JP6737054B2 - 電動ポンプ - Google Patents

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本発明は、電動ポンプに関する。
従来、ロータと、ロータと一体に回転するインペラと、ロータを収容するモータハウジングと、インペラを収容するポンプハウジングとを備える電動ポンプがある(例えば、特許文献1参照)。この電動ポンプにおいて、ポンプハウジングは、モータハウジングの軸方向一方側に配置され、モータハウジングに組み付けられている。ロータの軸芯部には、円筒状の軸受が設けられており、ポンプハウジングの軸芯部には、ロータ側に突出するロータ支持部が形成されている。このロータ支持部は、平板状のワッシャを介してロータ(軸受)の軸方向一方側の面を支持している。
特開2016−67190号公報
上記構成の電動ポンプでは、溶着によりポンプハウジングをモータハウジングに取り付けることがある。しかしながら、例えば部品精度や組付公差等の影響により、ポンプハウジングがモータハウジングに斜めに(双方の軸線が屈曲するように)組み付けられた場合、ポンプハウジングの軸芯部に形成されたロータ支持部が斜めになった状態でロータの軸方向一方側の面を支持することになる。この場合には、ロータ支持部の接触状態が面接触ではなく線接触になるため、ロータを支持する領域が偏芯し、ロータの拘束状態が損なわれることで、ロータの振動が増加する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、ロータの振動が増加することを抑制できる電動ポンプを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の電動ポンプは、円筒状のロータと、前記ロータの軸方向一方側に設けられ、前記ロータと一体に回転するインペラと、前記ロータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの軸方向一方側に配置されると共に、前記モータハウジングに組み付けられ、前記インペラを収容するポンプハウジングと、前記ポンプハウジングに設けられて前記ロータと同軸上かつ前記ロータの軸方向一方側に位置すると共に、前記ロータ側に凸を成し、前記ロータの軸方向一方側の面を支持する凸曲面が形成された球状部と、前記球状部に装着され前記球状部とでボールジョイント構造を構成する装着部と、前記装着部に一体に形成されると共に前記ロータと同軸上に位置し前記ロータの軸方向一方側の面に重ね合わされた平板状のワッシャ部とを有するワッシャ部材と、を備える。
この電動ポンプによれば、ポンプハウジングには、ロータと同軸上かつロータの軸方向一方側に位置する凸曲面が設けられている。この凸曲面は、ロータ側に凸を成しており、ロータの軸方向一方側の面を支持している。したがって、例えば部品精度や組付公差等の影響により、ポンプハウジングがモータハウジングに斜めに(双方の軸線が屈曲するように)組み付けられた場合でも、凸曲面の取付角度が変化するだけであり、凸曲面によってロータの軸方向一方側の面が支持された状態が維持される。これにより、ロータを支持する領域が偏芯することを抑制することができ、ロータの拘束状態を維持することができるので、ロータの振動が増加することを抑制することができる。
また、この電動ポンプによれば、ワッシャ部材の装着部が球状部に装着され、装着部と球状部とでボールジョイント構造が構成されている。また、装着部に一体に形成された平板状のワッシャ部は、ロータと同軸上に位置しロータの軸方向一方側の面に重ね合わされている。したがって、ポンプハウジングがモータハウジングに斜めに組み付けられた場合でも、ボールジョイント構造を構成する球状部が装着部に対して回転することで、ワッシャ部がロータの中心軸を中心にロータの軸方向一方側の面に面接触した状態が維持される。これにより、ロータを支持する領域が偏芯することを抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る電動ポンプの縦断面図である。 図1に示されるロータ支持部、ワッシャ部材、及び、ロータを抜き出した図である。 図2に示されるワッシャ部材の打抜き加工後で曲げ加工前の状態を示す平面図である。 図1に示される電動ポンプにおいてポンプハウジングがモータハウジングに斜めに組み付けられた状態を模式的に示す縦断面図である。 図2に示される球状部の変形例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る電動ポンプにおいてポンプハウジングがモータハウジングに斜めに組み付けられた状態を模式的に示す縦断面図である。 図6に示されるロータ支持部、球状部材、及び、ロータを抜き出した図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の第一実施形態に係る電動ポンプ10は、モータハウジング12と、ポンプハウジング14と、エンドハウジング16と、ステータ18と、ロータ20と、インペラ22と、モータシャフト24と、回路基板26とを備えている。矢印A1は、電動ポンプ10の軸方向一方側を示し、矢印A2は、電動ポンプ10の軸方向他方側を示している。
モータハウジング12は、いずれも有底筒状である内筒28及び外筒30を有する二重構造となっている。内筒28は、モータハウジング12の軸方向一方側に開口し、外筒30は、モータハウジング12の軸方向他方側に開口している。内筒28の底壁部には、モータハウジング12の軸方向一方側に開口する凹状のシャフト支持部32が形成されており、このシャフト支持部32には、電動ポンプ10の軸方向に沿って配置されたモータシャフト24が圧入されている。
ポンプハウジング14は、モータハウジング12の軸方向一方側に配置されている。このポンプハウジング14の内側は、モータハウジング12側に開口する凹状のポンプ室として形成されている。このポンプハウジング14の内側のポンプ室は、内筒28の内部空間と連通している。ポンプハウジング14には、いずれも筒状であるインレット34及びアウトレット36が形成されており、このインレット34及びアウトレット36の内部流路は、ポンプハウジング14の内側のポンプ室と連通している。
モータハウジング12の軸方向一方側の端部の外周部には、フランジ38が環状に形成されている。このフランジ38には、モータハウジング12の軸方向一方側に開口する凹部40がフランジ38の全周に亘って形成されている。一方、ポンプハウジング14の外周部には、フランジ42が環状に形成されている。このフランジ42は、モータハウジング12に形成されたフランジ38と重ね合わされている。フランジ42には、フランジ38に形成された凹部40の内側に挿入される凸部44が形成されている。
本発明の第一実施形態では、一例として、ポンプハウジング14及びモータハウジング12は、樹脂製であり、ポンプハウジング14は、溶着によりモータハウジング12に組み付けられている。つまり、先ず、フランジ38とフランジ42が重ね合わされると共に、凸部44が凹部40の底部に突き当たった仮組付状態とされ、この状態からポンプハウジング14に振動が加えられる。このとき、ポンプハウジング14には、例えば、ポンプハウジング14の軸方向視で楕円方向に振動が加えられる。ポンプハウジング14に振動が加えられることで凸部44が凹部40の底部との摩擦により溶融される。そして、この凸部44が冷却されて固化することにより、凸部44が凹部40の底部と一体化され、これにより、ポンプハウジング14がモータハウジング12に固定される。
エンドハウジング16は、モータハウジング12の軸方向他方側に配置されている。このエンドハウジング16は、モータハウジング12側に開口する凹状に形成されている。エンドハウジング16の内側には、回路基板26が収容されている。
モータハウジング12の軸方向他方側の端部の外周部には、フランジ46が環状に形成されており、エンドハウジング16の外周部には、フランジ48が環状に形成されている。エンドハウジング16は、フランジ46とフランジ48が重ね合わされた状態でネジ止めされることにより、モータハウジング12に固定されている。
ステータ18は、概略円環状に形成されており、モータハウジング12に形成された内筒28と外筒30との間に収容されている。ステータ18は、巻線50を有しており、この巻線50は、回路基板26と接続されている。
ロータ20は、樹脂製のロータ本体52と、軸受54と、ロータマグネット56とを有している。軸受54は、ロータ本体52の内周部に設けられており、ロータマグネット56は、ロータ本体52の外周部に設けられている。このロータ本体52、軸受54、及び、ロータマグネット56を有するロータ20の全体は、概略円筒状(軸芯部に孔を有する概略円柱状)に形成されており、内筒28の内側に回転可能に収容されている。軸受54の内側には、モータシャフト24が挿入されており、これにより、ロータ20は、モータシャフト24に回転可能に支持されている。
インペラ22は、ロータ20の軸方向一方側に設けられており、ポンプハウジング14の内側のポンプ室に回転可能に収容されている。このインペラ22は、ロータ20と一体に形成されており、ロータ20と一体に回転する。インペラ22には、放射状に延びる複数の羽根58が形成されている。
そして、この電動ポンプ10では、回路基板26からステータ18に電流が供給されると、ステータ18によって回転磁界が形成され、これにより、ロータ20と共にインペラ22が回転する。また、インペラ22が回転すると、インレット34から流体が吸入されてポンプハウジング14の内側のポンプ室に搬送され、このポンプ室に搬送された流体はアウトレット36から吐出される。
続いて、本発明の第一実施形態に係る電動ポンプ10に適用されたロータ支持構造について説明する。
本発明の第一実施形態の電動ポンプ10は、ロータ支持構造として、ロータ支持部60と、ワッシャ部材62とを有している。ロータ支持部60(図2も適宜参照)は、軸部64と、球状部66とを有する。
軸部64は、インペラ22の軸方向に沿って延びており、インペラ22の軸芯部を貫通している。この軸部64は、軸部64を中心に放射状に延びる複数の連結部68によってポンプハウジング14の内周面に固定されている。
球状部66は、軸部64のロータ20側に形成されている。球状部66は、一例として、ロータ20の軸方向と直交する方向を長軸方向とする楕円球状とされている。球状部66におけるロータ20側の曲面は、ロータ20側に凸を成す凸曲面70として形成されている。この凸曲面70を含む球状部66の全体は、ロータ20と同軸上かつロータ20の軸方向一方側に位置している。凸曲面70の中央部には、ロータ20の軸方向一方側へ凹む凹部72が形成されており、シャフトの軸方向一方側における軸受54から突出する部分は、凹部72に遊挿されている。
ワッシャ部材62は、複数の装着部74と、ワッシャ部76とを有する。複数の装着部74は、それぞれ舌片状に形成されており、ワッシャ部材62の周方向に間隔を空けて形成されると共に、ワッシャ部材62の軸方向一方側へ延びている。この複数の装着部74は、球状部66と略同様の曲率に曲げ加工されており、球状部66を抱え込むようにして球状部66に装着されている。そして、この複数の装着部74及び球状部66は、ボールジョイント構造(ヒンジ構造)を構成している。このようにして複数の装着部74が球状部66に装着されることにより、ワッシャ部材62は、ロータ支持部60に取り付けられている。
ワッシャ部76は、装着部74に一体に形成されている。このワッシャ部76は、平面視で円環形状の平板状に形成されており、ロータ20と同軸上に位置し、ロータ20の軸方向一方側の面、つまり、軸受54の軸方向一方側の面に重ね合わされている。そして、凸曲面70は、ワッシャ部材62を介して軸受54の軸方向一方側の面を支持している。
なお、図3に示されるように、ワッシャ部材62は、平板状の素材を打抜き加工して形成される。また、複数の装着部74は、ワッシャ部材62の打抜き加工の後、ワッシャ部材62の軸方向一方側へ延びるように曲げ加工される(図2参照)。
次に、本発明の第一実施形態の作用及び効果について説明する。
図4には、図1に示される電動ポンプ10においてポンプハウジング14がモータハウジング12に斜めに組み付けられた状態が模式的に示されている。なお、図4では、ポンプハウジング14の傾斜が誇張して示されている。
本発明の第一実施形態に係る電動ポンプ10によれば、ワッシャ部材62の装着部74が球状部66に装着され、装着部74と球状部66とでボールジョイント構造が構成されている。また、装着部74に一体に形成された平板状のワッシャ部76は、ロータ20の軸方向一方側の面に重ね合わされている。
したがって、例えば部品精度や組付公差等の影響により、ポンプハウジング14がモータハウジング12に斜めに(双方の軸線が屈曲するように)組み付けられた場合でも、ボールジョイント構造を構成する球状部66が装着部74に対して回転することで、ワッシャ部76がロータ20の中心軸を中心にロータ20(軸受54)の軸方向一方側の面に面接触した状態が維持される。これにより、ロータ20を支持する領域が偏芯することを抑制することができ、ロータ20の拘束状態を維持することができるので、ロータ20の振動が増加することを抑制することができる。
次に、本発明の第一実施形態の変形例について説明する。
本発明の第一実施形態において、インペラ22は、ロータ20に一体に形成されているが、ロータ20と別体でも良い。
また、球状部66は、楕円球状であるが、その他の形状として、円球状や、ロータ20の軸方向と直交する方向を長軸方向とする長円球状でも良い。なお、モータハウジング12への組付時にポンプハウジング14に生ずる傾斜は微小であるため、球状部66が楕円球状又は長円球状とされた場合でも、ワッシャ部76の傾斜を抑制して、ワッシャ部76をロータ20(軸受54)の軸方向一方側の面に面接触した状態を維持することが可能である。
また、本発明の第一実施形態において、ワッシャ部76は、軸受54の軸方向一方側の面に当接されているが、ロータ20の軸方向一方側の面の中央部であれば、軸受54以外の部分に当接されていても良い。
また、凸曲面70の中央部には、ロータ20の軸方向一方側へ凹む凹部72が形成されており、シャフトの軸方向一方側における軸受54から突出する部分は、凹部72に遊挿されている。しかしながら、シャフトの軸方向一方側の端部が軸受54から突出しない場合には、例えば、図5に示されるように、凸曲面70の中央部からは上述の凹部72(図2参照)が省かれても良い。
また、ワッシャ部材62は、舌片状に形成された複数の装着部74を有しているが、ワッシャ部材62は、環状に形成された一つの装着部を有していても良い。そして、この一つの装着部によりワッシャ部材62が球状部66に取り付けられていても良い。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。本発明の第二実施形態は、参考例である。
図6には、本発明の第二実施形態に係る電動ポンプ110が模式的に示されている。矢印A1は、電動ポンプ110の軸方向一方側を示し、矢印A2は、電動ポンプ110の軸方向他方側を示している。本発明の第二実施形態に係る電動ポンプ110は、上述の本発明の第一実施形態に係る電動ポンプ10に対し、次のように構造が変更されている。
すなわち、本発明の第二実施形態に電動ポンプ110は、ロータ支持構造として、ロータ支持部160と、球状部材166とを有している。ロータ支持部160(図7も適宜参照)は、軸部164と、複数の保持部174とを有する。
軸部164は、インペラ22の軸方向に沿って延びており、インペラ22の軸芯部を貫通している。この軸部164は、軸部164を中心に放射状に延びる複数の連結部168によってポンプハウジング14の内周面に固定されている。軸部164のロータ20側には、軸部164の軸方向を板厚方向とする円板部172が形成されている。
複数の保持部174は、それぞれ舌片状に形成されており、円板部172の外周部に形成されている。この複数の保持部174は、円板部172の周方向に間隔を空けて形成されており、この円板部172からロータ20側に向けて延出されている。
球状部材166は、例えば金属製の円球状であり、複数の保持部174に抱え込まれることにより複数の保持部174に保持されている。球状部材166におけるロータ20側の曲面は、凸曲面170として形成されている。この凸曲面170を含む球状部材166の全体は、ロータ20と同軸上かつロータ20の軸方向一方側に位置している。凸曲面170は、ロータ20側に凸を成しており、ロータ20の軸方向一方側の面の中央部に直接当接(点接触)している。
次に、本発明の第二実施形態の作用及び効果について説明する。
図6では、ポンプハウジング14がモータハウジングに斜めに組み付けられた状態が示されている。なお、図6では、ポンプハウジング14の傾斜が誇張して示されている。
本発明の第二実施形態に係る電動ポンプ110によれば、ポンプハウジング14には、ロータ20と同軸上かつロータ20の軸方向一方側に位置する球状部材166が設けられており、この球状部材166には、ロータ20側に凸を成す凸曲面170が形成されている。そして、この凸曲面170は、ロータ20の軸方向一方側の面の中央部に直接当接することで、このロータ20の軸方向一方側の面の中央部を支持している。
したがって、例えば部品精度や組付公差等の影響により、ポンプハウジング14がモータハウジングに斜めに(双方の軸線が屈曲するように)組み付けられた場合でも、凸曲面170を含む球状部全体の取付角度が変化するだけであり、凸曲面170がロータ20の軸方向一方側の面の中央部に点接触した状態が維持される。これにより、ロータ20を支持する領域が偏芯することを抑制することができ、ロータ20の拘束状態を維持することができるので、ロータ20の振動の増加を抑制することができる。この結果、電動ポンプ110が車両に搭載された場合には、車両騒音の低減につなげることができる。
次に、本発明の第二実施形態の変形例について説明する。
本発明の第二実施形態において、球状部材166は、円球状であるが、その他の形状として、ロータ20の軸方向と直交する方向を長軸方向とする楕円球状や、ロータ20の軸方向と直交する方向を長軸方向とする長円球状でも良い。なお、モータハウジングへの組付時にポンプハウジング14に生ずる傾斜は微小であるため、球状部材166が楕円球状又は長円球状とされた場合でも、凸曲面170をロータ20の軸方向一方側の面の中央部に点接触した状態を維持することが可能である。
また、本発明の第二実施形態では、ポンプハウジング14と別体である球状部材166に凸曲面170が形成されているが、凸曲面170がポンプハウジング14と一体に形成されても良い。
また、ポンプハウジング14に半球状である半球状部が形成され、この半球状部に凸曲面170が形成されても良い。
なお、本発明の第二実施形態において、上述の本発明の第一実施形態と同様の構成については、同様の変形例を採用することが可能である。
以上、本発明の第一及び第二実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
(第一実施形態)
10…電動ポンプ、12…モータハウジング、14…ポンプハウジング、16…エンドハウジング、18…ステータ、20…ロータ、22…インペラ、24…モータシャフト、26…回路基板、28…内筒、30…外筒、32…シャフト支持部、34…インレット、36…アウトレット、38…フランジ、40…凹部、42…フランジ、44…凸部、46…フランジ、48…フランジ、50…巻線、52…ロータ本体、54…軸受、56…ロータマグネット、58…羽根、60…ロータ支持部、62…ワッシャ部材、64…軸部、66…球状部、68…連結部、70…凸曲面、72…凹部、74…装着部、76…ワッシャ部
(第二実施形態)
110…電動ポンプ、160…ロータ支持部、164…軸部、166…球状部材、168…連結部、170…凸曲面、172…円板部、174…保持部

Claims (1)

  1. 円筒状のロータと、
    前記ロータの軸方向一方側に設けられ、前記ロータと一体に回転するインペラと、
    前記ロータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングの軸方向一方側に配置されると共に、前記モータハウジングに組み付けられ、前記インペラを収容するポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに設けられて前記ロータと同軸上かつ前記ロータの軸方向一方側に位置すると共に、前記ロータ側に凸を成し、前記ロータの軸方向一方側の面を支持する凸曲面が形成された球状部と、
    前記球状部に装着され前記球状部とでボールジョイント構造を構成する装着部と、前記装着部に一体に形成されると共に前記ロータと同軸上に位置し前記ロータの軸方向一方側の面に重ね合わされた平板状のワッシャ部とを有するワッシャ部材と、
    を備える電動ポンプ。
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