JP6746723B2 - クイックコネクタ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2016年6月17日に出願された「クイックコネクタ」と題する米国特許出願明細書第15/185,489号の利益を主張するものであり、その全内容が引用によって本願明細書に組み込まれるものとする。
分野
本発明は、2つの管を接続するためのクイックコネクタに概ね関しており、特に、低い外形と2つの管の間の接続を確認するための確認部材とを有するクイックコネクタに関する。
管同士を接続するためのコネクタ装置は、当該技術分野において広く知られている。管接続は、様々な用途で用いられており、例えば、自動車内での流体供給用の接続部を設けるための自動車用途が挙げられる。自動車組立のモジュール性の故に、ある供給用構成要素から発した流体通路を別の構成要素に接続する必要がある場合が多い。2つの管を接続する用途によっては、ある管端を別の管端にねじ留めすることもある。しかしながら、このような接続を行うことは、作業箇所への届きやすさ又はスペース上の制約があるため、又は、十分な接続を確保するために特殊工具を使用するため、実施が困難な場合がある。
クイックコネクタ装置により、密封接続部に適切なトルクを確保するための工具を使用せずに実施可能であり、且つ、螺合又はねじ接続よりも大概は速い、管同士の接続方法が提供される。ある種のクイックコネクタ装置は、雄型端部形状部を受ける雌型コネクタ本体を備え、雌型コネクタ本体と雄型端部形状部との間に密な流体接続を提供する。
雄型端部形状部は、SAE J2044等の雄型端部形状部を通常含むものであり、当該端部形状部の外面に隆起した円周ビード又はアプセットを有する。雌型コネクタ本体は、雄型端部形状部を受ける空洞を挿入端に備える。雌型コネクタ本体の空洞内にリテーナが収容される。リテーナは、挿入方向に漏斗形状を定める係止梁を複数備える。雄型端部形状部が雌型コネクタ本体に挿入されると、ビードが押されて係止梁を越える。ビードをリテーナに押し込めるように、係止梁は空洞内で半径方向外方に撓むことができる。ビードが係止梁を通過した後、係止梁は跳ね返り、その結果、ビードの後向き周面と雌型コネクタ本体によって定められる半径方向に広がる前向き面との間に係止梁が延在する。これにより、雌型コネクタ本体から雄型端部形状部が引き戻されるのが防止される。
しかしながら、この種のクイックコネクタは、雄型端部形状部がリテーナの係止梁を通り抜けるほど十分にリテーナに押し込まれなかった場合は、接続が、部分的か、不完全か、又は、不適正なものになることがある。接続が完全でなければ、コネクタの箇所で漏れが生じる可能性があり、結局のところ危険となり得る。したがって、接続を行った後にその接続が適正であることを確認するのがよい。
接続が適正であることを確認する方法の1つは、雄型端部形状部を引っ張り戻してみることである。雄型端部形状部が外れなければ、接続が適正であると考えられる。しかしながら、この方法は信頼できない。その理由は、この方法は引張り力が十分であることに依拠するもので、引張り力が不十分であれば接続が適正であったとの誤判定を招き得るからである。更に、この方法は、接続が適正であることを他のユーザに呈するものではない。したがって、結局は、接続が適正であることの確認を繰り返す必要があり、遅延が生じかねない。
接続が適正となる可能性を高める手法の1つとして、雄型端部形状部のビードを受け入れ端部形状部がさらに移動可能とする相対的に大きな長手方向空間を、リテーナが有するように設計することが挙げられる。この手法では接続が適正となる可能性は高まるが、継手の全長も長くなる。この状態では、スペースの必要性が増大し、構成要素の重量も増えることになる。
挿入を確認する別の手法としては、独立した別の確認工具を使用することが挙げられる。この確認工具は雌型コネクタの端部に挿入されてビードの後面に当たる。そして、ビードが所定の距離まで十分に挿入されている場合にのみ、確認工具の外側部分が雌型コネクタ本体の外側部分に係合する。ただし、この解決策は、嵩張る独立した工具を必要とし、接続が適正であることを呈するためにこの工具を所定位置に残しておく必要がある。この確認工具を取り付けるのに十分な空間がない場合もある。
雌型コネクタ本体と、雄型端部形状部と、リテーナと、確認部材とを備えるクイックコネクタ継手の斜視図である。雄型端部形状部が雌型コネクタ本体に十分に挿入されてリテーナに保持されており、確認部材が確認済み位置にいる状態を示す。 図1のクイックコネクタ継手の側方断面図である。 図2に雌型コネクタ本体と雄型端部形状部との間に半径方向に設けられた第1及び第2のOリングと、スペーサと、スリーブとを示す側面図である。 雌型コネクタ本体の斜視図であり、雌型コネクタ本体の入口端によって定められる窓と窓の傾斜縁とを示す。 図1のクイックコネクタ継手の斜視図であり、分かりやすくするために雄型端部形状部が除いて示してある。 雄型端部形状部の側面図であり、雄型端部形状部の挿入端に形成された環状アプセットを示している。 ワイヤ状のリテーナの斜視図であり、湾曲した底部と、保持部と、屈曲部と、解放部と、アーム部とを示す。 確認部材の後側斜視図であり、作動部と、脚部と、足部と、足部の傾斜面とを示す。 確認部材の前側斜視図である。雌型コネクタ本体の入口部の窓の前方切り欠きと協働するように構成された、足部から前方に延在するタブが示されている。 クイックコネクタ継手の斜視図である。雄型端部形状部の環状アプセットが保持部に加える前向きの荷重によってリテーナが撓んでいる状態を示しており、保持部が傾斜縁に沿って移動して外方に押しやられてアプセットが保持部を通り越している。 雄型端部形状部の挿入前の第1の状態で示されているクイックコネクタ継手の斜視図であり、リテーナによりアプセットが保持部を通り越した後のリテーナの圧締状態も示す。 確認部材及び雄型端部形状部の正面図である。確認部材の足部及び脚部がアプセットによって外方に押しやられて足部の内側先端がアプセットの外面に接触して撓んだ状態の確認部材を示している。更には、確認部材が図1に示す状態に向けて下方に移動されようとする位置にあるのを示している。
図1〜図12は、流体路及び他の管を結合するためのクイックコネクタ継手10の一実施形態を示す。図1及び図2に示されているように、クイックコネクタ継手10は中空の雌型コネクタ本体12と、管状の雄型端部形状部14と、リテーナ16と、確認部材18とを備える。
クイックコネクタ継手10により、長手方向軸線A(流動軸線)が定められ、挿入方向がこれに含まれる。説明の便宜上、挿入方向を前方とし、挿入方向と逆の方向を後方とする。クイックコネクタ継手10により、上下方向のz軸線Zが更に定められ、z軸線の両側を上部及び底部とする。さらに、クイックコネクタ継手10により、横方向のx軸線Xが定められる。本願明細書において軸線方向について述べた場合は、長手方向軸線Aに沿った移動方向を示すものとする。半径方向について述べた場合は、長手方向軸線Aから離れる移動、又は、長手方向軸線Aに向かう移動を示すものとする。上部又は上側とは、図において長手方向軸線Aの上方にあるクイックコネクタ継手10の領域を示すものとし、底部又は下側とは、図において長手方向軸線Aの下方にある領域を示すものとする。上方及び下方は相対的な用語であり、上記の上部/底部及び上側/下側の定義に従って構成要素の互いの相対的な位置付けを記載するためのものである。前方及び後方は、長手方向軸線A及び挿入方向に沿った要素又は移動を示すためのものである。前方は、後方の要素より挿入方向下流にある要素を示す。前向きの要素は、挿入方向と同じ方向に向いており、後向きの要素は、挿入方向とは逆の方向に向いている。図を参照すると、クイックコネクタ継手の前方は左側にあり、クイックコネクタ継手の後方は右側にある。上記の方向指示については、相対的に用いられることを意図したものである。なお、据え付け時又は使用中のクイックコネクタ継手10の向きは、様々な異なる向きになり得るものであり、例えば、上部又は上側の構成要素が底部又は下側の構成要素の下方に位置することがある。
雌型コネクタ本体12は、金属製が好ましい。また、概ね管状であり、複数の外径を有する。さらに、雌型コネクタ本体12が定める内腔20は、複数の内径を有しており、当該内径は、雌型コネクタ本体12が略一定の材料厚を有するように雌型コネクタ本体12の外径に概ね対応するようになっている。雌型コネクタ本体12は、入口端部22と出口端部24とを備える。入口端部22により入口開口部23が定められており、入口端部22は、雄型端部形状部14が当該入口端部22に挿入されたときに継手10が完成するよう雄型端部形状部14を受けるように構成される。出口端部24は、別の構成要素に接続される別の流体路に取り付けられるように構成される。又は、出口端部24を、雄型端部形状部14に接続される構成要素と一体に形成してもよい。
雌型コネクタ本体12は、その中間部に配設された受け部26を更に備える。受け部26は、雄型端部形状部14が雌型コネクタ本体12に十分に挿入されたときに雄型端部形状部14の端部の外径に対応するサイズを有する。
雌型コネクタ本体12は、受け部26と入口端部22との間に軸線方向に配設されたシール部28を更に備える。シール部28の内径は、受け部26の内径より大きい。よって、シール部28は、雌型コネクタ本体12と雄型端部形状部14との間に環状空間30ができるようなサイズを有する。
図2及び図3を参照すると、環状空間30の内部に、第1のOリング32と、スペーサ34と、第2のOリング36と、スリーブ38とが配設されている。Oリング32及び36は、環状空間30で受けられるサイズを有する。また、雄型端部形状部14が雌型コネクタ本体12に挿入されたときに、Oリング32及び36は雄型端部形状部14を取り囲んで密封し、Oリング32及び36の位置において雄型端部形状部14と雌型コネクタ本体12との間の界接面周りで周方向に密封係合させる。スペーサ34は、Oリング32及び36を軸線方向に互いに離間させるための離間要素として機能し、軸線方向に多重密封接続させる。スリーブ38は、Oリング34及び36を雌型コネクタ本体12の内部に保持するために使用される。
雄型端部形状部14は、入口端部22及び対応する構成要素との係合によって、雌型コネクタ本体12の内部に保持される。
図4を参照すると、入口端部22は、開口部40の一対の窓を定めている。窓40は、入口端部22の管状壁を貫通延在して、入口端部22の内側と入口端部22の外側とを連通させている。また、窓40は複雑な外側輪郭を有し、後述する様々な縁部及び表面を入口端部22の管状壁に定めている。窓40は、好ましくは、入口端部22の両側で互いに鏡像であり、直径方向において互いに反対側に配設される。このため、一方の窓40についてのみ詳細に説明するものとし、当該一方の窓40の説明は、入口端部22の反対側の窓40にも当てはまる。
図5を参照すると、リテーナ16は、略U字形状に曲げられており、リテーナ16の両側部分が窓40の中を延在して入口端部22内で内腔22を通るようになっている。確認部材18も略U字形状を有し、窓40の中まで延在する部分を有する。リテーナ16及び確認部材は両方とも、入口端部22に対して窓40内を移動可能であり、後述するように、雄型端部形状部14を収容したり、保持したり、適切に挿入されているか確認したりできる。
図2及び図6に示されているように、雄型端部形状部14は、金属製が好ましい。また、所望に応じて各種流体を通すように設計された中空の硬質管としての形状を有する。雄型端部形状部14は、雌型コネクタ本体12内に受けられるように構成された挿入端42を有する。雄型端部形状部の反対側の端部については、図示してはいないが、別の構成要素の接続用として当該技術分野において公知である態様で各種管又は導管を更に接続するような大きさ及び配置が可能である。又は、雄型端部形状部の反対側の端部を、別の構成要素の一体部分とすることもできる。
挿入端42は、雄型端部形状部14の末端に隣接して配設されたシール部44を含む。シール部44は滑らかな外面を有しており、これは、Oリング32及び36に密着させるため、且つ、雌型コネクタ本体12のシール部28及び受け部26に受け入れさせるためである。
挿入端42は、隆起した円周ビード又はアプセット46を更に備え、これは、シール部44より後方に配設されており、且つ、挿入端42の外面から半径方向外方に延在している。アプセット46は、一体に形成されたモノリシック構造とするために、挿入端42に均質な一体構造の一部として形成されることが好ましい。ただし、別の手法では、アプセット46を、挿入端42の外面に接着されるか溶接されるか又はさもなければ接合される、独立したリング状部品としてもよい。アプセット46と、シール部44と、アプセット46より後方に配設された挿入端42の部分とについては、これらをまとめて、雄型端部形状部14の端部形状部48と呼ぶことができる。
アプセット46は概ね環状であり、半径方向に向いた外面49を定め、この外面49は、端部形状部48の周囲を周方向に延在する。アプセットは、前向きの環状面50と後向きの環状面52とを更に定める。雌型コネクタ本体12に挿入されると、前向きの面50は、雌型コネクタ本体12の内部に配置されたスリーブ38の後向きの面に面し、また、スリーブ38に当接し得る。更に、端部形状部48が雌型コネクタ本体12に十分且つ適正に挿入されると、図1に示し且つ後述するように、後面52はリテーナ16に面し、リテーナ16に当接し得る。
次に図5及び図7を参照すると、リテーナ16は略U字形状を有し、その一部は窓40に沿って雌型コネクタハウジング12の入口端部22の中を延在している。リテーナ16は上端60と下端62とを備え、概ね対称となった形状を有し、リテーナ16の横方向両側部は互いに鏡像関係となっている。リテーナ16は、リテーナ16の横方向の各側部に1つずつ、一対の概ね直線状の保持部64を更に備える。各保持部64の最下部同士は、雌型コネクタ本体12の入口端部22の底部の周囲にその外側に沿って延在する湾曲した底部66によって接続される。湾曲した底部66は、雌型コネクタ本体12に面する凹形状と、雌型コネクタ本体12とは反対の側に面する凸形状とを有する。
保持部64は、窓40の底部に入って窓40の上部から出るように、底部から上方に窓40を通って延在する。リテーナ16の解放部67は内向き屈曲部68を有し、内向き屈曲部68は、各保持部64の上端から互いに向かって横方向内向きに且つ上向きに延在する。また、内向き屈曲部68は、雌型本体部の入口端部22の外側に配設され、雌型コネクタ本体12の上方且つ入口端部22の外面湾曲部上に亘って延在している。内向き屈曲部68は(図示のように)直線状にしてもよく、また、僅かに湾曲させてもよい。
内向き屈曲部68の内方端においては、解放部67は、雌型コネクタ本体12の入口端部22の外面から離れて上向きに延在する移行部70を有してもよい。移行部70の上端おいては、概ね直線状の一対のアーム部72が横方向外向きに延在し、その外側末端74で終端する。アーム部72は、後述するように、確認部材18に結合するように構成される。確認部材が存在しない場合、アーム部72をワイヤリテーナ16から任意選択的に省くことができる。移行部70は、内向き屈曲部68とアーム部72とを接続するために湾曲したものとして示されているが、直線状にすることもできる。解放部67の移行部70は、雌型コネクタ本体12の上方で互いに隣り合う横方向内方端を定め、当該内方端の間に横方向空間を定める。したがって、解放部67は、当該横方向空間に、解放部67の間に介入する構造を有しない。これにより、横方向空間に補助工具又は他の部材を挿入して解放部67同士を両側に容易に広げることが可能となる。
ワイヤリテーナ16は、伝統的な素線から製造されるが、その横断面は円形であることが好ましい。また、特定のワイヤゲージ及び材料の選択については、リテーナ16が弾力を持つように、荷重が加わったときに屈曲して撓み、荷重がなくなったらその公称形状に戻ることができるようにする。したがって、リテーナ16は、一時的に変形された後で「跳ね返り」、リテーナ16に荷重を伝達する構成要素にばね付勢又は戻り力を加える。
図5、図8、及び図9を参照すると、確認部材18は略U字形状を有し、上側作動部80を備え、この上側作動部80は雌型コネクタ本体12の入口端部22の上部を横切って横方向に延在する。確認部材18は、リテーナ16及び窓40と同様に、略対称形状を有する。作動部80は、前方の壁部81を備え、この壁部81は上部から下方に延在してリテーナ16の上部の前方に配設される。壁部81は、壁部81の前側から後方への外部構成要素によってリテーナ16の上部が接触することを防止できる。
確認部材18は、作動部80から下方に延在する一対の直線状の脚部82を備える。脚部82は、窓40に沿って延在する。脚部82は、窓40の中まで延在しないように、窓40の外側に配設されることが好ましい。
確認部材18は、横方向内方に延在する一対の足部84を更に備える。足部84は、脚部82の最下部から延在して窓40に入り、窓40を通って雌型コネクタ本体12の入口端部22の内側に入る。足部84は、雄型端部形状部14の挿入中は、雄型端部形状部14のアプセット46と協働するように構成されており、雄型端部形状部14の挿入前においては、確認部材18を所定位置に保持するために、窓40の縁部と協働するように更に構成されている。
脚部82は、脚部82と作動部84との間の界接面に、拡大された上側部分86を有する。上側部分86は、上側部分86に沿って概ね上方及び下方に延在する一対のスロット88を定める。スロット88は、リテーナ16のアーム72の末端74を受け入れるようなサイズ及び配置となっており、これによりリテーナ16のアーム72がスロット88内まで延在する。スロット88により、リテーナ16のアーム72がスロット88に対して移動することができる。この結果、確認部材18がアーム72に対して上方及び下方に移動でき、確認部材18のこの移動に伴って限られた量の力をリテーナ16に加える。
したがって、ある実施形態では、リテーナ16のアーム72と確認部材18のスロット88との間の相互作用により、確認部材18とリテーナ16とが互いに結合する。この結合により、リテーナ16の上部の前後方向への移動が、この移動に対応する確認部材18の移動を引き起こし得る。この詳細については後述する。
ある代替手法では、リテーナ16の移動により確認部材18の対応する移動が引き起こされないように、リテーナ16と確認部材18とを互いに分離させることができる。この手法では、確認部材18はスロット88を備えなくてもよく、リテーナのアーム72は確認部材18と相互作用しないことになるか、又は、アーム72をリテーナ16から省くことが可能になる。リテーナ16が撓んで動いたとき、確認部材18は動かない。確認部材18は、依然としてリテーナ16に対して上方及び下方に移動可能であるが、リテーナ16に力を加えない。
リテーナ16と確認部材18とが分離している実施形態では、これらが結合されている実施形態と同じ概略位置に、リテーナ16及び確認部材18を配置することもでき、又は、リテーナ16と確認部材18とを並列に配置することもでき、又は、軸線方向に離すこともでき、又は、別の態様で互いに離すこともできる。
確認部材18について全般的に再度述べるが、確認部材18の脚部82は、一対の拡大した下側部分89を更に備えてもよい。これら下側部分89は、脚部82の最下部から前方に延在し、足部84と同様に更に内方に延在する。下側部分89と足部84とは、長手方向軸線Aに沿って空間を空けて配置されており、これにより、拡大部分が入口端部22の前縁の前方に延在しつつ、足部84が窓40の中まで延在可能となる。下側部分89は、入口端部22の前縁に接触することによって、確認部材18の最下部に加えられる後向きの力に抵抗する。
確認部材18は、加えられた荷重に応じて弾力的に撓み得る、可撓性で但し硬質のプラスチック材料製であることが好ましく、これにより、脚部82が荷重に応じて外方に撓むことが可能となり、且つ、荷重の減少に伴いその公称形状に戻ることが可能となる。
再び図4及び窓40を参照すると、各窓の形状により、雌型コネクタ本体12の入口端部22の複数の縁部及び他の構造形状が定められている。これら縁部及び形状と、リテーナ16及び確認部材18とが協働することにより、雄型端部形状部14が雌型コネクタ本体12の内部に受けられ保持され、且つ、雄型端部形状部14が適正に挿入されていることが確認される。窓40の形状については、一方の窓40に言及して説明する。もう一方の窓は、入口端部22の反対側に同じ鏡面対称の形状を有する。
窓40は、下縁102と、上縁104と、前縁106と、後縁108とを有する。明瞭化及び位置確認のために、後縁108は、挿入時に雄型端部形状部14を受け入れる入口端部22の開口部に近い方に配設される。後縁108は前方に向き、前縁106は後方に向く。
下縁102により、下縁102と後縁108とが交わる部分に配設された後方切り欠き110が定められる。図5に示されているように、後方切り欠き110は、リテーナ16を受け入れ、また、リテーナ16の保持部64と湾曲した底部66とが交わる部分でリテーナ16を保持する。
後縁108は、前方に延在するレッジ112を有する。レッジ112は、後縁108と上縁104とが交わる部分に上側凹部114を定め、後縁108と下縁102とが交わる部分に下側凹部116を更に定める。上側凹部114及び下側凹部116は、リテーナ16が撓む前又はその跳ね返って公称形状に戻った後いずれかの、リテーナ16がその公称位置にあるときに、リテーナ16の保持部64と協働するように配置される。これについてはさらに後述する。
前縁106により、前方切り欠き118が定められる。前方切り欠き118は前方に延在して入口端部22の材料に入り込み、後方に開いている。前方切り欠き118は、窓40の中間点より下の窓40の下半分に位置することが好ましい。ただし、窓40に沿った別の周方向位置に位置させることもできる。前方切り欠き118は、以下に更に説明するように、確認部材18の足部84と協働するように配置される。
窓40により、前縁106と上縁104との間に延在する傾斜縁120が更に定められる。傾斜縁120は、前縁106の最上部から上縁104に向かって上方且つ後方に延在する。したがって、傾斜縁120は、上縁104から前縁106に向かって下方且つ前方にも延在する。
したがって、窓40が定められている雌型コネクタ本体12の入口端部22が湾曲していることにより、窓40は、入口端部22の湾曲に対応した湾曲形状を有する。このように、前縁106及び後縁108も湾曲しており、傾斜縁120も同じく湾曲している。
傾斜縁120は、上下方向及び前後方向に延在するだけでなく、入口端部22の湾曲に応じて横方向内方及び横方向外方にも延在する。より具体的には、傾斜縁120は、前縁106の最上部から上縁104の前部に向かって内方に延在しており、上縁104の前部から前縁106の最上部に向かって外方に延在する。
図5及び図8を参照すると、リテーナ16はその公称位置で配置されており、保持部64の最上部が窓40の上側凹部114に位置する。保持部64が前方に押されると、保持部64は上縁104に沿って傾斜縁120に向かって摺動する。保持部64は傾斜縁120の最上部に接触すると、保持部64は傾斜縁120に沿って摺動する。傾斜縁120の形状により、保持部64は、傾斜縁120の輪郭に沿って下方、前方、及び外方に摺動することになる。したがって、保持部64は外方に曲がることになり、リテーナ16は、図10に示されているように、その公称状態又は公称位置に対して相対的に開いた状態又は開いた姿勢となる。
図11を参照すると、確認部材18はその据え付け位置に又は公称位置で配置されており、作動部80は入口端部22の最上部から離れており、リテーナ16のアーム72は確認部材18のスロット88の最下部に配設されている。確認部材の足部84は内方に延在し、窓40のほぼ中間で窓40に入っている。
足部84は、据え付け位置において確認部材18を窓40に対して所定位置に保持するために、窓40と協働する構造を備える。より具体的には、図9に示されているように、足部は、前方に延在するタブ122を有する。タブ122は、前縁106の前方切り欠き118(図4)に受け入れられるようなサイズ及び配置になっている。よって、確認部材18に加わる下向きの力は、Aタブ122と前方切り欠き118との間の相互作用により、阻止又は防止される。タブ122は、テーパ付きの上面123を有してもよい。
図8、図9、及び図12を参照すると、確認部材18は、雄型端部形状部18と協働するように配置されており、雄型端部形状部18が雌型コネクタ本体12に十分且つ適正に挿入されたときに確認部材18の足部84及び脚部82が外方に押しやられるようになっている。より具体的には、確認部材18の足部84により、後方及び内方の両方に向いた傾斜面124が定められる。傾斜面124は、足部84の後面から足部84の内側先端126に向かって前方且つ内方に延在する。
したがって、足部84の傾斜面124に前向きに作用する力は、足部84を前方且つ外方に押す。ただし、確認部材18が窓40の前縁106に係合しているので、前向きの力は阻止され、図12に示されているように、確認部材18の足部84及び脚部84は外方に動く。したがって、雄型端部形状部14が、特にアプセット46が、確認部材18の方に前方に挿入されて確認部材18に接触すると、脚部84は外方に押しやられ、内側先端126はアプセット46の外面49に寄り掛かる。
確認部材の内側先端126により、下側部分128と上側部分130とが定まる。据え付け位置及び公称位置において下側部分128は略上下方向に延在し、上側部分130は下側部分128から外方に先細り形状になっており、これにより、上側部分130と下側部分128とが交わる部分が屈曲点132となっている。屈曲点132は、雄型端部形状部14が挿入されて確認部材18の足部84及び脚部82が外方に押しやられたときに、アプセット46の外面49に当たる箇所である。
脚部82及び足部84が外方に押しやられると、足部84のタブ122も外方に移動し、前方切り欠き118との係合が解除される。したがって、雌型コネクタ本体12の入口端部22に対して確認部材18を押し下げることができる。雄型端部形状部14のアプセット46が確認部材18の足部84と脚部82との間に位置付けられていない場合は、タブ122が前方切り欠き118に係合されているので、確認部材18を押し下げることができない。
このように、確認部材18は複数の位置又は状態を取り得るようになっている。第1の位置又は第1の状態(据え付け位置又は据え付け状態)(図11)において、確認部材18の作動部80は入口端部22から離れており、タブ122は前方切り欠き118に係合しており、リテーナ16のアーム72は確認部材18のスロット88の最下部に位置付けられている。
第2の位置又は第2の状態(撓み位置又は撓み状態)(図12)において、作動部80は入口端部22から依然として離れている。しかし、アプセット46が足部84の傾斜面124に加えた前方且つ外方への力によって内側先端がアプセット46の外面49に当たると、確認部材18の足部84及び脚部82は外方に押し出されて撓む。この状態において、確認部材18のタブ122と前方切り欠き118との係合は解除される。更に、内側先端126が、特に屈曲点132が、アプセット46の外面49に載ることになる。
第2の位置又は第2の状態(撓み位置又は撓み状態)から、確認部材18は、第1及び第2の状態に対して、入口端部22に向かって下方に移動可能である。これは、作動部80を押し下げることによって実現され得る。
確認部材18が押し下げられると、リテーナ16のアーム72はスロット88内で摺動し、スロット88の上端はリテーナ16のアーム72の末端74に接近する。更に、内側先端126及び屈曲点132はアプセット46の外面49に沿って摺動する。内側先端126及び屈曲点132が外面49に沿って下に摺動すると、外面49の湾曲によって確認部材の脚部82の付勢が足部84及び脚部82を内方に移動させる。確認部材18が十分に押し下げられると、図1及び図5に示されているように、確認部材18は、第3の位置又は第3の状態、又は、確認済み位置又は確認済み状態になる。第2の状態又は撓み状態と第3の状態又は確認済み状態との間の、確認部材18の位置は、移行位置又は移行状態と称され得る。
第3の位置又は第3の状態(確認済み位置又は確認済み状態)において、リテーナ16のアーム72の末端74は、スロット88の最上部近くに位置付けられている。作動部80は、雌型コネクタ本体12の入口端部22の外面に隣接している。確認部材の足部84は、窓40の最下部に位置し、また、アプセット46の横方向に広がる部分の外寄り部分の下に位置している。足部84の内側先端126の上側部分130は、アプセット46の外面49の下側部分に寄り掛かっている(図1)。
確認部材18が第3の位置(確認済み位置)となるのは、アプセット46が半径方向において確認部材18の各足部84の内側先端126の間に位置し且つそこに留まることによって、確認部材18の各足部84の内側先端126を外方に押して、タブ122と前方切り欠き118との係合を解除した場合のみである。したがって、確認部材18が第3の位置(確認済み位置)に位置することによって、雌型コネクタ本体12内に雄型端部形状部14が適正且つ完全に挿入していることが、目に見える形で示される。更に、このような視覚的な証明は、その位置に留まるので、接続が成功裡に完了したことの合図を他のユーザに提供する。更に、廃棄が必要だったり又は隣接する他の構成要素又はシステム内で紛失する可能性があったりする確認用ルースパーツは、確認部材18がその位置に留まるので不要になる。
再びリテーナ16に戻ると、リテーナ16も同様に、挿入前、挿入中、挿入後の、複数の位置又は状態を取る。これにより、雄型端部形状部14を雌型コネクタ本体12に挿入させて雄型端部形状部14を雌型コネクタ本体12内に保持するように機能する。
図11に示されている第1の位置又は第1の状態(公称位置又は公称状態)において、リテーナ16の保持部64の最下部は窓40の後方切り欠き110の内部に位置し、保持部64は下側凹部116を通って窓40の中まで延在し更に窓40を通って延在し、保持部64の中間部はレッジ112の内側に位置する。保持部64の最上部は、上側凹部114から外に延在している。したがって、リテーナ16の保持部64は、雌型コネクタ本体12の入口端部22において内腔20の内部に位置している。
保持部64は互いに横方向に離隔されており、雄型端部形状部14の挿入端42が保持部64の間をほぼ又は完全に抵抗なしに摺動できるようになっているが、アプセット46の直径又は幅が保持部64の間の距離より大きいようになっている。したがって、雄型端部形状部14を雌型コネクタ本体12に挿入すると、アプセット46はリテーナの保持部64に接近し、アプセットの前面50は保持部64に接触して前向きの力を加える。
図10を参照すると、リテーナ16の第2の状態(撓み状態)において、アプセット46の前面50は、前向きの力をリテーナ16の保持部64に加えている。リテーナ16に加えられた前向きの力により、リテーナ16は前方に動かされる。しかしながら、リテーナ16と窓40との相互作用により、リテーナ16の底部の前方移動は制限される。より具体的には、保持部64の最下部は、通常、後方切り欠き110によって軸線方向の所定位置に保持されている。したがって、保持部64が湾曲するか、リテーナ16が窓40の内部で「揺動」するか、または、その両方が起こることになり、これにより、リテーナの保持部64の最上部が、最下部より軸線方向前方に移動する。
雄型端部形状部のアプセット46により前向きの力が加えられたことにより保持部64の最上部が前方に移動すると、その前方への移動に伴い、保持部64は傾斜縁120に当たって外方に押しやられる。保持部64が傾斜縁120の最外端に接近すると、保持部64は十分に広がるので、アプセット46は保持部64を越えて前方に移動できるようになる。
保持部64が外方に動くと、両アーム72とそれぞれの末端74も外方に移動する。両アーム72及びそれぞれの末端74のこの外方への移動は、確認部材18のスロット88に許容されているので、アーム72をスロット88から側方に押し出すことができる。
リテーナを雌型コネクタ本体12に対して「揺動」させる保持部64の最上部の前方への移動も、同様に、確認部材18を「揺動」させることができる。これは、確認部材18とリテーナのアーム72との間が接続されているためである。確認部材18が「揺動」する場合、タブ122の上縁は、通常、前方切り欠き118の上縁に係合されたままであるので、確認部材18はその界接面を中心に揺動する。
アプセット46がリテーナ16の保持部64を通り越すと、リテーナ16が保持部64に加えていた前向き且つ外向きの力がなくなる。この時点において、リテーナ16は、撓んだリテーナ16に蓄積されていた付勢によって、その撓んで開いた状態から脱する。したがって、リテーナ16はその公称位置に向かって「跳ね返る」(図11)。公称位置に跳ね返るプロセスは、保持部64の最上部を、第1の位置又は第1の状態と同じ位置に向けて、傾斜縁120に沿って内方且つ後方に逆に摺動させる。
アプセット46がリテーナ16の前方に位置するとき、リテーナ16は圧締位置又は保持位置にある。アプセット46の後面52はリテーナ16に面し、アプセット46の幅はリテーナ16の保持部64の間のスパンより広い。このため、保持部64の間を広げずにはアプセット46をリテーナ16から引き戻すことができない。
雄型端部形状部14を引き戻すことにより、又は、別の態様で後向きの力を雄型端部形状部14に加えることにより、アプセット46の後面52がリテーナ16に当接する。雄型端部形状部14を前方に移動させるのと異なり、リテーナ16に加わる後向きの力は、リテーナ16とその保持部64とを外方に移動させない。これは、傾斜面が存在しないためである。反対に、リテーナ16の保持部64は、後縁108に、特に上側凹部114及び下側凹部116に押し付けられる。後向きの力への応答としての保持部64の外側へのしなりの発生を制限するために、レッジ112はリテーナ16の外縁に沿って延在する。
リテーナ16が圧締位置又は保持位置にあるとき、雄型端部形状部14は所定位置に保持され、確認部材18が作動しているか否かによらず所定位置に留まる。しかしながら、雄型端部形状部14がリテーナ16を通り抜けた後に適正位置に達したら、挿入が適正であることを確認して呈するために、上記のように確認部材18を作動させることができる。
雄型端部形状部14の取り外しは、複雑な工具を使用せずに簡単に行える。雄型端部形状部14を取り外すには、保持部64を手で広げて、アプセット46が保持部64を通り抜けられるようにする。ユーザは自身の指又はねじ回し等の工具をリテーナ16の解放部67の間に押し込んで、保持部64とアーム72を広げることができる。保持部64の間が広がったら、雄型端部形状部14を後方に後退させることができ、アプセット46は保持部64を通り抜ける。雄型端部形状部14の取り出し後、リテーナ16は解放され得るので、その公称形状及び公称位置に跳ね返る。解放部67はコネクタ本体12の上方に軸線方向に露出される。この軸線方向の露出により、補助工具を挿入方向と同様の方向に挿入して解放部67に接触させて解放部67を外方に押しやることができる。
雄型端部形状部14を取り出したら、確認部材18をその第1の位置に向けて押し上げることができる。タブ122は入口端部22の外面に沿って摺動し、前方切り欠き118内に再び収まる。
上記のクイックコネクタ継手10ならば、可撓梁様式のリテーナリングを使用する従来の配置よりも雌型コネクタ本体12を長手方向に短くできるので、低背型継手用に使用することができる。上記のクイックコネクタ継手10は、U字状リテーナ16を使用することにより、リテーナ16とアプセット46との間の入口端内での係合距離が短くなっている。入口端部22は従来の梁様式のリテーナリングの長さを収容する必要がなくなるので、入口端部22を短くすることもできる。
一例として、ある実施形態では、雌型コネクタ本体12の全長は約47mmである。雌型コネクタ本体12と雄型端部形状部14との間の密封係合の長さは約24mmである。入口端部22内のアプセット係合距離は約3.2mmである。アプセット係合距離は、アプセットが雌型コネクタ本体12内に移動する距離であり、先行手法においては通常6mmを超えていた。本手法においては、この距離を6mm未満、好ましくは2.0〜4.5mm、より好ましくは約3mm、に維持でき、ある設計では約3.2mmにすることができる。これら寸法は例として示したものであり、上記のさまざまな長さは継手の直径に応じて変わり得ることを認識されるであろう。
したがって、上記クイックコネクタ継手10は、雄型端部形状部14と雌型コネクタ本体12との間の接続を介して2つの管の間の迅速且つ容易な接続を提供する。クイックコネクタ継手10は縮小された外形を有するので、より小さな空間に嵌入可能であり、他の低背型コネクタを収容できる。リテーナ16と確認部材18とは、接続が適正であることを確実にするために組み合わされ、他のユーザに目に見える形でこれを呈示し、ルースパーツ又は別個の確認工具を必要としない。
本発明を具体的な実施形態及び用途の観点から説明してきたが、当業者は、本教示に照らして、本願明細書に記載されて特許請求されている本発明の範囲を超えずに、又は精神から逸脱することなく、更なる実施形態を生じさせ得る。したがって、本開示内の図面及び説明は、本発明の理解を容易にするために提供されており、その範囲を限定するものと解釈されるべきではないことを理解されたい。

Claims (24)

  1. クイックコネクタ継手であって、
    長手方向流動軸線を定める内腔を有する中空のコネクタ本体であって、
    入口開口部を有する入口端を備え、
    前記入口開口部は、軸線方向に且つ挿入方向に前方に導入される雄型端部形状部を受けるためのものであるコネクタ本体と、
    前記入口端によって定められた一対の窓と、
    ベースと前記ベースから上方に延在する一対の保持部とによって定められたリテーナであって、
    前記ベースは前記コネクタ本体の下に配設され、
    前記一対の保持部は前記窓を通って延在し、
    公称形状を有し、且つ、可撓性且つ弾力を有しているため撓むとその公称形状に向かって付勢されるリテーナと
    を備え、
    前記窓はそれぞれ、前記コネクタ本体の傾斜縁を定め、
    前記傾斜縁は、前記リテーナよりも前方且つ前記入口開口部から離れた位置に配設されており、
    前記リテーナが前記挿入方向に前方に移動されて前記傾斜縁に当たると、前記保持部が撓んで外方に広がるものとし、
    前記リテーナは、一対の解放部を備え、
    前記解放部は、前記保持部の上端から内方に延在する屈曲部を有し、
    前記屈曲部のそれぞれの横方向内方端の間に横方向に介入する構造を有しない状態で、前記屈曲部は互いに隣り合っており、
    前記解放部に横方向外方への力が加えられると、前記リテーナの前記保持部は外方に広がり、
    前記クイックコネクタ継手は、前記入口端に結合されて前記窓の中まで延在する、前記雄型端部形状部が適正に挿入されていることを確認するための確認部材を更に備え、
    前記確認部材は、前記コネクタ本体の前記入口端及び前記窓の上方に配設された作動部を有し、
    前記確認部材は、前記窓の一部に沿って且つ前記入口端の両側を前記作動部から下方に延在する一対の脚部を備え、
    前記確認部材は、一対の足部を備え、
    前記足部は、前記窓の中まで且つ対応する脚部の最下部から内方に延在しており、
    前記確認部材は、第1の位置と第2の位置との間で作動可能であり、前記確認部材は前記第1の位置に向けて付勢され、
    前記第1の位置では、前記作動部が前記第1の位置から前記コネクタ本体に向かって移動するのを防止するために、前記脚部はそれぞれ、前記入口端の対応する切り欠きに係合し、
    前記切り欠きは、前記窓によって定められ、
    前記第2の位置では、前記作動部が前記コネクタ本体に向かって移動し得るように、前記脚部は、前記第1の位置から横方向外方に撓んで前記切り欠きとの係合を解除する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  2. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記リテーナは、前記解放部から横方向外方に延在する一対のアーム部を備え、
    前記確認部材は、一対のスロットを前記確認部材の両側に定め、
    前記アーム部は、前記一対のスロットの中まで延在する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  3. 請求項2に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記一対のスロットは、前記確認部材が前記リテーナの前記アーム部に対して前記コネクタ本体に向かって下方に移動可能であるような構造を有し、
    これにより、前記確認部材が前記コネクタ本体に向けて下方に移動されたときに、前記アーム部が前記一対のスロット内を摺動する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  4. 請求項2に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記保持部に外向きの力が加わったときに前記アーム部が前記スロットから横方向に摺動するように、前記アーム部は、前記確認部材及び前記スロットに対して外方に移動可能である、
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  5. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記窓により、前記リテーナより後方に配設された後縁が定められており、
    前記後縁は、前方に突出したレッジを有し、
    前記窓により、前記レッジの上方に配設された上側凹部と、前記レッジの下方に配設された下側凹部とが更に定められており、
    前記リテーナの前記保持部は、前記リテーナがその公称位置であるとき、前記レッジより横方向内方に位置する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  6. 請求項5に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記リテーナの前記保持部が前記挿入方向とは逆の荷重への応答として横方向外方へ移動することは、前記レッジによって制限され、
    前記保持部は、前記後縁に接触し、前記上側凹部及び下側凹部を通って延在する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  7. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記リテーナがその公称形状であるとき、前記リテーナの前記ベース、前記保持部、及び、前記解放部は、単一の共通平面に沿って延在する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  8. 請求項7に記載のクイックコネクタ継手であって、
    所定の荷重が前記リテーナに対して前記挿入方向に前方に加えられたとき、
    前記リテーナの前記保持部は、撓んで前記傾斜縁に沿って摺動し、軸線方向且つ前記挿入方向に前方に且つ横方向外方に移動し、
    前方への荷重が前記所定の荷重未満であると、前記保持部は前記傾斜縁に沿って逆に後方且つ内方に摺動する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  9. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記確認部材の前記足部はそれぞれ、軸線方向前方に延在するタブを定め、
    前記タブはそれぞれ、前記確認部材が前記第1の位置にあるとき、前記切り欠きの中まで延在する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  10. 請求項9に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記足部及び脚部に加えられた外向きの力によって前記足部及び脚部が外方に撓むと、前記タブはそれぞれ、前記切り欠きから横方向外方に摺動して前記切り欠きとの係合が解除され、
    これにより、前記確認部材は前記第2の位置に移動する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  11. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記足部はそれぞれ、軸線方向後方且つ横方向内方に面する傾斜面を定め、
    前記傾斜面は、前記内腔の内部に位置し、
    所定の力が前記挿入方向に前方に前記傾斜面に加えられると、前記足部は横方向外方に押される
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  12. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    挿入端と、前記挿入端から半径方向外方に延在する環状アプセットとを有する雄型端部形状部を更に備え、
    前記挿入端は、前記リテーナの前記保持部の間を摺動するようなサイズ及び配置であり、
    前記環状アプセットは、挿入中に前向きの力を前記挿入方向に前記保持部に加えるようなサイズ及び配置であり、
    前記環状アプセットは、更に挿入中に前向きの力を前記挿入方向に前記足部に加えるようなサイズ及び配置である
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  13. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記リテーナの前記解放部は、前記コネクタ本体の上方に位置する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  14. 請求項1に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記リテーナの前記解放部の間の横方向空間に補助工具を挿入できるように、前記解放部は、軸線方向に露出される
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  15. クイックコネクタ継手であって、
    長手方向の流動軸線を定める内腔を有する中空の雌型コネクタ本体であって、
    入口開口部を有する入口端を備え、
    前記入口開口部は、軸線方向に且つ挿入方向に前方に導入される雄型端部形状部を受けるためのものである雌型コネクタ本体と、
    前記入口端によって定められ、前記入口端の横方向両側に配設された一対の窓と、
    ベースと前記ベースから上方に延在する一対の離隔された保持部とよって定められたリテーナであって、
    前記ベースは前記雌型コネクタ本体の下に配設され、
    前記一対の保持部は前記窓を通って延在し、
    公称形状を有し、且つ、可撓性且つ弾力を有しているため撓むとその公称形状に向かって付勢されるリテーナと、
    前記入口端に結合された確認部材であって、
    前記雌型コネクタ本体の前記入口端及び前記窓の上方に配設された作動部と、
    前記入口端の両側を前記作動部から下方に延在して前記窓まで延びる一対の脚部と、
    前記窓の中まで且つ対応する脚部の最下部から内方に延在する一対の足部と
    を有する確認部材と
    を備え、
    前記確認部材は第1の位置と第2の位置との間で作動可能であり、前記確認部材は前記第1の位置に向けて付勢され、
    前記第1の位置では、前記作動部が前記コネクタ本体に向かって下方へ移動することが制限され、
    前記第2の位置では、前記脚部及び前記足部は横方向外方に広げられ、前記確認部材の前記作動部は前記コネクタ本体に向かって下方に移動可能であり、
    前記リテーナと確認部材は互いに結合されており、
    前記リテーナが移動すると、前記確認部材が対応して移動することが生じる
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  16. 請求項15に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記リテーナは、前記保持部から横方向外方に延在するアーム部を備え、
    前記アーム部は、前記確認部材に結合され、
    前記確認部材の前記作動部は、前記アーム部に対して前記コネクタ本体に向かって下方に移動可能である
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  17. 請求項15に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記足部はそれぞれ、タブ部を有し、
    前記窓はそれぞれ、前方切り欠きを前記入口端に定め、
    前記確認部材が前記第1の位置にあるとき、前記タブ部は、軸線方向に前記前方切り欠きの中まで延在し、前記確認部材の脚部が撓んでいないときに前記確認部材が前記第1の位置から下方へ移動することを制限する
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  18. 請求項15に記載のクイックコネクタ継手であって、
    前記足部はそれぞれ、軸線方向後方且つ横方向内方に面する傾斜面を有し、
    前記挿入方向に前方への荷重が前記傾斜面に加えられると、前記足部及び前記脚部は横方向外方に撓む
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  19. 請求項15に記載のクイックコネクタ継手であって、
    雄型端部形状部の環状アプセットが、前記足部に接触して且つ前記足部を半径方向外方に押しやって前記確認部材を前記第2の位置に移行させるときにのみ、前記確認部材は前記コネクタ本体に向かって下方に移動可能である
    ことを特徴とするクイックコネクタ継手。
  20. クイックコネクタによって2つの管を結合する方法であって、前記方法は、
    クイックコネクタを設けるステップであって、
    前記クイックコネクタに、
    長手方向の流動軸線を定める内腔を有する中空の雌型コネクタ本体であって、
    入口開口部を有する入口端を備え、
    前記入口開口部は、軸線方向に且つ挿入方向に前方に導入される雄型端部形状部を受けるためのものである雌型コネクタ本体と、
    前記入口端によって定められ、前記入口端の横方向両側に配設された一対の窓と、
    ベースと前記ベースから両側に上方に延在する一対の保持部とによって定められたリテーナであって、
    前記ベースは前記雌型コネクタ本体の下方に配設され、
    前記一対の保持部は前記窓を通って延在し、
    公称形状を有し、且つ、可撓性且つ弾力を有しているため撓むとその公称形状に向かって付勢されるリテーナと、
    前記入口端に結合された確認部材であって、
    前記雌型コネクタ本体の前記入口端及び前記窓の上方に配設された作動部と、
    前記入口端の両側を前記作動部から下方に延在して前記窓まで延びる一対の脚部と、
    前記窓の中まで且つ対応する脚部の最下部から内方に延在する一対の足部と
    を有する確認部材と、
    挿入端と、前記挿入端から半径方向外方に延在する環状アプセットとを有する雄型端部形状部と
    を備えさせるステップと、
    前記雌型コネクタ本体の前記入口端で、前記雄型端部形状部の前記挿入端を前記内腔に挿入するステップであって、
    これにより、前記アプセット部が前記保持部に係合して、挿入荷重を前記保持部に前記挿入方向に前方に加え、
    前記挿入荷重が、前記保持部が撓んで広がるように、前記保持部を横方向外方に押しやるステップと、
    前記雄型端部形状部の前記挿入端を更に挿入するステップであって、
    これにより、前記アプセットが前記リテーナの前記保持部を越えて移動し、
    前記一対の保持部は、前記アプセットに係合して前記挿入方向とは逆の後方へ前記雄型端部形状部が後退することに抵抗する位置まで、互いに向かって移動し、
    前記更なる挿入により、前記アプセットが前記確認部材の前記足部に係合し、
    前記アプセットは、前記足部に横方向外向きの力を付与し、前記足部及び前記脚部を横方向外方に広げるステップと、
    前記足部及び前記脚部を横方向外方に広げた後、前記確認部材の前記作動部を前記雌型コネクタ本体に向けて下方に移動させるステップと
    を含み、
    前記雌型コネクタ本体は金属製であることを特徴とする方法。
  21. 請求項20に記載の方法であって、
    前記足部及び前記脚部が外方に広がったとき、前記足部それぞれの内側先端は前記アプセットの外面に当接する
    ことを特徴とする方法。
  22. 請求項21に記載の方法であって、
    前記確認部材を下方に移動させているとき、前記内側先端は前記アプセットの外面に沿って摺動する
    ことを特徴とする方法。
  23. 請求項20に記載の方法であって、
    前記足部はそれぞれ、軸線方向前方に延在するタブを有し、
    前記窓はそれぞれ、切り欠きを前記コネクタ本体に定め、
    前記タブは、前記脚部及び前記足部が横方向外方に広がる前は、前記確認部材の移動を制限するために前記切り欠きに係合し、
    前記タブは、前記脚部及び前記足部が横方向外方に広がると、横方向外方に摺動して前記切り欠きとの係合が解除され、これにより前記確認部材の前記作動部が前記コネクタ本体に向かって下方に移動できる
    ことを特徴とする方法。
  24. 請求項20に記載の方法であって、
    前記挿入荷重を前記保持部に加えたときに、前記保持部を前記リテーナの前記ベースに対して軸線方向前方に移動させるステップを更に含む
    ことを特徴とする方法。
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