JP6733083B2 - 化粧料容器及び化粧料容器の製造方法 - Google Patents

化粧料容器及び化粧料容器の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、化粧料容器及び化粧料容器の製造方法に関する。
従来、シート状の基材を立体成形し、この立体成形物の表面に化粧料を保持させるようにした化粧料保持体が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような化粧料保持体を用いて化粧を施す場合には、化粧料保持体に保持した化粧料を例えばパフ等へ付着させ肌等に塗布するのが一般的である。
WO2012/157643
ここで、特許文献1に記載の化粧料保持体にあっては、携行の際や使用時以外の際に、被塗布部以外のものと接触して化粧料が付着し汚してしまうことから、専用容器に収容することが望まれている。しかしながら、化粧料保持体を単に容器に収容しただけでは、使用者が容器内の化粧料保持体から化粧料を例えばパフ等の塗布体へ付着させる際に、化粧料保持体が動いてしまい化粧料を取り難いという問題がある。一方、化粧料保持体が容器内で動かないように当該化粧料保持体を使用者が手で持つと、化粧料が手に付着し汚れてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、立体形状に形成され表面に化粧料が付着した化粧料保持部を容器内に収容して成る化粧料容器であって、使用者の手を汚さずに化粧料を容易に塗布体へ付着させることができる化粧料容器及び化粧料容器の製造方法を提供することを目的としている。
本発明による化粧料容器は、立体形状に形成され表面に化粧料が付着する化粧料保持部を備えた化粧料容器であって、化粧料保持部を収容する有底筒状の容器と、容器の底部に設けられ容器内外を連通する孔と、化粧料保持部から延出し、その下端部が孔に進入した状態で底部に回動不能に装着された軸体と、を備え、軸体の下端面は、底部の外面と面一又は孔内に位置していることを特徴としている
このような化粧料容器によれば、立体形状に形成され表面に化粧料が付着した化粧料保持部が、有底筒状の容器に収容され、化粧料保持部から延出する軸体が、容器底部に設けられ容器内外を連通する孔に進入し、その下端面が底部の外面と面一又は孔内に位置した状態で、軸体が底部に回動不能に装着される構成のため、使用者が化粧料保持部を持つことなく手を汚さずに、容器内で動かない化粧料保持部の化粧料を容易に塗布体へ付着させることができる。また、上記構成を有しているため、製造するにあたって、軸体を長尺な長尺軸体として当該長尺軸体を把持し容器底部の孔に進入させ、長尺軸体において孔を通り底部外に突出する部分を把持して引っ張り、長尺軸体において孔内に位置する部分を底部に装着し、軸体の下端面が、底部の外面と面一又は孔内に位置するように、長尺軸体を途中部分で切り取り長尺軸体を上記軸体とする手順で製造することができる。従って、製造時にあって化粧料保持部に触れずに化粧料の剥がれを防止しつつ、上記構成の化粧料容器を簡易に製造できる。
ここで、軸体の下端面が、当該下端面より上方で孔内に位置する装着軸部より細い構成であるのが好ましい。このような構成を採用した場合、製造するにあたって、細い部分を境として軸体を容易に切り取ることができる。
また、軸体の下端面は、外方へ露出していても良い。このような構成を採用した場合、製造するにあたって、軸体切り取り後の孔埋め工程が不要となり、一層簡易に製造できる。
また、軸体の下端面を、底部の外面側から見えないようにする遮蔽部を有していても良い。このような構成を採用した場合、遮蔽部により、軸体及び孔が外部から見えなくなり、見映えを良くすることができる。
また、孔及び軸体の断面は非円形であると、軸体が底部に対して確実に回動しないように装着することができる。
また、化粧料保持部を上下から挟み軸体に装着する上部挟持部及び下部挟持部を有していると、軸体が化粧料保持部から延出する構成を、簡易に構成できる。
また、本発明による化粧料容器の製造方法は、上記化粧料容器を製造する方法であって、軸体は長尺を成しこの長尺軸体を把持し底部の孔に進入させる工程と、長尺軸体において孔を通り底部外に突出する部分を把持して引っ張り、長尺軸体において孔内に位置する部分を底部に装着する工程と、軸体の下端面が、底部の外面と面一又は孔内に位置するように、長尺軸体を途中部分で切り取り長尺軸体を軸体とする工程と、を含むことを特徴としている。
このような化粧料容器の製造方法によれば、製造時にあって化粧料保持部に触れずに化粧料の剥がれを防止しつつ、上記構成の化粧料容器を簡易に製造できる。
ここで、長尺軸体の途中に設けられた細い部分を境に切り取るようにすれば、切り取りを容易に行うことができる。
このように本発明によれば、使用者の手を汚さずに化粧料を容易に塗布体へ付着させることができ、加えて、製造時にあって化粧料保持部に触れずに化粧料の剥がれを防止しつつ、簡易に製造できる化粧料容器及び化粧料容器の製造方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る化粧料容器を示す縦断面図である。 図1中の容器及びキャップを示す破断斜視図である。 図1及び図2中の容器を示す縦断面図である。 図1中の化粧料保持部及び軸体が容器に装着される前の状態を示し、軸体の原形が長尺軸体であることを示す正面図である。 図4の分解斜視図である。 図5中の長尺軸体を拡大して示す斜視図である。 図1に示す化粧料容器の製造方法を説明するための図である。 図7に続く製造方法を説明するための図である。 図8に続く製造方法を説明するための図である。 図9に続く製造方法を説明するための図である。 図10に続く製造方法を説明するための図である。 図7〜図11の製造方法により長尺軸体が軸体に短尺化した様子を示す図である。
以下、本発明による化粧料容器及び化粧料容器の製造方法の好適な実施形態について図1〜図12を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る化粧料容器を示す縦断面図、図2は、容器及びキャップを示す破断斜視図、図3は、容器を示す縦断面図、図4は、化粧料保持部及び軸体が容器に装着される前の状態を示し軸体の原形が長尺軸体であることを示す正面図、図5は、図4の分解斜視図、図6は、図5中の長尺軸体を拡大して示す斜視図、図7〜図11は、化粧料容器の製造方法を説明するための図、図12は、図7〜図11の製造方法により長尺軸体が軸体に短尺化した様子を示す図であり、各図において、同一の要素には同一の符号を付してある。
本実施形態の化粧料容器は、容器内に装飾性に富む立体形状物を収容し、使用者が、立体形状物の表面に付着する化粧料を適宜化粧に使用することができるものである。
図1に示すように、化粧料容器100は、立体形状物であり表面に化粧料が付着した化粧料保持部1と、化粧料保持部1を収容する容器2と、容器2の蓋となるキャップ3と、化粧料保持部1から延出し容器2に装着される軸体4と、軸体4に化粧料保持部1を装着するための装着部5と、を備える。
容器2は、後述の軸体ホルダ部2dを除く全体が紙より形成され、図1〜図3に示すように、中央に凸部を有する円板状の底部2aと、底部2aの外周部から立設する円筒状の筒部2bと、を備えた有底円筒状に構成される。
底部2aは、円板状の基部2cと、基部2cの中央部に立設された軸体ホルダ部2dと、を備え、基部2cは、中央に、軸体ホルダ部2dを取り付けるための貫通孔2eを有する。
軸体ホルダ部2dは、例えばPP等の樹脂より形成され、円筒状に構成された軸部2fの軸線方向略中央部に、円板状の鍔部2gを形成したものである。
鍔部2gは、基部2cに取り付けるための部分であり、外周部に上方に円環状に突出する凸部2hを有すると共に、軸部2fから放射状に延び凸部2hに連結される補強用のリブ2iを上面に有する。軸部2fの鍔部2gより下の下部2jは、基部2cの貫通孔2eに嵌合する部分である。軸部2fを貫通する筒孔2kは、軸体4を進入させるためのものであり、6角形状に構成される。孔2kの上部は、軸体4の後述の下部ストッパ4dが進入し得るように拡径され、この拡径部より多少下方位置に、軸体4を嵌合するための嵌合凹部2mが、6角形状の各面に周方向に連続するように環状に形成される。
そして、軸体ホルダ部2dは、鍔部2gより下の下部2jが、基部2cの貫通孔2eに挿入された状態で、鍔部2gの底面が、基部2cに対して例えば両面テープや接着剤等により固定される。軸体ホルダ部2dの下部2jの下端面は、基部2cの外面(底面)と面一となっている。
ここで、敢えて、底部2aに内外を連通する孔2kを設けているのは、詳しくは後述するが、軸体4の原形である長尺軸体10(図6参照)を通すことにより、図1の化粧料容器100を簡易に製造するためである。
円筒状の筒部2bは、その上部の外周面が、円環状の段差面2nを介して、下部の外周面より小径とされた突出部2pを備える。突出部2pは、キャップ3を嵌合するためのものである。
キャップ3は、紙より形成され、図1及び図2に示すように、有底円筒状に構成され、開放端側の端部が、容器2の筒部2bの突出部2pに嵌合する嵌合部とされる。
そして、キャップ3を把持し当該キャップ3を容器2の突出部2pに対して適度な力で押し込み(外挿し)、キャップ3の下端面が、筒部2bの段差面2nに突き当たることで、キャップ3が容器2に装着され、一方、キャップ3を容器2から適度な力で引っ張ることで、キャップ3が容器2から取り外される。
なお、ここでは、容器2及びキャップ3を有底円筒状としているが、有底角筒状としても良い。また、ここでは、軸体ホルダ部2dを除く容器2及びキャップ3を、種々の大きさに簡易に対応すべく、金型不要な紙製としているが、例えば、樹脂、ガラス、ゴム等より成形するようにしても良く、金型を用いるようにすれば、容器2の基部2c及び軸体ホルダ部2d並びに筒部2bを一体成形できる。
図1に示すように、化粧料保持部1は、立体形状に形成され表面に化粧料が付着したものである。化粧料保持部1は、ここでは、図5に示すように、複数枚の花びら(花弁)1aを有する例えば薔薇等の花(花冠)形状の造花であり、複数(ここでは4枚)が軸線方向に重ねられ、その表面に化粧料を付着して成る。なお、ここでは、特に好ましいとして、複数の造花1の形状が異なっているが、全部同じ形状であっても良く、また、造花1は1個であっても良い。そして、造花1の中央には、軸体4を通すための貫通孔1bが設けられる。
次に、図1に示す軸体4を説明するが、当該軸体4は、容器2に装着される前の原形が、図6に示す長尺軸体10であり、説明理解の容易性を考慮して、図6も参照しながら説明する。ここで、軸体4は、例えばPP等の樹脂より形成され、従って、原形となる長尺軸体10も樹脂製である。図1及び図6に示すように、軸体4は、短尺な軸形状を呈し、軸体4の上部に連設された大径の頭部が、装着部5の一方を構成する上部挟持部5aとされる。この上部挟持部5aは、軸体4と一体成形され樹脂より成る。
軸体4は、その断面形状が、底部2aの軸体ホルダ部2dの孔2kと同様に6角形状に構成される。軸体4は、上部挟持部5aより下方へ延出し造花1を取り付けるための取付軸部4aと、取付軸部4aから下方へ延出し軸体ホルダ部2dに装着するための装着軸部4bと、備える。
6角形状を成す取付軸部4aの外周面の一部の面(ここでは対向する2面)の上部には、凸状の上部ストッパ4cが設けられると共に、取付軸部4aの外周面の一部の面の下部には、凸状の下部ストッパ4dが設けられる。
装着軸部4bは、取付軸部4aより相似形で多少小さくされ、6角形状を成す外周面の各面には、軸体ホルダ部2dの嵌合凹部2mに嵌合するための嵌合凸部4eがそれぞれ設けられる。
また、本実施形態では、図1に示すように、装着部5の他方を構成し、上部挟持部5aと協働して造花1を軸体4に装着するための下部挟持部5bを備える。下部挟持部5bは、例えばPP等の樹脂より形成されて皿状に構成され、中央に、軸体4が通される断面6角形状の貫通孔5cが設けられる(図5参照)。
そして、軸体4が、軸線方向に重ねられた複数の造花1の貫通孔1b及び下部挟持部5bの貫通孔5cに通された状態で(図5参照)、複数の造花1が、上部挟持部5aと下部挟持部5bとの間に挟持されている。具体的には、下部挟持部5bは、軸体4の下部ストッパ4d(図6参照)を上方へ乗り越えた位置で、軸体4に緩い嵌合で取り付けられると共に、下部ストッパ4dにより下方へ離脱しない状態にされ、この状態で、複数の造花1が軸体4に装着された状態となっている。なお、上部ストッパ4cは、複数の造花1及び下部挟持部5bが上方へ行き過ぎ造花1の形状が崩れてしまうのを防止するためのものである。
このように造花1を装着した軸体4は、底部2aの軸体ホルダ部2dの孔2kに内挿されると共に、下部挟持部5bの下端面が、軸体ホルダ部2dの軸部2fの上端面に当接した状態で、軸体4の装着軸部4bの嵌合凸部4eが、軸体ホルダ部2dの嵌合凹部2mに嵌合することにより、底部2aに装着されている。ここで、孔2k及び軸体4(装着軸部4b)は6角形状のため、軸体4は確実に回動しないように装着される。
この状態で、軸体4は、その下端面4fが、孔2k内に位置し、孔2kを通して外方へ露出した状態となっている。そして、軸体4の下端面4fは、当該下端面4fより上方で孔2k内に位置する部分、すなわち、軸体4の装着軸部4bより細い(小さい;小径の)構成となっている。このように細い構成となっているのは、詳しくは後述するが、化粧料容器100の製造時にあって、図4に示す長尺軸体10の細い部分(以下単に細部と呼ぶ)10aを境に切り取り、切り取り痕として残っているからである。
なお、ここでは、軸体4の下端面4fは、孔2k内に位置しているが、底部2aの外面と面一であっても良い。
因みに、ここでは、軸体4が嵌合により軸体ホルダ部2dに装着されているが、軸体4の孔2k内に位置する部分が、例えば接着等により、軸体ホルダ部2dに装着されていても良い。
このように構成された図1に示す化粧料容器100を用いて化粧を施す場合には、キャップ3を外し、例えばパフやブラシ等の塗布体を用い、造花1の化粧料を塗布体に付着させ、肌等に塗布すれば良い。
次に、造花1の製造方法について、図5を参照しながら説明する。ここでは、造花1は、例えばポリエステル等の樹脂繊維で成形された織物や布等のシートを、プレスすることにより形成され、ここでは、複数枚の花びら1aを有しているように形成される。具体的には、上記シートを加熱し金型によるプレス加工を行うことにより造花1が形成される。この状態で、造花1には、未だ化粧料は付着していない。
次に、このような造花1を軸体4に装着する方法について説明する。軸体4は、容器2に装着される前は、前述したように、図6に示す長尺軸体10となっている。この長尺軸体10は、軸体4の下端に、前述した細部10aを介して、さらに下方に延びる延出部10bを備えるものである。延出部10bは、細部10aから下方へ延出し、軸体4の装着軸部4bと同様な断面6角形状の第1の延出部10cと、この第1の延出部10cからさらに下方へ延出する長尺な円柱状の第2の延出部10dと、を有する。この円柱状の第2の延出部10dの大きさは、底部2aの孔2kを容易に通り得る大きさ(外径)となっている。
そして、図5に示すように、長尺軸体10の延出部10b及び軸体4が、上記複数の造花1の貫通孔1b及び下部挟持部5bの貫通孔5cを通るように、造花1、下部挟持部5bが重ねられていき、下部挟持部5bが下部ストッパ4dを乗り越えることにより、これら複数の造花1及び下部挟持部5bが長尺軸体10に装着される(図4参照)。その後、花びら1aの細かい形状等は、手仕上げにより形成される。
そして、このように重ねられた造花1に化粧料が付着される。化粧料は、例えば、粉体や、ジェル状や、クリーム状や、オイル状等の化粧料であり、フェイスパウダー、ボディパウダー、チークカラー、アイカラー、リップカラー等として使用できるものである。
化粧料を造花1に付着させる方法としては、具体的には、図4に示す長尺軸体10の延出部10bを把持し逆さにした状態で造花1をスラリー状の化粧料へ浸漬させて付着させる方法や、造花1の周囲からスプレーで化粧料を噴霧し付着させる方法等、種々の方法を採用できる。
そして、このようにして化粧料が付着した複数の造花1が得られる。
次に、図7〜図11を参照しながら、造花1から延出する軸体4を容器2に装着する方法について説明する。
先ず、図7に示すように、長尺軸体10の延出部10bを把持し、図8に示すように、長尺軸体10の第2の延出部10dの下端部が、底部2aの軸体ホルダ部2dの孔2kに合うようにして、第2の延出部10dの下端部を、孔2k内に上方から進入させる。
このとき、長尺軸体10の第2の延出部10dは小径の円柱状であり、孔2kの6角形状に比して周方向の合わせが必要ないため、容易に孔2kへ挿入できる。そして、長尺軸体10の把持を解除する。すると、図9に示すように、長尺な円柱状の第2の延出部10dが孔2kを通って底部2a(基部2c)外へ突出し、長尺軸体10の第2の延出部10dより大きい第1の延出部10c(図6参照)の下端面の外周縁部が孔2kの上部に接触した状態となる。
この状態で、長尺軸体10の第2の延出部10dのうちの底部2a外へ突出している部分である第2の延出部10dを把持し、周方向に多少回すことで、6角形状の孔2kと6角形状の第1の延出部10cを容易に合わせることができる。そして、6角形状の孔2kに6角形状の第1の延出部10cが合ったら、図10に示すように、下方へ引っ張る。
すると、下部挟持部5bの下端面が、軸体ホルダ部2d(軸部2f)の上端面に当接し、軸体4の嵌合凸部4eが、軸体ホルダ部2dの嵌合凹部2mに嵌合して、軸体4が軸体ホルダ部2dに装着されると共に、長尺軸体10の細部10aが、孔2k内に位置した状態となる。
次いで、長尺軸体10の底部2a外へ突出している部分である第2の延出部10dに対して力を加え、図11に示すように、軸体4が残るように切り取る。具体的には、図10に示す状態で、長尺軸体10の底部2a外へ突出している第2の延出部10dに水平方向(横方向)に力を加え、細部10aを境にし折るようにして切り取るか、若しくは、軸線方向に力を加え、引っ張ることで細部10aを境にし切り取る。
この切り取りにより、図12に示すように、長尺軸体10が軸体4に短尺化され、軸体4の下端面4fは、孔2k内に位置し長尺軸体10の細部10aを境に切り取った痕として残る。
なお、長尺軸体10を引張力で切り取り取った場合、細部10a全体が、軸体4の下端面と面一になるように、綺麗に切り取られたり、または、軸体4の下端面がえぐられることもあるため、軸体4の下端面は、必ずしも、孔2k内に位置する装着軸部4bより細くなるとは限らない。
因みに、軸体4を軸体ホルダ部2d(底部2a)に接着する場合には、予め、孔2kを形成する内周面や、軸体4の孔2k内に位置することになる部分に接着剤を塗布し、軸体4を孔に通せば良い。
このような化粧料容器100の製造方法によれば、長尺軸体10を把持し底部2aの孔2kに進入させる工程と、長尺軸体10において孔2kを通り底部2a外に突出する部分である延出部10bを把持して引っ張り、長尺軸体10において孔2k内に位置する部分である装着軸部4bを底部2aに装着する工程と、長尺軸体10の下端面が、底部2aの外面と面一又は孔2k内に位置するように、長尺軸体10を途中部分で切り取り長尺軸体10を短尺な軸体4とする工程と、を含むため、製造時にあって、化粧料が付着した造花1に触れずに化粧料の剥がれを防止しつつ、図1に示す化粧料容器100を簡易に製造できる。
また、長尺軸体10の途中に設けられた細部10aを境に切り取るようにしているため、切り取りを容易に行うことができる。
そして、このようにして得られた図1に示す化粧料容器100によれば、立体形状に形成され表面に化粧料が付着した造花1が、有底筒状の容器2に収容され、造花1から延出する軸体4が、容器底部2aに設けられ容器内外を連通する孔2kに進入し、その下端面4fが底部2aの外面と面一又は孔内に位置した状態で、軸体4が底部2aに装着される構成のため、使用者が、化粧料が付着した造花1を持つことなく手を汚さずに、容器内で動かない造花1の化粧料を容易に塗布体へ付着させることができる。また、このような構成を有しているため、上記製造方法を採用でき、簡易に製造できることになる。
また、本実施形態の化粧料容器100によれば、軸体4の下端面4fが、当該下端面4fより上方で孔2k内に位置する装着軸部4bより細い構成のため、上述したように、製造するにあたって、細部10aを境として容易に切り取ることができる。
また、軸体4の下端面4fは、外方へ露出した状態のため、製造するにあたって、軸体切り取り後の孔2kを埋める工程が不要となり、一層簡易に製造できる。
また、孔2k及び軸体4(装着軸部4b)の断面は6角形状であるため、軸体4が底部2aに対して確実に回動しないように装着することができる。なお、孔2k及び軸体4は6角形状に限定されるものではなく、非円形とすれば、同様な作用・効果を奏する。
また、造花1を上下から挟み軸体4に装着する上部挟持部5a及び下部挟持部5bを有しているため、軸体4が造花1から延出する構成を、簡易に構成できる。
因みに、軸体4の下端面4fを底部2aの外面側から見えないようにする遮蔽部を設け、このような遮蔽部により、軸体4及び孔2kが外部から見えなくし見映えを良くするようにしても良い。このような遮蔽部としては、孔2kを埋める充填材や底部2aの外面に貼着されるシールを採用できる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、造花1を上部挟持部5aと下部挟持部5bとの間に挟持し軸体4に装着するようにしているが、接着等の他の方法により軸体に装着するようにして良く、要は、軸体は、造花1から延出する構成であれば良い。
また、上記実施形態においては、特に好ましいとして、造花1を化粧料保持部としているが、造花以外でも良く、例えば、動植物とすることもできる。また、化粧料保持部を簡単な形状とした場合には、化粧料保持部と軸体とを一体成形することもできる。
1…造花(化粧料保持部)、2…容器、2a…底部、2k…孔、4…軸体、4b…装着軸部、4f…軸体の下端面、5a…上部挟持部、5b…下部挟持部、10…長尺軸体、10a…細部、10b…延出部、100…化粧料容器。

Claims (8)

  1. 立体形状に形成され表面に化粧料が付着する化粧料保持部を備えた化粧料容器であって、
    前記化粧料保持部を収容する有底筒状の容器と、
    前記容器の底部に設けられ容器内外を連通する孔と、
    前記化粧料保持部から延出し、その下端部が前記孔に進入した状態で前記底部に回動不能に装着された軸体と、を備え、
    前記軸体の下端面は、前記底部の外面と面一又は前記孔内に位置していることを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記軸体の前記下端面は、当該下端面より上方で前記孔内に位置する装着軸部より細いことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
  3. 前記軸体の前記下端面は、外方へ露出していることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料容器。
  4. 前記軸体の前記下端面を、前記底部の外面側から見えないようにする遮蔽部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料容器。
  5. 前記孔及び前記軸体の断面は非円形であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の化粧料容器。
  6. 前記化粧料保持部を上下から挟み前記軸体に装着する上部挟持部及び下部挟持部を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の化粧料容器。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の化粧料容器を製造する方法であって、
    前記軸体は長尺を成しこの長尺軸体を把持し前記底部の前記孔に進入させる工程と、
    前記長尺軸体において前記孔を通り底部外に突出する部分を把持して引っ張り、前記長尺軸体において前記孔内に位置する部分を前記底部に装着する工程と、
    記軸体の下端面が、前記底部の外面と面一又は前記孔内に位置するように、前記長尺軸体を途中部分で切り取り前記長尺軸体を前記軸体とする工程と、を含むことを特徴とする化粧料容器の製造方法。
  8. 前記長尺軸体の途中に設けられた細い部分を境に切り取ることを特徴とする請求項7記載の化粧料容器の製造方法。
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