JP6737615B2 - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスクロマトグラフ装置に関する。
従来のガスクロマトグラフ装置では、例えば特許文献1(特開2010−112761号公報)に記載されているように、計量管(又は検量管ともいう)により試料ガス(又はサンプルガスともいう)を所定の容積だけ計量して、計量された試料ガスをカラムに注入して試料ガスの分析を行う方法が知られている。
特開2010−112761号公報
ところが、サンプルガスがアンモニアなどのように検量管の内壁に吸着し易い気体である場合には、サンプルガスが検量管の内壁に吸着することによってガスクロマトグラフ装置の測定精度が低下することがある。
本発明の課題は、検量管に吸着し易いサンプルガスの測定精度が向上したガスクロマトグラフ装置を提供することである。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係るガスクロマトグラフ装置は、所定量のサンプルガスについて検知対象の成分ガスの分離を行うための分離カラムと、分離カラムに注入するサンプルガスを所定量だけ検量するための検量管と、循環経路を使って検量管にサンプルガスを循環させる循環ポンプと、分離カラムにキャリアガスを送るキャリアガス用ポンプと、循環経路中をサンプルガスが循環しているキャリアガス送り状態と循環経路から検量管を外してキャリアガス用ポンプから送られるキャリアガスによって検量管から分離カラムにサンプルガスが注入されるサンプルガス注入状態とを変更するために経路の接続を切り換える切換機構とを備える。
本発明の一見地に係るガスクロマトグラフ装置では、キャリアガス送り状態において、循環ポンプが循環経路を使って検量管にサンプルガスを循環させることから、循環経路をサンプルガスが循環する間に検量管にサンプルガスを平衡吸着させることができるので、検量管にサンプルガスが吸着することによって測定精度が低下するのを抑制することができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、循環ポンプは、サンプルガス注入状態のときにも駆動し続けるピエゾポンプであり、切換機構は、キャリアガス送り状態とサンプルガス注入状態とを交互に繰り返すことにより検量管から分離カラムにサンプルガスを間欠的に繰り返して注入するように構成されてもよい。切換機構によりサンプルガス注入状態になったときには、循環経路から検量管が外されて一時的に循環ポンプに大きな負荷が掛かるが、循環ポンプがピエゾポンプであることから、安定した循環を長期間にわたって維持できるような高い耐久性を得ることができる。
本発明の他の見地に係るガスクロマトグラフ装置は、所定量のサンプルガスについて検知対象の成分ガスの分離を行うための分離カラムと、分離カラムに注入するサンプルガスを所定量だけ検量するための検量管と、検量管にサンプルガスを供給するためのピエゾポンプと、分離カラムにキャリアガスを送るキャリアガス用ポンプと、キャリアガス用ポンプから検量管を経由して分離カラムにキャリアガスを送るサンプルガス注入状態と検量管から分離カラムにサンプルガスを送らないキャリアガス送り状態とを変更するために経路の接続を自動的に切り換える切換機構とを備え、切換機構は、ピエゾポンプを駆動し続ける状況を維持したままでキャリアガス送り状態からサンプルガス注入状態に切り換える、ものである。
本発明の他の見地に係るガスクロマトグラフ装置では、切換機構が、ピエゾポンプを駆動し続ける状況を維持したままでキャリアガス送り状態からサンプルガス注入状態に切り換えることから、経路を切り換える瞬間までサンプルガスを検量管に供給して検量管にサンプルガスを平衡吸着させることができるので、検量管にサンプルガスから検出対象のガスが吸着することによって測定精度が低下するのを抑制できる。また、ピエゾポンプが駆動し続ける状態を維持したままで経路の接続を切り換えることによって一時的にピエゾポンプに負荷が掛かっても、安定した循環を長期間にわたって維持できるような高い耐久性を得ることができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、キャリアガス用ポンプの吐出口と吸入口との間に接続され、キャリアガス用ポンプの吐出口から送り出されるキャリアガスの一部を吸入口にフィードバックするフィードバック経路と、フィードバック経路に設けられたタンクとをさらに備えるように構成されていてもよい。フィードバック経路とそのフィードバック経路に設けられたタンクとにより、キャリアガス用ポンプから吐出されるキャリアガスをフィードバックすることで、吐出されるキャリアガスの量よりも少量のキャリアガスを安定して送ることができるので、キャリアガス用ポンプに安価な汎用のポンプを用いることができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、検量管が、樹脂製チューブで形成されていてもよい。検量管が樹脂製チューブで形成されることにより検量管に掛かるコストを抑制できる反面、樹脂製チューブの壁にはサンプルガスが吸着し易い傾向があるが、検量管で壁面への吸着が十分に平衡に達するので、検量管に樹脂製チューブを用いても測定精度が低下するのを抑制することができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、分離カラムにサンプルガスを注入するときのキャリアガスの流量よりも分離カラムにサンプルガスを注入しないときに検量管を流れるサンプルガスの流量が多くなるように設定されてもよい。このように設定されることにより、サンプルガスの流量が多いことから検量管の壁面へのサンプルガスの吸着が速く平衡に達するので、分離カラムにおける分析のインターバルを短く設定することができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、切換機構は、電磁弁を含み、電磁弁によって経路の接続を50ms以下に設定された切換時間で切り換えるように構成されてもよい。電磁弁で50ms以下の短い切換時間で経路の接続を切り換えられることから、サンプルガス注入状態の時間が短い場合でも切換時間の影響を少なくすることができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、切換機構は、1秒以上30秒以下の第1所定期間だけサンプルガス注入状態になり、30秒以上の第2所定期間だけキャリアガス送り状態となるように設定されてもよい。サンプルガス注入状態になっている第1所定期間に比べてキャリアガス送り状態となっている第2所定時間を十分に長く取ることができることから、検量管においてサンプルガスを十分に吸着平衡にできるので、検量管にサンプルガスが吸着することに起因して測定精度が低下するのを十分に抑制することができる。
上述のガスクロマトグラフ装置において、切換機構は、キャリアガス送り状態の期間に比べてサンプルガス注入状態の期間だけ分離カラムに送られるキャリアガスの圧力が一時的に高くなるように経路の切換を行ってもよい。キャリアガスの流量が低い場合でも、サンプルガス注入状態において短時間で検量管から分離カラムへサンプルガスを押出すことができる。
本発明のガスクロマトグラフ装置によれば、検量管に吸着し易いサンプルガスの測定精度を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るガスクロマトグラフ装置の構成の一例を示す概念図。 図1のガスクロマトグラフ装置で用いられるガスセンサの一例を示す概念図。 (a)サンプルガス注入状態への切り換えを示すタイミングチャート、(b)サンプルガスの循環状態への切り換えを示すタイミングチャート。 サンプルガスが平衡吸着になっているときのアンモニアガス及びトリメチルアミンガスの測定結果を示すグラフ。 サンプルガスが平衡吸着になっていないときのアンモニアガス及びトリメチルアミンガスの測定結果を示すグラフ。 変形例Aに係るガスクロマトグラフ装置の構成の一例を示す概念図。 変形例Bに係るガスクロマトグラフ装置の構成の一例を示す概念図。 変形例Cに係るガスクロマトグラフ装置の構成の一例を示す概念図。
本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフ装置について図面を用いて説明する。
(1)ガスクロマトグラフ装置の構成の概要
図1に示されているように、ガスクロマトグラフ装置10は、キャリアガス用ポンプ11とフィルタ12と流量調整器13と流量センサ14と分離カラム15と半導体ガスセンサ16とカラムヒータ17と、流量調整器18とタンク19とを備えている。また、ガスクロマトグラフ装置10は、検量管21とサンプルガス槽22とニードル弁23と循環ポンプ24と電磁弁25,26,27,28,29とを備えている。さらに、ガスクロマトグラフ装置10は、制御装置50を備えている。
ガスクロマトグラフ装置10のキャリアガスには、例えば空気を用いることができる。このキャリアガス用ポンプ11は、キャリアガスとしての空気をガスクロマトグラフ装置10に流す装置である。
流量調整器18とタンク19は、フィードバック経路20に挿入されている。フィードバック経路20は、キャリアガス用ポンプ11の吐出口11bから吐出されたキャリアガスを吸入口11aに戻すための経路である。キャリアガス用ポンプ11の流量をiとし、キャリアガス用ポンプ11からフィルタ12に流れるキャリアガスの量をΔiとすると、フィードバック経路20に流れるキャリアガスの量は、i−Δiになる。そして、外部から吸入されるキャリアガスの量もΔiになる。例えば、キャリアガス用ポンプ11が送り出すキャリアガスの量を10リットル/分(=i)とすると、流量調整器13,18を調整することにより、フィルタ12に流れるキャリアガスの量を10cc/分(=Δi)に低下させることができる。例えば、1分間に5リットルから10リットルのガスを流すことができるエアポンプをキャリアガス用ポンプ11として用いて、フィルタ12において10cc/分から50cc/分程度のガス流量を実現することができる。5リットル/分から10リットル/分程度の吐出流量を安定的に確保することのできるエアポンプは、10cc/分から50cc/分程度の吐出流量を安定的に確保できるエアポンプに比べれば安価に入手することができる。
フィルタ12は、キャリアガスを浄化する器材である。フィルタ12は、例えば、細かな塵埃を取除くように構成されている。フィルタ12は、キャリアガスを浄化するために例えばガス吸着剤及び/又はガス分解触媒を備えていてもよい。
フィルタ12を通過したキャリアガスは、キャリアガス送り状態では、流量調整器13から流量センサ14、電磁弁25,26,27を経由して分離カラム15に流れる。また、フィルタ12を通過したキャリアガスは、サンプルガス注入状態では、流量調整器13から流量センサ14、電磁弁25,28、検量管21、電磁弁29,27を経由して分離カラム15に流れる。
流量調整器13は、分離カラム15に送られるキャリアガスの流量が一定量になるように調整する。流量調整器13には、例えば所定の範囲で流量が弁開度に比例する特性を有するリニアバルブが用いられる。流量センサ14は、分離カラム15に送られるキャリアガスの流量を測定する。
分離カラム15は、キャリアガスにより注入される試料を、所定のカラム温度において検知対象の成分ガスに分離する筒状の器材である。
半導体ガスセンサ16は、分離カラム15の下流側に配置され、分離カラム15を通過してきた試料の成分を検知する。半導体ガスセンサ16は、例えば、後ほど図2を用いて説明する半導体センサである。
分離カラム15は、例えば所定のカラム温度で試料の分離を行う。分離カラム15を所定のカラム温度にするために、分離カラム15にはカラムヒータ17が取り付けられている。カラムヒータ17には、例えば面状発熱体であるラバーヒータを用いることができる。カラムヒータ17の温度は、制御装置50によって調節される。
半導体ガスセンサ16の一例が図2に示されている。半導体ガスセンサ16は、図2に示されているように、金属酸化物半導体を主成分とする感ガス体16aと、感ガス体16a中に埋設したコイル状のヒータ兼用電極16bと、ヒータ兼用電極16bのコイルの中心又はその近傍を貫通するように感ガス体16a中に埋設した半導体抵抗検出用電極16cと、電極パッド16d,16eとを備えている。ヒータ兼用電極16bの両端は2つの電極パッド16dに接続されている。半導体抵抗検出用電極16cは電極パッド16eに接続されている。電極パッド16d,16eは、ヒータ兼用電極16bと半導体抵抗検出用電極16cとの間の負荷抵抗の変化を取り出すために用いられる。
半導体ガスセンサ16は、感ガス体16aの抵抗値の変化に基づいて検知対象のガス成分を検出する。検知対象のガス成分としては、例えばアンモニア、硫化水素、メチルメルカプタン、エチルメルカプタン、トリメチルアミン及びジメチルサルファイドがある。感ガス体16aを形成する金属酸化物としては、例えば、SnO、In、ZnO、WOが挙げられる。
制御装置50は、流量センサ14及び半導体ガスセンサ16に接続されており、流量センサ14の測定結果及び半導体ガスセンサ16による検出結果が入力される。また、制御装置50は、流量調整器13、カラムヒータ17及び電磁弁25〜29に接続されており、流量調整器13、カラムヒータ17及び電磁弁25〜29の動作を制御する。
(2)検量管21の周辺の構成
サンプルガスは、サンプルガス槽22に貯留されている。サンプルガス槽22に貯留されているサンプルガスは、キャリアガス送り状態では、循環経路30を循環する。循環経路30は、サンプルガス槽22の出口22aから、電磁弁28、検量管21、電磁弁29、ニードル弁23、循環ポンプ24を順に経由して、サンプルガス槽22の入口22bに戻る経路である。
検量管21は、所定量のサンプルガスを検量するための管である。検量管21が検量するサンプルガスの量は、例えば、0.01ccから10ccである。検量管21は、例えば金属製チューブ、又は樹脂製チューブで構成される。金属製チューブとしては、例えばステンレスチューブがある。また、樹脂製チューブとしては、例えば、ポリウレタン製チューブ、フッ素樹脂製チューブ及びポリエチレン製チューブがある。このガスクロマトグラフ装置10では、検量管21にポリウレタンチューブが用いられている。ガスクロマトグラフ装置10では、検量管21は加熱されない。従って、検量管21にはヒータが取り付けられていない。
ニードル弁23は、弁体が針状の弁であって、循環経路30内にあって循環経路30を循環するサンプルガスの流量を調節する弁である。このガスクロマトグラフ装置10では、一度流量が調整された後は、ニードル弁23による流量の調整は行わない。しかし、ニードル弁23の開度を制御装置50で調整できるように構成してもよい。
循環ポンプ24には、例えばピエゾポンプを用いることができる。循環ポンプ24が循環させるサンプルガスの流量は、例えば、50cc/分〜500cc/分である。循環ポンプ24は、ガスクロマトグラフ装置10がオン状態にあるときは、駆動し続けるように設定されている。従って、キャリアガス送り状態とサンプルガス注入状態のどちらの状態のときも循環ポンプ24は駆動している。そのため、循環ポンプ24であるピエゾポンプは、駆動し続けた状態を維持したままキャリアガス送り状態からサンプルガス注入状態に切り換えられる。
(3)切換機構40
(3−1)切換機構40の構成
切換機構40は、5つの電磁弁25〜29と、第1経路41〜第9経路49までの9つの経路を含んでいる。電磁弁25〜29は、経路の接続を50ms以下で切り換えることができる。例えば、電磁弁25〜29は、それぞれ、各経路の接続と遮断との関係を例えば20msで切り換える。
第1経路41は、流量センサ14と電磁弁25とを繋ぐ経路である。第2経路42は、電磁弁27と分離カラム15を繋ぐ経路である。第3経路43は、電磁弁25と電磁弁27とを繋ぐ経路であり、第3経路43には電磁弁26が挿入されている。第4経路44は電磁弁25と電磁弁28とを繋ぐ経路である。第5経路45は、電磁弁27と電磁弁29とを繋ぐ経路である。ここでは5つの電磁弁25〜29を用いたが、複数の電磁弁を用いた他の構成を構築することもでき、例えば電磁弁25,27,28を三方弁として電磁弁26を省く構成とすることもできる。
第6経路46は、サンプルガス槽22の出口22aと電磁弁28とを繋ぐ経路である。第7経路47は、電磁弁28と検量管21の一端とを繋ぐ経路である。第8経路48は、検量管21の他端と電磁弁29とを繋ぐ経路である。第9経路49は、電磁弁29とニードル弁23とを繋ぐ経路である。
(3−2)切換機構40の動作
(3−2−1)キャリアガス送り状態における切換機構40の経路
切換機構40では、キャリアガス送り状態において、電磁弁25が第1経路41と第3経路43とを繋いでおり、電磁弁27が第3経路43と第2経路42とを繋いでいる。キャリアガス送り状態においては電磁弁26が開いており、キャリアガスが、第1経路41、第3経路43及び第2経路42を順に経由して、流量センサ14から分離カラム15に流れる。
キャリアガス送り状態においては、電磁弁25により、第4経路44と第1経路41及び第3経路43との間が遮断されており、電磁弁27により、第5経路45と第2経路42及び第3経路43との間が遮断されている。
切換機構40では、キャリアガス送り状態において、電磁弁28が第6経路46と第7経路47とを繋いでおり、電磁弁29が第8経路48と第9経路49とを繋いでいる。キャリアガス送り状態においては、サンプルガスが、第6経路46、第7経路47、検量管21、第8経路48、第9経路49、ニードル弁23、循環ポンプ24を順に経由して、循環経路30を循環している。
キャリアガス送り状態においては、電磁弁28により、第4経路44と第6経路46及び第7経路47との間が遮断されており、電磁弁29により、第5経路45と第8経路48及び第9経路49との間が遮断されている。
(3−2−2)サンプルガス注入状態における切換機構40の経路
切換機構40では、サンプルガス注入状態において、電磁弁25が第1経路41と第4経路44とを繋いでおり、電磁弁27が第5経路45と第2経路42とを繋いでいる。サンプルガス注入状態においては電磁弁26が閉じている。また、サンプルガス注入状態において、電磁弁28が第4経路44と第7経路47とを繋いでおり、電磁弁29が第5経路45と第8経路48とを繋いでいる。サンプルガス注入状態においては、キャリアガスが、第1経路41、第4経路44、第7経路47、検量管21、第8経路48、第5経路45及び第2経路42を順に経由して、流量センサ14から分離カラム15に流れる。
サンプルガス注入状態においては、電磁弁25により、第3経路43と第1経路41及び第4経路44との間が遮断されており、電磁弁27により、第3経路43と第2経路42及び第5経路45との間が遮断されている。また、サンプルガス注入状態においては、電磁弁28により、第6経路46と第4経路44及び第7経路47との間が遮断されており、電磁弁29により、第9経路49と第8経路48及び第5経路45との間が遮断されている。従って、サンプルガス注入状態では、電磁弁28,29によって循環経路30が遮断されており、循環ポンプ24であるピエゾポンプが駆動されているものの、サンプルガスは循環経路30中を流れない。
(4)ガスクロマトグラフ装置10の動作
ガスクロマトグラフ装置10の動作について図3を用いて説明する。時刻t1において、制御装置50は、切換機構40の電磁弁25〜29によって経路の接続を切り換えて、キャリアガス送り状態にする。このキャリアガス送り状態では、キャリアガス用ポンプ11によって、分離カラム15に毎分10ccのキャリアガスが送られて、分離カラム15の中ではキャリアガスによる分離が行われる。また、このキャリアガス送り状態では、分離後にサンプルガスを分離カラム15から取除くためのキャリアガスによる置換が完了して初期状態に戻される。その一方で、循環経路30では、毎分500ccのサンプルガスが検量管21を通過し、検量管21が平衡吸着状態になる。
ここでサンプルガス注入状態からキャリアガス送り状態に切り換えるために、切換機構40が電磁弁25〜29により経路の接続を切り換える時間は例えば15msである。キャリアガス送り状態では、サンプルガス槽22の出口22aから出たサンプルガスが、循環ポンプ24で送られて、第6経路46、電磁弁28、第7経路47、検量管21、第8経路48、電磁弁29、第9経路49、ニードル弁23、循環ポンプ24及びサンプルガス槽22の入口22bの順に循環する。このキャリアガス送り状態は、時刻t1から時刻t2までの例えば4分間維持される。
時刻t2では制御装置50の制御下で、切換機構40は、循環ポンプ24を駆動し続ける状態を維持したままでキャリアガス送り状態からサンプルガス注入状態に経路の接続を切り換える。この時刻t2で、キャリアガス送り状態からサンプルガス注入状態に切り換えるために、切換機構40が電磁弁25〜29により経路の接続を切り換える時間は例えば15msである。サンプルガス注入状態は例えば3秒間維持される。時刻t2から時刻t3までの3秒間で、毎分10ccのキャリアガスとともに検量管21の中にあったサンプルガスが分離カラム15に送られる。そして、時刻t2から時刻t3において、制御装置50は、サンプルガス注入されてからの半導体ガスセンサ16の検出結果を受信する。
このように、切換機構40がサンプルガス注入状態にしている時刻t2から時刻t3の間も循環ポンプ24が駆動し続けても、このとき電磁弁28,29によって循環経路30が遮断されているので、サンプルガスは循環経路30の中を循環しない。
そして、時刻t3では、時刻t1と同様に、制御装置50の制御下で、切換機構40が、サンプルガス注入状態からキャリアガス送り状態になるように経路の接続を切り換える。時刻t3以降、制御装置50により、4分間のキャリアガス送り状態と3秒間のサンプルガス注入状態が自動的に切り換えられ、自動的にサンプルガスの検知が繰り返される。
(4)特徴
(4−1)
以上説明したように、サンプルガス注入状態の前に4分間のキャリアガス送り状態において循環ポンプが循環経路30を使って、毎分500ccのサンプルガスを循環させている。このようにサンプルを循環経路30で循環させて十分な量のサンプルガスが十分な時間にわたって検量管21を通過するように設定することにより、サンプルガスを検量管21に平衡吸着させることができる。この平衡吸着によって分離カラム15に送られるサンプルガスが検量管21に吸着することによって測定精度が低下するのを抑制することができ、検量管21に吸着し易いサンプルガスの測定精度が向上したガスクロマトグラフ装置10を提供することができる。
このような特徴について、図4及び図5を用いて説明する。図4には、上述のガスクロマトグラフ装置10を用いて平衡吸着を行わせてサンプルガスを測定した結果が示されている。また、図5は、上述のガスクロマトグラフ装置10を用いて、循環経路30における循環を行なわせないことによって平衡吸着をさせずにサンプルガスを測定した結果が示されている。図4及び図5において、白丸を結んで示されたグラフS1,S11は、吸着性の高いガスであるアンモニアガスの測定結果を示しており、黒丸を結んで示されたグラフS2,S12は、アンモニアガスよりも吸着性の低いトリメチルアミンガスの測定結果を示している。図4と図5を比較して分かるように、図4のグラフS1,S2の方が図5のグラフS11,S12よりも、立ち上がりがシャープである。また、図4のグラフS1,S2の方が図5のグラフS11,S12よりも、最大値近傍で測定値がほぼ一定になっている期間が長い。図4のグラフS1,S2では、台形状の部分に形状の崩れが少ないことから、十分に平衡吸着に達していることが推察でき、高い精度でアンモニアガスやトリメチルアミンガスの測定が行えていることが分かる。
(4−2)
上述のガスクロマトグラフ装置10では、循環ポンプ24は、サンプルガス注入状態のときにも駆動し続けることの可能なピエゾポンプである。図3に示されているように、切換機構40は、キャリアガス送り状態とサンプルガス注入状態とを交互に繰り返すことにより検量管21から分離カラム15にサンプルガスを間欠的に繰り返して注入するように構成されている。そして、切換機構40によりサンプルガス注入状態になったときには、循環経路30から検量管21が外されて循環経路30の循環が一時的に停止されることから、その状態のときにも循環ポンプを動作させる場合には、一時的に循環ポンプ24に大きな負荷が掛かる。しかし、循環ポンプ24を流路閉鎖負荷に対する耐久性の強いピエゾポンプで構成することによって、ガスクロマトグラフ装置10は、安定した循環を長期間にわたって維持できるような高い耐久性を得ている。
なお、サンプルガス注入時には循環ポンプ24の動作を停止してもよい。つまり、循環ポンプ24の駆動には、連続駆動だけでなく、循環ポンプ24が最初の測定開始後に連続駆動されてサンプルガス注入時に停止される間欠駆動が含まれる。間欠駆動では、循環ポンプ24のオン−オフが繰り返される。
(4−3)
上述のガスクロマトグラフ装置10は、キャリアガス用ポンプ11の吐出口11bと吸入口11aとの間に接続され、キャリアガス用ポンプ11の吐出口11bから送り出されるキャリアガスの一部を吸入口にフィードバックするフィードバック経路20と、フィードバック経路20に設けられたタンク19とを備えて構成されている。このフィードバック経路20とタンク19とにより、例えばキャリアガス用ポンプ11から吐出される毎分10リットルのキャリアガスをフィードバックすることで、吐出されるキャリアガスの量よりも少量の毎分10ccのキャリアガスを安定して送ることができる。その結果、キャリアガス用ポンプ11に、例えば比較的安価な汎用のエアポンプを用いることができる。
(4−4)
上述のガスクロマトグラフ装置10は、検量管21が、樹脂製チューブで形成されている。さらに詳しくは、検量管21が塩化ビニル製チューブである。検量管21が樹脂製チューブで形成されることにより検量管21に掛かるコストを抑制できる反面、樹脂製チューブの壁にはサンプルガスが吸着し易い傾向があるが、検量管21にサンプルガスを循環させることにより検量管21の壁面への吸着が十分に平衡に達する。その結果、図4に示されているように、検量管21に樹脂製チューブを用いても測定精度が低下するのを抑制することができている。
(4−5)
上述のガスクロマトグラフ装置10は、切換機構40が、電磁弁25〜29によって経路の接続を50ms以下に設定された切換時間で切り換えるように構成されている。電磁弁で50ms以下の短い切換時間で経路の接続を切り換えられることから、サンプルガス注入状態の時間が3秒から10秒と短い場合でも切換時間の影響を少なくすることができる。また、切換機構40は、1秒以上30秒以下の第1所定期間(上記実施形態では3秒)だけサンプルガス注入状態になり、30秒以上の第2所定期間(上記実施形態では4分)だけキャリアガス送り状態となるように設定されている。サンプルガス注入状態になっている第1所定期間に比べてキャリアガス送り状態となっている第2所定時間を十分に長く取ることができることから、検量管21においてサンプルガスの吸着平衡が十分に達成できるので、検量管21にサンプルガスが吸着することによって測定精度が低下するのを十分に抑制することができる。
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(5−1)変形例A
上記実施形態では、サンプルガスをサンプルガス槽22に貯留して、サンプルガス槽22を循環経路30に組み込む場合について説明した。しかし、循環経路30に組み込むことができるのは、閉鎖された空間中にサンプルガスが貯留されている場合には限られない。例えば、図6に示されているように、サンプルガス槽22に代えて、サンプルガスが一定の方向に流れてサンプルガス流が生じているパイプ60を循環経路30に組み込むこともできる。図6に示されているガスクロマトグラフ装置10では、パイプ60の取り出し口61を第6経路46に接続し、戻し口62を循環ポンプ24に接続している。
(5−2)変形例B
上記実施形態及び上記変形例1Aでは、滞留しているサンプルガス又はサンプルガス流を循環経路30に取り込む場合について説明したが、サンプルガスを循環させるのではなく、図7に示されているように排気するように構成してもよい。
図7の構成においては、切換機構40が、ピエゾポンプ(図7のポンプ24)を駆動し続ける状況を維持したままでキャリアガス送り状態からサンプルガス注入状態に切り換えるように構成されていることから、経路を切り換える瞬間までサンプルガスを検量管21に供給して検量管21にサンプルガスを平衡吸着させることができる。その結果、検量管21にサンプルガスから検出対象のガスが吸着することに起因して測定精度が低下するのを抑制することができる。また、ピエゾポンプ(図7のポンプ24)が駆動し続ける状態を維持したままで経路の接続を切り換えることによって一時的にピエゾポンプに負荷が掛かっても、安定した循環を長期間にわたって維持できるような高い耐久性を得ることができる。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、キャリアガス送り状態とサンプルガス注入状態とにおいて実質的に同じ圧力が分離カラム15に掛かるように構成されている。しかし、キャリアガス送り状態とサンプルガス注入状態において、分離カラム15に掛かる圧力が異なるように構成することもできる。例えば、切換機構40は、キャリアガス送り状態の期間に比べてサンプルガス注入状態の期間だけ分離カラム15に送られるキャリアガスの圧力が一時的に高くなるように経路の切換を行ってもよい。このように構成するには、例えば、図8に示されているように、流量調整器13の上流で経路を分岐し、フィルタ12の下流を直接第4経路44として電磁弁28に接続する。その一方で、流量センサ14の下流の第1経路41を第3経路43に接続する。このように切換機構40の接続を変更することにより、キャリアガス送り状態では、電磁弁28により第4経路44と第6経路46及び第7経路47との間が遮断され、電磁弁26により第1経路41から第3経路43にキャリアガスが流れる。それに対して、サンプルガス注入状態では、切換機構40により、電磁弁26が閉じられて第3経路43が遮断され、電磁弁28により第6経路46と第4経路44及び第7経路47との間が遮断される。このような経路の接続の切り換えによって、フィルタ12を出たキャリアガスが電磁弁28を経由して検量管21に供給される。つまり、検量管21には流量調整器13及び流量センサ14を経由せずにキャリアガスが供給されることになる。そのため、上記実施形態と比べて、検量管21に供給されるキャリアガスの圧力を高めることができるので、検量管21の中のサンプルガスを速く分離カラム15に送ることができる。その結果、サンプルガス注入状態において短時間で検量管21から分離カラム15へサンプルガスを押出すことができる。
10 ガスクロマトグラフ装置
11 キャリアガス用ポンプ
12 フィルタ
13,18 流量調整器
14 流量センサ
15 分離カラム
16 半導体ガスセンサ
17 カラムヒータ
19 タンク
20 フィードバック経路
21 検量管
22 サンプルガス槽
23 ニードル弁
24 循環ポンプ
25〜29 電磁弁
30 循環経路
40 切換機構

Claims (8)

  1. 所定量のサンプルガスについて検知対象の成分ガスの分離を行うための分離カラムと、
    前記分離カラムに注入するサンプルガスを前記所定量だけ検量するための検量管と、
    循環経路を使って前記検量管にサンプルガスを循環させるピエゾポンプと、
    前記分離カラムにキャリアガスを送るキャリアガス用ポンプと、
    前記循環経路中をサンプルガスが循環しているキャリアガス送り状態と前記循環経路か
    ら前記検量管を外して前記キャリアガス用ポンプから送られるキャリアガスによって前記
    検量管から前記分離カラムにサンプルガスが注入されるサンプルガス注入状態とを変更するために経路の接続を切り換える切換機構と
    を備え
    前記切換機構は、前記循環経路中の前記検量管の上流と下流のそれぞれに配置された2つの電磁弁を含み、前記ピエゾポンプを駆動し続ける状況を維持したままで、前記2つの電磁弁によって前記循環経路を遮断してサンプルガスの循環を停止させ前記キャリアガス用ポンプと前記検量管と前記分離カラムとを繋ぐことで、前記キャリアガス送り状態から前記サンプルガス注入状態に切り換える、ガスクロマトグラフ装置。
  2. 記切換機構は、前記キャリアガス送り状態と前記サンプルガス注入状態とを交互に繰り返すことにより前記検量管から前記分離カラムにサンプルガスを間欠的に繰り返して注入するように構成されている、
    請求項1記載のガスクロマトグラフ装置。
  3. 前記キャリアガス用ポンプの吐出口と吸入口との間に接続され、前記キャリアガス用ポンプの前記吐出口から送り出されるキャリアガスの一部を前記吸入口にフィードバックするフィードバック経路と、
    前記フィードバック経路に設けられたタンクと
    をさらに備える、
    請求項1または請求項2に記載のガスクロマトグラフ装置。
  4. 前記検量管は、樹脂製チューブで形成されている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置。
  5. 前記分離カラムにサンプルガスを注入するときのキャリアガスの流量よりも前記分離カラムにサンプルガスを注入しないときに前記検量管を流れるサンプルガスの流量が多くなるように設定されている、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置。
  6. 前記切換機構は、前記2つの電磁弁によって前記経路の接続を50ms以下に設定された切換時間で切り換える、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置。
  7. 前記切換機構は、1秒以上30秒以下の第1所定期間だけ前記サンプルガス注入状態になり、30秒以上の第2所定期間だけキャリアガス送り状態となるように設定されている、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置。
  8. 前記切換機構は、前記キャリアガス送り状態の期間に比べて前記サンプルガス注入状態の期間だけ前記分離カラムに送られるキャリアガスの圧力が一時的に高くなるように前記経路の切換を行う、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置。
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