JP2009032543A - 点灯装置及び点灯システム及び誘導灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の誘導灯自動点検機能を有するシステムは、建物一括制御する制御盤が必要であった。また、有線制御である為、設置に大規模な工事が必要となるという課題があった。
【解決手段】本発明に係る点灯装置は、例えば、光源210を点灯する誘導灯1において、電力を供給するバッテリ150と、バッテリ150から電力の供給を受けて光源210を点灯する点灯回路110と、他の誘導灯から送信された点検指示信号を受信する受信回路130と、受信回路130が点検指示信号を受信した場合に、点灯回路110により光源210を点灯させてバッテリ150を点検する制御回路120と、制御回路120による点検が終了した場合に、他の誘導灯に対して点検指示信号を送信する送信回路140とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、防災用ランプ等を有する誘導灯及び点灯装置に関する。また、誘導灯自動点検機能を有する点灯システムに関する。
2002年に消防法令が改正され、消防設備などの基準が強化された。特に誘導灯に関しては点検時に定格時間の非常点灯を確認することが必要となった。定格時間非常点灯の確認は、誘導灯1台あたり定格時間(20分又は60分)必要であるが、作業者が1台ずつ非常点灯時間を確認していくことは、施設規模が大きくなるほど負担の増大となる。そのため、誘導灯の自動点検システム(点灯システム)に関する技術(例えば特許文献1記載のシステム)が開発され、多数商品化されるようになった。
特開2004−111347公報
従来の誘導灯自動点検機能を有するシステムは、建物一括制御する制御盤が必要となり、更に、有線制御である為、設置に大規模な工事が必要となるという課題があった。また、器具単体で点検する自己点検機能付の器具が存在するが、個々の設置場所まで出向き、ボタンスイッチまたはリモコン等を利用して点検を開始しなければならず、作業者に負担がかかるという課題があった。
この発明は、例えば上記のような課題を解決するためになされたものであり、制御盤を必要とせず、大規模な工事が不要で、非常点灯時間の点検を容易とする誘導灯及び点灯装置、それらを利用した点灯システムを提供することを目的とする。
本発明に係る点灯装置は、例えば、停電時にバッテリからの電力によりランプを点灯する点灯装置において、電力を供給するバッテリと、商用電源から電力が供給されているときに前記バッテリを充電する充電回路と、前記バッテリから電力の供給を受けてランプを点灯する点灯回路と、他の点灯装置から送信された点検指示信号を受信する受信回路と、前記受信回路が点検指示信号を受信した場合に、前記商用電源からの電力供給を遮断して擬似的に停電状態とするとともに、前記バッテリからの電力供給によりランプを点灯させて前記バッテリを点検する制御回路と、制御回路による点検が終了した場合に、他の点灯装置に対して点検指示信号を送信する送信回路とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る点灯装置によれば、自己の制御回路による点検が終了した場合に、他の点灯装置に対して点検指示信号を送信する送信回路を備えているので、複数点灯装置を備える点灯システムにおいて、点灯装置の自動点検を一括制御(集中制御)する制御盤を必要とせず、所定のスケジュールで建物に設置された複数の点灯装置を点検することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る誘導灯1の外観の一例を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る誘導灯1及び点灯装置100の構成を示す図である。図3は、複数の誘導灯1による自動点検方法についての一例を示す図である。図4及び図5は、複数の誘導灯1による自動点検方法を示すフローチャートである。
本実施の形態における誘導灯1の外観について説明する。図1は、本実施の形態における誘導灯1の外観の一例を示す斜視図である。誘導灯1は、照明器具の一例であり、非常口の所在を示す照明器具として、非常口付近や室内の天井等に設置される。図1において、誘導灯1は、表示ユニット200、器具本体500、表示装置170、自動点検スイッチ181及び点検スイッチ182、受信器132、送信器142を備える。
表示ユニット200の内部には蛍光ランプや白色LEDなどの光源210(ランプ)が設置されており常時点灯している。器具本体500には、後述する点灯回路110、制御回路120等を含む点灯装置100、バッテリ150(電池又は非常用電源の一例)等が収納されている。器具本体500は、例えば、自動点検スイッチ181や表示装置170を表出した状態で、天井等に埋め込まれ設置されている。
自動点検スイッチ181は、作業者が自動点検を始めることを誘導灯1に指示するためのスイッチであり、作業者が自動点検スイッチ181を押下することにより誘導灯1は、自動点検を開始する。
表示装置170は、自動点検が終了した際に点灯状態により自動点検結果を表示するものである。表示装置170は、例えば、充電モニタ171,ランプモニタ172,点検モニタ173から構成されている。表示装置170は、自動点検により異常が発見された場合、LEDのいずれかを点灯又は点滅させることにより自動点検結果を示す。表示装置170を構成する一部のLEDが、一定期間点灯することにより自動点検が終了していることを示す場合もある。又、点検中は表示装置170のいずれかが点灯又は点滅する場合もある。表示方法の一例として、例えば、充電モニタ171は充電時は点灯し、バッテリ寿命時(自己点検異常判定時)は点滅し、バッテリ未接続の場合は消灯する。ランプモニタ172は、ランプ正常時は消灯、ランプ異常時は点灯、ランプ寿命時は点滅する。点検モニタ173は、常用点灯時又は非常点灯時は消灯しているが、自動点検時は点滅している。
ここで、これらの自動点検システムにおいて、誘導灯単体で起動開始及び点検結果を確認できるものを個別制御方式(以下自己点検)といい、誘導灯と誘導灯を制御する制御装置で構成し、無線又は有線で通信しあらかじめ設定したスケジュールで起動開始し、点検結果を制御装置で一括監視できるものを集中制御方式(以下自動点検)という。
また、以下に示す実施の形態の説明において、自動点検とは、例えば、誘導灯1が有するバッテリ150が正常に稼動するか否かを点検することであり、停電により商用電源から電力が供給されない場合でも、誘導灯1がバッテリ150からの電力により定格時間点灯することを確認することである。点灯装置100はバッテリ150を用いて誘導灯の光源210が所定の時間点灯することを確認した後、バッテリ150を一般の商用電源から充電し、通常の状態に復帰する。以下、実施の形態の説明では、自動点検を単に「点検」と呼ぶ場合がある。また、1台の誘導灯1のみを自動点検する場合を自己点検と呼ぶことがある。複数の誘導灯からなる点灯システム全体のバッテリを自動的に点検することを自動点検と呼ぶことがある。
誘導灯1の構成について説明を続ける。
受信器132は、他の誘導灯からの点検指示信号を受信するための装置であり無線器である。送信器142は、他の誘導灯へ点検指示信号を送信するための装置であり無線器である。
点検指示信号とは、点灯装置100が自動点検を開始するための信号(トリガーともいう)であり、点灯装置100は点検指示信号が受信器132より入力された場合、自動点検を開始する。自動点検を開始する場合の点検指示信号を点検開始信号と呼ぶ場合もある。また、自動点検が終了したことを他の誘導灯の点灯装置に知らせることは、他の誘導灯の点灯装置が自動点検を開始するための信号(トリガー)となる場合もあることから、点灯装置100が送信器142を通じて発する点検指示信号を点検終了信号と呼ぶ場合がある。
受信器132、送信器142が点検指示信号を送受信する方法として、例えば、赤外線通信、光通信等による無線通信方法を用いる。これは、複数の誘導灯1をフロアに設置した場合、隣接する誘導灯は互いに視認できる位置に設置されており、赤外線、光通信等による方式でも通信可能であることが多いためである。隣接する誘導灯間に障害物があり赤外線、光通信等が届かない場合は、電波を用いた無線通信方法を用いても構わない。無線通信ができない壁等がある場合には、有線による通信、例えば電力線搬送を使用しても構わない。
次に、実施の形態1にかかる誘導灯1及び点灯装置100の構成について図2を用いて説明する。
点灯装置100は、点灯回路110、制御回路120、受信回路130、送信回路140、バッテリ150、タイマー160、表示装置170(充電モニタ171、ランプモニタ172、点検モニタ173)、スイッチ180(自動点検スイッチ181、点検スイッチ182)、充電回路190、バッテリ電圧検出回路191を備えている。また、誘導灯1は、点灯装置100、バッテリ150、表示ユニット200、電源300、受信器132、送信器142を備えている。点灯装置100にバッテリ150を備えていても構わない。
点灯装置100は、通常時の場合は、電源300より電力供給され、表示ユニット200の光源210(ランプ)を、点灯回路110を用いて点灯する。また、点灯装置100は、停電となった場合(非常時)は、誘導灯1が有するバッテリ150からの電力供給に切り替わり、表示ユニット200の光源210を点灯する。
点灯回路110は、表示ユニット200の光源210を点灯する回路である。
制御回路120は、点灯装置100が備える回路等を制御する制御回路であり、バッテリ150を点検する点検機能を有する。制御回路120は、自動点検スイッチ180の作業者による押下により自動点検開始を指示する信号が入力された場合、又は、受信回路130が他の誘導灯から点検指示信号を受信した場合に、所定の条件に従いバッテリの自動点検を開始する。
充電回路190は、制御回路120の指示によりバッテリ150を充電する回路である。また、バッテリ電圧検出回路191は、バッテリ150のバッテリ電圧を検出する回路である。
ここで、バッテリ150の点検方法(自動点検)について説明する。バッテリ150の点検方法として、例えば、以下のように行う。
制御回路120は、商用電源300からの電力供給を断ち、点灯装置100が備えるバッテリ150からの電力供給を用いて表示ユニット200の光源210を点灯する。また、制御回路120は商用電源300から電力供給を絶ち、バッテリ150を利用して光源210を点灯させ、定格時間非常点灯させる。非常点灯中に、バッテリ150の電圧を検出し、異常があった場合、常用点灯へ復帰し、充電モニタを点滅させる等し、バッテリ150が寿命であることを知らせる。
タイマー160は時間制御を正確に行う為、電波時計により標準電波を受信したり、商用電源周波数を検知したりし、補正をかける機能を有する。
表示装置170は、制御回路120が行ったバッテリの点検結果等を表示する装置である。表示装置170は、例えば、複数のLEDから構成されており、点検結果の内容により所定のLEDが点灯したり一定間隔で点滅したりする。本実施の形態にかかる点灯装置の表示装置170は、3つのモニタ(充電モニタ171、ランプモニタ172、点検モニタ173)を有している。例えば、充電モニタ171は、充電時に点灯し、バッテリ寿命時(自動点検異常判定時)には点滅し、バッテリ未接続の場合は消灯する。ランプモニタ172は、ランプ正常時に消灯し、ランプ異常時には点灯し、ランプ寿命時は点滅する。点検モニタ173は、常用点灯時又は非常点灯時は消灯しているが、自動点検時又は自己点検時は点滅する。
自動点検スイッチ181は、作業者が誘導灯1の点灯装置100に、バッテリ150の自動点検の開始を指示するためのスイッチである。制御回路120は、自動点検スイッチ181からの入力信号を受信した場合、バッテリ150の点検を開始する。例えば、自動点検スイッチ181が作業者により一定時間(例えば3秒)以上押下された場合、制御回路120はバッテリ150の自動点検を開始する。
受信回路130は、他の誘導灯から点検指示信号を受信するための回路である。受信回路130は、受信器132を備えており、他の誘導灯が送信した点検指示信号を無線信号で受信することが可能である。受信回路130は、受信器132を用いて点検指示信号を受信した場合は、点検指示信号を制御回路120に入力する。
送信回路140は、制御回路120の指示により他の誘導灯へ点検指示信号を送信するための回路である。受信回路130と同様に、送信器142を備えている。送信器142が赤外線通信、光通信等を用いた無線方式によるものであれば、他の誘導灯へ点検指示信号を赤外線通信、光通信等で送信することが可能である。
受信器132,送信器142は、有線通信回線により点検指示信号を送受信しても構わない。点灯装置100はこの場合、有線通信回線により点検指示信号を送受信する通信回路を有する。これは、隣接する誘導灯1の間に壁等の障害物等があった場合、赤外線通信、光通信等による無線方式では点検指示信号を送受信できないからである。有線通信回線を利用することにより、障害物を回避して点検指示信号を送受信することが可能である。有線通信回線の一例として電力線搬送を使用する方法がある。また、有線通信回線としてLAN(ローカルエリアネットワーク)を利用しても構わない。
図3は、複数の誘導灯を設置した誘導灯点灯システムの一例を示す図である。図4、図5は、各誘導灯が行う自動点検の内容を示すフローチャートである。
消防法より、年2度バッテリの寿命を確認するために定期点検をする必要がある。この点検方法についての一例を述べる。図3の誘導灯点灯システム1000の例では、3台の誘導灯1を設置した場合の点検方法を示しており、図3に向かって左から順番に誘導灯1a、誘導灯1b、誘導灯1cとする。
例として、まず誘導灯1aの器具を個別制御方式の自動点検を手動で開始する。自動点検が終了し、ある一定期間が過ぎたら誘導灯1bが自動点検するよう誘導灯1aより点検指示信号を送信する。誘導灯1bが自動点検を終了し、ある一定期間が過ぎたら誘導灯1a,1cへ自動点検するよう点検指示信号を送信する。この時、誘導灯1aはすでに自動点検が済んでいるので自動点検を行わない。例えば、誘導灯1aは、前回自動点検を行ったときの日時を記憶しておき、前回の自動点検日時から所定の期間(例えば1日、3日、1週間)以上経過していない場合は、点検指示信号を受信しても自動点検を行わないようにする。誘導灯1cは前回の自動点検の日時より十分時間が経過しており、誘導灯1cのバッテリも24時間以上充電されているので自動点検を開始する。このような送受信を繰り返し、1つのフロアが全て点検終了するまで、送受信を行う。隣接する誘導灯を対象として点検指示信号を送受信することで、個々の器具にアドレス設定をする必要がない。そのため、制御プログラムが容易にできる。
留意事項としては、1フロアの全ての器具(誘導灯)が一斉に自動点検を始めてしまうと、点検直後に災害が発生した場合、バッテリ150が消費しているので非常点灯せず避難に支障を与える。そのため、自動点検を行う間隔として、1日乃至1週間等、ある期間を持たせる。
点検を行った後の電池の寿命判定は充電モニタ171の点滅で認知させる。点検指示信号の送受信方法として、赤外線通信、光通信等による無線通信方法を用いる。無線通信が不可な壁等がある場合には、部分的に電力線搬送を使用することでフロア全体の点検を行う。
点検時間にずれがある場合、正常な時間に点検をすることができない。全ての誘導灯が備えているタイマー・時計が正確であることが望ましいが、時間積算の基準クロックとしてよく使用される発振子は部品のバラツキが大きいという問題がある。例えば、人のいない夜中や朝方に点検時間を設定していても、設置年数が経てば誤差が生じ、数年後には人の多い日中に自動点検を開始してしまう問題が発生する。この点検の時期・時間の精度を改善する為に電波時計の受信機能を設置するか、若しくは、1日に1度周波数調整を行う商用電源の周波数を検知する機能を備えれば、より精度の高い点検時間が実現できる。
次に、本実施の形態に係る誘導灯1の点検方法について図4、図5を用いて説明する。図4は、誘導灯1の点検方法について示したフローチャートである。図4のフローチャートは、例えば、図3に示す誘導灯1aから点検を開始し、次に点検を行う誘導灯1bに点検指示信号を送信するまでの動作を示している。
誘導灯1aは、通常時は常用点灯している(S101)。また、自動点検スイッチ181が押された場合、誘導灯1aの制御回路120は自動点検を行うか否かを判断する(S102)。制御回路120は、自動点検スイッチ181が押された時間をタイマー160により計測し、その時間の長さによって自動点検指示があったか否かを判断する(S104)。例えば、自動点検スイッチ181が3秒以上押された場合は、自動点検指示があったと判断する(Yesの場合)。自動点検スイッチ181が押された時間が3秒未満である場合は、自動点検指示は無かったと判断し常用点灯に戻る(Noの場合)。
S104にて制御回路120が自動点検を開始する指示があったと判断した場合、制御回路120は自己のバッテリが24時間以上充電されたか確認する(S105)。誘導灯1aが備えるバッテリが24時間以上充電されていない場合(Noの場合)は、自動点検は開始せず、常用点灯(S101)に戻る。24時間以上充電されている場合(Yesの場合)は自動点検を開始する(S106)。自動点検は直ちに開始しても構わないが、所定の時間経過後、自動点検を開始するよう設定してもよい。
制御回路120は自動点検を開始(S106)した場合、バッテリ150の電力を使用した非常点灯に切り換える(S107)。そこで、まず、制御回路120は、取付けられているバッテリ150の状態を確認する(S108)。
バッテリ150の状態を確認する方法として、検出した電圧Vbが一定の範囲内であれば正常に充電(例えば満充電)されていると判断する。バッテリが正常に充電されている場合の下限値をA、上限値をBとする。この下限値A及び上限値Bをバッテリ電圧しきい値と呼ぶ。バッテリ150の検出された電圧Vbが下限値A以下(Vb≦A)であれば、バッテリ150は寿命又は正常に充電された状態になっていないことを示している。電圧Vbが下限値Aよりも大きく、上限値B以下であれば、バッテリ150は正常に充電されている状態である(A<Vb≦B)。電圧Vbが上限値Bよりも大きい場合(B<Vb)は、バッテリ150を取り外している状態を意味している。
制御回路120はバッテリ電圧検出回路191によりバッテリ150の電圧を検出する(S108)。バッテリ150の電圧が、バッテリ電圧しきい値である下限値Aよりも大きい場合(Noの場合)は、バッテリは正常であると判断する(S108)。制御回路120は、非常点灯を継続し定格時間非常点灯したかを計測する(S111)。定格時間非常点灯していない場合(Noの場合)は、バッテリ電圧検出回路191によりバッテリ電圧の検出と、タイマー160による非常点灯時間の計測を繰り返す。制御回路120は、定格時間非常点灯した場合(Yesの場合)、バッテリの自動点検が終了したと判断し、常用点灯に切り替え(S112)、次の誘導灯1bに点検指示信号を送信する送信ルーチンを開始する(S113)。
自動点検中、バッテリ電圧検出回路191によりバッテリ電圧しきい値の下限値A以下であることが検出された場合(Yesの場合)、制御回路120はバッテリ150が寿命である又は正常に充電された状態となっていないと判断し、誘導灯を商用電源による点灯、さらにバッテリ異常判定表示するよう充電モニタ171を点滅させる(S109)。バッテリ150が異常状態であるため、リセットルーチン(S110)を開始する。リセットルーチン(S110)の詳細は後述する。バッテリの異常を判定した後は、他の誘導灯1へ点検指示信号を送信する送信ルーチンを開始する(S113)。
誘導灯1bは、誘導灯1aが自動点検を行っている間、常用点灯している(S101)。常用点灯している間は、点検指示信号の受信を計測している(S103)。誘導灯1bは、点検指示信号を受信していない場合(Noの場合)は、常用点灯を継続する。誘導灯1bは、誘導灯1aからの点検指示信号を受信した場合(Yesの場合)、自動点検の指示があったと判断(Yesの場合)し、誘導灯1aと同様にS105〜S113の動作を行う。誘導灯1bが自動点検を終了した場合、送信ルーチンが開始され、次の誘導灯1cに点検指示信号が送信される。点検指示信号はフロア内に設置された全ての誘導灯の自動点検が終了するまで送信され続ける。フロア内に設置された最後の誘導灯の自動点検が終了した時点で、誘導灯点灯システムの自動点検が終了することとなる。
図5を用いて、送信ルーチンとリセットルーチン(S110)について説明する。図5(a)は送信ルーチンのフローチャートであり、図5(b)はリセットルーチンのフローチャートである。
まず、送信ルーチンについて説明する。図4に示すよう、誘導灯1aは、自動点検終了の後、常用点灯に切り替え(S112)、送信ルーチンを開始する(S113)。その後、タイマー160により時間を計測し、設定時間経過したかを判断する(S202)。設定時間経過したと判断(Yesの場合)は、送信回路を用いて、点検指示信号を送信器から次の誘導灯に送信する(S203)。設定時間経過していない場合(Noの場合)は、しばらく待機し、再度設定時間経過したか判断する。
このように、自動点検が終了してから点検指示信号を送信するまでの設定時間を設けることにより、誘導灯1aのバッテリ150が充電されていない状態で、次に点検する誘導灯1bが自動点検を開始することを防ぐことができる。
次に、リセットルーチンについて説明する。図4のS108においてバッテリ150の電圧Vbがバッテリ電圧しきい値の下限値A以下であった場合は、制御回路120はバッテリ異常と判定する。制御回路120は異常判定の結果を表示するよう充電モニタ171を点滅させ、リセットルーチンを開始する(110)。次に、制御回路120は、バッテリ電圧がバッテリ電圧しきい値B以上であるか否かを判断する(S302)。バッテリ電圧が上限値B以上である場合(Yesの場合)は、バッテリ(電池)が取り外されている状態である。そのため、異常判定表示をリセットする(S303)。そして、バッテリ150が未接続であること示すよう、制御回路120は充電モニタを消灯する(S304)。バッテリ電圧が上限値B以上でない場合は、異常状態を示し続ける。
次に、バッテリ150を交換した場合バッテリ電圧を検出した電圧がバッテリ電圧しきい値の上限値B以下であるか判断する(S305)。電圧がバッテリ電圧しきい値B以下となった場合(Yesの場合)は、バッテリ150は正常であり、バッテリ150が充電中であることを示すよう、充電モニタ171を点灯させる(S306)。誘導灯1aは常用点灯に戻る(S307)。
上述の例では、誘導灯1aの自動点検スイッチ181が押された場合に、次に誘導灯1bが点検を始めるまでの流れを説明したが、自動点検を始めるのは、誘導灯1aに限らない。誘導灯1bから点検を開始してもよい。本実施の形態の誘導灯を用いた誘導灯点灯システムは、特定の誘導灯から点検を始めるのではなく、どの誘導灯から点検を始めても、フロアに設置された全ての誘導灯の点検することが可能である。
本実施の形態の誘導灯1を複数備えた誘導灯点灯システムは、どの誘導灯から点検作業を始めても構わないため、点検作業の負担を減らすことができる。また、集中制御するための制御盤を必要とせず、通信は無線通信を主として利用しているため、設置に大規模な工事を必要とせずコストを下げることができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、誘導灯の自動点検について説明したが、非常時用照明器具に適用してもよい。
本実施の形態にかかる誘導灯1及び点灯装置100は、他の誘導灯から送信された点検指示信号を受信する受信回路130と、受信回路130が点検指示信号を受信した場合に、表示ユニット200を点灯させてバッテリ150を点検する制御回路120と、制御回路120による点検が終了した場合に、他の誘導灯に対して点検指示信号を送信する送信回路140とを備えたことにより、複数の誘導灯を集中制御する制御盤が不要となるという効果を奏する。また、あるひとつの誘導灯より自動点検を開始し、点検指示信号をフロア全体の誘導灯が送受信を繰り返し、最終的にはフロア全体の誘導灯の点検を行うことができることから、点検時の作業者の負担が減少するという効果を奏する。すなわち、作業者は個々の誘導灯の設置場所まで出向き、自動点検スイッチ181を押して点検を開始する必要がない。更に、個々の誘導灯に、アドレス設定をする必要が無いので制御プログラムが容易にできるという効果を奏する。
本実施の形態にかかる誘導灯1及び点灯装置100は、上記のように点検指示信号を点検直後に送信するのではなく、一定時間経過後に送信し、また、点検指示信号を受信直後に点検を開始するのではなく、所定の開始時刻に点検を開始する。その特徴により、1フロアの全ての器具が一斉に自動点検を開始することを防ぎ、点検直後に災害が発生した場合でも、複数の誘導灯が非常点灯しないことにより避難に支障を与えることが無いという効果を奏する。また、所定の点検開始時間経過後若しくは点検開始時刻に点検を開始することが可能であるため、人の多い日中に自動点検を開始するということを防ぐという効果を奏する。
タイマー160を電波時計とすることにより、発振子の部品のばらつきによる時刻の誤差が発生せず、正確な時刻で点検を開始することが可能となる。よって、時刻の誤差が発生したことにより、人の多い日中に自動点検を開始するという誤動作を防ぐという効果を奏する。
本実施の形態にかかる誘導灯1及び点灯装置100は、無線通信により点検指示信号を送受信するため、誘導灯の設置が容易となり、誘導灯点灯システムの設置に大規模な工事を必要としないという効果を奏する。
本実施の形態にかかる誘導灯1及び点灯装置100は、有線通信回線でも点検指示信号を送受信可能であるため、フロアによっては無線通信が不可な壁等があっても部分的に有線通信回線を使用することでフロア全体の点検を可能とする効果を奏する。
また、誘導灯点灯システムにおける末端の点灯装置は他の点灯装置から点検指示信号を受信するのみで、送信する機能(送信回路140)は無くても構わない。従って、例えば、フロアの末端に設置された点灯装置を除いた少なくとも1台以上の点灯装置が本実施の形態にかかる点灯装置100であればよい。誘導灯点灯システムは、本実施の形態で示す複数の点灯装置100により構成されていても構わない。
実施の形態2.
以下、本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図6は、実施の形態2に係る誘導灯1及び点灯装置100の構成を示す図である。図6において、実施の形態1と同一の機能及び動作を示す機能ブロックには、同一の番号を付し、その説明を省略する。図6において、実施の形態1との相違点は、誘導灯1が、点灯装置100に履歴記憶部280、点検期間記憶部290を備えたことである。
実施の形態1の誘導灯1を備える誘導灯点灯システムでは、それぞれの誘導灯が点検を開始した時刻が異なるため、点検を開始した時期・時刻が不明確となりやすい。そこで、本実施の形態に係る誘導灯1は、制御回路120が点検した過去の点検時期を記録する履歴記憶部280を備える。
誘導灯1の制御回路120は、例えば、点検を開始すると同時にタイマー160より時刻を取得して、履歴記憶部280に実際に点検を開始した時刻を点検開始記録時間(点検時期の一例)として点検履歴ファイル(点検履歴の一例)を記録する。点検履歴ファイルには、点検を行う度、点検開始記録時間を追加・記録する。点検終了時に、制御回路120は、タイマー160より時刻を取得して、点検終了記録時間として履歴記憶部280の点検履歴ファイルに記録しても構わない。
制御回路120は、表示装置170に履歴記憶部280に記録された過去の点検時期(点検開始記録時間又は点検終了記録時間)を点検履歴として出力する。例えば、送信回路140から過去の点検時期を示す信号を電波や赤外線等で出力するようにする。送信回路140から出力された過去の点検時期の信号は検査用の携帯情報端末(リモコン、携帯電話)等で受信し、携帯情報端末の画面に表示する。
また、本実施の形態に係る誘導灯1及び点灯装置100は点検期間記憶部290を備える。点検期間記憶部290は、誘導灯1が前回点検を行ってから次回の点検まで、ある一定の期間は点検を行わないようにするための点検期間を記憶している。誘導灯の設置場所によっては、点検が終わった後、すぐに他の誘導灯から点検指示信号を受信する場合がある。点検は1年に2回する程度なので、前回点検してから1ヶ月から半年の期間は点検する必要は無い。そこで、前回点検した時点から、所定の期間内は点検を行わないようにするため、点検期間記憶部290に点検期間(例えば、3ヶ月、180日という日数)を記憶するようにした。
本実施の形態における誘導灯1の自動点検を行う際のフローチャートを図7に示す。図7において、実施の形態1の図4で示したフローチャートと同一の動作については、同一の番号を付し、その説明を省略する。図7において、実施の形態1の図4との相違点は、制御回路120が、前回点検を行ってから点検期間、経過しているか否かを判断していることである(S114)。誘導灯1が、受信回路130より点検指示信号を受信した場合(S103)、制御回路120がタイマー160より現在の時刻と、履歴記憶部より前回の点検時期と、点検期間記憶部290より点検期間とを取得する。制御回路120は、取得した現在の時刻と前回の点検時期と点検期間とを比較して、点検期間が経過しているか否かを判断する。点検期間を経過している場合(Yesの場合)は、実施の形態1と同様に点検を開始する(S106〜S113)。点検期間を経過していない場合は、点検は不要と判断し(Noの場合)、直ちに他の誘導灯に点検指示信号を送信する(S113)。
次の誘導灯においても、受信回路が点検指示信号を受信した時点で、点検期間が経過しているか否かを判断し、点検期間を経過していない場合は、点検は不要と判断し、次の誘導灯に点検指示信号を送信する。
また、本実施の形態にかかる誘導灯1及び点灯装置100は、更に、点検期間を記憶する点検期間記憶部290を備え、制御回路120は、受信回路130が点検指示信号を受信した場合、履歴記憶部280に記憶された点検履歴と点検期間記憶部290に記憶された点検期間とを参照して、前回の点検時期から点検期間が経過しているか否かを判断し、前回の点検時期から点検期間が経過している場合に点検を開始することを特徴とする。
このような点検期間記憶部290を備えることにより、誘導灯1が不要な点検をすることを無くすという効果を奏する。また、点検指示信号を受信した場合は、点検をせず、他の誘導灯に点検指示信号を送信するため、フロア内に点検をしていない誘導灯1があった場合においても、点検指示信号を送信することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態3.
本実施の形態について図8を用いて説明する。以下では、実施の形態1に示した誘導灯1を複数設置し、誘導灯点灯システム(点灯システムの一例)を構築した場合において、そのうちの一台を親機(誘導灯4)とした場合について説明する。図8は、誘導灯点灯システム1000が備える誘導灯4(親機)と誘導灯1(子機)の構成を示す図である。
図8において、実施の形態1と同一の機能及び動作を示す機能ブロックには、同一の番号を付し、その説明を省略する。図8において、実施の形態1との相違点は、誘導灯4(親機)が点検開始回路410、管理記憶部420、順番指定回路430、点検順番記憶部440、誘導灯4(親機)及び誘導灯1(子機)が順番指定回路430、点検順番記憶部440を備えたことである。
誘導灯4(親機)の管理記憶部420は、誘導灯点灯システム1000に接続された誘導灯1毎に個別の番号を付与し、誘導灯1(子機)毎の点検日程と点検時刻を記憶・管理している。
点検開始回路410は、管理記憶部420に記憶された点検日程と点検時刻を基づいて、各誘導灯1が点検を開始する点検日程と点検時刻を決定し、制御回路120を通じて点検指示信号を送信回路140より送信する。当該点検指示信号には、点検をする誘導灯1の個別の番号と点検日程及び点検時刻が記録されているものとする。点検指示信号を受信した、誘導灯4(親機)に隣接する誘導灯1(子機)は、点検指示信号に記録された個別の番号と、自己の番号とを比較し、自己に対する指示信号であれば、点検を開始する。自己に対する点検指示信号でなければ、自動点検せず、隣接する他の誘導灯1に、受信した点検指示信号を送信する。当該点検指示信号は、点検指示信号に記録された個別の番号と一致する誘導灯1に届くまで、バケツリレーのように繰り返し送信される。
この時、誘導灯4(親機)のみ、図9に示すように有線又は無線で集中制御盤452と接続し、集中制御盤452からの信号を受信する受信回路450を備えたシステムとしてもよい。この場合、集中制御盤452は、受信回路450を通じて制御回路120と接続する。作業者は集中制御盤452を操作することにより誘導灯4(親機)に指示内容を入力する。集中制御盤452は指示内容を信号として誘導灯4(親機)の制御部に入力し、他の誘導灯1(子機)に点検指示信号を送信する。他の誘導灯1(子機)は誘導灯4(親機)の点検指示信号に従って自動点検を開始する。親機と有線で接続された集中制御盤452を備えていることにより、他のフロアからも自動点検の開始の指示、及び、各誘導灯の自動点検の結果を確認することが可能となる。すなわち子機を含めた集中管理が可能となる。
また、誘導灯点灯システム1000に接続された誘導灯4(親機)と誘導灯1(子機)は、自動点検する点検順番を記憶する点検順番記憶部440と、点検順番記憶部440に記憶された点検順番を参照し、点検指示信号に対して、次に点検を開始すべき順番を含める順番指定回路430を備えている。
各誘導灯4,1は、自動点検する順番を記憶しているため、特定の誘導灯が自動点検を終了したという点検終了信号(点検指示信号)を受信することにより、自己の誘導灯が自動点検を開始するか否かを判断することが可能となる。例えば、図10のように誘導灯が設置されていた場合を想定する。誘導灯1cの次に誘導灯1dが点検することが点検順番として定められていた場合、誘導灯1cからの点検終了信号(点検指示信号)があった場合に誘導灯1dが自動点検を開始する。無線信号を用いているため、隣接する誘導灯1bからも点検終了信号を受信する場合があるが、誘導灯1dの点灯装置100は点検終了信号を受信した場合でも、点検順番と比較して自己が自動点検をする順番ではないと判断し、自動点検は行わない。
また、例えば、各誘導灯4,100は、誘導灯点灯システム1000内で点検を行う順番を記憶していることから、点検指示信号を受信した場合、点検指示番号に記録された個別の番号と自己の番号とを比較して、次に点検指示信号を受信した場合に自動点検をするか否かを判断することが可能となる。また、自己あての点検指示信号が入力された場合でも、自己の順番前に設定されている誘導灯1が自動点検を終了していない場合は、その自動点検が終了するのを待って自己の自動点検を行うこともできる。
具体例として、図10で示した誘導灯点灯システム1000において、誘導灯1cを対象とする例を示す。誘導灯1bが順番として先に自動点検をするように指定されていた場合において、誘導灯1bの番号が記録された点検指示信号よりも、先に、誘導灯1cの番号が記録された点検指示信号が誘導灯1cに届いたとする。誘導灯1cは点検指示信号に従い、直ちに自動点検開始しても構わないが、誘導灯1bの自動点検が開始されたか否か不明である。そこで、誘導灯1cを対象とした点検指示信号が入力されるのを待って、誘導灯1cは自動点検を開始する。こうすることにより、同時に自動点検を開始するという問題を防ぐことが可能となる。
なお、本実施の形態では、誘導灯の自動点検について説明したが、非常時兼用照明器具に適用してもよい。
本実施の形態にかかる誘導灯点灯システム1000は、上記のような特徴を有することにより、順番に点検を開始することから、複数の誘導灯1(子機)のバッテリ150の電力が同時に無くなることはない。そのため、非常時に表示ユニット200の光源210が非常点灯しないという危険性が減少するという効果を奏する。
本実施の形態で示した誘導灯点灯システム1000では、親機となる誘導灯の点灯装置が1つである場合を説明したが、複数の誘導灯の点灯装置に点検開始回路410及び管理記憶部420を備えていても構わない。その場合、自動点検スイッチが押された誘導灯の点灯装置が誘導灯(親機)の役割を果たす。
また、前述した各実施の形態は組み合わせて実施することも可能である。すなわち、実施の形態3で説明した誘導灯1及び点灯装置100は、実施の形態2で説明した誘導灯1及び点灯装置100と同様に、履歴記憶部280、点検期間記憶部290を備えていても構わない。
実施の形態1に係る誘導灯1の外観の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る誘導灯1及び点灯装置100の構成を示す図である。 実施の形態1に係る複数の誘導灯1による自動点検方法についての一例を示す図である。 実施の形態1に係る誘導灯1による自動点検方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る誘導灯1による自動点検方法の送信ルーチンとリセットルーチンを説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る誘導灯1及び点灯装置100の構成を示す図である。 実施の形態2に係る誘導灯1による自動点検方法を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る誘導灯点灯システム1000の構成を示す図である。 実施の形態3に係る誘導灯点灯システム1000の構成を示す図である。 実施の形態3に係る誘導灯点灯システム1000の配置例を示す図。
符号の説明
1,4 誘導灯、100,400 点灯装置、110 点灯回路、120 制御回路、130 受信回路、140 送信回路、132 受信器、142 送信器、150 バッテリ、160 タイマー、170 表示装置、171 充電モニタ、172 ランプモニタ、173 点検モニタ、180 スイッチ、181 自動点検スイッチ、182 点検スイッチ、190 充電回路、191 バッテリ電圧検出回路、200 表示ユニット、210 光源、280 履歴記憶部、290 点検期間記憶部、300 電源、410 点検開始回路、420 管理記憶部、430 順番指定回路、440 点検順番記憶部、1000 誘導灯点灯システム。

Claims (14)

  1. 停電時にバッテリからの電力によりランプを点灯する点灯装置において、
    電力を供給するバッテリと、
    商用電源から電力が供給されているときに前記バッテリを充電する充電回路と、
    前記バッテリから電力の供給を受けてランプを点灯する点灯回路と、
    他の点灯装置から送信された点検指示信号を受信する受信回路と、
    前記受信回路が点検指示信号を受信した場合に、前記商用電源からの電力供給を遮断して擬似的に停電状態とするとともに、前記バッテリからの電力供給によりランプを点灯させて前記バッテリを点検する制御回路と、
    制御回路による点検が終了した場合に、他の点灯装置に対して点検指示信号を送信する送信回路と
    を備えたことを特徴とする点灯装置。
  2. 前記送信回路は、前記制御回路による点検の終了時刻から一定時間経過後に、他の点灯装置に対して点検指示信号を送信することを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記送信回路は、前記制御回路による点検の終了時刻から一定時間経過後の所定の送信時刻に、他の点灯装置に対して点検指示信号を送信することを特徴とする請求項1または2記載の点灯装置。
  4. 前記制御回路は、前記受信回路が点検指示信号を受信した後の所定の点検開始時刻に点検を開始することを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の点灯装置。
  5. 前記点灯装置は、更に、電波信号を受信して計時する電波時計を備え、電波時計により、計時することを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の点灯装置。
  6. 前記送信回路と前記受信回路とは、無線通信により点検指示信号を送受信する無線器を有することを特徴とする請求項1〜5何れかに記載の点灯装置。
  7. 前記送信回路と受信回路とは、更に、有線通信回線により点検指示信号を送受信する通信回路を有することを特徴とする請求項6に記載の点灯装置。
  8. 前記点灯装置は、更に、制御回路の過去の点検時期を点検履歴として記憶する履歴記憶部と
    を備えたことを特徴とする請求項1〜7何れかに記載の点灯装置。
  9. 前記点灯装置は、更に、点検期間を記憶する点検期間記憶部を備え、
    制御回路は、受信回路が点検指示信号を受信した場合、履歴記憶部に記憶された点検履歴と点検期間記憶部に記憶された点検期間とを参照して、前回の点検時期から点検期間が経過しているか否かを判断し、前回の点検時期から点検期間が経過している場合に点検を開始することを特徴とする請求項8に記載の点灯装置。
  10. 請求項1〜9何れかに記載の点灯装置を少なくとも1台以上備えたことを特徴とする点灯システム。
  11. 請求項10記載の点灯システムであって、
    ひとつの点灯装置は、親機として、
    点灯システムの点灯装置の点検日程と点検時刻を記憶する管理記憶部と、
    管理記憶部に記憶された点検日程と点検時刻とに基づいて、点灯装置の点検を開始する点検開始回路と
    を備えたことを特徴とする点灯システム。
  12. 請求項10記載の点灯システムであって、
    ひとつの点灯装置は、親機として集中制御盤と有線で接続されており、
    前記親機は、子機を含めた集中管理が可能であることを特徴とする点灯システム。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の点灯システムであって、
    各点灯装置は、
    点検順番を記憶する点検順番記憶部と、
    点検順番記憶部に記憶された点検順番を参照し、点検指示信号に対して、次に点検を開始すべき順番を含める順番指定回路と
    を備えたことを特徴とする点灯システム。
  14. 請求項1〜9何れかに記載の点灯装置を備えたことを特徴とする誘導灯。
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