JP2002267071A - ワンタッチジョイント - Google Patents

ワンタッチジョイント

Info

Publication number
JP2002267071A
JP2002267071A JP2001067431A JP2001067431A JP2002267071A JP 2002267071 A JP2002267071 A JP 2002267071A JP 2001067431 A JP2001067431 A JP 2001067431A JP 2001067431 A JP2001067431 A JP 2001067431A JP 2002267071 A JP2002267071 A JP 2002267071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male
pipe
female
touch joint
retaining clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001067431A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nagata
雅昭 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2001067431A priority Critical patent/JP2002267071A/ja
Publication of JP2002267071A publication Critical patent/JP2002267071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/088Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring
    • F16L37/0885Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring with access to the split elastic ring from a radial or tangential opening in the coupling
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/04Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水栓器具と水又は湯を供給する供給管とを接続
配管を介して接続するに際し、狭い作業空間でも作業性
良く接続作業を行うことができるワンタッチジョイント
を提供する。またワンタッチジョイントの雄管を雌管に
挿入する際、雄管を雌管で良好に案内して無理なく円滑
に挿入できるようにする。 【解決手段】ワンタッチジョイント38をソケット部材
46と、カム部81を有し弾性的に拡開・収縮可能な抜
止クリップ72とを備えて構成する。また端部部材48
の挿入時に雄嵌合面54の先端及びOリング56が雌嵌
合面66内に入り込んだ後にフランジ部53がカム部8
1に当接するようにそれらの位置を定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は管接続用のジョイ
ントに関し、詳しくは水栓器具等の水回り機器と供給配
管との接続等に適用して好適で、ワンタッチ動作で簡単
に接続を行うことのできるワンタッチジョイントに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来こ
の種管接続用のジョイントとして図25に示すようなも
のが公知である。同図において200は雌管で軸方向一
端に挿入開口202を有しており、更に挿入開口202
に続いて断面円形の雌嵌合面204を有している。また
軸方向端の外周面にフランジ部(突出部)206が形成
されている。
【0003】208は雄管で、雄嵌合面210とそこに
装着されたOリング212とを有しており、その雄嵌合
面210が雌嵌合面204に挿入されて嵌合され、そし
てそれら嵌合面の間がOリング212にて水密にシール
されるようになっている。この雄管208の側にも、雌
管200におけるのと同様のフランジ部(突出部)21
4が形成されている。
【0004】216はこれら雌管200と雄管208と
を軸方向に締結するための弾性を有する抜止クリップで
あって、幅方向中間部に係入溝218を有するととも
に、周方向の一部が切り欠かれた形態をなしていて、そ
の切欠部分が開口220を成しており、更にその開口2
20に続いてハの字状に開いた形のガイド222が連続
して形成されている。
【0005】この抜止クリップ216は、雄管208を
雌管200内部に挿入し、そして一対のフランジ部20
6,214を合せた状態でそれらフランジ部206,2
14に対して、開口220を通じて軸直角方向に弾性的
に嵌め合され、それらフランジ部206,214を係入
溝218内に係入させることで、雌管200と雄管20
8とを軸方向に抜止状態に締結する。
【0006】224は安全カバーで内向きに折れ曲がっ
た一対の係止部226を有しており、それら係止部22
6を抜止クリップ216の一対のガイド222に嵌め合
せ係止することで、突出状態のガイド222をカバーす
るとともに抜止クリップ216の開きを防止する。しか
しながらこのジョイントは、管接続に際して雄管208
を雌管200内部に挿入する動作(アクション)と、そ
の状態で抜止クリップ216を軸直角方向に弾性的に嵌
め合せる動作及びその後において安全カバー224を嵌
め合せる動作の少なくとも3段階の動作が必要であり、
管接続に際しての作業性の点で尚十分簡単ではない問題
がある。
【0007】他方、径方向に弾性的に拡開・収縮可能な
抜止部材を雌管の開口からその内部に軸方向に押込装着
しておき、そして雄管を雌管に対し且つ抜止部材内部に
軸方向に押し込むことによって、その抜止部材を介して
雄管と雌管とを軸方向に接続する形態のジョイントも知
られている。しかしながらこのジョイントの場合、抜止
部材を雌管の内部に挿入する状態に装着した上、更にそ
の抜止部材の内部に雄管を挿入するものであるため、そ
れらが軸直角方向に三重に重なった状態となって必然的
に雌管が大径化し、管接続部分が部分的に大型化して同
部分の外観が悪化してしまう問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のワンタッチジョ
イントはこのような課題を解決するために案出されたも
のである。而して請求項1のものは、(イ)雌嵌合面を
有する雌管と、(ロ)雄嵌合面を有し、該雌管に対して
軸方向に挿入されて該雄嵌合面を該雌嵌合面に嵌合させ
る雄管と、(ハ)前記雌管に対して軸直角方向に装着さ
れるとともに弾性的に拡開・収縮可能であって、該収縮
状態で該雌管からの該雄管の抜けを防止する抜止クリッ
プと、(ニ)前記雄管の外周面より突出した突出部に対
して該雄管の挿入時に接触し、該雄管の挿入運動に従動
して前記抜止クリップを拡開運動させ、該抜止クリップ
に対して前記突出部を抜止位置まで軸方向に移動可能と
するカム部とを有しており、該抜止位置において前記抜
止クリップが収縮運動して前記雄管を抜止めするように
なしてあり、更に前記雄管の挿入時に前記雄嵌合面の先
端が前記雌嵌合面内に入り込んだ後に前記突出部が前記
カム部に当接するように、それら突出部及びカム部の位
置が定めてあることを特徴とする。
【0009】請求項2のものは、請求項1において、前
記雄嵌合面には環状の弾性シール部材が装着してあり、
該シール部材が前記雌嵌合面内に入り込んだ後に前記突
出部が前記カム部に当接するようになしてあることを特
徴とする。
【0010】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記カム部が前記抜止クリップに一体に形成
してあることを特徴とする。
【0011】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記カム部が前記雄管の挿入方向である前方
に進むにつれて前記雌管の中心側に接近する形状をなし
ていることを特徴とする。
【0012】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記抜止クリップが前記雌管を周方向に切り
欠いて成る切欠部に装着されていることを特徴とする。
【0013】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
において、前記抜止クリップに対して外側から被さるカ
バーを更に備えていることを特徴とする。
【0014】請求項7のものは、請求項1〜6の何れか
において、前記ワンタッチジョイントが水回り機器から
延び出す接続配管と水又は湯の供給配管とを接続するも
のであることを特徴とする。
【0015】請求項8のものは、請求項7において、前
記水回り機器が水栓器具であることを特徴とする。
【0016】請求項9のものは、請求項7において、前
記水回り機器が便器の洗浄用の水を内部に貯える洗浄タ
ンクに対して給水を行うボールタップであることを特徴
とする。
【0017】請求項10のものは、請求項7において、
前記水回り機器が便器に備えられてノズルより人体局部
に洗浄水を噴射する局部洗浄装置であることを特徴とす
る。
【0018】請求項11のものは、請求項1〜6の何れ
かにおいて、前記ワンタッチジョイントがシャワーホー
スと水栓本体とを接続するものであることを特徴とす
る。
【0019】
【作用及び発明の効果】以上のような本発明のワンタッ
チジョイントにあっては、単に雄管を雌管に挿入動作す
るだけでそれらの接続を行うことができる。即ち雌管を
設けた一方の部材と雄管を設けた他方の部材とをワンタ
ッチで迅速に且つ簡単に接続作業することができる。
【0020】加えて本発明のワンタッチジョイントにあ
っては、抜止クリップが雌管に対して軸直角方向に装着
されるため、雄管と雌管との接続部分が特に大径化且つ
大型化しまって、同部分の外観が悪化してしまう問題も
解決できる。
【0021】本発明のワンタッチジョイントは、雄嵌合
面の先端が雌嵌合面内に入り込んだ後に、雄管における
外周面の突出部がカム部に当接するようになしてある点
を特徴としている。これによって次のような効果が得ら
れる。
【0022】本発明のワンタッチジョイントでは、突出
部がカム部に当接した後更に雄管を雌管内に挿入しよう
とすると、抜止クリップの弾性力に抗して雄管を挿入し
なければならず、従ってその際に強い押込力を必要とす
る。
【0023】このとき雄嵌合面の先端が未だ雌嵌合面内
に入り込んでいないと、雄管を抜止クリップの弾性力に
基づく強い抵抗に打ち勝って押し込もうとしたとき、未
だ雄嵌合面の先端が雌嵌合面によって移動案内されてい
ない状態であるため、雄嵌合面を傾けた状態で雄管を強
く押し込んでしまう場合があり、この場合雄嵌合面が雌
管側の部材によって強くこじられたり擦られたりしてし
まい、雄嵌合面を雌嵌合面に対して良好に挿入し嵌合さ
せることができないのみならず、雄嵌合面やその周辺部
が擦られ傷ついてしまうなど不都合が生ずる。
【0024】しかるに本発明のワンタッチジョイントで
は、先ず雄嵌合面の先端が雌嵌合面の内部に入り込み、
それらの案内の下に雄管を更に引き続いて押込操作する
ことができるため、突出部とカム部との当接に基づく抜
止クリップの弾性力、つまり抵抗力にも拘らず雄管を雌
管内に円滑に挿入することができる。
【0025】この場合において雄嵌合面に装着した環状
の弾性シール部材が雌嵌合面内に入り込んだ後に、突出
部がカム部に当接するようにしておくことが望ましい
(請求項2)。このようにしておけば、雄管を雌管内に
挿入するに際して、弾性シール部材が雌嵌合面の端のエ
ッジ部分等で擦られ損傷してしまうのを良好に回避する
ことができる。これにより弾性シール部材による良好な
シール機能を確保することができる。
【0026】本発明のワンタッチジョイントにおいて、
カム部を抜止クリップと別体に構成し、また別々の位置
に設けることも可能であるが、請求項3に従ってカム部
を抜止クリップに一体に形成しておくことができる。こ
のようにしておけば、必要な部品点数を少なくすること
ができ且つ構造も簡単化することができる。
【0027】ここでカム部の形状は、雄管の挿入方向で
ある前方に進むにつれて雌管の中心側に接近する形状と
なしておくことができる(請求項4)。更にまた上記抜
止クリップは、雌管を周方向に切り欠いて成る切欠部に
装着しておくことができる(請求項5)。
【0028】更にまた本発明においては、抜止クリップ
に対して外側から被さるカバーをワンタッチジョイント
に備えておくことができる(請求項6)。このようにし
ておけば、ワンタッチジョイントにおける雄管と雌管と
の接続部分の外観を更に良好となすことができる。
【0029】本発明は水回り機器から延び出す接続配管
と水又は湯の供給配管との接続に際して好適に適用可能
なものである(請求項7)。請求項8はその水回り機器
としての水栓器具から延び出す接続配管と水又は湯の供
給配管との接続に本発明を適用したもので、この場合一
般に水栓器具と供給配管との接続のための作業空間はカ
ウンター下などの狭い空間であり、そのような場合であ
っても作業性良くその水栓器具から延び出す接続配管と
供給配管とを接続することができる。
【0030】一方請求項9のものは、水回り機器として
のボールタップから延び出す接続配管と供給配管との接
続に本発明を適用したもので、この場合においても狭い
作業空間で作業性良く接続作業を行うことができる。更
に請求項10のものは、水回り機器としての局部洗浄装
置から延び出す接続配管と供給配管との接続に本発明を
適用したもので、この場合においても狭い作業空間で作
業性良く接続作業を行うことができる。
【0031】一方請求項11のものは、シャワーホース
と水栓本体との接続に本発明を適用したもので、この場
合においても作業性良く簡単に接続作業を行うことがで
きる。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1〜図17は本発明のワンタッチジョイン
トを水回り機器としての水栓器具と水又は湯の供給配管
との接続用に用いた場合の実施例を示したもので、図1
中10は図示を省略するカウンター等の上面に設置され
る水栓器具(この例ではシングルレバー式の湯水混合水
栓)で、12は水栓本体、14はその上部に設けられた
レバー式の操作部、16は水栓本体12から延び出した
吐水管である。
【0033】吐水管16は、水栓本体12に一体的に構
成された管本体18と、ホース24とともに引出可能な
吐水ヘッド20とから成っている。ここで吐水ヘッド2
0は先端に吐水口22を有しており、この吐水口22か
ら吐水を行うようになっている。尚この例において、吐
水ヘッド20は吐水を整流吐水からシャワー吐水に若し
くはその逆に切替可能なものとされている。
【0034】26は水,湯の供給配管で壁Wから室内側
に横向きに突き出している。これら一対の供給配管26
の先端部には止水栓28が設けられている。止水栓28
は上向きの接続口30を有している。この接続口30の
外周面には雄ねじ32が形成されている。
【0035】この例において、水栓器具10と一対の供
給配管26とは接続配管装置34にて互いに接続されて
いる。接続配管装置34は、可撓性の接続配管36と、
本例のワンタッチジョイント38とを備えており、その
接続配管36の端部がワンタッチジョイント38にて供
給配管26に、具体的にその先端部の止水栓28に接続
されている。
【0036】接続配管36は水又は湯のサプライ管を成
すもので、供給配管26を通じて送られて来た水又は湯
がこれら接続配管36を通じて水栓本体12に送られ
る。水栓本体12に送られた水と湯とはその内部で所定
比率で混合された上、その混合水が流出管40を通じて
外部に流出する。そしてその流出管40に接続された上
記ホース24を通じて吐水ヘッド20へと送られ、先端
の吐水口22から吐水される。
【0037】尚、42はホース24を案内するホースガ
イドであり、44はホース24の引出量を一定量に規制
するためのストッパである。ホース24は、このストッ
パ44がホースガイド42に当接することでそれ以上の
引出しが阻止される。
【0038】本例のワンタッチジョイント38は、図2
〜図5に示しているように雌管としてのソケット部材4
6と、雄管としての端部部材48とをその主要素として
備えている。端部部材48はニップル部50を有してお
り、そのニップル部50が接続配管36の内部に挿入さ
れ、その状態で接続配管36の外周面にかしめ付けられ
たスリーブ52とともに接続配管36の先端部に固定さ
れている。
【0039】また端部部材48は、その外周面から径方
向外方に突出する環状のフランジ部(突出部)53と、
更にそのフランジ部53に続いて先端側に断面円形の雄
嵌合面54とを有しており、その雄嵌合面54にシール
部材としてのOリング56が装着されている。
【0040】一方ソケット部材46は、全体として円筒
形状をなしているとともに軸方向一端(図2及び図5中
下端)に雌ねじ58を有しており、その雌ねじ58が止
水栓28における接続口30の雄ねじ32にねじ結合さ
れている。即ちソケット部材46が止水栓28にねじ接
続されている。
【0041】ソケット部材46は図4,図9に示してい
るように図中上端に挿入開口60を有しており、更にそ
れより図中下側位置においてソケット部材46を所定周
長に亘って切り欠いて成る切欠部62が形成されてい
る。また図2に示しているように、この切欠部62に臨
むようにして端部部材48におけるフランジ部53を収
容する凹部64が形成されており、更にこの凹部64に
続いて図中下側に雌嵌合面66が形成されている。
【0042】上記端部部材48は、このソケット部材4
6に対して図中上端の挿入開口60より内部に挿入さ
れ、そして雄嵌合面54が雌嵌合面66に嵌合して且つ
それら嵌合面がOリング56によって水密にシールされ
る。尚このとき、フランジ部53がソケット部材46の
凹部64内に収容される。
【0043】図4に示しているように、ソケット部材4
6の下端部には大径且つ六角形状の工具掛部68が一体
に形成されている。この工具掛部68は平坦な工具掛面
70を有しており、この工具掛面70に工具を掛けるこ
とで、ソケット部材46を回転操作することができる。
即ちその回転操作によってソケット部材46の雌ねじ5
8を止水栓28の雄ねじ32にねじ結合することができ
る。
【0044】図2〜図5に示しているように、本例のワ
ンタッチジョイント38は、ソケット部材46から端部
部材48が軸方向に抜けるのを防止するための抜止クリ
ップ72を有している。この抜止クリップ72は図4,
図10に示しているように板ばね材を略U字状に曲げ変
形した形態のもので、一対の弾性脚74とそれらの連結
部76とを有しており、ソケット部材46に対して軸直
角方向に嵌め合され、一対の弾性脚74のそれぞれが切
欠部62内に位置する状態でソケット部材46に装着さ
れている。
【0045】この抜止クリップ72は、図2に示してい
るようにその前端(図中下端)が端部部材48のフラン
ジ部53に当接し、また後端(図中上端)がソケット部
材46の切欠部62における当接面82に当接すること
で、ソケット部材46からの端部部材48の抜けを防止
する。
【0046】この抜止クリップ72は、一対の弾性脚7
4の先端部に互いにハの字状に開いた形態のガイド78
を有しており、抜止クリップ72をソケット部材46に
対し軸直角方向に嵌め合せる際に、それらガイド78に
よって案内されるようになっている。
【0047】これらガイド78のそれぞれには、抜止ク
リップ72の板面と平行な方向に突出するストッパ爪8
0が形成されている。一方ソケット部材46の外面には
係止凹部84が形成されており、この係止凹部84内に
ストッパ爪80が収容されている。
【0048】この係止凹部84にはストッパ面86が形
成されており、そのストッパ面86と抜止クリップ72
のストッパ爪80との当接作用によって、抜止クリップ
72がソケット部材46から軸直角方向に抜け出すのが
防止されている。但しストッパ爪80は係止凹部84内
部において一定距離軸直角方向に移動可能である。即
ち、抜止クリップ72が軸直角方向に一定距離移動可能
な状態でソケット部材46に装着されている。
【0049】この抜止クリップ72の一対の弾性脚74
のそれぞれには、これを曲げ変形して成るカム部81が
一体に形成されている。ここでカム部81は、図4に示
しているようにすり鉢形状をなしている。詳しくは端部
部材48の挿入方向である前方に進むにつれてソケット
部材46の中心側に接近する形状をなしている。
【0050】このカム部81は次のように作用する。即
ち、端部部材48をソケット部材46に対して軸方向に
押し込むと、その押込みの途中でカム部81が端部部材
48のフランジ部53に接触し、その後更なる端部部材
48の押込みに伴って、そのカム部81がカム作用で抜
止クリップ72の一対の弾性脚74を弾性的に拡開運動
させる。
【0051】これによって抜止クリップ72がフランジ
部53の通過を許容し、そしてフランジ部53が抜止ク
リップ72の拡開運動を伴いこれを通過したところ(抜
止位置)で、抜止クリップ72が自身の復元力によって
収縮運動する。この時点で抜止クリップ72の前端がフ
ランジ部53に当接し、また後端が切欠部62の当接面
82に当接した状態となって、ソケット部材46からの
端部部材48、つまり接続配管36の抜けを防止する。
【0052】本例のワンタッチジョイント38にあって
は、端部部材48における雄嵌合面54に装着されたO
リング56が雌嵌合面66の内部に入り込んだ後におい
て、フランジ部53が抜止クリップ72におけるカム部
81に当接するように、それらフランジ部53及びカム
部81の位置が予め定めてある。
【0053】図2〜図5において、88は装着状態の抜
止クリップ72に対して外側から被さる状態にソケット
部材46に装着されたカバー(本例では樹脂製)であっ
て、図11にも示しているように略円筒形状をなしてい
る。カバー88はその下端が開放形状をなしており、ま
た上端には内向きの鍔状部90が形成されていて、その
鍔状部90の内側に端部部材48とともに接続配管36
を挿入するための開口92を有している。
【0054】また図3に示しているように周壁部98の
周方向所定箇所に、抜止クリップ72の連結部76を内
部に収容する膨出部94を有しており、更にこれとは略
反対側の位置において、抜止クリップ72における一対
のガイド78に対応した一対の突出部96を有してい
る。
【0055】これら突出部96は、抜止クリップ72を
ソケット部材46に装着した状態の下で、そのソケット
部材46に対し軸方向に嵌め合せられるように、断面形
状が図12に示しているように略U字形状をなしてい
る。
【0056】尚、これら突出部96はソケット部材46
に装着された抜止クリップ72の一対のガイド78より
も外側に突出しており、ハの字状に開いた形態のガイド
78が露出状態で且つ単独で突き出した状態とならない
ようにし、手等がガイド78に突き当たったりするのを
防止するためのガードをも兼ねている。
【0057】カバー88には周壁部98に沿って所定周
長で窓100が設けられている。抜止クリップ72は、
この窓100の部分においてソケット部材46の径方向
に弾性的に拡開・収縮することができる。カバー88に
おける周壁部98の下端部には、周方向所定位置にスリ
ット102が形成されており、それらスリット102と
102との間に弾性係止部104が形成されている。
【0058】弾性係止部104の内面には、図12に示
しているように内向きに突出する係止爪106が形成さ
れている。一方ソケット部材46の外周面には、それら
係止爪106に対応する軸方向位置において係止溝10
8が環状に形成されており、その係止溝108に対して
係止爪106が弾性的に係止するようになっている。カ
バー88は、係止溝108に対する係止爪106の弾性
係止作用によって、ソケット部材46に着脱可能に装着
されている。
【0059】次に本例のワンタッチジョイント38によ
る接続の手順をその作用とともに以下に詳述する。本例
では、先ず接続配管36の端部を水栓器具10に接続し
ておき、その状態で接続配管36の他端部をワンタッチ
ジョイント38にて供給配管26、具体的にはその先端
部の止水栓28に接続する。その際の手順は次のように
なる。
【0060】先ずワンタッチジョイント38におけるソ
ケット部材46を止水栓28にねじ接続しておき、更に
そのソケット部材46に対して、図6に示しているよう
に抜止クリップ72及びカバー88を装着しておく。尚
このときの手順は、先ず抜止クリップ72をソケット部
材46に対して軸直角方向(図4参照)から嵌め合せて
装着し、その後にカバー88をソケット部材46に対し
軸方向に嵌め合せて装着する。図13(I)はこのとき
の状態を示している。
【0061】この状態で接続配管36に装着した端部部
材48を、カバー88の開口92及びソケット部材46
の軸方向端の挿入開口60を通じてソケット部材46内
部に挿入する。その挿入の過程で、端部部材48の雄嵌
合面54の先端及びこれに装着されたOリング56がソ
ケット部材46の雌嵌合面66内部に入り込み(図13
(II)参照)、続いてフランジ部53が抜止クリップ7
2のカム部81に当接し接触する。
【0062】この状態から端部部材48、つまり接続配
管36を図中更に下向きに押し込むと、図14(III)
に示しているようにカム部81のカム作用によって抜止
クリップ72の一対の弾性脚74が接続配管36の押込
みに従動して弾性的に拡開運動し、端部部材48のフラ
ンジ部53の通過を許容する。
【0063】而してフランジ部53が抜止クリップ72
を通過し、ソケット部材46の段付面65に当接し且つ
凹部64内に収容されたところで、抜止クリップ72が
自身の復元力で収縮運動する。そして抜止クリップ72
がその前端をフランジ部53に当接させ、また後端を切
欠部62の当接面82に当接させた状態となって、ここ
において接続配管36のソケット部材46からの抜けを
防止した状態となる。図14(IV)及び図7,図8この
ときの状態を表している。
【0064】尚接続配管36の押込みに伴って抜止クリ
ップ72が拡開運動するとき、抜止クリップ72が図4
において軸直角方向且つ嵌合せ方向とは逆方向に若干相
対移動しようとする。しかしながらこの例ではカバー8
8がソケット部材46に装着されていて、抜止クリップ
72を外側から包んでおり且つその軸直角方向の移動を
阻止した状態にあるため、抜止クリップ72が円滑に拡
開運動し、従って接続配管36を円滑にソケット部材4
6内部に挿入作業することができる。
【0065】図15〜図17は接続配管36をソケット
部材46から抜き出す際の手順とその作用を表してい
る。先ず図15(I)及び(II)に示しているように、
接続配管36をソケット部材46から抜き出すには、カ
バー88を図中上方に持ち上げてソケット部材46から
外した状態とする。その後に図16(III)及び(IV)
に示しているように抜止クリップ72を軸直角方向且つ
嵌込方向とは逆方向に移動させて、端部部材48に対す
る抜止めの作用を解除する。
【0066】その後、端部部材48を接続配管36とと
もに図中上方に引き抜く。ここにおいて図17(V)に
示しているように、端部部材48がソケット部材46か
ら軸方向に抜出状態となる。即ち接続配管36が供給配
管26から外れた状態となる。
【0067】以上のような本例のワンタッチジョイント
38は、単に端部部材48をソケット部材46に挿入動
作するだけで、接続配管36と止水栓28とをワンタッ
チで迅速に且つ簡単に接続作業することができる。
【0068】加えて本例では、抜止クリップ72がソケ
ット部材46に対して軸直角方向に装着してあるので、
端部部材48とソケット部材46との接続部分が特に大
径且つ大型化してしまい、同部分の外観が悪化してしま
う問題も解決できる。
【0069】また本例のワンタッチジョイント38で
は、雄嵌合面54の先端及び雄嵌合面54に装着された
Oリング56が雌嵌合面66内に入り込んだ後にフラン
ジ部53がカム部81に当接するようになしてあること
から、雌嵌合面66の案内の下に端部部材48を押込操
作することができ、フランジ部53とカム部81との当
接に基づく抜止クリップ72の弾性力、つまり抵抗力に
も拘らず端部部材48をソケット部材46内に円滑に挿
入することができる。
【0070】これにより雄嵌合面54が傾いたまま端部
部材48を抜止クリップ72の弾性力に抗して強く押し
込んでしまい、この結果雄嵌合面54やその周辺部及び
Oリング56が擦られ傷ついてしまう不都合を防ぐこと
ができ、シールを確実なものとすることができる。
【0071】その他、本例のワンタッチジョイント38
にあっては、抜止クリップ72にカム部81が一体に形
成してあるので、必要な部品点数を少なくすることがで
き且つ構造も簡単化することができる。
【0072】更にまた本例のワンタッチジョイント38
は抜止クリップ72に対して外側から被さるカバー88
を備えているので、ワンタッチジョイント38による端
部部材48とソケット部材46との接続部分の外観を更
に良好となすことができる。
【0073】図18及び図19は本発明の他の実施例を
示している。図18において、110は便器(洋風便
器)であって、112は便器本体、114は便座、11
6は便蓋、118は便器110の洗浄用の水を内部に貯
える洗浄タンクである。
【0074】この例では、ノズル122から人体局部に
向けて洗浄用の水を噴射する局部洗浄装置120が便器
110に備えられている。また図19に示しているよう
に洗浄タンク118内部には、浮玉123の昇降に連動
して吐水部124から洗浄タンク118内部に給水を行
い、又は給水を停止するボールタップ126が配設され
ている。
【0075】而してこれら局部洗浄装置120,ボール
タップ126が、それぞれ接続配管36を介し本例のワ
ンタッチジョイント38にて壁Wから突き出した供給配
管26に接続されている。詳しくは、供給配管26先端
部の止水栓28に接続された分岐栓127の一方の分岐
口に対して局部洗浄装置120が接続配管36を介し本
例のワンタッチジョイント38にて接続され、また他方
の分岐口に対してボールタップ126が接続配管36を
介しワンタッチジョイント38にて接続されている。以
上の場合においても、狭い作業空間で作業性良く接続作
業を行うことができる。
【0076】次に図20は本発明の更に他の実施例を示
している。同図において128は浴室内のカウンター
で、そのカウンター128の前板にて構成される壁Wに
洗い場水栓130が取り付けられている。図中132は
その洗い場水栓130における水栓本体であり、134
は吐水管である。
【0077】135はシャワーヘッドであって、このシ
ャワーヘッド135がに接続されたシャワーホース(接
続配管36)の他端がワンタッチジョイント38により
水栓本体132に接続されている。詳しくはシャワーエ
ルボ136を介して水栓本体132に接続されている。
本例においても、作業性良く簡単に接続作業を行うこと
ができる。
【0078】図21及び図22は本発明のワンタッチジ
ョイント38の他の例を示したものである。この例にお
いては、雄管としての端部部材48の側のみならず雌管
としてのソケット部材46の側にもフランジ部53が設
けられている。
【0079】一方抜止クリップ72は、板ばね材を曲げ
変形して形成した点については上記実施例(図1〜図2
0)と同様であるが、この例では一対の弾性脚74のそ
れぞれが円弧形状をなしており、更にまた幅方向中間部
において係入溝138が設けられている点で上記実施例
と異なっている。
【0080】この抜止クリップ72は、一対のフランジ
部53を合せた状態で係入溝138内部に係入させ、こ
れによってソケット部材46と端部部材48、つまり接
続配管36とを軸方向に抜止状態に締結する。尚抜止ク
リップ72に上記と同様の形状のカム部81が一体に形
成されている点で、上記実施例と同様である。
【0081】この例においては、図21に示しているよ
うに抜止クリップ72をソケット部材46に予め装着し
ておく。詳しくは、ソケット部材46のフランジ部53
が抜止クリップ72の係入溝138に係入する状態に抜
止クリップ72をソケット部材46に予め装着してお
く。
【0082】この状態で接続配管36、具体的には端部
部材48を下向きに押し込むと、端部部材48側のフラ
ンジ部53がカム部81のカム作用によって抜止クリッ
プ72を径方向に弾性的に拡開運動させながら係入溝1
38内部の位置(抜止位置)に到り、ここにおいて抜止
クリップ72が自身の復元力で収縮運動して、一対のフ
ランジ部53を合せた状態で係入溝138内部に係入さ
せる。ここにおいて端部部材48とソケット部材46と
が軸方向に抜止状態に締結される。
【0083】尚この例においても、雄嵌合面54の先端
及びOリング56がソケット部材46の雌嵌合面66の
内部に入り込んだ後、フランジ部53がカム部81に当
接するようにそれらの位置が予め定めてある。本例にお
いても、雄管としての端部部材48を雌管としてのソケ
ット部材46に挿入するだけで、即ちワンアクションで
自動的にそれらを接続作業することができる。
【0084】図23及び図24はワンタッチジョイント
38の他の例を示している。この例では、抜止クリップ
72がソケット部材46の切欠部62に装着されてお
り、更にまた抜止クリップ72が板ばね材を曲げ変形し
た形態をなしていて、一対の弾性脚74と連結部76と
を有している点で上記実施例(図1〜図20)と同様で
あるが、この例では抜止クリップ72に上記のカム部8
1は形成されていない。
【0085】これに代って図23に示しているように、
ソケット部材46に装着されたカバー88にカム部81
が一体に設けられている。ここでカム部81はカバー8
8に設けられた略傾斜形状の弾性片140にて構成され
ている。この弾性片140は、図中下向きに折れ曲がっ
た曲げ部142を有していて、その曲げ部142が抜止
クリップ72の一対の弾性脚74の幅方向端部に係合し
ている。
【0086】この例の場合、雄管としての端部部材48
を図中下向きに押し込むとカバー88のカム部81が押
し拡げられ、これに伴って抜止クリップ72が径方向に
弾性的に拡開運動し、フランジ部53の通過を許容す
る。
【0087】而してフランジ部53が抜止クリップ72
を通過したところ(抜止位置)で、抜止クリップ72が
自身の復元力によって収縮運動し、ここにおいて抜止ク
リップ72の前端がフランジ部53に、また後端が切欠
部62の当接面82に当接した状態となって、端部部材
48即ち接続配管36のソケット部材46からの抜けを
防止する。
【0088】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においてはワンタッ
チジョイントにおける雄管,雌管をそれぞれ接続配管3
6,止水栓28又は供給配管26に一体に構成しておく
こともできるし、或いはまた雌管を接続配管36の側
に、雄管を止水栓28又は供給配管26の側に別体又は
一体に構成しておくといったことも可能である。更に本
発明は上例以外の他の水回り機器と相手部材との接続に
際して適用することも可能であるなど、その主旨を逸脱
しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワンタッチジョイントを水栓器具と供
給配管との接続用に用いた例を示す図である。
【図2】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を示す要部拡大縦断面図である。
【図3】同じ実施例のワンタッチジョイント部分の要部
拡大横断面図である。
【図4】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を分解して示す斜視図である。
【図5】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を分解して示す縦断面図である。
【図6】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を接続配管を挿入する前の状態で示す斜視図である。
【図7】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を接続配管を挿入し接続した状態で示す斜視図であ
る。
【図8】図7と同じ状態を示す正面図及び背面図であ
る。
【図9】同じ実施例のワンタッチジョイントにおけるソ
ケット部材を単体状態で示す図である。
【図10】同じ実施例のワンタッチジョイントにおける
抜止クリップを単体状態で示す図である。
【図11】同じ実施例のワンタッチジョイントにおける
カバーを単体状態で示す斜視図である。
【図12】図11のカバーの構造を詳細に示す図であ
る。
【図13】同じ実施例のワンタッチジョイントにおける
接続の手順を示す図である。
【図14】図13に続く手順の説明図である。
【図15】同じ実施例のワンタッチジョイントにおける
接続を外す際の手順を示す図である。
【図16】図15に続く手順の説明図である。
【図17】図16に続く手順の説明図である。
【図18】本発明の他の実施例を示す図である。
【図19】図18の要部を拡大して示す部分断面図であ
る。
【図20】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図21】本発明のワンタッチジョイントの他の形態例
を示す図である。
【図22】図21のワンタッチジョイントを分解して示
す斜視図である。
【図23】本発明のワンタッチジョイントの更に他の形
態例を示す図である。
【図24】図23のワンタッチジョイントの斜視図であ
る。
【図25】従来のジョイントの例を示す図である。
【符号の説明】
10 水栓器具(水回り機器) 26 供給配管 36 接続配管 38 ワンタッチジョイント 46 ソケット部材(雌管) 48 端部部材(雄管) 53 フランジ部(突出部) 54 雄嵌合面 56 Oリング 62 切欠部 66 雌嵌合面 72 抜止クリップ 81 カム部 88 カバー 110 便器 118 洗浄タンク 120 局部洗浄装置(水回り機器) 122 ノズル 126 ボールタップ(水回り機器) 132 水栓本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D038 JC00 2D039 BA07 CB01 2D060 AC03 BE09 BF09 3J106 AB01 BA01 BA02 BB01 BC04 BD01 BE12 BE29 BE40 CA03 EA03 EB02 EC01 EC07 ED33 ED35 ED36 EE02 EF04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)雌嵌合面を有する雌管と(ロ)雄嵌合
    面を有し、該雌管に対して軸方向に挿入されて該雄嵌合
    面を該雌嵌合面に嵌合させる雄管と(ハ)前記雌管に対
    して軸直角方向に装着されるとともに弾性的に拡開・収
    縮可能であって、該収縮状態で該雌管からの該雄管の抜
    けを防止する抜止クリップと(ニ)前記雄管の外周面よ
    り突出した突出部に対して該雄管の挿入時に接触し、該
    雄管の挿入運動に従動して前記抜止クリップを拡開運動
    させ、該抜止クリップに対して前記突出部を抜止位置ま
    で軸方向に移動可能とするカム部とを有しており、該抜
    止位置において前記抜止クリップが収縮運動して前記雄
    管を抜止めするようになしてあり、 更に前記雄管の挿入時に前記雄嵌合面の先端が前記雌嵌
    合面内に入り込んだ後に前記突出部が前記カム部に当接
    するように、それら突出部及びカム部の位置が定めてあ
    ることを特徴とするワンタッチジョイント。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記雄嵌合面には環
    状の弾性シール部材が装着してあり、該シール部材が前
    記雌嵌合面内に入り込んだ後に前記突出部が前記カム部
    に当接するようになしてあることを特徴とするワンタッ
    チジョイント。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記カ
    ム部が前記抜止クリップに一体に形成してあることを特
    徴とするワンタッチジョイント。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記カ
    ム部が前記雄管の挿入方向である前方に進むにつれて前
    記雌管の中心側に接近する形状をなしていることを特徴
    とするワンタッチジョイント。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記抜
    止クリップが前記雌管を周方向に切り欠いて成る切欠部
    に装着されていることを特徴とするワンタッチジョイン
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記抜
    止クリップに対して外側から被さるカバーを更に備えて
    いることを特徴とするワンタッチジョイント。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記ワ
    ンタッチジョイントが水回り機器から延び出す接続配管
    と水又は湯の供給配管とを接続するものであることを特
    徴とするワンタッチジョイント。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記水回り機器が水
    栓器具であることを特徴とするワンタッチジョイント。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記水回り機器が便
    器の洗浄用の水を内部に貯える洗浄タンクに対して給水
    を行うボールタップであることを特徴とするワンタッチ
    ジョイント。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記水回り機器が
    便器に備えられてノズルより人体局部に洗浄水を噴射す
    る局部洗浄装置であることを特徴とするワンタッチジョ
    イント。
  11. 【請求項11】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記
    ワンタッチジョイントがシャワーホースと水栓本体とを
    接続するものであることを特徴とするワンタッチジョイ
    ント。
JP2001067431A 2001-03-09 2001-03-09 ワンタッチジョイント Pending JP2002267071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001067431A JP2002267071A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 ワンタッチジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001067431A JP2002267071A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 ワンタッチジョイント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002267071A true JP2002267071A (ja) 2002-09-18

Family

ID=18925784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001067431A Pending JP2002267071A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 ワンタッチジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002267071A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500328A (ja) * 2003-05-27 2007-01-11 エタブリスマン・カイヨー 迅速接続継手
KR100844522B1 (ko) * 2004-08-11 2008-07-08 아. 레이몽 에 씨에 커플링
WO2014010235A1 (ja) * 2012-07-09 2014-01-16 株式会社ニフコ コネクタ
KR101371025B1 (ko) * 2011-09-19 2014-03-10 염복자 너트체결장치
KR101551949B1 (ko) 2010-08-12 2015-09-09 현대자동차주식회사 라디에이터 호스용 커넥터 구조
CN105508778A (zh) * 2016-01-25 2016-04-20 浙江大学台州研究院 用于医疗床的水管连接结构
WO2020145264A1 (ja) * 2019-01-11 2020-07-16 株式会社ニフコ ソケット装置
CN114829823A (zh) * 2019-12-19 2022-07-29 欧梯克纽约股份有限公司 带有扩张环的流体连接器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500328A (ja) * 2003-05-27 2007-01-11 エタブリスマン・カイヨー 迅速接続継手
JP4729497B2 (ja) * 2003-05-27 2011-07-20 エタブリスマン・カイヨー 迅速接続継手
KR100844522B1 (ko) * 2004-08-11 2008-07-08 아. 레이몽 에 씨에 커플링
KR101551949B1 (ko) 2010-08-12 2015-09-09 현대자동차주식회사 라디에이터 호스용 커넥터 구조
KR101371025B1 (ko) * 2011-09-19 2014-03-10 염복자 너트체결장치
WO2014010235A1 (ja) * 2012-07-09 2014-01-16 株式会社ニフコ コネクタ
JP2014015969A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Nifco Inc コネクタ
US10156308B2 (en) 2012-07-09 2018-12-18 Nifco Inc. Connector
CN105508778A (zh) * 2016-01-25 2016-04-20 浙江大学台州研究院 用于医疗床的水管连接结构
WO2020145264A1 (ja) * 2019-01-11 2020-07-16 株式会社ニフコ ソケット装置
JP2020112218A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 株式会社ニフコ ソケット装置
CN114829823A (zh) * 2019-12-19 2022-07-29 欧梯克纽约股份有限公司 带有扩张环的流体连接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2724757C (en) Locking pressurized fluid connection
JP2002267071A (ja) ワンタッチジョイント
JP4335884B2 (ja) 迅速管継手
US11811204B2 (en) Wall installation connection box unit with an extension sleeve
JP5234646B2 (ja) 配管接続装置
US7373674B1 (en) Tub spout installation system
JP2002267080A (ja) ワンタッチジョイント
JP2002267076A (ja) ワンタッチジョイント
JP3713210B2 (ja) 迅速管継手
JP3711246B2 (ja) ワンタッチジョイント
JP2002267081A (ja) ワンタッチジョイント
JP2002267072A (ja) ワンタッチジョイント
JP2002267075A (ja) 接続配管装置
JP2002267077A (ja) ワンタッチジョイント
US6360774B1 (en) Sanitary fitting
CA2504538A1 (en) Plaster guard for recessed mounting
JP2003294185A (ja) 迅速管継手
JP2002267078A (ja) ワンタッチジョイント
JP3689233B2 (ja) 排水装置
US5280963A (en) Coupler for appliance hose
JP2001311189A (ja) ホース収納式水栓
KR200165466Y1 (ko) 세면대용 수도전
JP2004003626A (ja) 迅速管継手
JP2004300841A (ja) 排水栓装置
JP2001311192A (ja) 水栓における管体の接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050920