JP5301789B2 - ハイブリッド急速継手 - Google Patents

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Description

[発明の詳細な説明]
[発明の背景]
本発明は、急速継手を含む流体管路系(fluid line systems)、より詳細には、2つの個別部品から形成されるコネクタ本体を有する急速継手に関する。
自動車及び他の分野では、2つの部品又は導管間を流体接続し、それによってそれらの2部品間に流体管路を確立するために、リテーナハウジング部分と一体形成されるステム部分を有するシングルピースのプラスチック又は金属製メスコネクタ本体内に受け入れられて密封状に保持されるオス部材を一般的に備える急速継手が利用されることが多い。急速継手の使用は、最小限の時間及び費用で、シール固定された流体管路を作製することができるため有利である。
急速継手のオス部材とメスコネクタ本体とを互いに固定するために、多くの方法及び機構が存在する。
1つの形式の保持機構は、コネクタ本体の外側に形成されたスロットに挿入される保持クリップの形のリテーナを使用する必要がある。スロットを貫通して延びるビームが、オス部材アップセットとスロットを画定する後面との間で釣り合いが保たれていることにより、継手の分離が防止される。このようなリテーナは、その物理的概観により、業界では「馬てい形」リテーナと呼ばれる。この形式のリテーナの一例が、Kalahasthy他の米国特許第5,586,792号に見られ、この特許は参照によって本明細書に援用される。‘792号特許に開示されている「馬てい形」リテーナは、継手の複雑さを大して増大させることなく、継手の分離を容易にすることができる。2005年3月23日に出願された米国出願第11/087,358号は、馬てい形リテーナを有するコネクタと冗長ラッチ/確認機構との種々の構成を開示していた。当該出願の開示は、参照によって本明細書に援用される。
本発明の急速継手は、金属コネクタ本体に関連する高熱適用及び耐衝突性という利益を提供する一方で、射出成形コネクタ本体に関連する製造し易さという利益を依然として提供する。本発明の構造はさらに、特定の用途に最も適した特殊なリテーナハウジング及び特殊なステムを使用することによって、急速継手をその特定の用途に合わせるという利益を提供する。本発明の構造は、別個のリテーナハウジングと結合される接続要素としてステムを設けるためのものである。本発明は、無数の急速継手に適用されるものであり、説明に用いられる特定のコネクタに限定されない。
[例示的な実施形態の詳細な説明]
本発明を示す急速継手が図1〜図31に示されている。これは、剛性チューブと他の流体搬送部品、特にフレキシブルホースとの間の取り外し可能な接続部として示されている。しかしながら、継手には、加圧状態であろうと非加圧状態であろうと、流体経路の剛性部品の接続等、液密でありながら取り外し可能な接続が望まれる他の多くの用途がある。一例として自動車用の燃料送出システムがある。別例には、車両用の給油パイプ構造がある。
図1〜図3は、流体管路に切り離し可能な接続部を形成するための急速継手10を示す。継手10は、リテーナハウジング12を有するコネクタ本体11と、リテーナハウジング12に固定される別個のステム14とから成る。図3に最もわかりやすく見えるオス部材16が、主リテーナ部材18によってリテーナハウジング12に取り外し可能に固定される。この実施形態では、別個の冗長ラッチ/確認機構部材20が用いられる。任意の形のロックリテーナを用いることができる。
オス部材16は、流体管路系の一部を形成する中空チューブの一端部に形成される。使用の際に、ステム14は、やはり流体管路系の一部である図3に見られるチューブ又はホース22に接続される。リテーナハウジング12及びオス部材16は、流体管路内に永久的であるが切り離し可能な接合部を形成するように接続可能である。
図3に示されているように、オス部材16は、剛性金属チューブの端部に形成されている。オス部材16は、開放チューブ端部又は先端28から所定距離をおいた位置に半径方向当接面26を画定する半径方向拡大アップセット24を含む。チューブ端部又は先端28は、丸みをつけるか、又はテーパ状にして、コネクタ本体11へのオス部材16の挿入し難さを軽減することができる。アップセット24とチューブ端部28との間には、チューブの外面によって画定される平滑なほぼ円筒形のシール面30が延びる。チューブは、チューブ端部から離れる方向にアップセット24を越えて続き、ほぼ平滑な円筒面32を画定している。これは、円筒形シール面30とほぼ同じ直径である。
リテーナハウジング12は、図4〜図9に詳細に示されている。リテーナハウジング12は、非金属の高分子材料製であることが好ましい。リテーナハウジング12は、耐熱性プラスチック(PPA)製であることがより好ましい。リテーナハウジングは、マグネシウムのチクソ成形プロセスを用いて、マグネシウム合金等のチクソトロピー構造を有する金属材料を含む他の射出成形可能な材料から作ることもできる。図4〜図6に最もわかりやすく見えるように、リテーナハウジング12は、ほぼ円筒形の段壁34によって画定される。
図6に示されているように、壁34の内面は、長手方向中心軸38に中心が位置する貫通内孔36を画定する。本明細書で使用される軸方向及び軸方向にという用語は、中心軸38に長手方向に沿っていることを意味することに留意されたい。横方向、横方向に、横断方向、横断方向にという用語は、軸38に対して接離する、この軸にほぼ垂直な平面上を意味する。
リテーナハウジング12の内孔36は、大径のオス部材受け取り端部40から小径のステム接続端部42まで、リテーナハウジング12内を完全に貫通している。リテーナハウジング12の壁34の直径の変化により、リテーナハウジング12は、2つの個別部分、すなわちリテーナハウジング部分44及びリテーナハウジング部分の後方にある外側スペーサ部分46に分けられる。後方という用語は、中心軸38にほぼ沿ってオス部材受け取り端部40からステム接続端部42へ軸方向に向かう方向を意味するために本明細書では使用されることに留意されたい。前方という用語は、中心軸38にほぼ沿ってステム接続端部42からオス部材受け取り端部40へ軸方向に向かう方向を意味する。
リテーナハウジング部分44は、オス部材受け取り端部40に隣接している。リテーナハウジング部分44は、オス受け取り端部40に貫通内孔36への入口穴又は開口52を画定する横断方向の平坦な前面50を有する前方リム48によって画定される。前方リム48は、貫通内孔36に通じるギャップ又は空間56によって隔てられる後方リム54から離間している。空間56の軸方向の範囲(extent)は、前方リム48の後面58及び後方リム54の前面60によって画定される。図6及び図8に示されているように、これらの面58、60は、弓形の上部支持部材62、2つの側部支持部材64、2つの中央支持部材66、及び2つの底部支持部材68によって連結されている。後方リム54の底部にノッチ70が画定されている。上部支持部材62の上側湾曲面63は、後方リム54の半径方向最外縁部から半径方向内側に幾分凹んでいる。上部支持部材62及び面58、60は、主リテーナ18の横部材を受け取るポケット72を画定している。
明確にするために、急速継手10は、その長手方向の部分が水平面上に配置されて示されており、「上部」、「底部」、及び「側部」という用語は、リテーナハウジング12を説明する際に用いられていることに留意されたい。「上部」構造は主リテーナ18に関連し、底部構造は冗長ラッチ/確認機構20に関連することが理解されるであろう。しかしながら、使用の際に、継手10は、水平面及び鉛直面に関係なく任意の向きにあることができ、「上部」及び「底部」は本明細書の説明にのみ該当する。
上部支持部材62と2つの側部支持部材64との間の空間56が、1対の第1の、すなわち上部スロット74を画定している。2つの中央支持部材66と2つの底部支持部材68との間の空間56が、上部支持部材62と真向かいの第2の、すなわち底部スロット76を画定している。2つの側部支持部材64と底部支持部材68との間の空間56が、1対の第3の、すなわち側部スロット78を画定している。スロット74、76、及び78は貫通内孔36に通じている。
上部スロット74は、リテーナハウジング12の中心軸38を横切る方向に主リテーナ18の脚部を受け取って、その位置決めを行う。底部スロット76は、リテーナハウジング12の中心軸38を横切る方向に冗長ラッチ/確認機構20のビームを受け取って、その位置決めを行う。主リテーナ18及び冗長ラッチ/確認機構20の両方の要素が、側部スロット78内にある。
図5、図6及び図8に最もわかりやすく見えるように、リテーナハウジング12の後方リム54の前面60は、リム48と54との間の空間56の一部を占める一連の前方に延びる軸方向の突出部又は本体支柱80、88、及び100を含む。これらの突出部又は本体支柱は、リテーナハウジングに一体成形される。上部支持部材62の横方向端部には、1対の第1の、すなわち上側本体支柱80が配置される。これらの上側本体支柱80はそれぞれ、上部湾曲面82を含む。上側本体支柱80及び上部支持部材62の下には、内側湾曲面84が延びている。上側本体支柱80は、前方リム48の後面58と向き合う、図6及び図8に最もわかりやすく見える前面86を含む。
1対の第2の、すなわち中央放物形本体支柱88は、貫通内孔36の両側に約180°(度)離れて横方向に配置される先端又は頂点90を含む。放物形中央本体支柱88は、半径方向外側を向いており、それぞれが、中心軸38を概ね通るほぼ水平面にある頂点90で合流する上側湾曲面92及び下側湾曲面94を含む。各中央本体支柱88はさらに、第1の本体支柱80及び上部支持部材62の半径方向内側湾曲面84と同じ曲率半径で形成される半径方向内側湾曲面96を含む。内側湾曲面84は、キャッチ98において下側湾曲面94と交わる。
第3の、すなわち底部突出部又はプラトー(plateau)100は、中央支持部材66と底部支持部材68との間に延びるリテーナハウジング12の中実部分である。これは、前方リム48の後面58の方に向き合う、図6及び図8に最もわかりやすく見える平面102を画定している。底部突出部100は、底部支持部材68に向かう方向に下方に角度を成して中央支持部材66から横断方向外向きに延びる離間したレッジ104を含む。底部突出部100の半径方向すなわち横方向外側の範囲は、平行に短距離延びてから底部支持部材68に向かって収束して、底部支持部材68の外側の底部レッジ108まで続く、側部レッジ106によって画定されている。底部レッジ108は、冗長ラッチ/確認機構20が図22及び図23に示されているようなラッチ位置にあるときに、冗長ラッチ/確認機構の保持領域の輪郭に一致するように輪郭付けされている。
底部突出部100はさらに、上側本体支柱80と湾曲した上部支持部材62とにより画定される半径方向内側湾曲面84と同じで、且つ中央本体支柱88の内側湾曲面96と同じ曲率半径で、半径方向内側湾曲面110を含む。内側湾曲面84、96、及び110は、円筒の一部であり、アップセット受け取りポケット112を画定している。
底部スロット76は、図7及び図8に最もわかりやすく見える、中央支持部材66の離間した内面114と底部支持部材100の離間した内面116との間に横方向に延びる拡大部分と、前方リム48の後面58に画定されている側面118間に横断方向に延びる、図7及び図9に最もわかりやすく見える細幅部分とを有する。側面118は、互いに平行且つ面116と平行であり、内孔36まで延びている。底部スロット76の断面は、ほぼ「T」字形である。底部突出部100の平面102が、底部スロット76の最後面を画定する。図7に見られるように、最前面120が、底部スロット76の前部を画定する。
中央支持部材66の各々が、図8に最もわかりやすく見えるロック肩部122を画定している。これは、以下で説明されるように主リテーナ18と相互作用する。
図8及び図9に最もわかりやすく見えるように、ロックリッジ124が、各底部支持部材68の外縁部から横方向に延び、平坦部126を画定している。図5に示されているように、ロックリッジ124は、前方リム48の後面58から後方リム54の前面60の手前の一定距離まで軸方向に延びており、したがって、ロックリッジ124の後方末端と後方リム54の前面60との間に溝128を画定する。溝128は、冗長ラッチ/確認機構20の延長ビーム及び確認タブの厚さよりわずかに長い軸方向長さを有し、冗長ラッチ/確認機構20がリテーナハウジング12上でそのラッチ解除位置に配置されているときに、溝128が延長ビーム及び確認タブを受け取ることができるようにする。以下で説明されるように、ロックリッジは冗長ラッチ/確認機構とともに機能する。
図4、図5、及び図9に示されているように、前方リム48の後面58は、後面から凹んだ複数の溝路を画定する。側部支持部材64と上部支持部材62との間には、1対の第1の、すなわち上部溝路184が形成されている。上部溝路184は、前方リム48の上縁部から入口52を画定している前方リム48の開口まで横断方向に延びる。側部支持部材の下には1対の第2の、すなわち上側側部溝路186が形成されている。上側側部溝路186は、前方リム48の横方向外縁部から入口52を画定している開口まで横方向に延びる。前方リム48には、上側側部溝路186の下に離間して1対の第3の、すなわち下側側部溝路188が形成されている。各上側側部溝路186と下側側部溝路188との間には、半径方向内向きに延びるロックパッド190が形成されている。
上側側部溝路186、下側側部溝路188、及びロックパッド190は、オス部材16がリテーナハウジング12に完全に挿入された後でオス部材を軸方向前方に引くと、主リテーナ18の脚部196が上側側部溝路186及び下側側部溝路188のほぼ軸平面の方に向かって軸方向に押し進められるような位置及び寸法である。この軸方向位置では、主リテーナ18の脚部196は、ロックパッド190の半径方向すなわち横方向内側に位置する。主リテーナ18がこの軸方向前方の位置にあるときに、オス部材を捻った、すなわち回転させたとしても、脚部196がロック解除位置に誤って拡開することをロックパッド190が防止する。
リテーナハウジング12のスペーサ部分46は、リテーナハウジング部分44の軸方向後方に形成されている。スペーサ部分46の外面は、ほぼ円筒形のロック面130と、軸方向でロック面130と後方リム54との間にある環状窪み132とを含む。円筒形のロック面130は、複数の半径方向に延びる円周方向に離間した突出部134を含む。ステム接続端部42は、丸みをつけるか、又はテーパ状にして、ステム14へのスペーサ部分46の挿入し難さを軽減することができる。
内孔を画定しているスペーサ部分46の内面は、貫通内孔36への出口穴又は開口138で終了する縮径内面136によって画定される。
ステム14が、図10〜図12に詳細に示されている。ステムは、ステンレス鋼、アルミニウム、又は他の金属等の金属材料製であることが好ましい。より好ましくは、ステムは、マシングレードの6000系アルミニウム製である。ステムは、施削プロセスによって形成することができる。代替的に、材料が射出成形可能な材料である場合、ステムは射出成形可能な材料によって形成することができる。ステム14は、ほぼ円筒形の段壁140によって画定される。図11に示されているように、壁140の内面は、長手方向中心軸144に中心が位置する貫通内孔142を画定する。
ステム14の内孔は、大径のハウジング受け取り端部146から小径のホース接続端部148まで、ステム内を完全に貫通している。壁140の直径の変化により、ステムは個別部分に分けられる。ハウジング受け取り端部146からホース接続端部148まで後方に進むと、それらはスペーサハウジング部分150、シール室部分152、チューブ端部受け取り部分154、及び流体通路部分156である。
スペーサハウジング部分150は、ハウジング受け取り端部146に隣接し、貫通内孔142への入口穴又は開口143を画定している。スペーサハウジング部分の内面は、第1の半径方向肩部160で終了する円筒形のスペーサハウジング面158によって画定される。スペーサハウジング面158は、スペーサ部分46のロック面130の直径よりわずかに大きい直径と、スペーサ部分46の軸方向長さよりわずかに長い軸方向長さとを有し、図12に示されているように、内孔142のうちスペーサハウジング面158によって画定される部分にリテーナハウジング12のスペーサ部分46の全体が難なくはまり込むことを可能にする。
シール室部分152は、スペーサハウジング部分150の軸方向後方に形成されている。シール室部分152の内面は、第1の半径方向肩部160の小径端部から軸方向後方に延びて第2の半径方向肩部164で終了する縮径円筒形シールハウジング面162によって画定されている。シール室部分152は、シール要素を収容してステム14とオス部材16との間に流体シールを形成するために設けられている。
図3に示されているように、オス部材16とシール室部分152との間に2つのOリングシール166及び168が半径方向に配置されて、剛性スペーサリング170によって分離されている。Oリング166及び168は、シールハウジング面162内及びオス部材のシール面30の周囲に締まりばめされる寸法である。Oリング166及び168は、ステム14がリテーナハウジング12に固定されるとリテーナハウジング12のスペーサ部分46によってシール室部分152内に保持される。Oリング166及び168は、保持位置では、リテーナハウジング12のスペーサ部分46と同軸上にある。
チューブ端部受け取り部分136は、シール室部分152の軸方向後方に形成される。チューブ端部受け取り部分の内面は、第2の半径方向肩部164の小径端部から円錐形肩部174まで軸方向後方に延びる縮径チューブ端部受け取り面172によって画定されている。チューブ端部受け取り面172は、オス部材シール面30を受け取って導く、すなわち案内する寸法にされる。
流体通路部分156の内面は、壁140の最小直径の内面によって画定されている。流体通路部分156は、円錐形肩部174の小径端部からホース接続端部148まで続いている。流体通路部分の外面は、流体管路内の別の部品に接続しやすいように構成されている。例えば、図3及び図10〜図12に示されているステム14は、フレキシブルホース22との接続用の特殊な形状になっており、ホース22の内部に対してシールするために、半径方向バーブ176及びOリングシール180を収容する溝178を含む。
ステム14は、本発明から逸脱することなく任意の所望の形状をとることができることを理解しなければならない。ステム14は、直線状である必要もない。例えば、ステム14は、その端部間に45°又は90°のベンドを含むことができる。
主「馬てい」形リテーナ18が、図13〜図15に詳細に示されている。これは、プラスチック等の弾性的な可撓性材料で成形されることが好ましい。主リテーナ18は、リテーナハウジング部分44の上部スロット74を通って横断方向に延びて、リテーナハウジング12に離脱可能に結合される。
主リテーナ18は、横部材198から延びて、一端部でそれに接合されている1対の細長いほぼ平行の脚部196を含む。解除突出部208が、横部材198の半径方向内面に形成されている。解除突出部208は、上部支持部材62の両側にある上側本体支柱80の軸方向長さにほぼ等しい距離だけ、脚部196の後面204から軸方向に延びている。解除突出部208は、主リテーナ18がリテーナハウジング12に取り付けられると上部支持部材62と離間関係で横部材196の中央領域を支持する、ランプ又はカム面209を画定している。横部材198は、オス部材16の円筒形シール面30の外径にほぼ等しい離隔距離を脚部196間に設ける。脚部196は、上側本体支柱80と後面58との間の上部スロット74の軸方向長さにほぼ等しいが、(隙間を与えるために)わずかに小さい軸方向長さを有する。脚部196の横幅は、上部スロット74の横幅より相当に狭く、それにより、理解されるようにオス部材を挿抜するために脚部196を外向きに拡開できるようにしている。
横部材198は、脚部196より相当に長い軸方向長さを有する。図14に示されているように、横部材198は、脚部196の前面202と軸方向に整合しているが、脚部196の後面204を軸方向に越えて延びている。
各脚部196は、横部材198から遠い端部に形成されたラッチ206を有する。主リテーナ18をリテーナハウジング12内へ完全に挿入すると、ラッチ206は主リテーナ18をリテーナハウジング12に対して所定位置にロックする。ラッチ206によって画定されたラッチ縁部212が、リテーナハウジング12の中央支持部材66によって画定されたロック肩部122に係合し、それにより、主リテーナ18を所定位置に取り外し可能にロックする。各脚部196は、図15に見られる傾斜面205を含み、これは中央支持部材66の上部横方向外側縁部と相互作用し、それによって主リテーナを上方に押し進める。脚部196の弾性特性が、この関係を確実にする。
食い付き(lead)領域210が、脚部196の前面202に形成されている。これらの領域210は、各脚部の前面202から半径方向内方及び軸方向後方に傾斜して、各脚部の前面202と後面204とのほぼ中間で終了する。食い付き領域210の食い付き縁部間の間隔は、前面202付近で最大である。この場合、その間隔は、オス部材16に形成されたアップセット24の外径又は外周面にほぼ等しい。食い付き領域210の内側縁部216において、食い付き領域210間の間隔は、オス部材16のシール面30の外径にほぼ等しい。食い付き領域210の、ラッチ206により近い部分は218の位置で内向きに湾曲し、それにより、オス部材アップセット24の環状輪郭に一致している。この形状は、リテーナハウジング12内を通るオス部材16の案内及びセンタリングを助ける。
冗長ラッチ/確認機構20が、図16〜図19に詳細に示されている。冗長ラッチ/確認機構20は、底部スロット76及び側部スロット78内に位置決めされる要素を含み、リテーナハウジング12に離脱可能に結合される。
冗長ラッチ/確認機構20は、プラスチック等の弾性的な可撓性材料で成形されることが好ましい。冗長ラッチ/確認機構20は、底部支持部材68に対してリテーナハウジング12を横切る方向で、湾曲した上部支持部材62に、したがって主リテーナ18に対して接離する方向に、半径方向内側のすなわちラッチ位置と半径方向外側のすなわちラッチ解除位置との間を摺動可能である。
冗長ラッチ/確認機構20は、半径方向内面227を有する連結部材224を含み、リテーナビーム219がこの連結部材から延びており、1対の横方向に離間した湾曲したほぼ弾性的なフィンガ222が連結部材224から上向きに、且つリテーナビーム219と同じ方向に延びている。リテーナハウジング12に組み付けられると、内面227はリテーナハウジング12の底部スロット76にほぼ重なり、リテーナビーム219が底部スロット76内に摺動可能に配置される。各フィンガ222は側部スロット78の一方内にある。
各フィンガ222は、内向き先端231を有する横方向内向きのフック230を有するナックル225を含む。冗長ラッチ/確認機構20がその外側すなわちラッチ解除位置にあるとき、フック230によって画定されたネスト領域(nesting areas)232が、底部支持部材68によって画定されたロックリッジ124に係合し、それにより、冗長ラッチ/確認機構をリテーナハウジング12に取り外し可能に固定する。
フック230のネスト領域232と連結部材224との間に位置する各ナックル225の内面は、ランプ面234及び横方向拡大面又はロックナブ236の形をとる移行面と、保持領域237とを画定する。2つのナックル225のランプ面234間の距離は、ハウジング底部支持部材68のロックリッジ124間の距離より短い。横方向拡大面236間の距離は、ロックリッジ124の横方向外縁部間の間隔より狭い。2つのフィンガの保持領域237間の距離は、ロックリッジ124間の距離にほぼ等しい。
冗長ラッチ/確認機構20のリテーナビーム219は、横方向拡大部分220及び細幅部分221を含む。拡大部分220の横幅は、中央支持部材66の内面114と底部支持部材68の内面116との間の底部スロット76の拡大部分の横幅よりわずかに狭い。細幅部分221の横幅は、側面118の間の底部スロット76の細幅部分の横幅よりわずかに狭い。
図16に最もわかりやすく見えるように、リテーナビーム219の断面は「T」字形である。細幅部分221が「T」字形の脚を形成し、拡大部分220が「T」字形の上部の横棒を形成する。リテーナビーム219は拡大部分220に、底部突出部100の平面171と向き合う当接面又は後面228を含む。リテーナビームの細幅部分221は、側面118間に画定された底部スロット76の細幅部分と向き合う前面229を含む。リテーナビーム219は拡大部分220に、底部支持部材68の内面116及び中央支持部材66の内面114に対して近接し、且つ摺動可能である横方向側壁を含む。図19に最もわかりやすく見えるように、リテーナビーム219の細幅部分221は、リテーナハウジング12の底部スロット76の細幅部分の側面118に対して近接し、且つ摺動可能である横方向側壁を含む。リテーナビーム219の細幅部分221の前面229は、ランプ面233によって画定された面取り部分を含む。冗長ラッチ/確認機構20をリテーナハウジング12に取り付けるとき、ランプ面233はリテーナハウジング12のオス部材受け取り端部40の方に向き合う。
冗長ラッチ/確認機構20の各フィンガ222はさらに、ナックル225の端部から延びて自由端又は遠位端に形成された確認タブ242及び横断方向外側に延びる解除タブ264で終了する延長ビーム240を含む。延長ビーム240、確認タブ242、及び解除タブ264の後面244は、ナックル225の後面248と同一平面にある。しかしながら、延長ビーム240、確認タブ242、及び解除タブ264の前面247は、図16及び図18に示されているように、ナックル225の前面249の軸方向後方に離間しており、延長ビーム240、確認タブ242、及び解除タブ264の軸方向の厚さがナックル225の軸方向の厚さより薄くなっている。延長ビーム240、確認タブ242、及び解除タブ264の厚さとナックル225の厚さとの差は、アップセット24の厚さすなわち軸方向長さと少なくとも同じとなっている。
図19に最もわかりやすく見えるように、各確認タブ242は、丸み付き縁部250、第1の傾斜縁部252、第2の傾斜縁部254、及び内側ロック縁部256を含む。丸み付き縁部250と第1の傾斜縁部252との接合部は、点251を形成する。導入ランプ面260が、各確認タブ242の前面247に形成されている。導入ランプ面260は、各確認タブ242の前面から半径方向内方及び軸方向後方に傾斜して、第1の傾斜縁部252及び第2の傾斜縁部254で終了する。対向する導入ランプ面260間の間隔は、確認タブ242の前面247付近で最大である。導入ランプ面260の形状及び間隔は、オス部材アップセット24の環状輪郭に一致しており、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ解除位置にあるとき、オス部材16をリテーナハウジング12に挿入するとアップセット24が導入ランプ面260と接触することができるようにする。対向する第1の傾斜縁部252間の間隔は、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ解除位置にあるとき、オス部材16の円筒形シール面30が確認タブ242と接触せずにリテーナハウジング12に挿入されるのに必要な間隔より大きい。確認タブ242の丸み付き縁部250は、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ位置にあるときに中央本体支柱88の上側湾曲面92と係合する形状及び寸法である。
解除タブ264は、確認タブ242の反対側で横断方向外向きに延びている。解除タブ264は、上向きに延びる突出部270で一端部が終了する外側ロック縁部268を含む。本体支柱縁部258が、外側ロック縁部268の他端部から確認タブ242の内側ロック縁部256まで延びている。内側ロック縁部256、本体支柱縁部258、及び外側ロック縁部268は、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ解除位置にあるときに中央本体支柱88を受け取るための座部262を画定する。
組み付け状態の急速継手10が、図1〜図3に最もわかりやすく見える。ステム14をリテーナハウジング12に取り付ける前に、まず、Oリング166、168及びスペーサ170を、内孔142のうちシールハウジング面162によって画定される部分に挿入する。Oリング166、168及びスペーサ170をステムのシール室部分152内に適切に配置して、ステム14がリテーナハウジング12の後方リム54と接触するまで、リテーナハウジングのスペーサ部分46を、ハウジング受け取り端部146からの開口143を通して内孔142に挿入する。この位置で、リテーナハウジング12のスペーサ位置46の全体が、内孔142のうちスペーサハウジング部分150によって画定される部分を占め、スペーサハウジング部分150はリテーナハウジング12のスペーサ部分46の上に重なる。
次に、圧着プロセスによって生じる壁150の半径方向内方凹部141がスペーサ部分46の環状窪み132と係合してステム14とリテーナハウジングとの間に流体密封接続を形成するまで、環状窪み132の半径方向のすぐ外側に位置するステムの壁150を半径方向内方に圧着することによって、ステム14をリテーナハウジングに固定する。壁150の圧着プロセスはまた、壁150をスペーサ部分46の外面から延びる突出部134の周りで半径方向内方に潰して、突出部134とスペーサハウジング面158との間に締まりばめをもたらす。突出部134とスペーサハウジング面158との間のこの締まりばめは、圧着された壁150と環状窪み132との係合とともに、ステム14がリテーナハウジング12から分離するのを防止するとともにステム14がリテーナハウジング12に対して回転することを防止する。ステム14の軸144は、ステムがリテーナハウジング12に適切に固定されると、リテーナハウジングの軸38とほぼ一致する。
上に重なるステム14の壁をスペーサ部分46の外面に接続して、ステム14をリテーナハウジング12に固定することによって、ステム14とリテーナハウジング12との間の接合部が流体流路に沿わなくなることに留意されたい。この構造は、接合部における流体の漏れを大幅に減らす。
説明した実施形態は、ステム14の壁150を圧着して、ステムをリテーナハウジング12に固定するための半径方向内方凹部141を形成することを開示しているが、圧延溝等、他の適当な接続構造を用いて、ステム14をリテーナハウジング12に固定するための半径方向内方凹部を形成することもできる。
ステム14をリテーナハウジング12に固定してから、主リテーナ18がリテーナハウジング12に取り付けられる。主リテーナ18の脚部196は、リテーナハウジング部分44の上部スロット74を通って延びる。主リテーナ18は、横部材198及び解除突出部208が上部支持部材62の上側湾曲面63の上方に位置するような向きにされる。脚部196の食い付き領域210がオス部材受け取り端部40と向き合う。
横部材198に下向きすなわち半径方向内向きの力を加えることによって脚部196を上部スロット74に挿入することにより、主リテーナ18がリテーナハウジング12に取り付けられる。脚部196が中央支持部材66の側部と接触したとき、下向き力を増加する必要がある。十分な下向き力を加えると、脚部196の丸み付き端部が中央支持部材66の側部を摺動し、脚部196を拡開させて、脚部196が中央支持部材66を通過できるようにする。脚部196上のラッチ206が中央支持部材66を通り過ぎると、脚部196は横方向内向きに跳ねて、ラッチ縁部212が中央支持部材66のロック肩部122の下側に配置され、それにより、主リテーナ18がリテーナハウジング12に解除可能にロックされる。
主ラッチ116がリテーナハウジング12に組み付けられると、横部材198は、前方リム48の後面58、後方リム54の前面60、及び上部支持部材62の上側湾曲面63によって画定されたポケット72内に入る。脚部196は、上部支持部材62と側部支持部材146との間のギャップ、及び上側本体支柱80と前方リム48の後面58との間のギャップを通って側部スロット78内に延びる。
図1に見えるように、適切な取り付け位置では、脚部196は、前方リム48の後面58と底部突出部100に形成された平面102との間に軸方向に配置される。解除突出部208のランプ面209は、上側本体支柱80の上部湾曲面82の上に載る。横部材198の中央に半径方向内向きの圧力を加えて、横部材を上部支持部材62の方に押し進めると、ランプ面209が上側本体支柱80と接触して摺動又はカム移動して脚部196を拡開させ、ラッチが側部スロット78内で横断方向外向きに移動する。この動作により、オス部材16をリテーナハウジング12から引き抜くことが望まれる場合、オス部材を解放することができるようになる。
適切に取り付けられた主リテーナ18が、図1及び図23に示されている。取り付け位置では、側部から見たとき、主リテーナ18の脚部196は、内孔36の軸38に対してほぼ垂直である。後方又は前方から見たとき、脚部196は内孔36の軸38からほぼ等間隔に位置する。
主リテーナ18をリテーナハウジング12に適切に取り付けると、次に、図20に示されているように、ナックル225のフック230が底部支持部材68のロックリッジ124を捕らえて、フィンガ242の本体支柱縁部258が中央本体支柱88の下側湾曲面94と当接関係になるまで、フィンガ222を、側部スロット78に、横断方向上向きすなわち半径方向内向きの方向で挿入することにより、冗長ラッチ/確認機構20をリテーナハウジング12にラッチ解除位置で取り付ける。同時に、冗長ラッチ/確認機構20のリテーナビーム219を、リテーナハウジング12の底部スロット76に挿入する。ラッチ解除位置では、図1に示すように、延長ビーム240及び確認タブ242は、後方リム54の前面60と主リテーナの脚部196との間に軸方向に位置決めされる。同様にラッチ解除位置では、ナックル225の上側部分は、後方リム54の前面60と前方リム48の後面58との間に軸方向に位置決めされる。
このラッチ解除位置では、冗長ラッチ/確認機構20は、リテーナハウジング12に対して軸方向及び半径方向に移動するのを阻止される。延長ビーム240の後面244及びナックル225の後面248と後方リム54の前面60との当接関係により、冗長ラッチ/確認機構20の軸方向後方移動が阻止される。ナックル225の前面249と前方リム48の後面58との当接関係により、冗長ラッチ/確認機構20の軸方向前方移動が阻止される。
延長ビーム240は、主リテーナ18の脚部196の後方で側部スロット78に収まる。延長ビーム240の前面247は、脚部196の後面204に近接している。フィンガ222のフック230とロックリッジ124との係合により、冗長ラッチ/確認機構20が半径方向外向きすなわち横断方向下向きに移動するのが阻止される。さらに、ラッチ解除位置では、中央本体支柱88は、フィンガ242の内側ロック縁部256、本体支柱縁部258、及び外側ロック縁部268により画定された座部262内に位置し、中央本体支柱88のキャッチ98は、確認タブ242のロック縁部256の横方向のすぐ外側にある。確認タブ242の本体支柱縁部258と中央本体支柱88の下側湾曲面94との当接関係により、冗長ラッチ/確認機構20が半径方向内向きすなわち横断方向上向きに移動するのが阻止される。確認タブ242の内側ロック縁部256とキャッチ98との当接関係により、フィンガ222が横方向外向きに拡開することが防止されるため、相当量の半径方向内向きすなわち横断方向上向きの力が冗長ラッチ/確認機構20に加えられた場合でも、本体支柱縁部258と下側湾曲面94との当接関係が維持される。この状態では、冗長ラッチ/確認機構はラッチ解除位置から移動できない。
冗長ラッチ/確認機構20をそのラッチ解除位置でリテーナハウジング12に取り付けた状態で、オス部材16をコネクタ本体11に軸方向に挿入して流体経路を完成することができる。オス部材16を軸方向に挿入するとき、オス部材16の端部又は先端28が後方に移動して、主リテーナ18の脚部196に画定される各食い付き傾斜面210と接触する。脚部196間の間隔がオス部材16のシール面30の外径にほぼ等しいので、オス部材16のシール面30は、抵抗をほとんど、又はまったく受けないで、脚部196間を通ってステム14のシール室部分152に入る。
オス部材16のアップセット24が脚部196と接触するとき、挿入に対する抵抗が発生する。十分な軸方向後向きの力を加えるときだけ、脚部196の食い付き領域210によってアップセット24が脚部196間を通過することができる。アップセット24は、脚部196間を通過するとき、食い付き領域210に沿って載って脚部196を半径方向すなわち横方向外向きにたわませる。アップセット24は、主リテーナ18の脚部196を通過すると、脚部196の軸方向のすぐ後方に位置する確認タブ242の導入ランプ面260と接触する。アップセットは、確認タブ242の導入ランプ面260と係合して、冗長ラッチ/確認機構20のフィンガ222を半径方向すなわち横方向外向きにたわませ、一方主リテーナ18の脚部196はアップセット24の背後の所定位置のロック位置に跳ね返る。確認タブ242の厚さはオス部材アップセット24の軸方向長さよりわずかに長いため、冗長ラッチ/確認機構20のフィンガ222が半径方向すなわち横方向外向きにたわんでアップセット24を受け入れると、アップセット24の全長が確認タブ242間に位置することができる。
主リテーナ18がロック位置にある状態では、脚部196の後面204はアップセットの当接面26と当接して、オス部材16がコネクタ本体11から抜けることを防止する。アップセット24と後方リム54の前面60との当接関係により、オス部材16がコネクタ本体11内のさらに奥に挿入されることが防止される。
主リテーナ18の脚部196がロック位置にある状態では、アップセット24は冗長ラッチ/確認機構20のフィンガ222を側部スロット78内で横方向外向きに、図21に示される位置にたわませる。確認タブ242は内孔36の軸38の横断方向下方に、同様にオス部材16の軸の下方に位置するため、オス部材16がコネクタ本体11内に後方に挿入されると、アップセット24の下半球がフィンガ222の導入ランプ面260と接触する。アップセット24の下半球とフィンガ222との接触は、フィンガ222に後向きの力を加えるだけでなく、フィンガ222に下向きの力も加えて、冗長ラッチ/確認機構20をオス部材16の軸から離れる横断方向下向き、すなわち半径方向外向きに押すことにより、内側ロック縁部256を中央本体支柱88のキャッチ98の横断方向下方に位置付けることができる。内側ロック縁部256がキャッチ98から離れている状態では、フィンガ222は、図21に示されているように第2の傾斜縁部245が中央本体支柱の下側湾曲面のすぐ下に位置する位置へ、妨げられずに半径方向すなわち横方向外側に拡開することができる。
この実施形態での主リテーナ18及び冗長ラッチ/確認機構20の構造、すなわち冗長ラッチ/確認機構20の確認タブ242を主リテーナ18の脚部196の軸方向のすぐ後方に位置付ける構造は、アップセット24が主リテーナ18の脚部196を完全に通過した後でのみ、冗長ラッチ/確認機構20のフィンガ222が横方向外向きに拡開できることを確実にすることに留意されたい。換言すれば、オス部材16がコネクタ本体11に完全に挿入されて、主リテーナ18の脚部196がロック位置になった後でのみ、冗長ラッチ/確認機構20のフィンガ222は外向きに拡開できる。
冗長ラッチ/確認機構20をラッチ位置に配置することにより、コネクタの組み付けが完了する。冗長ラッチ/確認機構20をラッチ位置に配置するために、連結部材224に(リテーナハウジング12の方に向けて)横断方向上向きすなわち半径方向内向きの力を加える。十分な横断方向上向きすなわち半径方向内向きの力により、確認タブ242の傾斜縁部252及び254が中央本体支柱88の下側湾曲面94を摺動して、フィンガ222をさらに拡開させ、確認タブ242の点251が中央本体支柱88の先端又は頂点90を越えることができるようにする。確認タブ242の点251が中央本体支柱88の先端90を越えると、フィンガ222は、図22及び図23に示されているように確認タブの丸み付き縁部250が中央本体支柱の上側湾曲面92と係合するラッチ位置へ、横方向内向きにはまる。同様にラッチ位置では、解除タブ264が側部スロット78内に横方向外向きに延びて、解除タブの突出部270へのアクセスを容易にする。丸み付き縁部250と上側湾曲面98との係合は、冗長ラッチ/確認機構20がリテーナハウジング12から横断方向下向きすなわち半径方向外向きにラッチ解除位置へ誤って移動することを防止する。
さらに、冗長ラッチ/確認機構20を主リテーナ18の方に向かう横断方向にそのラッチ位置へ移動させると、底部支持部材68のロックリッジ124がフィンガ222のネスト領域232から押し出される。ランプ面234がロックリッジ124の上に載ってフィンガ222を外向きにたわませ、それにより、フィンガ222を拡開させて、ロックナブ236がロックリッジ124を通過することができ、その時、ロックリッジ124は保持領域237間に位置する。冗長ラッチ/確認機構20はまた、この時、フィンガ222の弾性的特性、及びロックナブ236とロックリッジ124との当接関係による保持領域237とロックリッジ124との相互作用により、ラッチ位置に解放可能に保持される。冗長ラッチ/確認機構20がそのラッチ位置にあるとき、フィンガ222の自由端部に位置するフック230は、脚部196の自由端部に位置するラッチ206の横方向外側で側部スロット78内に位置している。フィンガ222上のフック230の内面間の距離は、主リテーナ18のラッチ206の位置における脚部196の外面間の距離よりわずかに長い。フィンガ222の軸方向幅は、脚部196の軸方向幅にほぼ等しい。注目すべきことに、フィンガ222の長さは、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ位置にあるとき、フィンガ222が脚部196の外向きのたわみを妨害し、それにより、フィンガ196が中央支持部材66のロック肩部122に確実にロックされたままであるようにする長さである。底部突出部100の底部レッジ108は、冗長ラッチ/確認機構20の保持領域237の輪郭に一致するように輪郭付けされているため、ロックリッジ124は、保持領域237間にあるとき、冗長ラッチ/確認機構20をそのラッチ位置により確実に保持することができる。
同時に、リテーナビーム219は、オス部材16の方に向けて横断方向上向きすなわち半径方向内向きに移動する。ラッチ位置では、リテーナビーム219の後面228は、オス部材16のアップセット24の当接面26に軸方向に当接した関係にある。リテーナビーム219とアップセット24との間のこの軸方向当接関係も、オス部材16がオス部材受け取り端部40から軸方向外向きに移動することを防止して、オス部材16をリテーナハウジング12内に保持する冗長ラッチ特徴を与える。したがって、冗長ラッチ/確認機構20は、主リテーナ18が故障した場合でもコネクタ本体11内にチューブのオス部材16を独立して保持することも可能である。
上述したように、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ解除位置にあるとき、冗長ラッチ/確認機構20のフィンガ222は、オス部材16がコネクタ本体11に完全に挿入された後でのみ、横断方向外向きに拡開できる。そのため、内側ロック縁部256がキャッチ98から離れているときに連結部材224に横断方向上向きすなわち半径方向内向きの力を加えることにより、冗長ラッチ/確認機構20をラッチ位置に配置するには、オス部材16がコネクタ本体11に完全に挿入されていることも必要である。したがって、冗長ラッチ/確認機構20がラッチ位置にあることで、オス部材16がコネクタ本体11に完全に挿入されたことを視覚的に確認できる。
例えば、ねじ回しの刃をノッチ70に挿入して、冗長ラッチ/確認機構20の連結部材224をリテーナハウジング12から半径方向外向きすなわち横断方向下向きにこじることによって、冗長ラッチ/確認機構20をリテーナハウジング12から下向きすなわち半径方向外向きに押し進めることにより、冗長ラッチ/確認機構20を意図的に外してそのラッチ解除位置に移動させることができる。代替的に、側部スロット78内に延びる解除タブ264の突出部270を横断方向下向きに単に引くことによって、冗長ラッチ/確認機構20を意図的に外してそのラッチ解除位置に移動させることができる。突出部270を下向きに引くことによって、確認タブ242の丸み付き縁部250は中央本体支柱88の上側湾曲面92に接しながらカム移動して、フィンガ222を横方向外向きに拡開させる。確認タブ242の点251が中央本体支柱88の先端90を越えると、フィンガ242がラッチ解除位置に内向きにはまる。
冗長ラッチ/確認機構20がラッチ解除位置にあるとき、主リテーナ18の横部材198に横断方向下向きすなわち半径方向内向きに力を加えることによって、オス部材16を脚部196の背後のロック位置から解放することができる。横部材198に半径方向内向きの力を加えることにより、解除突出部208のランプ面209がリテーナハウジング12の上側本体支柱80の上部湾曲面82と接触する。下向きの力を加え続けると、解除突出部208のランプ面209が上側本体支柱80に接しながら摺動又はカム移動して、主リテーナ18の脚部196を横方向に拡開させる。最終的に、脚部196間の距離がアップセット24の通り抜けを可能にするのに十分となる解放位置まで、脚部196が拡開するであろう。これにより、オス部材16をコネクタ本体11から引き抜くことができる。部材114をコネクタ本体11から引き抜いて主リテーナ18が弛緩すると、主リテーナ18はその通常設置位置に戻り、傾斜面205が中央支持部材66に接して相互作用することによって横部材198が上方へ押し進められる。
上述のように、本発明は、接続部分及びリテーナ部分を備えるコネクタ本体を有する急速継手に広く応用できる。一例として、図24〜図26は、本発明の特徴を具現するコネクタ本体を、ステムに若干変更を加えた形態で示しており、半径方向外方に延びるねじ382がステム314の外面に形成されている。ステム314は、ほぼ円筒形の段壁340によって画定される。ステム314の外面は、半径方向外方に延びる六角形リム351及び雄ねじ382を含む。六角形リム351は、レンチを用いて、自動車のマスターシリンダ等の雌ねじを有する相手方部品にステム314を螺入する、すなわちねじ込むことを可能にする。
壁340の内面は、長手方向中心軸344に中心が位置する貫通内孔342を画定する。ステム314の内孔342は、ハウジング受け取り端部346からステム内を完全に貫通している。ステム314は、軸方向でハウジング受け取り端部346と六角形リム351との間に位置するスペーサハウジング部分350を含む。第1の実施形態のステム14と同様に、スペーサハウジング350は、リテーナハウジング12のスペーサ部分46の上に重なり、スペーサハウジング350は、ステム314をリテーナハウジング12に固定するように半径方向内方に圧着される。
壁340の内面は、第1の半径方向肩部360で終了する円筒形のスペーサハウジング面358によって画定される。縮径円筒形シールハウジング面362が、第1の半径方向肩部360の同じ直径の端部から軸方向後方に延びて、第2の半径方向肩部364で終了する。円筒形シールハウジング面362は、ステム314とオス部材16との間に流体シールを形成するシール要素を収容する室を画定している。縮径チューブ端部受け取り面372が、第2の半径方向肩部の同じ直径の端部から軸方向後方に延びる。チューブ端受け取り面372は、オス部材シール面30を受け取って導く、すなわち案内する寸法にされる。
従来技術のワンピースコネクタ本体を超える本発明のマルチピースコネクタ本体の1つの利点は、本発明のマルチピースコネクタ本体が異なる形状のステムを共通のリテーナハウジングに固定させることができることである。同様に、共通のステムを異なるリテーナハウジングに固定することができる。このようなモジュール式構造は、複雑さを大幅に軽減する。従来技術のコネクタ本体を超えて本発明のマルチピースコネクタ本体が有する別の利点は、端部間にベンドがあるステムの場合、同じステム及び同じリテーナを用いて、曲がったステムの角度付き部分が異なる回転向きにある複数のコネクタ本体構造を作ることができることである。
図27及び図28は、端部間に約90°のベンドを有するステムを備えるこのような代替的なコネクタ本体を示している。コネクタ本体411は、リテーナハウジング12及びステム414を備える。リテーナハウジング12は、第1の実施形態のリテーナハウジング12と同じである。ステム414は、スペーサハウジング部分450、シール室部分452、チューブ端部受け取り部分454、ベンド部分455、及び角度付き流体通路部分456を含む。チューブ端部受け取り部分454の中心線は、スペーサハウジング部分450の中心線及びシール室部分452の中心線と一致している。流体通路部分456の中心線は、チューブ端部受け取り部分454の中心線から約90°に向いている。第1の実施形態のステム14と同様に、ステムのスペーサハウジング部分450は、リテーナハウジング12のスペーサ部分46の上に重なる。スペーサハウジング部分450は、ステム414をリテーナハウジング12に固定するように半径方向内方に圧着される。ステム414がリテーナハウジング12に固定されると、スペーサ部分46の突出部134とスペーサハウジング部分450の内面との間の締まりばめにより、ステム414がリテーナハウジング12に対して回転することが防止される。したがって、ステム414は、リテーナハウジング12に固定されると、リテーナハウジング12に対して同じ回転向きを維持するようになる。図27は、ステム414の角度付き流体通路部分456がコネクタ本体11の底部の方に向くようにステムの向きが回転させられている、コネクタ本体411を示す。図28は、角度付き流体通路部分456がコネクタ本体411の側部の方に向くようにステム414の向きが回転させられている、同じステム414及び同じリテーナハウジング12を有する別のコネクタ本体構造を示す。ステム414の回転向きは、図27及び図28に示されている2つの位置に限定されず、リテーナハウジング12に対する任意の所望の回転向きにすることができることに留意されたい。
さらに、ステムの端部間のベンドは、90°のベンドに限定される必要はなく、0°〜90°の任意の角度にすることができる。図29及び図30は、端部間に約45°のベンドを有するステム514を備える別の代替的なコネクタ本体511を示す。ステム514は、スペーサハウジング部分550、シール室部分552、チューブ端部受け取り部分554、ベンド部分555、及び角度付き流体通路部分556を含む。チューブ端部受け取り部分554の中心線は、スペーサハウジング部分550の中心線及びシール室部分552の中心線と一致している。流体通路部分556の中心線は、チューブ端部受け取り部分554の中心線から約45°に向いている。図29は、ステム514の角度付き流体通路部分556がコネクタ本体511の底部の方に向くようにステムの向きが回転させられている、コネクタ本体511を示す。図30は、ステム514の角度付き流体通路部分556がコネクタ本体511の側部の方に向くようにステム514の向きが回転させられている、同じステム514及び同じリテーナハウジング12を有する別のコネクタ本体構造を示す。
図31は、本発明の特徴を具現する代替的なリテーナハウジング612を示す。リテーナハウジング612は、リテーナハウジング12と同様であるが、リテーナハウジング612のスペーサ部分646に永久的に取り付けることによってリテーナハウジングと一体であるOリング666を含む。Oリング666は、Oリング666の半径方向内面がリテーナハウジング612内に延びる内孔の半径方向内側にあるように、Oリング666の上にリテーナハウジング612のスペーサ部分646をオーバーモールドすることによって、リテーナハウジング612に取り付けられることが好ましい。Oリング666は、接着剤を用いてOリング666をスペーサ部分646の軸方向後方環状面に接着することによって、リテーナハウジング612に取り付けることもできる。一体型のOリング666及びリテーナハウジング612は、内孔142のうちシールハウジング面162によって画定される部分にOリングを最初に挿入するプロセスをなくすことによって、リテーナハウジング612へのステム14の組み付けをより容易且つ迅速にすることができる。
図示して記載した実施形態を参照しながら、本発明のさまざまな特徴を説明してきた。添付の特許請求の範囲によって規定されるような本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、多くの修正を加えることができることを理解されなければならない。
本発明の特徴を具現する急速継手組立体の側面図である。 図1の急速継手組立体の正面図である。 図1の線3−3に沿った図1の急速継手組立体の部分断面底面図である。 図1の急速継手組立体のリテーナハウジングの斜視図である。 図4のリテーナハウジングの側面図である。 図4のリテーナハウジングの断面の側面図である。 図4のリテーナハウジングの底面図である。 図5の線8−8に沿った図4のリテーナハウジングの断面の正面図である。 図5の線9−9に沿った図4のリテーナハウジングの断面の背面図である。 図1の急速継手組立体のステムの上面図である。 図10の線11−11に沿った図10のステムの断面の側面図である。 図10のステムが図4のリテーナハウジングのスペーサ部分の上に重なっている、図1のコネクタ本体の断面の側面図である。 図1の急速継手組立体の主リテーナの斜視図である。 図13の主リテーナの断面の側面図である。 図13の主リテーナの正面図である。 図1の急速継手組立体の冗長ラッチ/確認機構の斜視図である。 図16の冗長ラッチ/確認機構の背面図である。 図16の冗長ラッチ/確認機構の側面図である。 図16の冗長ラッチ/確認機構の正面図である。 明確にするために主リテーナを取り外した状態で、オス部材がコネクタ本体に部分的に挿入され、冗長ラッチ/確認機構がそのラッチ解除位置にあるところを示す、図1の線20−20に沿った図1の急速継手組立体の断面の正面図である。 オス部材がコネクタ本体に完全に挿入され、冗長ラッチ/確認機構がそのラッチ解除位置とそのラッチ位置との間の中間位置にあるところを示す、図20と同様の断面の正面図である。 オス部材がコネクタ本体に完全に挿入され、冗長ラッチ/確認機構がそのラッチ位置にあるところを示す、図20と同様の断面の正面図である。 オス部材がコネクタ本体に完全に挿入され、主リテーナがラッチ位置にロックされて、冗長ラッチ/確認機構がコネクタ本体内にチューブを保持するためにラッチされている状態を示す、図20と同様の断面の正面図である。 雄ねじを有する代替的なステムの正面図である。 図24のステムの上面図である。 図25の線26−26に沿った図25のステムの断面の側面図である。 リテーナハウジングに固定されている、端部間に90°のベンドを有する代替的なステムの斜視図である。 異なる回転向きでリテーナハウジングに固定されている、図27のステムの斜視図である。 リテーナハウジングに固定されている、端部間に45°のベンドを有する代替的なステムの斜視図である。 異なる回転向きでリテーナハウジングに固定されている、図29のステムの斜視図である。 代替的なリテーナハウジングの斜視図である。

Claims (17)

  1. 流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手であって、
    オス部材受け取り端部から軸方向後方に延びる貫通内孔を画定し、ほぼ円筒形のスペーサ部分を含む、リテーナハウジングと
    該リテーナハウジングに固定され、ハウジング受け取り端部から軸方向後方に延びる貫通内孔を画定し、前記リテーナハウジングの前記スペーサ部分の上に重なるスペーサハウジング部分を含む、別個のステムと
    を備えるコネクタ本体を備え、前記別個のステムの前記スペーサハウジング部分と係合し半径方向外方に延在する複数の突出部を備えた前記リテーナハウジングの前記スペーサ部分と前記スペーサハウジング部分とを圧着することで、前記突出部と前記スペーサハウジング部分との間に締まりばめが生じ、前記別個のステムが前記リテーナハウジングに対して回転することが防止される、流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  2. 前記スペーサ部分は、前記リテーナハウジングのうち前記オス部材受け取り端部の反対側の端部に位置付けられる、請求項1に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  3. 前記リテーナハウジングの前記オス部材受け取り端部を通って前記リテーナハウジングの前記貫通内孔及び前記ステムの前記貫通内孔内に延びるオス部材をさらに備え、該オス部材は、ほぼ円筒形のシール面と、前記管状面の直径より大きい直径を有する環状アップセットとを有し、前記急速継手が、前記リテーナハウジング内に前記オス部材を固定するリテーナをさらに備える、請求項1に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  4. 前記リテーナハウジングは、前記ステムを形成する材料とは異なる材料でできている、請求項1に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  5. 前記リテーナハウジングは、射出成形可能な材料でできている、請求項4に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  6. 前記リテーナハウジングは、非金属材料でできている、請求項4に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  7. 前記非金属材料は、高分子材料である、請求項6に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  8. 前記リテーナハウジングは、金属材料でできている、請求項4に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  9. 前記金属材料は、チクソトロピー構造を有する、請求項8に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  10. 前記金属材料は、マグネシウム合金である、請求項8に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  11. 前記ステムは、金属材料でできている、請求項1に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  12. 半径方向で前記オス部材と前記ステムとの間に位置付けられるOリングをさらに備える、請求項1に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  13. 前記Oリングは、前記リテーナハウジングの前記スペーサ部分と同軸上にある、請求項12に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  14. 前記リテーナハウジングの前記スペーサ部分は、前記Oリングの軸方向のすぐ前方に位置付けられる、請求項12に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  15. 前記Oリングは、前記リテーナハウジングの前記スペーサ部分に取り付けられる、請求項12に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  16. 前記Oリングは、該Oリングの上に前記スペーサ部分をオーバーモールドすることによって、該スペーサ部分に取り付けられる、請求項15に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
  17. 前記ステムの前記スペーサハウジング部分は、内面を画定し、前記ステムは、シール室部分及びチューブ端部受け取り部分をさらに含み、前記シール室部分は、前記スペーサハウジング部分の前記内面の直径より小さい直径を有する内面を画定し、前記チューブ端部受け取り部分は、前記シール室部分の前記内面の直径より小さい直径を有する内面を画定する、請求項1に記載の流体管路内で切り離し可能な接続部を形成するための急速継手。
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