JP6740652B2 - 液体噴射ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を媒体に噴射する技術に関する。
インクジェットプリンターなどの液体噴射装置では、複数の構成部材を相互に接合することで流路を形成し、流路内に流通する液体をノズルから噴射する液体噴射ヘッドが従来から提案されている。液体噴射ヘッドの構成部材間には例えばコイルバネなどの弾性体が複数組み込まれる。例えば特許文献1では、液体噴射ヘッドの構成部材間において、可撓性部材(ダイアフラム)とこれに対向する構成部材の凹部との間に弾性体が組み込まれた構成を複数配置している。このような構成で複数の弾性体を同時に組み込む場合には、各弾性体の一端の内側に可撓性部材の突起部が挿入されるように支持し、各弾性体の他端の外側がそれぞれ凹部に挿入されるように、可撓性部材上に構成部材を積層する。
特開2010−228148号公報
しかしながら、特許文献1の構成で複数の弾性体を同時に組み込むと、組み込み不良が生じる虞がある。例えば可撓性部材の突起部で支持されている弾性体が傾いていることがあり、その傾きが大きいほど、構成部材が積層されたときに凹部の縁部に引っ掛かって組み込み不良となり易い。さらに、特許文献1の構成では、可撓性部材が撓んだときに可撓性部材の突起部が弾性体と共に構成部材の凹部に入り込むので、可撓性部材が構成部材に貼り付き易いという問題もある。以上の事情を考慮して、本発明は、可撓性部材の貼り付きを抑えつつ、弾性体の組み込み性を向上させることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の液体噴射装置は、複数の可撓性部材を配列した第1部材と、複数の可撓性部材に対向する対向面を有し、第1部材に積層される第2部材と、複数の可撓性部材の各々と対向面との間に介在する弾性体と、複数の可撓性部材の各々に設けられ、弾性体の一端を支持する第1支持部と、対向面に設けられ、弾性体の他端を支持する第2支持部と、可撓性部材と対向面のいずれかに設けられた突起部と、を具備し、第2支持部は、弾性体の他端が挿入される凹部を備え、凹部の側面には、弾性体の他端を凹部の底面に案内するためのテーパー部が形成され、突起部は、可撓性部材が対向面の方に撓んだときに、凹部の周囲において可撓性部材と対向面との間に挟まれる。以上の構成によれば、第2支持部の凹部の側面に、弾性体の他端を凹部の底面に案内するためのテーパー部が形成されるから、弾性体の他端がずれていても、テーパー部に沿って底面に案内されるので、弾性体を正常に組み込むことができる。しかも、可撓性部材が対向面の方に撓んだときに、凹部の周囲において可撓性部材と対向面との間に挟まれる突起部が設けられるから、可撓性部材が対向面に貼り付くことを抑制できる。したがって、可撓性部材の貼り付きを抑えつつ、弾性体の組み込み性を向上させることができる。
本発明の好適な態様において、突起部は、凹部の開口縁部を挟んでその開口縁部の内側から外側に渡る幅を有し、突起部の幅の中心は、凹部の開口縁部よりも外側にある。以上の構成によれば、突起部が凹部の周囲に当接したときに、開口縁部の内側に傾き難くすることができるので、突起部が凹部内へ入り込み難くすることができる。
本発明の好適な態様において、突起部は、可撓性部材から突出して設けられ、可撓性部材が対向面の方に撓んだときに凹部の周囲に当接する。以上の構成によれば、可撓性部材が対向面に貼り付くことを抑制できる。
本発明の好適な態様において、前記第1支持部に設けられ、弾性体の一端を支持する。以上の構成によれば、突起部で弾性体の一端を支持させることができるので、第1支持部に弾性体の一端を支持する構造を別途設けなくて済む。
本発明の好適な態様において、突起部は、第1支持部よりも外側に配置され、凹部の開口縁部よりも外側に当接する。以上の構成によれば、突起部が凹部の開口縁部よりも外側に当接するから、可撓性部材が対向面に貼り付くことを抑制できる。
第1実施形態に係る液体噴射装置の構成図である。 液体噴射ヘッドの断面図である。 バッファー室の構成を示す断面図であり、図2におけるA部の拡大図である。 第1実施形態に係る液体噴射ヘッドの弾性体組み込み時の作用説明図である。 図4AにおけるB1部の拡大図である。 第1比較例に係る液体噴射ヘッドの弾性体組み込み時の作用説明図である。 図5AにおけるB2部の拡大図である。 第1実施形態に係る液体噴射ヘッドのバッファー室の作用説明図である。 第2比較例に係る液体噴射ヘッドのバッファー室の作用説明図である。 第2実施形態に係る液体噴射ヘッドのバッファー室の構成を示す断面図である。 第3実施形態に係る液体噴射ヘッドのバッファー室の構成を示す断面図である。 第4実施形態に係る液体噴射ヘッドのバッファー室の構成を示す断面図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液体噴射装置10の部分的な構成図である。第1実施形態の液体噴射装置10は、液体の例示であるインクを印刷用紙等の媒体12に噴射するインクジェット方式の印刷装置である。図1に示す液体噴射装置10は、制御装置20と搬送機構22と液体噴射ヘッド30とキャリッジ26と圧力調整部28とを具備する。液体噴射装置10にはインクを貯留する液体容器(カートリッジ)14が装着される。液体容器14から液体供給管16を介して液体噴射ヘッド30にインクが供給される。
制御装置20は、液体噴射装置10の各要素を統括的に制御する。搬送機構22は、制御装置20による制御のもとで媒体12をY方向に搬送する。液体噴射ヘッド30は、液体噴射部32を具備する。液体噴射部32は、制御装置20による制御のもとで複数のノズルNの各々からインクを媒体12に噴射する。液体噴射部32は、相異なるノズルNに対応する圧力室および圧電素子の複数組(図示略)を包含する。駆動信号の供給により圧電素子を振動させて圧力室内の圧力を変動させることで、圧力室内に充填されたインクが各ノズルNから噴射される。
液体噴射ヘッド30はキャリッジ26に搭載される。制御装置20は、Y方向に交差するX方向にキャリッジ26を往復させる。搬送機構22による媒体12の搬送とキャリッジ26の反復的な往復とに並行して液体噴射部32が媒体12にインクを噴射することで媒体12の表面に所望の画像が形成される。
図2は、液体噴射ヘッド30の構成の一部を示す断面図である。なお、図2に示すZ方向はX−Y平面に垂直な方向である。図2に示すように、本実施形態の液体噴射ヘッド30は、液体噴射部32と第1部材(第1流路部材)34と第2部材(第2流路部材)36とが下方から順に(Z方向の負側から正側に向けて順に)積層された構造体を備える。第1部材34と第2部材36には、複数の液体流路Pと複数の気体流路Qが形成されている。複数の液体流路Pは、液体容器14からのインクを液体噴射部32に供給するインクの流路である。気体流路Qは、圧力調整部28に連通する気体(例えば空気)の流路である。なお、図2において細い実線矢印は液体流路Pのインクの流れを示しており、太い実線矢印と点線矢印は気体流路Qの気体の流れを示している。太い実線矢印は気体流路Qを増圧する場合であり、太い点線矢印は気体流路Qを減圧する場合である。
各液体流路Pの途中にはそれぞれ、バッファー室40が形成されている。本実施形態のバッファー室40は、液体流路Pを連通または遮断するタンク室として機能する。ただし、バッファー室40の機能はこれに限られず、液体流路Pを流通するインクの流量を調整する機能を有していてもよい。第2部材36には各バッファー室40を構成する凹部362が、第2部材36のX方向に配列して形成される。各凹部362は、第1部材34側に開口しており、第1部材34と第2部材36が積層されることによって凹部362の開口が第1部材34によって閉じられる。第1部材34と第2部材36との間には、凹部362と第1部材34とで囲まれた空間が形成され、この空間がバッファー室40として機能する。
各バッファー室40内には、可撓性部材42がZ方向の正側と負側に変形可能に装着されている。可撓性部材42は例えばダイアフラムであり、樹脂材料やゴム材料などで構成される。各可撓性部材42は、第1部材34のX方向に、各凹部362に対向するように配列され、第1部材34に第2部材36が積層されることによって第1部材34と第2部材36との間に挟持される。これにより、可撓性部材42の各々は、対応する凹部362の各々の底面に対向する。凹部362の底面は、可撓性部材42の対向面363として機能する。各可撓性部材42と対向面363との間には、弾性体50が介在している。第1実施形態の弾性体50は、コイルバネで構成され、可撓性部材42をZ方向の正側(可撓性部材42が対向面363から遠ざかる方向)に付勢する。なお、弾性体50は、コイルバネに限られない。
図3は、複数のバッファー室40のうちの1つの構成を示す断面図であり、図2におけるA部を拡大したものである。各バッファー室40の構成は同様であるため、ここではA部のバッファー室40を代表して説明する。図3に示すように、バッファー室40は、可撓性部材42によって液体室Saと気体室Sbに分けられる。液体室Saには、インクの流入口43と流出口44が連通している。流入口43は、液体容器14からのインクが流入し、図3の矢印で示すような流れにより流出口44から流出する。流出口44から流出したインクは液体噴射部32に供給される。
可撓性部材42には、弾性体50の一端(Z方向の正側の端部)52を支持する第1支持部422が形成されている。他方、対向面363には、弾性体50の他端(Z方向の負側の端部)54を支持する第2支持部364が形成されている。本実施形態の第2支持部364は、対向面363に形成された凹部365を備える。凹部365は、側面366と底面368とを有し、対向面363に開口している。凹部365には、対向面363側の開口から弾性体50の他端54が挿入されて底面368に当接することで、弾性体50が所定の定位置に支持される。底面368には、上述した流入口43が貫通しており、流入口43の周囲に弾性体50の他端54が当接する。
凹部365の側面366には、対向面363側に向けて拡径するように傾斜するテーパー部(傾斜面)Fが形成されている。本実施形態では、凹部365の側面366全体にテーパー部Fを形成しているが、凹部365の側面366の一部に形成するようにしてもよい。本実施形態では、このようなテーパー部Fが形成されるから、弾性体50を組み込むときに、もし仮に弾性体50がずれて凹部365に挿入されても、弾性体50の他端54を凹部365の底面368に案内することができる。
第1支持部422には、可撓性部材42から対向面363側に向けて突出する突起部424が形成されている。本実施形態の突起部424は、弾性体50の一端52の外周を囲むように起立しており、弾性体50の一端52は突起部424の内側に挿入され支持される。突起部424は、図3の点線のように可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、凹部365の周囲において可撓性部材42と対向面363との間に挟まれる。本実施形態では、このような突起部424が形成されるから、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、可撓性部材42が対向面363に貼り付くことを抑制できる。突起部424は、対向面363に当接すると、凹部365の開口を塞ぐので、これにより液体流路Pが遮断され、流入口43から流出口44へ向かうインクの流れ(図3の矢印で示すような流れ)が生じなくなる。
ところで、図3において、凹部365の開口縁部G’を通りZ方向に沿ったG−G線を想定すると、突起部424は凹部365の開口縁部G’を挟んでその開口縁部G’の内側から外側に渡る幅Wを有している。Z方向からの平面視(第1部材34と第2部材36との積層方向からの平面視)において、突起部424の幅Wの中心Oは、凹部365の開口縁部G’よりも外側にある。このように構成することで、図3の点線のように突起部424が凹部365の周囲に当接したときに、突起部424の幅Wの中心Oは、常に凹部365の開口縁部G’よりも外側に当接させることができる。もし突起部424の幅Wの中心Oが凹部365の開口縁部G’よりも内側にあると、突起部424が内側に傾き易くなり、凹部365内に入り込んでしまう虞がある。本実施形態では、突起部424の幅Wの中心Oは、凹部365の開口縁部G’よりも外側にすることで、突起部424が開口縁部G’に当接したときに、開口縁部G’の内側に傾き難くすることができるので、突起部424が凹部365内に入り込み難くすることができる。
気体室Sbには、気体流路Qが連通している。気体流路Qには圧力調整部28が連通している。第1実施形態の圧力調整部28は、気体室Sb内の気圧を増減させる機能を有しており、典型的には空圧ポンプで構成される。圧力調整部28によって気体室Sb内の気圧を変化させて可撓性部材42を撓ませることによって、Z方向の正側の遮断位置(実線の位置)とZ方向の負側の連通位置(点線の位置)との間で変形させることができる。可撓性部材42がZ方向の正側の遮断位置にあるときには、突起部424が対向面363に当接して凹部365の開口を塞ぐので、これにより液体流路Pが遮断され、液体噴射部32へのインクの供給を遮断することができる。他方、可撓性部材42がZ方向の負側の連通位置にあるときには、突起部424が対向面363から遠ざかり凹部365が開口するので、これにより液体流路Pが連通し、液体噴射部32へインクを供給することができる。なお、図3に示すように可撓性部材42には、薄肉部426を形成することによって、可撓性部材42を撓み易くすることもできる。また、可撓性部材42には、第1部材34側に突出する凸部427を形成することによって、可撓性部材42が第1部材34の方に撓んだときに、第1部材34への貼り付きも抑制できる。
次に、第1実施形態の第1部材34と第2部材36を積層して複数の弾性体50を組み込む場合の作用を、第1比較例と比較しながら説明する。図4Aおよび図4Bは、テーパー部Fがある第1実施形態に係る液体噴射ヘッド30において、弾性体50を組み込む場合の作用を説明するための断面図である。図4Aは、第1実施形態の液体噴射ヘッド30の断面図であり、図4Bは、図4AにおけるB1部の拡大図である。図5Aおよび図5Bは、テーパー部Fがない第1比較例に係る液体噴射ヘッド30において、弾性体50を組み込む場合の作用を説明するための断面図である。図5Aは、第1比較例の液体噴射ヘッド30の断面図であり、図5Bは、図5AにおけるB2部の拡大図である。図4Aおよび図5Aでは、説明を簡単にするため、液体流路Pと気体流路Qを省略している。
図4Aおよび図4Bの第1実施形態では、図3と同様に凹部365の開口縁部G’を通りZ方向に沿ったG−G線を想定すると、G−G線は側面366と底面368との境界G’’よりも外側にずれていて、開口縁部G’から境界G’’までテーパー部Fが形成されている。このような第1実施形態において、可撓性部材42の第1支持部422の各々に弾性体50の一端52を支持させた状態で、第1部材34に第2部材36を積層する。このとき、図4Bの点線のように、弾性体50の他端54が凹部365に挿入されるときに、境界G’’より外側にずれていても、矢印のようにテーパー部Fに沿って底面368に案内されるので、弾性体50を常に所定の定位置に正常に組み込むことができる。
他方、図5Aおよび図5Bの第1比較例では、凹部365にはテーパー部Fがなく、G−G線は開口縁部G’と境界G’’の両方を通る。このような第1比較例において、可撓性部材42の第1支持部422の各々に弾性体50の一端52を支持させた状態で、第1部材34に第2部材36を積層する。このとき、図5Bのように、弾性体50の他端54が凹部365に挿入されるときに、境界G’’より外側にずれていると、テーパー部Fがないので、弾性体50の他端54が凹部365の開口縁部G’に引っ掛かって斜行して組み込み不良が発生する。
特に、複数の弾性体50を同時に組み込む場合には、第1支持部422に弾性体50の一端52を支持しても他端54の向きにばらつきが生じ易いため、テーパー部Fがない比較例においては、組み込み不良が発生し易い。これに対して、第1実施形態では、弾性体50の他端54の向きに多少のばらつきがあっても、上述したテーパー部Fの作用によりすべての弾性体50を正常に組み込み易くなる。これにより、複数の弾性体50を同時に組み込む場合における弾性体の組み込み性を向上させることができる。
次に、第1実施形態のバッファー室40の作用を、第2比較例と比較しながら説明する。図6および図7は、バッファー室40の作用を説明するための断面図であり、図6は、凹部365の周囲に当接する突起部424がある第1実施形態の作用説明図であり、図7は、凹部365の周囲に当接する突起部424がない第2比較例の作用説明図である。
図6の第1実施形態の第1支持部422には、凹部365の周囲に当接する突起部424が、弾性体50の一端52の外周を囲むように形成されている。このような第1実施形態では、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、突起部424が凹部365の周囲に当接するので、可撓性部材42の他の部分が対向面363に当接することを避けることができる。これにより、可撓性部材42の対向面363への貼り付きを抑制できる。
他方、図7の第2比較例の第1支持部422には、凹部365の周囲に当接する突起部424がなく、弾性体50の一端52の内側に挿入される凸部428が形成されている。このような第2比較例では、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、凹部365の内側に、弾性体50の他端54と共に凸部428も挿入される。したがって、第2比較例の構成では、可撓性部材42と対向面363とは広い範囲(接触部分t’)で接触するため、接触面積が非常に大きくなり、可撓性部材42の対向面363への貼り付き易くなる。これに対して、第1実施形態では、図6に示す可撓性部材42と対向面363との接触部分は、突起部424と対向面363との接触部分tのみであり、図7に示す場合の接触部分t’よりも遙かに接触面積を小さくすることができる。したがって、凹部365の周囲に当接する突起部424を設けることで、突起部424がない場合に比較して、可撓性部材42の対向面363への貼り付きを大幅に抑制できる。
以上詳述したように、第1実施形態の液体噴射ヘッド30によれば、第2支持部364の凹部365の側面366に、弾性体50の他端54を凹部365の底面368に案内するためのテーパー部Fが形成されるから、弾性体50の他端54がずれていても、テーパー部Fに沿って底面368に案内されるので、弾性体50を正常に組み込むことができる。しかも、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、凹部365の周囲において可撓性部材42と対向面363との間に挟まれる突起部424が設けられるから、可撓性部材42が対向面363の方へ撓んだときに、可撓性部材42の対向面363への貼り付きを抑えることができる。したがって、第1実施形態によれば、可撓性部材42の貼り付きを抑えつつ、弾性体50の組み込み性を向上させることができる。なお、第1実施形態では、突起部424を第1支持部422に設けることで、突起部424の内側で弾性体50の一端52を支持させることができる。これによれば、第1支持部422に弾性体50の一端52を支持する構造を別途設けなくて済む。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について説明する。以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。図8は、第2実施形態に係る液体噴射ヘッド30のバッファー室40の構成を示す断面図であり、図3に対応するものである。図3では突起部424を第1支持部422に設けた場合を例示したが、これに限られず、図8に示すように、突起部424を第1支持部422の外側にさらに設けるようにしてもよい。
図8の構成によれば、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、第1支持部422の突起部424と第1支持部422より外側の突起部424が凹部365の周囲に当接するので、可撓性部材42の他の部分が対向面363に当接することを避けることができる。これにより、可撓性部材42が対向面363に貼り付くことを抑制できる。また、第1支持部422より外側の突起部424は、凹部365の開口縁部G’よりも外側に当接するから、突起部424が凹部365の開口縁部G’の内側に傾き難くなる。したがって、第1支持部422の突起部424が凹部365内へ入り込むことを抑制できる。なお、図8の構成の場合には、第1支持部422に突起部424を設けなくても、第1支持部422より外側の突起部424によって可撓性部材42が対向面363に貼り付くことを抑制できる。なお、突起部424の数は上述したものに限られず、第1支持部422より外側に2以上の突起部424を設けてもよい。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について説明する。図9は、第3実施形態に係る液体噴射ヘッド30のバッファー室40の構成を示す断面図であり、図3に対応するものである。図3では突起部424を第1支持部422に設けた場合を例示したが、これに限られず、図9に示すように、突起部424を第1支持部422とは別に設けるようにしてもよい。図9の第1支持部422には、図7の第2比較例と同様に弾性体50の一端52の内側に挿入される凸部428が形成されている。図9の突起部424は、Z方向からの平面視において、第1支持部422よりも外側に離間して配置されている。
図9の構成によれば、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、第1支持部422より外側の突起部424が凹部365の周囲に当接するので、可撓性部材42の他の部分が対向面363に当接することを避けることができる。これにより、可撓性部材42が対向面363に貼り付くことを抑制できる。なお、図7の第2比較例においても、図9に示すように突起部424を設けることで、可撓性部材42が対向面363に貼り付くことを抑制できる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態について説明する。図10は、第4実施形態に係る液体噴射ヘッド30のバッファー室40の構成を示す断面図であり、図9に対応するものである。図9では突起部424を可撓性部材42の方に設けた場合を例示したが、これに限られず、図10に示すように、突起部424を対向面363の方に設けるようにしてもよい。図10の構成によっても、可撓性部材42が対向面363の方に撓んだときに、可撓性部材42と対向面363との間に突起部424が挟まれるので、可撓性部材42が対向面363に当接することを避けることができる。これにより、可撓性部材42が対向面363に貼り付くことを抑制できる。なお、突起部424は、別部材で構成してもよい。突起部424を別部材で構成することで、可撓性部材42よりも対向面363に貼り付き難い材質で構成することもできるようになる。
<変形例>
以上に例示した各実施形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)前述の各実施形態では、第1部材34と第2部材36を積層して形成される複数のバッファー室40に弾性体50を組み込む構成に適用した場合を例示したが、これに限られない。例えばバッファー室40以外にも例えば弁体を付勢する弾性体を設けた弁装置などのように、第1部材34と第2部材36を積層して形成され、弾性体50が組み込まれる様々な室や装置に適用することができる。
(2)前述の各実施形態では、複数の液体噴射ヘッド30を搭載したキャリッジをX方向に沿って反復的に往復させるシリアルヘッドを例示したが、液体噴射ヘッド30を媒体12の全幅にわたり配列したラインヘッドにも本発明は適用される。また、液体噴射ヘッド30がインクを噴射する方式は、圧電素子を利用した前述の方式(ピエゾ方式)に限定されない。例えば、加熱により圧力室内に気泡を発生させて圧力室内の圧力を変化させる発熱素子を利用した方式(サーマル方式)の液体噴射ヘッドにも本発明は適用され得る。
(3)上述した各実施形態で例示した印刷装置は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を噴射する液体噴射装置は、液晶表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を噴射する液体噴射装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。
10…液体噴射装置、12…媒体、14…液体容器、16…液体供給管、20…制御装置、22…搬送機構、26…キャリッジ、28…圧力調整部、30…液体噴射ヘッド、32…液体噴射部、34…第1部材、36…第2部材、362…凹部、363…対向面、364…第2支持部、365…凹部、366…側面、368…底面、40…バッファー室、42…可撓性部材、422…第1支持部、424…突起部、426…薄肉部、427…凸部、428…凸部、43…流入口、44…流出口、50…弾性体、52…一端、54…他端、t、t’…接触部分、F…テーパー部、G’…凹部の開口縁部、G’’…凹部の側面と底面の境界、N…ノズル、P…液体流路、Q…気体流路、Sa…液体室、Sb…気体室、W…突起部の幅、O…突起部の幅の中心。

Claims (7)

  1. 複数の可撓性部材を配列した第1部材と、
    前記複数の可撓性部材に対向する対向面を有し、前記第1部材に積層される第2部材と、
    前記複数の可撓性部材の各々と前記対向面との間に介在する弾性体と、
    前記複数の可撓性部材の各々に設けられ、前記弾性体の一端を支持する第1支持部と、
    前記対向面に設けられ、前記弾性体の他端を支持する第2支持部と、
    前記可撓性部材と前記対向面のいずれかに設けられた突起部と、を具備し、
    前記第2支持部は、前記弾性体の他端が挿入される凹部を備え、
    前記凹部の側面には、前記弾性体の他端を前記凹部の底面に案内するためのテーパー部が形成され、
    前記突起部は、前記可撓性部材が前記対向面の方に撓んだときに、前記凹部の周囲において前記可撓性部材と前記対向面との間に挟まれ
    前記突起部は、前記凹部の開口縁部を挟んでその開口縁部の内側から外側に渡る幅を有し、
    前記突起部の幅の中心は、前記凹部の開口縁部よりも外側にある
    液体噴射ヘッド。
  2. 前記突起部は、前記可撓性部材から突出して設けられ、前記可撓性部材が前記対向面の方に撓んだときに前記凹部の周囲に当接する
    請求項1の液体噴射ヘッド。
  3. 複数の可撓性部材を配列した第1部材と、
    前記複数の可撓性部材に対向する対向面を有し、前記第1部材に積層される第2部材と、
    前記複数の可撓性部材の各々と前記対向面との間に介在する弾性体と、
    前記複数の可撓性部材の各々に設けられ、前記弾性体の一端を支持する第1支持部と、
    前記対向面に設けられ、前記弾性体の他端を支持する第2支持部と、
    前記可撓性部材と前記対向面のいずれかに設けられた突起部と、を具備し、
    前記第2支持部は、前記弾性体の他端が挿入される凹部を備え、
    前記凹部の側面には、前記弾性体の他端を前記凹部の底面に案内するためのテーパー部が形成され、
    前記突起部は、前記可撓性部材が前記対向面の方に撓んだときに、前記凹部の周囲において前記可撓性部材と前記対向面との間に挟まれ、
    前記突起部は、前記可撓性部材から突出して設けられ、前記可撓性部材が前記対向面の方に撓んだときに前記凹部の周囲に当接する
    液体噴射ヘッド。
  4. 前記突起部は、前記第1支持部に設けられ、前記弾性体の一端を支持する
    請求項1から請求項3の何れかの液体噴射ヘッド。
  5. 複数の可撓性部材を配列した第1部材と、
    前記複数の可撓性部材に対向する対向面を有し、前記第1部材に積層される第2部材と、
    前記複数の可撓性部材の各々と前記対向面との間に介在する弾性体と、
    前記複数の可撓性部材の各々に設けられ、前記弾性体の一端を支持する第1支持部と、
    前記対向面に設けられ、前記弾性体の他端を支持する第2支持部と、
    前記可撓性部材と前記対向面のいずれかに設けられた突起部と、を具備し、
    前記第2支持部は、前記弾性体の他端が挿入される凹部を備え、
    前記凹部の側面には、前記弾性体の他端を前記凹部の底面に案内するためのテーパー部が形成され、
    前記突起部は、前記可撓性部材が前記対向面の方に撓んだときに、前記凹部の周囲において前記可撓性部材と前記対向面との間に挟まれ、
    前記突起部は、前記第1支持部に設けられ、前記弾性体の一端を支持する
    液体噴射ヘッド。
  6. 前記突起部は、前記第1支持部よりも外側に配置され、前記凹部の開口縁部よりも外側に当接する
    請求項1から請求項の何れかの液体噴射ヘッド。
  7. 複数の可撓性部材を配列した第1部材と、
    前記複数の可撓性部材に対向する対向面を有し、前記第1部材に積層される第2部材と、
    前記複数の可撓性部材の各々と前記対向面との間に介在する弾性体と、
    前記複数の可撓性部材の各々に設けられ、前記弾性体の一端を支持する第1支持部と、
    前記対向面に設けられ、前記弾性体の他端を支持する第2支持部と、
    前記可撓性部材と前記対向面のいずれかに設けられた突起部と、を具備し、
    前記第2支持部は、前記弾性体の他端が挿入される凹部を備え、
    前記凹部の側面には、前記弾性体の他端を前記凹部の底面に案内するためのテーパー部が形成され、
    前記突起部は、前記可撓性部材が前記対向面の方に撓んだときに、前記凹部の周囲において前記可撓性部材と前記対向面との間に挟まれ、
    前記突起部は、前記第1支持部よりも外側に配置され、前記凹部の開口縁部よりも外側に当接する
    液体噴射ヘッド。
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