JP6741712B2 - 食品包装体 - Google Patents

食品包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP6741712B2
JP6741712B2 JP2018050295A JP2018050295A JP6741712B2 JP 6741712 B2 JP6741712 B2 JP 6741712B2 JP 2018050295 A JP2018050295 A JP 2018050295A JP 2018050295 A JP2018050295 A JP 2018050295A JP 6741712 B2 JP6741712 B2 JP 6741712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
plastic film
side portion
center
food package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018050295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018090336A (ja
Inventor
友信 村野
雄一郎 中村
Original Assignee
信和産業株式会社
アイワ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 信和産業株式会社, アイワ工業株式会社 filed Critical 信和産業株式会社
Priority to JP2018050295A priority Critical patent/JP6741712B2/ja
Publication of JP2018090336A publication Critical patent/JP2018090336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6741712B2 publication Critical patent/JP6741712B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

この発明は、食品を包装するための四面体状の包装材に関する。
牛乳等の飲料用の包装材として、四面体状のものは古くより使用されていた。4面のいずれかの中心付近に穴が通しやすい加工がされていて、そこにストローを刺して内容物を飲用する。
特許文献1、特許文献2、特許文献3などには、固形物の食品を収容できる四面体状の包装体が記載されている。これらの包装体は2枚のプラスチックフィルムの重ね合わせにより形成されていて、2枚のプラスチックフィルムは接続されている。この接続部は四面体状の上辺の中央部から下辺の端部に向かって形成されている。そして、上辺の中央部に開封を容易にする手段が設けられ、ここから四面体を2分割するように切り開く。開封された時には、舟形となり、それを容器のようにテーブルにおいて中の食品を食べることができる。
特開2007−284077号公開特許公報 特開2010−241491号公開特許公報 特開2011−126561号公開特許公報
従来の飲料用の四面体状容器は内容物を指で取り出せるように大きく切り開くことが困難であり、固形の食品用に使用するには適していない。一方、特許文献1、特許文献2、特許文献3などに記載の食品包装体であれば、いずれかの辺部の中心から2分割するように完全に切り開くことができ、内容物を容易に取り出すことができる。
しかし、特許文献1〜3に記載されている食品包装体では、四面体状の上辺の中央部から下辺の端部に向かって接続部が形成されている。開封はこの接続部に沿って行われる。つまり、開封はプラスチックシートそのものを切り裂くのではなく、2枚のシートの接続部を剥がしていく作業となる。したがって、開封のためには強い力が必要である。もし、弱い力でも開封できるようにしようとすると、この接続を弱める必要がある。そうすると、食品包装体としての密封する機能が弱められ、食品を収納している時に、何らかの外力が作用すると開いてしまうおそれがある。
この発明は、弱い力でも簡単に開封できる四面体状の食品包装体を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この発明の食品包装袋は、2枚のプラスチックフィルムの重ね合わせにより形成される長方形状の袋体であり、第1辺部は2枚のプラスチックフィルムが接続されていない開口部であり、第1辺部に対向する第2辺部はプラスチックフィルムの折り曲げ線により形成されていて、第1辺部に垂直な両側辺部において2枚のプラスチックフィルムは接続されており、プラスチックフィルムは第1辺部に垂直な方向に切断しやすい方向性シートであり、第2辺部の中央には溶着部および溶着部内に形成された切り欠きを有する。
また、この発明の食品包装体は、プラスチックフィルムによって形成される四面体状の食品包装体であり、プラスチックフィルムの溶着によって形成されている第1辺部と、第1辺部に対向しプラスチックフィルムの折り返しによって形成されている第2辺部と、第1辺部の中央から第2辺部の端部へ繋がる接続部と、第2辺部の中央に設けられた溶着部と、第2辺部の溶着部内に設けられた切り欠きを有する。
この発明の食品包装体は、第1辺部の中央部から、プラスチックシートを切り開きながら、弱い力で容易に開封することができる。
食品包装袋を示す平面図である。 食品包装体を示す斜視図である。 開封された食品包装体を示す正面図である。
この発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。食品包装袋を示す平面図である。食品包装袋1は、2枚のプラスチックフィルムの重ね合わせにより形成される長方形状の袋体である。この発明の食品包装体においては、まず図1のような袋状の部材が製造され、それから内容物の食品を入れて四面体状の包装体が作られる。
長方形の四辺のうちで上辺である第1辺部2は2枚のプラスチックフィルムが接続されていない開口部である。残りの3つの辺部では2枚のプラスチックフィルムが接続されているので、全体として第1辺部を開口部とする袋体である。
第1辺部2に対向する第2辺部3はプラスチックフィルムの折り曲げ線により形成されている。また、第1辺部に垂直な両側辺部において2枚のプラスチックフィルムは接続されている。この発明で使用されるプラスチックフィルムは、所定の方向に切断されやすい性質の方向性シートである。そして、その方向は第1辺部に垂直であり、切断線が第2辺部3から第1辺部2に向かって進行しやすくなっている。
第2辺部3の中央には溶着部5が設けられている。この部分においてプラスチックフィルムの合わせ面には熱溶着性の接着剤が塗布されていて、ここに熱圧着処理を加えることにより、2枚のプラスチックフィルムを接続する。本例においては、第2辺部3の全体に形成されているが、中央部付近のみのスポット的に形成してもよい。そして、この溶着部の中に開封開始を容易にするための切り欠き6が設けられている。
本例では側辺部4の接着部は溶断によって形成されている。レーザー光を重ね合わせたプラスチックフィルムに照射しながら移動すると、レーザー光の移動した形状にプラスチックフィルムが切断されるとともに、その切断線に沿って溶けたプラスチックフィルム同士が再び固まって接合される。これで簡単に接着部を形成できるが、さらに強固な接着部を得るために、所定の幅の熱溶着を行ったり、あるいは溶断による接着部の内側にもう1本の接着部を設けたりしてもよい。
つぎにこの食品包装袋を使用した食品包装体について説明する。図2は食品包装体を示す斜視図である。図1に示す食品包装袋は下辺(第2辺部3)が折り返しにより形成され、左右の側辺部4は溶断によって接続されており、上部(第1辺部2)が開放されている。上辺を開き、中に内容物となる固形物の食品xを入れる。適用される食品には特に制限はなく、たとえばゆでた枝豆などのスナック菓子などを入れることができる。あるいは、ゼリーや羊羹など半固形の食品でもよい。ついで熱圧着などにより上辺部を封止する


ここで、図1に示す袋状の第1辺部2の端部A,B同士を合わせるように閉じる。こうして、第1辺部2の中心である点Cと点Dが封止された時の端部となる。これにより、図2に示す四面体状の食品包装体10が形成される。食品包装袋1の第2辺部3が食品包装体10の第2辺部13となる。図2においては、第2辺部3が上側になるように示している。一方、封止により形成された辺部が四面体状の食品包装体10の第1辺部12となる。また、食品包装袋1の側辺部4であった接着部は、食品包装体10において第1辺部12の中央から第2辺部13の端部へ繋がる直線14として現れる。第2辺部13の中央には溶着部5があり、この溶着部5の中には開封開始を容易にするための切り欠き6がある。
食品を食べるときには、第2辺部13をつまんで、左右に引っ張ることにより開封する。上部接続部13の中央には開封開始用の切り欠き部6が形成されているので、ここから簡単に開封が開始できる。方向性フィルムの易開封性は第2辺部13に対して垂直方向であるため、切断線は真下に向いて進行する。また、この切断線の通るところは通常のシート面であり、溶着による接着部は存在しない。したがって、食品包装体10は簡単に開封される。図3は、食品包装体の開封状態を示す正面図である。開封されたとき、食品包装体は舟形の受け皿の形状となるので、そのまま中の食品xを取り出して食べることができる。
接合部14は自由に形成することができる。密封性と強度を高めたい場合には、広い接着幅で形成したり、2本以上の接着帯を設けたりしてもよい。どのように接着部を強化しても、開封におけて妨げにはならない。
1.食品包装体
2.第1辺部
3.第2辺部
4.側辺部
5.溶着部
6.切り欠き
10.食品包装体
12.第1辺部
13.第2辺部
14.接着部
x.食品

Claims (1)

  1. プラスチックフィルムによって形成される四面体状の食品包装体であり、プラスチックフィルムの溶着によって形成されている第1辺部と、第1辺部に対向しプラスチックフィルムの折り返しによって形成されている第2辺部と、第1辺部の中央から第2辺部の端部へ繋がる折り返しにより重ね合わされたプラスチックフィルムの側辺部に沿った接着部と、第2辺部の中央に設けられた溶着部と、第2辺部の中央の溶着部内に設けられた切り欠きを有し、プラスチックフィルムは第1辺部に垂直な方向に切断しやすい方向性シートであり、切り欠きより切断線は接着部が存在しない面を進行するようになした固形または半固形の食品の食品包装体。
JP2018050295A 2018-03-18 2018-03-18 食品包装体 Active JP6741712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018050295A JP6741712B2 (ja) 2018-03-18 2018-03-18 食品包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018050295A JP6741712B2 (ja) 2018-03-18 2018-03-18 食品包装体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015001306U Continuation JP3197814U (ja) 2015-03-20 2015-03-20 食品包装袋および食品包装体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020093679A Division JP7093976B2 (ja) 2020-05-28 2020-05-28 食品包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018090336A JP2018090336A (ja) 2018-06-14
JP6741712B2 true JP6741712B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=62563576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018050295A Active JP6741712B2 (ja) 2018-03-18 2018-03-18 食品包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6741712B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020186047A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 シーベジタブルジャパン株式会社 容器入り生ワカメ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280770A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Futaba Kagaku:Kk 内容物を収納した軟質容器体
JP2010089806A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Mito Saien Corp 包装体
JP2011126561A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Mori Seitai:Kk 包装袋
ES2578199T3 (es) * 2010-06-24 2016-07-21 Norio Goto Un método para la formación de un recipiente de envasado en forma tetraédrica
JP3182443U (ja) * 2012-12-28 2013-03-28 株式会社関西包装企画 食品包装容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018090336A (ja) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1889793B1 (en) Packaging member with easy-opening means
US4798296A (en) Packing container provided with a reclosable opening arrangement
JPH072463Y2 (ja) 内部袋を備えた容器
JP5430889B2 (ja) 特に液体、粘体、糊体、粒体または粉体製品のための、直立型の開閉容易な可撓性材料製のパッケージ
EP0019324B1 (en) Parallelepipedic packing container
KR100524172B1 (ko) 포장 방법
JPH07112746A (ja) 易開封性密封袋
JP2005187079A (ja) 電子レンジ用包装袋及び該電子レンジ用包装袋に内容物を充填した包装体の製造方法
WO2005102863A1 (en) An improved sachet pouch
JP6741712B2 (ja) 食品包装体
JP2013154956A (ja) 四面立体包装体及び四面立体包装方法
JP2020203732A (ja) 食品包装体
JP3809694B2 (ja) 流動物包装用自立袋
JP7093976B2 (ja) 食品包装袋
JP4284016B2 (ja) 再閉自在包装袋およびその製造方法
JP3197814U (ja) 食品包装袋および食品包装体
JP3916942B2 (ja) 包装容器
JP7318268B2 (ja) パウチ
JP7133390B2 (ja) 包装袋
JPS62208348A (ja) パック容器および容器を形成するための素材
JP7400203B2 (ja) パウチ
JP6406609B2 (ja) 包装袋
JP2563619Y2 (ja) 易開封性シート状包装体
JP3196787U (ja) 食品包装体
JP7197877B2 (ja) 包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6741712

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250