JP6745693B2 - 電気自動車充放電装置 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1では、筐体の側部にホルダを配置して装置全体の突出量を小さくしているし、特許文献2では壁面に対して直交する前方に向けてホルダを配置しているが、その突出量が最少となるようホルダを取り付けた筐体は薄く形成されている。
一方、特許文献2の構成では、前方に向けてホルダを配置することで何れの方向からでも充電コネクタの操作がし易いよう構成されているが、充電コネクタが壁面から前方に突出しているため、車を乗り降りする住人がぶつかることがあり、充電コネクタやホルダが破損する恐れがあった。
この構成によれば、壁面に近い部位にホルダが配置されても、取り付けられる筐体の側部は斜め前方に傾斜形成された第1のテーパ面であるため、ホルダは斜め前方を向いており、保持させた充電コネクタ、特にその把持部を壁面から離すことができる。よって、保持/抜き取り操作する際に、充電コネクタや把持した手が壁面と干渉することを防止できる。
そして、ホルダは筐体の左右側部の何れにも取り付けできるため、筐体の設置環境に応じて利用者が使い易い方に設置することができ、利便性がよい。加えて、充電コネクタを壁面に対して直交する前方に向けて保持する構成に比べて、前方への突出量を抑えることができるため、狭いスペースを有効活用できる。
この構成によれば、筐体前面の左右端部から第1のテーパ面が形成されていることで、前面の左右端部は鈍角となり、自動車の乗り降り等で人物が接触しても、衝撃を和らげることができる。
この構成によれば、筐体の突出した前面の上部は斜め上方を向く第2のテーパ面により突出量が小さくなっているため、自動車を乗り降りする人物が接触しても、衝撃を和らげることができる。また、ホルダは第1のテーパ面の十分な幅のある下部に設置されるため、第2のテーパ面の影響を受けず、安定した状態で取り付けできる。
そして、ホルダは筐体の左右側部の何れにも取り付けできるため、筐体の設置環境に応じて利用者が使い易い方に設置することができ、利便性がよい。加えて、充電コネクタを壁面に対して直交する前方に向けて保持する構成に比べて、前方への突出量を抑えることができるため、狭いスペースを有効活用できる。
尚、この電気自動車充放電装置1は、充電に加えて放電(電気自動車を電源として住宅内の電気機器等の外部に電力を供給すること)も実施する機能を有し、1aは充放電を停止するための非常停止ボタンである。
そして、第1のテーパ面22bのホルダ5が設置された部位の幅W1は、ホルダ5の幅W2より僅かに広く形成されている。
尚、このホルダ5取付部の第1のテーパ面の幅W1は、ホルダ5の幅W2と同一であっても良いし、更に広く形成しても良い。
尚、保持凹部5aの中には、挿入された充電コネクタ4を係止する係止部(図示せず)を有し、簡易に抜けることがないよう形成されており、充電操作等する場合は、充電コネクタ4の把持部4aを掴むことで取り外しでき、充電コネクタ4の先端が電気自動車の充電口(図示せず)に接続される。
こうして、ホルダ5は、ねじ15,16を交換する程度で矢印Bに示す左右移動が可能であり、左右双方の第1のテーパ面22b,22bの何れにも取付可能となっており、図5は、ホルダ5の取付部位を移動した状態を示している。
また、筐体2の前面左右端部から第1のテーパ面22bが形成されていることで、前面22c左右端部は鈍角となり、自動車の乗り降り等で人物が接触しても衝撃を和らげることができる。
更に、筐体2の突出した前面の上部も第2のテーパ面22dが形成されて傾斜形成されているため、上部の突出量を小さくでき、自動車を乗り降りする人物の接触を削減できるし、接触しても衝撃を和らげることができる。また、ホルダ5は第1のテーパ面22bの十分な幅のある下部に設置されるため、第2のテーパ面22dの影響を受けず、安定した状態で取り付けできる。
Claims (3)
- 電気自動車に接続して充放電するための充電コネクタを先端に備えたケーブルと、前記充電コネクタを保持するホルダと、前記ケーブルを懸架して保持するケーブル懸架部とを備えた電気自動車充放電装置であって、
前記ホルダ及び前記ケーブル懸架部は、壁面に設置されて前記ケーブルが引き出される筐体に設けられ、
前記筐体は、左右側部に斜め前方を向く面である第1のテーパ面を有して左右対称に形成され、双方の前記第1のテーパ面に前記ホルダが装着可能であり、
何れか一方の前記第1のテーパ面のみに前記ホルダが装着されて成ることを特徴とする電気自動車充放電装置。 - 前記第1のテーパ面は前記筐体の上下に亘り形成され、且つ筐体前面の左右端部から形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気自動車充放電装置。
- 前記第1のテーパ面の下部に前記ホルダが取り付けられると共に、前記第1のテーパ面の前記ホルダが取り付けられる部位は、少なくとも前記ホルダの幅以上の幅を有する一方、
前記筐体の前面上部には、斜め上方を向く面である第2のテーパ面が設けられ、前記筐体は上部に進むに従い前方への突出が小さくなっていることを特徴とする請求項2記載の電気自動車充放電装置。
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JP2016187326A JP6745693B2 (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 電気自動車充放電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016187326A JP6745693B2 (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 電気自動車充放電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018057082A JP2018057082A (ja) | 2018-04-05 |
JP6745693B2 true JP6745693B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=61837274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016187326A Active JP6745693B2 (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 電気自動車充放電装置 |
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2016
- 2016-09-26 JP JP2016187326A patent/JP6745693B2/ja active Active
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JP2018057082A (ja) | 2018-04-05 |
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