JP6736640B2 - クーラント処理装置 - Google Patents
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Description
クーラント処理装置1は、図1に示す上流側部2A及び下流側部2Bを有するコンベアケース2と、図2や図3に示す複数のスクレーパー5と、ローラチェーン6と、ローラチェーン6を駆動する駆動装置7(図1に示す)とを備えている。工作機械から排出された切屑を含んだクーラントは、コンベアケース2の上流側部2Aに導入される。クーラントは上流側部2Aから下流側部2Bに流れ、また、ローラチェーン6によって循環走行するスクレーパー5によって切屑が下流側部2Bに搬送されてコンベアケース2の外部に排出される。クーラントは、図示しないが、ポンプ等によって2次濾過装置に送られる。
コンベアケース2は、該コンベアケース2の上流側を構成する上流側部2Aと、該コンベアケース2の下流側を構成する下流側部2Bとを有しており、図2に示すように、上流側部2Aの方が下流側部2Bよりも長く形成されている。上流側部2Aは、工作機械の下部等に配置されるようになっている。上流側部2Aの下流側端部と、上流側部2Aの上流側端部とが接続されて一体化されるようになっている。尚、図1では、スクレーパー5及びローラチェーン6を省略している。
スクレーパー5は、コンベアケース2内を循環走行してコンベアケース2の底板20に堆積した切屑を排出口25へ向けて搬送するための部材である。複数のスクレーパー5が循環走行方向に互いに間隔をあけて設けられている。スクレーパー5は、例えば金属製の板材で構成することができ、コンベアケース2内において左右方向に延びている。図6に示すように、スクレーパー5の左端部は、コンベアケース2の左側板21の内面から右側に所定の間隔をあけて配置され、また、スクレーパー5の右端部は、コンベアケース2の右側板22の内面から左側に所定の間隔をあけて配置されている。これにより、スクレーパー5の左端部とコンベアケース2の左側板21との間、及びスクレーパー5の右端部とコンベアケース2の右側板22との間に、それぞれローラチェーン6を配設することが可能なスペースが確保される。
図5及び図6に示すように、ローラチェーン6は、コンベアケース2内において左側板21の近傍及び右側板22の近傍にそれぞれ配設されており、無端状、即ち環状となっている。左右のローラチェーン6は基本的には同じ構造のものであり、左右対称になっている。左のローラチェーン6と、コンベアケース2の左側板21とは左右方向に離れており、また、右のローラチェーン6と、コンベアケース2の右側板22とも左右方向に離れている。
駆動装置7は、ローラチェーン6を駆動するモータ70(図1、図4に示す)と、モータ70の回転力が入力される減速機71(図1、図4に示す)と、駆動スプロケット72(図2に示す)と、従動スプロケット73(図2に示す)とを備えている。図1に示すように、モータ70及び減速機71は、コンベアケース2の下流側部2Bの右側板22に取り付けられている。図2に示すように、駆動スプロケット72は、コンベアケース2の下流側部2Bの下流部内において排出口25よりも上に配置されており、左右方向に延びる回転軸72aに結合されている。回転軸72aの両端部は、下流側部2Bの左側板21及び右側板22に対してそれぞれ軸受(図示せず)を介して支持されている。駆動スプロケット72は、ローラチェーン6の位置に対応して下流側部2Bの左側と右側にそれぞれ設けられている。モータ70の回転力は減速機71を介して回転軸72aに伝達される。回転軸72aが回転することで駆動スプロケット72が回転する。
図5及び図6に示すように、コンベアケース2の内部の左側には、左のローラチェーン6の下に位置する部分を案内する下側ガイド板30及び上側ガイド板31と、左のローラチェーン6の上に位置する部分を案内する第1補助ガイド板32及び第2補助ガイド板33とが設けられている。
図8に示すように、コンベアケース2の下流部の内部には、排出口25の上方に、該排出口25の上方まで移動したスクレーパー5に付着した切屑に接触して当該切屑を除去するように配置される除去部材37が設けられている。さらに、コンベアケース2には、除去部材37を上下方向に揺動可能に該コンベアケース2に支持する支軸38が設けられている。
図10に示すように、クーラント処理装置1は、スクレーパー5によって下流部まで搬送された切屑を案内する案内板40と、案内板40を延長する延長板41と、クーラント受け部材42とを備えている。案内板40、延長板41及びクーラント受け部材42によってクーラントの分離構造が構成されている。
以上説明したように、この実施形態に係るクーラント処理装置1によれば、スクレーパー5により搬送された切屑を、下降傾斜する案内板40及び延長板41によって排出口25へ案内するようにし、案内板40と延長板41との間にクーラントが流通可能な隙間Sを形成し、この隙間Sの下方にクーラント受け部材42を配置したので、クーラントのリサイクル性を向上させながら、切屑の排出性を向上させることができる。
2 コンベアケース
5 スクレーパー
6 ローラチェーン
6a ローラ
6b リンク板
6c 突出部
20 底板
23a 導入口
25 排出口
30 下側ガイド板
31 上側ガイド板
31a 固定板部
31b 横板部
31c 縦板部
37 除去部材
37c 切欠部(切屑通過部)
37d 重り(補強部材)
38 支軸
40 案内板
40a 湾曲部
40b 対向板部
41 延長板
41a クーラント案内板部
42 クーラント受け部材
44 スペーサ
45 締結部材
70 モータ
S 隙間
Claims (6)
- 工作機械から排出される切屑を含んだクーラントが導入される導入口と、該導入口よりも高い位置に設けられ、切屑を排出する排出口とを有するコンベアケースと、
前記コンベアケース内を循環走行して前記コンベアケースの底板に堆積した切屑を前記排出口へ向けて搬送するスクレーパーとを備えたクーラント処理装置において、
前記コンベアケースの前記底板に連続して前記排出口へ向かって下降傾斜するように延び、前記スクレーパーにより搬送された切屑を前記排出口へ向けて案内する案内板と、
前記案内板の先端側に対して切屑に含まれているクーラントが流通可能な隙間をあけて設けられ、前記案内板を延長する方向に下降傾斜するように延びる延長板と、
前記隙間の下方に配置され、前記隙間を流通して下方へ流れたクーラントを受けて前記コンベアケース内に戻すクーラント受け部材とを備え、
前記案内板及び前記延長板は、前記コンベアケースの幅方向に延びており、
前記案内板の先端側と前記延長板との間には、前記コンベアケースの幅方向に間隔をあけて複数のスペーサが配置され、
前記案内板の先端側と、前記スペーサと、前記延長板とが締結部材によって締結されていることを特徴とするクーラント処理装置。 - 請求項1に記載のクーラント処理装置において、
前記隙間は、前記コンベアケースの幅方向に延びるスリット状に形成されていることを特徴とするクーラント処理装置。 - 請求項1または2に記載のクーラント処理装置において、
前記案内板の先端側は、下方へ向けて湾曲しながら延びる湾曲部を有し、
前記隙間は、前記湾曲部と前記延長板との間に形成されていることを特徴とするクーラント処理装置。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載のクーラント処理装置において、
前記延長板における前記案内板側の端部は、下方へ延びるように形成され、前記隙間を流通するクーラントを下方へ案内するクーラント案内板部であることを特徴とするクーラント処理装置。 - 請求項4に記載のクーラント処理装置において、
前記案内板には、前記クーラント案内板部と対向するように配置される対向板部が設けられ、
前記クーラント案内板部が前記対向板部に固定されていることを特徴とするクーラント処理装置。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載のクーラント処理装置において、
前記クーラント受け部材は、上方が開放した箱状に形成され、前記延長板の先端側よりも前記案内板側に配置されていることを特徴とするクーラント処理装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2018222046A JP6736640B2 (ja) | 2018-11-28 | 2018-11-28 | クーラント処理装置 |
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Family Applications (1)
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JP2018222046A Active JP6736640B2 (ja) | 2018-11-28 | 2018-11-28 | クーラント処理装置 |
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