JP6975186B2 - ソケット装置 - Google Patents

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    • F16L37/14Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain

Description

この発明は、コネクティング対象を受け入れることに伴い、このコネクティング対象にワンタッチで係合してこのコネクティング対象と連結されるソケット装置の改良に関する。
クイックコネクタアセンブリに関し、特許文献1に示されるものがある。この特許文献1のものは、雄型連結部材の収容部を持った雌型連結部材を有する。雌型連結部材には、貫通スロットを通じて雌型連結部材内に一部を入り込ませたワイヤよりなる保持装置が組み合わされている。この特許文献1のものにあっては、前記収容部に雄型連結部材を差し込むと、雄型連結部材に前記保持装置の一部が係合され、これにより両部材が接続されるようになっている。
特表2013−534993号公報
しかるに、前記特許文献1のものにあっては、ワイヤよりなる保持装置は、雌型連結部材の外側に露出しており、したがって、この保持装置に予期しない外力の作用や異物の付着などが生じる可能性が否定できないところであり、このような事態が生じた場合、雄型連結部材象に対する保持装置の係合状態が損なわれるおそれがある。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種のソケット装置ないしコネクタアセンブリにおいて、コネクティング対象に対するストッパの係合状態をできるだけ安定的に維持できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、ソケット装置を、
内筒体と、
外筒体と、
金属線材からなるストッパとを備え、
前記内筒体は、その筒軸を挟んだ両側にそれぞれ、前記筒軸に交叉する向きに続く割溝を有しており、
前記外筒体は、前記割溝に連通する導入穴を有しており、
前記ストッパは、前記導入穴を通じて前記割溝の一方に導入されて先端と基端との間に位置される中間部を前記内筒体の内部に位置させる一方の脚部と、前記導入穴を通じて前記割溝の他方に導入されて先端と基端との間に位置される中間部を前記内筒体の内部に位置させる他方の脚部と、前記一方の脚部及び前記他方の脚部の基端間をつなぐ連接部と、前記導入後の前記割溝からの前記脚部の抜け出しを阻止する抜け止め部とを備えており、
受け入れられるコネクティング対象に対し、前記ストッパの中間部において係合するようにしてなる、ものとした。
前記抜け止め部は、前記ストッパの前記脚部の前記先端を、前記内筒体の筒軸に沿う向きに折り曲げさせてなり、
前記導入の過程で、前記内筒体の外側に形成された凸部を前記ストッパの弾性変形により前記抜け止め部が乗り越えるようにしておくことが、この発明の態様の一つとされる。
また、前記外筒体における前記ストッパの一対の前記脚部の一方が導入される前記導入穴と、前記脚部の他方が導入される前記導入穴との間に、前記ストッパの前記脚部の前記導入の終了位置において前記連接部に当たって前記連接部の前記内筒体の筒軸に沿う向きの移動を規制する規制部を備えさせておくことが、この発明の態様の一つとされる。
また、前記内筒体と前記外筒体とを溶着させておくことが、この発明の態様の一つとされる。
この発明によれば、外筒体の導入穴を通じて内筒体の割溝にストッパの脚部を導入させてソケット装置を構成することから、コネクティング対象に対し係合される中間部を外筒体内に位置させて、かかる中間部に対する予期しない外力の作用や異物の付着などを可及的に防止することができ、コネクティング対象に対するストッパの係合状態をできるだけ安定的に維持することができる。
図1は、この発明の一実施の形態にかかるソケット装置の側面図である。 図2は、前記ソケット装置を図1における右側から見て示した側面図である。 図3は、前記ソケット装置とこれに連結されるコネクティング対象とを一緒に表した図2におけるA−A線位置での断面図である。 図4は、前記ソケット装置とこれに連結されるコネクティング対象とを一緒に表した図1におけるB−B線位置での断面図であり、図3と90度異なる位置からこれらを表している。 図5は、図1におけるC−C線位置での断面図である。 図6は、前記ソケット装置を構成する内筒体とストッパとの組み合わせ状態を示した側面図であり、外筒体の記載を省略している。 図7は、図6におけるD−D線位置での断面図である。 図8は、前記ソケット装置を構成する内筒体とストッパとの組み合わせ状態を示した側面図であり、ストッパの抜け止め部が内筒体の凸部に引っかかる位置までストッパを移動させた状態を示しており、外筒体の記載を省略している。 図9は、図8におけるE−E線位置での断面図である。 図10は、内筒体の平面図である。 図11は、図10におけるF−F線位置での断面図である。 図12は、内筒体の側面図である。 図13は、図12におけるG−G線位置での断面図である。 図14は、外筒体の斜視図である。 図15は、外筒体の斜視図である。 図16は、外筒体の側面図である。 図17は、外筒体を図16における左側から見て示した側面図である。
以下、図1〜図17に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。この実施の形態にかかるソケット装置1は、コネクティング対象9を受け入れることに伴い、このコネクティング対象9にワンタッチで係合してこのコネクティング対象9と連結される構造を備えた装置である。
図示の例では、ソケット装置1は、L字状に屈曲した管状を呈している。ソケット装置1の屈曲部2と一方の筒端3との間に後述の内筒体4とストッパ6が内蔵されている。図示の例では、管状をなすコネクティング対象9をソケット装置1の一方の筒端3からソケット装置1内に差し込むと、コネクティング対象9の外側に形成された周回鍔10にストッパ6が当接してこのストッパ6の内蔵位置より奥への周回鍔10の入り込み、つまり、コネクティング対象9の差し込みをストッパ6の外向きの弾性変形により許容させると共に、差し込み終了位置におけるストッパ6の弾性復帰により前記周回鍔10にストッパ6を係合させて前記連結状態を維持するようにしている(図4参照)。
図示の例では、かかる連結によって、コネクティング対象9の内部とソケット装置1の内部とが連通して、全体として流体の流路を形成するようになっている。すなわち、図示の例では、ソケット装置1は、管継ぎ手として機能するようになっている。
図示の例では、コネクティング対象9は、その筒軸方向に直交する向きの断面をいずれの位置においても実質的に円形状とすると共に、図4において符号11で示す差し込み終了位置において後述の内筒体4の内側段差4eに突き当たる差し込み規制鍔と、図4において符号12で示す管端との間に、前記周回鍔10を備えている。後述する内筒体4に組み合わされた状態におけるストッパ6の一対の脚部6a間の距離は、コネクティング対象9の管端12と周回鍔10との間の外径及び周回鍔10と差し込み規制鍔11との間の外径と実質的に等しいか、やや小さいが、周回鍔10の形成箇所の外径よりも小さくなっている。周回鍔10における管端12側に向けられた側面10aは、前記管端12から離れるに従ってコネクティング対象9の外径を漸増させる傾斜を備えている。ソケット装置1にコネクティング対象9を差し込むと、前記周回鍔10の側面10aにストッパ6の脚部6aが当たり、ストッパ6は一対の脚部6a間の距離を拡大する向きに弾性変形され、コネクティング対象9の差し込みが許容される。ストッパ6の脚部6aが周回鍔10と差し込み規制鍔11の間に入り込む位置までコネクティング対象9が差し込まれると、ストッパ6が弾性復帰して図4における上方から周回鍔10に引っかかる。これにより前記連結状態が維持される。
この実施の形態にあっては、前記連結状態は、この連結状態から後述のストッパ6を後述の内筒体4の筒軸xに直交する向きに移動操作することで解除できるようになっている。図示の例では、図5の状態から、後述のストッパ6の連接部を利用して図5における左側にストッパ6を移動させると、図5において符号yで示す内筒体4の筒軸xを通って内筒体4を二分する仮想の中心線よりも右側に位置される後述するストッパ6の抜け止め部6gが内筒体4の外面4jに案内されながら左側に移動され、ストッパ6が弾性変形されて一対の脚部6a間の距離が拡大されるようになっている。ストッパ6がその抜け止め部6gを前記中心線y上に位置される位置まで移動されると、抜け止め部6gは内筒体4に形成された後述の凸部4gに引っかかってそれ以上の図5における左側への移動が阻止されると共に、一対の脚部6a間の距離は最大化され、内筒体4内に一対の脚部6aの中間部6dは位置されないようになる(図9参照)。これにより、ソケット装置1内からコネクティング対象9を抜き出すことが可能となる。
かかるソケット装置1は、内筒体4と、外筒体5と、金属線材からなるストッパ6とを備えている。
前記内筒体4は、その筒軸xを挟んだ両側にそれぞれ、前記筒軸xに交叉する向きに続く割溝4aを有している。この割溝4aの形成範囲において、前記内筒体4は割溝4aにおいて内外に連通している。
前記内筒体4は、実質的に円筒状をなすと共に筒両端を共に開放している。図示の例では、内筒体4の図4において上側に位置されるコネクティング対象9の導入側の一方筒端4d側には、この一方筒端4d側に向いた内側段差4eが形成されており、前記コネクティング対象9は、この内側段差4eに前記差し込み規制鍔11を突き当てる位置までソケット装置1内に差し込めるようになっている。
図示の例では、前記割溝4aは、内筒体4における図4において下側に位置される他方筒端4fと前記内側段差4eとの間に形成されている。また、前記割溝4aは、前記中心線yに直交する仮想の直線に沿うように形成されている。前記割溝4aは、その形成範囲において、内筒体4の内外を連通させている。割溝4aの一方の溝端4bは前記中心線yを挟んだ一方側に位置し、割溝4aの他方の溝端4cは前記中心線yを挟んだ他方側に位置している(図4)。
また、図示の例では、内筒体4の外側であって、前記中心線y上に位置される箇所に、前記ストッパ6の抜け止め部6gに対する凸部4gが形成されている。図示の例では、前記凸部4gは内筒体4の他方筒端4fと割溝4aとの間となる箇所に形成されている。また、図示の例では、凸部4gは、前記内筒体4の筒軸xを挟んだ両側にそれぞれ形成されている。図示の例では、凸部4gにおける後述の外筒体5の導入穴5aに向けられた側面4hは傾斜しており、導入穴5aを通じて外筒体5と内筒体4との間に形成された空間7内に導入されたストッパ6の脚部6aは抜け止め部6gをこの凸部4gの側面4hに突き当てて外向き(前記筒軸xから離れる向き)に撓まされてこの凸部4gを乗り越えるようになっている。
前記外筒体5は、前記割溝4aに連通する導入穴5aを有している。
図示の例では、外筒体5は筒両端を共に開放させている。また、外筒体5の屈曲部5bによってソケット装置1の前記屈曲部2が形成されている。この屈曲部5bと外筒体5における図3において上側に位置される一方筒端5cとの間に、内筒体4が内蔵されるようになっている。
図示の例では、内筒体4の前記一方筒端4d側において内筒体4の外側に形成されたフランジ部4iが外筒体5の一方筒端5cに突き当たる位置まで、内筒体4はその他方筒端4fを先にして外筒体5内に差し込まれている。図示の例では、この内筒体4のフランジ部4iと外筒体5の一方筒端5cとをその突き当たり箇所で溶着させることで、外筒体5と内筒体4とを一体化させてソケット装置1を構成させている。
図3中、符号8で示すのは、内筒体4の他方筒端4fと外筒体5の中間段差との間に介在されたシールリングである。
内筒体4のフランジ部4iと他方筒端4fとの間においては、内筒体4と外筒体5との間に空間7が形成されている(図5参照)。
また、外筒体5の側部には、内筒体4の二カ所の割溝4aの一方に連通する導入穴5aと、内筒体4の二カ所の割溝4aの他方に連通する導入穴5aとが形成されている。すなわち、外筒体5には二カ所の導入穴5aが形成されている。二カ所の導入穴5aの一方(図5における上側)は二カ所の割溝4aの一方の図7における左側の他方溝端4cに連通し、二カ所の導入穴5aの他方(図5における下側)は二カ所の割溝4aの他方の図7における左側の他方溝端4cに連通するようになっている。
また、外筒体5の側部であって、二カ所の導入穴5aの間に位置される箇所には、外筒体5の外側において、後述の規制部5dが形成されている。図示の例では、この規制部5dは、ストッパ6の連接部6eに外筒体5の一方筒端5c側から接する第一当接体5eと、前記屈曲部5b側から接する第二当接体5fとから構成されている。
図示の例では、第一当接体5eは、二カ所の導入穴5a間にあって、前記屈曲部5b側に向けられた段部によって構成されている。
また、第二当接体5fは、二カ所の導入穴5aにおける前記屈曲部5b側に位置される穴縁の直下となる位置にそれぞれ形成されたリブ状を呈している。第二当接体5fは、内筒体4の筒軸x方向に沿って延びるリブ状を呈している。第二当接体5fの導入穴5a側に位置される端部は、第一当接体5eに近づくに連れて第一当接体5eとの間の前記内筒体4の筒軸x方向に沿う向きの距離を漸減させる傾斜部5gを備えている。第二当接体5fの導入穴5a側に位置される端部は、傾斜部5gの奥(傾斜部5gにおける導入穴5aに最も近づいた箇所と導入穴5aとの間)においては内筒体4の筒軸xに直交する向きの挟持部5hを備えている。この挟持部5hと第一当接体5eとの間の前記内筒体4の筒軸x方向に沿う向きの距離zは、後述のストッパ6の連接部6eの太さと実質的に等しくなっている(図3参照)。
前記ストッパ6は、前記導入穴5aを通じて前記割溝4aの一方に導入されて先端6bと基端6cとの間に位置される中間部6dを前記内筒体4の内部に位置させる一方の脚部6aと、前記導入穴5aを通じて前記割溝4aの他方に導入されて先端6bと基端6cとの間に位置される中間部6dを前記内筒体4の内部に位置させる他方の脚部6aと、前記一方の脚部6a及び前記他方の脚部6aの基端6c間をつなぐ連接部6eと、前記導入後の前記割溝4aからの前記脚部6aの抜け出しを阻止する抜け止め部6gとを備えている。
図示の例では、ストッパ6は、金属の線材を成形することで構成されている。一対の脚部6aと連接部6eとによって、ストッパ6はコ字状を呈している。抜け止め部6gは、脚部6aの先端6bを前記内筒体4の筒軸xに沿う向きに折り曲げさせて構成されている。図示の例では、連接部6eは、抜け止め部6gと実質的に同じ寸法分、同じ向きに、前記内筒体4の筒軸xに沿う向きに折り曲げて形成された折り曲げ部6fを介して脚部6aと一体化されており、脚部6aよりも図3における下側に位置されるようになっている。ストッパ6の一対の脚部6aの抜け止め部6g間の距離を、連接部6e側での一対の脚部6a間の距離よりも狭めるようにストッパ6を形成しておけば、コネクティング対象9に対するストッパ6の係合力を高めることができる。
この実施の形態にあっては、前記のように組み合わされた外筒体5と内筒体4に対し、前記導入穴5aを通じてストッパ6の脚部6aを内筒体4の割溝4aに導入させることで、ソケット装置1を構成させている。
具体的には、二カ所の導入穴5aに対応するストッパ6の脚部6aを導入すると、前記空間7内において内筒体4の外面4jに抜け止め部6gが案内されて脚部6aは一旦外側に撓み出されるが、この抜け止め部6gが前記中心線yを超えるとこの導入方向に直交する向きでの内筒体4の外径(一対の抜け止め部6gが接する内筒体4の外面4j間の距離)は次第に小さくなることから、脚部6aは内側に撓み戻し、前記中間部6dは割溝4aを通じて内筒体4の内部に入り込むようになっている(図5、図6。)
すなわち、導入穴5aは、前記内筒体4の筒軸x方向に長い長穴状をなし、抜け止め部6gを導入可能となっている。抜け止め部6gは、割溝4a直下の内筒体4の外面4jに当接し、中間部6dのみが割溝4aを介して内筒体4の内部に入り込むようになっている。
かかるストッパ6における一対の脚部6a間の距離は、前述のように、コネクティング対象9の周回鍔10の形成箇所の外径よりも小さくなっていることから、このように内筒体4の割溝4aにストッパ6の脚部6aを導入させた状態からソケット装置1にコネクティング対象9を差し込むと、前記のようにコネクティング対象9に対し、前記ストッパ6の中間部6dを係合させることができる。
ストッパ6は外筒体5内に位置される内筒体4の割溝4aに脚部6aの中間部6dを入り込ませて組み込まれており、コネクティング対象9に対し係合される中間部6dを外筒体5内に位置させることから、かかる中間部6dに対する予期しない外力の作用や異物の付着などを可及的に防止することができ、コネクティング対象9に対するストッパ6の係合状態は安定的に維持される。
また、この実施の形態にあっては、前記導入の過程で、前記内筒体4の外側に形成された凸部4gを前記ストッパ6の弾性変形により前記抜け止め部6gが乗り越えるようにしている。前記のように、ソケット装置1とコネクティング対象9との連結状態は、この連結状態からストッパ6を内筒体4の筒軸xに直交する向きに移動操作することで解除できるようになっているが、前記凸部4gが前記抜け止め部6gが引っかかる位置から先のストッパ6の移動操作は阻止される(図8、図9参照)。これにより、ストッパ6を一旦前記のように組み込ん後は、前記のような解除操作をしてもストッパ6を脱落させてしまうことはない。
また、この実施の形態にあっては、前記外筒体5における前記ストッパ6の一対の前記脚部6aの一方が導入される前記導入穴5aと、前記脚部6aの他方が導入される前記導入穴5aとの間に、前記ストッパ6の前記脚部6aの前記導入の終了位置において前記連接部6eに当たって前記連接部6eの前記内筒体4の筒軸xに沿う向きの移動を規制する規制部5dを備えさせている。
具体的には、前記ストッパ6は前記導入の過程で前記第二当接体5fの傾斜部5gに連接部6eを案内されて、図1における上側に徐々に移動され、挟持部5hに至り、前記導入の終了位置において、前記第一当接体5eと前記第二当接体5fの挟持部5hとの間で挟み込まれるようになっている。これにより、前記ストッパ6の前記脚部6aの前記導入の終了位置において、ストッパ6体を位置ズレなく外筒体5側に保持させることができ、ストッパ6体の前記脚部6aの中間部6dをコネクティング対象9に係合させた状態を一層安定的に確保させることができる。
なお、当然のことながら、本発明は以上に説明した実施態様に限定されるものではなく、本発明の目的を達成し得るすべての実施態様を含むものである。
x 筒軸
4 内筒体
4a 割溝
5 外筒体
5a 導入穴
6 ストッパ
6a 脚部
6b 先端
6c 基端
6d 中間部
6e 連接部
6g 抜け止め部
9 コネクティング対象

Claims (3)

  1. 内筒体と、
    外筒体と、
    金属線材からなるストッパとを備え、
    前記内筒体は、その筒軸を挟んだ両側にそれぞれ、前記筒軸に交叉する向きに続く割溝を有しており、
    前記外筒体は、前記割溝に連通する導入穴を有しており、
    前記ストッパは、前記導入穴を通じて前記割溝の一方に導入されて先端と基端との間に位置される中間部を前記内筒体の内部に位置させる一方の脚部と、前記導入穴を通じて前記割溝の他方に導入されて先端と基端との間に位置される中間部を前記内筒体の内部に位置させる他方の脚部と、前記一方の脚部及び前記他方の脚部の基端間をつなぐ連接部と、前記導入後の前記割溝からの前記脚部の抜け出しを阻止する抜け止め部とを備えており、
    受け入れられるコネクティング対象に対し、前記ストッパの中間部において係合するようにしてなると共に、
    前記内筒体と前記外筒体とを溶着させてなる、ソケット装置。
  2. 前記抜け止め部は、前記ストッパの前記脚部の前記先端を、前記内筒体の筒軸に沿う向きに折り曲げさせてなり、
    前記導入の過程で、前記内筒体の外側に形成された凸部を前記ストッパの弾性変形により前記抜け止め部が乗り越えるようにしてなる、請求項1に記載のソケット装置。
  3. 前記外筒体における前記ストッパの一対の前記脚部の一方が導入される前記導入穴と、前記脚部の他方が導入される前記導入穴との間に、前記ストッパの前記脚部の前記導入の終了位置において前記連接部に当たって前記連接部の前記内筒体の筒軸に沿う向きの移動を規制する規制部を備えさせてなる、請求項1又は請求項2に記載のソケット装置。
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