JP2009253731A - 車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置 - Google Patents

車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009253731A
JP2009253731A JP2008100362A JP2008100362A JP2009253731A JP 2009253731 A JP2009253731 A JP 2009253731A JP 2008100362 A JP2008100362 A JP 2008100362A JP 2008100362 A JP2008100362 A JP 2008100362A JP 2009253731 A JP2009253731 A JP 2009253731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
transmission
wireless communication
specific
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008100362A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Mukoyama
良雄 向山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008100362A priority Critical patent/JP2009253731A/ja
Publication of JP2009253731A publication Critical patent/JP2009253731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすること。
【解決手段】他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と自車両の位置関係に応じて自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、を備える車両用情報通信装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両間で無線通信を行なって情報を共有するための車両用情報通信装置等に関する。
従来、車両に搭載される無線通信機器を複数備え、これらの無線通信機器が互いに通信を行う車々間通信システムについての発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、同一の無線通信サービスエリア内に、緊急性を有する情報を送信した緊急車両が存在するか否かを判断し、同一の無線通信サービスエリア内に緊急車両が存在する場合に、データの送信頻度を低くするものとしている。
特開2005−229478号公報
しかしながら、上記従来のシステムにおいては、緊急車両以外の車両からの情報送信を一律に制限する結果、緊急車両の移動に必要とされる有用な情報が送受信されない場合が生じる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることが可能な車両用情報通信装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、
他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と自車両の位置関係に応じて自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
を備える車両用情報通信装置である。
この本発明の第1の態様によれば、特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
上記目的を達成するための本発明の第2の態様は、
他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と自車両の交錯可能性が高いことを判別するための所定条件を満たさない場合には自車両からの情報送信を制限し、該所定条件を満たす場合には所定条件を満たさない場合に比して自車両からの情報送信の制限程度を小さくする送受信制御手段と、
を備える車両用情報通信装置である。
この本発明の第2の態様によれば、特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。具体的には、無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、特定車両と自車両の交錯可能性が高いことを判別するための所定条件を満たさない場合には自車両からの情報送信を制限するため、自車両や特定車両が走行している通信可能エリアにおける通信量を減少させ、特定車両の周辺を走行している各車両が、特定車両から送信される情報に注視することが可能な環境を作り出すことができる。また、所定条件を満たす場合には所定条件を満たさない場合に比して自車両からの情報送信の制限程度を小さくするため、特定車両において自車両からの情報を受信し、種々の制御を行なうことが可能となる。
本発明の第2の態様において、
自車両及び前記特定車両の交差点における転回方向を推定する転回方向推定手段と、
自車両及び前記特定車両の交差点への進入方向を特定する進入方向特定手段と、を備え、
前記所定条件は、前記転回方向推定手段の推定結果と前記進入方向特定手段の特定結果の組み合わせが所定の組み合わせに該当することを含むものとしてもよい。
また、本発明の第2の態様において、
前記所定条件は、自車両が停止していないことを含むものとしてもよい。
また、本発明の第2の態様において、
自車両前方の信号の状態を特定する信号状態特定手段を備え、
前記所定条件は、前記信号状態特定手段により特定された自車両前方の信号の状態が通行可能を示す状態であることを含むものとしてもよい。
本発明の第3の態様は、
他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、該特定車両に向けた情報送信以外の自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
を備える車両用情報通信装置である。
この本発明の第3の態様によれば、無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、特定車両に向けた情報送信を除き自車両からの情報送信を制限するため、必要な情報については自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
本発明の第4の態様は、
他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、該特定車両からの信号を他車両に転送するための情報送信以外の自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
を備える車両用情報通信装置である。
この本発明の第4の態様によれば、無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、必要な情報については自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。具体的には、無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、特定車両からの信号を他車両に転送するための情報送信以外については自車両からの情報送信を制限するため、自車両や特定車両が走行している通信可能エリアにおける通信量を減少させ、特定車両の周辺を走行している各車両が、特定車両から送信される情報に注視することが可能な環境を作り出すことができる。また、特定車両からの信号を他車両に転送するための情報送信については自車両からの情報送信を制限しないため、特定車両に関する情報を車両間で共有することができる。
本発明の第1ないし第4の態様において、
前記特定車両は、例えば、救急車両、警察車両、及び消防車両のうちいずれかを少なくとも含む。
本発明の第5の態様は、複数の車両に搭載された本発明の第1ないし第4の態様の車両用情報通信装置を有する情報通信システムである。
この本発明の第5の態様によれば、特定車両以外の車両からの情報送信の必要性が高くない場合には当該情報送信を制限するため、特定車両等が走行している通信可能エリアにおける通信量を減少させ、特定車両の周辺を走行している各車両が、特定車両から送信される情報に注視することが可能な環境を作り出すことができる。また、特定車両以外の車両からの情報送信の必要性が高い場合には情報送信を制限しない、或いは制限程度を小さくするため、必要な情報を通信ネットワーク上で授受することができる。
本発明の第6の態様は、
移動体に搭載又は保持される情報通信装置であって、
無線通信を行なうための無線通信手段と、
前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と前記移動体の位置関係に応じて自己からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
を備える情報通信装置である。
この本発明の第6の態様によれば、特定車両が通過する際に、必要な場合には自己からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
本発明によれば、特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることが可能な車両用情報通信装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
<第1実施例>
以下、本発明の第1実施例に係る車両用情報通信装置1について説明する。図1は、車両用情報通信装置1の全体構成の一例を示す図である。車両用情報通信装置1は、主要な構成として、車車間通信機10と、路車間通信機15と、カメラ20と、GPS(Global Positioning System)受信機30と、現在位置特定装置32と、記憶装置34と、走行状態検出用センサー40と、出力装置50と、マスターECU(Electronic Control Unit)60と、を備える。
車車間通信機10は、他車両との無線通信を行なうための装置であり、例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)で使用される5.8GHzの周波数帯域を利用して、他車両との情報の送受信を行なう。また、これに限らず、ビーコン等を用いて無線通信を行なってもよいし、Bluetooth(登録商標)等の短距離無線通信方式によって無線通信を行なってもよい。車車間通信機10は、他車両から受信した電波等を復号し、得られた情報をマスターECU60に出力する。
路車間通信装置15は、道路に埋設された発信機や道路脇に設置された発信機が発信する情報を受信するための車載装置であり、例えば、最寄りの信号機までの距離、当該信号機の状態等の情報を自動的に受信する。
カメラ20は、例えば、ウインドシールド中央上部に配設されたCCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を利用したカメラであり、車両前方を撮像領域とし、数[ms]毎に繰り返し撮像を行なう。カメラ20の撮像画像は、例えばNTSC(National Television Standards Committee)等のインターレース方式によって生成される画像信号として、定期的に(例えば、撮像フレーム毎に)マスターECU60に送信される。
GPS受信機30は、GPS衛星が送信する電波を受信し、これを復調して当該電波に含まれる航法メッセージ(衛星信号)を現在位置特定装置32に出力する。航法メッセージは、衛星軌道に関する情報や衛星時計の補正値、電離層の補正係数、衛星自身の動作状態を示すヘルスメッセージ等を含む。
現在位置特定装置32は、複数のGPS衛星からの航法メッセージを解析し、車両の現在位置(緯度、経度、及び高度をいう)を特定する。具体的には、航法メッセージに含まれる衛星軌道の情報等から各GPS衛星のワールド座標系(例えばWGS84)における位置(Xs,Ys,Zs)を算出し、電波の到達時間(到達時刻−発信時刻)に光速を乗じて各GPS衛星と車両との間の擬似距離を算出し、複数のGPS衛星について算出される擬似距離及び位置を用いて、三角測量の原理により車両の現在位置を算出する。なお、車両の現在位置は、車速センサーやジャイロセンサー等の各種センサーの出力や、ビーコン受信機及びFM多重受信機を介して受信される各種情報に基づいて補正されてよい。
記憶装置34は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やDVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、フラッシュメモリ等の記憶装置であり、その記憶媒体には地図データ36が記憶されている。地図データ36は、例えば、交差点等を表し、座標(緯度、経度)を有するノード点と、ノード点を接続し、道路幅や道路曲率が付随して記憶されたリンクと、により道路形状を表現している。
なお、GPS受信機30、現在位置特定装置32、及び記憶装置34は、車載ナビゲーション装置の一部が共用されるものであってよい。
走行状態検出用センサー40は、例えば、車速センサー、アクセル開度センサー、ブレーキペダルセンサー、ステアリング操舵角センサー、ヨーレートセンサー、ウインカースイッチ等である。これらのセンサーの出力値は、多重通信線等を介してマスターECU60に出力される。
出力装置50は、例えば、スピーカー、ブザー、表示装置、バイブレーター等を含む。また、他車両からの情報に基づいて自動ブレーキ制御を行なう場合、電子制御式ブレーキ装置やエンジン・変速機(エンジンブレーキのため)等を含んでよい。
マスターECU60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を中心としてROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等がバスを介して相互に接続されたマイクロコンピューターであり、その他、HDD(Hard Disc Drive)やDVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、フラッシュメモリ等の記憶装置やI/Oポート、タイマー、カウンター等を備える。ROMには、CPUが実行するプログラムやデータが格納されている。また、図2に示す如く、本実施例のマスターECU60は、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより機能する主要な機能ブロックとして、送信制御部62と、受信信号処理部64と、信号状態特定部66と、転回方向推定部68と、進入方向特定部70と、出力制御部72と、を備える。なお、これらの機能ブロックが明確に別のプログラムに基づくものである必要はなく、同一プログラムの中に複数の機能ブロックを実現する部分が含まれていてもよい。
送信制御部62は、自車両の現在位置や車速、操舵角、ナビゲーション装置で設定された目的地、ウインカーやハザードランプの作動状態等の情報を、定期的に他車両に送信するように車車間通信機10を制御する。また、車車間通信機10により受信された情報のうち、転送依頼信号を含むものについては、他車両に転送するように車車間通信機10を制御する。
また、送信制御部62は、救急車両、警察車両、消防車両等の特定車両からの信号が車車間通信機10により受信された際には、特定車両と自車両の交錯可能性が高いことを示す所定条件を満たすか否かの判定結果(詳しくは、後述する)に応じて、他車両への情報送信を制限する。なお、本発明は、特定車両が車車間通信を行なうための装置を有していることを前提としている。ここで、「制限する」とは、送信頻度を低下させる(送信周期を長くする)ことであってもよいし、全く停止することであっても構わない。
受信信号処理部64は、車車間通信機10により他車両から得られた情報(他車両も、本実施例が搭載された車両と同様に、現在位置や車速等を送信して来るものとする)に基づき、危険判定を行なう。具体的には、例えば、自車両がこれから進入しようとしている交差点への到達時刻を算出し、当該交差点に自車両と交錯する方向で進入しようとしている他車両について同様に交差点への到達時刻を算出し、衝突の危険性が高い場合に、その旨を示す信号を出力制御部72に出力する。これに応じて出力制御部72は、音声や表示、振動等による注意喚起、警報、自動ブレーキ制御等を行なうように出力装置50を制御する。係る処理によって、見通しの悪い交差点等における出会い頭の衝突危険性を低減することができる。なお、この説明は簡略化されたものであり、より詳細な判定を行なって衝突危険性を算出し、衝突危険性の程度に応じて出力装置50から段階的な出力を行なってもよい。
また、受信信号処理部64は、車車間通信機10により受信された信号が特定車両から送信されたものである場合には、その旨を送信制御部62に出力する。送信制御部62では、特定車両と自車両の交錯可能性が高いことを判別するための所定条件を満たすか否かの判定を行なって、所定条件を満たさない場合には、他車両への情報送信を制限することとした。これにより、自車両や特定車両が走行している通信可能エリアにおける通信量を減少させ、特定車両の周辺を走行している各車両が、特定車両から送信される情報に注視することが可能な環境を作り出すことができる。
ところが、特定車両にとって、当該特定車両と交錯する可能性のある車両からの情報は必要なものである。従って、特定車両の存在を検知した(特定車両からの情報を受信した)際に、一律に自車両からの情報送信を制限すればよいというものでもない。そこで、本実施例では、所定条件を満たす場合には、所定条件を満たさない場合に比して自車両からの情報送信の制限程度を小さくすることとした。ここで、「制限程度を小さくする」とは、全く自車両からの情報送信を制限しない(特定車両からの情報を受信していない場合と同様の頻度で情報送信を行なう)ものとしてもよいし、例えば特定車両からの情報を受信していない場合の送信頻度と、特定車両からの情報を受信し且つ所定条件を満たさない場合の送信頻度との中間程度の送信程度にするものとしてもよい。
信号状態特定部66、転回方向推定部68、及び進入方向特定部70は、所定条件に該当するか否かの判定を行なうための機能ブロックである。先にこれらの機能について説明する。
信号状態特定部66は、自車両前方の信号、すなわち自車両がこれから進入する交差点における信号の状態を特定する。信号の状態は、路車間通信装置15により得られた情報に基づいて特定してもよいし、カメラ20の撮像画像に含まれる信号の発光色を認識して特定してもよいし、これらの双方を加味して特定してもよい。
転回方向推定部68は、自車両及び特定車両の交差点における転回方向を推定する。すなわち、通常の交差点であれば、自車両や特定車両が交差点を直進するのか、右折するのか、或いは左折するのかを推定する(右折するか、そうでないかを推定するものとしてもよい)。係る推定は、自車両については、走行状態検出用センサー40の出力値を参照して認識されるウインカーの作動状態やステアリング操舵角、カメラ20の撮像画像解析等により得られる自車両の走行車線等に基づいて行なうことができる。また、特定車両については、同様の情報を車車間通信機10により受信することにより行なうことができる。
進入方向特定部70は、自車両及び特定車両の交差点への進入方向を特定する。係る特定は、自車両については、現在位置特定装置32により特定される自車両の現在位置の履歴を用いて地図データ36を参照することにより行なうことができ、特定車両の交差点への進入方向については、同様の情報を車車間通信機10により受信することにより行なうことができる。なお、前述した「特定車両と自車両が同一の交差点に接近している」ときを特定するのも同様の手法により行なうことができる。
そして、送信制御部62は、受信信号処理部64から特定車両からの信号を受信した旨を示す信号が入力されたときに、所定条件を満たすか否かを判定する。所定条件は、例えば、(1)自車両前方の信号が青(通行可能)であること、(2)自車両が停止していないこと、(3)自車両と特定車両の交差点への進入方向が直交している(対向又は並走でないことをいう)、又は自車両と特定車両の交差点への進入方向が対向しており且つ自車両と特定車両のいずれか一方が右折すると推定されていること、の全てを満たすことと定義する。また、特定車両と自車両が同一の交差点に接近していることを含めてよい。
この所定条件は、以下の理由に基づくものである。すなわち、自車両前方の信号が青(通行可能)でなければ自車両が自然と停止することが予測されるため、自車両からの情報送信を制限しても特定車両への影響は小さいと考えられる。自車両が既に停止している場合も同様である。また、自車両と特定車両が交錯する方向で交差点に進入及び転回するのでなければ、自車両からの情報送信を制限しても特定車両への影響は小さいと考えられる。
逆に、上記(1)〜(3)の全てを満たす場合は、自車両と特定車両の交錯可能性が高いと判断できる。従って、自車両からの情報送信を余り制限せず(全く制限しないものとしてもよい)、自車両に関する情報等を継続して送信し、特定車両が受信できるようにするのが望ましい。すなわち、特定車両からの情報送信と、自車両からの情報送信を、同等或いはやや低い程度の優先度とすべきである。
これにより、特定車両において自車両からの情報を受信し、注意喚起や警報の出力、自動ブレーキ制御、或いは加速して衝突を避ける等の制御を行なうことが可能となる。すなわち、特定車両の側において、車車間通信の本来の目的を減殺しないようにすることができる。
図3は、特定車両と自車両の交差点への進入及び転回等に関する複数のパターンについて、自車両が情報送信を制限する(図では停止すると表記した)か否かを示す図である。図示する如く、特定車両と自車両の交錯可能性が高い場合には自車両からの情報送信を制限せず、交錯可能性が低い場合には自車両からの情報送信を制限することとなる。従って、特定車両が走行している通信可能エリアにおける通信量を減少させ、特定車両の周辺を走行している各車両が、特定車両から送信される情報に注視することが可能な環境を作り出しつつ、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
なお、上記(1)〜(3)のうちいずれかを省略してもよいし、更に他の条件を付加してもよい。
図4は、以上説明した処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、例えば所定周期をもって繰り返し実行される。
まず、車車間通信機10が特定車両からの情報を受信したか否かを判定する(S100)。特定車両からの情報を受信していない場合は、受信するまで待機する。
特定車両からの情報を受信した場合は、特定車両と自車両が同一の交差点に接近しているか否かを判定する(S102)。特定車両と自車両が同一の交差点に接近していない場合は、自車両からの情報送信を制限する(S104)。
一方、特定車両と自車両が同一の交差点に接近している場合は、自車両前方の信号状態を特定し(S106)、自車両及び特定車両の転回方向を推定すると共に進入方向を特定する(S108)。
そして、自車両前方の信号が青(通行可能)であるか否か、自車両が走行中である(停止していない)か否か、自車両と特定車両の交差点への進入方向が直交しているか否か、自車両と特定車両の交差点への進入方向が対向しており且つ自車両と特定車両のいずれか一方が右折すると推定されているか否かを判定する(S110、S112、S114、S116)。
S110、S112、及び、S114とS116のいずれか一方において肯定的な判定を得た場合は、自車両からの情報送信を制限せずに継続する(S118)。
一方、S110とS112のいずれか一方、又はS114とS116の双方において否定的な判定を得た場合は、自車両からの情報送信を制限する(S104)。
そして、特定車両が交差点を通過したか否かを判定する(S120)。特定車両が交差点を通過していなければ、再度S102以下の処理を実行する。
特定車両が交差点を通過したと判定した場合は、特定車両と自車両の距離が所定距離以上となったか否かを判定する(S122)。なお、特定車両と自車両の距離は両者の現在位置を比較して算出可能である。特定車両と自車両の距離が所定距離以上となっていない場合は再度S102以下の処理を実行し、特定車両と自車両の距離が所定距離以上となった場合は自車両からの情報送信の制限を解除して(S124)、本フローの1ルーチンを終了する。
本実施例の車両用情報通信装置1によれば、特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
なお、単に特定車両から送信される情報の通信における優先度を上げるという制御を行なうことも考えられるが、この場合、通信可能エリア内の通信量が増大して通信困難になるという不都合を回避できない。以下に説明する第2実施例や第3実施例との比較においても同様である。
<第2実施例>
以下、本発明の第2実施例に係る車両用情報通信装置2について説明する。車両用情報通信装置2は、主なハードウエア構成に関して第1実施例の車両用情報通信装置1と共通するため、図1を参照することとして構成要素の図示及び説明を省略する。なお、本実施例の車両用情報通信装置2において、路車間通信機15やカメラ20は必須の構成でない。また、マスターECU60が有する機能ブロックも第1実施例と同様である必要はない。
本実施例のマスターECU60は、車車間通信機10が特定車両からの情報を受信した際に、特定車両に向けた情報送信を除き、自車両からの情報送信を制限する。特定車両に向けた情報送信とは、例えば受信先を特定するための信号が、送信される信号の先頭付近に付加された情報送信をいう。
図5は、第2実施例に係るマスターECU60が実行する特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、例えば所定周期をもって繰り返し実行される。
まず、車車間通信機10が特定車両からの情報を受信したか否かを判定する(S200)。特定車両からの情報を受信していない場合は、受信するまで待機する。
特定車両からの情報を受信した場合は、特定車両と自車両が同一の交差点に接近しているか否かを判定する(S202)。特定車両と自車両が同一の交差点に接近していない場合は、自車両からの情報送信を制限する(S204)。
一方、特定車両と自車両が同一の交差点に接近している場合は、特定車両に向けた情報送信以外の自車両からの情報送信を制限する(S206)。
そして、特定車両が交差点を通過したか否かを判定する(S208)。特定車両が交差点を通過していなければ、再度S202以下の処理を実行する。
特定車両が交差点を通過したと判定した場合は、特定車両と自車両の距離が所定距離以上となったか否かを判定する(S210)。特定車両と自車両の距離が所定距離以上となっていない場合は再度S102以下の処理を実行し、特定車両と自車両の距離が所定距離以上となった場合は自車両からの情報送信の制限を解除して(S212)、本フローの1ルーチンを終了する。
本実施例の車両用情報通信装置2によれば、特定車両が通過する際に、必要な情報については自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
<第3実施例>
以下、本発明の第3実施例に係る車両用情報通信装置3について説明する。車両用情報通信装置3は、主なハードウエア構成に関して第1実施例の車両用情報通信装置1と共通するため、図1を参照することとして構成要素の図示及び説明を省略する。なお、本実施例の車両用情報通信装置3において、路車間通信機15は必須の構成でない。また、マスターECU60が有する機能ブロックも第1実施例と同様である必要はない。
本実施例のマスターECU60は、車車間通信機10が特定車両からの情報を受信した際に、特定車両からの信号を他車両に転送するための情報送信を除き、自車両からの情報送信を制限する。ここで、特定車両からの信号を他車両に転送するための情報送信とは、特定車両から他の一般車両に送信されて転送された情報を受信し、更に他の一般車両に転送するための情報送信を含む。以下、係る情報送信を、中継送信と称する。
中継送信によって、特定車両から見て通信上の死角に位置する車両においても、特定車両の存在等を検知することができる(図6参照)。従って、本実施例の車両用情報通信装置3は、自車両において特定車両からの情報を受信した場合と、他車両を介して特定車両からの情報を受信した場合の双方において、注意喚起、警報、自動ブレーキ制御等を行なうことができる。係る処理によって、見通しの悪い交差点(通信上の死角となる場合を含む)等における出会い頭の衝突危険性を、より低減することができる。
中継送信は、例えば、以下のいずれかの終了条件を満たした場合に終了する。(A)所定時間経過した、又は中継回数が所定回数以上となった。(B)特定車両が所定距離以内に至った。(C)周辺車両の送信内容が、所定割合以上、中継送信となった(すなわち、中継送信の内容が周辺車両に十分行き渡った)。
(A)における所定時間や所定回数は、自車両周辺の交通量が多い場合に長く(又は回数を多く)、交通量が少ない場合に短く(又は回数を少なく)なるように変更すると好適である。交通量の多少は、直前の車車間通信の受信頻度に基づいて判断することができる。「中継回数」とは、特定車両から送信された情報が自車両等の一般車両によって中継された回数をいい、中継される度に1ずつ加算された値が情報に付与されることにより、受信車両が中継回数を判断できる。(B)における特定車両との距離は、当該特定車両との通信内容に基づいて判断してもよいし、カメラ20の画像解析やサイレン音解析によって判断してもよい。
そして、中継送信の終了は、自車両において終了条件を満たした場合に限らず、通信可能な他車両において終了条件を満たした場合に、その旨を当該他車両から受信して、終了条件を満たしたとみなしてよい(図7参照)。反対に、自車両において終了条件を満たした場合には、他車両にその旨を送信するものとすると好適である。
中継送信を終了すると、特定車両が交差点を通過した等の条件を更に満たすまでの間、中継送信を含めた自車両からの情報送信を制限する。
係る処理によって、特定車両が走行している通信可能エリアにおける通信量を減少させ、特定車両の周辺を走行している各車両が、特定車両から送信される情報に注視することが可能な環境を作り出しつつ、特定車両からの情報を転送する中継送信については制限しないようにすることができる。従って、特定車両に関する情報を車両間で共有することができる。
図8は、第3実施例に係るマスターECU60が実行する特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、例えば所定周期をもって繰り返し実行される。
まず、車車間通信機10が特定車両からの情報を受信したか否かを判定する(S300)。特定車両からの情報を受信していない場合は、他車両の中継送信による情報を車車間通信機10が受信したか否かを判定する(S302)。これらのいずれも受信していない場合は、受信するまで待機する。
特定車両からの情報、又はこれが転送された情報を受信した場合は、中継送信の終了条件を設定する(S304)。すなわち、前述した(A)における所定時間や所定回数を設定する。
そして、中継送信を開始すると共に(S306)中継送信以外の自車両からの情報送信を制限し(S308)、終了条件を満たすまでの間、これを継続する(S310)。
終了条件を満たすと、中継送信を含めた自車両からの情報送信を制限する(S312)。
そして、特定車両が交差点を通過したか否かを判定し(S314)、特定車両と自車両の距離が所定距離以上となったか否かを判定し(S316)。これらの双方について肯定的な判定を得たときに自車両からの情報送信の制限を解除して(S318)、本フローの1ルーチンを終了する。
本実施例の車両用情報通信装置3によれば、特定車両が通過する際に、必要な情報については自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
<第4実施例>
また、第1〜第3実施例のいずれかと同様のハードウエア構成を有する車両用情報通信装置において、単に特定車両と自車両の位置関係に応じて自車両からの情報送信を制限するものとしてもよい。
具体的には、(1)特定車両と自車両の距離が近い場合には、距離が遠い場合に比して情報送信の制限程度を小さくする、(2)特定車両と自車両が接近中である場合には、遠ざかっている場合に比して情報送信の制限程度を小さくする、(3)第1実施例の如く、自車両と特定車両の交差点への進入方向が直交している場合には、対向又は並走している場合に比して情報送信の制限程度を小さくする等の制御を行なう(これらが組み合わされてもよいし、いずれかを省略してもよい)。すなわち、係る位置関係が示す、特定車両にとっての自車両からの情報送信の必要性に応じて、情報送信の制限程度を変更する。なお、特定車両と自車両の距離、接近しているか否かは、両者の現在位置を比較して算出可能であり、自車両と特定車両の交差点への進入方向は、第1実施例で説明した手法により判断することができる。この場合、特定車両と自車両が同一交差点に接近している場合に限らず、同一の区間を対向して走行している場合、又は並走している場合にも行なうことができる。
係る制御によっても、特定車両が通過する際に、必要な場合には自車両からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
<第5実施例>
また、歩行者や自転車、車いす等の移動体に搭載又は保持される情報通信装置として構成されてもよい。図9は、第5実施例に係る情報通信装置80の構成例である。情報通信装置80は、無線通信機82、GPS受信機84、現在位置特定装置86、制御装置88等を備える。無線通信機82は、第1〜第4実施例に係る車車間通信機10と同様の機能を有する。制御装置88は、例えばマイクロコンピューターであり、GPS受信機84及び現在位置特定装置86が特定した自己の位置等を、車両や他の移動体に対して定期的に発信するように無線通信機82を制御する。これにより、車両等において情報通信装置80を搭載又は保持する移動体の存在を検知することができ、車両等において自動ブレーキ制御や運転者への注意喚起等を行なって事故を未然に防止することができる。
また、制御装置88は、第4実施例の車両用情報通信装置と同様に、無線通信機82が特定車両からの情報を受信した際に、特定車両と移動体の位置関係に応じて自己からの情報送信を制限する。「位置関係に応じて情報送信を制限する」ことの具体例については、第4実施例で説明したものと同様である。
係る構成によっても、特定車両が通過する際に、必要な場合には自己からの送信を過度に制限しないようにすることができる。
<その他>
なお、本発明は、複数の車両に第1〜第4実施例のいずれかの車両用情報通信装置が搭載されて構成される情報通信システムであるものとしてもよい。
<変形例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第1実施例や第2実施例の車両用情報通信装置が、第3実施例の如き中継送信を行なうものとすると、更に好適である。
また、第2実施例の車両用情報通信装置2が行なう特定車両に向けた情報送信や、第3実施例の車両用情報通信装置3が行なう中継送信は、特定車両が周囲に存在しない場合に比して、若干の制限を行なうものとしてもよい(特定車両に向けた情報送信や中継送信以外の情報送信程は制限しない)。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
本発明の第1実施例に係る車両用情報通信装置1の全体構成の一例を示す図である。 マスターECU60が有する主要な機能ブロックを示す図である。 特定車両と自車両の交差点への進入及び転回等に関する複数のパターンについて、自車両が情報送信を制限するか否かを示す図である。 第1実施例に係るマスターECU60が実行する特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施例に係るマスターECU60が実行する特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。 中継送信によって、特定車両から見て通信上の死角に位置する車両においても、特定車両の存在等を検知することができる様子を示す図である。 通信可能な他車両において終了条件を満たした場合に、その旨を当該他車両から受信して、終了条件を満たしたとみなす様子を示す図である。 第3実施例に係るマスターECU60が実行する特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第5実施例に係る情報通信装置80の全体構成の一例を示す図である。
符号の説明
1、2、3 車両用情報通信装置
10 車車間通信機
15 路車間通信機
20 カメラ
30、84 GPS受信機
32、86 現在位置特定装置
34 記憶装置
40 走行状態検出用センサー
50 出力装置
60 マスターECU
62 送信制御部
64 受信信号処理部
66 信号状態特定部
68 転回方向推定部
70 進入方向特定部
72 出力制御部
80 情報通信装置
82 無線通信装置
88 制御装置

Claims (10)

  1. 他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
    自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と自車両の位置関係に応じて自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
    を備える車両用情報通信装置。
  2. 他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
    自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と自車両の交錯可能性が高いことを判別するための所定条件を満たさない場合には自車両からの情報送信を制限し、該所定条件を満たす場合には所定条件を満たさない場合に比して自車両からの情報送信の制限程度を小さくする送受信制御手段と、
    を備える車両用情報通信装置。
  3. 自車両及び前記特定車両の交差点における転回方向を推定する転回方向推定手段と、
    自車両及び前記特定車両の交差点への進入方向を特定する進入方向特定手段と、を備え、
    前記所定条件は、前記転回方向推定手段の推定結果と前記進入方向特定手段の特定結果の組み合わせが所定の組み合わせに該当することを含む、
    請求項2に記載の車両用情報通信装置。
  4. 前記所定条件は、自車両が停止していないことを含む、
    請求項2又は3に記載の車両用情報通信装置。
  5. 自車両前方の信号の状態を特定する信号状態特定手段を備え、
    前記所定条件は、前記信号状態特定手段により特定された自車両前方の信号の状態が通行可能を示す状態であることを含む、
    請求項2ないし4のいずれか1項に記載の車両用情報通信装置。
  6. 他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
    自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、該特定車両に向けた情報送信以外の自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
    を備える車両用情報通信装置。
  7. 他車両と無線通信を行なうための無線通信手段と、
    自車両に関する情報を含む情報を他車両に送信するように前記無線通信手段を制御する送受信制御手段であって、前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、該特定車両からの信号を他車両に転送するための情報送信以外の自車両からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
    を備える車両用情報通信装置。
  8. 前記特定車両は、救急車両、警察車両、及び消防車両のうちいずれかを少なくとも含む、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の車両用情報通信装置。
  9. 複数の車両に搭載された請求項1ないし8のいずれか1項に記載の車両用情報通信装置を有する情報通信システム。
  10. 移動体に搭載又は保持される情報通信装置であって、
    無線通信を行なうための無線通信手段と、
    前記無線通信手段が特定車両からの情報を受信した際に、前記特定車両と前記移動体の位置関係に応じて自己からの情報送信を制限する送受信制御手段と、
    を備える情報通信装置。
JP2008100362A 2008-04-08 2008-04-08 車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置 Pending JP2009253731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008100362A JP2009253731A (ja) 2008-04-08 2008-04-08 車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008100362A JP2009253731A (ja) 2008-04-08 2008-04-08 車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009253731A true JP2009253731A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41313952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008100362A Pending JP2009253731A (ja) 2008-04-08 2008-04-08 車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009253731A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018101428A (ja) * 2018-01-12 2018-06-28 パイオニア株式会社 情報制御装置、受信装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2019220209A (ja) * 2019-08-20 2019-12-26 パイオニア株式会社 情報制御装置、受信装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
US10728724B2 (en) 2015-11-05 2020-07-28 Fujitsu Limited Communication device and wireless communication method

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311294A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Honda Motor Co Ltd 移動体通信装置
JP2000348299A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Honda Motor Co Ltd 移動体通信装置
JP2004295178A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Nissan Diesel Motor Co Ltd 交差点内車両間情報提供装置
JP2004326149A (ja) * 2003-04-21 2004-11-18 Aichi Prefecture 車両衝突警告装置
JP2005202913A (ja) * 2003-12-16 2005-07-28 Denso Corp 通信装置、移動体用通信システム及びプログラム
JP2005229478A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Clarion Co Ltd 車々間通信システム、無線通信機器及び車々間通信方法
JP2005346333A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Denso Corp 通信装置および通信システム
JP2008011343A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Oki Electric Ind Co Ltd 車々間通信システム及び車々間通信方法
JP2008017298A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Toyota Motor Corp 無線通信装置及び通信システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311294A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Honda Motor Co Ltd 移動体通信装置
JP2000348299A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Honda Motor Co Ltd 移動体通信装置
JP2004295178A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Nissan Diesel Motor Co Ltd 交差点内車両間情報提供装置
JP2004326149A (ja) * 2003-04-21 2004-11-18 Aichi Prefecture 車両衝突警告装置
JP2005202913A (ja) * 2003-12-16 2005-07-28 Denso Corp 通信装置、移動体用通信システム及びプログラム
JP2005229478A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Clarion Co Ltd 車々間通信システム、無線通信機器及び車々間通信方法
JP2005346333A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Denso Corp 通信装置および通信システム
JP2008011343A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Oki Electric Ind Co Ltd 車々間通信システム及び車々間通信方法
JP2008017298A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Toyota Motor Corp 無線通信装置及び通信システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10728724B2 (en) 2015-11-05 2020-07-28 Fujitsu Limited Communication device and wireless communication method
JP2018101428A (ja) * 2018-01-12 2018-06-28 パイオニア株式会社 情報制御装置、受信装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2019220209A (ja) * 2019-08-20 2019-12-26 パイオニア株式会社 情報制御装置、受信装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6551209B2 (ja) 運転支援装置
US9637050B2 (en) Vehicle collision avoidance assist apparatus
JP2019192225A (ja) 協働知覚のためのマルチレベルハイブリッドv2x通信
US8547251B2 (en) On-board vehicle warning system and vehicle driver warning method
JP6219312B2 (ja) 道路の車線の車線交通路内の車両の位置を決定する方法、並びに2つの車両間の整列及び衝突リスクを検知する方法
US8355852B2 (en) Slow or stopped vehicle ahead advisor with digital map integration
US20180056998A1 (en) System and Method for Multi-Vehicle Path Planning Technical Field
US11315424B2 (en) Automotive driver assistance
US11518394B2 (en) Automotive driver assistance
JP6168025B2 (ja) 車両用交差点関連警報装置
CN111902321B (zh) 汽车驾驶员辅助
JP2008065481A (ja) 車両用運転支援システム
JP2008084004A (ja) 車両用運転支援システム
US20140368330A1 (en) Mobile body communication device and travel assistance method
JP6477135B2 (ja) 車載通信装置及び意思伝達システム
JP2008065482A (ja) 車両用運転支援システム
JP2008065483A (ja) 車両用運転支援システム
JP6520687B2 (ja) 運転支援装置
JP5104372B2 (ja) 車車間通信システム、車車間通信装置
JP2005182310A (ja) 車両運転支援装置
JP4306675B2 (ja) 車両用運転支援装置及び車両用制御装置
JP2015064733A (ja) 運転支援装置及び運転支援方法
JP2009253731A (ja) 車両用情報通信装置、情報通信システム、及び情報通信装置
JP2005010937A (ja) 走行支援システム及び車載端末器
WO2017159238A1 (ja) 車両用通信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121106