JP6727345B2 - はんだ付けシステム、制御装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

はんだ付けシステム、制御装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、はんだ付けシステム、制御装置、制御方法およびプログラムに関する。
はんだ付けシステムは、搬送されている基板の下側に位置するフォーマから、はんだ槽内の溶融はんだを基板に吹き上げて、部品を基板にはんだ付けする。長時間にわたってはんだ付けシステムを稼働させると、はんだ槽内に酸化物の塊が成長する。はんだ槽内の酸化物の塊の位置は、対流によって、刻々と変化する。成長した酸化物の塊がフォーマ内又はフォーマの近くに対流した場合、フォーマから吹き上げられる噴流はんだの量が不均一になる。吹き上げられる噴流はんだの量が不均一になると、部品のはんだ付けに不良が生じるおそれがある。また、吹き上げられる噴流はんだの量が不均一になると、噴流はんだによる基板への加熱量が、基板における位置によって、ばらつく。この加熱量のばらつきは、はんだ付け不良の原因となる。なお、はんだ槽内の酸化物の塊は、ドロスとも呼ばれる。
特許文献1は、はんだ付けの結果を観察し、フォーマの位置を調整できるはんだ付け装置を開示している。
特開2002−172459号公報
特許文献1のはんだ付け装置では、作業者が、基板のはんだ付けされた面を、モニタ画面を介して観察する。作業者は、観察結果に基づいて、フォーマの位置を調整する。したがって、特許文献1のはんだ付け装置では、フォーマの位置を適切に調整するために、熟練した作業者の判断が必要となる。
また、はんだ付けを適切に実行するために、はんだの温度、はんだの流量等を、調整することが望ましい。特許文献1のはんだ付け装置では、フォーマの位置のみが調整される。特許文献1は、はんだの温度、はんだの流量等の調整を、開示していない。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、より適切にはんだ付けが可能なはんだ付けシステム、制御装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明に係るはんだ付けシステムは、はんだ槽の内に貯留された溶融はんだを噴流させて、被はんだ対象物にはんだ付けを行うはんだ付けシステムであって、温度測定手段と識別手段と学習手段と駆動手段とを備える。温度測定手段は、被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する。識別手段は、被はんだ対象物の表面の温度分布が、設定された許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する。学習手段は、識別手段が被はんだ対象物の表面の温度分布を許容範囲の外と識別した場合、温度測定手段により測定された温度分布から、被はんだ対象物の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする制御パラメータを求める。駆動手段は、学習手段が求めた制御パラメータに基づいて、はんだ付けシステムを駆動する。
本発明によれば、はんだ付けシステムは、被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する温度測定手段と、温度測定手段により測定された温度分布から求められた制御パラメータに基づいて、はんだ付けシステムを駆動する駆動手段とを備える。これにより、はんだ付けシステムの制御パラメータを容易に調整でき、より適切にはんだ付けできる。
実施の形態1に係るはんだ付けシステムの概略図 実施の形態1に係るはんだ付けシステムにおける溶融はんだの流れを示す模式図 実施の形態1に係るフォーマを示す模式図 実施の形態1に係る多孔ノズル板を示す模式図 実施の形態1に係る制御装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係る制御装置の機能構成を示す図 基板の表面の温度分布の例を示す図 目標とする基板の表面の温度分布データの例を示す図 温度差ΔTの分布データの例を示す図 実施の形態1に係る識別部における識別を示す図 実施の形態1に係る学習部の構成を示す図 実施の形態1に係るはんだ付けシステムの制御処理を示すフローチャート 実施の形態2に係る制御装置の機能構成を示す図 実施の形態3に係る制御装置の機能構成を示す図
本発明の実施の形態に係るはんだ付けシステムは、被はんだ対象物である基板の表面の温度分布が許容範囲の内であるか否かを識別する。実施の形態に係るはんだ付けシステムは、許容範囲の外と識別した場合に、温度分布を許容範囲の内にする制御パラメータを求める。実施の形態に係るはんだ付けシステムは、求められた制御パラメータに基づいて、適切にはんだ付けを行う。制御パラメータとは、はんだ付けの条件を決めるパラメータを意味する。制御パラメータは、後述する、フォーマ104の角度、多孔ノズル板108の角度、基板搬送ベルト装置102の搬送速度、はんだ槽103内の溶融はんだの温度、溶融はんだの噴流量、溶融はんだの噴流位置、溶融はんだの噴流角度、ポンプ106の回転速度等である。
以下、本発明の実施の形態に係るはんだ付けシステムを、図面を参照詳して、説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係るはんだ付けシステム100の概略図を、図1に示す。図1に示すように、はんだ付けの対象となる基板200は、基板搬送ベルト装置102により、はんだ槽103の上部に搬送される。基板200は、図示しない回路パターンを、下面に有する。また、基板200は、図示しない複数の貫通孔を有する。図示しない電子部品の端子が、基板200の貫通孔に挿入されている。はんだ付けシステム100は、電子部品の端子と基板200の回路パターンとをはんだ付けする。
溶融はんだが、はんだ槽103に貯留されている。また、フォーマ104とポンプ106とはんだ誘導板107が、はんだ槽103内に、設けられる。はんだ槽103内の溶融はんだは、ポンプ106とはんだ誘導板107とによって、フォーマ104に導かれる。フォーマ104に導かれた溶融はんだは、噴流はんだとして、フォーマ104から基板200に向かって吹き上げられる。これにより、基板200がはんだ付けされる。
はんだ槽103内の溶融はんだの動きを、図2を参照して説明する。ポンプ106は、はんだ槽103内の溶融はんだを吸い込み、吸い込んだ溶融はんだをはんだ誘導板107の方向へ排出する。排出される溶融はんだの流量は、ポンプ106の回転速度により、調整される。ポンプ106から排出された溶融はんだは、はんだ誘導板107により、前フォーマ104aと後フォーマ104bが形成するノズル105に流れる。そして、溶融はんだは、噴流はんだとして、ノズル105から基板200に向かって吹き上げられる。これにより、電子部品201の端子が、基板200の回路パターンにはんだ付けされる。
フォーマ104の構成を、図3を参照して説明する。図3は、フォーマ104を基板200の搬送方向に沿って切断した断面を示す。図3に示すように、フォーマ104は、基板200の搬送方向を基準として、手前側に配置された前フォーマ104aと、後ろ側に配置された後フォーマ104bとを有する。
前フォーマ104aは、ノズル壁104cと、ノズル壁104cから屈曲して後方に延びる延長壁104dとを備える。ノズル壁104cは、溶融はんだを上方に導く。延長壁104dは、噴出した噴流はんだを後方に誘導すると共に、噴流はんだを支持する。前フォーマ104aは、ノズル壁104cを鉛直方向に対して傾斜して、立設される。また、後フォーマ104bは、ノズル壁104eと、ノズル壁104eから屈曲して前方に延びる延長壁104fとを備える。ノズル壁104eは、溶融はんだを上方に導く。延長壁104fは、噴出した噴流はんだを前方に誘導すると共に、噴流はんだを支持する。後フォーマ104bは、ノズル壁104eを鉛直方向に対して傾斜して、立設される。ノズル壁104cとノズル壁104eは、溶融はんだを吹き上げるノズル105を形成する。
鉛直線に対する前フォーマ104aのノズル壁104cの角度θ1と、鉛直線に対する前フォーマ104aの延長壁104dの角度θ2と、鉛直線に対する後フォーマ104bのノズル壁104eの角度θ3と、鉛直線に対する後フォーマ104bの延長壁104fの角度θ4は、後述する制御装置1からの制御により、独立に変更される。角度θ1とθ3を大きくすると、噴流はんだの噴出速度を速め、噴流はんだの吹き上げの高さを高くできる。角度θ2と角度θ4を大きくすると、噴流はんだが基板200に接触している時間を短くできる。
また、多孔ノズル板108が、ノズル105の吹き出し口に配置される。多孔ノズル板108は、平板状に形成される。多孔ノズル板108は、図4に示すように、複数の丸穴を有する。噴流はんだが、多孔ノズル板108の丸穴から噴出される。多孔ノズル板108が、ノズル105に配置されているので、噴流はんだの噴出速度を速くできる。また、図3に示す、鉛直線に対する多孔ノズル板108の角度θ5は、制御装置1からの制御により、変更される。角度θ5を変更することにより、噴流はんだの噴流角度を調整できる。
はんだ付けシステム100は、基板搬送ベルト装置102の搬送速度、はんだ槽103内の溶融はんだの温度、ポンプ106の回転速度等も制御装置1からの制御により、変更できる。
はんだ付けシステム100は、図2に示すように、フォーマ104の上方に配置された反射ミラー111と、基板200の表面温度を測定する温度測定装置110とを、さらに備える。さらに、はんだ付けシステム100は、はんだ付けされた基板200のはんだの状態を撮像する撮像装置120と、はんだ付けシステム100の各部を制御する制御装置1とを備える。反射ミラー111は、アルミ蒸着式赤外線ミラーである。反射ミラー111は、はんだ槽103の真上近傍に設置される。反射ミラー111は、噴流はんだを吹き付けられている基板200の表面から放射される赤外線を、反射する。
温度測定装置110は、温度測定手段として機能する。温度測定装置110は、赤外線カメラを備える。温度測定装置110は、噴流はんだを吹き付けられている基板200の表面を、反射ミラー111を介して、赤外線カメラによって撮像する。温度測定装置110は、撮像された赤外線画像から、基板200の表面温度の分布を測定する。温度測定装置110は、測定された基板200の表面の温度情報を制御装置1に出力する。
撮像装置120は、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、CMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)センサ等を備える。撮像装置120は、はんだ槽103から離れた位置まで搬送された基板200の下面を撮像し、基板200の下面の撮像データを制御装置1に出力する。撮像装置120は、はんだ付けの状態を評価するために、つらら状のはんだの有無、はんだブリッジの有無、はんだが付着している面積、はんだの光沢等を評価可能な品質の画像を、撮像する能力を有する。
制御装置1は、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステム100の制御パラメータを求める。制御装置1は、求められた制御パラメータに基づいて、はんだ付けシステム100の各部を制御する。制御装置1は、図5に示すように、記憶部30と、制御部50と、駆動部70とを備える。
記憶部30は、ハードウェア構成として、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。制御部50のCPU(Central Processing Unit)が実行するプログラムとプログラムを実行するために必要なデータが、ROMに記憶されている。プログラム実行中に作成されるデータが、RAMに記憶される。図6に示すように、記憶部30は、機能構成として、目標とする基板200の表面の温度分布データを記憶する目標温度分布DB31と、基板200の表面温度の許容範囲を記憶する許容温度範囲DB32とを備える。さらに、記憶部30は、基板200の表面の温度分布データとはんだ付け不良の有無とを紐付けた教師データを記憶する教師DB33と、制御パラメータの変更量と制御パラメータの変更前の基板200の表面の温度分布データと制御パラメータの変更後の基板200の表面の温度分布データとを紐付けた学習データを記憶する学習DB34とを備える。
制御部50は、基板200の表面の温度分布の特徴量に基づく機械学習によって、基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する。また、制御部50は、基板200の表面の温度分布が許容範囲の外であると識別した場合、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内に調整する、はんだ付けシステム100の制御パラメータを求める。
制御部50は、ハードウェア構成として、CPUを備える。制御部50は、記憶部30に記憶されているプログラムを実行することにより、後述する機能を実現する。
制御部50は、図6に示すように、機能構成として、取得部51と、差分算出部52と、特徴量抽出部53と、識別部54と、評価部55と、教師データ作成部56と、学習部57と、学習データ作成部58とを備える。
取得部51は、温度測定装置110から基板200の表面の温度情報を取得する。取得部51は、基板200の表面を、例えば1000×1000の領域を有する2次元マトリクスに分割する。取得部51は、マトリクスに対して、縦方向が1から1000、横方向が1から1000の座標を設定する。この処理により、制御部50は、基板200の表面の各位置の温度と座標とを対応付けて処理できる。取得部51は、取得した温度情報から、マトリクスの領域ごとの温度を求めて、基板200の表面の温度分布データを作成する。取得部51により作成された基板200の表面の温度分布データの例を、図7Aに示す。図7Aにおいて、外枠で囲まれた範囲は、基板200の表面の範囲を表す。枠内の線は、基板200の表面温度の等温線を表す。枠内の線は、例えば、5℃ごとの等温線である。
図6に戻って、差分算出部52は、差分算出手段として機能する。差分算出部52は、測定された温度分布と目標とする基板200の表面の温度分布とを比較し、測定された温度分布と目標とする基板200の表面の温度分布との差分を求める。具体的には、差分算出部52は、取得部51により作成された温度分布データと目標とする基板200の表面の温度分布との差分を求める。
噴流はんだを吹き付けられている基板200の表面の温度分布は、均一であることが望ましい。基板200の上方から測定される表面の温度分布は、電子部品201が基板200に実装されているために、均一にならない。そこで、実装された電子部品201を考慮した、目標とする基板200の表面の温度分布データを、目標温度分布DB31に、予め記憶しておく。図7Bは、目標とする基板200の表面の温度分布データの例を示す。差分算出部52は、取得部51により作成された温度分布データと目標温度分布DB31に記憶されている目標とする基板200の表面の温度分布データとを比較し、取得部51により作成された温度分布データと目標とする温度分布データとの差分である温度差ΔTの分布データを求める。求められた温度差ΔTの分布データの例を、図7Cに示す。なお、目標とする基板200の表面の温度分布データは、実験により、予め求められている。具体的には、はんだ付け不良とならなかった複数の温度分布データを統計処理することにより、目標とする基板200の表面の温度分布データが作成される。
特徴量抽出部53は、特徴量抽出手段として機能し、測定された温度分布データの特徴量を抽出する。具体的には、特徴量抽出部53は、温度差ΔTの分布データを表す特徴量を抽出する。測定された温度分布データ又は温度差ΔTの分布データを表す特徴量は、温度の絶対値、等温線の密度、等温線の形状、前回測定された基板200の表面の温度分布に対する等温線の変化量、設定されている時間前に取得された基板200の表面の温度分布に対する等温線の変化量等である。設定されている時間は、例えば、1時間である。測定された温度分布データ又は温度差ΔTの分布データを表す特徴量は、公知技術である、主成分分析法、独立成分分析法等より、抽出される。例えば、温度差ΔTの分布データを表す特徴量は、主成分分析法又は独立成分分析法を実行するプログラムを実行することによって、抽出される。
識別部54は、識別手段として機能する。識別部54は、基板200の表面の温度分布が設定された許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する。すなわち、識別部54は、求められた温度差ΔTの分布データの条件において、はんだ付け不良が生じる確率が、高いか否かを識別する。識別部54は、サポートベクタマシンを備える。サポートベクタマシンに用いられる教師データは、教師DB33に、予め記憶されている。教師データは、はんだ付け不良となった温度分布データに「不良」のラベルを付け、はんだ付け不良とならなかった温度分布データに「正常」のラベルを付けて作成される。具体的には、はんだ付け不良となった温度差ΔTの分布データに「不良」のラベルが付けられ、はんだ付け不良とならなかった温度差ΔTの分布データに「正常」のラベルが付けられる。識別部54の識別確度は、教師データが多いほど高くなる。
識別部54における識別について、具体的に説明する。図8は、識別部54のサポートベクタマシンにおける識別イメージを二次元で表す。黒丸は、はんだ不良となった温度差ΔTの分布の特徴ベクトルを表す。三角印は、はんだ不良とならなかった温度差ΔTの分布の特徴ベクトルを表す。星印は、識別対象の温度分布の特徴ベクトル、具体的には、識別対象の温度差ΔTの分布の特徴ベクトルを表す。サポートベクタマシンは、教師データに基づいて、はんだ不良となった温度差ΔTの分布データとはんだ不良とならなかった温度差ΔTの分布データとを識別する識別面を構築している。そして、識別部54のサポートベクタマシンは、星印で表した識別対象の温度差ΔTの分布データが、はんだ不良に属するグループと正常に属するグループの何れに属するかを識別する。なお、はんだ不良に属するグループは、はんだ不良となったグループを意味し、正常に属するグループは、はんだ不良にならなかったグループを意味している。
また、識別対象の温度差ΔTの分布データが、正常に属するグループに属する場合、識別部54は、基板200の表面の温度分布が設定された許容範囲の内であると識別する。識別対象の温度差ΔTの分布データが、はんだ不良に属するグループに属する場合、識別部54は、基板200の表面の温度分布が設定された許容範囲の外であると識別する。
評価部55は、評価手段として機能する。評価部55は、温度差ΔTの分布データが求められ、はんだ付けされた基板200のはんだ付け不良の有無を評価する。具体的には、評価部55は、画像解析機能を備える。評価部55は、撮像装置120によって撮像された基板200の下面の画像から、はんだ付けの状態を解析する。詳細には、評価部55は、電子部品201の端子に付着したつらら状のはんだに該当する画像の有無、はんだブリッジに該当する画像の有無を検出する。また、評価部55は、はんだが付着している面積を求め、予め定められた面積に対する過不足を評価する。さらに、評価部55は、はんだの光沢を評価し、光沢基準を満たすか否かを評価する。評価部55は、画像を解析することにより、以上のような複数の項目について評価する。評価部55は、各項目の評価に基づいて、はんだ付け不良の有無を評価する。
教師データ作成部56は、教師データ作成手段として機能する。教師データ作成部56は、評価部55の評価結果であるはんだ付け不良の有無と温度差ΔTの分布データとを紐付けた教師データを作成する。また、教師データ作成部56は、作成された教師データを教師DB33に記憶する。はんだ付けシステム100の運用を継続するに伴い、教師データは蓄積される。教師データの蓄積量の増加に伴い、識別部54の識別確度は高くなる。
学習部57は、学習手段として機能する。学習部57は、識別部54が基板200の表面の温度分布を許容範囲の外であると識別した場合、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステム100の制御パラメータを求める。学習部57は、図9に示すように、制御パラメータ算出部571を備える。制御パラメータ算出部571は、ニューラルネットワークを有する。ニューラルネットワークに用いられる学習データは、制御パラメータを変更する前の温度分布と、制御パラメータの変更量と、制御パラメータを変更した後の温度分布とを紐付けたデータである。学習データは、実験により、求められている。また、学習データは、学習DB34に、予め記憶されている。制御パラメータ算出部571は、温度分布データと学習DB34に記憶されている学習データに基づいて、ニューラルネットワークを用いて制御パラメータを求める。例えば、制御パラメータ算出部571は、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする制御パラメータとして、前フォーマ104aの角度θ1を10°大きくする制御パラメータ、溶融はんだの温度を5℃高くする制御パラメータ、ポンプ106の回転速度を20%速くする制御パラメータ等を出力する。
ここで、学習データの具体例について説明する。例えば、任意の温度差ΔTの分布データと、ポンプ106の回転数の変化量と、ポンプ106の回転数を変えた後の温度分布データとを紐付けて学習データを作成する。ポンプ106の回転数の変化量を変えて、同様の学習データを作成する。これらの学習データを、異なる温度差ΔTの分布データについて作成する。さらに、ポンプ106の回転数の他に、フォーマ104の角度、多孔ノズル板108の角度、基板搬送ベルト装置102の搬送速度、はんだ槽103内の溶融はんだの温度等の他の制御パラメータを変化させた学習データを作成する。以上のような学習データを大量に蓄積することによって、温度分布に応じて、どの制御パラメータをどの程度変更すると、変更後の温度分布がどのような温度分布になるか、を表す情報を得ることができる。したがって、学習データが多いほど、制御パラメータ算出部571のニューラルネットワークが求める制御パラメータの精度は、高くなる。
また、学習部57は、基板200の表面の温度分布をシミュレーションする機能を有する。学習部57は、制御パラメータ算出部571が求めた制御パラメータに基づいて、基板200の表面の温度分布をシミュレーションするシミュレート部572を備える。そして、シミュレーションによる基板200の表面の温度分布が、許容温度範囲の内である場合、学習部57は、制御パラメータ算出部571が求めた制御パラメータを駆動部70に出力する。
図6に戻って、学習データ作成部58は、学習データ作成手段として機能する。学習データ作成部58は、制御パラメータを変更する前の温度分布データと、制御パラメータの変更量と、制御パラメータを変更した後の温度分布データとを紐付けた学習データを作成する。学習データ作成部58は、作成された学習データを学習DB34に記憶する。制御パラメータを変更した後の温度分布データには、制御パラメータが変更されてから設定された時間経過後に作成された温度差ΔTの分布データが用いられる。はんだ付けシステム100の運用を継続するに伴い、学習データは次第に蓄積される。そして、学習データの蓄積量の増加に伴い、学習部57が求める制御パラメータの精度は高くなる。
駆動部70は、駆動手段として機能する。駆動部70は、学習部57が求めた制御パラメータに基づいて、はんだ付けシステム100の各部を駆動する。具体的には、駆動部70は、学習部57が求めた、フォーマ104の角度、多孔ノズル板108の角度、基板搬送ベルト装置102の搬送速度、はんだ槽103内の溶融はんだの温度、ポンプ106の回転速度等の制御パラメータを、はんだ付けシステム100の各部を駆動する図示しない駆動装置に設定する。
はんだ付けシステム100は、新たに設定された制御パラメータに基づいて、駆動される。これにより、滞留していたドロスの溶解又はドロスの滞留位置の移動が起こる。そして、噴流はんだがフォーマ104から均一に噴出され、基板200の表面の温度分布は、許容温度分布の範囲内に収まる。
次に、以上の構成を有するはんだ付けシステム100のはんだ付け工程における、はんだ付けシステム100の制御パラメータを制御する制御処理について、図10を参照して説明する。ここで、基板200の表面の温度分布データとはんだ付け不良の有無とを紐付けた教師データは、予め教師DB33に記憶されている。また、制御パラメータの変更量と、制御パラメータの変更前の基板200の表面の温度分布データと、制御パラメータの変更後の基板200の表面の温度分布データとを紐付けた学習データは、学習DB34に記憶されている。さらに、はんだ付けシステム100の制御パラメータは、基準となる制御パラメータが設定されている。はんだ付けシステム100は、駆動スイッチがオンにされると、基準となる制御パラメータに基づいて、動作を開始する。はんだ付けシステム100が動作を開始すると、まず、基板200が、基板搬送ベルト装置102によりはんだ槽103の上部に搬送される。そして、温度測定装置110が、搬送された基板200の表面温度の分布を測定する。温度測定装置110が、基板200の表面の温度情報を制御装置1に出力することにより、図10に示す制御処理は開始される。なお、温度測定装置110が基板200の表面温度の分布を測定する工程は、温度測定工程に該当する。
温度測定装置110から基板200の表面の温度情報が出力されると、取得部51は、温度測定装置110が出力した温度情報を取得する(ステップS11)。取得部51は、基板200の表面を分割した1000×1000のマトリクスの各領域に対応する温度を、取得した温度情報から求めて、温度分布データを作成する。
次に、差分算出部52は、作成された温度分布データと目標温度分布DB31に記憶されている目標とする温度分布データとの差分を求めて、温度差ΔTの分布データを作成する(ステップS12)。
次に、特徴量抽出部53は、温度差ΔTの分布データから、温度差ΔTの分布を表す特徴量を抽出する(ステップS13)。具体的には、温度の絶対値、等温線の密度、等温線の形状、前回測定された温度分布の等温線に対する等温線の変化量等の特徴量を抽出する。
次に、識別部54は、教師DB33に記憶されている教師データと温度差ΔTの分布の特徴量に基づく機械学習によって、識別対象の温度差ΔTの分布データが、はんだ不良に属するグループと正常に属するグループの何れに属するかを識別する。すなわち、基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する(ステップS14)。この工程は、識別工程に該当する。
識別部54が温度差ΔTの分布を許容範囲の内の温度分布であると識別した場合(ステップS14:Yes)、評価部55は、現状の制御パラメータに基づいてはんだ付けされた基板200における、はんだ付け不良の有無を評価する(ステップS15)。具体的には、評価部55は、基板200のはんだ付けの状態を撮像した画像を解析する。基板200のはんだ付けの状態は、撮像装置120によって、撮像される。そして、評価部55は、電子部品201の端子に付着したつらら状のはんだの有無、はんだブリッジの有無、はんだが付着している面積、はんだの光沢等を評価して、はんだ付け不良の有無を評価する。さらに、教師データ作成部56は、評価部55の評価結果と温度差ΔTの分布データとを紐付けた教師データを作成し、作成された教師データを教師DB33に記憶する(ステップS16)。はんだ付けシステム100の運用を継続するに伴い、教師データは蓄積される。そして、教師データの蓄積量の増加に伴い、識別部54の識別確度は高くなる。
一方、識別部54が温度差ΔTの分布を許容範囲の外の温度分布であると識別した場合(ステップS14:No)、学習部57は、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステム100の制御パラメータの修正案を、複数作成する(ステップS17)。具体的には、学習部57は、温度分布データと学習DB34に記憶されている学習データに基づいて、制御パラメータ算出部571のニューラルネットワークを用いて制御パラメータを求める。制御パラメータ算出部571は、複数の、制御パラメータの組み合わせの候補を、求める。
次に、学習部57のシミュレート部572は、制御パラメータ算出部571が求めた修正案の制御パラメータに基づいて、基板200の表面の温度分布をシミュレーションする(ステップS18)。
シミュレート部572は、シミュレーション結果と許容温度範囲DB32に記憶されている許容温度範囲とを比較し、シミュレーションによる基板200の表面の温度分布が許容温度範囲の内になるか否かを判別する(ステップS19)。具体的には、シミュレート部572は、シミュレーションにより得られた1000×1000の各領域の温度が、許容温度範囲の内であるか否かを判別する。シミュレーションによる基板200の表面の温度分布が許容温度範囲の外であると判別された場合(ステップS19:No)、シミュレート部572は、制御パラメータの他の修正案に変更し(ステップS20)、ステップS18からステップS20を繰り返す。ステップS17からステップS20の工程は、学習工程に該当する。
一方、シミュレーションによる基板200の表面の温度分布が許容温度範囲の内であると判別された場合(ステップS19:Yes)、学習部57は、シミュレーションによる基板200の表面の温度分布が許容温度範囲の内となる制御パラメータを、変更後の制御パラメータとして、駆動部70に出力する。駆動部70は、変更後の制御パラメータに基づいて、はんだ付けシステム100を駆動する(ステップS21)。
次に、学習データ作成部58は、制御パラメータを変更する前の温度分布データと、制御パラメータの変更量と、制御パラメータを変更した後に取得した温度分布データとを紐付けた学習データを作成し、作成された学習データを学習DB34に記憶する(ステップS22)。はんだ付けシステム100の運用を継続するに伴い、学習データは蓄積される。そして、学習データの蓄積量の増加に伴い、学習部57が求める制御パラメータの精度は、高くなる。
はんだ付けシステム100は、基板200がはんだ槽103の上部に搬送されるごとに、ステップS11からステップS22までの処理を繰り返す。はんだ付けシステム100の駆動スイッチがオフされることにより、制御処理は終了する。
なお、プリヒータが、上述した基板搬送ベルト装置102に設けられても良い。これにより、はんだ槽103に搬送される基板200の表面温度を一定に保つことができ、はんだ付け不良の発生率を低減できる。また、プリヒータの温度が、制御パラメータに含まれても良い。
また、上述した多孔ノズル板108は、丸穴を有する。多孔ノズル板108に設ける孔の形状は、四角、三角、楕円等であっても良い。また、多孔ノズル板108を、複数のホースによって形成されたノズルに、変更しても良い。また、多孔ノズル板108の搭載をオプションとしても良い。
また、フォーマ104の制御パラメータとして、角度θ1〜θ5を説明したが、フォーマ104の制御パラメータはこれらに限定されない。例えば、はんだ槽103におけるフォーマ104の位置が、制御パラメータに含まれても良い。さらに、設定されている時間は、1時間に限らず、1分、24時間等であっても良い。
また、上述した評価部55は、画像解析機能を備え、撮像された画像を解析して、はんだ付け不良の有無を評価する。はんだ付け不良の有無の評価は、作業者によって行われても良い。教師データ作成部56は、温度分布データとはんだ付け不良の有無とを紐付けた教師データを作成する。従って、作業者が、温度分布データとはんだ付け不良の有無とを紐付けた教師データを作成し、評価部55が、作業者によって作成された教師データを取得しても良い。
また、教師データの蓄積が少ない場合、作業者が、識別部54による処理を行っても良い。
また、上述したシミュレート部572は、シミュレーション結果と許容温度範囲DB32に記憶されている許容温度範囲とを比較して、シミュレーションによる基板200の表面の温度分布が許容温度範囲の内になるか否かを判別した。シミュレーション結果の判別方法は、これに限定されない。例えば、シミュレーションにより得られた温度分布をサポートベクタマシンに入力し、はんだ不良に属するグループと正常に属するグループの何れに属するかを識別してもよい。
また、上述した学習部57は、シミュレート部572を備え、制御パラメータ算出部571により求められた制御パラメータの妥当性を確認した後、求められた制御パラメータを駆動部70に出力する。学習部57は、シミュレート部572を備えなくとも良い。例えば、初期データとして十分な量の学習データを準備している場合、学習部57は、シミュレート部572を備えなくとも良い。また、学習データの蓄積が多くなり、制御パラメータ算出部571により求められる制御パラメータの精度が高くなった場合、シミュレート部572の機能が停止されても良い。シミュレート部572の機能を停止させることにより、制御装置1における処理負荷を軽減できる。
また、上述した取得部51は、基板200の表面を1000×1000の2次元マトリクスに分割した。基板200の表面の分割は、これに限定されない。取得部51は、基板200の表面を、基板200の大きさ、温度分布の解析精度、はんだ付けシステム100の制御精度等に応じて、分割しても良い。例えば、取得部51は、基板200の表面を、50×50、100×800、7000×3000等に分割しても良い。
(実施の形態2)
実施の形態1では、測定された基板200の表面の温度分布データと設定された目標とする基板200の表面の温度分布データとの差分に基づいて、識別対象の基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別した。識別対象の基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する方法は、これに限定されない。実施の形態2では、測定された基板200の表面の温度分布データと設定された目標とする基板200の表面の温度分布データとの差分を求めず、識別対象の基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する方法について、図11を参照して説明する。
実施の形態2に係るはんだ付けシステム100の制御部50は、図11に示すように、差分算出部52を備えない。また、記憶部30は、目標温度分布DB31を備えない。
取得部51は、温度測定装置110から基板200の表面の温度情報を取得する。取得部51は、基板200の表面を分割した1000×1000のマトリクスの各領域に対応する温度を求めて、測定された温度分布データを作成する。
特徴量算出部53は、取得部51により作成された温度分布データから、温度分布の特徴を表す特徴量を抽出する。具体的には、特徴量算出部53は、温度の絶対値、等温線の密度、等温線の形状、前回測定された温度分布に対する等温線の変化量等の特徴量を抽出する。
識別部54は、特徴量算出部53により抽出された温度分布の特徴量に基づく機械学習によって、基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する。具体的には、識別部54は、サポートベクタマシンを備える。サポートベクタマシンに用いられる教師データは、教師DB33に予め記憶されている。教師データは、はんだ付け不良となった温度分布データに「不良」のラベルを付け、はんだ付け不良とならなかった温度分布データに「正常」のラベルを付けて作成される。
評価部55は、特徴量が抽出され、はんだ付けされた基板200のはんだ付け不良の有無を評価する。そして、教師データ作成部56は、評価部55の評価結果と温度分布データとを紐付けた教師データを作成する。さらに、教師データ作成部56は、作成された教師データを教師DB33に記憶する。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
以上のような実施の形態2に係るはんだ付けシステム100は、温度差ΔTの分布データを求めず、基板200の表面の温度分布データから、直接、基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別できる。
(実施の形態3)
実施の形態1、2では、識別部54はサポートベクタマシンを備える。識別部54は、他の構成であっても良い。実施の形態3では、サポートベクタマシンを備えない識別部54について、図12を参照して説明する。
実施の形態3に係るはんだ付けシステム100の制御部50は、図12に示すように、特徴量抽出部53と、教師データ作成部56とを備えない。また、記憶部30は、教師DB33を備えない。
取得部51は、温度測定装置110から基板200の表面の温度情報を取得する。取得部51は、基板200の表面を分割した1000×1000マトリクスの各領域に対応する温度を求めて、測定された温度分布データを作成する。
差分算出部52は、取得部51により作成された温度分布データと、目標温度分布DB31に記憶されている目標とする温度分布データとを比較して、領域毎の温度差ΔTを求める。差分算出部52は、求められた温度差ΔTから温度差ΔTの分布データを作成する。
識別部54は、差分算出部52により求められた温度差ΔTが、許容温度範囲DB32に記憶されている許容温度の範囲の内か否かを識別する。具体的には、識別部54は、引き算処理によって、温度差ΔTの分布データに許容温度範囲を超える温度差ΔTが存在するか否かを識別する。そして、許容温度範囲を超える温度差ΔTが温度差ΔTの分布データに存在する場合、学習部57は、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステム100の制御パラメータを求める。
許容温度範囲を±10℃として、温度差ΔTが許容温度の範囲の内か否かを識別する例を説明する。識別部54は、1000×1000の領域のそれぞれにおいて、目標温度分布DB31に記憶されている目標とする温度と測定された温度との差を求める。そして、求められた差が許容温度範囲DB32に記憶されている±10℃を超える領域が、存在する場合、識別部54は、許容温度範囲を超える温度差ΔTが存在すると識別する。
学習部57は、実施の形態1と同様である。
なお、上述した識別部54は、1000×1000の領域のそれぞれにおいて、目標とする温度と測定された温度との差を求めて、求められた温度の差が許容温度の範囲であるか否かを識別する。識別部54による識別は、これに限定されない。例えば、1000×1000の領域ごとの許容温度範囲の温度情報が、目標温度分布DB31に記憶されており、識別部54は、記憶されている許容温度範囲の温度情報に基づいて、測定された温度が許容温度範囲の内であるか否かを識別しても良い。例えば、目標温度分布DB31に記憶されている任意の領域における許容温度範囲の温度情報が270°C以上、290°C以下を表し、該当する領域における測定された温度が265°Cである場合、識別部54は、許容温度範囲の外であると識別する。
なお、実施形態1〜3では、学習部57はニューラルネットワークを備えるが、学習部57の構成は、これに限定されない。例えば、学習部57は、ニューラルネットワークに代えて、重解析分析モデルにより、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、制御パラメータを求めても良い。具体的には、学習部57は、複数の制御パラメータを変数とする、基板200の表面の温度分布を表す近似式を構築する。そして、学習部57は、任意の制御パラメータの変更量を変えて、制御パラメータの変更後の基板200の表面の温度分布をシミュレーションする。学習部57は、制御パラメータを変えて、シミュレーションを繰り返す。さらに、学習部57は、変更する制御パラメータを複数選択し、制御パラメータの組み合わせを変えてシミュレーションを繰り返す。
この場合、シミュレーションに用いられる制御パラメータの組み合わせと制御パラメータの値の組み合わせの数は、膨大になる。そこで、領域の位置、測定された温度と許容温度範囲との差等に応じたシミュレーション条件の候補に、優先順位を付けたテーブルが、予め記憶部30に記憶されている。シミュレーション条件の候補と優先順位は、実験により求められる。そして、学習部57は、記憶部30に記憶されているテーブルの優先順位に基づいて、シミュレーション条件を変えてシミュレーションを繰り返し、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、制御パラメータを求める。さらに、学習部57は、求められた制御パラメータを駆動部70に出力する。
以上に説明したように、はんだ付けシステム100は、基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する識別部54を備える。これにより、はんだ付けシステム100は、識別対象の基板200の測定された温度分布から、はんだ付け不良が発生するおそれがあるか否かを識別できる。また、はんだ付けシステム100は、基板200の表面の温度分布を許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステム100の制御パラメータを求める学習部57を備える。これにより、はんだ付けシステム100は、制御パラメータを自動的に調整できる。
また、はんだ付けシステム100は、測定された温度分布と設定された目標とする温度分布とを比較して、測定された温度分布と目標とする温度分布の差分を求める差分算出部52を備える。これにより、はんだ付けシステム100は、目標とする温度分布と基板200の表面の温度分布との差分に基づく機械学習によって、基板200の表面の温度分布が許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別できる。
はんだ付けシステム100は、はんだ槽103の上部を通過する基板200の表面を、赤外線カメラによって撮像する温度測定装置110を備える。これにより、はんだ付けシステム100は、基板200の表面の温度分布を熱画像パターンとして測定できる。
温度測定装置110は、アルミ蒸着型の赤外線反射ミラーである反射ミラー111を介して、赤外線カメラによって基板200の表面を撮像し、基板200の表面の温度分布を測定する。これにより、高価な赤外線カメラが、はんだ蒸気によって損傷することを防止できる。
はんだ付けシステム100は、はんだ付けされた基板200のはんだ付け不良の有無を評価する評価部55と、基板200の表面の温度分布と、評価部55の評価結果であるはんだ付け不良の有無とを紐付けた教師データを作成する教師データ作成部56とを備える。これにより、はんだ付けシステム100は、教師データの蓄積量の増加に伴い、識別部54の識別確度を高くできる。
はんだ付けシステム100は、制御パラメータを変更する前の温度分布と、制御パラメータの変更量と、制御パラメータを変更した後の温度分布とを紐付けた学習データを作成する学習データ作成部58を備える。これにより、はんだ付けシステム100は、学習データの蓄積量の増加に伴い、学習部57により求められる制御パラメータの精度を高くできる。
なお、本発明の実施の形態に係るはんだ付けシステム100の制御装置1の各機能は、通常のコンピュータによっても実施できる。具体的には、上述の実施の形態では、制御装置1が実行するプログラムは、記憶部30のROMに記憶されている。プログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto−Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、上述した各機能を実現できるコンピュータを構成してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本出願は、2017年1月30日に出願された、日本国特許出願特願2017−014508号に基づく。本明細書中に日本国特許出願特願2017−014508号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
1…制御装置、30…記憶部、31…目標温度分布DB、32…許容温度範囲DB、33…教師DB、34…学習DB、50…制御部、51…取得部、52…差分算出部、53…特徴量抽出部、54…識別部、55…評価部、56…教師データ作成部、57…学習部、571…制御パラメータ算出部、572…シミュレート部、58…学習データ作成部、70…駆動部、100…はんだ付けシステム、102…基板搬送ベルト装置、103…はんだ槽、104…フォーマ、104a…前フォーマ、104b…後フォーマ、104c…ノズル壁、104d…延長壁、104e…ノズル壁、104f…延長壁、105…ノズル、106…ポンプ、107…はんだ誘導板、108…多孔ノズル板、110…温度測定装置、111…反射ミラー、120…撮像装置、200…基板、201…電子部品

Claims (14)

  1. はんだ槽の内に貯留された溶融はんだを噴流させて、被はんだ対象物にはんだ付けを行うはんだ付けシステムであって、
    前記被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する温度測定手段と、
    前記被はんだ対象物の表面の温度分布が、設定された許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する識別手段と、
    前記識別手段が前記被はんだ対象物の表面の温度分布を許容範囲の外と識別した場合、前記温度測定手段により測定された温度分布から、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を前記許容範囲の内の温度分布にする制御パラメータを求める学習手段と
    記学習手段が求めた前記制御パラメータに基づいて、前記はんだ付けシステムを駆動する駆動手段と
    を備えるはんだ付けシステム。
  2. 前記測定された温度分布と目標とする温度分布とを比較して、前記測定された温度分布と前記目標とする温度分布との差分を求める差分算出手段を備え、
    前記識別手段は、前記差分に基づく機械学習によって、前記被はんだ対象物の表面の温度分布が前記許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する、
    請求項に記載のはんだ付けシステム。
  3. 前記測定された温度分布の特徴量を抽出する特徴量抽出手段を備え、
    前記識別手段は、はんだ付け不良となった前記被はんだ対象物の表面の温度分布の特徴量に不良のラベルを付し、はんだ付け不良とならなかった前記被はんだ対象物の表面の温度分布の特徴量に正常のラベルを付した教師データと、前記測定された温度分布の特徴量とに基づく機械学習によって、前記被はんだ対象物の表面の温度分布が前記許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する、
    請求項又はに記載のはんだ付けシステム。
  4. 前記制御パラメータに基づいてはんだ付けされた、前記被はんだ対象物のはんだ付け不良の有無を評価する評価手段と、
    前記測定された温度分布と前記評価手段が評価したはんだ付け不良の有無とを紐付けた教師データを作成する教師データ作成手段と、を備える、
    請求項又はに記載のはんだ付けシステム。
  5. 前記学習手段は、ニューラルネットワークにより、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を前記許容範囲の内の温度分布にする、前記制御パラメータを求める、
    請求項からのいずれか1項に記載のはんだ付けシステム。
  6. 前記制御パラメータを変更する前の前記被はんだ対象物の表面の温度分布と、前記制御パラメータの変更量と、前記制御パラメータを変更した後の前記被はんだ対象物の表面の温度分布とを紐付けた学習データを作成する学習データ作成手段を備え、
    前記学習手段は、前記学習データに基づいて、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を前記許容範囲の内の温度分布にする前記制御パラメータを求める、
    請求項に記載のはんだ付けシステム。
  7. 前記温度測定手段は、前記被はんだ対象物の表面を赤外線カメラによって撮像し、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のはんだ付けシステム。
  8. 前記赤外線カメラは、アルミ蒸着型の赤外線反射ミラーを介して、前記被はんだ対象物の表面を撮像する、
    請求項に記載のはんだ付けシステム。
  9. 前記制御パラメータは、少なくとも、前記溶融はんだの温度と、前記溶融はんだの噴流量と、前記溶融はんだの噴流位置と、前記溶融はんだの噴流角度と、のいずれか一つを含む、
    請求項1からのいずれか1項に記載のはんだ付けシステム。
  10. 被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する温度測定手段から取得した前記被はんだ対象物の表面の温度分布が、設定された許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する識別手段と、
    前記識別手段が前記被はんだ対象物の表面の温度分布を許容範囲の外と識別した場合、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を前記許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステムの制御パラメータを求める学習手段と、
    前記学習手段が求めた前記はんだ付けシステムの制御パラメータに基づいて、前記はんだ付けシステムを駆動する駆動手段と、
    を備える制御装置。
  11. はんだ槽の内に貯留された溶融はんだを噴流させて、被はんだ対象物にはんだ付けを行うはんだ付けシステムの制御方法であって、
    前記被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する温度測定工程と、
    前記被はんだ対象物の表面の温度分布が設定された許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する識別工程と、
    前記被はんだ対象物の表面の温度分布を許容範囲の外と識別した場合、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を前記許容範囲の内の温度分布にする、前記はんだ付けシステムの制御パラメータを求める学習工程と、
    を含むはんだ付けシステムの制御方法。
  12. コンピュータを、
    被はんだ対象物の表面の温度分布を測定する温度測定手段、
    前記被はんだ対象物の表面の温度分布が設定された許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する識別手段、
    前記識別手段が前記被はんだ対象物の表面の温度分布を許容範囲の外と識別した場合、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を前記許容範囲の内の温度分布にする、はんだ付けシステムの制御パラメータを求める学習手段、
    として機能させるプログラム。
  13. はんだ槽の内に貯留された溶融はんだを噴流させて、被はんだ対象物にはんだ付けを行うはんだ付けシステムであって、
    測定された前記被はんだ対象物の表面の温度分布から、前記被はんだ対象物の表面の温度分布を設定された許容範囲の内の温度分布にする、制御パラメータを求める学習手段と、
    前記学習手段が求めた前記制御パラメータに基づいて、前記はんだ付けシステムを駆動する駆動手段と、
    を備えるはんだ付けシステム。
  14. 前記被はんだ対象物の表面の温度分布が、前記許容範囲の内の温度分布であるか否かを識別する識別手段を備える、
    請求項13に記載のはんだ付けシステム。
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