JP6730241B2 - スキンケア方法 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、多量の閉塞物質を配合することなく、良好な使用感で、角層へ水分を十分量供給できるスキンケア方法を提供することにある。
化粧料(A):
(A−1)IOB値が1.5〜2の水溶性溶媒、
(A−2)HLBが12以上のポリオキシエチレン変性シリコーン及び
(A−3)水を含有し、
成分(A−1)に対する成分(A−2)の含有比〔(A−2)/(A−1)〕が、0.001〜0.08であり、25℃における粘度が200〜10000mPa・sである化粧料。
化粧料(B):
(B−1)HLBが12〜16.5の非イオン性界面活性剤、
(B−2)2、3又は4価のアルコール及び
(B−3)水を含有し、
成分(B−3)の化粧料(B)中の含有量が65〜98.95質量%であり、25℃における粘度が0.0001〜100mPa・sである化粧料。
本発明で用いる化粧料(A)は、(A−1)IOB値が1.5〜2の水溶性溶媒、(A−2)HLBが12以上のポリオキシエチレン変性シリコーン及び(A−3)水を含有し、成分(A−1)に対する成分(A−2)の含有比〔(A−2)/(A−1)〕が、0.003〜0.08のものである。
ここで、IOB値は、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。
具体的には、IOB値=無機性値/有機性値として表される。「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、同水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子又は官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、甲田善生著、「有機概念図−基礎と応用−」p11〜17、三共出版、1984年発行参照)。
ここで、HLB(親水性−親油性のバランス〈Hydrophilic-Lypophilic Balance〉)は、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、非イオン性界面活性剤については、グリフィン(Griffin)の式により求められるものである。
2種以上の非イオン性界面活性剤から構成される混合界面活性剤のHLBは、次式のように、各非イオン性界面活性剤のHLB値をその配合比率に基づいて相加算平均したものである。
HLB=Σ(HLBx×Wx)/ΣWx
HLBxは、非イオン性界面活性剤XのHLB値を示す。
Wxは、HLBxの値を有する非イオン性界面活性剤Xの質量(g)を示す。
で表わされるポリオキシエチレンメチルポリシロキサンが挙げられる。
成分(A−2)の市販品としては、KF−6011、KF−6043(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。
かかる非イオン性界面活性剤としては、角層水分量を増加させる観点から、好ましくは、HLBが10〜20であり、12〜18がより好ましく、13〜17がさらに好ましい。ここで、HLBは、前記成分(A−2)と同様である。
具体的には、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げられ、エチルアルコールが好ましい。
具体的には、α−オレフィンオリゴマー、軽質流動イソパラフィン、軽質流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、重質流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素;トリオクタン酸グリセリル、アボカド油、オリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、サフラワー油、ダイズ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマシ油、綿実油、ミンク油等のトリグリセリド;オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸;セバシン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ジオレイン酸プロピレングリコール、オレイン酸イソデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル等のエステル油;2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等の分岐又は不飽和の高級アルコール;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、トリス(トリメチルシロキシ)メチルシラン等のシリコーン油などを挙げることができる。これらの油剤は1種又は2種以上を用いることができる。
なお、本発明において、粘度は、B型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VM−10A(芝浦セムテック社製)))、ローターNo.4、回転数12rpmで30秒測定し、10,000mPa・s未満の場合、ローターNo.3、回転数12rpmで30秒、2,500mPa・s未満の場合、ローターNo.2、回転数12rpmで30秒、500mPa・s未満の場合、ローターNo.1、回転数12rpmで30秒にて測定する。
本発明で用いる化粧料(B)は、(B−1)HLBが12〜16.5の非イオン性界面活性剤、(B−2)2、3又は4価のアルコール及び(B−3)水を含有し、成分(B−3)の化粧料(B)中の含有量が65〜98.95質量%のものである。
ここで、HLBは、前記成分(A−2)と同様であり、2種以上用いる場合には、相加平均により求める混合HLBが、12〜16.5である。
EO付加モル数が15〜120のPOE付加型非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。これらのEO付加モル数は、20〜80が好ましい。また、脂肪酸部分及びアルキル部分の炭素数は8〜24が好ましい。
より具体的には、POE(20)硬化ヒマシ油、POE(30)硬化ヒマシ油、POE(40)硬化ヒマシ油、POE(60)硬化ヒマシ油、POE(80)硬化ヒマシ油、POE(100)硬化ヒマシ油、POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80、ステアリン酸PEG−15グリセリル、オレイン酸PEG−15グリセリル等を使用することができる。これらのうち、刺激感、べたつきを抑える観点から、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、POE(60)硬化ヒマシ油がより好ましい。
より具体的には、ショ糖ジオレイン酸エステル、ショ糖ジステアリン酸エステル、ショ糖ジパルミチン酸エステル、ショ糖ジミリスチン酸エステル、ショ糖ジラウリン酸エステル、ショ糖モノオレイン酸エステル、ショ糖モノステアリン酸エステル、ショ糖モノパルミチン酸エステル、ショ糖モノミリスチン酸エステル、ショ糖モノラウリン酸エステル等が挙げられ、これらを含有するヤシ油脂肪酸ショ糖エステル、パーム核脂肪酸ショ糖エステルも挙げられる。これらのうち、刺激感、べたつきを抑える観点から、ショ糖モノオレイン酸エステル、ショ糖モノステアリン酸エステル、ショ糖モノパルミチン酸エステル、ショ糖モノミリスチン酸エステル、ショ糖モノラウリン酸エステル、ヤシ油脂肪酸ショ糖エステルがより好ましい。
具体的には、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、1,3‐ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ジエチレングリコール、エチレングリコール、トリエチレングルコール、ポリプロピレングリコール、ポリグリセリン、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ヘキシレングリコール等が挙げられる。これらのうち、しっとり感、角層水分量を増加させる観点から、2又は3価アルコールが好ましく、2価アルコールがより好ましく、ジプロピレングリコールを含むことがさらに好ましい。特に成分(B−2)中にIOB値が1.5〜2の2、3又は4価アルコールを含むことが好ましく、成分(B−2)中にIOB値が1.5〜2の2、3又は4価アルコールを30質量%以上含むことが好ましく、50質量%以上含むことがより好ましく、80質量%以上含むことがさらに好ましい。
糖アルコールとしては、例えば、グルコース、マルトース、キシリトール、ラクチトール、パラニチット、ソルビトール、マルチトール、マンニトール、エリスリトール、トレハロース、グルコシルトレハロース、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド等が挙げられる。これらのうち、角層水分量を増加させる観点から、ソルビトールが好ましい。
水溶性高分子としては、化粧料(A)の成分(A−4)と同様のものを用いることができる。
具体的には、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げられ、エチルアルコールが好ましい。
なお、粘度は、化粧料(A)と同様にして測定される。
本発明において、べたつき、刺激感を抑え、角層水分量を増加させる観点から、化粧料(A)の25℃における粘度が、化粧料(B)の粘度より高いのが好ましい。
化粧料(A)、(B)は、前記成分のほか、目的に応じて本発明の効果を損なわない範囲内で、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、成分(A−2)、(A−5)、(B−1)以外の界面活性剤、植物エキス、ビタミン類、酸化防止剤、防菌防腐剤、消炎剤、血行促進剤、昆虫忌避剤、塩類、キレート剤、中和剤、pH調整剤、香料等を含有することができる。なお、これら各剤は、各剤としての用途に限られず、目的に応じて他の用途にも用いられる。
成分(A−2)、(A−5)、(B−1)以外の界面活性剤として、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられるが、刺激感、べたつき、きしみ感を抑制し、しっとり感、角層水分量を向上させる観点から、それぞれの化粧料(A)、化粧料(B)中に1質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以下であることがより好ましく、0.1質量%以下であることがさらに好ましく、実質的に含有しないことがさらに好ましい。
化粧料(A)及び化粧料(B)は、所定の成分を適宜混合することによって製造することができ、混合する順序によらず、全成分を均一に混合・分散することにより製造することができる。
本発明のスキンケア方法においては、化粧料(A)を皮膚へ適用した後に、続けて化粧料(B)を皮膚へ適用する。本発明のスキンケア方法としては、以下の工程1〜4を有することが好ましい。
工程1:化粧料(A)を皮膚に塗布する工程。
工程2:化粧料(A)を皮膚になじませる工程。
工程3:化粧料(B)を、化粧料(A)を塗布してなじませた部位の皮膚に塗布する工程。
工程4:化粧料(B)を皮膚になじませる工程。
工程0:皮膚を洗浄する工程。
工程1:化粧料(A)を皮膚に塗布する工程。
工程2:化粧料(A)を皮膚になじませる工程。
工程3:化粧料(B)を、化粧料(A)を塗布してなじませた部位に皮膚に塗布する工程。
工程4:化粧料(B)を皮膚になじませる工程。
本発明の化粧料キットは、化粧料(A)及び(B)を含み、化粧料(A)を皮膚に適用した後に化粧料(B)を皮膚に適用するための化粧キットである。
本発明において、化粧料の使用量は特に制限されず、適用部位により、適宜変更することができる。角層への水分浸透効果を高め、角層水分量を効果的に増加させる観点から、1回の使用において、化粧料(A)は皮膚上に0.5〜2μL/cm2の量で塗布することが好ましく、0.8〜1.5μL/cm2の量で塗布することがより好ましい。化粧料(B)は皮膚上に4〜10μL/cm2の量で塗布することが好ましく、5〜9μL/cm2の量で塗布することがより好ましい。特に、顔に使用する場合、化粧料(A)を皮膚上に1〜1.3μL/cm2の量、化粧料(B)は皮膚上に6〜8μL/cm2の量で塗布することが好ましい。
表1、2に示す処方の化粧料(A)(化粧料(A)−1〜10、比較化粧料(A)−1〜11)、表3に示す化粧料(B)(化粧料(B)−1〜7、比較化粧料(B)−1〜5)、表4に示す処方の比較化粧料1、2を調製し、表5、6に示す使用順で皮膚に使用した。また、以下の試験方法及び基準に従って各種評価を行った。この結果を表5、6に合わせて示す。
全成分を25℃で混合し、攪拌しながら均一に溶解させ、各化粧料を得た。
(1)角層水分変化量:
評価パネラー5名(成人女性)を室温21℃湿度50%の環境下において以下の測定を行った。まず、下腕部を皮膚洗浄料(トワニー ピュアナチュラル クリームソープ、カネボウ化粧品社製)を一定量(2g)用いて十分に洗浄し、20分間馴化させた後、ラマン分光法in vivo 共焦点ラマン分光装置 Model 3510 (River Diagnostics社製)によって皮膚の深さごとの水分量を測定する。
その後、化粧料(A)を下腕部に1μL/1cm2の量で均一に塗布する。5分間後、コットン(カネボウデイリーコットン、4.5×6.5cm、カネボウ化粧品社製)に化粧料(B)を35μL/1cm2の量を含ませ、下腕部に静置する。さらに10分後、下腕部からコットンを除去する。
コットン除去後、20分間馴化させた後、ラマン分光によって、最初の測定部位と同じ測定部位の水分量の深さ分布をラマン分光法によって同様に測定した。
測定部位の角層の深さは、8,10,12,14μmであり、水分量はそれぞれの深さの測定値の平均としている。
角層水分変化量(%)は次式により、算出した。
(2回目測定時(コットン除去後)の角層水分量)−(初回測定時(洗浄後)の角層水分量)
<試験方法>
表5、6に示す化粧料の組合せを、以下の手順で評価パネラー10名(女性)に使用してもらった。
10名の評価パネラーの上腕部を、あらかじめ皮膚洗浄料(トワニー ピュアナチュラルクリームソープ、カネボウ化粧品社製)を一定量(2g)用いて洗浄した。洗浄後、各化粧料を表5、6に記載の順番で、まず「(1)」の化粧料を一定量(5mL)上腕部に塗布し、手全体で被塗布部に塗り広げ、化粧料が被塗布部になじみ、指の滑りが重くなるまで、じっくりていねいになじませる。その後、30秒おいて「(2)」の化粧料を同じ部位に一定量(5mL)塗布し、「(1)」の化粧料と同様に肌になじませた。
評価パネラー10名に対し、2番目に塗布する化粧料(比較例21は比較化粧料2)の塗布後のべたつき感のなさ、きしみ感のなさ、しっとり感の良さの各項目について、それぞれ5段階評価(評価基準1)を行い、その平均値(少数点2位四捨五入)を記載した。また、刺激感の有無については3段階評価(評価基準2)を行い、その平均値(少数点2位四捨五入)を記載した。
つまり、塗布後のべたつき感のなさ、きしみ感のなさ、しっとり感の良さについてはスコアが高い方が好ましく、刺激感の有無については低い方が好ましい。
5点:非常に良い。
4点:やや良い。
3点:どちらとも言えない。
2点:やや悪い。
1点:非常に悪い。
2点:刺激を感じる。
1点:やや刺激を感じる。
0点:刺激を感じない。
各化粧料を25℃の恒温槽に保管後、B型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VS−A1(芝浦システム製)))を用いて、以下の測定条件にて粘度を測定した。
粘度10,000mPa・s以上:ローターNo.4、回転数12rpmで30秒。
粘度10,000mPa・s未満:ローターNo.3、回転数12rpmで30秒。
粘度 2,500mPa・s未満:ローターNo.2、回転数12rpmで30秒。
粘度 500mPa・s未満:ローターNo.1、回転数12rpmで30秒。
(成分) 含有量(質量%)
(A−1)ジプロピレングリコール 10.0
(A−2)ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン 0.5
(A−3)精製水 残量
(A−4)カラギーナン 1.0
(A−5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
(A−6)エタノール 5.0
エデト酸二ナトリウム 0.05
リン酸カリウム 0.06
リン酸二ナトリウム 0.02
フェノキシエタノール 0.3
オランダカラシエキス 0.1
エチルグルコシド 0.1
ビワ葉エキス 0.5
(成分) 含有量(質量%)
(A−1)ジプロピレングリコール 7.0
(A−2)ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン 0.25
(A−3)精製水 残量
(A−4)カルボキシビニルポリマー 0.25
(A−5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.0
(A−6)エタノール 7.0
(A−7)メチルフェニルポリシロキサン 2.0
エデト酸二ナトリウム 0.03
フェノキシエタノール 0.3
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サンショウエキス 0.1
センブリエキス 0.1
ヒメノボタンエキス 0.1
チンピエキス 0.2
酵母エキス 0.1
ジオウエキス 0.05
ツボクサエキス 0.2
(成分) 含有量(質量%)
(B−1)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.3
(B−2)グリセリン 8.0
(B−3)水 残量
(B−4)マルチトール液 1.0
(B−5)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.0002
(B−6)エタノール 5.0
エデト酸二ナトリウム 0.02
リン酸カリウム 0.06
リン酸二ナトリウム 0.04
フェノキシエタノール 0.2
サンショウエキス 0.1
ジオウエキス 0.12
ローヤルゼリーエキス 0.05
ゲットウ葉エキス 0.1
スウェルチノーゲン 0.1
カルボシキメチル−β−グルカンナトリウム 0.1
ビルベリー葉エキス 0.2
ヒメノボタンエキス 0.1
Claims (6)
- 次の化粧料(A)及び(B)を使用するスキンケア方法であって、化粧料(A)を皮膚へ適用した後に化粧料(B)を皮膚へ適用するスキンケア方法。
化粧料(A):
(A−1)ジプロピレングリコール 5〜15質量%、
(A−2)HLBが12以上で、一般式(1)
で表わされるポリオキシエチレンメチルポリシロキサン 0.05〜0.8質量%、及び
(A−3)水を含有し、
成分(A−1)に対する成分(A−2)の含有比〔(A−2)/(A−1)〕が、0.001〜0.08であり、25℃における粘度が200〜10000mPa・sである化粧料。
化粧料(B):
(B−1)HLBが12〜16.5の非イオン性界面活性剤 0.1〜0.8質量%、
(B−2)2又は3価のアルコール 1〜20質量%、及び
(B−3)水 60.29〜95質量%を含有し、
成分(B−1)に対する成分(B−2)の含有比〔(B−2)/(B−1)〕が、2〜80であり、25℃における粘度が0.0001〜100mPa・sである化粧料。 - 化粧料(A)の25℃における粘度が、化粧料(B)の粘度よりも高い請求項1記載のスキンケア方法。
- 化粧料(A)が、さらに、
(A−4)カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、キサンタンガム及びカラギーナンから選ばれる水溶性高分子、
(A−5)HLBが13〜17のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びポリオキシエチレン脂肪酸ソルビタンから選ばれる非イオン性界面活性剤、
(A−6)エタノール
を含有する請求項1又は2記載のスキンケア方法。 - 化粧料(B)が、さらに、
(B−4)糖アルコール
を含有する請求項1〜3のいずれか1項記載のスキンケア方法。 - 化粧料(B)において、油剤の含有量が3質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項記載のスキンケア方法。
- 次の化粧料(A)及び(B)を含み、化粧料(A)を皮膚に適用した後に化粧料(B)を皮膚に適用するための化粧料キット。
化粧料(A):
(A−1)ジプロピレングリコール 5〜15質量%、
(A−2)HLBが12以上で、一般式(1)
で表わされるポリオキシエチレンメチルポリシロキサン 0.05〜0.8質量%、及び
(A−3)水を含有し、
成分(A−1)に対する成分(A−2)の含有比〔(A−2)/(A−1)〕が、0.001〜0.08であり、25℃における粘度が200〜10000mPa・sである化粧料。
化粧料(B):
(B−1)HLBが12〜16.5の非イオン性界面活性剤 0.1〜0.8質量%、
(B−2)2又は3価のアルコール 1〜20質量%、及び
(B−3)水 60.29〜95質量%を含有し、
成分(B−1)に対する成分(B−2)の含有比〔(B−2)/(B−1)〕が、2〜80であり、25℃における粘度が0.0001〜100mPa・sである化粧料。
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