JP6727173B2 - ロータ位置検出システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ロータ位置検出システムに関する。
DCモータ、ステッピングモータなどのモータを高効率に駆動するとき、PWM(Pulse Width Modulation)制御によりモータ電流の制御を実行している。モータを駆動するシステムでは、ロータ位置を検出することが重要である。
ステッピングモータでは、モータ制御電流が流れていない区間で誘起電圧を検出し、電圧、極性、傾き等の情報からロータ位置を検出する場合、第1相の誘起電圧と第2相の誘起電圧の波高値と位相遅れ量に電圧、極性、傾きが変化するのでロータ位置を検出することが困難であるという問題点がある。
特許第5331370号公報
本発明は、ロータ位置を検出することができるロータ位置検出システムを提供することにある。
一つの実施形態によれば、Hブリッジ回路、電流検出部、時間測定部、ゼロクロス判定部、ロータ位置算出部を含む。Hブリッジ回路は、モータのコイルに流す電流の向きと導通を制御し、電源とモータの間に設けられる第1及び第2ハイサイドトランジスタと、モータと接地電位の間に設けられる第1及び第2ローサイドトランジスタとを有する。電流検出部は、第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、モータから第1ローサイドトランジスタ或いは第2ローサイドトランジスタに流れる電流を検出し、検出した電流を電圧に変換する。時間測定部は、電流検出部で検出された検出電圧が第1基準電圧よりも低くなるまでの第1時間、検出電圧が第1基準電圧よりも小さい第2基準電圧よりも低くなるまでの第2時間を計測し、第1時間と第2時間の差分時間を算出する。ゼロクロス判定部は、差分時間に基づいて、モータの誘起電圧のゼロクロス位置を算出する。ロータ位置算出部は、誘起電圧のゼロクロス位置に基づいて、モータのロータ位置を算出する。
第1の実施形態に係るロータ位置検出システムを示す回路図である。 第1の実施形態に係るステッピングモータの内部構成を説明する模式図である。 第1の実施形態に係る1相分の等価回路図である。 第1の実施形態に係るHブリッジ回路の動作状態を示す図、図4(a)はHブリッジ回路の動作状態I、II、IIIを示す図、図4(b)はHブリッジ回路の動作状態I→動作状態III、動作状態II→動作状態IIIを示す図である。 第1の実施形態に係るブリッジ回路の動作状態I→動作状態IIIでのモータ電流の流れを示す図である。 第1の実施形態に係る電流検出部を示す回路図である。 第1の実施形態に係る時間測定部を示す回路図である。 第1の実施形態に係る検出電圧の変化を示す図である。 第1の実施形態に係る時間算出部の動作を示す図である。 第1の実施形態に係るロータ位置検出を示す図である。 第1の変形例でのロータ位置検出を説明する図である。 第2の実施形態に係るロータ位置検出システムを示す回路図である。 第3の実施形態に係るロータ位置検出システムを示す回路図である。 第4の実施形態に係るロータ位置検出システムを示す回路図である。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第一の実施形態に係るロータ位置検出システムについて、図面を参照して説明する。図1はロータ位置検出システムを示す回路図である。図2はステッピングモータの内部構成を説明する模式図である。本実施形態では、Hブリッジ回路の第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、モータ側から第1ローサイドトランジスタ或いは第2ローサイドトランジスタに流れる電流を検出し、電流量が変化する時間を計測してロータ位置を算出している。
図1に示すように、ロータ位置検出システム100は、Hブリッジ回路1、駆動制御部2、電流検出部4、時間測定部5、ゼロクロス判定部6、ロータ位置算出部7、誘起電圧検出部8を含む。ロータ位置検出システム100は、モータ3の駆動制御、ロータ位置の算出を実行する。
モータ3は、図2に示すように、ロータ31、第1相のコイル32、第2相のコイル33を含むステッピングモータである。モータ3は、遊技機、プリンタ、コンピュータ、デジタルカメラ、産業用ロボット等に適用される。第1相のコイル32、第2相のコイル33は、ロータ31の外周側に設けられる。第1相のコイル32はHブリッジ回路(I)に接続され、第2相のコイル33はHブリッジ回路(II)に接続される。
なお、図1においては、説明を簡略化するためにHブリッジ回路は1相分のみ表示している。Hブリッジ回路(II)対応として、電流検出部、時間測定部、ゼロクロス判定部、ロータ位置算出部、誘起電圧検出部が別途必要となる。ここでは、説明を簡略化するために図示していない。
駆動制御部2は、制御信号Ssg1〜4をHブリッジ回路1に出力し、Hブリッジ回路1を駆動制御する。制御信号Ssg1〜4は、デユーティが可変されるPWM(Pulse Width Modulation)信号である。
Hブリッジ回路1は、ハイサイドトランジスタHST1、ハイサイドトランジスタHST2、ローサイドトランジスタLST1、ローサイドトランジスタLST2を含む。Hブリッジ回路1はPWM制御され、モータ3を駆動するための電流を発生する。
ハイサイドトランジスタHST1(第1ハイサイドトラジスタ)は、NchパワーMOSトランジスタである。ハイサイドトランジスタHST1は、一端(ドレイン)が電源(高電位側電源)Vmに接続され、他端(ソース)がノードN1及びモータM3の一端に接続され、制御端子(ゲート)に制御信号Ssg1が入力される。
ハイサイドトランジスタHST2(第2ハイサイドトラジスタ)は、NchパワーMOSトランジスタである。ハイサイドトランジスタHST2は、一端(ドレイン)が電源(高電位側電源)Vmに接続され、他端(ソース)がノードN2及びモータM3の他端に接続され、制御端子(ゲート)に制御信号Ssg3が入力される。
ローサイドトランジスタLST1(第1ローサイドトランジスタ)は、NchパワーMOSトランジスタである。ローサイドトランジスタLST1は、一端(ドレイン)がノードN1及びモータM3の一端に接続され、他端が接地電位(低電位側電源)Vssに接続され、制御端子(ゲート)に制御信号Ssg2が入力される。
ローサイドトランジスタLST2(第2ローサイドトランジスタ)は、NchパワーMOSトランジスタである。ローサイドトランジスタLST2は、一端(ドレイン)がノードN2及びモータM3の他端に接続され、他端が接地電位(低電位側電源)Vssに接続され、制御端子(ゲート)に制御信号Ssg4が入力される。
誘起電圧検出部8は、モータ3の両端間に発生する誘起電圧を検出する。誘起電圧検出部8は、例えば、一端側がハイサイドトランジスタHST2とモータM3の他端の間に接続され、他端側がモータM3の一端とローサイドトランジスタLST1の間に接続される。
次に、ステッピングモータ3の等価回路について図面を参照して説明する。図3は、ステッピングモータ3の等価回路の1相分を示す図である。
ステッピングモータ3の等価式は、
Vinv−Ve=(Rm×Imc)+{Lm×(di/dt)}・・・式(1)
と表すことができる。ここで、Vinvは電源電圧(電源Vmの電圧)、Veは誘起電圧、Rmはモータ3の内部抵抗(モータ定数)、Lmはモータ3のコイルのインダクタンス(モータ定数)、diは単位時間当たりの制御電流変化量、dtは単位時間である。
ここで、Hブリッジ回路1の動作状態について図4及び図5を参照して説明する。
図4はHブリッジ回路の動作状態を示す図、図4(a)はHブリッジ回路の動作状態I、II、IIIを示す図、図4(b)はHブリッジ回路の動作状態I→動作状態III、動作状態II→動作状態IIIを示す図である。図5はブリッジ回路の動作状態I→動作状態IIIでのモータ電流の流れを示す図である。
図4(a)に示すように、動作状態Iでは、ハイサイドトランジスタHST1とローサイドトランジスタLST2がオン、ハイサイドトランジスタHST2とローサイドトランジスタLST1がオフしている。動作状態Iでは、電源VmからハイサイドトランジスタHST1を介してモータ3に電流が供給される。
動作状態IIでは、ハイサイドトランジスタHST2とローサイドトランジスタLST1がオン、ハイサイドトランジスタHST1とローサイドトランジスタLST2がオフしている。動作状態IIでは、電源VmからハイサイドトランジスタHST2を介してモータ3に電流が供給される。
動作状態IIIでは、ハイサイドトランジスタHST1とハイサイドトランジスタHST2はオフ、ローサイドトランジスタLST1とローサイドトランジスタLST2がオンしている。動作状態IIIでは、モータ3のコイルに蓄積されている電荷が放電されて接地電位Vss方向に電流が流れる。動作状態IIIは、slowDecayとも呼称される。
なお、ハイサイドトランジスタHST1とローサイドトランジスタLST1が同時オン、或いはハイサイドトランジスタHST2とローサイドトランジスタLST2が同時オンすると電源Vmから接地電位Vss側に大電流が流れ、ロータ位置検出システム100の内部回路に重大な損傷が発生する。このため、ハイサイドトランジスタHST1とローサイドトランジスタLST1が同時オン、或いはハイサイドトランジスタHST2とローサイドトランジスタLST2が同時オンする動作モードは設定されない。
図4(b)に示すように、動作状態Iから動作状態IIIに変化すると、図5に示すようにモータ3からローサイドトランジスタLST2方向にモータ電流Imcが流れる。動作状態IIから動作状態IIIに変化すると、モータ3からローサイドトランジスタLST1方向にモータ電流Imcが流れる。
ここで、動作状態Iから動作状態IIIに変化した状態では、Vinv=0(ゼロ)Vであるから、式(1)は、
−Ve=(Rm×Imc)+{Lm×(di/dt)}・・・式(2)
と表すことができる。なお、動作状態IIから動作状態IIIに変化した状態式でも同様である。式(2)を変形すると、
dt=(Lm×di)/[−(Ve+(Rm×Imc))]・・・式(3)
と表すことができる。
ここで、ΔVe>>(Rm×ΔImc)となるステッピングモータのステップ区間中では、di(単位時間当たりの電流変化量)を一定量に制御することにより誘起電圧Veの変化はdt(単位時間)の変化として取り出すことができる。
式(3)を変形すると、
di=[−(Ve+(Rm×Imc))]/Lm・・・式(4)
と表すことができる。ここで、dt(単位時間)を固定すると誘起電圧Veの変化はdi(単位時間当たりの電流変化量)の変化量として取り出すことができる。
電流検出部4は、ノードN1に流れる電流、ノードN2に流れる電流を検出し、検出電圧として出力する。図6に示すように、電流検出部4は、インバータINV1、インバータINV2、MOSトランジスタNMT1〜4を含む。
MOSトランジスタNMT1は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT1は、一端(ドレイン)がノードN1に接続され、他端(ソース)がノードN3に接続され、制御端子(ゲート)に制御信号Ssg2が入力される。
MOSトランジスタNMT2は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT2は、一端(ドレイン)がノードN3に接続され、他端(ソース)が電源(高電位側電源)Vmに接続され、制御端子(ゲート)にインバータINV1を介して制御信号Ssg2が入力される。MOSトランジスタNMT2の制御端子(ゲート)には、制御信号Ssg2の反転信号が入力される。
MOSトランジスタNMT3は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT3は、一端(ドレイン)がノードN2に接続され、他端(ソース)がノードN4に接続され、制御端子(ゲート)に制御信号Ssg4が入力される。
MOSトランジスタNMT4は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT4は、一端(ドレイン)がノードN4に接続され、他端(ソース)が電源(高電位側電源)Vmに接続され、制御端子(ゲート)にインバータINV2を介して制御信号Ssg4が入力される。MOSトランジスタNMT4の制御端子(ゲート)には、制御信号Ssg4の反転信号が入力される。
ノードN3から時間測定部5に検出信号Skd2が出力され、ノードN4から時間測定部5に検出信号Skd1が出力される。
時間測定部5は、図7に示すように、基準電圧発生部51、基準電圧発生部52、時間算出部53、コンパレータCMP1、コンパレータCMP2、スイッチSW1、スイッチSW2を含む。
時間測定部5は、Hブリッジ回路1のハイサイドトランジスタHST1及びハイサイドトランジスタHST2がオフ、ローサイドトランジスタLST1及びローサイドトランジスタLST2がオンしているときに、例えば、動作状態Iから動作状態IIIに変化した状態で、検出電圧が第1基準電圧よりも低くなるまでの第1時間、検出電圧が第1基準時間よりも小さい第2基準時間よりも低くなるまでの第2時間を計測し、第1時間と第2時間の差分時間(単位時間dtとして)を算出する。
スイッチSW1は、SPST(Single pole Single Throw)スイッチである。スイッチSW1は、図示しない制御信号に基づいて、検出信号Skd1をノードN5に流すか或いは遮断する。スイッチSW2は、SPSTスイッチである。スイッチSW2は、図示しない制御信号に基づいて、検出信号Skd2をノードN5に流すか或いは遮断する。動作状態Iから動作状態IIIに変化した状態では、スイッチSW1がオンし、スイッチSW2がオフしている。
基準電圧発生部51は、コンパレータCMP1の入力側のマイナス(−)ポートと接地電位(低電位側電源)Vssの間に設けられ、基準電圧V1(第1基準電圧)を生成する。基準電圧V1は、マイクロステップ電流を電圧に変換した基準値である。具体的には、(マイクロステップ電流値)×(ローサイドトランジスタLST1、LST2のオン抵抗(Ron))の値である。
基準電圧発生部52は、コンパレータCMP2の入力側のマイナス(−)ポートと接地電位(低電位側電源)Vssの間に設けられ、基準電圧V2(第2基準電圧)を生成する。基準電圧V2は、マイクロステップ電流のリップル量を電圧に変換した基準値である。具体的には、(マイクロステップ電流のリップル量)×(ローサイドトランジスタLST1、LST2のオン抵抗(Ron))の値である。基準電圧V1は、基準電圧V2よりも大きな値である。
コンパレータCMP1は、入力側のプラス(+)ポートがノードN5に接続され、入力側のマイナス(−)に基準電圧V1が印加され、比較演算処理した比較信号Scm1を出力する。
コンパレータCMP2は、入力側のプラス(+)ポートがノードN5に接続され、入力側のマイナス(−)に基準電圧V2が印加され、比較演算処理した比較信号Scm2を出力する。
電流検出部4で検出された検出電圧の変化について図8を参照して説明する。図8に示すように、モータ3にモータ電流Imcを供給する期間(“charge”期間)では、検出電圧は基準電圧V2よりも低い状態から基準電圧V1よりも高い電圧まで昇圧される。モータ3に蓄積された電荷を接地電位Vss側に放電する期間(“slow”期間)では、検出電圧は基準電圧V1よりも高い状態から基準電圧V2よりも低い電圧まで降圧される。
時間算出部53は、比較信号Scm1と比較信号Scm2が入力され、算出信号Stcを出力する。図9に示すように、時間算出部53は、比較信号Scm1が“High”レベルから“Low”レベルに変化するまでの時間T1(第1時間)と比較信号Scm2が“High”レベルから“Low”レベルに変化するまでの時間T2(第2時間)とを計測し、時間T1(第1時間)と時間T2(第2時間)の差分時間をdt時間Tdtとして算出して、算出信号Stcとして出力する。
ゼロクロス判定部6は、時間測定部5から出力される算出信号Stc(差分時間情報)と誘起電圧検出部8から出力される検出信号Syd(誘起電圧情報)を入力し、モータ3のゼロクロス位置を算出する。
ここでは、ゼロクロス判定部6は、算出信号Stcと検出信号Sydを入力し、検出信号Syd(誘起電圧情報)を補助的に使用しているが、検出信号Sydを用いずに算出信号Stcのみ入力させてもよい。
具体的には、式(3)での誘起電圧のゼロクロス位置においては、誘起電圧Ve=0(ゼロ)となるので、
dt=(Lm×di)/[−(Rm×Imc)]・・・式(5)
と表すことができる。
ここで、di(単位時間当たりの電流変化量)をモータ電流Imcの比(比例値A)で制御する。例えば、
di:Imc=A:1・・・式(6)
で制御すると、
dt=(Lm×A)/[−(Rm)]・・・式(7)
と表すことができる。
ここで、Rmはモータ3の内部抵抗、Lmはモータ3のコイルのインダクタンスであり、RmとLmはモータ固有の定数である。このため、差分時間であるdt時間Tdt(Slowdecay時間)が式(7)となったところが、図10に示すように誘起電圧のゼロクロス位置であることが判明する。
ロータ位置算出部7は、ゼロクロス判定部6から出力される判定信号Sht(ゼロクロス位置情報)が入力され、ロータ位置を算出する。ロータ位置算出部7は、ロータ位置情報信号Sijを駆動制御部2に出力する。駆動制御部2は、ロータ位置情報信号Sijに基づいてモータ制御電流量を制御する。
なお、式(3)で、−Ve=(Rm×Imc)となる領域は分母がゼロとなる。したがって、図11に示すようにVeが(−Rm×Imc)のときに単位時間dt(差分時間)は極大となる。したがって、|Ve|>>(Rm×Imc)である領域での誘起電圧Veの変化は単位時間dt(差分時間)の変化として取り出すことができる。このため、ゼロクロス位置を第1変形例として算出することでできる。
上述したように、本実施形態のロータ位置検出システム100では、Hブリッジ回路1、駆動制御部2、電流検出部4、時間測定部5、ゼロクロス判定部6、ロータ位置算出部7、誘起電圧検出部8が設けられる。Hブリッジ回路1は、ハイサイドトランジスタHST1、ハイサイドトランジスタHST2、ローサイドトランジスタLST1、ローサイドトランジスタLST2を含む。モータ3は、一端がハイサイドトランジスタHST1とローサイドトランジスタLST1の間(ノードN1)に接続され、他端がハイサイドトランジスタHST2とローサイドトランジスタLST2の間(ノードN2)に接続される。電流検出部はハイサイドトランジスタHST1及びHST2がオフ、ローサイドトランジスタLST1及びLST2がオンしているときに、モータ3側から基準電位Vssに流れる電流を検出電圧として検出する。時間測定部5は、検出電圧、基準電圧V1、基準電圧V1よりも小さい基準電圧V2に基づいて、単位時間dt(差分時間)を算出する。ゼロクロス判定部6は、単位時間dt(差分時間)に基づいてモータ3の誘起電圧のゼロクロス位置を算出する。ロータ位置算出部7は、ゼロクロス位置に基づいて、ロータ位置を算出する。
このため、誘起電圧の波高値と位相遅れ量に、電圧、極性、傾きが変化した場合でもロータ位置を検出することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るロータ位置検出システムについて、図面を参照して説明する。図12はロータ位置検出システムを示す回路図である。本実施形態では、時間測定部で算出した単位時間dt(差分時間)と誘起電圧に基づいて脱調状態を検出する。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図12に示すように、ロータ位置検出システム101は、Hブリッジ回路1、駆動制御部2a、電流検出部4、時間測定部5、誘起電圧検出部8、脱調状態検出部9を含む。ロータ位置検出システム101は、モータ3の駆動制御し、モータの脱調状態を検出する。
脱調状態検出部9は、時間測定部5から出力される算出信号Stc(単位時間dt(差分時間))と誘起電圧検出部8から出力される検出信号Syd(誘起電圧)を入力し、モータ3にモータ制御電流が流れていない区間で、誘起電圧の電圧、極性、傾き等の情報を観測して脱調状態を検出する。脱調状態検出部9は、脱調情報信号Sdcを駆動回路2aに出力する。
駆動回路2aは、Hブリッジ回路1を駆動制御し、脱調情報信号Sdcに基づいてモータ制御電流を制御してモータを脱調状態から正常状態に回復させる。
上述したように、本実施形態のロータ位置検出システム101では、Hブリッジ回路1、駆動制御部2a、電流検出部4、時間測定部5、誘起電圧検出部8、脱調状態検出部9が設けられる。脱調状態検出部9は、算出信号Stc(単位時間dt(差分時間))と検出信号Syd(誘起電圧)から、モータ3にモータ制御電流が流れていない区間で脱調状態を検出する。
このため、脱調状態の検出結果に基づいて、モータを脱調状態から正常状態に回復させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るロータ位置検出システムについて、図面を参照して説明する。図13はロータ位置検出システムを示す回路図である。本実施形態では、Hブリッジ回路の第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、モータ側から第1ローサイドトランジスタ或いは第2ローサイドトランジスタに流れる電流を測定し、測定電流と誘起電圧に基づいてロータ位置を算出している。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図13に示すように、ロータ位置検出システム102は、Hブリッジ回路1、駆動制御部2、ロータ位置算出部7a、誘起電圧検出部8、電流測定部10を含む。ロータ位置検出システム102は、モータ3の駆動制御し、ロータ位置を算出する。
電流測定部10は、ハイサイドトランジスタHST1及びHST2がオフ、ローサイドトランジスタLST1及びLST2がオンしているときに、図4(b)に示す動作状態II→動作状態IIIでモータ3側からローサイドトランジスタLST1に流れる第1電流、或いは動作状態I→動作状態IIIでローサイドトランジスタLST2に流れる第2電流を計測する。
ロータ位置算出部7aは、電流測定部10から出力される電流情報信号Sic(第1電流或いは第2電流の電流値情報)と誘起電圧検出部8から出力される検出信号Syd(誘起電圧)を入力し、ロータ位置を算出してロータ位置情報信号Sijを駆動制御部2に出力する。駆動制御部2は、ロータ位置情報信号Sijに基づいてモータ制御電流量を制御する。
上述したように、本実施形態のロータ位置検出システム102では、Hブリッジ回路1、駆動制御部2、ロータ位置算出部7a、誘起電圧検出部8、電流測定部10が設けられる。
このため、誘起電圧の波高値と位相遅れ量に、電圧、極性、傾きが変化した場合でもロータ位置を検出することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係るロータ位置検出システムについて、図面を参照して説明する。図14はロータ位置検出システムを示す回路図である。本実施形態では、Hブリッジ回路の第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、モータ側から第1ローサイドトランジスタ或いは第2ローサイドトランジスタに流れる電流を測定し、測定電流と誘起電圧に基づいて脱調状態を検出する。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図14に示すように、ロータ位置検出システム103は、Hブリッジ回路1、駆動制御部2a、誘起電圧検出部8、脱調状態検出部9a、電流測定部10を含む。ロータ位置検出システム102は、モータ3の駆動制御し、ロータ位置を算出する。
脱調状態検出部9aは、電流測定部10から出力される電流情報信号Sic(第1電流或いは第2電流の電流値情報)と誘起電圧検出部8から出力される検出信号Syd(誘起電圧)を入力し、モータ3にモータ制御電流が流れていない区間で、誘起電圧の電圧、極性、傾き等の情報を観測して脱調状態を検出する。脱調状態検出部9aは、脱調情報信号Sdcを駆動制御部2aに出力する。
駆動制御部2aは、Hブリッジ回路1を駆動制御し、脱調情報信号Sdcに基づいてモータ制御電流を制御してモータ3を脱調状態から正常状態に回復させる。
上述したように、本実施形態のロータ位置検出システム103では、Hブリッジ回路1、駆動制御部2a、誘起電圧検出部8、脱調状態検出部9a、電流測定部10が設けられる。脱調状態検出部9aは、電流情報信号Sic(第1電流或いは第2電流の電流値情報)と検出信号Syd(誘起電圧)を入力し、モータ3の脱調状態を検出する。
このため、脱調状態の検出結果に基づいて、モータを脱調状態から正常状態に回復させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1)
モータのコイルに流す電流の向きと導通を制御し、電源と前記モータの間に設けられる第1及び第2ハイサイドトランジスタと、前記モータと接地電位の間に設けられる第1及び第2ローサイドトランジスタとを有するHブリッジ回路と、
前記モータに発生する誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、
前記第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、前記第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、前記モータから前記第1ローサイドトランジスタ或いは前記第2ローサイドトランジスタに流れる電流を測定する電流測定部と、
前記電流測定部から出力される電流情報と前記誘起電圧検出部から出力される誘起電圧に基づいて、モータの脱調状態を検出する脱調状態検出部と
を具備することを特徴とするロータ位置検出システム。
(付記2)
前記第1及び第2ハイサイドトランジスタと第1及び第2ローサイドトランジスタをPWM制御し、前記脱調状態検出部から出力される脱調状態情報に基づいて、前記モータを脱調状態から正常状態に回復させる駆動制御部を
更に具備することを特徴とする付記1に記載のロータ位置検出システム。
1 Hブリッジ回路
2、2a 駆動制御部
3 モータ
4 電流検出部
5 時間測定部
6 ゼロクロス判定部
7、7a ロータ位置算出部
8 誘起電圧検出部
9、9a 脱調状態検出部
10 電流測定部
31 ロータ
32、33 コイル
51、52 基準電圧発生部
53 時間算出部
100〜103 ロータ位置検出システム
CMP1、CMP2 コンパレータ
HST1、HST2 ハイサイドトランジスタ
Imc モータ電流
INV1、INV2 インバータ
Lm モータコイルのインダクタンス
LST1、LST2 ローサイドトランジスタ
N1〜5 ノード
NMT1〜4 MOSトランジスタ
Rm モータの内部抵抗
Scm1、Scm2 比較信号
Sdc 脱調情報信号
Sht 判定信号
Sic 電流情報信号
Sij ロータ位置情報信号
Skd1、Skd2、Syd 検出信号
Ssg1〜4 制御信号
Stc 算出信号
SW1、SW2 スイッチ
T1、T2 時間
Tdt dt時間
V1、V2 基準電圧
Ve 誘起電圧
Vinv 電源電圧
Vm 電源(高電位側電源)
Vss 接地電位(低電位側電源)

Claims (7)

  1. モータのコイルに流す電流の向きと導通を制御し、電源と前記モータの間に設けられる第1及び第2ハイサイドトランジスタと、前記モータと接地電位の間に設けられる第1及び第2ローサイドトランジスタとを有するHブリッジ回路と、
    前記第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、前記第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、前記モータから前記第1ローサイドトランジスタ或いは前記第2ローサイドトランジスタに流れる電流を検出し、検出した電流を電圧に変換する電流検出部と、
    前記電流検出部で検出された検出電圧が第1基準電圧よりも低くなるまでの第1時間、前記検出電圧が前記第1基準電圧よりも小さい第2基準電圧よりも低くなるまでの第2時間を計測し、前記第1時間と前記第2時間の差分時間を算出する時間測定部と、
    前記差分時間に基づいて、前記モータの誘起電圧のゼロクロス位置を算出するゼロクロス判定部と、
    前記誘起電圧のゼロクロス位置に基づいて、前記モータのロータ位置を算出するロータ位置算出部と、
    を具備することを特徴とするロータ位置検出システム。
  2. 前記第1及び第2ハイサイドトランジスタと前記第1及び第2ローサイドトランジスタをPWM制御し、前記ロータ位置算出部で算出されたロータ位置情報に基づいてモータ制御電流量を制御する駆動制御部
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のロータ位置検出システム。
  3. 前記モータに発生する誘起電圧を検出し、検出された誘起電圧をゼロクロス判定部に出力する誘起電圧検出部
    を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のロータ位置検出システム。
  4. モータのコイルに流す電流の向きと導通を制御し、電源と前記モータの間に設けられる第1及び第2ハイサイドトランジスタと、前記モータと接地電位の間に設けられる第1及び第2ローサイドトランジスタとを有するHブリッジ回路と、
    モータに発生する誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、
    前記第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、前記第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、前記モータから前記第1ローサイドトランジスタ或いは前記第2ローサイドトランジスタに流れる電流を検出し、検出した電流を電圧に変換する電流検出部と、
    前記電流検出部で検出された検出電圧が第1基準電圧よりも低くなるまでの第1時間、前記検出電圧が前記第1基準電圧よりも小さい第2基準電圧よりも低くなるまでの第2時間を計測し、前記第1時間と前記第2時間の差分時間を算出する時間測定部と、
    前記誘起電圧検出部で検出された誘起電圧と前記時間測定部で算出された前記差分時間に基づいて、前記モータの脱調状態を検出する脱調状態検出部と、
    を具備することを特徴とするロータ位置検出システム。
  5. 前記第1及び第2ハイサイドトランジスタと前記第1及び第2ローサイドトランジスタをPWM制御し、前記脱調状態検出部で検出された脱調状態情報に基づいてモータ制御電流量を制御する駆動制御部
    を更に具備することを特徴とする請求項4に記載のロータ位置検出システム。
  6. 前記第1基準電圧は、マイクロステップ電流値とローサイドトランジスタのオン抵抗値の積であり、
    前記第2基準電圧は、マイクロステップ電流のリップル量と前記ローサイドトランジスタのオン抵抗値の積である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロータ位置検出システム。
  7. モータのコイルに流す電流の向きと導通を制御し、電源と前記モータの間に設けられる第1及び第2ハイサイドトランジスタと、前記モータと接地電位の間に設けられる第1及び第2ローサイドトランジスタとを有するHブリッジ回路と、
    前記モータに発生する誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、
    前記第1及び第2ハイサイドトランジスタがオフ、前記第1及び第2ローサイドトランジスタがオンしているときに、前記モータから前記第1ローサイドトランジスタに流れる第1電流或いは前記モータ側から前記第2ローサイドトランジスタに流れる第2電流を計測する電流測定部と、
    前記第1電流或いは前記第2電流の電流値と前記誘起電圧に基づいて、前記モータのロータ位置を算出するロータ位置算出部と、
    を具備することを特徴とするロータ位置検出システム。
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