JP5301165B2 - レーザ生成プラズマeuv光源 - Google Patents

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関連出願への相互参照
本出願は、代理人整理番号第2004−0088−01号である2004年11月1日出願の「LPPのEUV光源」という名称の米国特許出願出願番号第10/979,945号の一部継続出願である、代理人整理番号第2004−0110−01号である2005年6月29日出願の「EUV光源の内部構成要素に及ぼすプラズマ生成デブリの影響を低減するためのシステム及び方法」という名称の米国特許出願出願番号第11/174,442号の一部継続出願である、代理人整理番号第2005−0081−01号である2006年2月21日出願の「レーザ生成プラズマEUV光源」という名称の米国特許出願出願番号第11/______号に対する優先権を請求するものであり、その各々の開示内容は、本明細書において引用により組み込まれるものとする。
また、2006年2月21日出願の米国特許出願は、代理人整理番号第2004−0117−01号である2005年2月25日出願の「EUV光源の構成要素をプラズマ生成デブリから保護するためのシステム」という名称の米国特許出願出願番号第11/067,099号の一部継続出願であり、その開示内容は、本明細書において引用により組み込まれるものとする。
本発明はまた、代理人整理番号第2004−0044−01号である2004年7月27日出願の「EUV光源」という名称の米国特許出願出願番号第10/900,839号と、代理人整理番号第2003−0125−01号である2004年3月17日出願の「高繰返し数LPPのEUV光源」という名称の米国特許出願出願番号第10/803,526号と、代理人整理番号第2003−0083−01号である2004年3月10日出願の「EUV光のための集光装置」という名称の米国特許出願出願番号第10/798,740号とに関連するものであり、その各々の開示内容は、本明細書において引用により組み込まれるものとする。
本出願はまた、代理人整理番号第2005−0085−01号である本出願と同時出願の「プレパルスによるレーザ生成プラズマEUV光源」という名称の現在特許出願中の米国特許非仮出願に関連するものであり、この開示内容全体は、本明細書において引用により組み込まれるものとする。
本出願はまた、代理人整理番号第2005−0102−01号である本出願と同時出願の「EUV光源のための原料物質分配装置」という名称の現在特許出願中の米国特許非仮出願に関連するものであり、この開示内容全体は、本明細書において引用により組み込まれるものとする。
本出願はまた、代理人整理番号第2006−0010−01号である本出願と同時出願の「極紫外線光源」という名称の現在特許出願中の米国特許仮出願に関連するものであり、この開示内容全体は、本明細書において引用により組み込まれるものとする。
本発明の技術分野
本発明は、原料物質から生成され、かつEUV光源チャンバの外側での利用のために、例えば、約50nm及びそれ未満の波長での例えば半導体集積回路製造リソグラフィのために、集光されてかつ焦点に方向付けられたプラズマからEUV光を供給する極紫外線(EUV)光源に関する。
極紫外線(EUV)、例えば、約50nm又はそれ未満の波長(軟X線と呼ばれることもある)を有し、かつ約13.5nmの波長の光を含む電磁放射線をフォトリソグラフィ処理において使用し、基板、例えばシリコンウェーハにおける極めて小さな形態を生成することができる。
EV光を生成する方法には、EUV範囲に輝線を有する元素、例えば、キセノン、リチウム、又は錫を有するプラズマ状態に材料を変換することが含まれるが、必ずしもこれに限定されない。レーザ生成プラズマ(LPP)という呼ばれることが多い1つのこのような方法においては、所要のプラズマは、所要の線発光元素を有する液滴、流れ、又はクラスター状の材料のようなターゲット材料をレーザビームで照射することによって生成することができる。
この処理に対しては、プラズマは、一般的に、密封容器、例えば真空チャンバ内で生成され、様々な型式の測定機器を使用してモニタされる。これらのプラズマ処理では、EUV放射線を発生するだけではなく、一般的に、熱、高エネルギイオン、プラズマ形成からの散乱デブリ、例えばプラズマ形成処理において完全にはイオン化されない原料物質の原子及び/又は塊/微液滴を含む可能性がある望ましくない副産物もプラズマチャンバ内で発生する。
これらのプラズマ形成副産物は、以下に限定されるものではないが、直角入射及び/又はグレージング入射でのEUV反射が可能である多層ミラー(MLM)を含む集束ミラー、測定のための検出器の表面、プラズマ形成処理を撮像するのに使用される窓、及びレーザ入力窓を含む、様々なプラズマチャンバ光学要素の作動効率を潜在的に損傷するか又は低減する可能性がある。熱、高エネルギイオン、及び/又は原料物質デブリは、いくつかの点で光学要素を損傷する場合があり、これには、それらを加熱すること、光伝達を低減する材料でそれらを被覆すること、それらの中に貫通し、例えば、構造的一体性及び/又は光学特性、例えばこのような短波長の光を反射するミラーの機能を損なうこと、それらを腐食又は侵蝕すること、及び/又はそれらの中に拡散することを含む。一部の原料物質、例えば錫に対しては、エッチング液、例えばHBrをプラズマチャンバ内に導入して、光学要素上に堆積するデブリをエッチングすることが望ましいであろう。要素の影響を受けた表面を加熱して、エッチング液の反応速度を早めることができることも更に考えられている。
更に、一部の光学要素、例えばレーザ入力窓は、真空チャンバの一部を形成し、従って、典型的にプラズマチャンバ内の比較的高い真空度と、プラズマチャンバ外側の圧力、例えば大気圧との圧力差によるかなりの応力の下に置かれてきた。これらの要素に対しては、堆積物と熱が結合して要素を破壊する(すなわち、割れを発生させる)可能性があり、その結果、真空が損失し、経費のかかる修復が必要になる。この応力に適応して破壊を防止するために、レーザ入力窓は、一般的にかなり肉厚であり、その結果、熱レンズ効果を受ける。この熱レンズ効果は、次に、レーザビームを適正に誘導してプラズマチャンバ内の望ましい場所に集束させる機能を低減する可能性がある。例えば、一部のLPPのEUV光源での使用に対しては、レーザビームを約300μm又はそれ未満のスポット直径に集束させることが考えられている。
EUV光源のためのレーザビーム送出システムは、熱レンズ効果に関連した問題を低減するだけでなく、プラズマチャンバ環境に露出される構成要素を有することができる。これらの構成要素としては、レーザ入力窓、及び場合によって集束及び/又は誘導光学器械を含むことができる。これらの構成要素に対しては、デブリ軽減に使用されるエッチング液及び熱に適合する材料を使用することが望ましいと考えられる。
以上を念頭に置いて、本出願人は、レーザビームを有効に送出し、それをEUV光源内の選択された場所に集束させるためのシステム及び方法を開示する。
米国特許出願出願番号第10/979,945号 米国特許出願出願番号第11/174,442号 米国特許出願出願番号第11/067,099号 米国特許出願出願番号第10/900,839号 米国特許出願出願番号第10/803,526号 米国特許出願出願番号第10/798,740号 米国特許第6,625,191号 米国特許第6,549,551号 米国特許第6,567,450号
レーザ源、例えばCO2レーザと、プラズマチャンバと、少なくとも1つの補助チャンバとを有するビーム送出システムとを含むことができるEUV光源を開示する。補助チャンバは、レーザ源からのレーザビームを補助チャンバ内に通す入力窓と、レーザビームを通してプラズマチャンバ内に入れる出口窓とを有することができる。
一実施形態では、バイパスラインを設けてプラズマチャンバと補助チャンバとの流体連通を確立することができる。バイパスラインを閉じるために弁を設けることができる。特定的な実施形態では、集束光学器械、例えばミラーをレーザビームをプラズマチャンバ内の焦点に集束させるために補助チャンバ内に配置することができる。別の実施形態では、集束光学器械、例えばミラーは、プラズマチャンバ内に配置することができる。
別の態様では、焦点の位置を選択的に移動させるように移動可能である集束光学器械を設けることができる。一実施形態では、ターゲット位置を示す信号を発生させるターゲット位置検出器と共に、プラズマ原料物質をプラズマチャンバ内のプラズマ形成部位に送出するためのターゲット送出システム、例えば液滴発生器を配置することができる。この配置を用いて、集束光学器械は、ターゲット軌跡に沿って焦点の場所を特定するために、ターゲット位置検出器からの信号に応答して移動可能とすることができる。
実施形態の更に別の態様では、レーザビーム焦点をプラズマチャンバ内で誘導する誘導光学器械、例えば先端傾斜アクチュエータ上に取り付けられた平坦なミラーを設けることができる。特定的な実施形態では、誘導光学器械と集束光学器械は、第1の方向に平行な経路に沿って焦点を移動させるために第1の方向に共に移動可能とすることができる。集束光学器械と同様に、誘導光学器械は、ターゲット軌跡に沿って焦点の場所を特定するためにターゲット位置検出器からの信号に応答して移動可能とすることができる。光学アセンブリ、例えばz形折畳みテレスコープを設けて焦点力を調節することができる。
上述の実施形態の1つ又はそれよりも多くに対して、プラズマは、プラズマ形成材料、例えばSnを含むプラズマチャンバ内で生成することができ、プラズマ形成材料のためのエッチング液、例えば、HBr、HI、Br2、Cl2、HCl、H2、又はその組合せをプラズマチャンバ内に導入することができる。特定的な実施形態では、加熱サブシステムを設けて、出口窓上に堆積したプラズマ形成材料を150℃を超える温度まで加熱し、堆積プラズマ形成材料とエッチング液の間の化学反応の速度を上げることができる。
1つの態様では、EUV光源は、放電圧力で作動する放電チャンバを有するレーザ源、例えばCO2レーザと、プラズマチャンバと、少なくとも1つの補助チャンバを有するビーム送出システムとを含むことができる。補助チャンバは、レーザ源からのレーザビームを補助チャンバ内に通す入力窓と、レーザビームを通してプラズマチャンバ内に入れる出口窓とを有することができる。この態様に対しては、光源は、放電チャンバと補助チャンバとの流体連通を確立するバイパスラインを更に含むことができる。バイパスラインを閉じるように作動可能な弁を設けることができる。1つの特定的な実施形態では、補助チャンバは、第1の隔室と、第2の隔室と、第1の隔室が第2の隔室と流体連通している第1の構成と第1の隔室が第2の隔室から密封される第2の構成との間で補助チャンバを再形成するための密封アセンブリとを含むことができる。例えば、第1の隔室が第2の隔室と流体連通している第1の位置と第1の隔室が第2の隔室から密封される第2の位置との間で移動可能である窓を補助チャンバに配置することができる。
別の態様では、プラズマ形成によってEUVを生成し、かつデブリを発生させる光源は、プラズマチャンバと、波長λ、例えば約10.6μmを有するレーザビームを生成するCO2レーザ源と、プラズマチャンバのためのレーザ入力窓とを含むことができる。光源は、プラズマ形成材料、例えばSnのためのエッチング液、例えば、HBr、HI、Br2、Cl2、HCl、H2、又はその組合せをプラズマチャンバ内に導入することができ、窓上の堆積プラズマ形成材料を高温t、例えば約150℃を超える温度に加熱して堆積プラズマ形成材料とエッチング液の間の化学反応速度を上げるために、サブシステムを設けることができる。この態様に対しては、設けられた窓は、波長λの光に対して実質的に透明とすることができ、かつ窓は、温度tでエッチング液に露出された時に化学的に安定した表面を有することができる。一実施形態では、窓は、KBr、CsBr、又はCsIのような材料で作ることができる。別の実施形態では、窓は、KBr、CsBr、又はCsIで材料を被覆するによって作ることができる。特定的な実施形態では、窓がプラズマチャンバに設置された後に、コーティングシステムが、KBr、CsBr、及びCsIから成る群から選択された材料で窓を被覆する。
最初に図1を参照すると、本発明の態様による例示的なEUV光源、例えば、レーザ生成プラズマEUV光源20の概略図が示されている。図示のように、LPP光源20は、パルス作動又は連続式レーザシステム22、例えば、高出力かつ高繰返し数で作動するパルスガス放電CO2エキシマ又は分子フッ素レーザを含むことができる。用途によっては、他の型式のレーザも適切とすることができる。例えば、米国特許第6,625,191号、第6,549,551号、及び第6,567,450号に示すような例えば半導体レーザ、MOPA構成エキシマレーザシステム、2つよりも多いチャンバ、例えば発振チャンバと2つの増幅チャンバ(補助チャンバは並列又は直列)とを有するエキシマレーザ、主発振器/電力発生器(MOPO)配置、電力発振器/電力増幅器(POPA)、又は1つ又はそれよりも多くのCO2エキシマ又は分子フッ素増幅又は発振チャンバにシード光を送出する半導体レーザを適切とすることができる。他のデザインも可能である。
また、光源20は、例えば、液滴、液体流、固体粒子又はクラスター、液滴内に含まれた固体粒子、又は液体流内に含まれた固体粒子の形でターゲット、例えば、錫、リチウム、キセノン、又はその組合せを含む原料物質から成るターゲットを送出するターゲット送出システム24を含むことができる。ターゲットは、ターゲット送出システム24により、例えば、チャンバ26の内部に入って、ターゲットが照射されてプラズマを生成することになる照射部位28に送出することができる。
補助チャンバ52を有するビーム送出システム50を設けて、光源22からのレーザビーム、例えば、レーザパルスのビームをレーザ光軸に沿ってプラズマチャンバ26に入れて照射部位28に送出することができる。照射部位で、適切に焦点調節されたレーザを使用して、ターゲットの原料物質に依存するある一定の特性を有するプラズマを生成することができる。これらの特性としては、プラズマによって生成されるEUV光の波長、プラズマから放出されるデブリ量を含むことができる。図示のように、ビーム送出システム50は、レーザビームを光源22から通して補助チャンバ52に入れる入力窓54と、レーザビームを通してプラズマチャンバ26内に入れる出口窓56を有することができる。
引き続き図1を参照すると、光源20は、集光装置30、例えば、レーザ光が通過して照射部位28に到達するのを可能にする開口を有する例えば先端が切り取られた楕円の形である反射体を含むこともできる。集光装置30は、例えば、照射部位28で第1の焦点を、EUV光を光源20から出力して、例えば、集積回路リソグラフィツール(図示せず)に入力することができるいわゆる中間点40(中間焦点40とも呼ばれる)で第2の焦点を有する楕円鏡とすることができる。
また、光源20は、EUV光源コントローラシステム60を含むことができ、これは、例えば、レーザビーム位置決めシステムコントローラ66と共に、例えば、ターゲット位置検出フィードバックシステム62とレーザ発射制御システム65を含むこともできる。また、光源20は、1つ又はそれよりも多くの液滴撮像装置70を含むことができるターゲット位置検出システムを含むことができ、液滴撮像装置70は、例えば、照射部位28に対するターゲット液滴の位置を示す出力を送出して、この出力をターゲット位置検出フィードバックシステム62に送出し、ターゲット位置検出フィードバックシステム62は、例えば、液滴単位ではない場合は平均値でターゲット誤差を計算することができるターゲット位置及び軌跡を計算することができる。次に、ターゲット誤差を入力と光源コントローラ60に送出することができ、光源コントローラ60は、例えば、レーザビーム位置決めシステムが使用して、例えば、レーザタイミング回路を制御し、及び/又はレーザビーム位置及び成形システム68を制御して、例えば、チャンバ26内のレーザビーム焦点の場所及び/又は焦点力を変えることができるレーザビーム位置決めコントローラ66に、例えば、レーザ位置、方向、及びタイミング補正信号を送出することができる。
図1に示すように、光源20は、例えば、ターゲット送出機構92によって放出されたようなターゲット液滴の放出地点を修正して望ましい照射部位28に到達するターゲット液滴内の誤差を補正するようにシステムコントローラ60からの信号に応答して作動可能であるターゲット送出制御システム90を含むことができる。EUV光源検出器100を設けて、以下に限定されるものではないが、パルスエネルギ、波長の関数としてのエネルギ分布、特定の波長帯域内のエネルギ、特定のエネルギ帯域外のエネルギ、及び/又は平均出力を含む1つ又はそれよりも多くのEUV光パラメータを測定して、システムコントローラ60による使用のために、有効かつ効率的なEUV発光に適切な場所及び時間でターゲット液滴を適切に途中で捕捉するために、例えば、レーザパルスのタイミング及び焦点などにおける誤差を示すことができるフィードバック信号を発生させることができる。検出器100は、照射部位28から直接に光を受光するように位置決めされるように示されているが、検出器は、中間焦点40で又はその下流側で光をサンプリングするように位置決めすることができることは認められるものとする。
図1に示す光源20に対しては、原料物質ターゲットの照射により、プラズマを発生させることができ、場合によっては、レーザ入力窓56を含むがこれに限定されない光学要素の表面を汚濁する場合があるデブリが、照射部位28で発生するであろう。図示のように、原料物質との反応が可能なガス状エッチング液の供給源102をチャンバ26内に導入し、光学要素の汚染表面を清浄にすることができる。例えば、数トルのHBr濃度を用いることができる。1つの用途においては、原料物質は、Snを含むことができ、エッチング液は、HBr、Br2、Cl2、HCl、H2、HCF3、又はその組合せとすることができる。
引き続き図1を参照すると、EUV光源20は、堆積原料物質と光学要素表面上のエッチング液の間の化学反応の速度を開始及び/又は上げるために、1つ又はそれよりも多くの加熱器104を含むことができる。例えば、Sn原料物質とHBrエッチング液に対しては、加熱器104は、光学要素、例えばレーザ入力窓56の汚濁表面を150℃から400℃の範囲の温度、一部の用途に対しては、400℃を超える温度に加熱することができる。Liを含むプラズマ原料物質に対しては、加熱器104は、1つ又はそれよりも多くの光学要素の表面を400℃から500℃の範囲の温度に加熱して、Liを表面から蒸発させる(すなわち、エッチング液を必ずしも使用することなく)ように設計することができる。適切と考えられる加熱器の型式には、放射加熱器、マイクロ波加熱器、RF加熱器、オーム加熱器、及びその組合せが含まれるが、これらに限定されない。加熱器は、特定の光学要素表面に向け、従って、方向性とすることができる、又は非方向性としてチャンバ全体又はその重要な部分を加熱することができる。
図2は、レーザビームをEUVプラズマチャンバ226内に送出するためにビーム送出システム250が設けられた実施形態の態様を示している。図示のように、ビーム送出システム250は、例えば、レーザビーム220を光源222から補助チャンバ252に通すガス放電レーザ出力窓とすることができる入力窓254を有する補助チャンバ252を確立することができる。システム250は、レーザビームを補助チャンバ252からプラズマチャンバ226に通す出口窓256を含むこともできる。
図2に図示の実施形態に対しては、バイパスライン200は、プラズマチャンバ226と補助チャンバ252との流体連通を確立する。この配置では、実質的に同じ圧力(例えば、約0.1気圧未満の圧力差)を両チャンバ226、252内に達成することができる。窓256間のこの低い圧力差により、比較的薄い窓を採用することができ、それによって、より厚い窓と比較して結果的に熱レンズ効果を低減することができる。図2は、バイパスライン200を閉じるために弁224(手動制御又は自動制御)を設けることができることを示している。この配置により、他方のチャンバ226、252の真空状態を維持しながら、チャンバ226、252の一方にアクセス又は他の方法で操作することを可能にするために弁224を閉じることができる。引き続き図2を参照すると、図示の実施形態に対しては、レーザビーム220をプラズマチャンバ226内の焦点232に集束させる1対のミラー228a、228bである集束光学器械を補助チャンバ252に配置することができることが分る。
図3は、ビーム送出システム350のチャンバ352をレーザ生成プラズマ(LPP)EUV光源322の放電チャンバ300として実質的に同じ圧力(例えば、約0.1気圧未満の圧力差)に維持することができる実施形態の別の態様を示している。例えば、CO2放電レーザは、約0.1気圧から0.3気圧の放電チャンバ圧力を有することができ、従って、図3に示す実施形態に対しては、ビーム送出システムチャンバ352をEUV光源作動中にこの圧力に又はその近くに維持することができる。構造的により詳細には、補助チャンバ352は、光源322から補助チャンバ352内にレーザビーム(図示せず)を通す入力窓354と、放電チャンバ300と補助チャンバ352との流体連通を確立するバイパスライン352とを有することができる。また、図3は、バイパスライン302を閉じるために弁304(手動制御又は自動制御)を設けることができることを示している。この配置により、他方のチャンバ300、352の真空状態を維持しながら、チャンバ300、352の一方にアクセス又は他の方法で操作することを可能にするために弁304を閉じることができる。
図3はまた、補助チャンバ352が、第1の隔室306aと、第2の隔室306bと、第1の隔室306aが第2の隔室306bと流体連通している第1の構成と図示の実施形態に対しては第1の隔室306aが第2の隔室306bから密封される第2の構成との間で補助チャンバを再形成する移動可能な窓308である密封アセンブリとを含むことができることを示している。より具体的には、図示のように、窓308は、補助チャンバ308内に配置され、かつ第1の隔室306aが第2の隔室306bと流体連通している第1の窓位置(点線で示す)と、第1の隔室306aが第2の隔室306bから密封される第2の窓位置(実線で示す)とから移動することができるようにヒンジ留めすることができる。この配置により、比較的薄い入力窓354を窓353を破壊する場合がある圧力差に対して保護することができる。1つの構成においては、チャンバ隔室306a、306b内で圧力測定を行って、移動可能な窓308の位置を自動制御するのに使用することができる(例えば、窓308は、実質的に同じ圧力が隔室306a、306bに存在する時にのみ第1の窓位置に移動可能である)。
図4は、レーザビーム400を集束してEUVプラズマチャンバ内の望ましい場所での焦点に誘導するためにビーム送出システムが設けられた実施形態の態様を示している。図4に示すように、光源420は、チャンバ426内に位置決めされる、隔室426a、426bの流体連通を維持しながらチャンバ426を2つの隔室426a、426bに分離する円錐型覆い402(すなわち、いわゆるガスコーン)を含むことができる。1つの態様では、覆い402は、プラズマによって発生するデブリが隔室426bに到達するのを制限(例えば、阻止)することができる。一部の実施例においては、ガス状エッチング液、例えばHBrなどを覆い402内に導入し、開放端427を通じて覆い402から流し出すことができる。従って、図示のように、エッチング液流を照射部位まで導くことができる。1つの実施例においては、隔室462b内のガス状エッチング液からのガス圧を隔室426a内のガス圧よりも若干高く維持し、照射部位に向うガスの流れを維持することができる。
引き続き図4を参照すると、レーザ入力窓450は、レーザビーム400が入るのを可能にしながらチャンバ426を密封する。中空覆い402は、レーザビーム400が覆い402を通過して照射部位に到達することを可能にする。また、図4は、集束及び誘導アセンブリ451がチャンバ426の隔室426a内に配置され、かつレーザビームを焦点に集束させるように配置された1つ又はそれよりも多くのミラー、プリズム、レンズなどを含むことができる集束光学器械を含むことを示している。図示の実施形態に対しては、軸外放物面鏡とすることができるミラー452を使用して、ビーム400を望ましい照射部位428での焦点に集束させる。また、集束及び誘導アセンブリ451は、集束光学器械によって確立された焦点をプラズマチャンバ426内の望ましい場所に誘導するように配置された1つ又はそれよりも多くのミラー、プリズム、レンズなどを含むことができる誘導光学器械を含む。図示の実施形態に対しては、誘導光学器械は、2次元において独立にミラー454を移動させることができる先端傾斜アクチュエータ456上に取り付けられた平坦なミラー454を含む。先端傾斜アクチュエータ456によって行われる焦点の2次元の動きに加えて、矢印458の方向の焦点の動きは、矢印458によって表示された方向に平行な集束及び誘導アセンブリ451の選択された動きによって得ることができる。従って、誘導光学器械と集束光学器械は、矢印458に平行な経路に沿って焦点を移動させるように共に移動可能とすることができる。
図4はまた、光源420が、焦点力を調節するように配置された1つ又はそれよりも多くのミラー、プリズム、レンズなどを有する光学アセンブリを含むことができることを示している。図4に示す特定的な実施形態に対しては、アセンブリは、z形折畳み(z−fold)テレスコープとして一般的に公知である光学的配置においてチャンバ426の外側に配置された2つの球面鏡460a、460bを含む。図4が示すように、ミラー460a、460bの一方又は両方は、選択的に焦点力を調節するために、それぞれの方向の矢印462a、462bに平行に移動させることができる。
図4はまた、2つの回転ミラー464a、464bが、z形折畳みテレスコープ配置からのレーザビーム400を集束ミラー452に向けるために設けられることを示している。図4に示す配置により、回転ミラー464aは、チャンバ426の外側に配置され、一方、回転ミラー464bは、チャンバ426の内側に配置される。プラズマによって発生するデブリをチャンバ426の隔室426b内で制限するために中空覆い402が使用されるが、隔室426b内にデブリ軽減技術を採用して、チャンバ426b内の光学構成要素の表面をデブリがない状態に維持することができるように考えられている。例えば、光学構成要素454、452、464bが高温に維持された状態で、エッチング液、例えばHBrを用いることができる。図4に示す配置の別の特徴は、レーザ入力窓450の設置である。図示のように、この窓は、プラズマによって発生するデブリが出ている照射部位に関して直接的「視野方向」内にないように位置決めされる。更に、窓450は、照射部位から比較的大きな距離を隔てて位置決めされ、場合によってはより低い温度(より近い窓と比較して)かつより少ないデブリに露出することができる。
図5は、多重隔室プラズマチャンバ526と、円錐型覆い502と、レーザ入力窓550と、チャンバ526の隔室526a内に配置された集束及び誘導アセンブリ551と、焦点力を調節するためにチャンバ526の外側に配置された2つの球面鏡560a、560bを有する光学アセンブリ、例えば、z形折畳みテレスコープと、z形折畳みテレスコープ配置から集束ミラー552にレーザビーム500を向けるために設けられた2つの回転ミラー564a、bを有する光源420と類似のものである光源520とを示している。図5に示す配置により、両方の回転ミラー564a、bは、チャンバ526の外側に配置され、従って、プラズマによって発生するデブリ及び/又は高温/エッチング液には露出されない。
上述のように、焦点力調節アセンブリの集束及び誘導アセンブリ451/551及びミラー460a、460b/560a、560b内の光学構成要素は、チャンバ426/526内の焦点の位置及び焦点力を調節するように移動可能とすることができる。集束及び誘導アセンブリ及び/又は焦点力調節アセンブリに対する調節は、光源設定中に行って作動的使用中に一定の設定値に維持することができ、又は集束及び誘導アセンブリ及び/又は焦点力調節アセンブリに対する調節は、パルスレーザ供給源22(図1を参照されたい)が使用される時に光源の作動的使用中に(すなわち、下流側装置、例えばリソグラフィスキャナによるEUV光の利用中に)、例えば、パルス単位で及び/又はいわゆるパルス「バースト」後に行うことができる。集束及び誘導アセンブリ及び/又は焦点力調節アセンブリに対する調節は、手動で(設定中に)又はコントローラシステム60によって行うことができる(図1を参照されたい)。この目的のために、コントローラシステム60は、以下に限定されるものではないが、EUV光源検出器100及び/又はターゲット位置検出フィードバックシステム62からの信号を含むことができる(図1を参照されたい)。
図6は、集光装置30’、例えば、レーザ光702が照射部位28’に到達して、次に、ビームストップ704まで進むことを可能にする開口700を有する、例えば、先端が切り取られた楕円の形である多層Mo/Si反射体を有するEUV光源の実施形態の各部を示している。図示の実施形態に対しては、楕円集光装置30’は、照射部位28’で第1の焦点、及びEUV光を光源から出力して、例えば、集積回路リソグラフィツール(図示せず)に入力することができるいわゆる中間点40(中間焦点40とも呼ばれる)で第2の焦点を有するように位置決めされる。図示のように、ターゲット送出機構92’、例えば、原料物質液滴発生器からの原料物質は、EUV発光を生成するためのレーザビームとの相互作用のために照射部位28’に到達することができる。
更に示すように、帯域内EUV光出力強度を測定してそれを示す出力信号を生成するために、図示のように、中間焦点40’で又はその近くに、例えば中間焦点40’下流側でZr被覆Ce:YAG蛍光変換器のような蛍光変換器とすることができる検出器706を位置決めすることができる。図示の実施形態に対しては、検出器706は、例えば、一時的に光源を「オフライン」にして、EUV出力ビーム内で周期的に途中で捕捉することができ、又は例えばピックオフ型ビームスプリッタ(図示せず)を使用して、EUV光出力の一部をサンプリングすることができる。蛍光変換器が示されているが、当業者に公知の他の型式の検出器を使用して、本明細書で説明するように、帯域内又はそれ以外でEUV出力強度を測定することができることは認められるものとする。
図7は、蛍光変換器画像(注:光区域は、帯域内EUVを示す)及び強度を検出器に沿った距離の関数として示す対応する強度プロットの例を示している。図7に示す画像及びプロットに対しては、EUV光の発光角度分布は、左右対称形ではなく、かつ中心部に集中されていることが分る。代替的に、図7で最も良く分るように、帯域内EUV強度は、式の左側の方が強い。これは、レーザが液滴に関して中心外れであるレーザ−液滴相互作用によって発生するEUV出力パルスに対応する。
図8は、蛍光変換器画像(注:光区域は、帯域内EUVを示す)及び強度を検出器に沿った距離の関数として示す対応する強度プロットの例を示している。図8に示す画像及びプロットに対しては、EUV光の発光角度分布は、略左右対称形であり、かつ入力レーザ軸の周りを集中していることが分る。明らかに、図8のプロットに示すように、帯域内EUV強度は、検出器の左右の側で多少均衡が取れた状態である。これは、レーザが液滴に関して略中心に集中した状態であるレーザ−液滴相互作用によって発生するEUV出力パルスに対応する。
検出器706からの出力信号を用いて、入力レーザと原料物質液滴とのより正確な結合を達成することができる。特に、検出器706からの出力信号を用いて、上述の集束及び誘導アセンブリ及び/又は焦点力調節アセンブリに対して、又はターゲット送出制御機構92’に対して様々な調節を行い、レーザが液滴に関して略中心に集中した状態であるレーザ−液滴相互作用を達成することができる。この手順は、光源設定中に行って、作動的使用中に一定の設定値に維持することができ、又はパルス光源22(図1を参照されたい)が使用される時に、例えば、パルス単位で及び/又はいわゆるパルス「バースト」後に、光源の作動的使用中に(すなわち、下流側装置、例えばリソグラフィスキャナによるEUV光の利用中に)、集束及び誘導アセンブリ、焦点力調節アセンブリ、及び/又はターゲット送出制御機構92’に対する調節を行うことができる。
再び図1を参照すると、プラズマ形成によってEUV光を生成し、かつデブリを発生させ、かつプラズマチャンバ26と、波長λ、例えば約10.6μmを有するレーザビームを生成するCO2光源とすることができる光源22と、プラズマチャンバのためのレーザ入力窓56とを含むことができる光源20が示されている。更に示すように、光源は、プラズマ形成材料、例えばSnのためのエッチング液、例えば、HBr、HI、Br2、Cl2、HCl、H2、又はその組合せのプラズマチャンバ内へのエッチング液供給源102を含むことができ、窓56上の堆積プラズマ形成材料を高温t、例えば約150℃を超える温度に加熱して、堆積プラズマ形成材料とエッチング液の間の化学反応速度を上げる加熱器104を設けることができる。この環境に対しては、ZnSe製の標準的なCO2レーザ窓は、上述のエッチング液及び/又は高温に露出された時に化学的に不安定である場合がある。その結果、光源20では、KBr、CsBr、又はCsI製である窓56を作用することができる。これらの材料は、約10.6μmの波長の光に対して実質的に透明であり、かつ上述の高温でのエッチング液のうちの1つ又はそれよりも多くに露出されても安定であることができる。例えば、KBrは、エッチング液としてHBrと共に使用することができ、CsIは、HIがエッチング液である場合に使用することができる。エッチング液濃度及び温度によっては、他の組合せも適切とすることができる。代替的に、窓56は、プラズマチャンバ内部に露出される表面上のZnSeのような材料をKBr、CsBr、又はCsIで被覆することによって作ることができる。例えば、KBrコーティングは、エッチング液としてHBrと共に使用することができ、CsIは、HIがエッチング液である場合に使用することができる。エッチング液濃度及び温度によっては、他の組合せも適切とすることができる。KBrは、高度に含水性であるから、長時間にわたって室内の空気に露出するのを避けるように注意すべきである。KBrチャンバ窓を使用する時に原位置加熱器を設けて吸収水分を低減することができる。窓56のエッチング液に露出されない側は、水分の影響を受けないように保護コーティングで被覆することができる。
水分吸収を低減するために採用することができる別の方法では、真空チャンバ内に設けられて空気が抜かれた後に、ZnSe窓をKBr、CsBr、又はCsIで原位置被覆する。図1は、スパッタガン110、例えばRFマグネトロンガンをチャンバ26の内側に配置して、KBr、CsBr、又はCsIのコーティングを窓56上に堆積させることができることを示している。1つの実施例(図示せず)においては、チャンバ窓は、入射レーザビームに対してブルースター角で配向し、反射率による損失を低減することができる。この実施例に対しては、ブルースター角は、チャンバ窓上に堆積されるKBr、CsBr、又はCsIのコーティング層の屈折率(例えば、KBrの屈折率は、10.6ミクロンで1.52近くである)で計算することができる。代替的に、CVDのような窓をKBr、CsBr、又はCsIの被膜で原位置被覆する他の方法を使用することができる。
以上開示した本発明の実施形態の態様は、好ましい実施形態であるに過ぎず、本発明の開示内容をいかなる点においても、特に、特定の好ましい実施形態だけに限定することを意図したものではないことが当業者によって理解されるであろう。本発明の実施形態の開示した態様に対して、当業者によって理解されかつ認められると考えられる多くの変更及び修正を行うことができる。特許請求の範囲は、範囲及び意味において本発明の実施形態の開示した態様だけではなく、このような均等物及び当業者に明らかな他の修正及び変更も包含するように想定されている。本特許出願で「35 U.S.C.§112」を満足することを必要とする詳細において本特許出願で説明しかつ例示した実施形態の特定的な態様は、上述の実施形態の態様の上述のあらゆる目的、上述の実施形態の態様によって解決される問題、又は上述の実施形態の態様の他の理由、又は上述の実施形態の態様の目的を完全に達成することができるが、本発明の上述の実施形態の本明細書で説明した態様は、単に例示的なものであり、本発明によって広義に考えられている主題を示し、かつ表すだけであることは、当業者によって理解されるものとする。実施形態の本明細書で説明かつ主張する態様の範囲は、本明細書の教示内容に基づいてここで明らかであるか又は明らかになると考えられる他の実施形態を完全に包含するものである。本発明の範囲は、特許請求の範囲だけによって唯一かつ完全に限定され、いかなるものも特許請求の範囲の詳細を超えるものではない。単数形のこのような特許請求の範囲における要素の言及は、このような特許請求の範囲の要素を解釈する際には、明示的に示されていない限り、「1つ及び1つのみ」ではなく、「1つ又はそれよりも多くの」を意味することを意図しており、また、意味するものとする。当業者に公知か又は後に公知になる実施形態の上述の態様の要素のいずれかに対する全ての構造的及び機能的均等物は、引用により本明細書に明示的に組み込まれ、かつ本明細書の特許請求の範囲によって包含されるように想定されている。本明細書及び/又は特許請求の範囲で使用され、かつ本明細書及び/又は特許請求の範囲において明示的に意味が与えられた全ての用語は、このような用語に対してあらゆる辞書又は他の一般的に使用される意味に係わらず、そのような意味を有するものとする。実施形態のいずれかの態様として本明細書で説明した装置又は方法は、それが本発明の特許請求の範囲によって包含されるために、本出願における開示した実施形態の態様によって解決されるように求められた各及び全ての問題に対処するようには意図されていないし、又は必要でもない。本明細書の開示内容におけるいかなる要素、構成要素、又は方法段階も、その要素、構成要素、又は方法段階が明示的に特許請求の範囲において示されているか否かに関係なく、大衆に捧げられることを意図したものではない。特許請求の範囲におけるいかなる要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明示的に示されるか、又は方法の特許請求の範囲においては、その要素が「作用」の代わりに「段階」と示されない限り、「35 U.S.C.§112」の第6項の規定の下で解釈されないものとする。
本発明の態様によるレーザ生成プラズマEUV光源の全体的な広義の概念の概略図である。 ビーム送出システムがレーザビームをEUVプラズマチャンバ内に送出するために設けられた実施形態の態様の概略断面図である。 ビーム送出システムのチャンバがLPPレーザ源の放電チャンバと同じ圧力に維持される実施形態の別の態様の概略断面図である。 集束光学器械と誘導光学器械と焦点力を調節する光学アセンブリとを含むビーム送出システムがレーザビームをEUVプラズマチャンバ内に送出するために設けられた実施形態の態様の概略断面図である。 集束光学器械と誘導光学器械と焦点力を調節する光学アセンブリとを含むビーム送出システムがレーザビームをEUVプラズマチャンバ内に送出するために設けられた実施形態の別の態様の概略断面図である。 EUV光出力を測定する蛍光変換器を示すEUV光源実施形態の一部分の概略斜視図である。 レーザが液滴に対して中心を外れたレーザ−液滴相互作用によって発生するEUV出力パルスに関する蛍光変換器画像と対応する強度のプロットを示す図である。 レーザが液滴に対して中心に合わされたレーザ−液滴相互作用によって発生するEUV出力パルスに関する蛍光変換器画像と対応する強度のプロットを示す図である。
符号の説明
20 レーザ生成プラズマEUV光源
24 ターゲット送出システム
26 プラズマチャンバ
28 照射部位
50 ビーム送出システム
52 補助チャンバ

Claims (6)

  1. レーザ源と、
    プラズマチャンバと、
    前記レーザ源からのレーザビームを前記プラズマチャンバ内の焦点に集束させるための集束光学器械と、
    前記集束光学器械を移動して前記焦点を前記プラズマチャンバ内で選択的に移動させるアクチュエータと、
    プラズマ原料物質を前記プラズマチャンバ内のプラズマ形成部位に送出するためのターゲット送出システムと、
    ターゲット位置を示す信号を発生させるためのターゲット位置検出器と
    を含み、
    前記集束光学器械は、ターゲット軌跡に沿って前記焦点を位置付けるために前記ターゲット位置検出器からの前記信号に応答して移動可能であって、
    前記レーザビーム焦点を前記プラズマチャンバ内で誘導するための誘導光学器械を更に含み、
    前記誘導光学器械と前記集束光学器械は、前記レーザビームの放射軸線の方向に平行な経路に沿って前記焦点を移動させるために該放射軸線の方向に共に移動可能である
    ことを特徴とするEUV光源。
  2. 前記ターゲット送出システムは、液滴発生器を含むことを特徴とする請求項1に記載のEUV光源。
  3. 前記誘導光学器械は、平坦なミラーを含むことを特徴とする請求項に記載のEUV光源。
  4. 前記誘導光学器械は、2次元において独立に移動可能であることを特徴とする請求項に記載のEUV光源。
  5. 前記誘導光学器械は、平坦ミラーと先端傾斜アクチュエータを含むことを特徴とする請求項に記載のEUV光源。
  6. 前記誘導光学器械は、ターゲット軌跡に沿って前記焦点を位置付けるために前記ターゲット位置検出器からの前記信号に応答して移動可能であることを特徴とする請求項に記載のEUV光源。
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