JP6740029B2 - 光学走査装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
図1及び図2に示す光学走査装置101は、レーザビームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、デジタルファクシミリ装置等の画像形成装置において、レーザ光を使用して像担持体となる感光ドラム8の表面に光書き込みを行う。
ここで、BDセンサ6の受光面10に入射した光量から、どのように画像の書き出しタイミングが決定されるかについて説明する。図4は、BDセンサ6の受光面10への入力光量と、BDセンサ6の受光面10に入力される光量の検出タイミングと、画像の書き出しタイミングとの関係を示す図である。図2の矢印X方向に走査されたレーザ光束LがBDセンサ6の受光面10上を走査されるときに該受光面10に入力される光量は図4のグラフaで示される。
図5は、BDセンサ6の受光面10への入力光量が次第に増加して閾値R1に到達する時刻t0を画像の書き出しタイミングの基準としたものである。この場合、時刻t0から所定の時間T04が経過した時刻t4で、感光ドラム8の表面上の各走査ラインに対応するレーザ駆動信号を送り、感光ドラム8の表面上で走査を開始する。
図3は、レーザ光束LがBDセンサ6の受光面10に入射する瞬間を示した図2の部分拡大図である。図3において、6はBDセンサ、10はBDセンサ6の受光面、13は光学箱9に設けられた貫通穴、14は貫通穴13の面取り部である。
尚、本実施形態では、面取り部14の表面の粗面化を表面にシワ模様(シボ)を付けるシボ加工により行った一例である。他に、面取り部14の表面を連続的に半球状にへこませるディンプル加工や面取り部14の表面を浮き上がらせて凹凸形状としたエンボス(Emboss)加工のうちの少なくとも一つの加工方法により面取り部14の表面を粗面化することでも良い。
図7は、面取り部14の表面を粗面化されていない平滑面からなる比較例2においてレーザ光束LがBDセンサ6の受光面10に入射する瞬間を示した図2の部分拡大図である。図7に示すように、面取り部14の表面に入射されたレーザ光束Lは、大部分は黒色の光学箱9に吸収される。しかし、比較例2のように粗面化されていない平滑面からなる面取り部14の表面で反射した反射光M2は、図3に示す反射光M1のように様々な方向に拡散されることはない。比較例2では、粗面化されていない平滑面からなる面取り部14の表面で一定の反射角度で反射してBDセンサ6の受光面10に入射してしまう。
t2=t0+Tp/2
t7=(t0−Δt2)+(Tp+Δt2)/2
=t0+Tp/2−Δt2/2
t7−t2=−Δt2/2
比較例3においてレーザ光束LがBDセンサ6の受光面10上を通過して粗面化されていない平滑面からなる内壁17の表面で反射した反射光を含んでBDセンサ6の受光面10に入射される。図10の破線で示すグラフdは、平滑面からなる内壁17の表面で反射した反射光を含むレーザ光束LがBDセンサ6の受光面10に入力される光量を示す。
t9=(t0+Δt3)+(Tp−Δt3)/2
=t0+Tp/2+Δt3/2
t9−t2=Δt3/2
図12は、蓋20を光学箱9に組み付けた様子を示す斜視説明図である。図12に示すように、光学箱9の開口を覆う蓋20の天面の内側には、該蓋20の剛性を向上するためにリブ21,22が設けられている。蓋20の長辺の側板にそれぞれ設けられた係合片20aの貫通穴20b内に光学箱9の長辺の側板にそれぞれ突出して設けられた係合突起9aを嵌入することで蓋20が光学箱9に取り付けられる。
1…半導体レーザユニット(光源)
5…光偏向器
6…BDセンサ(検出手段)
7…走査レンズ(結像手段)
8…感光ドラム(感光体)
9…光学箱
101…光学走査装置
Claims (7)
- 光源と、
前記光源からの光束を偏向走査する光偏向器と、
前記光偏向器で偏向走査された光束を感光体上に結像させる結像手段と、
前記感光体上での前記光束の書き出し開始位置を決定するために、前記光偏向器で偏向走査された光束を検出する検出手段と、
前記光偏向器が収容される光学箱と、
を備えた光学走査装置であって、
前記光学箱は、
光束入口側開口と前記光束入口側開口よりも小さい光束出口側開口とを備えると共に前記検出手段に対向して設けられる貫通穴と、前記光束入口側開口と前記光束出口側開口との間に設けられる前記貫通穴の側壁と、を有し、
前記光学箱のうち、前記光偏向器により偏向走査された光束が走査する前記側壁における前記貫通穴を通過して前記検出手段の受光面に入射する光束と略平行な面が粗面化されている、
ことを特徴とする光学走査装置。 - 前記粗面化された領域は、
前記光源から前記光偏向器に入射する光束が通過する第一の光路と、
前記光偏向器により偏向され、前記結像手段を通過して前記感光体上に結像を開始する光束が通過する第二の光路とに挟まれた領域であることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。 - 前記粗面化された領域は、
前記検出手段に対向して前記光学箱に設けられた貫通穴の側壁のうち、
前記光偏向器により偏向走査された光束が、前記検出手段に入射する前に通過する側壁であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学走査装置。 - 前記粗面化された領域は、
前記検出手段に対向して前記光学箱に設けられた貫通穴の側壁のうち、
前記光偏向器により偏向走査された光束が、前記検出手段に入射した後に通過する側壁であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学走査装置。 - 前記粗面化された領域は、
前記光学箱に設けられ、前記結像手段を固定する固定部の表面であること特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学走査装置。 - 前記光偏向器で偏向走査された光束が、光学要素を介さずに前記検出手段に入射すること特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学走査装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学走査装置の製造方法において、
前記粗面化された領域は、
シボ加工、ディンプル加工、エンボス加工のうちの少なくとも一つの加工方法により粗面化されていることを特徴とする光学走査装置の製造方法。
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