JP6733459B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、非常時に非常用電源を用いて点灯する照明装置である「非常用照明装置」が提供されている。
特開2004−185978号公報
非常用照明装置は定期的に点検を行うことが求められる。非常用照明装置の定期的な点検は、点検が煩雑になり点検者等の負担を増大させる。
本発明は、非常用照明装置の点検を容易化することを目的とする。
本実施形態の照明装置は、非常用ランプと、充電可能であって、非常時に非常用ランプへ電力を供給する非常用電源と、点検部と、無線通信モジュールとを具備する。点検部は、法令で定められた所定時間における非常用電源の異常を判断するための定期点検を行うとともに、その所定時間よりも短く、かつ、定期点検の期間よりも短い時間にて非常用電源の状態を診断するための短時間点検を行う。無線通信モジュールは、点検部による各点検結果を送信する。
本発明によれば、非常用照明装置の点検を容易化できる。
図1は、実施形態に係る照明システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る非常用照明装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るサーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る照明システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るステータスリストの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るステータスリストの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る非常用照明装置の構造例を示す図である。 図8は、実施形態に係る点検スケジュールの一例を示す図である。
以下で説明する実施形態に係る非常用照明装置10は、非常用ランプ1と、充電可能であって、非常時に非常用ランプ1へ電力を供給する非常用電源4と、点検部5と、無線通信モジュール2とを具備する。点検部5は、法令で定められた所定時間における非常用電源4の異常を判断するための定期点検を行うとともに、その所定時間よりも短く、かつ、定期点検の期間よりも短い時間にて非常用電源の状態を診断するための短時間点検を行う。無線通信モジュール2は、点検部5による各点検結果を送信する。
また、以下で説明する実施形態に係る非常用照明装置10は、点検部5における点検のうち短時間点検を行う際にのみ電流が流れる疑似負荷をさらに具備する。これにより、以下で説明する実施形態に係る非常用照明装置10では、短時間点検の際には非常用ランプが点灯しない状態になる。
また、以下で説明する実施形態に係る非常用照明装置10において、点検部5は、他の照明装置10が有する非常用電源4の点検タイミングと異なる点検タイミングで自装置が有する非常用電源4の短時間点検を行う。
[実施形態]
<照明システムの構成>
図1は、実施形態に係る照明システムの構成例を示す図である。図1において、照明システム100は、非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eと、端末20と、サーバ30とを有する。端末20は、非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eの点検者が所持する携帯端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末である。図1に示す状態では、非常用照明装置10Aが「マスター」であり、非常用照明装置10B,10C,10D,10Eが「スレーブ」である。
非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eは、施設内に所定の間隔で設置されており、例えば災害が発生した場合や商用電源40が喪失した場合等の非常時に、非常用電源4を用いて施設内を照明する。非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eの各々には、各々を一意に識別可能な「照明装置ID」が付されている。非常用照明装置10Aは、非常用ランプ1Aと、無線通信モジュール2Aとを有する。非常用照明装置10Bは、非常用ランプ1Bと、無線通信モジュール2Bとを有する。非常用照明装置10Cは、非常用ランプ1Cと、無線通信モジュール2Cとを有する。非常用照明装置10Dは、非常用ランプ1Dと、無線通信モジュール2Dとを有する。非常用照明装置10Eは、非常用ランプ1Eと、無線通信モジュール2Eとを有する。非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eは同一の構成を採る。
例えば、無線通信モジュール2Aと、無線通信モジュール2B,2C,2D,2Eの各々との間では、ZigBee(登録商標)の規格に従った通信方式で無線通信C11,C12,C13,C14が行われる。一方で、無線通信モジュール2Aと端末20との間では、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の規格に従った通信方式で無線通信C2が行われる。無線通信モジュール2A〜2Eは、ZigBeeの規格に従った通信機能、及び、BLEの規格に従った通信機能の双方を有する。また、端末20とサーバ30との間では、Wi-Fiの規格に従った通信方式で無線通信C3が行われる。
以下では、非常用照明装置10A〜10Eを特に区別なく説明する場合は「非常用照明装置10」と記載する。また以下では、非常用ランプ1A〜1Eを特に区別なく説明する場合は「非常用ランプ1」と記載する。また以下では、無線通信モジュール2A〜2Eを特に区別なく説明する場合は「無線通信モジュール2」と記載する。
また、以下の説明では、無線通信モジュール2Aと、無線通信モジュール2B,2C,2D,2Eの各々との間で無線通信を行う例について記載するが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、各無線通信モジュール2A〜2Eは、無線通信のホッピングを行ってもよい。例えば、無線通信モジュール2Cは、非常用照明装置10A〜10Eの設置位置等の要因により無線通信モジュール2Aと直接通信を行えない場合は、無線通信モジュール2Aと直接通信を行える無線通信モジュール2Dを介して無線通信モジュール2Aと通信を行っても良い。
<非常用照明装置の構成及び動作>
図2は、実施形態に係る非常用照明装置の構成例を示す図である。図2において、非常用照明装置10は、非常用ランプ1と、無線通信モジュール2と、制御部3と、非常用電源4と、点検部5と、格納部6と有する。非常用照明装置10は、商用電源40に接続されている。以下、マスターである非常用照明装置及びスレーブである非常用照明装置の双方に共通の動作について説明する。
非常用ランプ1は、少なくとも商用電源40による電力供給が停止した場合に点灯する。
非常用電源4は、商用電源40による電力供給が停止した場合、非常用ランプ1に電力供給を行う蓄電池(二次電池)である。非常用電源4は、商用電源40による電力供給時に、制御部3を介して充電可能である。
制御部3は、非常時以外の常時に商用電源40により非常用電源4を充電し、非常時に非常用ランプ1を非常用電源4により点灯させる。また、制御部3は、常時に無線通信モジュール2、点検部5及び格納部6を商用電源40により動作させる。なお、制御部3は、無線通信モジュール2を、常時に商用電源40により動作させ、非常時に非常用電源4により動作させても良い。
無線通信モジュール2は、双方向モードの無線通信により、他の無線通信モジュール2または端末20と無線通信を行う。
点検部5は、一定の点検周期で非常用電源4の所定の点検を行う。点検部5は、非常用電源4の異常を判断するための点検(以下では「異常点検」と呼ぶことがある)を、法令で定められた所定時間(以下では「法令所定時間」と呼ぶことがある)だけ行う。また、点検部5は、法令で定められた所定期間(以下では「法令所定期間」と呼ぶことがある)を第一の点検周期とし、前回の異常点検から法令所定期間が経過した時点で今回の異常点検を行う。つまり、点検部5は、法令所定期間に従って定期的に、法令所定時間だけ、異常点検を行う。以下では、法令所定期間に従って定期的に法令所定時間だけ行われる異常点検を「法令定期点検」と呼ぶことがある。
さらに、点検部5は、非常用電源4の状態を診断するための点検(以下では「状態診断点検」と呼ぶことがある)を、法令所定時間よりも短い所定時間(以下では「所定短時間」と呼ぶことがある)だけ行う。また、点検部5は、法令所定期間よりも短い所定期間(以下では「所定短期間」と呼ぶことがある)を第二の点検周期とし、前回の状態診断点検から所定短期間が経過した時点で今回の状態診断点検を行う。つまり、点検部5は、所定短期間に従って定期的に、所定短時間だけ、状態診断点検を行う。以下では、所定短期間に従って定期的に所定短時間だけ行われる状態診断点検を「短時間点検」と呼ぶことがある。
このように、点検部5は、第一の点検周期で法令定期点検を行うとともに、第一の点検周期よりも短い第二の点検周期で短時間点検を行う。以下では、法令定期点検と短時間点検とを特に区別なく説明する場合は、単に「点検」と記載する。
例えば、点検部5は、非常用電源4の電圧、電流、温度、放電時間及び放電回数を検知することにより非常用照明装置10の点検を行い、照明装置IDと、点検日時と、検知した電圧、電流、温度、放電時間及び放電回数とを互いに対応付けて点検結果として格納部6に出力する。また例えば、点検部5は、短時間点検において、所定短時間(例えば15秒程度)の間、非常用電源4から供給される電力を用いて非常用ランプ1を点灯させ、点灯前後において、非常用電源4が供給する電圧や電流の値を点検結果として格納部6に格納しても良い。例えば15秒程度の短時間の間の点灯であっても、点灯前後における非常用電源4からの供給電圧や供給電流の値の変化は、非常用電源4の劣化や不良品の検出、交換時期の予測等の状態診断点検に用いることができる。なお、点検部5による非常用電源4の点検の1回当たりの時間は、設計許容範囲内の最小時間に設定されるのが好ましい。
格納部6は、点検部5から入力される点検結果を格納する。例えば、格納部6は、点検結果を時系列に記憶する。格納部の6の容量には制限があるため、格納部6は、例えば、現在日時から遡って3年分の点検結果のみを格納しても良い。
無線通信モジュール2は、点検部5から入力された点検結果を無線送信する。
なお、短時間点検において点検部5または無線通信モジュール2が動作する際に非常用ランプ1が点灯してしまうことを防止するために、非常用照明装置10は、短時間点検が行われる際にのみ電流が流れる疑似負荷を有しても良い。非常用照明装置10が疑似負荷を有することで、短時間点検において点検部5または無線通信モジュール2が動作する際には、非常用ランプ1に代えて疑似負荷へと電流が流れる。短時間点検が行われる際には、非常用ランプ1に代えて疑似負荷へと電流が流れることにより、非常用ランプ1が点灯しない状態になる。疑似負荷は、例えば、無線通信モジュール2内に配置される。
<スレーブの動作>
次いで、スレーブである非常用照明装置の特有の動作について説明する。スレーブである非常用照明装置10B,10C,10D,10Eの点検部5は、格納部6に格納された点検結果を一定の報告周期で取得して無線通信モジュール2へ出力する。例えば、点検周期が「1日」の場合、点検部5には点検周期より長い報告周期として「1ヶ月」が設定されており、点検部5は、毎月の所定の日時を報告日時とし、該当する1ヶ月分の点検結果(例えば、報告日時が毎月一日の午前10時である場合、先月1ヶ月分の点検結果)を格納部6から取得して無線通信モジュール2へ出力する。この際、点検部5は、点検結果の送信先を、マスターである非常用照明装置10Aとする。つまり、無線通信モジュール2B〜2Eの各々は、毎月の所定の日時に、非常用照明装置10B〜10Eの各々における1ヶ月の点検結果を、無線通信モジュール2Aへ送信する。
<マスターの動作>
次いで、マスターである非常用照明装置の特有の動作について説明する。マスターである非常用照明装置10Aの無線通信モジュール2Aは、非常用照明装置10B,10C,10D,10Eの無線通信モジュール2B,2C,2D,2Eからそれぞれ送信された1ヶ月の点検結果を受信し、受信した1ヶ月の点検結果を点検部5へ出力する。点検部5は、非常用照明装置10A(つまり自装置)における点検結果に併せて、非常用照明装置10B,10C,10D,10Eにおける点検結果を格納部6に格納させる。つまり、点検部5は、非常用照明装置10A〜10Eのすべての非常用照明装置の点検結果を集約して格納部6に格納させる。そして、点検部5は、端末20からの点検結果取得要求を無線通信モジュール2Aを介して受信したときに、格納部6に格納されている点検結果、つまり、非常用照明装置10A〜10Eのすべての非常用照明装置における点検結果を取得して無線通信モジュール2へ出力する。この際、点検部5は、端末20からの点検結果取得要求に含まれている「取得対象期間」に応じた点検日時の点検結果を取得して無線通信モジュール2へ出力する。また、この際、点検部5は、点検結果の送信先を端末20とする。
<端末の動作>
端末20は、点検者の操作に応じて、取得対象期間を含む点検結果取得要求をマスターである非常用照明装置10Aへ送信し、この点検結果取得要求に応じて非常用照明装置10Aから送信された点検結果(つまり、非常用照明装置10A〜10Eのすべての非常用照明装置における点検結果)を受信する。そして、端末20は、非常用照明装置10Aから受信した点検結果をサーバ30へ送信する。
なお、端末20は、マスターである非常用照明装置10Aから所定の距離の範囲内に入った場合に、自動的に点検結果取得要求を送信しても良い。また、端末20は、非常用照明装置10Aから受信した点検結果を、端末20が有するメモリに一旦記憶し、メモリに記憶した点検結果を点検者の操作に応じてサーバ30へ送信しても良い。
<サーバの構成及び動作>
図3は、実施形態に係るサーバの構成例を示す図である。図3において、サーバ30は、無線通信モジュール31と、分析部32と、格納部33とを有する。
無線通信モジュール31は、端末20から送信された点検結果(つまり、非常用照明装置10A〜10Eのすべての非常用照明装置における点検結果)受信して分析部32へ出力する。分析部32は、無線通信モジュール31から入力された点検結果を格納部33に格納させる。
また、分析部32は、格納部33に格納された点検結果を照明装置ID毎に分析して非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eの各々の非常用電源4の劣化状態を判断し、判断結果を無線通信モジュール31へ出力する。無線通信モジュール31は、分析部32による判断結果を端末20へ送信して端末20へ通知する。端末20は、分析部32による判断結果を受信して、端末20が有するタッチパネルに表示させる。この際、端末20のタッチパネルには、分析部32による判断結果が照明装置ID毎に表示される。
例えば、分析部32は、点検結果に含まれる電圧、電流、温度、放電時間及び放電回数のうちの少なくとも一つに基づいて、非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eの各々の非常用電源4の劣化状態を判断する。例えば、分析部32は、所定の点検時に非常用ランプ1を所定の期間点灯させた際において、非常用電源4が出力した電流や電圧の値の減少率に基づいて、非常用電源4の劣化状態を判断しても良い。また例えば、分析部32は、短時間点検の際に非常用電源4が出力した電流や電圧の値の減少率に基づいて、非常用電源4の劣化状態を判断しても良い。また例えば、分析部32は、短時間点検の際に非常用電源4が出力した電流や電圧の値の遷移に基づいて、非常用電源4の劣化状態を判断しても良い。
また例えば、分析部32は、このようにして判断した非常用電源4の劣化状態に基づいて、さらに、非常用照明装置10A,10B,10C,10D,10Eの各々について、非常用電源4の交換要否を判断したり、非常用電源4の交換が必要になる将来の時期を判断しても良い。例えば、分析部32は、非常用電源4の劣化状態に基づいて、非常用照明装置10A〜10Eの各々が、規定された時間の間、非常用ランプ1を点灯させることができるか否かを判定し、点灯させることができないと判定した場合には、警告を点検者に対して通知しても良い。また例えば、分析部32は、規定された時間に所定のマージンを考慮した時間の間、非常用ランプ1を点灯させることができるか否かを判定しても良い。また例えば、分析部32は、非常用電源4が出力する電流や電圧の値に基づいて、非常用ランプ1を所定の明度で点灯されることができるか否かや、非常用ランプ1が所定の照度で照明を行うことができるか否か等を判定しても良い。なお、分析部32による点検結果の分析は、サーバ30に対する分析要求に応じて行われても良く、また、予め設定された一定周期で行われても良い。
なお、制御部3、点検部5及び分析部32は、例えば、CPU,DSP,FPGA等のプロセッサや各種のセンサにより実現される。また、格納部6,33は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
<スレーブからマスターへの切替>
上記のように非常用照明装置10A〜10Eのすべての非常用照明装置の点検結果がマスターである非常用照明装置10Aに集約されるため、非常用照明装置10Aが故障すると、点検結果を端末20へ通知することが困難になる。そこで、以下のようにして、マスターである非常用照明装置10Aの故障時には、スレーブである非常用照明装置10B〜〜10Eの何れかが新たなマスターとなる。
図4は、実施形態に係る照明システムの処理シーケンスの一例を示す図である。また、図5及び図6は、実施形態に係るステータスリストの一例を示す図である。図5及び図6に示すステータスリストは非常用照明装置10の格納部6に格納されている。このステータスリストでは、照明装置IDと、各非常用照明装置10のステータスとが対応付けられており、各非常用照明装置10のステータスが点検部5によって更新される。以下では、非常用照明装置10Aの照明装置IDが‘001’、非常用照明装置10Bの照明装置IDが‘002’、非常用照明装置10Cの照明装置IDが‘003’、非常用照明装置10Dの照明装置IDが‘004’、非常用照明装置10Eの照明装置IDが‘005’であるとして説明する。
図4において、ステップS11では、非常用照明装置10B〜10Eの点検部5は無線通信モジュール2を介して応答要求信号を非常用照明装置10Aへ送信する。ステップS11の時点ではステータスリストは図5に示す状態となっているため、図5に示すステータスリストに従って、スレーブである非常用照明装置10B〜10Eは、マスターである非常用照明装置10Aへ応答要求信号を送信する。
ステップS13では、非常用照明装置10B〜10Eからの応答要求信号を受信した非常用照明装置10Aでは、応答要求信号に応じて、点検部5が無線通信モジュール2を介して応答信号を非常用照明装置10B〜10Eへ送信する。
ステップS15では、非常用照明装置10Aからの応答信号を受信した非常用照明装置10B〜10Eでは、点検部5が無線通信モジュール2を介して点検結果を非常用照明装置10Aへ送信する。
ここで、ステップS17において、非常用照明装置10Aに故障が発生したとする。よって、非常用照明装置10Aから応答信号を送信することが困難になる。
そこで、ステップS19では、スレーブである非常用照明装置10B〜10Eの点検部5は、直近の応答要求信号の送信から所定時間以内にマスターである非常用照明装置10Aから応答信号が受信されない場合に、ステータスリストを図5に示す状態から図6に示す状態に更新する。すなわち、非常用照明装置10B〜10Eの点検部5は、非常用照明装置10Aのステータスを‘マスター’から‘故障’に更新するとともに、正常稼働している非常用照明装置10B〜10Eのうちで最も小さい照明装置IDを有する非常用照明装置のステータスを‘スレーブ’から‘マスター’に更新する。この更新により、非常用照明装置10B〜10Eでは、非常用照明装置10Aに代わって、非常用照明装置10Bが新たなマスターとして認識される。つまり、照明システム100において、マスターである非常用照明装置10Aの故障発生時に、スレーブであった非常用照明装置10Bがマスターに切り替わる。
よって、ステップS21では、非常用照明装置10C〜10Eの点検部5は無線通信モジュール2を介して応答要求信号を非常用照明装置10Bへ送信する。ステップS21の時点ではステータスリストは図6に示す状態となっているため、図6に示すステータスリストに従って、スレーブである非常用照明装置10C〜10Eは、マスターである非常用照明装置10Bへ応答要求信号を送信する。
ステップS23では、非常用照明装置10C〜10Eからの応答要求信号を受信した非常用照明装置10Bでは、応答要求信号に応じて、点検部5が無線通信モジュール2を介して応答信号を非常用照明装置10C〜10Eへ送信する。
ステップS25では、非常用照明装置10Bからの応答信号を受信した非常用照明装置10C〜10Eでは、点検部5が無線通信モジュール2を介して点検結果を非常用照明装置10Bへ送信する。
<非常用照明装置の構造>
図7は、実施形態に係る非常用照明装置の構造例を示す図である。図7(A)は、側面断面図であり、図7(B)は下面図である。
図7において、非常用照明装置10は、カバー41と蓋42とを有し、カバー41と蓋42とにより、非常用照明装置10の筐体が形成される。非常用ランプ1は、円形の蓋42の中心付近に、蓋42を貫通するように配置される。カバー41と蓋42とにより形成される筐体の内部空間内には、非常用電源4と、回路基板43とが配置される。回路基板43は、商用電源40及び非常用電源4に接続され、回路基板43上には、制御部3、点検部5及び格納部6が配置される。また、カバー41と蓋42とにより形成される内部空間内に、無線通信モジュール2用の設置スペース44が設けられ、非常用照明装置10に対して無線通信モジュール2を後付けすることが可能になっている。このため、回路基板43は、無線通信モジュール2の接続用のコネクタ46を有する。無線通信モジュール2がコネクタ46を介して回路基板43に接続されることにより、無線通信モジュール2は回路基板43を介して商用電源40または非常用電源4から電力を供給される。よって、当初、無線通信モジュール2を有さない非常用照明装置10でも、コネクタ46を介して無線通信モジュール2を後付けすることで、点検結果を無線通信することが可能になる。また、カバー41と蓋42は、通常、電波が通りにくい金属で形成される。そこで、無線通信モジュール2が後付けされることを考慮して、無線通信モジュール2での電波の送受信の感度を高めるために、電波の送受信用の貫通孔45を蓋42に設けると良い。蓋42における貫通孔45の位置は、設置スペース44の直下であることが好ましい。
設置スペース44に後付けされる無線通信モジュール2は、上記の疑似負荷を有しても良い。無線通信モジュール2が設置スペース44に設置されると、疑似負荷への電流の流入が可能になる。
なお、後付けの無線通信モジュール2には、点検モニタ、充電モニタ、及び、ランプモニタ等の各種のモニタが付加されても良い。
また、無線通信モジュール2のアンテナを紐状にし、その紐状のアンテナの先端を貫通孔45から突出させるようにして、無線通信モジュール2の電波の送受信の感度をさらに高めても良い。また、紐状のアンテナが、非常用照明装置10の点検動作の起動スイッチを兼ね、紐状のアンテナが引っ張られることにより非常用照明装置10が点検動作を開始しても良い。なお、無線通信モジュール2のアンテナの形状は、紐状に限定されない。すなわち、無線通信モジュール2のアンテナが引っ張られることにより、非常用照明装置10の点検動作が起動されるとともに、アンテナの先端またはアンテナの所定の範囲が貫通孔45から非常用照明装置10の筐体の外部へと露出することで、無線通信に用いる電波の伝播強度を向上させることができるのであれば、アンテナの形状については、任意の形状が採用可能である。
<点検スケジュール>
上記の説明では、各非常用照明装置10の点検部5が一定周期の同一タイミングで自動的に非常用電源4の点検を行う場合について説明した。これに対し、点検部5が自動的に非常用電源4の点検を行うのではなく、例えば、端末20からの指示に応じて、マスターである非常用照明装置10Aがスレーブである非常用照明装置10B〜10Eに点検開始信号を送信し、端末20からの指示と点検開始信号とに応じて、各非常用照明装置10の点検部5が同一タイミングで一斉に非常用電源4の点検を行っても良い。このように、点検部5が非常用電源4の点検を自動的に行う場合でも、端末20からの指示や点検開始信号に従って行う場合でも、各非常用照明装置10の点検部5は非常用電源4の点検を同一タイミングで行うことになる。
これに対し、以下では、非常用照明装置10A〜10Eを複数のグループにグルーピングし、互いに異なるグループ間では、互いに異なるタイミングで非常用電源4の点検を行う場合について説明する。以下では、非常用照明装置10Aの照明装置IDが‘001’、非常用照明装置10Bの照明装置IDが‘002’、非常用照明装置10Cの照明装置IDが‘003’、非常用照明装置10Dの照明装置IDが‘004’、非常用照明装置10Eの照明装置IDが‘005’であるとして説明する。
図8は、実施形態に係る点検スケジュールの一例を示す図である。図8に示すように、例えば、照明装置IDが‘001’,‘003’,‘005’の非常用照明装置10A,10C,10Eを第一グループに、照明装置IDが‘002’,‘004’の非常用照明装置10B,10Dを第二グループにグルーピングする。このとき、互いに隣接する非常用照明装置10は、互いに異なるグループにグルーピングされると良い。そして、第一グループに属する非常用照明装置10A,10C,10Eの点検スケジュールとして「奇数日」が設定され、非常用照明装置10B,10Dの点検スケジュールとして「偶数日」が設定される。この点検スケジュールは格納部6に格納される。そこで、非常用照明装置10A,10C,10Eの点検部5は、点検スケジュールに従って、奇数日に非常用電源4の点検を行う。一方で、非常用照明装置10B,10Dの点検部5は、点検スケジュールに従って、偶数日に非常用電源4の点検を行う。つまり、第一グループに属する非常用照明装置10A,10C,10Eと、第二グループに属する非常用照明装置10B,10Dとでは、互いに異なるタイミングで非常用電源4の点検が行われる。なお、グルーピングされるグループ数は2つに限定されず、3つ以上であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、これらの実施形態やその変形は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
100 照明システム
10 非常用照明装置
20 端末
30 サーバ
1 非常用ランプ
2 無線通信モジュール
3 制御部
4 非常用電源
5 点検部
6 格納部

Claims (2)

  1. 非常用ランプと、
    充電可能であって、非常時に前記非常用ランプへ電力を供給する非常用電源と、
    法令で定められた所定時間における前記非常用電源の異常を判断するための定期点検を行うとともに、前記所定時間よりも短く、かつ、前記定期点検の期間よりも短い時間にて前記非常用電源の状態を診断するための短時間点検を行う点検部と、
    後付け可能であり、前記点検部における点検のうち前記短時間点検を行う際にのみ電流が流れる疑似負荷を有するとともに、前記点検部による各点検結果を送信する無線通信モジュールと、を具備し、
    前記短時間点検の際には前記非常用ランプが点灯しない状態である、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記点検部は、他の照明装置が有する非常用電源の点検タイミングと異なる点検タイミングで前記短時間点検を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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