出された水素ガスは、配管90を通じて第1の覆い45、第2の覆い74及び第3の覆い79の各々の覆いの中、並びにEUV光センサユニット60の中に供給される。また、ガス供給装置61から送り出された水素ガスは、配管91を通じてEUV光集光ミラー40の反射面に供給される。
第1の覆い45の中に供給された水素ガスは、第1の覆い45の開口部45Aから噴出する。第2の覆い74の中に供給された水素ガスは、第2の覆い74の開口部74Aから噴出する。第3の覆い79の中に供給された水素ガスは、第3の覆い45の開口部79Aから噴出する。EUV光センサユニット60の中に供給された水素ガスはEUV光センサユニット60の開口部135から噴出する。
ガス制御装置24は、チャンバ18の内圧が所定の範囲内の圧力となったら、EUV光生成制御装置20に信号を送信する。EUV光生成制御装置20は、ガス制御装置24から送られてくる信号を受信後、ターゲット制御装置22にドロップレット出力を指示するドロップレット出力指示信号を送信する。
ターゲット制御装置22は、ドロップレット出力指示信号を受信すると、ターゲット供給部50にドロップレット出力信号を送信してドロップレット56を出力させる。ドロップレット56は溶融したスズ(Sn)の液滴であってもよい。
ターゲット供給部50から出力したドロップレット56の軌道はドロップレット検出装置54によって検出される。ドロップレット検出装置54による検出された検出信号はターゲット制御装置22に送られる。
ターゲット制御装置22は、ドロップレット検出装置54から得られる検出信号を基に、ドロップレット56の軌道が所望の軌道となるように、二軸ステージ51にフィードバック信号を送信してもよい。
ターゲット制御装置22は、ドロップレット56の軌道が安定したら、ドロップレット56の出力信号に同期して、所定時間遅延したトリガ信号をレーザ装置12に出力する。この遅延時間は、ドロップレット56がプラズマ生成領域64に到達した時にレーザ光がドロップレット56に照射されるように、設定しておく。
レーザ装置12はトリガ信号に同期してレーザ光を出力する。レーザ装置12から出力されるレーザ光のパワーは、数kW〜数十kWに達する。レーザ装置12から出力されたレーザ光はレーザ光伝送装置14を介してレーザ光集光光学系16の集光レンズ34に入射する。集光レンズ34に入射したレーザ光は集光レンズ34によって集光され、第1のウインドウ44を通過してチャンバ18に入力される。集光レンズ34を介してチャンバ18に入射したレーザ光は、プラズマ生成領域64に到達したドロップレット56に照射される。
ドロップレット56には、パルスレーザ光48に含まれる少なくとも1つのパルスが照射される。パルスレーザ光が照射されたドロップレット56はプラズマ化し、そのプラズマから放射光106が放射される。放射光106に含まれるEUV光108は、EUV光集光ミラー40によって選択的に反射される。EUV光集光ミラー40によって反射されたEUV光108は、中間集光点66で集光され、露光装置100に出力される。なお、1つのドロップレット56に、パルスレーザ光48に含まれる複数のパルスが照射されてもよい。
ドロップレット受け52は、レーザ光が照射されずにプラズマ生成領域64を通過したドロップレット56や、レーザ光の照射によっても拡散しなかったドロップレットの一部分を回収する。
EUV光センサユニット60は、プラズマから放射される放射光106に含まれるEUV光を観測する。EUV光センサユニット60から得られる信号を基に、プラズマから放射されるEUV光のエネルギを計測して、チャンバ18内で生成したEUV光のエネルギを計測してもよい。
放射光106の一部は開口部135からEUV光センサユニット60に進入し、円筒形状部134を通過してEUV光反射ミラー121に入射する。EUV光反射ミラー121は放射光106に含まれるEUV光をフィルタ122に向けて反射する。フィルタ122に入射した光のうち特定波長のEUV光がフィルタ122を透過する。フィルタ122を透過したEUV光は、第2の光センサ124に受光される。第2の光センサ124から出力される信号に基づきEUV光のエネルギを検出することができる。
EUV光センサユニット60を複数配置する場合は、各EUV光センサユニットの検出位置と各検出エネルギからプラズマの位置が計算できる。
プラズマ生成に伴って、Snデブリが生成し、チャンバ18中に拡散し得る。この場合、SnデブリはSn微粒子を指す。拡散したSnデブリは、第1の覆い45の開口部45A、第2の覆い74の開口部74A、第3の覆い79の開口部79A、及びEUV光センサユニット60の開口部135に到達し得る。
第1の覆い45の開口部45A、第2の覆い74の開口部74A、第3の覆い79の開口部、及びEUV光センサユニット60の開口部135の各開口部からは、水素ガスが噴出しているため、Snデブリが第1のウインドウ44、第2のウインドウ73及び第3のウインドウ78並びにEUV光センサユニット60内のEUV光反射ミラー121に到達するのを抑制し得る。
EUV光集光ミラー40の表面に供給されたガスが水素を含む場合、EUV光集光ミラー40に堆積したSnデブリと水素が反応してスタナンガス(SnH)を生成する。スタナンガスは排気装置62によってチャンバ18外に排気される。
同様に、第1のウインドウ44、第2のウインドウ73及び第3のウインドウ78の周囲に水素を含むガスが供給されることにより、第1のウインドウ44、第2のウインドウ73及び第3のウインドウ78へのSnデブリの堆積が抑制される。
2.用語の説明
「ターゲット」は、チャンバに導入されたレーザ光の被照射物である。レーザ光が照射されたターゲットは、プラズマ化してEUV光を放射する。液状のターゲット物質によって形成されるドロップレットは、ターゲットの一形態である。
「プラズマ光」は、プラズマ化したターゲットから放射された放射光である。当該放射光にはEUV光が含まれている。
「EUV光」という表記は、「極端紫外光」の略語表記である。
「光学部品」という用語は、光学素子、若しくは光学部材と同義である。
3.課題
図2に示したEUV光センサユニット60は、ケース130の内部にガスを供給し、円筒形状部134を経由して開口部135からガスを噴出させることにより、SnデブリがEUV光反射ミラー121に到達するのを抑制することができる。
円筒形状部134の内径が小さく、円筒形状部134の長さLが長ければ長いほど、Snデブリが進入してきた場合に、水素とSnが反応する可能性が高くなり、より確実にSnデブリをスタナンガス化することができる。その一方で、次のような課題がある。
[課題1]EUV光センサユニット60の設計自由度が制約される場合、Snデブリは円筒形状部134を通過してEUV光反射ミラー121に堆積する。例えば、構造的に円筒形状部134の長さLを十分に確保することが難しい場合があり得る。チャンバ18に取り付ける他のセンサ類や配管類のレイアウト上、EUV光センサユニット60の円筒形状部134の長さLが十分確保できないことがある。円筒形状部134の長さLを十分に確保できない形態の場合、SnデブリがEUV光反射ミラー121に堆積し得る。EUV光反射ミラー121にSnデブリが堆積すると、第2の光センサ124による正確な計測ができない。
また、EUV光センサユニット60の内部に供給するガス流量が十分に取れない場合があり得る。EUV光センサユニット60の内部に供給するガスはEUV光を吸収するため、チャンバ18の内圧は所定の範囲の圧力に保つ必要がある。一方、フットプリント等の制約から排気装置62の排気容量にも制限がある。このため、第1の覆い45、第2の覆い74及び第3の覆い79の各々へのガス供給流量やEUV光集光ミラー40へのガス供給流量を確保しようとするとEUV光センサユニット60の内部に供給するガス流量が十分確保できないことがある。ガス流量が十分確保できない場合、SnデブリがEUV光反射ミラー121に堆積し得る。
[課題2]EUV光センサユニット60は、ガス導入口141と開口部135以外は閉じた構造にしてあるため、EUV光反射ミラー121に堆積したSnデブリはEUV光センサユニット60内に滞留する水素ガスと反応し、スタナンガスに変化する。しかし、スタナンガスがEUV光反射ミラー121付近に滞留してしまった場合、滞留空間への水素ガスの供給が阻害される。すると、次々堆積してくるSnデブリと水素ガスとの反応が妨げられ、EUV光反射ミラー121へのSnデブリの堆積が進行する。Snデブリの堆積により、EUV光反射ミラーの反射率は低下し、ひいてはEUV光の計測に支障をきたす。図2ではEUV光反射ミラー121とフィルタ122との間にスタナンガスが滞留する様子が模式的に描かれている。
[課題3]EUV光センサユニット60をメンテナンスする場合、水素ガスの配管90の着脱が必要になる。水素ガスのリークは警報による装置停止のリスクを伴うため、配管90を接続し直すたびに慎重にリークチェックを行う必要がある。EUV光センサユニット60はチャンバ18に対して複数個設置する場合もあり、EUV光センサユニット60のメンテナンスは手間のかかる作業になる。
4.第1実施形態
4.1 構成
図3は第1実施形態に係るEUV光センサユニットの構成を示す断面図である。図3に示す第1実施形態に関して図2で説明した構成との相違点を説明する。図2で説明したEUV光センサユニット60に代えて、図3に示すEUV光センサユニット160を用いることができる。
第1実施形態に係るEUV光センサユニット160は、EUV光反射ミラー121とフィルタ122との間にパージガスを供給するよう配置されたガス供給部140を備える。ガス供給部140は、EUV光反射ミラー121とフィルタ122との間に向かってパージガスを吹き出すガス流出口142を有する。ガス流出口142はEUV光反射ミラー121に向かって開口しており、ガス流出口142から流出するガスはEUV光反射ミラー121に吹き付けられる。つまり、パージガスがEUV光反射ミラー121に直接吹きつけられる位置にガス流出口142が設けられる。ガス流出口142はフィルタ122に対して直接ガスを吹き付けないように、フィルタ122に対して非対面の位置に設けられる。
図3の例では、図面の下方向が重力方向であり、EUV光反射ミラー121は、入射した光を斜め上方に反射するように反射面が傾斜した状態で配置される。また、フィルタ122及び第2の光センサ124は、それぞれの光入射面が斜め下方のEUV光反射ミラー121に向く姿勢で設置される。
円筒形状部134は、EUV光反射ミラー121に入射させるプラズマ光と、ガス供給部140から供給されたパージガスとを通過させる管部である。円筒形状部134は、開口部135から入射するプラズマ光をEUV光反射ミラー121に向けて通過させる光路管として機能する。また、円筒形状部134は、EUV光反射ミラー121とフィルタ122との間を流れたパージガスを開口部135に向けて通過させるガス流路管として機能する。開口部135はプラズマ光の光入射口であり、かつパージガスをチャンバ18内に流出させるガス噴出口である。
4.2 動作
少なくともEUV光の生成中、EUV光センサユニット60内のガス供給部140のガス流出口142から水素ガスを噴出させ、EUV光反射ミラー121に水素ガスを吹き付ける。ガス流出口142は、EUV光反射ミラー121の上方に位置しており、パージガスは、ガス流出口142からEUV光反射ミラー121に向かって下向きに噴出される。つまり、ガス流出口142の下方にEUV光反射ミラー121が配置されており、EUV光反射ミラー121とフィルタ122の間の空間に対し、EUV光反射ミラー121の反射光路側からパージガスを供給する。
EUV光反射ミラー121によって反射されたEUV光がフィルタ122に向かって進行する光路がEUV光反射ミラー121の反射光路である。開口部135から円筒形状部134を通過してEUV光反射ミラー121ミラーに入射するプラズマ光の光路がEUV光反射ミラー121の入射光路である。EUV光反射ミラー121へのプラズマ光の入射光路を第1の光路とする。EUV光反射ミラー121からフィルタ122に向かうEUV光の反射光路を第2の光路とする。ガス供給部140のガス流出口142は、第1の光路と第2の光路のうち、第2の光路に近い位置に設けられている。
すなわち、ガス供給部140のガス供給通路の軸は、第2の光路と交差しており、ガス流出口142から吹き出されたガスは、第2の光路と交差してから第1の光路の方へと流れる。ガス供給部140は、第1の光路と第2の光路のうち、第2の光路の方からEUV光反射ミラー121とフィルタ122の間にパージガスを供給する。
ガス流出口142から噴出した水素ガスは、EUV光反射ミラー121とフィルタ122の間を流れ、円筒形状部134を通過して開口部135からチャンバ18内へと流出する。なお、図3に示されたEUV光センサユニット160は、チャンバ18に取り付けられた状態においてガス供給部140のガス供給通路の軸が重力方向と平行である形態となっている。しかし、ガス供給部140のガス供給通路の軸は重力方向と非平行であってもよい。例えば、図3に示されたEUV光センサユニット160をチャンバ18に取り付ける際の取り付け姿勢は、図3の例に限らず、EUV光センサユニット160は適宜の姿勢で用いることができる。
EUV光反射ミラー121は「極端紫外光を反射するミラー」の一形態に相当する。第2の光センサ124は「フィルタを透過した極端紫外光を検出する光センサ」の一形態に相当する。図3に示されたガス供給部140は「パージガス供給部」の一形態に相当する。円筒形状部134は「管部」の一形態に相当する。
4.3 作用・効果
第1態様によれば、円筒形状部134を経由して開口部135からガスを噴出させることにより、SnデブリがEUV光反射ミラー121に到達するのを抑制することができる。また、開口部135から進入して円筒形状部134を通り抜け、EUV光反射ミラー121に堆積したSnデブリは、水素ガスと反応し、スタナンガスに変化する。しかし、EUV光反射ミラー121には、ガス供給部140のガス流出口142から絶え間なく水素ガスが吹き付けられているため、生成されたスタナンガスは水素ガスの流れによって直ぐに吹き飛ばされる。このため、スタナンガスの滞留が抑制される。EUV光反射ミラー121に到達するSnデブリは次々にスタナンガス化し、水素ガスと共に拡散されていくため、EUV光反射ミラー121のSnデブリによる汚染を抑制することができる。
5.第2実施形態
5.1 構成
図4は第2実施形態に係るEUV光センサユニットの構成を示す断面図である。図4に示す第2実施形態に関して図3で説明した構成との相違点を説明する。
図4に示す第2実施形態に係るEUV光センサユニット160は、ケース130の外側に嵌合するソケット200を備える。ソケット200は、EUV光を発生させるチャンバ18の内側、つまり真空側に設置される。ソケット200は、EUV光センサユニット160のケース130の真空側を覆うように形成される。
EUV光センサユニット160のケース130をチャンバ18の大気側からソケット200に挿入してケース130をチャンバ18内においてソケット200に嵌合させることができる。また、図4に示された嵌合状態からケース130を大気側に引き抜き、ソケット200からケース130を離脱させることができる。
ソケット200は、EUV光センサユニット160のケース130が接合した際に、ケース130の外壁とソケット200の内壁との間に隙間202が形成されるよう構成される。隙間202はソケット200の内壁全周に亘って形成されてもよい。チャンバ18の大気側からEUV光センサユニット160のケース130を挿入すると、ソケット200の内壁とケース130の外壁との隙間202が形成され、この隙間202がガス経路として機能する。この時、ソケット200の内壁とケース130の外壁は完全に密封された状態でなくてもよく、特にシール構造を備えなくともよい。隙間202を形成し得るソケット200の内壁の凹部203が「ガス経路形成部」の一形態に相当する。
ソケット200には配管接続部206が設けられる。この配管接続部206にガスを供給するための配管210が接続される。配管210はチャンバ18の内壁に張り巡らされる。配管接続部206に接続された配管210の内部と隙間202は連通する。チャンバ18の内壁に張り巡らされた配管210は複数のEUV光センサユニットにガスを供給してもよい。
配管210はフィードスルー212を介してガス供給装置61と接続される。チャンバ18の大気側から真空側の配管210にガスを送り込むフィードスルー212は一箇所に集約されてよい。
EUV光センサユニット160のケース130外壁の隙間202に面する部分にはガス導入口141が形成される。ガス導入口141からガス流出口142へと繋がるガス供給部140は、ケース130内に導入したガスがEUV光反射ミラー121に向けて吹き付けられるように形成される。
5.2 動作
EUV光反射ミラー121、フィルタ122及び第2の光センサ124が収容されたEUV光センサユニット160のケース130をチャンバ18の大気側からソケット200に差し込むことにより、ケース130がソケット200に接合される。
ソケット200の配管接続部206から供給されるガスは、ソケット200内壁とケース130の外壁との間に形成される隙間202であるガス経路を経由して、ガス導入口141からケース130内に入り、EUV光反射ミラー121に吹き付けられる。
5.3 作用・効果
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。さらに、第2実施形態によれば、パージガスの供給経路はチャンバ18の内側である真空側に設けられているため、仮に、パージガスが漏れてもチャンバ18の排気装置62によって排気可能である。
第2実施形態によれば、チャンバ18の内側に配置するガス供給経路に気密機構が不要となる。このため、シール部材の損耗もなく高耐久かつ低コストである。
第2実施形態によれば、EUV光センサユニット60のメンテナンス作業の際にガス配管を着脱する必要がなく、ガス配管の脱着に伴うリークチェックが不要となる。このため、メンテナンス時間の短縮が可能であり、水素ガスリークの可能性を大きく低減できる。
上記の説明は、制限ではなく単なる例示を意図している。従って、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく本開示の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本明細書及び添付の特許請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書、及び添付の特許請求の範囲に記載される不定冠詞「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。

Claims (20)

  1. 極端紫外光を反射するミラーと、
    前記ミラーによって反射された前記極端紫外光を透過するフィルタと、
    前記フィルタを透過した前記極端紫外光を検出する光センサと、
    前記ミラーと前記フィルタとの間にパージガスを供給するよう配置されたパージガス供給部と、
    前記ミラーに入射させる前記極端紫外光を含むプラズマ光及び前記パージガス供給部から供給された前記パージガスを通過させる管部であって、前記プラズマ光の光入射口となる開口部を有し、前記開口部から入射する前記プラズマ光を前記ミラーに向けて通過させるとともに、前記ミラーと前記フィルタとの間を流れた前記パージガスを前記開口部から流出させる管部と、
    を備え
    前記パージガス供給部のガス流出口は、前記ミラーに向かって開口している極端紫外光センサユニット。
  2. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記パージガス供給部は、前記ミラーと前記フィルタとの間に向かって前記パージガスを吹き出すガス流出口を有する極端紫外光センサユニット。
  3. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記ミラーは、モリブデン(Mo)とシリコン(Si)とを交互に積層してなるMo/Si多層膜によるミラーである極端紫外光センサユニット。
  4. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記パージガス供給部のガス流出口は、前記フィルタに対して非対面の位置に設けられている極端紫外光センサユニット。
  5. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記パージガス供給部は、
    前記開口部から前記管部を通過して前記ミラーに入射する前記プラズマ光の光路である第1の光路と、前記ミラーによって反射された前記極端紫外光が前記フィルタに向かって進行する光路である第2の光路とのうち、前記第2の光路の方から前記ミラーと前記フィルタとの間に前記パージガスを流すよう配置されている極端紫外光センサユニット。
  6. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記ミラー、前記フィルタ、及び前記光センサを収容するケースを備え、
    前記ケースに前記管部と前記パージガス供給部とが設けられている極端紫外光センサユニット。
  7. 請求項6に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記ケースは、前記極端紫外光を発生させるチャンバの壁を貫通して前記チャンバに取り付けられ、前記管部の前記開口部が前記チャンバの内側に配置される極端紫外光センサユニット。
  8. 請求項7に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記ケースはフランジ部を有し、
    前記フランジ部は前記チャンバの外側に配置され、ガスケットを介して前記チャンバの壁に固定される極端紫外光センサユニット。
  9. 請求項6に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記ケースの外側に嵌合するソケットを備え、
    前記ソケットは、前記ケースの外壁と前記ソケットの内壁との間にガス経路となる隙間を形成するガス経路形成部と、
    前記ガス経路形成部に連通する配管接続部と、
    を有し、
    前記ケースの外壁と前記ソケットの内壁との間に形成される前記隙間を通じて前記ケースの中に前記パージガスが供給される極端紫外光センサユニット。
  10. 請求項9に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記ソケットは前記極端紫外光を発生させるチャンバ内に配置され、前記チャンバ内において前記ソケットは前記ケースに嵌合する極端紫外光センサユニット。
  11. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットと、
    レーザ光が内部に導入されるチャンバと、
    前記チャンバ内にターゲットを供給するターゲット供給部と、
    を備え、
    前記ターゲット供給部から前記チャンバ内に供給された前記ターゲットに前記レーザ光を照射することにより前記ターゲットをプラズマ化して極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置。
  12. 請求項11に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記チャンバの壁に前記極端紫外光センサユニットが取り付けられた状態において、前記ミラーは、前記パージガス供給部のガス流出口よりも重力方向の下方に配置される極端紫外光生成装置。
  13. 請求項11に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記パージガス供給部に連通する配管と、
    前記配管に接続され、前記配管に前記パージガスを供給するガス供給装置と、
    を備える極端紫外光生成装置。
  14. 請求項11に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記ターゲットはスズであり、
    前記パージガスは水素を含む極端紫外光生成装置。
  15. 請求項9に記載の極端紫外光センサユニットと、
    レーザ光が内部に導入されるチャンバと、
    前記チャンバ内にターゲットを供給するターゲット供給部と、
    を備え、
    前記ターゲット供給部から前記チャンバ内に供給された前記ターゲットに前記レーザ光を照射することにより前記ターゲットをプラズマ化して極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置であって、
    前記チャンバの内側に前記ソケットと、前記配管接続部に接続される配管と、が配置されており、
    前記チャンバの壁を貫通して前記チャンバの外側から前記チャンバの内側の前記配管に前記パージガスを導入するフィードスルーを備える極端紫外光生成装置。
  16. 請求項11又は15に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記極端紫外光センサユニットが複数配置され、
    各極端紫外光センサユニットの検出位置と各検出エネルギからプラズマの位置が計算される極端紫外光生成装置。
  17. 請求項15に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記配管は、前記チャンバの内壁に張り巡らされている極端紫外光生成装置。
  18. 請求項15に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記配管は、前記フィードスルーを介してガス供給装置と接続される極端紫外光生成装置。
  19. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記フィルタは、膜厚300〜600nmの金属薄膜フィルタ又はジルコニウム(Zr)のフィルタである極端紫外光センサユニット。
  20. 請求項1に記載の極端紫外光センサユニットであって、
    前記パージガス供給部は、前記極端紫外光の生成中に前記ガス流出口から水素ガスを噴出する極端紫外光センサユニット。
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