JP2018145939A - 電動送風機及び電気掃除機 - Google Patents

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【課題】小型、軽量の電動送風機を提供する。【解決手段】ファンと、電機子を回転自在に支持する軸受を保持するハウジング部15とベース部17を有するフレーム4と、界磁コアをフレーム4とブラケットで挟み、界磁コアに設けたボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔を介してボルトとナットなどで締付け固定する電動機部と、ハウジング部15の軸方向略中央位置からベース部17へファン側に近づき広がる略円錐形状の第1アーム部26を備え、フレーム4の界磁コアに固定されるボルト留め部19側はハウジング部15の軸方向略中央位置からボルト留め部19の界磁コアとの接触面へと反ファン側へ広がる略円錐形状の第2アーム部27を有するもので、肉厚を増やすことなく電機子のアンバランス力が掛かるベース部17の強度アップが図れる。【選択図】図2

Description

本発明は、ファンを回転させて送風作用を営む電動送風機及びそれを備えた電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電動送風機は電機子及び界磁をブラケット・フレームからなるケーシングに内蔵し電動機部を構成している。しかしながら、近年の小型・軽量化の要求に対応するため、界磁コアをブラケットとフレーム(若しくはエアガイドと一体化されたフレーム)でボルト等により挟み込み固定する電動機部が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、上記特許文献1に記載された従来の電動送風機の半断面図、図9(a)は、同電動送風機のエアガイド一体フレームの平面図、図9(b)は、同エアガイド一体フレームの側面図、図9(c)は、同エアガイド一体フレームの底面図である。
図8において、従来の電動送風機40は大別して送風部42と電動機部43から構成され、送風部42は、複数のブレード1を有する遠心形のファン2と、それを覆い中央に吸気孔3aが開口しているファンケース3と、エアガイドと一体形成されたフレーム4から構成されている。
電動機部43は、回転軸5に圧入され軸受6により回転可能に支持された電機子7(巻線は省略)と、電機子7の外周に配置された界磁8と、図示しない界磁巻線と電機子巻線を通電接続するブラシユニット9を内蔵し、界磁コア10をエアガイドと一体形成されたフレーム4とブラケット11で挟み込み、界磁コア10に設けられたボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔12を介してボルト13とナット14で締付け、構成される。
図9において、エアガイドと一体形成されたフレーム4は、中央に軸受6を保持するハウジング部15と、ファン2から流出した風を整流する傾斜通路部16と、ファン2の下に位置しハウジング部15と傾斜通路部16を繋ぐ円盤状のベース部17と、ファンケース3が圧入固定される外周円筒部18で構成され、ベース部17から界磁コア10側に突出し界磁コア10にボルト13により固定されるボルト留め部19と、同様に界磁コア10を保持するコア保持リブ20で構成されている。
また、2箇所のボルト留め部19の側壁19aを直線的に繋ぐ繋ぎ部A21により両側が略並行にハウジング部15に接続されている。
特開2003−232298号公報
しかしながら上記従来の電動送風機40の構成では、界磁コア10の固定がボルト13の2箇所となるため、ボルト留め部19に対し90度に位置する部分では界磁コア10を支持する部分が存在しないため、強度が弱く、ボルト留め部19側に比べ振動が大きくなる問題点があった。
また、軸受6を内蔵するハウジング部15は円盤上のベース部17の端面位置に軸受6の端面位置が来る配置であった。この構成では軸受6の支点(中心位置)とハウジング部15の支点(ベース部17接続部位置)にずれが発生し、更に振動を増大する危険性があった。また、ベース部17は、円盤状であるため強度が弱く、強度アップのため、材厚を厚くし質量増加を招いていた。また、2箇所のボルト留め部19の側壁19aを直線的に繋ぐ繋ぎ部A21は戻り通路リブ22間を通過し電機子7と界磁8へ流れ込む排気風の障壁となり排気圧を増加させ、送風効率の低下と温度上昇の悪化を招くという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、部品を追加することや材厚を大きくすることなく、フレーム形状を改良することにより、フレームの強度アップとフレーム中心軸のずれや傾きの防止を図り、信頼性と軽量化を両立した電動送風機、及びそれを搭載して運転される信頼性と軽量化を両立した電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機は、複数のブレードを有する遠心形のファンと、前記ファンから排出された風を整流するエアガイドと、それらを覆い中央に吸気孔が開口しているファンケースなどから構成される送風部を有し、回転軸に圧入され軸受により回転可能に支持された電機子と、前記軸受を保持するハウジング部とベース部を有するフレームと、前記電機子の外周に配置された界磁と、前記界磁を構成する界磁巻線と前記電機子を構成する電機子巻線を通電接続するブラシユニットなどを内蔵し、前記界磁を構成する界磁コアを前記フレームとブラケットで挟み込み、前記界磁コアに設けられたボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔を介してボルトとナットなどで締付け固定する電動機部で構成される電動送風機において、前記ハウジング部の軸方向略中央位置から前記ベース部へ前記ファン側に近づき広がる略円錐形状の第1アーム部を有し、前記フレームの前記界磁コアに固定されるボルト留め部側は前記ハウジング部の軸方向略中央位置から前記ボルト留め部の前記界磁コアとの接触面へと反前記ファン側へ広がる略円錐形状の第2アーム部を有するもので、最も電機子のアンバランス力が掛かるハウジング部近傍のベース部の強度アップが実現でき、また、軸受の支点(中心点)とベース部の支点(第1、第2アーム部のハウジング部付け根)が合致し、電機子の振動をハウジング部中央位置で受けることが可能となり、振動の増幅を低減することが可能となる。また、ボルト留め部はそれと逆の円錐形状となるため、一番強度が必要なボルト留め部での強度を大幅に向上させることが可能となる。
また、本発明の電気掃除機は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機を搭載したもので、軽量で信頼性に優れた電気掃除機を提供することができる。
本発明の電動送風機は、材厚を増やすことなくベース部の強度がアップし、さらに振動の増幅も低減できるので、信頼性の高い電動送風機もしくは、同等の信頼性で軽量化された電動送風機を実現できる。また、この電動送風機を電気掃除機に搭載することで軽量で信頼性に優れた電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における電動送風機の断面図 同電動送風機の一体化されたエアガイドとフレームの断面斜視図 同フレームの他の例を示す断面斜視図 本発明の実施の形態2における電動送風機のフレームの裏面図 本発明の実施の形態3における電動送風機のフレームの裏面斜視図 同フレームと界磁コアとの位置関係を示す裏面斜視図 本発明の実施の形態4における電動送風機のフレームの裏面斜視図 従来の電動送風機の半断面図 (a)同電動送風機のエアガイド一体フレームの平面図、(b)同エアガイド一体フレームの側面図、(c)同エアガイド一体フレームの底面図
第1の発明は、複数のブレードを有する遠心形のファンと、前記ファンから排出された風を整流するエアガイドと、それらを覆い中央に吸気孔が開口しているファンケースなどから構成される送風部を有し、回転軸に圧入され軸受により回転可能に支持された電機子と、前記軸受を保持するハウジング部とベース部を有するフレームと、前記電機子の外周に配置された界磁と、前記界磁を構成する界磁巻線と前記電機子を構成する電機子巻線を通電接続するブラシユニットなどを内蔵し、前記界磁を構成する界磁コアを前記フレームとブラケットで挟み込み、前記界磁コアに設けられたボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔を介してボルトとナットなどで締付け固定する電動機部で構成される電動送風機において、前記ハウジング部の軸方向略中央位置から前記ベース部へ前記ファン側に近づき広がる略円錐形状の第1アーム部を有し、前記フレームの前記界磁コアに固定されるボルト留め部側は前記ハウジング部の軸方向略中央位置から前記ボルト留め部の前記界磁コアとの接触面へと反前記ファン側へ広がる略円錐形状の第2アーム部を有するもので、最も電機子のアンバランス力が掛かるハウジング部近傍のベース部の強度アップが実現でき、また、軸受の支点(中心点)とベース部の支点(第1、第2アーム部のハウジング部付け根)が合致し、電機子の振動をハウジング部中央位置で受けることが可能となり、振動の増幅を低減することが可能となる。また、ボルト留め部はそれと逆の円錐形状となるため、一番強度が必要なボルト留め部での強度を大幅に向上させることが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明のボルト留め部の両側の軸方向の側壁は、回転軸に向かうに従い壁間距離が狭まる形状としたもので、ボルト留め部の界磁コアと接触する面積及び幅を確保したまま、フレームに設けられた戻り通路部から軸方向反ファン側へ抜ける風路を拡大し排圧を低減でき、温度上昇低減と性能改善を実現できる。
第3の発明は、特に、第1若しくは第2の発明のボルト留め部の側壁付根部から反対側の側壁付根部まで繋がった略円周状の補強リブを設け、前記補強リブの一部から界磁コアに伸びるコア支えリブを前記界磁コアのティースとヨークの繋ぎ部B近傍でかつボルト位置から最も遠い箇所に設けたもので、ボルト留め部に対し90度に位置する最も強度が弱い箇所の補強が図れ、界磁巻線の影響が少なく、且つ、最もボルト留め位置から遠い場所をコア支えリブで支持できるため、より安定して界磁コアを固定でき、振動低減を実現できる。また、最も強度が高いボルト留め部の側壁に補強リブが接続されることにより、更に強度を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明のボルト留め部に対し略90度に位置するハウジング部からベース部へ伸びる円錐状の第1アーム部に前記ベース部へ向かう凹部を設け、同位置の前記ベース部には反ファン側へ突出する凸部を設けたもので、ビード追加による強度アップが図れるだけでなく、最も巻線がフレームに近接するハウジング部側のテーパ部を界磁巻線から遠ざけるように形状を構成でき、最も界磁巻線がフレームから離れるベース部側でファンから離れる方向に補強ビードを配置できるため、電動送風機を大型化することなく、界磁巻線とフレームとの接触を防止できる。
第5の発明に係る電気掃除機は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機を搭載したもので、軽量で信頼性に優れた電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電動送風機の断面図、図2は、同電動送風機の一体化されたエアガイドとフレームの断面斜視図である。
図1において、本実施の形態における電動送風機41は、送風部42と電動機部43から構成され、送風部42は、複数のブレード1を有する遠心形のファン2と、前記ファン2から排出された風を整流するエアガイド23と、それらを覆い中央に吸気孔3aが開口しているファンケース3などから構成されている。
電動機部43は、回転軸5に圧入された軸受6により回転可能に支持された電機子7と、前記電機子7の外周に配置された界磁8と、前記界磁8を構成する界磁巻線(図示せず)と前記電機子7を構成する電機子巻線(図示せず)を接続通電するブラシユニット9などを内蔵し、前記界磁8を構成する界磁コア10の軸方向両面側をフレーム4とブラケット11で挟み込み、界磁コア10のヨーク部10aに設けられたボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔12、及び、フレーム4及びブラケット11の前記ボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔12に対応する位置に設けられた連通孔24にボルト13を挿入し、ボルト13をナット14等で締め付け一体固定されている。
図2に示すように、本実施の形態における電動送風機41のフレーム4とエアガイド23は一体で構成されている。
図2において、フレーム4は中央に軸受6を保持するハウジング部15と、ファン2から流出した風を整流するボリュート通路部25と、ファン2の下に位置しハウジング部15とボリュート通路部25を繋ぐ円盤状のベース部17と、ファンケース3が圧入される外周円筒部18と、界磁コア10に固定されるボルト留め部19と、戻り通路リブ22で構成され、フレーム4のハウジング部15の軸方向略中央位置からベース部17へファン2側に近づき広がる円錐形状の第1アーム部26を有し、ボルト留め部19側は、フレーム4のハウジング部15の軸方向略中央位置からボルト留め部19の界磁コア10との接触面へと反ファン2側へ広がる円錐形状の第2アーム部27を有している。
以上のように構成された本実施の形態における電動送風機41について、以下その動作、作用を説明する。
ハウジング部15の略中央位置に第1アーム部26、第2アーム部27が繋がり、軸受6の中心位置と合致することにより、電機子7の振動の中心位置をフレーム4の第1アーム部26、第2アーム部27で強化されたアーム接続位置で受けることが可能となり、振動の増幅を低減することが可能となる。
また、ハウジング部15からファン2側方向と反ファン2側方向の両方向に円錐形状で接続されることにより、最も電機子7のアンバランスによる遠心力を受けるハウジング部15近傍で大幅な強度アップが実現できる。
また、ボルト留め部19は、両アーム形状を接続する壁が形成されボックス状となるため最も強度が必要なボルト留め部19で大幅な強度アップが実現できる。また、第1アーム部26は、戻り通路リブ22で形成される戻り通路から電動機部43内部へ流れ込む風
を軸方向への方向転換のガイドとなり送風効率を向上させることができる。
上記実施の形態ではフレーム4とエアガイド23が一体で構成されているが、従来のようにフレーム4とエアガイド23を別体で構成してもよい。フレーム4とエアガイド23を別体で構成した場合のフレーム4の構成について図3を用いて説明する。
図3において、フレーム4は、中央に軸受6を保持するハウジング部15と、ファン2下に位置しハウジング部15から外周側へ伸びる円盤状のベース部17と、ファンケース3が圧入される外周円筒部18と、界磁コア10に固定されるボルト留め部19と、エアガイド23の戻り通路リブ22と接触し外周円筒部18まで伸びるフランジ部28と、ベース部17とフランジ部28を繋げる支柱部29で構成され、フレーム4のハウジング部15の軸方向略中央位置からベース部17へファン2側に向かって近づき広がる円錐形状の第1アーム部26と、フレーム4のハウジング部15の軸方向略中央位置からボルト留め部19の界磁コア10との接触面へと反ファン2側へ広がる円錐形状の第2アーム部27を有している。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における電動送風機のフレームの裏面図である。なお、上記実施の形態1における電動送風機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における電動送風機41のフレーム4は、図4に示すように、ボルト留め部19の側壁である両側の繋ぎ部A21を回転軸5に向かうに従い壁間距離Lが狭まる(L1>L2)形状としたものである。
本実施の形態における電動送風機41のフレーム4が以上のように構成されているので、ボルト留め部19の界磁コア10と接触する接触面30の面積及び幅を確保したまま、戻り通路リブ22で形成される戻り通路から回転軸5方向反ファン2側へ抜ける風路を拡大し排圧を低減でき、温度上昇低減と性能改善を実現できる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における電動送風機のフレームの裏面斜視図、図6は、同フレームと界磁コアとの位置関係を示す裏面斜視図である。なお、上記実施の形態における電動送風機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図5、6において、本実施の形態における電動送風機41のフレーム4は、一方のボルト留め部19の側壁付根部31から反対側のボルト留め部19の側壁付根部31まで繋がった略円周状の補強リブ32を有し、補強リブ32の一部から界磁コア10に伸びるコア支えリブ33が、界磁コア10のティース部10bとヨーク部10aの繋ぎ部B34の最もボルト13の位置から遠い箇所35に設けられている。
本実施の形態における電動送風機41のフレーム4は、以上のように構成されているので、界磁巻線との干渉がなく、最もボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔12から離れた場所で界磁コア10を保持できるため、界磁コア10の端面に対しフレーム4の中心軸が傾くことを防止でき、振動低減を実現できる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における電動送風機のフレームの裏面斜視図である。なお、上記実施の形態における電動送風機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図7において、本実施の形態における電動送風機41のフレーム4は、ボルト留め部19に対し略90度に位置するハウジング部15からベース部17へ伸びる円錐状の第1アーム部26にベース部17へ向かう凹部36を設け、同位置のベース部17外周側には反ファン2側へ突出する凸部37を設けている。
以上のように、本実施の形態における電動送風機41のフレーム4は、強度的に弱いボルト留め部に対し90度位置のベース部17に凸部37及び第1アーム部26に凹部36を設けているので、凸凹による強度アップを図れるだけでなく、最も界磁巻線がフレーム4に近接するハウジング部15側の第1アーム部26を界磁巻線から遠避けるように形状を構成でき、最も界磁巻線がフレーム4から離れるベース部17側でファン2から離れる方向に形状を構成でき、かつ、凹部36は第1アーム部26に設けているためファン2との距離を狭めることなく構成できるため、電動送風機41を大型化することなく、界磁巻線とブラケット11との接触を防止できる。
以上のように、上記実施の形態における電動送風機41によれば、従来品と同等の強度であれば大幅な軽量化が実現でき、従来品と同等質量であれば、大幅な強度アップによる信頼性を向上させた電動送風機を提供することが可能となる。また、同電動送風機を電気掃除機(図示せず)に搭載することにより、小型軽量で信頼性の高い電気掃除機を提供できる。
以上のように、本発明にかかる電動送風機は、十分な強度を保持したまま小型軽量を実現でき、電気掃除機だけでなく、送風作用を用いるエアータオルや吸引機、電動工具等の用途にも適用できる。
1 ブレード
2 ファン
3 ファンケース
3a 吸気孔
4 フレーム
5 回転軸
6 軸受
7 電機子
8 界磁
9 ブラシユニット
10 界磁コア
10a ヨーク部
10b ティース部
11 ブラケット
12 ボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔
13 ボルト
14 ナット
15 ハウジング部
16 傾斜通路部
17 ベース部
18 外周円筒部
19 ボルト留め部
19a 側壁
20 コア保持リブ
21 繋ぎ部A
22 戻り通路リブ
23 エアガイド
24 連通孔
25 ボリュート通路部
26 第1アーム部
27 第2アーム部
28 フランジ部
29 支柱部
30 接触面
31 側壁付根部
32 補強リブ
33 コア支えリブ
34 繋ぎ部B
35 箇所
36 凹部
37 凸部
41 電動送風機
42 送風部
43 電動機部

Claims (5)

  1. 複数のブレードを有する遠心形のファンと、前記ファンから排出された風を整流するエアガイドと、それらを覆い中央に吸気孔が開口しているファンケースなどから構成される送風部を有し、回転軸に圧入され軸受により回転可能に支持された電機子と、前記軸受を保持するハウジング部とベース部を有するフレームと、前記電機子の外周に配置された界磁と、前記界磁を構成する界磁巻線と前記電機子を構成する電機子巻線を通電接続するブラシユニットなどを内蔵し、前記界磁を構成する界磁コアを前記フレームとブラケットで挟み込み、前記界磁コアに設けられたボルトを内蔵する円形形状若しくは半円形状の切り欠き貫通孔を介してボルトとナットなどで締付け固定する電動機部で構成される電動送風機において、前記ハウジング部の軸方向略中央位置から前記ベース部へ前記ファン側に近づき広がる略円錐形状の第1アーム部を有し、前記フレームの前記界磁コアに固定されるボルト留め部側は前記ハウジング部の軸方向略中央位置から前記ボルト留め部の前記界磁コアとの接触面へと反前記ファン側へ広がる略円錐形状の第2アーム部を有することを特徴とする電動送風機。
  2. ボルト留め部の両側の軸方向の側壁は、回転軸に向かうに従い壁間距離が狭まる形状としたことを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. ボルト留め部の側壁付根部から反対側の側壁付根部まで繋がった略円周状の補強リブを設け、前記補強リブの一部から界磁コアに伸びるコア支えリブを前記界磁コアのティースとヨークの繋ぎ部B近傍でかつボルト位置から最も遠い箇所に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の電動送風機。
  4. ボルト留め部に対し略90度に位置するハウジング部からベース部へ伸びる円錐状の第1アーム部に前記ベース部へ向かう凹部を設け、同位置の前記ベース部には反ファン側へ突出する凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動送風機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機を搭載した電気掃除機。
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