JP2002267075A - 接続配管装置 - Google Patents

接続配管装置

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JP2002267075A
JP2002267075A JP2001067425A JP2001067425A JP2002267075A JP 2002267075 A JP2002267075 A JP 2002267075A JP 2001067425 A JP2001067425 A JP 2001067425A JP 2001067425 A JP2001067425 A JP 2001067425A JP 2002267075 A JP2002267075 A JP 2002267075A
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female
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retaining clip
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JP2001067425A
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English (en)
Inventor
Masaaki Nagata
雅昭 永田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水栓器具と水又は湯を供給する供給配管とを接
続配管を介して接続するに際し、狭い作業空間でも作業
性良く接続作業を行うことができ、また接続後において
も接続部分を良好な外観状態となし得る接続配管装置を
提供する。 【解決手段】接続配管装置34を接続配管としての可撓
性のホース36とワンタッチジョイント38とを備えて
構成する。そのワンタッチジョイント38には、雌管と
してのソケット部材46と、雄管としての端部部材48
と、軸直角方向に装着されるとともに弾性的に拡開・収
縮可能であって、収縮状態で端部部材48の抜けを防止
する抜止クリップ72と、端部部材48のフランジ部5
3に対して挿入時に接触し、端部部材48の挿入運動に
従動して抜止クリップ72を拡開運動させるカム部81
とを備えておき、抜止位置において抜止クリップ72を
収縮運動させて端部部材48を抜止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水栓器具等の水
回り機器と供給配管との接続等に適用して好適な接続配
管装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、水回り機器としての水栓器具と水又は湯の供給配管
との接続は、例えば図25に示すようにして行われてい
た。図示の例は洗面器200に設置された水栓器具20
2と、壁Wから横向きに突き出した水,湯の供給配管2
04とを接続する場合の例で、ここではそれら水栓器具
202と供給配管204とを接続する接続配管(水又は
湯を水栓器具202に導くサプライ管)206として金
属銅管を用い、その一端側を水栓器具202に、他端側
を供給配管204、具体的には供給配管204の先端部
に設けられた止水栓208に接続するようにしている。
【0003】しかしながら供給配管204ないし先端部
の止水栓208の位置は水栓器具202の設置現場ごと
に違った位置にあり、このため図25に示す接続配管装
置にあっては、接続配管206として予め長めの金属銅
管を用いておき、これを適当に曲げ変形させたり切断し
たりすることで、長さや位置を合せるようにしていた。
この場合洗面器200下の狭い作業空間で金属銅管から
成る接続配管206の曲げ変形作業や切断作業、止水栓
208との位置合せ作業等をしなければならず、作業に
多大の困難を伴っていた。
【0004】以上は洗面器200における水栓器具20
2と供給配管204との接続の場合の例であるが、キッ
チン等におけるカウンター上の水栓器具202とカウン
ター下の供給配管204とを接続する際にも同様の問題
が生じていた。
【0005】上記接続配管206と供給配管204とを
接続するに際して、図26に示すようなジョイント(管
継手)を用いれば、接続作業をより簡単化することがで
きる。同図において210は雌管で、軸方向一端に挿入
開口212を有しており、更に挿入開口212に続いて
断面円形の雌嵌合面214を有している。また軸方向端
の外周面にフランジ部(突出部)216が形成されてい
る。
【0006】218は雄管で、雄嵌合面220とそこに
装着されたOリング222とを有しており、その雄嵌合
面220が雌嵌合面214に挿入されて嵌合され、そし
てそれら嵌合面の間がOリング222にて水密にシール
されるようになっている。この雄管218の側にも、雌
管210におけるのと同様のフランジ部(突出部)22
4が形成されている。
【0007】226はこれら雌管210と雄管218と
を軸方向に締結するための弾性を有する抜止クリップで
あって、幅方向中間部に係入溝228を有するととも
に、周方向の一部が切り欠かれた形態をなしていて、そ
の切欠部分が開口230を成しており、更にその開口2
30に続いてハの字状に開いた形のガイド232が連続
して形成されている。
【0008】この抜止クリップ226は、雄管218を
雌管210内部に挿入し、そして一対のフランジ部21
6,224を合せた状態でそれらフランジ部216,2
24に対して、開口230を通じて軸直角方向に弾性的
に嵌め合され、それらフランジ部216,224を係入
溝228内に係入させることで、雌管210と雄管21
8とを軸方向に抜止状態に締結する。
【0009】234は安全カバーで内向きに折れ曲がっ
た一対の係止部236を有しており、それら係止部23
6を抜止クリップ226の一対のガイド232に嵌め合
せ係止することで、突出状態のガイド232をカバーす
るとともに抜止クリップ226の開きを防止する。
【0010】このジョイントを用いれば、金属銅管を溶
接接合したり或いはねじ接続したりする場合に比べて、
より簡便に管接続を行うことができる。しかしながらこ
のジョイントにあっても、管接続に際して雄管218を
雌管210内部に挿入する動作(アクション)と、その
状態で抜止クリップ226を軸直角方向に弾性的に嵌め
合せる動作及びその後において安全カバー234を嵌め
合せる動作の少なくとも3段階の動作が必要であり、管
接続に際しての作業性の点でなお十分簡単ではない問題
がある。
【0011】他方、図27に示しているように雌管21
0の側に径方向に弾性的に拡開・収縮可能な抜止部材2
38を装着しておき、そして雄管218を雌管210に
対し軸方向に挿入するとともに、その挿入運動によって
抜止部材238を弾性的に拡開させ、これによってフラ
ンジ部224を抜止部材238の係合溝240に係合さ
せて、雌管210と雄管218とを抜止状態に締結する
ようになしたジョイントが公知である。
【0012】この図27に示すジョイントの場合、雄管
218を雌管210内部に挿入するだけで、即ちワンア
クションで管接続を行うことができる。しかしながらこ
のジョイントの場合、抜止部材238を雌管214の内
部に挿入する状態に装着した上、更にその抜止部材23
8の内部に雄管218を挿入するようにしているため、
それらが軸直角方向に三重に重なった状態となって、必
然的に雌管210が大径化し、管接続部分が部分的に大
型化して同部分の外観が悪化してしまう。
【0013】即ち、従来にあっては水栓器具等の水回り
機器と水又は湯の供給配管との接続等のための接続配管
装置として、その接続作業を狭い作業空間でも作業性良
く容易に行うことができ、且つ接続後の外観状態も良好
であるものが提供されていないのが実情である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の接続配管装置は
このような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して請求項1のものは、(A)接続配管としての
可撓性のホースと、(B)該ホースを相手部材と接続す
るためのワンタッチジョイントとを備えており、且つ該
ワンタッチジョイントは、(イ)雌嵌合面を有する雌管
と、(ロ)雄嵌合面を有し、該雌管に対して軸方向に挿
入されて該雄嵌合面を該雌嵌合面に嵌合させる雄管と、
(ハ)前記雌管に対して軸直角方向に装着されるととも
に弾性的に拡開・収縮可能であって、該収縮状態で該雌
管からの該雄管の抜けを防止する抜止クリップと、
(ニ)前記雄管の外周面より突出した突出部に対して該
雄管の挿入時に接触し、該雄管の挿入運動に従動して前
記抜止クリップを拡開運動させ、該抜止クリップに対し
て前記突出部を抜止位置まで軸方向に移動可能とするカ
ム部とを有しており、該抜止位置において前記抜止クリ
ップが収縮運動して前記雄管を前記雌管から抜止めする
ようになしてあることを特徴とする。
【0015】請求項2のものは、請求項1において、前
記カム部が前記抜止クリップに一体に形成してあること
を特徴とする。
【0016】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記カム部が前記雄管の挿入方向である前方
に進むにつれて前記雌管の中心側に接近する形状をなし
ていることを特徴とする。
【0017】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記抜止クリップが、前記雌管を周方向に切
り欠いて成る切欠部に装着されていることを特徴とす
る。
【0018】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記ワンタッチジョイントが前記抜止クリッ
プに対して外側から被さるカバーを更に備えていること
を特徴とする。
【0019】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
において、前記接続配管装置が、水回り機器と水又は湯
の供給配管とを接続するものであることを特徴とする。
【0020】請求項7のものは、請求項6において、前
記水回り機器が水栓器具であることを特徴とする。
【0021】請求項8のものは、請求項6において、前
記水回り機器が便器の洗浄用の水を内部に貯える洗浄タ
ンクに対して給水を行うボールタップであることを特徴
とする。
【0022】請求項9のものは、請求項6において、前
記水回り機器が便器に備えられてノズルより人体局部に
洗浄用の水を噴射する局部洗浄装置であることを特徴と
する。
【0023】請求項10のものは、請求項1〜5の何れ
かにおいて、前記接続配管装置のホースがシャワーホー
スであって、前記ワンタッチジョイントが該シャワーホ
ースを水栓本体に接続するものであることを特徴とす
る。
【0024】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、接続配
管装置を、接続配管としての可撓性のホースとワンタッ
チジョイントとを備えて構成し、且つそのワンタッチジ
ョイントを、雌管と、雄管と、雌管に対して軸直角方向
に装着される抜止クリップと、雄管の挿入運動に従動し
て抜止クリップを拡開運動させるカム部とを有するよう
に構成したもので、この接続配管装置にあっては、接続
配管が可撓性のホースにて構成してあるため、上記供給
配管等接続配管を接続すべき相手側の部材が設置現場ご
とに違った位置にあっても、その可撓性を利用して簡単
にその端部の位置を相手部材の位置に合せることができ
る。しかもこのワンタッチジョイントは、単に雄管を雌
管に挿入動作するだけで接続を行うことができるため、
接続配管と相手部材との接続も容易に行うことができ
る。
【0025】加えて本発明の接続配管装置にあっては、
抜止クリップが雌管に対して軸直角方向に装着されるも
のであるため、接続部分が特に大径且つ大型化してしま
うといったことがなく、その外観も良好となし得る。即
ち本発明の接続配管装置によれば、水回り機器等と相手
部材との接続作業を狭い作業空間でも作業性良く簡単に
行うことができるとともに、接続後の外観状態も良好と
なし得る。
【0026】本発明において、上記カム部は抜止クリッ
プと別体に構成し、また別々の位置に設けることも可能
であるが、請求項2に従ってカム部を抜止クリップに一
体に形成しておくことができる。このようにしておけば
必要な部品点数を少なくすることができ且つ構造も簡単
化することができる。
【0027】ここでカム部の形状は、雄管の挿入方向で
ある前方に進むにつれて雌管の中心側に接近する形状と
なしておくことができる(請求項3)。更にまた上記抜
止クリップは、雌管を周方向に切り欠いて成る切欠部に
装着しておくことができる(請求項4)。
【0028】更にまた本発明においては、抜止クリップ
に対して外側から被さるカバーをワンタッチジョイント
に備えておくことができる(請求項5)。このようにし
ておけば、ワンタッチジョイントによる可撓性のホース
と相手部材との接続部分の外観を更に良好となすことが
できる。
【0029】本発明は、水回り機器と水又は湯の供給配
管との接続に際して好適に適用可能なものである(請求
項6)。請求項7はその水回り機器としての水栓器具と
水又は湯の供給配管との接続に本発明を適用したもの
で、この場合一般に水栓器具と供給配管との接続のため
の作業空間はカウンター下などの狭い空間であり、その
ような場合であっても作業性良く水栓器具と供給配管と
を接続することができる。
【0030】一方請求項8のものは、水回り機器として
のボールタップと供給配管との接続に本発明を適用した
もので、この場合においても狭い作業空間で作業性良く
接続作業を行うことができる。更に請求項9のものは、
水回り機器としての局部洗浄装置と供給配管との接続に
本発明を適用したもので、この場合においても狭い作業
空間で作業性良く接続作業を行うことができる。
【0031】一方請求項10のものは、シャワー吐水部
と水栓本体との接続に本発明を適用したもので、具体的
には接続配管としてのシャワーホースを水栓本体に対し
てワンタッチジョイントにて接続するようになしたもの
で、この場合においても作業性良く簡単に接続作業を行
うことができる。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1〜図17は本発明の接続配管装置を水回
り機器としての水栓器具と水,湯の供給配管との接続に
適用した場合の実施例を示したもので、図1中10は図
示を省略するカウンター等の上面に設置される水回り機
器としての水栓器具(この例ではシングルレバー式の湯
水混合水栓)で、12は水栓本体、14はその上部に設
けられたレバー式の操作部、16は水栓本体12から延
び出した吐水管である。
【0033】吐水管16は、水栓本体12に一体的に構
成された管本体18と、ホース24とともに引出可能な
吐水ヘッド20とから成っている。ここで吐水ヘッド2
0は先端に吐水口22を有しており、この吐水口22か
ら吐水を行うようになっている。尚この例において、吐
水ヘッド20は吐水を整流吐水からシャワー吐水に若し
くはその逆に切替可能なものとされている。
【0034】26は水,湯の供給配管で壁Wから室内側
に横向きに突き出している。これら一対の供給配管26
の先端部には止水栓28が設けられている。止水栓28
は上向きの接続口30を有している。この接続口30の
外周面には雄ねじ32が形成されている。
【0035】この例において、水栓器具10と一対の供
給配管26とは本例の接続配管装置34にて互いに接続
されている。接続配管装置34は、接続配管としての可
撓性のホース36と、ワンタッチジョイント38とを備
えており、そのホース36の端部がワンタッチジョイン
ト38にて供給配管26に、具体的にはその先端部の止
水栓28に接続されている。
【0036】ホース36は水又は湯のサプライ管を成す
もので、供給配管26を通じて送られて来た水又は湯が
これらホース36を通じて水栓本体12に送られる。水
栓本体12に送られた水と湯とはその内部で所定比率で
混合された上、その混合水が流出管40を通じて外部に
流出する。そしてその流出管40に接続された上記ホー
ス24を通じて吐水ヘッド20へと送られ、先端の吐水
口22から吐水される。
【0037】尚、42はホース24を案内するホースガ
イドであり、44はホース24の引出量を一定量に規制
するためのストッパである。ホース24は、このストッ
パ44がホースガイド42に当接することでそれ以上の
引出しが阻止される。
【0038】上記ワンタッチジョイント38は、図2〜
図5に示しているように雌管としてのソケット部材46
と、雄管としての端部部材48とをその主要素として備
えている。端部部材48はニップル部50を有してお
り、そのニップル部50がホース36の内部に挿入さ
れ、その状態でホース36の外周面にかしめ付けられた
スリーブ52とともにホース36の先端部に固定されて
いる。
【0039】また端部部材48は、その外周面から径方
向外方に突出する環状のフランジ部(突出部)53と、
更にそのフランジ部53に続いて先端側に断面円形の雄
嵌合面54とを有しており、その雄嵌合面54にシール
部材としてのOリング56が装着されている。
【0040】一方ソケット部材46は、全体として円筒
形状をなしているとともに軸方向一端(図2及び図5中
下端)に雌ねじ58を有しており、その雌ねじ58が止
水栓28における接続口30の雄ねじ32にねじ結合さ
れている。即ちソケット部材46が止水栓28にねじ接
続されている。
【0041】ソケット部材46は図4,図9に示してい
るように図中上端に挿入開口60を有しており、更にそ
れより図中下側位置においてソケット部材46を所定周
長に亘って切り欠いて成る切欠部62が形成されてい
る。また図2に示しているように、この切欠部62に臨
むようにして端部部材48におけるフランジ部53を収
容する凹部64が形成されており、更にこの凹部64に
続いて図中下側に雌嵌合面66が形成されている。
【0042】上記端部部材48は、このソケット部材4
6に対して図中上端の挿入開口60より内部に挿入さ
れ、そして雄嵌合面54が雌嵌合面66に嵌合し且つそ
れら嵌合面がOリング56によって水密にシールされ
る。尚このとき、フランジ部53がソケット部材46の
凹部64内に収容される。
【0043】図4に示しているように、ソケット部材4
6の下端部には大径且つ六角形状の工具掛部68が一体
に形成されている。この工具掛部68は平坦な工具掛面
70を有しており、この工具掛面70に工具を掛けるこ
とで、ソケット部材46を回転操作することができる。
即ちその回転操作によってソケット部材46の雌ねじ5
8を止水栓28の雄ねじ32にねじ結合することができ
る。
【0044】図2〜図5に示しているように、ワンタッ
チジョイント38はソケット部材46から端部部材48
が軸方向に抜けるのを防止するための抜止クリップ72
を有している。この抜止クリップ72は図4,図10に
示しているように板ばね材を略U字状に曲げ変形した形
態のもので、一対の弾性脚74とそれらの連結部76と
を有しており、ソケット部材46に対して軸直角方向に
嵌め合され、一対の弾性脚74のそれぞれが切欠部62
内に位置する状態でソケット部材46に装着されてい
る。
【0045】この抜止クリップ72は図2に示している
ようにその前端(図中下端)が端部部材48のフランジ
部53に当接し、また後端(図中上端)がソケット部材
46の切欠部62における当接面82に当接すること
で、ソケット部材46からの端部部材48の抜けを防止
する。
【0046】この抜止クリップ72は、一対の弾性脚7
4の先端部に互いにハの字状に開いた形態のガイド78
を有しており、抜止クリップ72をソケット部材46に
対し軸直角方向に嵌め合せる際に、それらガイド78に
よって案内されるようになっている。
【0047】これらガイド78のそれぞれには、抜止ク
リップ72の板面と平行な方向に突出するストッパ爪8
0が形成されている。一方ソケット部材46の外面には
係止凹部84が形成されており、この係止凹部84内に
ストッパ爪80が収容されている。
【0048】この係止凹部84にはストッパ面86が形
成されており、そのストッパ面86と抜止クリップ72
のストッパ爪80との当接作用によって、抜止クリップ
72がソケット部材46から軸直角方向に抜け出すのが
防止されている。但しストッパ爪80は係止凹部84内
部において一定距離軸直角方向に移動可能である。即
ち、抜止クリップ72が軸直角方向に一定距離移動可能
な状態でソケット部材46に装着されている。
【0049】この抜止クリップ72の一対の弾性脚74
のそれぞれには、これを曲げ変形して成るカム部81が
一体に形成されている。ここでカム部81は、図4に示
しているようにすり鉢形状をなしている。詳しくは端部
部材48の挿入方向である前方に進むにつれてソケット
部材46の中心側に接近する形状をなしている。
【0050】このカム部81は次のように作用する。即
ち、端部部材48をソケット部材46に対して軸方向に
押し込むと、その押込みの途中でカム部81が端部部材
48のフランジ部53に接触し、その後更なる端部部材
48の押込みに伴って、そのカム部81がカム作用で抜
止クリップ72の一対の弾性脚74を弾性的に拡開運動
させる。
【0051】これによって抜止クリップ72がフランジ
部53の通過を許容し、そしてフランジ部53が抜止ク
リップ72の拡開運動を伴いこれを通過したところ(抜
止位置)で、抜止クリップ72が自身の復元力によって
収縮運動する。この時点で抜止クリップ72の前端がフ
ランジ部53に当接し、また後端が切欠部62の当接面
82に当接した状態となって、ソケット部材46からの
端部部材48、つまりホース36の抜けを防止する。
【0052】図2〜図5において、88は装着状態の抜
止クリップ72に対して外側から被さる状態にソケット
部材46に装着されたカバー(本例では樹脂製)であっ
て、図11にも示しているように略円筒形状をなしてい
る。カバー88はその下端が開放形状をなしており、ま
た上端には内向きの鍔状部90が形成されていて、その
鍔状部90の内側に端部部材48とともにホース36を
挿入するための開口92を有している。
【0053】また図3に示しているように周壁部98の
周方向所定箇所に、抜止クリップ72の連結部76を内
部に収容する膨出部94を有しており、更にこれとは略
反対側の位置において、抜止クリップ72における一対
のガイド78に対応した一対の突出部96を有してい
る。
【0054】これら突出部96は、抜止クリップ72を
ソケット部材46に装着した状態の下で、そのソケット
部材46に対し軸方向に嵌め合せられるように、断面形
状が図12に示しているように略U字形状をなしてい
る。
【0055】尚、これら突出部96はソケット部材46
に装着された抜止クリップ72の一対のガイド78より
も外側に突出しており、ハの字状に開いた形態のガイド
78が露出状態で且つ単独で突き出した状態とならない
ようにし、手等がガイド78に突き当たったりするのを
防止するためのガードをも兼ねている。
【0056】カバー88には周壁部98に沿って所定周
長で窓100が設けられている。抜止クリップ72は、
この窓100の部分においてソケット部材46の径方向
に弾性的に拡開・収縮することができる。カバー88に
おける周壁部98の下端部には、周方向所定位置にスリ
ット102が形成されており、それらスリット102と
102との間に弾性係止部104が形成されている。
【0057】弾性係止部104の内面には、図12に示
しているように内向きに突出する係止爪106が形成さ
れている。一方ソケット部材46の外周面には、それら
係止爪106に対応する軸方向位置において係止溝10
8が環状に形成されており、その係止溝108に対して
係止爪106が弾性的に係止するようになっている。カ
バー88は、係止溝108に対する係止爪106の弾性
係止作用によって、ソケット部材46に着脱可能に装着
されている。
【0058】次に本例の接続配管装置34による接続の
手順をその作用とともに以下に詳述する。本例では、先
ず接続配管としてのホース36の端部を水栓器具10に
接続しておき、その状態でホース36の他端部をワンタ
ッチジョイント38にて供給配管26、具体的にはその
先端部の止水栓28に接続する。その際の手順は次のよ
うになる。
【0059】先ずワンタッチジョイント38におけるソ
ケット部材46を止水栓28にねじ接続しておき、更に
そのソケット部材46に対して、図6に示しているよう
に抜止クリップ72及びカバー88を装着しておく。尚
このときの手順は、先ず抜止クリップ72をソケット部
材46に対して軸直角方向(図4参照)から嵌め合せて
装着し、その後にカバー88をソケット部材46に対し
軸方向に嵌め合せて装着する。図13(I)はこのとき
の状態を示している。
【0060】この状態でホース36に装着した端部部材
48を、カバー88の開口92及びソケット部材46の
軸方向端の挿入開口60を通じてソケット部材46内部
に挿入する。その挿入の過程で端部部材48の雄嵌合面
54がソケット部材46の雌嵌合面66内部に入り込み
(図13(II)参照)、続いてフランジ部53が抜止クリ
ップ72のカム部81に当接し接触する。
【0061】この状態から端部部材48、つまりホース
36を図中更に下向きに押し込むと、図14(III)に
示しているようにカム部81のカム作用によって抜止ク
リップ72の一対の弾性脚74がホース36の押込みに
従動して弾性的に拡開運動し、端部部材48のフランジ
部53の通過を許容する。
【0062】而してフランジ部53が抜止クリップ72
を通過し、ソケット部材46の段付面65に当接し且つ
凹部64内に収容されたところで、抜止クリップ72が
自身の復元力で収縮運動する。そして抜止クリップ72
がその前端をフランジ部53に当接させ、また後端を切
欠部62の当接面82に当接させた状態となって、ここ
においてホース36のソケット部材46からの抜けを防
止した状態となる。図14(IV)及び図7,図8はこの
ときの状態を表している。
【0063】尚、端部部材48の押込みに伴って抜止ク
リップ72が拡開運動するとき、抜止クリップ72が図
4において軸直角方向且つ嵌合せ方向とは逆方向に若干
相対移動しようとする。しかしながらこの例ではカバー
88がソケット部材46に装着されていて、抜止クリッ
プ72を外側から包んでおり且つその軸直角方向の移動
を阻止した状態にあるため、抜止クリップ72が円滑に
拡開運動し、従ってホース36を円滑にソケット部材4
6内部に挿入作業することができる。
【0064】図15〜図17はホース36をソケット部
材46から抜き出す際の手順とその作用を表している。
先ず図15(I)及び(II)に示しているように、ホー
ス36をソケット部材46から抜き出すには、カバー8
8を図中上方に持ち上げてソケット部材46から外した
状態とする。その後に図16(III)及び(IV)に示し
ているように抜止クリップ72を軸直角方向且つ嵌合せ
方向とは逆方向に移動させて、端部部材48に対する抜
止めの作用を解除する。
【0065】その後、端部部材48をホース36ととも
に図中上方に引き抜く。ここにおいて図17(V)に示
しているように、端部部材48がソケット部材46から
軸方向に抜出状態となる。即ちホース36が供給配管2
6から外れた状態となる。
【0066】以上のような本例の接続配管装置34によ
れば、供給配管26が設置現場ごとに違った位置にあっ
ても、そのホース36の可撓性を利用して簡単にその端
部の位置をワンタッチジョイント38を介して供給配管
26の位置に合せることができる。しかも本例のワンタ
ッチジョイント38は単に雄管としての端部部材48を
雌管としてのソケット部材46内に挿入動作するだけで
接続を行うことができるため、ホース36と供給配管2
6との接続も容易に行うことができる。
【0067】加えて本例の接続配管装置34にあって
は、抜止クリップ72がソケット部材46に対して軸直
角方向に装着されるものであるため、接続部分が特に大
径且つ大型化してしまうといったことがなく、その外観
も良好となし得る。また水栓器具10と供給配管26と
の接続のための作業空間は一般に狭い空間であるが、本
例によればそのような狭い空間であっても作業性良く簡
単に水栓器具10と供給配管26との接続作業を行うこ
とができるとともに、接続後の外観状態も良好となし得
る。
【0068】更に本例ではカム部81が抜止クリップ7
2に一体に形成してあるため、必要な部品点数を少なく
することができ且つ構造も簡単化することができる。
【0069】更にまた本例ではワンタッチジョイント3
8に抜止クリップ72に対して外側から被さるカバー8
8を備えているため、ワンタッチジョイント38による
ホース36と供給配管26との接続部分の外観を更に良
好となすことができる。
【0070】図18及び図19は本発明の他の実施例を
示している。図18において、110は便器(洋風便
器)であって、112は便器本体、114は便座、11
6は便蓋、118は便器110の洗浄用の水を内部に貯
える洗浄タンクである。
【0071】この例では、ノズル122から人体局部に
向けて洗浄用の水を噴射する局部洗浄装置(水回り機
器)120が便器110に備えられている。また図19
に示しているように、洗浄タンク118内部には浮玉1
23の昇降に連動して吐水部124から洗浄タンク11
8内部に給水を行い又は給水を停止するボールタップ
(水回り機器)126が配設されている。
【0072】而してこれら局部洗浄装置120,ボール
タップ126が、それぞれ本例の接続配管装置34にて
壁Wから突き出した供給配管26に接続されている。詳
しくは、供給配管26先端部の止水栓28に接続された
分岐栓127の一方の分岐口に対して局部洗浄装置12
0が本例の接続配管装置34にて接続され、また他方の
分岐口に対してボールタップ126が接続配管装置34
にて接続されている。本例においても、狭い作業空間で
作業性良く接続作業を行うことができる。
【0073】次に図20は本発明の更に他の実施例を示
している。同図において128は浴室内のカウンター
で、そのカウンター128の前板にて構成される壁W
に、洗い場水栓130が取り付けられている。図中13
2はその洗い場水栓130における水栓本体であり、1
34は吐水管である。
【0074】135はシャワーヘッド(シャワー吐水
部)であって、このシャワーヘッド135が本発明の接
続配管装置34にて水栓本体132に接続されている。
この例では一端部がシャワーヘッド135に接続された
ホース(シャワーホース)36が、他端部においてワン
タッチジョイント38にて水栓本体132に接続されて
いる。詳しくはシャワーエルボ136を介して水栓本体
132に接続されている。本例においても作業性良く簡
単に接続作業を行うことができる。
【0075】図21及び図22は本発明の接続配管装置
34におけるワンタッチジョイント38の他の例を示し
たものである。この例においては、雄管としての端部部
材48の側のみならず雌管としてのソケット部材46の
側にもフランジ部53が設けられている。
【0076】一方抜止クリップ72は、板ばね材を曲げ
変形して形成した点については上記実施例(図1〜図2
0)と同様であるが、この例では一対の弾性脚74のそ
れぞれが円弧形状をなしており、更にまた幅方向中間部
において係入溝138が設けられている点で上記実施例
と異なっている。
【0077】この抜止クリップ72は、一対のフランジ
部53を合せた状態で係入溝138内部に係入させ、こ
れによってソケット部材46と端部部材48、つまりホ
ース36とを軸方向に抜止状態に締結する。尚抜止クリ
ップ72に上記と同様の形状のカム部81が一体に形成
されている点で、上記実施例と同様である。
【0078】この例においては、図21に示しているよ
うに抜止クリップ72をソケット部材46に予め装着し
ておく。詳しくは、ソケット部材46のフランジ部53
が抜止クリップ72の係入溝138に係入する状態に抜
止クリップ72をソケット部材46に予め装着してお
く。
【0079】この状態でホース36、具体的には端部部
材48を下向きに押し込むと、端部部材48側のフラン
ジ部53がカム部81のカム作用によって抜止クリップ
72を径方向に弾性的に拡開運動させながら係入溝13
8内部の位置(抜止位置)に到り、ここにおいて抜止ク
リップ72が自身の復元力で収縮運動して、一対のフラ
ンジ部53を合せた状態で係入溝138内部に係入させ
る。ここにおいて端部部材48とソケット部材46とが
軸方向に抜止状態に締結される。この例においても、雄
管としての端部部材48を雌管としてのソケット部材4
6に挿入するだけで、即ちワンアクションで自動的にそ
れらを接続作業することができる。
【0080】図23及び図24はワンタッチジョイント
38の他の例を示している。この例では、抜止クリップ
72がソケット部材46の切欠部62に装着されてお
り、更にまた抜止クリップ72が板ばね材を曲げ変形し
た形態をなしていて、一対の弾性脚74と連結部76と
を有している点で上記実施例(図1〜図20)と同様で
あるが、この例では抜止クリップ72に上記のカム部8
1は形成されていない。
【0081】これに代って図23に示しているように、
ソケット部材46に装着されたカバー88にカム部81
が一体に設けられている。ここでカム部81はカバー8
8に設けられた略傾斜形状の弾性片140にて構成され
ている。この弾性片140は、図中下向きに折れ曲がっ
た曲げ部142を有していて、その曲げ部142が抜止
クリップ72の一対の弾性脚74の幅方向端部に係合し
ている。
【0082】この例の場合、雄管としての端部部材48
を図中下向きに押し込むとカバー88のカム部81が押
し拡げられ、これに伴って抜止クリップ72が径方向に
弾性的に拡開運動し、フランジ部53の通過を許容す
る。
【0083】而してフランジ部53が抜止クリップ72
を通過したところ(抜止位置)で、抜止クリップ72が
自身の復元力によって収縮運動し、ここにおいて抜止ク
リップ72の前端がフランジ部53に、また後端が切欠
部62の当接面82に当接した状態となって、端部部材
48即ちホース36のソケット部材46からの抜けを防
止する。
【0084】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においてはワンタッ
チジョイント38における雄管(端部部材48),雌管
(ソケット部材46)をそれぞれホース36,止水栓2
8又は供給配管26に一体に構成しておくこともできる
し、或いはまた雌管をホース36の側に、雄管を止水栓
28又は供給配管26の側に別体又は一体に構成してお
くといったことも可能である。更に本発明は上例以外の
他の水回り機器と相手部材との接続に際して適用するこ
とも可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続配管装置を水栓器具と供給配管と
の接続に適用した例を示す図である。
【図2】同じ実施例の接続配管装置におけるワンタッチ
ジョイントとその周辺部を示す要部拡大縦断面図であ
る。
【図3】同じ実施例のワンタッチジョイント部分の要部
拡大横断面図である。
【図4】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を分解して示す斜視図である。
【図5】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部を分解して示す縦断面図である。
【図6】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部をホースを挿入する前の状態で示す斜視図である。
【図7】同じ実施例のワンタッチジョイントとその周辺
部をホースを挿入し接続した状態で示す斜視図である。
【図8】図7と同じ状態を示す正面図及び側面図であ
る。
【図9】同じ実施例のワンタッチジョイントにおけるソ
ケット部材を単体状態で示す図である。
【図10】同じ実施例のワンタッチジョイントにおける
抜止クリップを単体状態で示す図である。
【図11】同じ実施例のワンタッチジョイントにおける
カバーを単体状態で示す斜視図である。
【図12】図11のカバーの構造を詳細に示す図であ
る。
【図13】同じ実施例の接続配管装置における接続の手
順を示す図である。
【図14】図13に続く手順の説明図である。
【図15】同じ実施例の接続配管装置における接続を外
す際の手順を示す図である。
【図16】図15に続く手順の説明図である。
【図17】図16に続く手順の説明図である。
【図18】本発明の他の実施例を示す図である。
【図19】図18の要部を拡大して示す部分断面図であ
る。
【図20】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図21】本発明の接続配管装置におけるワンタッチジ
ョイントの他の形態例を示す図である。
【図22】図21のワンタッチジョイントを分解して示
す斜視図である。
【図23】本発明の接続配管装置におけるワンタッチジ
ョイントの更に他の形態例を示す図である。
【図24】図23のワンタッチジョイントの斜視図であ
る。
【図25】従来の接続配管装置の例を示す図である。
【図26】従来の接続配管装置におけるジョイントの一
例を示す図である。
【図27】図26と異なる形態のジョイントの例を示す
図である。
【符号の説明】
10 水栓器具(水回り機器) 26 供給配管 34 接続配管装置 36 ホース(接続配管) 38 ワンタッチジョイント 46 ソケット部材(雌管) 48 端部部材(雄管) 53 フランジ部(突出部) 54 雄嵌合面 62 切欠部 66 雌嵌合面 72 抜止クリップ 81 カム部 88 カバー 110 便器 118 洗浄タンク 120 局部洗浄装置(水回り機器) 122 ノズル 126 ボールタップ(水回り機器) 132 水栓本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D038 JA00 JC00 2D039 BA07 2D060 AC03 BF09 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE29 BE40 CA03 EA03 EB02 EC01 EC07 ED33 ED35 ED36 EE02 EF04 EF05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)接続配管としての可撓性のホース
    と、(B)該ホースを相手部材と接続するためのワンタ
    ッチジョイントとを備えており、且つ該ワンタッチジョ
    イントは、(イ)雌嵌合面を有する雌管と(ロ)雄嵌合面
    を有し、該雌管に対して軸方向に挿入されて該雄嵌合面
    を該雌嵌合面に嵌合させる雄管と(ハ)前記雌管に対し
    て軸直角方向に装着されるとともに弾性的に拡開・収縮
    可能であって、該収縮状態で該雌管からの該雄管の抜け
    を防止する抜止クリップと(ニ)前記雄管の外周面より
    突出した突出部に対して該雄管の挿入時に接触し、該雄
    管の挿入運動に従動して前記抜止クリップを拡開運動さ
    せ、該抜止クリップに対して前記突出部を抜止位置まで
    軸方向に移動可能とするカム部とを有しており、該抜止
    位置において前記抜止クリップが収縮運動して前記雄管
    を前記雌管から抜止めするようになしてあることを特徴
    とする接続配管装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記カム部が前記抜
    止クリップに一体に形成してあることを特徴とする接続
    配管装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記カ
    ム部が前記雄管の挿入方向である前方に進むにつれて前
    記雌管の中心側に接近する形状をなしていることを特徴
    とする接続配管装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記抜
    止クリップが、前記雌管を周方向に切り欠いて成る切欠
    部に装着されていることを特徴とする接続配管装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ワ
    ンタッチジョイントが前記抜止クリップに対して外側か
    ら被さるカバーを更に備えていることを特徴とする接続
    配管装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記接
    続配管装置が、水回り機器と水又は湯の供給配管とを接
    続するものであることを特徴とする接続配管装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記水回り機器が水
    栓器具であることを特徴とする接続配管装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記水回り機器が便
    器の洗浄用の水を内部に貯える洗浄タンクに対して給水
    を行うボールタップであることを特徴とする接続配管装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記水回り機器が便
    器に備えられてノズルより人体局部に洗浄用の水を噴射
    する局部洗浄装置であることを特徴とする接続配管装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記
    接続配管装置のホースがシャワーホースであって、前記
    ワンタッチジョイントが該シャワーホースを水栓本体に
    接続するものであることを特徴とする接続配管装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104343174A (zh) * 2013-07-24 2015-02-11 科勒诺维达株式会社 温水洁身器的分支接头
CN105805463A (zh) * 2016-05-06 2016-07-27 沈东岳 新型汽车防拆除快速接头装置
CN109210304A (zh) * 2018-11-20 2019-01-15 弗兰科希管件系统(上海)有限公司 快插连接接头及汽车管路系统

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