JP2008108697A - 非常用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明によれば、定期的に非常点検の実施を促すことにより、定期点検の確実な実施を確保することができる非常用照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態によれば、LED7からの報知情報により、点検作業者等が誘導灯1は定期点検時期に達していることを外部から容易に確認することができるので、定期点検時期をしてしまうことを防止することができる。加えて、定期点検の実施時期であることを外部に促すことができるので、定期点検を実施する動機づけを生じやすくなっており、確実な定期点検の実施を実現することができる。
【選択図】図3
【解決手段】本実施形態によれば、LED7からの報知情報により、点検作業者等が誘導灯1は定期点検時期に達していることを外部から容易に確認することができるので、定期点検時期をしてしまうことを防止することができる。加えて、定期点検の実施時期であることを外部に促すことができるので、定期点検を実施する動機づけを生じやすくなっており、確実な定期点検の実施を実現することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、非常用照明装置に関する。
従来、非常照明装置である誘導灯や非常灯は、常時は、商用電源からの電力によりバッテリの充電が行われ、そして、商用電源からの電源の給電が遮断された非常時には、バッテリからの給電により光源が点灯するようになっている。
このような非常用照明装置は、非常時において人を誘導または最低限の照度を確保できるよう確実に光源が点灯することが最も重要であるので、定期的に諸事項を点検することが義務付けられているものである。
この定期的に点検を行う事項の一つに、例えば誘導灯であればバッテリからの電力供給によって所定時間(例えば20分間)光源が点灯するかという点検(以下、「非常点検」という。)を誘導灯の点検スイッチを操作することで行うことが知られている。そして、このような非常点検は、点検スイッチを操作すると自動的にバッテリの寿命を検出し、バッテリが交換時期であると判断されるとバッテリの交換を促すことでバッテリユニットからの電力供給によって所定時間光源が点灯することを維持する技術である(例えば特許文献1参照)。
一方、特許文献1記載のような点検スイッチを用いた非常点検であっては、点検作業者が定期的に点検スイッチを直接操作しなくてはならないため、例えば誘導灯にタイマを設け、このタイマが所定期間(例えば6ヶ月)をカウントしているとともに、所定期間経過後の自動的に非常点検を実施するという技術も知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平8−185986号公報
特開平6−259673号公報
このような特許文献1記載の技術は、点検作業者による定期的な点検スイッチ操作に依存するものであるが、点検スケジュールは点検作業者の管理に委ねているものである。したがって、仮に点検作業者が定期期間を徒過してしまった場合には定期点検の実施時期が遅れてしまい、バッテリ異常を早期に発見することができない虞があった。
また特許文献2記載の技術は、内蔵するタイマーで自動的に点検を実施してしまうため、本来ならば非常点検を実施したくない時間帯(イベント開催時や人の出入りが多い時間帯等)にバッテリを放電させた点検が行われてしまう虞があった。これでは、仮に非常点検終了後に停電が発生すると、当該バッテリは所定時間光源を点灯させることができないので、誘導灯の本来求められる非常時の信頼性を低下させるという課題がある。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、定期的な非常点検の実施を促すことにより、定期点検の確実な実施を確保することができるとともに、不所望に非常点検を実施してしまうことがない非常用照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の誘導灯によれば、光源と;光源を点灯する点灯回路と;停電時または点検時に点灯回路に電源を供給するバッテリと;常時にバッテリを充電する充電回路と;点検信号の入力に応じてバッテリの寿命を自動的に判断する点検制御手段と;点検制御手段の点検終了から次回の点検開始までの定期期間をカウントするタイマ手段と;タイマ手段によるカウントが定期期間を経過すると外部に定期期間の経過を報知する報知手段と;を具備していることを特徴としている。
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
点灯回路は、光源を点灯させる手段であり、例えばインバータなどを主体として構成することができる。バッテリは、非常時に光源を所定時間の間点灯させるための電源を光源、点灯回路および点検手段などに供給する手段であって、充電池又は電気二重層コンデンサ等を適宜用いることができる。充電回路は、バッテリを充電する手段であり、例えば商用電源を整流して直流電圧を得てバッテリを充電する。なお、バッテリおよび充電回路は、後述の器具本体に内蔵されていてもよいし、また別置形であってもよい。
点検制御手段は、少なくともバッテリの寿命末期を点検するためのであるが、光源の不点を点検できるものであってもよい。
報知手段の報知方法は、専用に光源を設け、この光源を点灯又は点滅動作させることや音声による報知でもよい。また、非常用照明装置の主光源を用いて特別な点灯制御(不規則に点滅等)を行うことで報知する形態でもよい。
なお、非常用照明装置は、少なくとも停電時に光源が点灯する照明装置であって、誘導灯および非常灯を含むものである。
本発明の作用について説明する。まず、例えば、非常用照明装置の設置場所へ来た作業者は、特定の非常用照明装置の例えば点検スイッチの操作やリモコン等で非常点検を開始させる信号を点検制御手段に入力する。すると、点検制御手段によって点灯回路が擬似的に停電状態となるとともに、光源の点灯回路の電源をバッテリに切り換えて非常点検モードとする。この非常点検モード中に点検制御部ではバッテリの寿命点検及び判断が行われる。なお、点検制御部による点検は、点検モードが所定時間(例えば20分)継続された場合に、当該所定時間後のバッテリの状態が寿命末期となっているか否か点検及び判断を行うことも含まれるし、所定時間内であってもバッテリの状態が寿命末期と判断されれば、当該情報を検出することもできるものであってもよい。
次に、所定時間経過して非常点検モードが終了すると、点検制御手段は例えば点検結果を記憶部へ書き込むとともに、外部に点検結果を報知する。
また、非常点検モードの終了とともに、次回の定期点検までの所定期間をカウントするためにタイマ手段が動作を開始する。すなわち、例えば6ヶ月間を所定期間とした場合には、非常点検終了とともに、少なくとも次回の定期点検時期が来る6ヶ月が経過するまでカウントを継続する。そして、6ヶ月経過すると所定期間が経過したことを外部に知らせるために、報知手段から報知される。このとき、点検制御手段は、所定期間が経過したとしても自動的にバッテリの寿命判断は行わないようになっている。
そして、報知手段からの報知情報により、点検作業者等が当該非常用照明装置は定期点検時期に達していることを容易に確認することができるので、定期点検時期を徒過してしまうことを防止する。加えて、定期点検の実施時期であることを外部に促すことができるので、定期点検を実施する動機づけを生じやすくなっており、確実な定期点検の実施を実現することができる。
また、タイマ手段で定期点検経過してもバッテリの寿命を自動的に判断しないようにしているため、本来は定期点検を実施してはならないときに誤って非常点検を実施しないようになっている。このため、非常用照明装置の信頼性を低下させることがない。
請求項2記載の非常用照明装置によれば、請求項1記載の非常用照明装置において、タイマ手段は、停電が発生しても定期期間のカウントを継続するための補助電源手段を有することを特徴としている。
本発明によれば、次回の定期点検時期のカウントを停電時間も含むようにしているため、確実に所定期間のカウントをすることができるので、次回の定期点検時期が実質的に延長することがない。
請求項3記載の非常用照明装置によれば、請求項1記載の照明装置において、タイマ手段は、停電が発生した場合には、停電発生直前のカウント値と保持するとともに、停電からの復帰後には保持されている停電発生直前のカウント値から継続してカウントすることを特徴とする。
本発明によれば、次回の定期点検時期のカウントが停電時間を除くようにしていることにより、バッテリが充電されている時間を定期時間カウントの基準としているものである。すなわち、バッテリの短寿命化を招く要因の一つは、バッテリの充放電を繰返すサイクルが多くなることであるが、仮に定期期間内に停電が複数回生じた場合にはその都度バッテリは充放電されることになるので、定期期間内に一度も停電がなかった状態に比べると短寿命化の傾向になる。したがって、バッテリが実際に点灯回路に接続されて光源へ電源を供給する時間は定期期間のカウントに含まないことで、バッテリの状態をタイムリーに判別できるようになる。
請求項4記載の非常用照明装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の非常用照明装置において、報知手段の報知動作は、バッテリからの電源が所定時間以上光源に供給されると解除することを特徴とする。
「バッテリからの電源が所定時間以上光源に供給」とは、商用電源からの電源供給が遮断する停電状態又は任意にバッテリの点検をおこなう点検モードとなることを含む。そして、このような状態が定期点検で定められた所定時間以上経過した場合に報知動作が解除する。したがって、法令で定められた定期点検の条件を満足した場合に報知動作が解除されることにより、不用意に報知動作を解除してしまうことによる定期点検の実施徒過を防ぎ、定期点検の確実な実施につなげることができる。
請求項1記載の発明によれば、非常点検後にタイマ手段がカウントを始め、そしてこのカウントが所定期間を経過すると経過したことが報知手段から報知されることにより、点検作業者等が当該非常用照明装置は定期点検時期に達していることを容易に確認することができるので、定期点検時期を徒過してしまうことを防止するとともに、定期点検の実施を外部に促すことができるので、定期点検を実施する動機づけを生じやすくなっており、確実な定期点検の実施を実現することができる。
請求項2記載の発明によれば、次回の定期点検時期のカウントを停電時間も含むようにしているため、確実に所定期間のカウントをすることができるので、次回の定期点検時期が実質的に延長することがない。
請求項3記載の発明によれば、バッテリの短寿命化には繋がらない期間は所定期間のカウントに加えないことで、定期点検におけるバッテリの寿命状態の判別をタイムリーに行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、法令で定められた定期点検の条件を満足した場合に報知動作が解除されることにより、不用意に報知動作を解除してしまうことによる定期点検の実施徒過を防ぎ、定期点検の確実な実施をより促すことができる。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は第一実施形態の非常用照明装置である誘導灯を示した一部切欠き断面正面図、図2は本実施形態の誘導灯の斜視図、図3は本実施形態の誘導灯の回路構成図である。
非常用照明装置である誘導灯1は、器具本体9、点灯ユニット収納ボックス2、光源3、バッテリ20、誘導表示体8、筐体50、送受信ユニット70等を具備しているものであって、天井または壁面に取付けられるものである。
器具本体9は、周枠部91を有しており、その周枠部91の一方側には開口部98が形成され、他方側には底板99が形成されている。
また器具本体9の周枠部91の底辺91Aには第一、第二、第三および第四の孔部92A,92B、93,94が形成されている。
また器具本体9の周枠部91と底板99とで形成された空間には電気部品収納部95が形成されており、この収納部95内に後述する点灯ユニット収納ボックス2、バッテリ20および筐体50が収納配置される。
また器具本体9の底板99には点灯ユニット収納ボックス2の上方に壁面側から挿入される電源線の挿通用の電源線挿通孔96が形成されており、同じく底板99には誘導灯1を壁面に取付ける際に用いる取付用孔97が形成されている。
光源3は、冷陰極蛍光ランプであって、誘導表示体8の上方に光源ホルダ31によって位置するように設けられている。なお、この光源ホルダ31は、両端部にソケット32を具備し、さらに光源3の一部を覆うように反射板33が形成されているものである。
誘導表示体8は、表面に避難方向を示すシンボルが表示されるように形成されるものであって、本実施形態においては、その内部に図示しない導光板を有し、その導光板を重なるようにシンボルが印刷等された表示板を設けているものである。そして、上記導光板の一端部側から上記した光源3の出射光を入射させてシンボルを照明/表示させるものである。
点灯ユニット収納ボックス2は、内部に後述する点灯ユニット10等、光源3の点灯装置、バッテリ20の充電回路及び種々の制御を行う制御部等が収納されている。そして、この点灯ユニット収納ボックス2はネジ21により器具本体9に固定されている。
バッテリ20は、器具本体9の周枠部91の底辺91Aであって、電気部品収納部95側に位置するように底辺91Aに載置されている。そして、図示しない配線によって点灯ユニット収納ボックス2内の点灯ユニット10と電気的接続がなされている。
筐体50は、図1,2に示したように、その底部58から露出するように押圧式の点検スイッチ5が設けられているとともに、底部58には報知手段としてのLED7が設けられている。そして、筐体50の点検スイッチ5およびLED7は、器具本体9の底辺91Aの第三および第四の孔部93,94から外報へ臨むように配設される。
送受信ユニット70は、送信部72と受信部73とが設けられており、器具本体9の底辺91Aに載置して固定されている。そして、図2に示すように、送信部72は底辺91Aの第一の孔部92Aと対向するように配設され、受信部73は底辺91Aの第二の孔部92Bと対向するように配設されている。
そして筐体50と送受信ユニット70とは、配線51、78を介して点灯ユニット収納ボックス2内の点灯ユニット10と電気的接続がなされているものである。
次に本実施形態の誘導灯1の回路構成について図3を参照して説明する。
点灯ユニット10は、常用点灯回路14、充電回路15、発振制御部16、インバータ回路17及び制御ユニット19等からなっており、商用電源11からの電力は整流回路12に入力され、トランス13を介して常用点灯回路14および充電回路15に入力される。そして、常用点灯回路14は発振制御部16により制御され、トランス1を介して入力された電力をインバータ回路17で高周波電力に変換して光源3に点灯電力を供給する。
また、発振制御部16は、制御ユニット19の点灯制御部19Aからの制御指令に基づいて制御され、常用点灯モードのときに常用点灯回路14により光源3を高周波点灯させる。なお、図示しないが、点検スイッチ5も点灯ユニット10に接続されている。
一方、充電回路15は、商用電源11の非常時にバッテリ20からの電源をインバータ回路17を介して光源3に給電して光源3を点灯させるものであり、常用点灯モードのときには、トランス13からの電力をバッテリ20に充電している。そして、商用電源11が停電等の非常時には、点灯制御部19Aは、充電回路15に動作指令を出力してバッテリ20の充電電力をインバータ回路17に供給させる。これにより、商用電源11の停電時にはバッテリ20からの充電電力がインバータ回路17で高周波変換されて光源3に給電される。これにより、商用電源11が停電した場合であっても誘導灯1の光源3の点灯を継続できるようにしている。
送受信部18は、外部の送信機であるリモコン端末60からの赤外線61による点検開始指令の信号を受信する図1、2に図示した受信部72と、当該点検結果を送信する図1,2に示した送信部73が内蔵されているものである。そして、リモコン端末60からの点検開始信号が受信部6で受信された場合、点検ユニット18を介して点検開始指令が点検制御部19Bに入力されるので、点検制御部19Bは非常点検モードとなるように点灯制御部19Aの制御を行う。
そして、非常点検モードとなった点灯制御部19Aは、発振制御部16に対して常用点灯回路14からの電力供給よって光源3が点灯されないように指令を出力すると共に、充電回路15のバッテリ20からインバータ回路17に充電電力の供給をするように動作指令を出力する。これにより、模擬停電状態となって非常点検モードとなる。そして、所定時間(例えば20分)経過後または所定時間経過中にバッテリ電圧およびランプ点灯状況等の検出し、その検出結果を記憶部61に記憶する。
非常点検モード終了後においては、点灯制御部19Aが発振制御部16に対して動作指令を出力して常用点灯回路14を動作させると共に、バッテリ20の放電を停止させ常用点灯モードに復帰させることとなる。
また非常点検モードが一旦終了すると、制御ユニット19に設けられているタイマ手段19Cが次回の定期点検時期までの定期期間(6ヶ月)のカウントを始める。そして、定期期間のカウントが終了すると制御ユニット19が報知手段であるLED7の点灯状態を可変させる(点滅、消灯、点灯又は色可変等)ための信号を出力する。したがって、前記信号に応じてLED7の点灯状態が可変することになる。このとき、点検制御部19Bは、所定期間が経過したとしても自動的にバッテリの寿命判断は行わないようになっており、外部からの何かしらの点検開始信号が入力されることで自動的に点検を開始するようになっている。一方、制御ユニット19は、停電状態又は非常点検モードが所持時間(例えば20分)以上継続しない場合には、可変させたLED7の点灯状態を維持し、停電状態又は非常点検モードが所持時間(例えば20分)以上継続した場合には、可変させたLED7の点灯状態を初期状態に戻すようになっている。
また制御ユニット19には、タイマ手段19Cへ適宜電源を供給することができる補助電源である電気二重層コンデンサ19Dが接続されている。この電気二重層コンデンサ19Dは、常時は制御ユニット19を介して充電されているものであり、商用電源の遮断時(停電時)のみにタイマ手段19Cへ電源を供給するようになっているものである。
そして、タイマ手段19Cのカウント中に停電が起こった場合には、電気二重層コンデンサ19Dの電源供給によってタイマ手段19Cのカウントは継続維持されるようになっている。
本実施形態によれば、LED7からの報知情報により、点検作業者等が誘導灯1は定期点検時期に達していることを外部から容易に確認することができるので、定期点検時期を徒過してしまうことを防止することができる。加えて、定期点検の実施時期であることを外部に促すことができるので、定期点検を実施する動機づけを生じやすくなっており、確実な定期点検の実施を実現することができる。
また、タイマ手段19C及び点検制御部19Bでは、定期期間経過してもバッテリ20の寿命を自動的に判断しないようにしているため、本来は定期点検を実施してはならないときに誤って非常点検を実施しないようになっている。このため、誘導灯1の非常用照明装置としての信頼性が低下することがない。
また非常点検実施後の次回の定期点検時期のカウントを停電時間も電気二重層コンデンサ19Dの電源供給によって含むようにしているため、所定期間のカウントを確実にすることができるので、不所望に次回の定期点検時期を実質的に延長させることがない。
また、制御ユニット19は、停電状態又は非常点検モードが所持時間(例えば20分)以上継続した場合には、可変させたLED7の点灯状態を初期状態に戻すようになっているため、不用意にLED7の報知動作が解除されてしまうことを防ぐことでより確実な定期点検の実施を促すことができる。
なお、本実施形態においては、電気二重層コンデンサ19Dを設けたが、これを設けず、タイマ手段19Cは停電が発生した場合には、停電発生直前のカウント値と保持するとともに、停電からの復帰後には保持されている停電発生直前のカウント値から継続してカウントすることでもよい。これは、バッテリ20の短寿命化を招く要因の一つは、バッテリ20の充放電を繰返すサイクルが多くなることであるが、仮に定期期間内に停電が複数回生じた場合にはその都度バッテリ20は充放電されることになるので、定期期間内に一度も停電がなかった状態に比べると点寿命化の傾向になる。したがって、本変形例の場合には、バッテリ20が実際にインバータ17に接続されて光源3へ電源を供給する時間は定期期間のカウントに含まないことで、定期点検におけるバッテリ20の状態をタイムリーに判別できるようになる。
3・・・光源、20・・・バッテリ、15・・・充電回路、19B・・・点検制御手段である点検制御部、19C・・・タイマ手段、7・・・報知手段であるLED、19D・・・補助電源手段である電気二重層コンデンサ
Claims (4)
- 光源と;
光源を点灯する点灯回路と;
停電時または点検時に点灯回路に電源を供給するバッテリと;
常時にバッテリを充電する充電回路と;
点検信号の入力に応じてバッテリの寿命を自動的に判断する点検制御手段と;
点検制御手段の点検終了から次回の点検開始までの定期期間をカウントするタイマ手段と;
タイマ手段によるカウントが定期期間を経過すると外部に定期期間の経過を報知する報知手段と;
を具備していることを特徴とする非常用照明装置。 - タイマ手段は、停電が発生しても定期期間のカウントを継続するための補助電源手段を有することを特徴とする請求項1記載の非常用照明装置。
- タイマ手段は、停電が発生した場合には、停電発生直前のカウント値と保持するとともに、停電からの復帰後には保持されている停電発生直前のカウント値から継続してカウントすることを特徴とする請求項1記載の非常用照明装置。
- 報知手段の報知動作は、バッテリからの電源が所定時間以上光源に供給されると解除することを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の非常用照明装置。
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