JP6747860B2 - スプレー装置およびダイカストマシン - Google Patents

スプレー装置およびダイカストマシン Download PDF

Info

Publication number
JP6747860B2
JP6747860B2 JP2016094440A JP2016094440A JP6747860B2 JP 6747860 B2 JP6747860 B2 JP 6747860B2 JP 2016094440 A JP2016094440 A JP 2016094440A JP 2016094440 A JP2016094440 A JP 2016094440A JP 6747860 B2 JP6747860 B2 JP 6747860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
fluid
unit
socket
plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016094440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017202498A (ja
Inventor
邦彦 泊
邦彦 泊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Machinery and Metal Co Ltd filed Critical Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority to JP2016094440A priority Critical patent/JP6747860B2/ja
Publication of JP2017202498A publication Critical patent/JP2017202498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6747860B2 publication Critical patent/JP6747860B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、例えば、エアーや離型剤等の流体を吹き付けるスプレー装置およびこのスプレー装置を有するダイカストマシンに関する。
特許文献1に従来の金型スプレーシステムが開示されている。この金型スプレーシステムは、金型が備える複数のブロックそれぞれに対し、1つのスプレーヘッドを移動させて離型剤を吹き付ける。
特開2015−150617号公報
上述した金型スプレーシステムでは、スプレーヘッドの移動時間分だけ成形時間が多くにかかってしまう。そのため、成形時間を短縮するために、複数のブロックに同時に対向可能に配置された複数のノズルを有するノズルユニットをスプレーヘッドに装着して、離型剤を吹き付ける構成がある。このような構成では金型の構成に合わせてノズルユニットを交換する必要がある。そこで、ノズルユニットの交換を容易にするため、ノズルユニットと離型剤が流れる配管との間に流体カプラを採用する構成が考えられる。
しかしながら、流体カプラを採用した構成では、流体カプラを構成するプラグおよびソケットがそれらの軸を中心とする回転方向にずれて接続されてしまうおそれがある。また、ノズルから離型剤を吹き付けた際に、その勢いでプラグおよびソケットが上記回転方向にずれてしまうおそれがある。そのため、このずれによってノズルの向きが変わってしまい、金型に離型剤を適切に吹き付けることができないという問題がある。
そこで、本発明は、流体カプラのプラグおよびソケットの軸を中心とした回転方向のずれを抑制できるスプレー装置、およびこのスプレー装置を有するダイカストマシンを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のスプレー装置は、金型に対して流体を吹き付けるスプレー装置であって、前記金型に応じて1または複数のノズルが設けられたノズルユニットと、前記ノズルユニットに前記流体を供給する流体供給ユニットと、前記ノズルユニットと前記流体供給ユニットとを着脱可能に接続する、プラグおよびソケットを有する流体カプラと、を備え、前記ノズルユニットが、下流側ブロックを有し、前記流体供給ユニットが、上流側ブロックを有し、前記下流側ブロックおよび前記上流側ブロックが、前記流体カプラを接続方向に挟むように対向配置されるとともに、それらの一方が、前記接続方向に延びる柱状または板状に形成された位置合わせ体を有し、かつ、それらの他方が、前記流体カプラのプラグとソケットとが接続されたとき、前記位置合わせ体の先端部が嵌合される位置合わせ穴を有し、前記流体供給ユニットには、前記ノズルユニットが複数接続され、複数の前記ノズルユニットを互いに固定する固定部材をさらに備えていることを特徴とする。
本発明によれば、流体カプラによってノズルユニットと流体供給ユニットとが接続されたとき、下流側ブロックおよび上流側ブロックの一方が有する位置合わせ体の先端部が、それらの他方が有する位置合わせ穴に嵌合される。これにより、位置合わせ体の先端部が位置合わせ穴に嵌合することで、流体カプラのプラグとソケットとをそれら軸を中心とする回転方向について正しく位置合わせすることができるとともに、当該回転方向に回転してしまうことを抑制できる。
また、前記流体供給ユニットには、前記ノズルユニットが複数接続され、複数の前記ノズルユニットを互いに固定する固定部材をさらに備えている。このようにすることで、複数のノズルユニットを一体に取り扱うことができるとともに、複数のノズルユニット間でのノズルの向きのずれを抑制することができる。
本発明においては、前記位置合わせ体が、前記流体カプラのプラグとソケットとが完全に接続されるよりも前に、前記先端部が前記位置合わせ穴に進入するように構成されていることが好ましい。このようにすることで、流体カプラのプラグとソケットとの接続途中で位置合わせ体の先端部が位置合わせ穴に進入して接続を案内することができる。
本発明においては、前記ノズルユニットが、前記金型内に成形材料を射出するプランジャーに対して前記流体を吹き付ける補助ノズルをさらに有していることが好ましい。このようにすることで、金型と同時にプランジャーに対しても流体を吹き付けることができ、成形時間をより短縮することができる。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様のダイカストマシンは、金型内に成形材料を射出する成形装置と、上記スプレー装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上記スプレー装置を備えているので、スプレー装置のノズルユニットと流体供給ユニットとの接続に際し、位置合わせ体の先端部が位置合わせ穴に嵌合することで、流体カプラのプラグとソケットとをそれら軸を中心とする回転方向について正しく位置合わせすることができるとともに、当該回転方向に回転してしまうことを抑制できる。
本発明によれば、ノズルユニットと流体供給ユニットとを接続する流体カプラのプラグおよびソケットの軸を中心とした回転方向のずれを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るダイカストマシンの正面図である。 図1のダイカストマシンにおいて、ノズルユニットを金型の間に移動した状態を示す正面図である。 図1のダイカストマシンにおけるノズルユニット近傍の拡大正面図であって、流体カプラが接続された状態を示す図である。 図3のノズルユニット近傍の拡大側面図である。 図1のダイカストマシンにおけるノズルユニット近傍の拡大正面図であって、流体カプラが分離された状態を示す図である。 図5のノズルユニット近傍の拡大側面図である。 図1のダイカストマシンの固定ダイプレートに固定された金型を移動ダイプレート側から見た状態を示す図である。 流体供給ユニットとノズルユニットとの接続について説明する図である。 ノズルユニットが有するノズルの変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るダイカストマシンについて、図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るダイカストマシンの正面図であり、図2は、図1のダイカストマシンにおいて、ノズルユニットを金型の間に移動した状態を示す正面図である。図3は、図1のダイカストマシンにおけるノズルユニット近傍の拡大正面図であって、流体カプラが接続された状態を示す図であり、図4は、その拡大側面図である。図5は、図1のダイカストマシンにおけるノズルユニット近傍の拡大正面図であって、流体カプラが分離された状態を示す図であり、図6は、その拡大側面図である。図7は、図1のダイカストマシンの固定ダイプレートに固定された金型を移動ダイプレート側から見た状態を示す図である。図8は、流体供給ユニットとノズルユニットとの接続について説明する図であり、(a)は分離状態を示し、(b)は接続途中状態を示し、(c)は接続完了状態を示す。図9は、ノズルユニットが有するノズルの変形例を示す図である。
図1、図2に示すように、ダイカストマシン1は、成形装置10と、スプレー装置20と、を備えている。
成形装置10は、金型K1、K2内に成形材料を射出するものであり、固定ダイプレート11と、移動ダイプレート12と、プランジャー13と、を備えている。固定ダイプレート11および移動ダイプレート12のそれぞれには、金型K1、K2が固定されている。プランジャー13は、図示しない射出機構により固定ダイプレート内から押し出されて、固定ダイプレート11および移動ダイプレート12により型締めされた金型K1、K2内のキャビティC(図7)に成形材料である金属溶湯を射出充填する。
スプレー装置20は、型開されている金型K1、K2に対して流体である離型剤を吹き付ける装置であって、移動ユニット30と、流体供給ユニット34と、複数のノズルユニット41〜44と、複数の流体カプラ51〜54と、を有している。
移動ユニット30は、複数のノズルユニット41〜44を金型K1、K2の間に移動させる。移動ユニット30は、スタンド31と、移動機構32と、マニホールド支持部33と、を有している。
スタンド31は、柱状に形成されており、固定ダイプレート11の上部に鉛直方向に立設されている。移動機構32は、回転移動部32a、水平移動部32bおよび垂直移動部32cを有している。回転移動部32aは、スタンド31の上端に鉛直方向を軸として回転可能に設けられている。水平移動部32bは、回転移動部32a内に水平方向に延在して設けられた角筒状の固定部32b1と、この固定部32b1内に同軸かつ水平方向に移動可能に設けられた角筒状の可動部32b2と、を有している。垂直移動部32cは、水平移動部32bの可動部32b2の先端に鉛直方向に延在して設けられたシリンダ32c1と、シリンダ32c1内を鉛直方向に移動可能に設けられた昇降スライダ32c2と、を有している。
マニホールド支持部33は、正面視略L字に形成されており、このL字における鉛直方向に沿う長辺部分が垂直移動部32cの昇降スライダ32c2に固定されており、水平方向に沿う短辺部分に後述するマニホールド35が固定されている。
移動ユニット30は、移動機構32の回転移動部32a、水平移動部32bおよび垂直移動部32cにより、マニホールド支持部33(すなわち、後述する複数のノズルユニット41〜44)を各移動部の到達可能範囲内の任意の位置に移動できる。
流体供給ユニット34は、複数のノズルユニット41〜44に流体を供給する。流体供給ユニット34は、マニホールド35と、流体回路ボックス40と、を有している。
マニホールド35は、ホース40aを介して流体回路ボックス40に接続されている。流体回路ボックス40は、外部から離型剤およびエアーが導入され、ホース40aを通じて離型剤およびエアーをマニホールド35に供給する。マニホールド35は、供給された離型剤とエアーと混合するとともに、これらの混合流体を複数のノズルユニット41〜44に分配する。
図3〜図6に示すように、マニホールド35は、マニホールド本体35aと、分配された混合流体が流出される複数の流出管36〜39と、各流出管36〜39の先端に固定された上流側ブロック36e〜39eと、を有している。
上流側ブロック36eは、硬質の樹脂や金属などを材料として直方体状に形成された上流側ブロック本体36e1を有している。上流側ブロック本体36e1は、鉛直方向に貫通する貫通孔36e2が形成されている。
上流側ブロック本体36e1の上面には、貫通孔36e2と通ずるように流出管36の先端が螺合されている。上流側ブロック本体36e1の下面には、硬質の樹脂や金属などを材料として柱状に形成された位置合わせ体36e3が下方に向けて立設されている。位置合わせ体36e3の鉛直方向長さは、後述する流体カプラ51のプラグ51aおよびソケット51bが完全に接続されたときの上流側ブロック本体36e1の下面と後述する下流側ブロック本体41e1の上面との間隔L(図3)より長くされている。他の上流側ブロック37e〜39eも、同様に貫通孔37e2〜39e2が形成された上流側ブロック本体37e1〜39e1と、位置合わせ体37e3〜39e3とを有している。
本実施形態においては、上流側ブロック本体36e1に貫通孔36e2と平行なねじ孔(図示なし)を設け、このねじ孔に挿通した長尺のボルトおよびこのボルトに螺合されることで当該ボルトを上流側ブロック本体36e1に固定するナットにより位置合わせ体36e3が構成されている。なお、位置合わせ体36e3は、柱状に限定されるものではなく、例えば、板状に形成されていてもよい。上流側ブロック37e〜39eについても同様である。
ノズルユニット41は、鉛直方向に延在する垂直管41aと、垂直管41aの下端に接続されかつ水平方向に延在する水平管41bと、水平管41bの一端に接続された第1ノズル41cと、水平管41bの他端に接続された第2ノズル41dと、垂直管41aの上端に固定された下流側ブロック41eと、を有している。
下流側ブロック41eは、硬質の樹脂や金属などを材料として直方体状に形成された下流側ブロック本体41e1を有している。下流側ブロック本体41e1は、鉛直方向に貫通する貫通孔41e2が形成されている。下流側ブロック41eは、上流側ブロック36eとの間に流体カプラ51を接続方向に挟むように対向配置される。
下流側ブロック本体41e1の下面には、貫通孔41e2と通ずるように垂直管41aの上端が螺合されている。下流側ブロック本体41e1の上面には、上流側ブロック本体36e1の位置合わせ体36e3の先端部36e4が嵌合される位置合わせ穴41e3が形成されている。位置合わせ穴41e3は、位置合わせ体36e3の先端部36e4が嵌合可能なように、当該位置合わせ体36e3の水平断面形状とほぼ同一の開口形状に形成されている。
ノズルユニット41は、流体供給ユニット34から流体カプラ51を通って供給された混合流体を垂直管41aおよび水平管41bを通じて円形皿状に形成された第1ノズル41cおよび第2ノズル41dまで導き、そして、第1ノズル41cおよび第2ノズル41dの周縁近傍に設けられた多数の吹出孔Fから水平方向に混合流体を吹き出すように構成されている。なお、ノズルユニット41には、金型に応じて1または複数のノズルが設けられており、具体的には、例えば、図7に示すように、混合流体を同時に吹きかける必要があるキャビティCの数および配置にあわせてノズルが配設される。図7において、キャビティCおよびプランジャー13との位置関係を示すために、ノズル41c〜44cおよび補助ノズル42f、44fを点線を用いて仮想的に示している。
他のノズルユニット42〜44も、ノズルユニット41と同様に、垂直管42a〜44a、水平管42b〜44b、第1ノズル42c〜44c、第2ノズル42d〜44d、および下流側ブロック42e〜44eを有している。
ノズルユニット42、44の垂直管42a、44aは、ノズルユニット41、43の垂直管41a、43aより長く形成されている。また、ノズルユニット42、44には、第1ノズル42c、44cの近傍に補助ノズル42f、44fが設けられている。補助ノズル42f、44fは、屈曲させた形状を維持できるように変形可能な先端部42f1、44f1を有している。図7に示すように、補助ノズル42f、44fは、ノズルユニット42、44が金型K1、K2の間に移動されたときプランジャー13に混合流体を吹きかけることができるように、屈曲により先端部42f1、44f1の位置が調整される。
また、ノズルユニット41、42が1つの組を成しており、第1ノズル41c、42cおよび第2ノズル41d、42dが鉛直方向に並ぶようにして、固定部材61によって水平管41b、42bが互いに固定されている。同様に、ノズルユニット43、44が1つの組を成しており、第1ノズル43c、44cおよび第2ノズル43d、44dが鉛直方向に並ぶようにして、固定部材62によって水平管43b、44bが互いに固定されている。
流体カプラ51は、流体供給ユニット34とノズルユニット41とを着脱可能に接続する。流体カプラ51は、プラグ51aと、ソケット51bと、ロック機構51cとを有している。
プラグ51aは、ノズルユニット41が有する下流側ブロック本体41e1の上面に貫通孔41e2と通ずるように螺合されている。ソケット51bは、マニホールド35が有する上流側ブロック本体36e1の下面に貫通孔36e2と通ずるように螺合されている。プラグ51aとソケット51bとは互いに嵌合して接続され、ロック機構51cにより接続がロックされる。ロック機構51cは、レバー51dを閉じることによりロックされ(図3、図4)、レバー51dを開くことによりロックが解除される(図5、図6)。
図4、図6に示すように、上流側ブロック36eと上流側ブロック37eとは、鉛直方向にずれて配置されている。同様に、下流側ブロック41eと下流側ブロック42eとも、鉛直方向にずれて配置されている。同様に、流体カプラ51と流体カプラ52とも、鉛直方向にずれて配置されている。これにより、互いに干渉することを防ぐことができる。
次に、スプレー装置20の流体供給ユニット34とノズルユニット41とを接続する場合について、図8を参照して説明する。なお、図8においては、説明の便宜上、ノズルユニット41のみ示しているが、他のノズルユニット42〜44についても同様である。
図8(a)に示すように、流体供給ユニット34に取り付けられたソケット51bとノズルユニット41に取り付けられたプラグ51aとを鉛直方向に間隔をあけて対向して配置する。このときロック機構51cはレバー51dが開かれておりロックが解除されている。
そして、図8(b)に示すように、プラグ51aとソケット51bとを徐々に近づけると、流体供給ユニット34の位置合わせ体36e3の先端部36e4が、ノズルユニット41の位置合わせ穴41e3に進入する。このとき、プラグ51aとソケット51bとは完全には接続されていない。
それから、図8(c)に示すように、プラグ51aとソケット51bとをさらに近づけると、プラグ51aとソケット51bとが完全に接続されて、ロック機構51cのレバー51dが引き上げられて閉じられると接続がロックされる。このようにして、位置合わせ体36e3と位置合わせ穴41e3とにより、プラグ51aとソケット51bとが軸を中心とする回転方向について正しく位置合わせされる。さらには、プラグ51aとソケット51bとが上記回転方向に回転してしまうことが規制される。
以上より、本実施形態によれば、流体カプラ51によってノズルユニット41と流体供給ユニット34とが接続されたとき、上流側ブロック36eが有する位置合わせ体36e3の先端部36e4が、下流側ブロック41eが有する位置合わせ穴41e3に嵌合される。これにより、位置合わせ体36e3の先端部36e4が位置合わせ穴41e3に嵌合されることで、流体カプラ51のプラグ51aとソケット51bとをそれら軸を中心とする回転方向について正しく位置合わせすることができるとともに、当該回転方向に回転してしまうことを抑制できる。ノズルユニット42〜44と流体供給ユニット34との接続についても同様である。
また、流体カプラ51によってノズルユニット41と流体供給ユニット34とが接続される際に、位置合わせ体36e3が、流体カプラ51のプラグ51aとソケット51bとが完全に接続されるよりも前に、先端部36e4が位置合わせ穴41e3に進入するように構成されている。これにより、流体カプラ51のプラグ51aとソケット51bとの接続途中で位置合わせ体36e3の先端部36e4が位置合わせ穴41e3に進入して接続を案内することができる。ノズルユニット42〜44と流体供給ユニット34との接続についても同様である。
また、流体供給ユニット34には、ノズルユニット41、42が接続され、ノズルユニット41、42を互いに固定する固定部材61をさらに備えている。同様に、流体供給ユニット34には、ノズルユニット43、44が接続され、ノズルユニット43、44を互いに固定する固定部材62をさらに備えている。これにより、ノズルユニット41、42を一体に取り扱うことができるとともに、ノズルユニット41、42間での第1ノズル41c、42c同士および第2ノズル41d、42d同士の向きのずれを抑制することができる。ノズルユニット43、44についても同様である。
また、ノズルユニット42、44が、金型K1、K2内に成形材料を射出するプランジャー13に対して混合流体を吹き付ける補助ノズル42f、44fをさらに有している。これにより、金型K1、K2と同時にプランジャー13に対しても混合流体を吹き付けることができ、成形時間をより短縮することができる。
本実施形態によれば、ノズルユニット41と流体供給ユニット34とを接続する流体カプラ51のプラグ51aおよびソケット51bの軸を中心とした回転方向のずれを抑制できる。ノズルユニット42〜44と流体供給ユニット34との接続についても同様である。
上述した実施形態では、ノズルユニット41〜44が、比較的大きいのサイズの第1ノズル41c〜44cおよび第2ノズル41d〜44dを有する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、図9(a)に示すように、比較的小さいサイズのノズル71cを有するノズルユニット71を採用してもよく、または、図9(b)に示すように、より多くの吹出孔Fが設けられたノズル72cを有するノズルユニット72を採用してもよい。これ以外にも、例えば、三角形、正方形、長方形、六角形などの多角形のノズルを有するノズルユニットを採用してもよく、本発明の目的に反しない限り、ノズルの構成(大きさ、形状、吹出孔の数および配置)は任意である。また、ノズルユニットが有するノズルの数についても任意である。
上記に本発明の本実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1…ダイカストマシン、10…成形装置、11…固定ダイプレート、12…移動ダイプレート、13…プランジャー、20…スプレー装置、30…移動ユニット、31…スタンド、32…移動機構、32a…回転移動部、32b…水平移動部、32b1…固定部、32b2…可動部、32c…垂直移動部、32c1…シリンダ、32c2…昇降スライダ、33…マニホールド支持部、34…流体供給ユニット、35…マニホールド、35a…マニホールド本体、36〜39…流出管、36e〜39e…上流側ブロック、36e1〜39e1…上流側ブロック本体、36e2〜39e2…貫通孔、36e3〜39e3…位置合わせ体、36e4〜39e4…先端部、40…流体回路ボックス、40a…ホース、41〜44…ノズルユニット、41a〜44a…垂直管、41b〜44b…水平管、41c〜44c…第1ノズル、41d〜44d…第2ノズル、41e〜44e…下流側ブロック、41e1〜44e1…下流側ブロック本体、41e2〜44e2…貫通孔、41e3〜44e3…位置合わせ穴、42f、44f…補助ノズル、42f1、44f1…先端部、51〜54…流体カプラ、51a〜54a…プラグ、51b〜54b…ソケット、51c〜54c…ロック機構、51d〜54d…レバー、61、62…固定部材、71、72…ノズルユニット、71c、72c…ノズル、F…吹出孔、K1、K2…金型、C…キャビティ。

Claims (4)

  1. 金型に対して流体を吹き付けるスプレー装置であって、
    前記金型に応じて1または複数のノズルが設けられたノズルユニットと、
    前記ノズルユニットに前記流体を供給する流体供給ユニットと、
    前記ノズルユニットと前記流体供給ユニットとを着脱可能に接続する、プラグおよびソケットを有する流体カプラと、を備え、
    前記ノズルユニットが、下流側ブロックを有し、
    前記流体供給ユニットが、上流側ブロックを有し、
    前記下流側ブロックおよび前記上流側ブロックが、前記流体カプラを接続方向に挟むように対向配置されるとともに、それらの一方が、前記接続方向に延びる柱状または板状に形成された位置合わせ体を有し、かつ、それらの他方が、前記流体カプラのプラグとソケットとが接続されたとき、前記位置合わせ体の先端部が嵌合される位置合わせ穴を有し
    前記流体供給ユニットには、前記ノズルユニットが複数接続され、
    複数の前記ノズルユニットを互いに固定する固定部材をさらに備えていることを特徴とするスプレー装置。
  2. 前記位置合わせ体が、前記流体カプラのプラグとソケットとが完全に接続されるよりも前に、前記先端部が前記位置合わせ穴に進入するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスプレー装置。
  3. 前記ノズルユニットが、前記金型内に成形材料を射出するプランジャーに対して前記流体を吹き付ける補助ノズルをさらに有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスプレー装置。
  4. 金型内に成形材料を射出する成形装置と、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスプレー装置と、を備えたことを特徴とするダイカストマシン。
JP2016094440A 2016-05-10 2016-05-10 スプレー装置およびダイカストマシン Active JP6747860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094440A JP6747860B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 スプレー装置およびダイカストマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094440A JP6747860B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 スプレー装置およびダイカストマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017202498A JP2017202498A (ja) 2017-11-16
JP6747860B2 true JP6747860B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=60323032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016094440A Active JP6747860B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 スプレー装置およびダイカストマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6747860B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110203686B (zh) * 2019-07-03 2024-06-25 东莞海雅特汽车科技有限公司 一种数字化冲压工件自动加工流水线

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01114137U (ja) * 1988-01-25 1989-08-01
JPH06315750A (ja) * 1993-05-10 1994-11-15 Hanshin Koki Kk ダイカストマシン用金型の冷却装置
JP6131106B2 (ja) * 2013-05-27 2017-05-17 東芝機械株式会社 ダイカスト成形機の被覆剤供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017202498A (ja) 2017-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6747860B2 (ja) スプレー装置およびダイカストマシン
CN206286108U (zh) 一种用于压铸机的喷涂装置
US8251124B2 (en) Molding machine
CN111519261A (zh) 熔喷模头、喷嘴板及喷嘴板模具
JP2011073179A (ja) 射出成形機
CN207386526U (zh) 压铸定模及压铸模具
KR101473946B1 (ko) 슬라이드 유닛이 있는 다이캐스팅 금형
JP3471777B2 (ja) スプレー装置
JPS61254322A (ja) 射出成形機の型締装置
JP2008137014A (ja) ダイカスト金型の離型剤スプレー方法及び離型剤スプレー構造
KR101836389B1 (ko) 다이캐스티용 관절 분사장치
CN106003590A (zh) 一种导光板模具
KR20140124519A (ko) 다이캐스팅용 스프레이장치
WO2012172669A1 (ja) 射出成形用型装置および射出成形機
JP5187216B2 (ja) カウンタープレッシャー工法用成形型
CN209616241U (zh) 一种抽芯模具
CN101600554B (zh) 具有抗倾斜结构的模制系统压板
JP2013010135A (ja) スプレー装置
JP4290693B2 (ja) 鍛造プレスの離型剤塗布装置
CN216609883U (zh) 注塑装置
CN218429675U (zh) 一种注塑模具
JP2014061536A (ja) スプレイ装置
WO2012176312A1 (ja) 射出成形用型装置および射出成形機
JP5573555B2 (ja) 鋳造装置
CN206215886U (zh) 压铸系统、喷雾机及其喷淋组件

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160926

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160926

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180131

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6747860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150