JP6726679B2 - 通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、D2D(Device-to-Device)通信を行う通信装置および無線通信方法に係わる。
3GPP(Third Generation Partnership Project)は、移動通信方式の標準化を検討している。例えば、LTE(Long Term Evolution)などの高速無線通信方式について3GPPで標準化が行われている。そして、3GPPリリース12において、新しい無線通信方式の1つとして、D2D通信の標準化が進められている。なお、D2D通信は、LTEの拡張仕様の1つであり、LTE Device to Device Proximity Servicesと呼ばれることもある。
D2D通信においては、通信装置は、基地局を介することなく、直接的に他の通信装置と通信を行うことができる。このため、D2D通信は、レイテンシの小さい通信が期待されている。また、基地局の電波が届きにくいエリア(又は、基地局が存在しないエリア)においてもD2D通信を行うことは可能なので、D2D通信はセル範囲(Network Coverage)の拡大に寄与し得る。さらに、基地局が使用できない状況(たとえば、大地震が発生したとき)においてもD2D通信を行うことは可能なので、D2D通信は、ユーザのセキュリティの向上にも寄与し得る。なお、D2D通信のために通信装置間に設定される通信リンクは、D2Dリンクと呼ばれることがある。
3GPPリリース13は、V2V(Vehicle-to-Vehicle)サービスに係わる記載を含む。V2Vサービスは、例えば、D2D通信を利用して実現される。この場合、V2Vサービスは、車両に搭載されている通信装置と他の車両に搭載されている通信装置との間で行われる基地局を介さない直接通信により実現される。また、V2Vサービスとして様々なアプリケーションが提案されている。例えば、救急車などの優先車両は、その優先車両の近くを走行している他の車両に対して優先車両の存在を知らせることができる。また、走行中の車両が緊急停止した場合、その車両の近くを走行している他の車両に対して緊急停止を知らせることができる。
なお、車両に搭載されている通信装置による通信については、例えば、特許文献1〜4に記載されている。
特開2004−185428号公報 特開2005−229478号公報 特開2009−147652号公報 特開2009−253731号公報
D2D通信のスケジューリングは、SA(Scheduling Assignment)メッセージを利用して行われる。具体的には、D2D通信のための通信リソースは、SA領域およびデータ領域に分割される。SA領域は、ある通信装置が近隣の通信装置にSAメッセージを通知するために使用される。SAメッセージは、データを送信するための通信リソース(例えば、タイムスロット、周波数など)を指定することができる。よって、SAメッセージを受信した通信装置は、その後に受信する無線信号から目的とするデータを抽出することができる。
SA領域は、所定の時間間隔で設けられる。以下の記載では、SA領域が設けられる時間間隔を「スケジューリング期間」と呼ぶことがある。スケジューリング期間の長さは、通信モードによるが、40m秒〜320m秒である。
通信装置は、目的通信装置へデータを送信するときは、そのデータ送信の前に目的通信装置へSAメッセージを送信する。例えば、図1に示す時刻T1において送信データが生成されると、通信装置は、次のSA領域を利用してSAメッセージを目的通信装置へ送信し、その後、SAメッセージに従って目的通信装置へデータを送信する。よって、図1に示す例では、通信装置は、期間T1〜T2においてデータを送信することができない。すなわち、D2D通信においては、スケジュール期間に依存するレイテンシが発生し得る。
一方、V2Vサービスにおいては、非常に小さいレイテンシが要求されることがある。例えば、衝突感知警告(pre-crash sensing warning)は、20m秒以内のレイテンシで送信されることが要求されている。しかしながら、既存のD2D通信を利用してV2Vサービスを提供する場合、レイテンシの要求を満足できないことがある。
この問題は、スケジューリング期間を短くすれば解決されるかも知れない。ところが、スケジューリング期間を短くしても、リソース割当の衝突によって優先データ(特に、緊急データ)を送信できないことがある。例えば、D2D通信を利用してV2Vサービスが提供される場合、各通信端末は、予め用意されているリソースプールの中から任意のリソースを自律的に選択してデータを送信する。したがって、複数の通信装置がV2Vサービスのために同じリソースを選択したときは、ある通信装置から送信される優先データと他の通信装置から送信される非優先データ(すなわち、通常データ)とが衝突することがある。この場合、優先データの通信が失敗するおそれがある。
なお、これらの問題は、V2Vサービスのみにおいて発生するものではなく、通信装置間で直接的に通信を行う無線通信システムにおいて発生し得る。
本発明の1つの側面に係わる目的は、D2D通信をサポートする無線通信システムにおいて、優先データの通信の失敗を回避または抑制することである。
本発明の1つの態様の無線通信装置は、D2D(Device-to-Device)通信をサポートする無線通信システムにおいて使用される。この通信装置は、優先データを送信するための制御情報に対して割り当てられている制御情報リソースを表す第1の制御情報リソースプール、非優先データを送信するための制御情報に対して割り当てられている制御情報リソースを表す第2の制御情報リソースプール、およびデータに対して割り当てられているデータリソースを表すデータリソースプールを格納する格納部と、前記第1の制御情報リソースプールまたは前記第2の制御情報リソースプールから制御情報リソースを選択し、前記データリソースプールからデータリソースを選択するスケジューラと、前記スケジューラにより選択された制御情報リソースを使用してデータを送信するための制御情報を送信し、前記スケジューラにより選択されたデータリソースを使用して前記データを送信する送信部と、を有する。前記送信部が優先データを送信するときは、前記スケジューラは、前記第1の制御情報リソースプールから制御情報リソースを選択する。前記送信部が非優先データを送信するときは、前記スケジューラは、前記第2の制御情報リソースプールから制御情報リソースを選択する。
上述の態様によれば、D2D通信をサポートする無線通信システムにおいて、優先データの通信の失敗が回避または抑制される。
従来技術の課題の1つを説明する図である。 本発明の実施形態に係わる無線通信システムの一例を示す図である。 通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係わる通信装置の一例を示す図である。 V2V通信のスケジューリングの一例を模式的に示す図である。 V2V通信のリソースプールの一例を示す図である。 第1の実施形態のデータ送信方法の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の通信装置の動作の一例を示す図である。 V2V通信のリソース割当ての他の例を示す図である。 V2V通信のためのリソース配置を更新する手順の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるリソース割当の一例を示す図である。 第3の実施形態に係わる通信装置の一例を示す図である。 第3の実施形態のデータ送信方法の一例を示すフローチャートである。
図2は、本発明の実施形態に係わる無線通信システムの一例を示す。本発明の実施形態に係わる無線通システムは、図2に示すように、基地局1および複数の通信装置2(2a〜2j)を含む。
基地局1は、この実施例では、eNB(evolved Node B)である。eNBは、LTEにおいて使用される基地局である。よって、基地局1は、LTEのセルラ通信を管理および制御する。すなわち、基地局1は、通信装置2から送信されるセルラ通信のデータ信号および制御信号を受信して処理することができる。また、基地局1は、セルラ通信のデータ信号および制御信号を通信装置2へ送信することができる。
また、基地局1は、D2D通信により使用されるリソースを表すリソース情報を各通信装置に提供することができる。リソース情報は、例えば、D2D信号を伝送することができるタイムスロットを表す時間情報およびD2D信号を伝送することができる周波数を表す周波数情報を含む。
通信装置2は、セルラ通信およびD2D通信をサポートする。即ち、通信装置2は、基地局1を介して他の通信装置とデータを送信および受信することができる。また、通信装置2は、基地局1を介することなく、D2Dリンクを介して他の通信装置と直接的にデータを送信および受信することもできる。なお、セルラ通信またはD2D通信で伝送されるデータは、特に限定されるものではなく、音声データ、画像データ、動画像データ、テキストデータなどを含む。
図2に示す例では、通信装置2aと通信装置2bとの間にD2DリンクLabが設定されている。通信装置2cと通信装置2dとの間にD2DリンクLcdが設定されている。通信装置2iと通信装置2jとの間にD2DリンクLijが設定されている。なお、通信装置2gは、基地局1を介して他の通信装置と通信を行っている。
この実施例では、通信装置2は、車両に搭載される。そして、通信装置2間でのD2D通信により、V2Vサービスが実現される。したがって、以下の記載では、通信装置2を「VUE(V2V User Equipment)」と呼ぶことがある。図2においては、VUE2a〜2jが描かれている。また、D2D通信により伝送されるV2Vサービスのためのデータを「V2Vデータ」と呼ぶことがある。さらに、V2Vサービスのために使用されるD2Dリソースを「V2Vリソース」と呼ぶことがある。
上記構成の無線通信システムにおいて、通信装置2は、基地局1から提供されるリソースプール情報に基づいて、V2V通信を行うためのV2Vリソースを選択することができる。ここで、各通信装置2は、それぞれ自律的にV2Vリソースを選択する。このため、複数のD2Dリンクにより同じリソースが使用されることがある。そして、同じリソースを使用する複数のD2Dリンクが互いに近接しているときは、「リソースの衝突」によりD2Dリンク間で干渉が発生する。このため、通信装置2は、リソースの衝突を抑制する機能を備える。
通信装置2は、優先度の異なるV2Vデータを送信することができる。以下の記載において、優先度の高いデータを「優先データ」または「緊急データ」と呼ぶことがある。また、優先データよりも優先度の低いデータを「非優先データ」または「通常データ」と呼ぶことがある。優先データ/緊急データは、小さいレイテンシで他の通信装置へ送信されることが要求される。例えば、走行中の車両に故障が発生したときは、交通事故を回避するために、その故障が即座に他の車両に通知されることが好ましい。したがって、車両の故障を通知するためのデータは、優先データ/緊急データの一例である。
通信装置2は、優先データ/緊急データを送信するときと、非優先データ/通常データを送信するときとで、異なる方法でリソースを選択することができる。例えば、通信装置2は、優先データ/緊急データを送信するときは、小さいレイテンシでその優先データ/緊急データが送信されるように、リソースを選択することができる。
図3は、通信装置2のハードウェア構成の一例を示す。通信装置2は、図3に示すように、プロセッサ10a、メモリ10b、および送受信回路10cを備える。また、通信装置2は、他のハードウェア要素を有していてもよい。
プロセッサ10aは、与えられたプログラムを実行することにより、通信装置2の機能を実現する。メモリ10bは、プロセッサ10aによって実行されるプログラムを格納する。また、メモリ10bは、後述するリソース情報を格納する。なお、メモリ10bは、プロセッサ10aの作業領域を含む。送受信回路10cは、無線信号を送信する回路(RF−Tx)および無線信号を受信する回路(RF−Rx)を含む。
<第1の実施形態>
図4は、本発明の第1の実施形態に係わる通信装置の一例を示す。第1の実施形態の通信装置2は、図4に示すように、セルラ通信をサポートするために、トラヒック処理部21、チャネルエンコーダ22、IFFT回路23、CP付加部24、RF送信器25、RF受信器26、チャネル復調器27を有する。
トラヒック処理部21は、セルラ通信で送信するトラヒックを生成する。チャネルエンコーダ22は、トラヒック処理部21から出力されるトラヒックを符号化する。IFFT回路23は、チャネルエンコーダ22の出力信号に対して逆高速フーリエ変換を実行して時間領域信号を生成する。CP付加部24は、IFFT回路23から出力される時間領域信号にサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)を付加する。そして、RF送信器25は、アンテナを介してセルラ信号を送信する。セルラ信号は、基地局(たとえば、図2に示すeNB1)により受信される。
RF受信器26は、基地局から送信されるセルラ信号を受信する。そして、チャネル復調器27は、受信セルラ信号を復調する。なお、基地局から受信するセルラ信号が後述するリソース情報を含むときは、チャネル復調器27は、受信セルラ信号を復調することによりリソース情報を再生する。そして、チャネル復調器27は、そのリソース情報をリソース情報格納部31に格納する。
通信装置2は、図4に示すように、D2D通信をサポートするために、リソース情報メモリ31、V2Vスケジューラ32、V2Vコントロール信号生成器33、V2Vデータ生成器34、RF送信器35、RF受信器36、V2Vコントロール信号検出器37、優先データ検出器38、V2Vデータ検出器39を有する。
リソース情報メモリ31は、基地局から受信するリソース情報を格納する。リソース情報は、V2Vサービスのために使用されるリソースを表す。この実施例では、リソース情報は、第1SAリソースプール31a、第2SAリソースプール31b、データリソースプール31cを含む。第1SAリソースプール31aは、V2Vサービスにおける優先データのSA情報を送信するための複数のリソースエレメントを表す。SA情報は、V2Vデータを送信するための制御情報の一部であり、V2Vデータを送信するために使用されるリソースを表す。第2SAリソースプール31aは、V2Vサービスにおける非優先データのSA情報を送信するための複数のリソースエレメントを表す。データリソースプール31cは、V2Vサービスにおけるデータ(優先データおよび非優先データを含む)を送信するための複数のリソースエレメントを表す。この実施例では、各リソースエレメントは、例えば、タイムスロットおよびサブキャリア周波数の組により表される。
V2Vスケジューラ32は、通信装置2がV2Vデータ(優先データまたは非優先データ)を送信するときに、リソース情報メモリ31に格納されているリソース情報に基づいて送信スケジュールを決定する。すなわち、通信装置2が優先データを送信するときは、V2Vスケジューラ32は、第1SAリソースプール31aから優先データの制御情報を送信するためのSAリソースエレメントを選択し、データリソースプール31cからデータを送信するためのデータリソースエレメントを選択する。通信装置2が非優先データを送信するときは、V2Vスケジューラ32は、第2SAリソースプール31bから非優先データの制御情報を送信するためのSAリソースエレメントを選択し、データリソースプール31cからデータを送信するためのデータリソースエレメントを選択する。
また、V2Vスケジューラ32は、V2V通信のSA情報を生成するSA生成器32aを含む。SA情報は、この実施例では、以下の要素を含む。
(1)V2Vデータを送信するためのタイムスロット
(2)V2Vデータを送信するための周波数
なお、SA生成器32aは、V2Vスケジューラ32の一部であってもよいし、V2Vスケジューラ32の外に設けられていてもよい。
V2Vコントロール信号生成器33は、V2V通信の制御情報を表すV2Vコントロール信号を生成する。なお、V2V通信の制御情報は、SA生成器32aにより生成されるSA情報に加えて、下記の情報を含むようにしてもよい。
(3)V2Vデータのデータタイプ(優先/非優先)
(4)V2V信号の送信パワー
(5)繰返し送信回数
(6)MCS(Modulation and Coding Scheme)
V2Vデータ生成器34は、通信装置2が送信するV2Vデータを生成する。例えば、V2Vデータ生成器34には、車両の走行に係わるセンサが接続されている。この場合、このセンサが異常状態を検出したときに、V2Vデータ生成器34は、対応するV2Vデータを生成する。また、センサにより検出された異常状態のタイプに応じて、V2Vデータ生成器34は、生成したV2Vデータのデータタイプ(優先/非優先)を決定することができる。V2Vデータのデータタイプは、V2Vスケジューラ32に通知される。そして、V2Vスケジューラ32は、生成したV2Vデータのデータタイプに応じて、そのV2Vデータの送信スケジュールを決定する。RF送信器35は、V2Vスケジューラ32により決定される送信スケジュールに従って、アンテナを介してV2V信号(V2Vコントロール信号およびV2Vデータ信号を含む)を送信する。
RF受信器36は、他の通信装置から送信されるV2V信号(V2Vコントロール信号およびV2Vデータ信号を含む)を受信する。V2Vコントロール信号検出器37は、受信したV2Vコントロール信号を復調および復号して制御情報を再生する。優先データ検出器38は、V2Vコントロール信号検出器37により再生された制御情報に含まれるSA情報に基づいて、他の通信装置から送信される優先データのスケジュール(タイムスロットおよび周波数)を検出する。なお、他の通信装置から優先データが送信されるときには、V2Vスケジューラ32は、通信装置2が送信する非優先データと他の通信装置から送信される優先データとが衝突しないように、通信装置2が送信する非優先データの送信スケジュールを決定してもよい。V2Vデータ検出器39は、受信したV2Vデータ信号を復調および復号して他の通信装置から送信されたデータを再生する。
なお、トラヒック処理部21、チャネルエンコーダ22、IFFT回路23、CP付加部24、チャネル復調器27、V2Vスケジューラ32、V2Vコントロール信号生成器33、V2Vデータ生成器34、V2Vコントロール信号検出器37、優先データ検出器38、V2Vデータ検出器39は、例えば、プロセッサが与えられたプログラムを実行することにより実現される。ただし、これらの機能の一部は、ハードウェア回路で実現してもよい。また、RF送信器25、35、RF受信器26、36は、例えば、図3に示す送受信回路10cにより実現される。さらに、リソース情報メモリ31は、例えば、図3に示すメモリ10bにより実現される。
図5は、V2V通信のスケジューリングの一例を模式的に示す。この例では、説明を簡単にするために、V2V通信に対して周波数帯F1〜F2が割り当てられているものとする。なお、周波数帯F1〜F2は、許可不要帯域(unlicensed band)であってもよい。
V2V通信は、V2V通信に対して周期的に割り当てられたリソースを使用する。この実施例では、V2V通信の周期は、10m秒である。すなわち、V2V通信の1つの周期は、D2D通信の10個のサブフレームにより実現される。なお、図5に示す例では、周期P1〜P5が描かれている。ただし、図5では、SA情報が周波数分割多重(FDM)でデータと多重化される例を示しているが、SA情報が時間分割多重および周波数分割多重でデータと多重化されるようにしてもよい。
図6は、V2V通信のリソースプールの一例を示す。V2V通信のリソースは、この実施例では、時間および周波数により定義される。時間リソースは、V2V周期内のタイムスロットにより表される。この実施例では、V2Vの1つの周期は、10個のタイムスロットで構成される。すなわち、1つのタイムスロットに対して1つのサブフレームが割り当てられる。周波数リソースは、V2V通信に対して割り当てられている周波数帯(図5では、F1〜F2)の中に設けられる複数のサブキャリアにより表される。この実施例では、V2V通信の周波数帯に12個のサブキャリアが設けられている。12個のサブキャリアの周波数は、f1〜f12で表される。
第1の実施形態では、優先データの制御情報を送信するためのリソースおよび非優先データの制御情報を送信するためのリソースが個々に用意されている。すなわち、優先データの制御情報を送信するためのリソースと非優先データの制御情報を送信するためのリソースとは異なっている。図6に示す例では、優先データの制御情報を送信するための第1SAリソースは、周波数f1〜f3のタイムスロット1〜3に設けられている。即ち、第1SAリソースは、12個のSAリソースエレメントから構成されている。一方、非優先データの制御情報を送信するための第2SAリソースは、周波数f1〜f3のタイムスロット7〜10に設けられている。すなわち、第2SAリソースは、16個のSAリソースエレメントから構成されている。なお、他の周波数/時間領域は、V2Vデータを伝送するためのデータリソースとして使用される。データリソースは、優先データおよび非優先データにより共用される。
なお、V2V通信のリソースプールを表すリソース情報は、基地局により作成されて各通信装置(VUE)に通知される。そして、各通信装置において、リソース情報はリソース情報メモリ31に格納される。なお、図6に示す第1SAリソースおよび第2SAリソースは、図4に示す第1SAリソースプール31aおよび第2SAリソースプール31bに相当する。また、図6に示すデータリソースは、図5に示すデータリソースプール31cに相当する。
図4〜図5の説明に戻る。通信装置2がV2Vデータを送信するときは、上述したように、V2Vスケジューラ32がV2V通信のためのリソースを決定する。このとき、V2Vスケジューラ32は、V2Vデータが優先データであるか非優先データであるかに応じて、異なるルールに基づいてリソースを決定する。
時刻T1においてV2Vデータ生成器34により優先データが生成されたときは、V2Vスケジューラ32は、その優先データの制御情報を送信するためのリソースを第1SAリソースプール31aから選択する。すなわち、V2Vスケジューラ32は、図6に示す第1SAリソースを構成する12個のSAリソースエレメントの中からランダムに1つのSAリソースエレメントを選択する。また、V2Vスケジューラ32は、その優先データを送信するためのリソースをデータリソースプール31cから選択する。すなわち、V2Vスケジューラ32は、図6に示すデータリソースを構成する多数のデータリソースエレメントの中からランダムに1つのデータリソースエレメントを選択する。
そうすると、通信装置2は、選択されたSAリソースエレメントを使用して優先データの制御情報を送信し、選択されたデータリソースエレメントを使用して優先データを送信する。このとき、通信装置2は、優先データが生成された直後のV2V周期において制御情報を送信し、その次のV2V周期においてその優先データを送信する。すなわち、V2V周期P1において制御情報が送信され、V2V周期P2において優先データが送信される。
優先データの制御情報は、その優先データを送信するために使用されるリソースを表すSA情報を含む。SA情報は、優先データを送信するために使用されるサブキャリア周波数およびタイムスロットを指定する。すなわち、SA情報は、優先データを送信するためにデータリソースプール31cから選択されたリソースエレメントを指定する。
時刻T2においてV2Vデータ生成器34により非優先データが生成されたときは、V2Vスケジューラ32は、その非優先データの制御情報を送信するためのリソースを第2SAリソースプール31bから選択する。すなわち、V2Vスケジューラ32は、図6に示す第2SAリソースを構成する16個のSAリソースエレメントの中からランダムに1つのSAリソースエレメントを選択する。また、V2Vスケジューラ32は、その非優先データを送信するためのリソースをデータリソースプール31cから選択する。即ち、V2Vスケジューラ32は、図6に示すデータリソースを構成する多数のデータリソースエレメントの中からランダムに1つのデータリソースエレメントを選択する。
そうすると、通信装置2は、選択されたSAリソースエレメントを使用して非優先データの制御情報を送信し、選択されたデータリソースエレメントを使用して非優先データを送信する。このとき、通信装置2は、非優先データが生成された直後のV2V周期において制御情報を送信し、その次のV2V周期においてその非優先データを送信する。すなわち、V2V周期P3において制御情報が送信され、V2V周期P4において優先データが送信される。
非優先データの制御情報は、その非優先データを送信するために使用されるリソースを表すSA情報を含む。SA情報は、非優先データを送信するために使用されるサブキャリア周波数およびタイムスロットを指定する。すなわち、SA情報は、非優先データを送信するためにデータリソースプール31cから選択されたリソースエレメントを指定する。
ただし、通信装置2が非優先データを送信するときは、V2Vスケジューラ32は、他の通信装置が送信する優先データによって占有されるリソースと重複しないように、非優先データを送信するためのデータリソースを決定する。なお、他の通信装置が送信する優先データによって占有されるリソースは、上述したように、V2Vコントロール信号検出器37および優先データ検出器38により検出される。すなわち、V2Vコントロール信号検出器37は、他の通信装置から送信される制御情報(ここでは、SA情報)を再生する。ここで、SA情報は、データを送信するために使用されるサブキャリア周波数およびタイムスロットを指定する。したがって、優先データ検出器38は、受信したSA情報に基づいて、他の通信装置が送信する優先データによって占有されるリソースを検出することができる。
このように、第1の実施形態では、優先データの制御情報を送信するためのリソースと非優先データの制御情報を送信するためのリソースとが異なっている。したがって、通信装置2が優先データの制御情報を送信するためのリソースと他の通信装置が非優先データの制御情報を送信するためのリソースとが衝突することはない。また、非優先データを送信するためのリソースは、優先データを送信するためのリソースと重複しないように決定される。ここで、データリソースの割当ては、各通信装置により実行される。よって、他の通信装置が優先データを送信するときは、通信装置2は、その優先データとは異なるリソースを使用して非優先データを送信する。同様に、通信装置2が優先データを送信するときは、他の通信装置は、その優先データとは異なるリソースを使用して非優先データを送信する。このため、非優先データによって優先データの送信が妨害されることはない。
なお、通信装置2および他の通信装置が同じリソースを利用して優先データを送信するときは、データの衝突が発生し得る。ただし、複数の通信装置が同じリソースを利用して優先データを送信する可能性は低いと考えられる。
加えて、図5に示す実施例では、V2V通信の周期の長さは10m秒である。したがって、V2Vデータが生成された直後のV2V周期で制御情報が送信され、その次のV2V周期でデータが送信されるケースでは、20m秒以内にデータ送信が完了する。即ち、V2V通信のレイテンシを十分に小さくすることができる。
図7は、第1の実施形態のデータ送信方法の一例を示すフローチャートである。なお、リソース情報は、基地局から通知されてリソース情報メモリ31に格納されているものとする。
S1において、V2Vデータ生成器34は、V2Vデータを生成する。生成されたV2Vデータのデータタイプ(優先/非優先)は、V2Vデータ生成器34からV2Vスケジューラ32に通知される。
S2において、V2Vスケジューラ32は、生成されたV2Vデータが優先データであるか非優先データであるかを判定する。優先データが生成されたときは、V2Vスケジューラ32は、S3〜S4の処理を実行する。すなわち、S3において、V2Vスケジューラ32は、第1SAリソースプール31aからSAリソースを選択する。また、S4において、V2Vスケジューラ32は、データリソースプール31cからデータリソースを選択する。
非優先データが生成されたときは、S5〜S7の処理が実行される。すなわち、S5において、V2Vスケジューラ32は、第2SAリソースプール31bからSAリソースを選択する。S6において、優先データ検出器38は、他の通信装置が送信する優先データにより使用されるデータリソースを検出する。そして、S7において、V2Vスケジューラ32は、他の通信装置が送信する優先データにより使用されるデータリソースと重複しないように、データリソースプール31cからデータリソースを選択する。なお、他の通信装置から優先データが送信されていないときは、V2Vスケジューラ32は、データリソースプール31cから任意のデータリソースを選択することができる。
S8において、通信装置2は、選択されたSAリソースを使用してV2Vデータの制御情報を送信する。また、通信装置2は、選択されたデータリソースを使用してV2Vデータを送信する。
図8は、第1の実施形態の通信装置の動作の一例を示す。この例では、図8(a)に示すように、通信装置2が通信装置2Xへ非優先データを送信し、通信装置2Yが通信装置2Zへ優先データを送信するものとする。
通信装置2Yは、優先データを送信するので、他の通信装置から送信されるV2V信号を考慮することなくリソースを選択する。この例では、通信装置2Yは、通信装置2Zへ優先データを送信するためのデータリソース「サブキャリア周波数f8、タイムスロットTS5」を選択するものとする。この場合、通信装置2Yは、図8(b)に示すように、選択したデータリソースを表すSA情報を含む制御情報を通信装置2Zへ送信する。この制御情報は、通信装置2にも到達するものとする。
通信装置2は、非優先データを送信するので、他の通信装置から送信されるV2V信号を考慮してリソースを選択する。すなわち、通信装置2は、通信装置2Yから受信する制御情報を考慮してリソースを選択する。ここで、通信装置2Yから受信する制御情報は、データリソース「サブキャリア周波数f8、タイムスロットTS5」を表している。したがって、通信装置2は、データリソースプールの中から「サブキャリア周波数f8、タイムスロットTS5」以外のデータリソースを選択する。この例では、通信装置2は、データリソース「サブキャリア周波数f9、タイムスロットTS6」を選択するものとする。
この結果、図8(c)に示すように、通信装置2Yは、「サブキャリア周波数f8、タイムスロットTS5」で優先データを通信装置2Zへ送信する。通信装置2は、「サブキャリア周波数f9、タイムスロットTS6」で非優先データを通信装置2Xへ送信する。したがって、V2Vデータの衝突が回避される。
なお、上述の実施例では、通信装置2が非優先データを送信するときに、V2Vスケジューラ32は、他の通信装置が送信する優先データにより占有されるリソースと重複しないように、通信装置2が使用するデータリソースを決定する。しかし、第1の実施形態はこの方法に限定されるものではない。すなわち、通信装置2が非優先データを送信するときに、V2Vスケジューラ32は、他の通信装置が送信するV2Vデータ(優先データまたは非優先データ)により占有されるリソースと重複しないように、通信装置2が使用するデータリソースを決定してもよい。或いは、通信装置2がV2Vデータ(優先データまたは非優先データ)を送信するときに、V2Vスケジューラ32は、他の通信装置が送信するV2Vデータ(優先データまたは非優先データ)により占有されるリソースと重複しないように、通信装置2が使用するデータリソースを決定してもよい。
また、通信装置2が非優先データを送信するときに(即ち、通信装置2において非優先データが生成されたとき)、他の通信装置が送信する優先データが送信されることが優先データ検出器38により検出されたときは、通信装置2のV2Vスケジューラ32は、その非優先データの送信を停止してもよい。
また、上述の実施例では、優先データの制御情報のためのリソースが配置される時間間隔と、非優先データの制御情報のためのリソースが配置される時間間隔とは同じである。図5に示す例では、優先データの制御情報のためのリソースSA1および非優先データの制御情報のためのリソースSA2は、いずれも10m秒間隔で配置されている。ただし、第1の実施形態はこの方法に限定されるものではない。
例えば、優先データと比較して非優先データの許容レイテンシが大きいときは、図9に示すように、非優先データの制御情報のためのリソースが配置される時間間隔を大きくしてもよい。図9に示す例では、優先データの制御情報のためのリソースSA1が配置される時間間隔は10m秒であり、非優先データの制御情報のためのリソースSA2が配置される時間間隔は100m秒である。
さらに、V2V通信のためのリソースプールの配置は、基地局により固定的に設計されてもよいし、通信環境に基づいて更新されるようしてもよい。通信環境に基づいてリソースプール配置を更新する場合、基地局は、各通信装置から通知される電波状態情報に基づいて、V2V通信のためのリソースプールの配置を更新する。
図10は、V2V通信のためのリソースプール配置を更新する手順の一例を示す。この実施例では、基地局(eNB)が予めV2V通信のためのリソースプール配置を決定する。そして、このリソースプール配置を表すリソースプール情報が基地局から各通信装置(VUE)に配布される。各通信装置は、基地局から受信したリソースプール情報に基づいて自律的にV2Vリソースを選択したら、V2V通信を行う。このとき、各通信装置は、V2V信号の電波状態を測定する。例えば、V2V信号を伝搬する周波数のパワーおよび干渉電力などを測定する。そして、各通信装置は、その測定結果を基地局へ通知する。基地局は、通信装置から通知される電波状態情報に基づいて、V2V通信のためのリソースプール配置を更新する。その後、基地局は、更新されたリソースプール配置を表すリソースプール情報を各通信装置に配布する。
上記手順において、基地局は、例えば、電波状態が良好な周波数を使用して優先データのための制御情報が送信されるようにリソースプール配置を決定する。この場合、優先データを送信するための制御情報が確実に宛先装置まで伝搬するので、V2V通信の信頼性が向上する。なお、リソースプール情報の構成例を示したが、この実施形態に係りシナリオは、V2V端末間で直接的にデータを送信するために使用される正確なリソースを基地局(eNB)が決定するケースにも適用可能である。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、V2Vデータの制御情報が送信され、その後、その制御情報に対応するV2Vデータが送信される。したがって、V2V信号を受信する通信装置は、制御情報に基づいてV2Vデータを伝送するためのリソースを認識し、その後、認識したリソースからV2Vデータを抽出する。
これに対して第2の実施形態では、V2VデータおよびそのV2Vデータの制御情報が同じサブフレームにより送信される。サブフレームには、周波数の異なる複数のサブキャリアが割り当てられている。D2D通信では、サブフレームには、12個のサブキャリアが割り当てられている。サブフレームは、各サブキャリアは、14個のシンボルを伝送する。すなわち、サブフレームは、168個のシンボルを伝送することができる。
各サブフレームに対して割り当てられているリソースは、たとえば、図11に示すように、SAリソースおよびデータリソースに分割される。この実施例では、SAリソースに対してサブキャリア周波数f1〜f4が割り当てられ、データリソースに対してサブキャリア周波数f5〜f12が割り当てられている。そして、制御情報およびデータは、FDM(Frequency Division Multiplexing)によりサブフレーム内に多重化されて送信される。
図11に示す例では、サブキャリア周波数f3を使用して制御情報が送信される。制御情報に含まれるSA情報は、V2Vデータを送信するためのデータリソースを指定する。この実施例では、SA情報は、V2Vデータを送信するためのサブキャリア周波数としてf7を指定している。
V2V信号を受信する通信装置は、例えば、V2V通信に割り当てられているすべてのサブキャリア周波数を復調する。これにより、周波数f3からSA情報を取得する。ここで、SA情報は、周波数f7を使用してV2Vデータが送信されることを表している。よって、通信装置は、周波数f5〜f12をそれぞれ復調することによる得られる8個のデータ列の中から、周波数f7から再生されたデータを抽出する。これにより、V2V信号を受信する通信装置は、目的データを取得することができる。また、V2V信号を送信する通信装置は、所望のサブフレームを使用してV2Vデータを送信することができる。この結果、V2V通信のレイテンシがさらに小さくなる。
なお、通信装置2が送信するV2Vデータのデータタイプ(優先/非優先)に応じて、通信パラメータを決定してもよい。たとえば、優先データを送信するときは、通信装置2は、エラー率が最も小さくなるMCSを選択し、最大送信パワーで制御情報およびデータを送信してもよい。このとき、通信装置2は、与えられたリソースプールから使用すべきリソースを自律的に決定してもよい。これに対し、非優先データを送信するときは、通信装置2は、V2V通信のチャネル品質を推定し、その推定結果に応じてMCS、送信パワー、使用すべきリソースを決定してもよい。例えば、通信装置間で送信および受信されるディスカバリ信号を使用してチャネル品質が推定される。この場合、通信装置2は、他の通信装置からフィードバックされるチャネル品質情報に基づいて、MCS、送信パワー、リソースを決定してもよい。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、優先データの制御情報を送信するためのリソースと非優先データの制御情報を送信するためのリソースとは互いに異なっている。これに対して、第3の実施形態では、優先データおよび非優先データに対して1つの共通リソースプールが用意される。
図12は、本発明の第3の実施形態に係わる通信装置の一例を示す。なお、セルラ通信をサポートするための回路は、第1の実施形態および第3の実施形態において実質的に同じである。また、V2V通信をサポートするための回路は、第1の実施形態および第3の実施形態において互いに類似している。ただし、図12に示すように、第3の実施形態の通信装置2は、キャリアセンサ41を備える。また、リソース情報メモリ31には、SAリソースプール31dおよびデータリソースプール31cが格納される。SAリソースプール31dは、優先データの制御情報および非優先データの制御情報を送信するために共用される。
キャリアセンサ41は、V2V通信に対して割り当てられているすべてのリソース(SAリソースおよびデータリソース)について電波強度を検知することができる。即ち、各サブキャリアについて各サブフレームの受信電波強度を検知することができる。ここで、あるリソースエレメントの受信電波強度が所定の閾値レベルよりも高ければ、他の通信装置がそのリソースエレメントを使用して制御情報またはV2Vデータを送信していると判定される。そして、V2Vスケジューラ32は、必要に応じて、キャリアセンサ41による検知結果を考慮してV2V通信のスケジューリングを行う。
図13は、第3の実施形態のデータ送信方法の一例を示すフローチャートである。尚、S1〜S2は、第1の実施形態および第3の実施形態において実質的に同じである。すなわち、通信装置2が送信するV2Vデータが生成されると、そのV2Vデータのデータタイプ(優先/非優先)が判定される。
優先データが生成されたときは、V2Vスケジューラ32は、S11〜S12の処理を実行する。即ち、S11において、V2Vスケジューラ32は、SAリソースプール31dからSAリソースを選択する。また、S12において、V2Vスケジューラ32は、データリソースプール31cからデータリソースを選択する。このとき、V2Vスケジューラ32は、キャリアセンサ41による検知結果を考慮する必要はない。
非優先データが生成されたときは、S13〜S15の処理が実行される。すなわち、S13において、キャリアセンサ41は、V2V通信に対して割り当てられているすべてのリソースについて受信電波強度を検知する。このとき、受信電波強度が閾値レベルよりも高いリソースは、他の通信装置によって使用されていると判定される。そして、キャリアセンサ41は、他の通信装置によって使用されているリソースをV2Vスケジューラ32に通知する。
S14において、V2Vスケジューラ32は、SAリソースプール31dから他の通信装置によって使用されていないSAリソースを選択する。また、S15において、V2Vスケジューラ32は、データリソースプール31cから他の通信装置によって使用されていないデータリソースを選択する。なお、他の通信装置によってリソースが使用されていないときは、V2Vスケジューラ32は、SAリソースプール31dから任意のSAリソースを選択し、データリソースプール31cから任意のデータリソースを選択する。そして、S16において、通信装置2は、S11またはS14で選択されたSAリソースを使用してV2Vデータの制御情報を送信する。また、通信装置2は、S12またはS15で選択されたデータリソースを使用してV2Vデータを送信する。
このように、第3の実施形態では、通信装置2が優先データを送信するときは、キャリアセンスを行うことなく、即座にその優先データが送信される。これに対して、通信装置2が非優先データを送信するときは、他の通信装置により使用されているリソースの有無をモニタするためにキャリアセンスが実行される。そして、通信装置2は、他の通信装置により使用されていないリソースを使用して非優先データを送信する。したがって、第3の実施形態によれば、非優先データの送信が他のV2Vデータを妨害することはない。
なお、図13に示す例では、通信装置2が優先データを送信するときにはキャリアセンスを行わないが、第3の実施形態はこの方法に限定されるものではない。すなわち、通信装置2が優先データを送信するときにも、キャリアセンスの結果に基づいてリソースの選択を行ってもよい。ただし、通信装置2が優先データを送信するときの動作と、通信装置2が非優先データを送信するときの動作とは異なっていることが好ましい。
例えば、通信装置2が非優先データを送信するときは、キャリアセンサ41は、その非優先データが生成されたときから所定のバックオフ時間が経過した後にキャリアセンスを開始する。一方、通信装置2が優先データを送信するときには、キャリアセンサ41は、バックオフ時間を設けることなく、または、短いバックオフ時間が経過した後にキャリアセンスを開始する。
或いは、通信装置2が非優先データを送信するときは、キャリアセンサ41は、V2V通信に対して割り当てられているすべてのリソースについてキャリアセンスを実行する。一方、通信装置2が優先データを送信するときは、キャリアセンサ41は、V2V通信に対して割り当てられているリソースの一部の範囲についてキャリアセンスを実行する。この場合、V2Vスケジューラ32は、キャリアセンスが実行されたリソース範囲のなかから優先データを送信するためのリソースを選択する。

Claims (14)

  1. D2D(Device-to-Device)通信をサポー卜する通信装置であって、
    データ送信のための制御情報に対して割り当てられている制御リソースを含む第1リソースプールを表す第1のリソース情報、およびデータに対して割り当てられているデータリソースを含む第2リソースプールを表す第2のリソース情報を格納する格納部と、
    前記制御情報を送信するための第1のリソースを前記第1リソースプールから選択し、前記データを送信するための第2のリソースを前記第2リソースプールから選択するスケジューラと、
    前記第1のリソースを用いて前記制御情報を送信し、前記第2のリソースを用いて前記データを送信する送信部と、
    第1のデータを送信する場合は、第1のリソース範囲でキャリアセンスを行うように制御、前記第1のデータより優先度が高い第2のデータを送信する場合は、前記第1のリソース範囲の一部のリソース範囲である第2のリソース範囲でキャリアセンスを行うように制御する制御部と、を備え、
    前記スケジューラは、前記キャリアセンスにより検知される、前記第2リソースプールに含まれるリソースのうちの少なくとも一部における受信電波強度に応じて、データ送信に用いるデータリソースを前記第2リソースプールから選択する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 他の通信装置が通信に用いるリソースを検出することが可能な検出部をさらに備え、
    前記スケジューラは、前記検出部が前記他の通信装置が用いるリソースを検出している場合、前記他の通信装置が用いるリソース以外のリソースから前記データリソースを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検出部は、前記他の通信装置の制御信号を復号し、復号した制御信号に基づいて前記リソースを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記受信電波強度を測定する測定部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  5. 前記送信部は、前記データを送信する送信パワーを前記データの優先度に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の通信装置。
  6. 前記スケジューラは、前記受信電波強度が所定の閾値以下のリソースから前記データリソースを選択する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の通信装置。
  7. 前記スケジューラは、前記受信電波強度に応じて、前記第2リソースプールから他の通信装置が利用している可能性が低いリソースをデータリソースとして選択する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の通信装置。
  8. 前記第1リソースプールおよび前記第2リソースプールに関する情報を受信する受信部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の通信装置。
  9. 前記スケジューラは、前記制御情報を送信することが可能な複数の第1リソースエレメントで構成される前記第1リソースプールから、前記第1のリソースを選択する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の通信装置。
  10. 前記スケジューラは、前記データを送信することが可能な複数の第2リソースエレメントで構成される前記第2リソースプールから、前記第2のリソースを選択する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の通信装置。
  11. 前記送信部は、前記制御情報と前記データを同一のサブフレームを用いて送信する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の通信装置。
  12. 前記スケジューラは、前記データを送信することが可能な複数の第2リソースエレメントで構成される前記第2リソースプールから、前記第2のリソースを選択し、
    前記送信部は、前記データを送信する送信パワーを前記データの優先度に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  13. D2D(Device-to-Device)通信をサポー卜する通信装置における通信方法であって、
    データ送信のための制御情報に対して割り当てられている制御リソースを含む第1リソースプールを表す第1のリソース情報、およびデータに対して割り当てられているデータリソースを含む第2リソースプールを表す第2のリソース情報を格納し、
    制御情報を送信するための第1のリソースを前記第1リソースプールから選択し、
    第1のデータを送信する場合は、第1のリソース範囲でキャリアセンスを行い、前記第1のデータより優先度が高い第2のデータを送信する場合は、前記第1のリソース範囲の一部のリソース範囲である第2のリソース範囲でキャリアセンスを行い、
    データを送信するための第2のリソースを、前記キャリアセンスにより検知された受信電波強度に応じて、前記第2リソースプールから選択し、
    前記第1のリソースを用いて前記制御情報を送信し、前記第2のリソースを用いて前記データを送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  14. D2D(Device-to-Device)通信をサポー卜する第1の通信装置および第2の通信装置を含む無線通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    データ送信のための制御情報に対して割り当てられている制御リソースを含む第1リソースプールを表す第1のリソース情報、およびデータに対して割り当てられているデータリソースを含む第2リソースプールを表す第2のリソース情報を格納する格納部と、
    前記制御情報を送信するための第1のリソースを前記第1リソースプールから選択し、前記データを送信するための第2のリソースを前記第2リソースプールから選択するスケジューラと、
    前記第1のリソースを用いて前記制御情報を送信し、前記第2のリソースを用いて前記データを送信する送信部と、
    第1のデータを送信する場合は、第1のリソース範囲でキャリアセンスを行うように制御、前記第1のデータより優先度が高い第2のデータを送信する場合は、前記第1のリソース範囲の一部のリソース範囲である第2のリソース範囲でキャリアセンスを行うように制御する制御部と、を含み、
    前記スケジューラは、前記キャリアセンスにより検知される、前記第2リソースプールに含まれるリソースのうちの少なくとも一部における受信電波強度に応じて、データ送信に用いる前記第2のリソースを前記第2リソースプールから選択し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1のリソースを用いて送信された前記制御情報と、前記第2のリソースを用いて送信された前記データを受信する受信部を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
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