JP6380735B2 - 流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents
流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6380735B2 JP6380735B2 JP2014070162A JP2014070162A JP6380735B2 JP 6380735 B2 JP6380735 B2 JP 6380735B2 JP 2014070162 A JP2014070162 A JP 2014070162A JP 2014070162 A JP2014070162 A JP 2014070162A JP 6380735 B2 JP6380735 B2 JP 6380735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- recess
- flexible member
- liquid
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本態様によれば、色間での部品共通化を図ることができる。すなわち、各色に関する第1凹部が形成された単一の第1流路基板や第1凹部と第1可撓部材とを有する流路内圧力調整手段により、色間で、部品を共通化することができる。
また、特許文献1のように偏芯カムの当接により加圧する場合と比較すると第1凹部を第1可撓部材で封止する構成により、第1可撓部材が変位する面積を大きくすることができ、小型化しつつ容積変化を容易に生起する構造とすることができる。また、第1流体供給源から供給される流体により第1凹部の容積を調整しているので、小型化も可能となる。
また、第1流体供給源が供給する流体は、エア、液体(油圧)等を使用することができる。そこで、液体の場合には、第1可撓部材のバリア性が悪くても、第1可撓部材からの透過による水分蒸発を低減できる。
本態様によれば、流路部材の小型化、低コスト化に伴い、液体吐出ヘッドの小型化、低コスト化を図ることもできる。
本態様によれば、小型で、低コストの液体吐出装置を提供できる。
A:液体吐出装置
本形態に係る液体吐出装置は、インクジェット式記録装置であり、液体吐出ヘッドとしてインクジェット式記録ヘッドを備えたものである。そして、液体吐出ヘッドを移動することなく被噴射媒体である紙等の記録シートを搬送することで印刷を行う、いわゆるライン式記録装置である。
本形態に係る液体吐出ヘッドユニット1は、インクジェット式記録ヘッド3(以下、液体吐出ヘッド3ともいう)の複数個をベース板10上に並設した液体吐出ヘッド3の集合体である。
(A−1−2)液体吐出ヘッド
本形態における液体吐出ヘッド3は、CMYKの4色に対応させて、それぞれ2色のインクが供給される自己封止ユニット4,4と各色に対応させて4種類の流路が形成された流路部材5とを、ヘッド本体6と組み合わせて一つのユニットを形成したものであり、本形態では、これがベース板10上で第2の方向Yに4個並設されている。すなわち、液体吐出ヘッド3は、負圧発生手段である2個の自己封止ユニット4,4と、両側から自己封止ユニット4,4に挟まれ、自己封止ユニット4,4から供給されるインクをヘッド本体6に供給する流路部材5と、流路部材5を介して供給されたインクをインク滴として記録シートSの印刷面に吐出するヘッド本体6とを備えている。
ヘッド本体6は、後に詳述するが、ノズルに連通する複数の圧力発生室を含む液体流路を形成するとともに、圧力発生室内のインクに圧力変動を生じさせる圧電素子等からなる圧力発生手段等を備えた吐出部6A(図5参照;以下同じ)と、吐出部6Aに供給するインクの異物を除去するフィルター手段6B(図5参照;以下同じ)とを有している。かかるヘッド本体6は、ベース板10の下面から下方に突出させてベース板10に配設してある。
自己封止ユニット4は、後に詳述するが、ヘッド本体6のノズル形成面に交差する側面に設けられた凹部の開口をフィルムで封止した液体流路を有する。そして液体流路の途中に弁体を配設し、通常時は、弁体が液体流路を閉鎖するように付勢しておき、インクの吐出に伴い圧力発生室の負圧が所定値以上になった際は、その負圧で変位したフィルムに押圧された弁体が液体流路を開放するように構成されている。かくして、インクの吐出に伴いヘッド本体6の吐出部6Aに所定値以上の負圧が生じれば、フィルムが弁体を押圧し、この押圧力により弁体が開放され、液体流路にインクが流れてヘッド本体6にインクを供給する。
分配ユニット18は、各ユニットの液体吐出ヘッド3の上面に載置されて第2の方向Yに伸びるとともに、各ユニットの液体吐出ヘッド3の自己封止ユニット4にインクカートリッジ等からの各色毎のインクをそれぞれ分配するとともに、流路部材5の流路内圧力調整弁(図1には図示せず)および流路開閉弁(図1には図示せず)の駆動制御用のエアーを流路部材5にそれぞれ分配する。ここで、自己封止ユニット4の、第3の方向の寸法(高さ)および流路部材5の、第3方向の寸法(高さ)は同一になるように構成されている。この結果、インクとエアーとの分配流路として機能させる分配ユニット18の、各ユニットの液体吐出ヘッド3に対する設置を容易にしている。さらに詳言すると、自己封止ユニット4,流路部材5は、共通の分配ユニット18に接続され、この接続は、分配ユニット18の下面に設けられた突起(凸状の針)を、負圧発生手段である自己封止ユニット4および流路部材5のそれぞれの上面に設けられ穴(凹状の差し込み口)へ差し込むことで行われる。分配ユニット18は、平面状の基板に第2の方向Yに沿って溝を設けるとともに、前記溝をフィルムで封止することで、各ユニットの液体吐出ヘッド3への分配機能を有した流路としている。そこで、分配ユニット18の平面上に沿って設けられた溝に合わせるために、自己封止ユニット4と流路部材5との上面とを第3の方向Zである高さ方向で揃える。なお、分配ユニット18の突起を、自己封止ユニット4と流路部材5の上面の穴とに差し込む際に、全ての突起に対して抗力が同時にかかるのを防ぐために、分配ユニット18の突起の長さを長いものと短いものとに分けている。
流路部材5は、後に詳述するが、積層した流路基板101,102,103,104,105と、第1可撓部材160と、第2可撓部材164とにより形成され、流路内圧力調整手段161および流路開閉手段165として機能する。
流路内圧力調整手段161は、自己封止ユニット4とヘッド本体6との液体流路の途中にあり、液体流路の容積を変化させて、液体流路内の圧力を調整する。
流路開閉手段165は、自己封止ユニット4と流路内圧力調整手段161との液体流路の途中にあり、液体流路を開閉する。
搬送手段は、液体吐出ヘッド3に対して記録シートSを第1の方向に相対移動させる。搬送手段は、例えば、液体吐出ヘッド3に対して記録シートSの搬送方向である第1の方向Xの両側に設けられた第1の搬送ローラー7と、第2の搬送ローラー8とを具備し、かかる第1の搬送ローラー7と第2の搬送ローラー8とによって、記録シートSを液体吐出ヘッドユニット1の第1の方向Xの上流側及び下流側で搬送する。なお、記録シートSを搬送する搬送手段は、搬送ローラー7,8に限定されず、ベルトやドラム等であってもよい。
支持部材9は、液体吐出ヘッドユニット1に相対向する位置で記録シートSを支持する。支持部材9は、例えば、第1の搬送ローラー7と第2の搬送ローラー8との間に、液体吐出ヘッド3、特にヘッド本体6のノズル面に相対向して設けられた断面が矩形状を有する金属又は樹脂等が設けられ、第1の搬送ローラー7および第2の搬送ローラー8によって搬送された記録シートSを、液体吐出ヘッドユニット1に相対向する位置で支持する。
一対のレール11A,11Bは、第2の方向Yに伸張されるとともに、支持部材12A,12B,12Cおよび支持部材13A,13B,13Cを介して装置本体2の床面に固定してある。レール11A,11Bは断面がC型の受部を有する棒状の部材である。前記受部にはベース板10の第1の方向Xの両端部が挿入されている。かくして、ベース板10はレール11A,11B間に支持され、第2の方向Yに沿い移動し得る。この結果、液体吐出ヘッドユニット1は、ベース板10に配設された状態でレール11A,11Bに沿い第2の方向に移動可能となっている。すなわち、第2の方向Yにおいてレール11A,11Bの一端側である基端部側から、他方側である先端側へ移動するとともに、反対側へも移動する。
レール11A,11Bの途中の部位であって、レール11A,11Bの間における装置本体2の床面には、ヘッド本体6のノズル面(図示せず)をクリーニングするクリーニング手段14が配設されている。本形態におけるクリーニング手段14はワイピング手段15および吸引手段16を有している。
制御装置17は記録装置100の各部の動作の制御を行うもので、液体吐出ヘッド3におけるインク滴の吐出制御、記録シートSの搬送制御とともに所定位置へのベース板10の移動を伴う所定のタイミングでのクリーニング動作の制御を行う。
図2は、本発明の実施の形態に係る液体吐出ヘッドを模式的に示す概略断面図である。
同図に示すように、本形態に係る液体吐出ヘッド3は、負圧発生手段である2個の自己封止ユニット4,4、流路部材5およびヘッド本体6を有している。自己封止ユニット4,4は流路部材5の第5の方向Yaにおける両側にそれぞれ配設されている。自己封止ユニット4,4は、後に詳述するが、それぞれ2個のインク供給口126,(127)を介して、CMYKの4色のインクがそれぞれ供給される。なお、図2において、インク供給口127はインク供給口126に重なるので図示していない。インク供給口126、(127)には、インクカートリッジ等のインク貯留手段からCMYKの何れかの色のインクが供給される。
流路部材5は、5枚の流路基板101,102,103,104,105を積層して形成してある。ここで、第3の方向Zにおける流路基板104のZ2側の面(以下、下面という)には第1凹部158が形成され、また流路基板105のZ1側の面(以下、上面という)には第1凹部158に相対向する第2凹部159が形成されている。第1凹部158と第2凹部159との間には、例えばゴムで形成した第1可撓部材160が介在させてある。この結果、第1凹部158と第2凹部159は第1可撓部材160で封止された2つの室となっている。かくして第1可撓部材160の第3の方向Zへの変位量により第1凹部158の容積を調整することができる。流路基板101の上面に開口するエアー流路172は流路基板101,102,103,104を貫通して流路基板105の上面に至る。流路基板105の上面には第2凹部159に連通する水平流路172Aが形成されており、このことにより、流路基板101の上面に設けられたエアー供給口170から第2凹部159に至るエアー流路172が連通される。したがってエアー供給口170を介して、第1流体供給源たるエアー供給源(図示せず)から供給するエアーの量を調整することにより第1可撓部材160の変位量を調整し得る。なお、後述のように、第1凹部158はインク流路と連通している。すなわち第1凹部158、第2凹部159および第1可撓部材160でインク流路の容積を変化させて、インク流路内の圧力を調整する流路内圧力調整手段161を形成している。ここで、図示は省略するが、第1凹部158から第2凹部159へ向かう付勢力を与えるバネが第1凹部158に配設してある。
一方、流路基板103の上面には第3凹部162が形成されるとともに、流路基板102の下面には第3凹部162に相対向する第4凹部163が形成されている。第3凹部162と第4凹部163との間には、例えばゴムで形成した第2可撓部材164が介在させてある。この結果、第3凹部162と第4凹部163は第2可撓部材164で封止された2つの室となっている。かくして第2可撓部材164の第3の方向Zへの変位により流路を閉塞または開放することができる。流路基板101の上面に開口するエアー流路171は流路基板101を貫通して流路基板102の上面に至る。流路基板102の上面には水平流路171Aが形成されており、水平流路171Aを介してエアー流路171が第4凹部163に連通している。このことにより、流路基板101の上面に設けられたエアー供給口169から第4凹部163に至るエアー流路171が連通される。したがってエアー供給口169を介して、第2流体供給源たるエアー供給源(図示せず)からエアーを供給することにより第2可撓部材164を変位させて流路を開閉する。なお、後述のように、第1凹部158はインク流路と連通している。すなわち第3凹部162,第4凹部163および第2可撓部材164でインク流路の開閉を行なう流路開閉手段165を形成している。
負圧発生手段である一方の自己封止ユニット4から流路部材5に供給されるインクは、流路部材5を介してヘッド本体6の吐出部6Aに供給される。
かくして負圧発生手段である自己封止ユニット4からヘッド本体6のフィルター手段6Bを介して吐出部6Aに至る流路151,152,153が形成されるが、流路151と流路152との間に流路開閉手段165が配設されるとともに、流路152と流路153との間に流路内圧力調整手段161が配設される構造となっている。すなわち、自己封止ユニット4から下流に向かって流路開閉手段165および流路内圧力調整手段161を通り、ヘッド本体6に至る流路が形成されており、この流路内の圧力を流路内圧力調整手段161で調整するとともに、流路内圧力調整手段161と自己封止ユニット4との間を流路開閉手段165で開閉するようになっている。なお、流路151,152,153は、同様の構成の流路として各色に対応するよう流路基板103,104,105のXa−Ya平面内に分散して形成されている。
図3は自己封止ユニットを抽出して示す概略構成図で、図3(a)は第5の方向Yaから見た概略構成図、図3(b)は第3の方向Zに関するZ1側から見た概略構成図および図3(c)は、図3(a)のA−A′断面で見た概略構成図である。これらの図に示すように、自己封止ユニット4は、全体がほぼ直方体形状の部材であり、本体111の長手方向に沿う側面の両面に、フィルム112,113が熱溶着等により貼着してある。すなわち、自己封止ユニット4は、第4の方向Xaに沿ったフィルム面であって、第5の方向Yaにおいて相対向する2枚のフィルム面を有する。
図4は本発明の実施の形態に係る流路部材を示す分解斜視図である。なお、同図中、図2と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図5は本発明の実施の形態に係るヘッド本体6を示す分解斜視図である。同図に示すように、ヘッド本体6は吐出部6Aとフィルター手段6Bからなりフィルター手段6Bをビス211で吐出部6Aに固定することで一体化されている。さらに、フィルター手段6Bはフィルター部6B1とケース部6B2からなる。ケース部6B2の各色CMYKに対応させた4本のインク流入部208に、図4に示すブッシング207を介して流路部材5を連結することで流路部材5を介して自己封止ユニット4(図2参照)、さらにはインクカートリッジ等のインク供給源(図示せず)に接続する。フィルター209は金属細線をメッシュ状に編んで形成され、インクを流通させることによりインク中の異物を捕捉して除去する。フィルター209はフィルター部6B1のケース300に形成された開口部210に配設される。この結果、流路部材5から供給されたインクはCMYKの各色毎にフィルター209で異物が除去されて吐出部6Aに供給される。
各流路基板101〜105の平面図のうちZ1側から見た表面図を図6(a)〜図10(a)として、Z2側から見た裏面図を図6(b)〜図10(b)としてそれぞれ示す。また、図11(a)は第1可撓部材を示す上面図、同図(b)はその裏面図、図12(a)は第2可撓部材を示す平面図、同図(b)はその裏面図である。これらの図面を追加して本形態に係る液体吐出ヘッド3の説明を続ける。なお、これらの図面中、図2および図4と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
また、第2凹部(エアー室)159側を大気開放した状態(デフォルトの状態)では、第1可撓部材160が第2凹部(エアー室)159側に凹み、さらに付勢される結果、第2凹部(エアー室)159側の対応する側面に当接していることが好ましい。それにより、第1可撓部材160がどこにも当接していない場合と比較すると、印刷中の第1可撓部材160の変位を確実に抑えることができる。
Claims (15)
- 駆動素子の駆動によりノズル開口を介して液体を吐出する吐出部を備え、複数種類の液体をそれぞれ貯留する液体貯留部と連通する液体吐出ヘッドに用いる流路部材であって、
前記液体貯留部と吐出部とを連通する流路の途中に配設され、液体の種類毎に形成された第1凹部が一体的に形成された第1流路基板と、
前記第1凹部と、該第1凹部をそれぞれ封止する第1可撓部材とを備える一方、第1流体供給源から供給される流体の量の増減により前記第1可撓部材を変位させて、前記第1凹部と前記第1可撓部材とにより形成された流路の容積を変化させることで、その内部の圧力を調整する流路内圧力調整手段とを有することを特徴とする流路部材。 - 請求項1に記載する流路部材において、
さらに、第2凹部が形成された第2流路基板を備え、
前記第1可撓部材は、相対向して配設される前記第1凹部および第2凹部間を封止するように構成したことを特徴とする流路部材。 - 請求項2に記載する流路部材において、
前記第2凹部は、液体の種類毎にあり、複数の前記第2凹部は、一体的に前記第2流路基板に形成されていることを特徴とする流路部材。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載する流路部材において、
前記第1凹部からの液体の出口は、鉛直方向の上側にあることを特徴とする流路部材。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載する流路部材において、
さらに、前記液体貯留部と前記第1凹部とを連通する流路の途中に配設され、前記液体の種類毎の第3凹部が一体的に形成された第3流路基板と、
複数の前記第3凹部をそれぞれ封止する第2可撓部材と、
第2流体供給源から供給される流体の量の増減により前記第2可撓部材を変位させて、前記第3凹部内の流路を開閉する流路開閉手段とを有することを特徴とする流路部材。 - 請求項5に記載する流路部材において、
さらに、第4凹部が形成された第4流路基板を備え、
前記第2可撓部材は、相対向して配設される前記第3凹部および第4凹部間を封止するように構成したことを特徴とする流路部材。 - 請求項6に記載する流路部材において、
前記第4凹部は、液体の種類毎にあり、複数の前記第4凹部は、一体的に第4流路基板に形成されていることを特徴とする流路部材。 - 請求項5〜請求項7の何れか一項に記載する流路部材において、
前記第1流路基板と、前記第3流路基板とが、同一の部材であることを特徴とする流路部材。 - 請求項5〜請求項7の何れか一項に記載する流路部材において、
前記第1流路基板と、前記第3流路基板とは、別の部材であり、前記第1流路基板の両面のうち、前記第1凹部が形成されていない面と、前記第3流路基板の両面のうち、前記第3凹部が形成されていない面とが相対向するように、積層されることを特徴とする流路部材。 - 請求項8または請求項9に記載する流路部材において、
前記液体の種類毎に、前記第1凹部と前記第3凹部との少なくとも一部が、積層方向で重複することを特徴とする流路部材。 - 請求項5〜請求項10の何れか一項に記載する流路部材において、
前記第1可撓部材により封止された前記第1凹部の容積は、前記第2可撓部材により封止された前記第3凹部の容積よりも大きいことを特徴とする流路部材。 - 請求項5〜請求項11の何れか一項に記載する流路部材において、
前記第1可撓部材の変位量は、前記第2可撓部材の変位量よりも大きいことを特徴とする流路部材。 - 請求項1〜請求項12の何れか一項に記載する流路部材を備えたことを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項13に記載する液体吐出ヘッドにおいて、
さらに前記吐出部の負圧を維持する負圧発生手段を有し、該負圧発生手段は、前記吐出部からの液体の吐出に応じて変位可能な可撓部材であって、単一の流路基板に複数の流路内圧力調整手段が配置された方向と交差する方向に変位する可撓部材を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 請求項13または請求項14に記載する液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070162A JP6380735B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
US14/665,510 US9358802B2 (en) | 2014-03-28 | 2015-03-23 | Liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus, flow passage member, and method of controlling liquid ejecting head |
EP15161008.6A EP2952352B1 (en) | 2014-03-28 | 2015-03-26 | Liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus, flow passage member, and method of controlling liquid ejecting head |
CN201510142753.0A CN104943383B (zh) | 2014-03-28 | 2015-03-27 | 液体喷出头及其控制方法、液体喷出装置、流道部件 |
US15/146,776 US9994038B2 (en) | 2014-03-28 | 2016-05-04 | Liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus, flow passage member, and method of controlling liquid ejecting head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070162A JP6380735B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015189203A JP2015189203A (ja) | 2015-11-02 |
JP6380735B2 true JP6380735B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=54424126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014070162A Active JP6380735B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6380735B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7067087B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2022-05-16 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、液体吐出装置の製造方法 |
JP7056216B2 (ja) | 2018-02-21 | 2022-04-19 | セイコーエプソン株式会社 | 流路部材、液体噴射ヘッド、及び液体噴射装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005076868A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Seiko Epson Corp | 流体制御弁および液滴吐出装置 |
US7618135B2 (en) * | 2006-03-22 | 2009-11-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printing system with push priming |
JP2007260948A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Seiko Epson Corp | 液体供給装置、液体供給装置の製造方法、及び液体噴射装置 |
JP2011224864A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Seiko Epson Corp | 液体供給装置、および液体噴射装置 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014070162A patent/JP6380735B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015189203A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11420447B2 (en) | Liquid discharging head, liquid discharging unit, and device for discharging liquid | |
JP6708248B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 | |
US9994038B2 (en) | Liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus, flow passage member, and method of controlling liquid ejecting head | |
JP6376333B2 (ja) | 流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 | |
JP6751256B2 (ja) | 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
US9724925B2 (en) | Liquid ejecting head unit, liquid ejecting apparatus, wiping method, and printing method | |
US20180264836A1 (en) | Flexible membrane mechanism, flow path member, and liquid ejecting apparatus | |
JP2014188813A (ja) | 液体噴射ヘッドモジュール、及び、液体噴射装置 | |
JP6380734B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 | |
JPH0858089A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6380735B2 (ja) | 流路部材、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 | |
JP6028513B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド、画像形成装置、及び液滴吐出ヘッドの製造方法 | |
JP2019155873A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニットおよび液体を吐出する装置 | |
JP6264549B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6714829B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP6721013B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび流路構造体 | |
JP4998664B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
US20140292946A1 (en) | Liquid-jet head and liquid-jet apparatus | |
JP2022130973A (ja) | 液体吐出ヘッド | |
JP2019162805A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット、液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法、液体導入方法 | |
JP2007111912A (ja) | インクジェットヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6380735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |