JP4506300B2 - 防災照明点検システム - Google Patents

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本発明は、停電時に非常光源の電源となる2次電池の点検機能を有する防災照明点検システムに関するものである。
従来の非常または誘導用などの光源点灯装置は、非常灯または誘導灯などの光源と、非常用電源の2次電池とを備え、火災または地震などにより停電が発生した場合に、2次電池の電力で光源を点灯するようになっている。このような光源点灯装置は、消防庁告示および建築基準法などの規則により、2次電池による光源の非常点灯が正常に行われるか否かの点検を定期的に行うことが義務づけられている。
このため、上記光源点灯装置には、外部電源(商用電源)から光源への電力供給路を強制的に遮断して擬似的な停電状態にするためのスイッチが設けられ、このスイッチからは引き紐が垂下されている。上記規則に基づく点検を行う点検者は、上記引き紐を操作してその規則に基づく所定の点検時間、擬似的な停電状態にし、2次電池のみから光源に電力を供給して光源を点灯する。点検時間は、非常灯の場合には30分、誘導灯の場合には20分または60分の時間に規定されているので、点検者は、その間、光源が正常に点灯するか否かの監視をする。
しかし、上記監視は、建物内の各所に設置されている各光源点灯装置に対して行わなければならず、非常に手間の掛かる作業となるため、点検作業の自動化および省力化を図ったシステムが各種提案されている。
例えば、特許文献1には、複数の個別非常照明ユニットと、中央監視制御ユニットと、両者を結ぶ通信システムとからなり、前記通信システムがループ状に接続された各個別非常照明ユニットおよび中央監視制御ユニットに具備された送受信器ユニットを含み、各個別非常照明ユニットの制御ユニットが、電圧検知手段および電流検知手段を含む診断回路を有し、過去の診断時測定値を制御ユニットが記憶し、要求信号に応じて最新の試験結果群の中の何れかを中央監視制御ユニットに送信するシステムが記載されている。この非常照明装置によれば、照明ユニットの番地付けが簡易にでき、過去に行われ記憶された診断結果により動作履歴を知ることが可能である。
また、特許文献2には、複数の照明装置と、各照明装置との間でデータの授受を行う制御装置とを備え、制御装置は、照明装置の点検結果または監視結果のデータを取得して保存し、保存した点検結果または監視結果の履歴に基づいて照明装置における異常の有無を判断する判断手段を具備した照明システムが開示されている。このシステムによれば、異常検出の精度を高めることができる。
特開平3−228497号公報 特開2004−119151号公報
しかしながら、上記のように所定の規則に基づく点検を自動で行う構成では、非常灯(非常光源)が、例えば映画館の上映室またはホテルの客室などに設けられているような場合、周囲の人に悪影響を及ぼす可能性があった。すなわち、上記点検を自動で行うと、常時点灯している誘導灯の場合には、誘導灯および2次電池が正常であれば見かけ上何の変化も認められないのに対し、常時消灯している非常光源の場合には、非常光源および2次電池が正常であれば消灯状態から点灯状態に照度が大きく変化するからである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる防災照明点検システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明の防災照明点検システムは、通常照明用の通常光源と同室内に設けられる非常光源と、2次電池と、外部電源からの電力を用いて前記2次電池を充電する充電手段と、前記外部電源の停電を検出する停電検出手段と、この停電検出手段により停電が検出された場合に、前記2次電池の電力を用いて前記非常光源を点灯する非常光源点灯手段と、前記2次電池の前記外部電源側に介設される常閉接点を持つスイッチ手段と、このスイッチ手段の常閉接点を開にするとともに前記非常光源点灯手段により前記非常光源を点灯させることにより、所定の規則に基づく点検を行う点検手段と、前記通常光源の消灯時に、前記規則に基づく点検を禁止する点検禁止手段とを備えることを特徴とする。
この構成では、2次電池で非常光源を点灯することにより所定の規則に基づく点検が行われるが、通常光源の消灯時にはその点検が禁止されるため、例えば、映画館の上映室またはホテルの客室などに通常光源とともに設けられる非常光源が、通常光源の消灯時の上映中または睡眠中などで、点検により点灯することがなくなるので、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の防災照明点検システムにおいて、前記通常光源、通常照明制御信号を受信するための通信手段、およびこの通信手段により受信された通常照明制御信号に従って、前記通常光源を少なくとも点灯ないし消灯する通常光源点灯手段により構成される通常光源点灯装置と、前記非常光源、前記2次電池、前記充電手段、前記停電検出手段、前記非常光源点灯手段、前記スイッチ手段、前記点検手段、および点検制御信号を受信するための通信手段により構成される非常光源点灯装置と、少なくとも一つの通信手段および制御手段により構成される照明制御装置と、前記点検禁止手段、点検実行手段および少なくとも一つの通信手段により構成される点検制御装置とを備え、前記点検手段は、前記非常光源点灯装置の通信手段を介して受信された点検制御信号に従って前記点検を行い、前記照明制御装置の制御手段は、前記照明制御装置の通信手段を介して、前記通常光源点灯装置に前記通常照明制御信号を送信するとともに、前記通常光源が点灯または消灯したことを示す信号を前記点検制御装置に送信し、前記点検実行手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記照明制御装置から前記通常光源が点灯したことを示す信号を受信した場合には、前記規則に基づく点検時であれば、前記点検制御装置の通信手段を介して、前記非常光源点灯装置に対し前記点検制御信号の出力を行い、前記点検禁止手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記照明制御装置から前記通常光源が消灯したことを示す信号を受信した場合には、前記非常光源点灯装置への前記点検制御信号の出力を禁止することを特徴とする。この構成では、所定の規則に基づく点検の開始にあたり、通常光源が点灯していればその点検が行われる一方、通常光源が消灯していればその点検が禁止されるので、例えば映画館の上映室またはホテルの客室などにおいて、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の防災照明点検システムにおいて、前記通常光源、通信手段、カードリーダ、および操作に応じて前記通常光源を少なくとも点灯ないし消灯する通常光源点灯手段により構成される通常光源点灯装置と、前記非常光源、前記2次電池、前記充電手段、前記停電検出手段、前記非常光源点灯手段、前記スイッチ手段、前記点検手段、および点検制御信号を受信するための通信手段により構成される非常光源点灯装置と、前記点検禁止手段、点検実行手段および少なくとも一つの通信手段により構成される点検制御装置とを備え、前記カードリーダは、対応するカードの挿入または抜取時に、それぞれ前記通常光源の点灯を許容または禁止するとともに、前記通常光源点灯装置の通信手段を介して、前記通常光源の点灯を許容または禁止したことを示す信号を前記点検制御装置に送信し、前記通常光源点灯手段は、前記カードリーダにより前記通常光源の点灯を許容されている場合に、操作に応じて前記通常光源を少なくとも点灯ないし消灯するとともに、前記通常光源点灯装置の通信手段を介して、前記通常光源を点灯ないし消灯したことを示す信号を前記点検制御装置に送信し、前記点検手段は、前記非常光源点灯装置の通信手段を介して受信された点検制御信号に従って前記点検を行い、前記点検実行手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記通常光源点灯装置から、前記通常光源の点灯を許容したことを示す信号および前記通常光源を点灯したことを示す信号を受信した場合または前記通常光源の点灯を禁止したことを示す信号を受信した場合には、前記規則に基づく点検時であれば、前記点検制御装置の通信手段を介して、前記非常光源点灯装置に対し前記点検制御信号の出力を行い、前記点検禁止手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記通常光源点灯装置から前記通常光源の点灯を許容したことを示す信号および前記通常光源を消灯したことを示す信号を受信した場合には、前記非常光源点灯装置への前記点検制御信号の出力を禁止することを特徴とする。この構成では、所定の規則に基づく点検の開始にあたり、通常光源の点灯が許容されそれが点灯していれば、あるいは通常光源の点灯が禁止されていれば、その点検が行われる一方、通常光源の点灯が許容されそれが消灯していればその点検が禁止されるので、例えばホテルなどの客室において、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の防災照明点検システムにおいて、前記点検手段は、前記点検禁止手段が前記規則に基づく点検を禁止した場合には、前記規則に基づく点検時の前記非常光源の点灯による前記2次電池の消費電力と同程度の電力を消費するように予め設定され、前記規則に基づく前記非常光源の光出力よりも低い低光出力で、かつ前記規則に基づく前記非常光源の点灯時間よりも長い延長点検時間、前記スイッチ手段の常閉接点を開にするとともに前記非常光源点灯手段により前記非常光源を調光させることにより、応急点検を行うことを特徴とする。この構成では、通常光源の消灯時に、所定の規則に基づく点検が禁止されると、応急点検が行われ、所定の規則に基づく点検時よりも低光出力で非常光源が調光点灯するので、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができるほか、応急点検での非常光源の調光点灯が、周囲の人への悪影響にならないようにすることが可能である。
請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の防災照明点検システムにおいて、前記非常光源に相当する疑似抵抗を備え、前記点検手段は、前記点検禁止手段が前記規則に基づく点検を禁止した場合には、前記規則に基づく点検時の前記非常光源の点灯による前記2次電池の消費電力と同程度の、前記2次電池の電力を、前記疑似抵抗で消費することにより、応急点検を行うことを特徴とする。この構成では、通常光源の消灯時に、所定の規則に基づく点検が禁止されると、その規則に基づく点検時と同程度の2次電池の電力を疑似抵抗で消費する応急点検が行われるので、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
本発明によれば、所定の規則に基づく点検で非常光源が2次電池により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
(実施形態1)
図1は本発明による実施形態1の防災照明点検システムの構成図、図2は同防災照明点検システムの概略動作説明図である。
本実施形態1の防災照明点検システムは、図1に示すように、停電時に非常光源21の電源となる2次電池22の点検機能を持つ、通常照明および非常照明用のシステムであり、通常光源点灯装置1と、非常光源点灯装置2とを少なくとも一組、例えば映画館の上映室Ri(1≦i≦n,nは1以上の整数)に備えているとともに、照明制御装置3と、点検制御装置4とを備えている。なお、図1において、通常光源点灯装置1、照明制御装置3および点検制御装置4にそれぞれ接続される外部電源は図示省略してある。
通常光源点灯装置1は、上映室内の通常照明用の装置ないしシステムであり、通常照明用の通常光源11と、通信線L1を介して照明制御装置3から通常照明制御信号を受信するための通信部12と、この通信部12により受信された通常照明制御信号に従って、通常光源11を少なくとも点灯ないし消灯する通常光源点灯部10とにより構成されている。なお、通常光源点灯部10は、通信部12を介して、通常光源11を少なくとも点灯ないし消灯したことを示す信号を、照明制御装置3に送信(返信)する構成でもよい。
非常光源点灯装置2は、停電の発生時に非常光源21を2次電池22で点灯する装置ないしシステムであり、非常光源21(例えばハロゲン灯)および2次電池22に加えて、充電部23と、停電検出部24と、非常光源点灯部25と、スイッチ部26と、通信部27と、点検部20とにより構成されている。
充電部23は、外部電源(商用電源)ACからの電力を用いて2次電池22を充電するものであり、例えば外部電源ACからの交流電力を所定電圧レベルの直流電力に変換するAC−DCコンバータなどにより構成される。
停電検出部24は、外部電源ACの停電を検出するものであり、図1の例では、スイッチ部26と充電部23との間で、外部電源ACからの電流または電圧を検出することにより、外部電源ACの停電を検出する構成になっている。なお、この構成に限らず、外部電源ACとスイッチ部26との間、または充電部23と2次電池22との間で、外部電源ACからの電流または電圧を検出する構成でもよい。
非常光源点灯部25は、停電検出部24により停電が検出された場合に、2次電池22の電力を用いて非常光源21を点灯するものである。一具体例としては、当該入力(2次電池22の出力)に介設され、停電検出部24により停電が検出された場合に閉になる常開接点のスイッチ部と、このスイッチ部を介して2次電池22の出力に接続されるインバータとにより構成される。
スイッチ部26は、2次電池22の外部電源AC側に介設される常閉接点261を持つリレーなどのスイッチである。なお、図1の例において、常閉接点261は、外部電源ACと充電部23との間に介設される構成になっているが、充電部23と2次電池22との間に介設される構成でもよい。
通信部27は、通信線L2を介して、点検制御装置4から点検制御信号を受信するためのものである。なお、図1の例では、通信部27は、通常光源点灯装置1の通信部12と異なる通信線に接続される構成になっているが、LANを構築して、通信部12および通信部27を同じLANに接続する構成にしてもよい。
点検部20は、スイッチ部26の常閉接点261を開にするとともに非常光源点灯部25により非常光源21を点灯させることにより、所定の規則に基づく点検を行うものである。一具体例として、点検部20には、計時機能と、2次電池22の出力電圧の検出をする検出器とが具備される。そして、点検部20は、通信部27を介して受信された点検制御信号に従って、常閉接点261および非常光源点灯部25の常開接点をそれぞれ開および閉にして計時を開始し、計時時間が上記規則に基づく点検時間(例えば30分)になった時点で、上記検出器により検出をし、この検出結果に基づく2次電池22の正常異常の判別結果を、通信部27を介して点検制御装置4に送信するように構成される。ここで、検出結果の電圧値は、基準電圧値と比較され、基準電圧値以上であれば2次電池22は正常であると判別され、そうでなければ2次電池22は異常であると判別される。
なお、この一具体例の構成に限らず、点検部20は、計時機能と、2次電池22の出力電圧および出力電流の検出をする検出器とを備え、通信部27を介して受信された点検制御信号に従って、常閉接点261および非常光源点灯部25の常開接点をそれぞれ開および閉にして計時を開始し、計時時間が上記規則に基づく点検時間になるまで、所定周期毎に上記検出器により検出をし、所定周期毎の各検出結果、またはこれら各検出結果を基にした非常光源21および2次電池22の正常異常の判別結果を、通信部27を介して点検制御装置4に送信するように構成してもよい。
照明制御装置3は、各通常光源点灯装置1の制御を行うものであり、通信部31,32と、制御部30とにより構成されている。通信部31は、通信線L1を介して各通常光源点灯装置1と通信をするためのものであり、通信部32は、通信線L3を介して点検制御装置4と通信をするためのものである。なお、上記LANを構築する場合、通信部31,32は、一つのインタフェースにて構成することができる。
制御部30は、例えばマイコンなどにより構成され、主として各通常光源点灯装置1の制御などの処理を実行するものである。例えば、通信部31を介して、各通常光源点灯装置1に通常照明制御信号を送信するとともに、通信部32を介して、各通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯または消灯したことを示す信号を点検制御装置4に送信する処理が実行される。本実施形態1では、制御部30は、通常照明制御信号を送信する毎に、各通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したかを管理しており、通信部32を介して点検制御装置4から後述の問合せ信号を受信した場合に、その問合せの通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したことを示す信号を点検制御装置4に送信する処理を実行するようになっている。
点検制御装置4は、各非常光源点灯装置2の制御を行う例えば制御盤であり、通信部41,42と、制御部40とにより構成されている。通信部41は、通信線L3を介して照明制御装置3と通信をするためのものであり、通信部42は、通信線L2を介して各非常光源点灯装置2と通信をするためのものである。なお、上記LANを構築する場合、通信部41,42は、一つのインタフェースにて構成することができる。
制御部40は、例えばマイコンなどにより構成され、主として各非常光源点灯装置2の制御などの処理を実行するものであり、点検実行機能40aおよび点検禁止機能40bなどの各種処理機能を有している。なお、基礎的な通信情報として、通信相手を識別するための各ノードの識別情報や、各ノードのうちどの通常光源点灯装置1とどの非常光源点灯装置2とが対応しているかを示すテーブルなどがメモリに予め記憶されていることは言うまでもない。また、以下の説明において、各上映室を代表するものとしてRiを使用する。
点検実行機能40aは、通信部41を介して照明制御装置3から上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したことを示す信号を受信した場合には、上記規則に基づく点検時であれば、通信部42を介して、その通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力を行う処理を実行する。
点検禁止機能40bは、基本的に、上映室Riの非常光源点灯装置2の点検部20による上記規則に基づく点検時、点検時間中または点検時間外に関係なく、上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11の消灯時に、上映室Riの上記点検を禁止する処理を実行する。一具体処理例としては、通信部41を介して照明制御装置3から上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が消灯したことを示す信号を受信した場合には、その通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する処理が実行される。また、その非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する場合、次回の規則に基づく点検時まで、非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する処理が実行される。
ここで、制御部40は、上映室Riの非常光源点灯装置2に対する上記規則に基づく点検時に、その非常光源点灯装置2と同室の通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したかの問合せ信号を、通信部4を介して照明制御装置3に送信する構成になっている。このため、点検実行機能40aは、上記問合せ信号に応じて、通信部41を介して照明制御装置3から上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したことを示す信号を受信した場合に、上記規則に基づく点検時であれば、通信部42を介して、その通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力を行う処理を実行する。一方、点検禁止機能40bは、上記問合せ信号に応じて、通信部41を介して照明制御装置3から上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が消灯したことを示す信号を受信した場合に、その通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する処理を実行する。
なお、この構成に限らず、制御部40は、照明制御装置3からの各通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したかを示す信号を基に、各通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したかを管理する構成でもよい。この構成では、点検実行機能40aは、通信部41を介して照明制御装置3から上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したことを示す信号を受信した場合で、その通常光源11が点灯したことが管理されている場合に、上記規則に基づく点検時であれば、通信部42を介して、上映室Riの通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力を行う処理を実行する。一方、点検禁止機能40bは、通信部41を介して照明制御装置3から上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が消灯したことを示す信号を受信した場合で、その通常光源11が消灯したことが管理されている場合には、上映室Riの通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する処理を実行する。
次に、上記構成の防災照明点検システムの動作について説明する。図2に示すように、点検制御装置4において、上映室Riの非常光源点灯装置2に対する非常灯点検スケジュールの実施時刻になると(S1)、照明制御装置3への点灯確認として(S2)、上映室Riの非常光源点灯装置2と同室の通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したかの問合せ信号が、照明制御装置3に送信される。照明制御装置3において、その問合せ信号が受信されると、その問合せの通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したか消灯したことを示す信号が点検制御装置4に送信(返信)される。
点検制御装置4において、上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が点灯したことを示す信号が受信された場合には(S3でYES)、上映室Riの通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力が行われる。これにより、上映室Riの非常光源点灯装置2の点検部20が点検を行う(S4)。一方、上映室Riの通常光源点灯装置1の通常光源11が消灯したことを示す信号が受信された場合には(S3でNO)、次回の規則に基づく点検時まで、上映室Riの非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力が禁止、つまり延期される(S5)。このような動作は、上記非常灯点検スケジュールに従って、各上映室の非常光源点灯装置2に対して順次実行される。
以上、本実施形態1によれば、2次電池22で非常光源21を点灯(非常点灯)することにより所定の規則に基づく点検が行われるが、通常光源11の消灯時にはその点検が禁止されるため、映画館の上映室に通常光源11とともに設けられる非常光源21が、通常光源11の消灯時の上映中に、点検により点灯することがなくなるので、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
また、所定の規則に基づく点検の開始にあたり、通常光源11が点灯していればその点検が行われる一方、通常光源11が消灯していればその点検が禁止されるので、例えば映画館の上映室において、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
(実施形態2)
本発明による実施形態2の防災照明点検システムは、実施形態1と同様に構成され、映画館の上映室に代えて、例えばホテルの客室に適用されることを特徴とする。
ホテルでは、一般的に各客室の管理をフロントの顧客管理制御装置により行っている。この顧客管理制御装置は、各客室の通常光源11が点灯しているか消灯しているかなどを管理しており、実施形態1の照明制御装置と同様に、点検制御装置4と接続される。つまり、顧客管理制御装置は、実施形態1の照明制御装置3を含んだ構成になっており、その照明制御装置3よりも多くの情報(例えば冷蔵庫から取り出された飲料物の個数情報や、有料チャンネルの視聴記録情報など)を管理しているのである。
以上、本実施形態2によれば、2次電池22で非常光源21を点灯することにより所定の規則に基づく点検が行われるが、通常光源11の消灯時にはその点検が禁止されるため、ホテルの客室に通常光源11とともに設けられる非常光源21が、通常光源11の消灯時の例えば睡眠中に、点検により点灯することがなくなるので、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
(実施形態3)
図3は本発明による実施形態3の防災照明点検システムの構成図である。
本実施形態3の防災照明点検システムは、図3に示すように、停電時に非常光源21の電源となる2次電池22の点検機能を持つ、通常照明および非常照明用のシステムであり、実施形態1と相違する通常光源点灯装置1と、実施形態1と同様の非常光源点灯装置2とを少なくとも一組、例えばホテルの客室Ri(1≦i≦n,nは1以上の整数)に備えているとともに、実施形態1と相違する点検制御装置4を備えている。なお、以下の説明において、各客室を代表するものとしてRiを使用する。
通常光源点灯装置1は、客室Ri内の通常照明用の装置ないしシステムであり、通常光源11と、通信部12とを実施形態1の通常光源点灯装置1と同様に備えているほか、実施形態1のそれとの相違点として、通常光源点灯部10と、カードリーダ13とを備えている。
通常光源点灯部10は、客室Riの壁スイッチなどに対する操作に応じて、通常光源11を少なくとも点灯ないし消灯するものである。また、通常光源点灯部10は、後述のカードリーダ13により通常光源11の点灯を許容されている場合に、操作に応じて通常光源11を少なくとも点灯ないし消灯するとともに、通信部12を介して、通常光源11を点灯ないし消灯したことを示す信号を点検制御装置4に送信するようになっている。
カードリーダ13は、対応するカード(一般にドアの鍵と兼用)の挿入または抜取時に、それぞれ通常光源11の点灯を許容または禁止するとともに、通信部12を介して、通常光源11の点灯を許容または禁止したことを示す信号を点検制御装置4に送信するものである。
点検制御装置4は、各非常光源点灯装置2の制御を行う例えば制御盤であり、通信部42を実施形態1の通常光源点灯装置1と同様に備えているほか、実施形態1のそれとの相違点として、通信部41と、制御部40を備えている。なお、通信部41は、通信線L1を介して各通常光源点灯装置1と通信をするためのものである。また、既述のLANを構築する場合、通信部41,42は、一つのインタフェースにて構成することができる。
制御部40は、例えばマイコンなどにより構成され、主として各非常光源点灯装置2の制御などの処理を実行するものであり、実施形態1の制御部40と相違する点検実行機能40aおよび点検禁止機能40bを有している。
点検実行機能40aは、通信部41を介して客室Riの通常光源点灯装置1から、通常光源11の点灯を許容したことを示す信号および通常光源11を点灯したことを示す信号を受信した場合、または通常光源11の点灯を禁止したことを示す信号を受信した場合には、所定の規則に基づく点検時であれば、通信部42を介して客室Riの非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力を行う処理を実行する。
点検禁止機能40bは、通信部41を介して客室Riの通常光源点灯装置1から、通常光源11の点灯を許容したことを示す信号および通常光源11を消灯したことを示す信号を受信した場合には、客室Riの非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する処理を実行する。
ここで、制御部40は、客室Riの通常光源点灯装置1からの各信号を基に、客室Riの通常光源11の点灯が許容されたか禁止されたかを管理するとともに、客室Riの通常光源11が点灯したか消灯したかを管理する構成になっている。このため、点検実行機能40aは、通常光源11の点灯が許容されたことおよび通常光源11が点灯したことが管理されている場合、または通常光源11の点灯が禁止されたことが管理されている場合には、所定の規則に基づく点検時であれば、通信部42を介して客室Riの非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力を行う処理を実行する。一方、点検禁止機能40bは、通常光源11の点灯が許容されたことおよび通常光源11が消灯されたことが管理されている場合には、上記点検制御信号の出力を禁止する処理を実行する。
次に、上記構成の防災照明点検システムの動作について説明する。点検制御装置4において、客室Riの非常光源点灯装置2に対する非常灯点検スケジュールの実施時刻になると、客室Riの非常光源点灯装置2と同室の通常光源11の点灯が許容されたことおよび通常光源11が点灯したことが管理されている場合、または通常光源11の点灯が禁止されたことが管理されている場合には、客室Riの通常光源点灯装置1と同室の非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力が行われる。これにより、客室Riの非常光源点灯装置2の点検部20が点検を行う。
一方、通常光源11の点灯が許容されたことおよび通常光源11が消灯されたことが管理されている場合には、次回の規則に基づく点検時まで、客室Riの非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力が禁止(延期)される。このような動作は、上記非常灯点検スケジュールに従って、各客室の非常光源点灯装置2に対して順次実行される。
以上、本実施形態3によれば、所定の規則に基づく点検の開始にあたり、通常光源11の点灯が許容されそれが点灯していれば、あるいは通常光源11の点灯が禁止されていれば、その点検が行われる一方、通常光源11の点灯が許容されそれが消灯していれば、その点検が禁止されるので、ホテル客室において、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
なお、実施形態3の変形例として、図4のステップS11〜S15に示すように、点検実行機能40aは、通信部41を介して客室Riの通常光源点灯装置1から、通常光源11の点灯を禁止したことを示す信号を受信した場合(S13で「不在状態」)には、所定の規則に基づく点検時であれば、通信部42を介して客室Riの非常光源点灯装置2に対し点検制御信号の出力を行う一方、点検禁止機能40bは、通信部41を介して客室Riの通常光源点灯装置1から通常光源11の点灯を許容したことを示す信号を受信した場合(S13で「在室状態」)には、客室Riの非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する処理を実行する構成でもよい。この構成によっても、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
(実施形態4)
図5は本発明による実施形態4の防災照明点検システムの動作説明図である。
本実施形態4の防災照明点検システムは、上記実施形態1から3のいずれかとの相違点として、点検禁止機能40bが、非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する場合に、通信部42を介してその旨を示す信号をその非常光源点灯装置2に送信する一方、その非常光源点灯装置2の点検部20は、通信部27を介して点検制御信号の出力を禁止した旨を示す信号を受信した場合に、応急点検を行うことを特徴とする。
具体的には、図5に示すように、上述の規則に基づく点検時の非常光源21の点灯による2次電池22の消費電力と同程度の電力を消費するように予め設定され、同規則に基づく非常光源21の光出力Aよりも低い低光出力Bで、かつ同規則に基づく非常光源21の点灯時間(30分)よりも長い延長点検時間(60分)、スイッチ部26の常閉接点261を開にするとともに非常光源点灯部25により非常光源21を調光させることにより、応急点検が行われる。
以上、本実施形態4によれば、通常光源11の消灯時に、所定の規則に基づく点検が禁止されると、その規則とは異なる応急点検が行われ、所定の規則に基づく点検時よりも低光出力で非常光源21が調光点灯するので、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができるほか、応急点検での非常光源21の調光点灯が、周囲の人への悪影響にならないようにすることが可能である。また、図5の例に限らず、延長点検時間をより長くするほど、応急点検による周囲の人への悪影響をより好適に防止することができる。
(実施形態5)
図6は本発明による実施形態5の防災照明点検システムの構成図である。
本実施形態5の防災照明点検システムは、図6に示すように、上記実施形態1から3のいずれか(図6の例では実施形態1)との相違点として、非常光源21に相当する疑似負荷としての疑似抵抗211を非常光源点灯装置2に備え、点検禁止機能40bが、非常光源点灯装置2への点検制御信号の出力を禁止する場合に、通信部42を介してその旨を示す信号をその非常光源点灯装置2に送信する一方、その非常光源点灯装置2の点検部20が、通信部27を介して点検制御信号の出力を禁止した旨を示す信号を受信した場合に、応急点検を行うことを特徴とする。
具体的には、上述の規則に基づく点検時の非常光源21の点灯による2次電池22の消費電力と同程度の、2次電池22の電力を、疑似抵抗211で消費することにより、応急点検が行われる。例えば、非常光源点灯部25のインバータの出力を非常光源21または疑似抵抗211のいずれかに切り替えるe回路スイッチが、非常光源点灯部25に設けられており、そのe回路スイッチの接点が、上記応急点検の間、インバータの出力を疑似抵抗211に接続するように点検部20により切り替えられるようになっている。
以上、本実施形態5によれば、通常光源11の消灯時に、所定の規則に基づく点検が禁止されると、その規則に基づく点検時と同程度の2次電池22の電力を疑似抵抗211で消費する応急点検が行われるので、所定の規則に基づく点検で非常光源21が2次電池22により非常点灯しても、周囲の人に悪影響が及ばないようにすることができる。
本発明による実施形態1の防災照明点検システムの構成図である。 同防災照明点検システムの概略動作説明図である。 本発明による実施形態3の防災照明点検システムの構成図である。 実施形態3の変形例を示す図である。 本発明による実施形態4の防災照明点検システムの動作説明図である。 本発明による実施形態5の防災照明点検システムの構成図である。
符号の説明
1 通常光源点灯装置
10 通常光源点灯部
11 通常光源
12 通信部
2 非常光源点灯装置
20 点検部
21 非常光源
22 2次電池
23 充電部
24 停電検出部
25 非常光源点灯部
26 スイッチ部
27 通信部
3 照明制御装置
30 制御部
31,32 通信部
4 点検制御装置
40 制御部
40a 点検実行機能
40b 点検禁止機能
41,42 通信部

Claims (5)

  1. 通常照明用の通常光源と同室内に設けられる非常光源と、
    2次電池と、
    外部電源からの電力を用いて前記2次電池を充電する充電手段と、
    前記外部電源の停電を検出する停電検出手段と、
    この停電検出手段により停電が検出された場合に、前記2次電池の電力を用いて前記非常光源を点灯する非常光源点灯手段と、
    前記2次電池の前記外部電源側に介設される常閉接点を持つスイッチ手段と、
    このスイッチ手段の常閉接点を開にするとともに前記非常光源点灯手段により前記非常光源を点灯させることにより、所定の規則に基づく点検を行う点検手段と、
    前記通常光源の消灯時に、前記規則に基づく点検を禁止する点検禁止手段と
    を備えることを特徴とする防災照明点検システム。
  2. 前記通常光源、通常照明制御信号を受信するための通信手段、およびこの通信手段により受信された通常照明制御信号に従って、前記通常光源を少なくとも点灯ないし消灯する通常光源点灯手段により構成される通常光源点灯装置と、
    前記非常光源、前記2次電池、前記充電手段、前記停電検出手段、前記非常光源点灯手段、前記スイッチ手段、前記点検手段、および点検制御信号を受信するための通信手段により構成される非常光源点灯装置と、
    少なくとも一つの通信手段および制御手段により構成される照明制御装置と、
    前記点検禁止手段、点検実行手段および少なくとも一つの通信手段により構成される点検制御装置とを備え、
    前記点検手段は、前記非常光源点灯装置の通信手段を介して受信された点検制御信号に従って前記点検を行い、
    前記照明制御装置の制御手段は、前記照明制御装置の通信手段を介して、前記通常光源点灯装置に前記通常照明制御信号を送信するとともに、前記通常光源が点灯または消灯したことを示す信号を前記点検制御装置に送信し、
    前記点検実行手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記照明制御装置から前記通常光源が点灯したことを示す信号を受信した場合には、前記規則に基づく点検時であれば、前記点検制御装置の通信手段を介して、前記非常光源点灯装置に対し前記点検制御信号の出力を行い、
    前記点検禁止手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記照明制御装置から前記通常光源が消灯したことを示す信号を受信した場合には、前記非常光源点灯装置への前記点検制御信号の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1記載の防災照明点検システム。
  3. 前記通常光源、通信手段、カードリーダ、および操作に応じて前記通常光源を少なくとも点灯ないし消灯する通常光源点灯手段により構成される通常光源点灯装置と、
    前記非常光源、前記2次電池、前記充電手段、前記停電検出手段、前記非常光源点灯手段、前記スイッチ手段、前記点検手段、および点検制御信号を受信するための通信手段により構成される非常光源点灯装置と、
    前記点検禁止手段、点検実行手段および少なくとも一つの通信手段により構成される点検制御装置とを備え、
    前記カードリーダは、対応するカードの挿入または抜取時に、それぞれ前記通常光源の点灯を許容または禁止するとともに、前記通常光源点灯装置の通信手段を介して、前記通常光源の点灯を許容または禁止したことを示す信号を前記点検制御装置に送信し、
    前記通常光源点灯手段は、前記カードリーダにより前記通常光源の点灯を許容されている場合に、操作に応じて前記通常光源を少なくとも点灯ないし消灯するとともに、前記通常光源点灯装置の通信手段を介して、前記通常光源を点灯ないし消灯したことを示す信号を前記点検制御装置に送信し、
    前記点検手段は、前記非常光源点灯装置の通信手段を介して受信された点検制御信号に従って前記点検を行い、
    前記点検実行手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記通常光源点灯装置から、前記通常光源の点灯を許容したことを示す信号および前記通常光源を点灯したことを示す信号を受信した場合または前記通常光源の点灯を禁止したことを示す信号を受信した場合には、前記規則に基づく点検時であれば、前記点検制御装置の通信手段を介して、前記非常光源点灯装置に対し前記点検制御信号の出力を行い、
    前記点検禁止手段は、前記点検制御装置の通信手段を介して前記通常光源点灯装置から前記通常光源の点灯を許容したことを示す信号および前記通常光源を消灯したことを示す信号を受信した場合には、前記非常光源点灯装置への前記点検制御信号の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1記載の防災照明点検システム。
  4. 前記点検手段は、前記点検禁止手段が前記規則に基づく点検を禁止した場合には、前記規則に基づく点検時の前記非常光源の点灯による前記2次電池の消費電力と同程度の電力を消費するように予め設定され、前記規則に基づく前記非常光源の光出力よりも低い低光出力で、かつ前記規則に基づく前記非常光源の点灯時間よりも長い延長点検時間、前記スイッチ手段の常閉接点を開にするとともに前記非常光源点灯手段により前記非常光源を調光させることにより、応急点検を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の防災照明点検システム。
  5. 前記非常光源に相当する疑似抵抗を備え、
    前記点検手段は、前記点検禁止手段が前記規則に基づく点検を禁止した場合には、前記規則に基づく点検時の前記非常光源の点灯による前記2次電池の消費電力と同程度の、前記2次電池の電力を、前記疑似抵抗で消費することにより、応急点検を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の防災照明点検システム。
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