JP6726542B2 - 粉体吐出器 - Google Patents
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以上により、針体を下降させた後に吐出器本体を弾性変形させるという容易な操作によって、粉体を空気とともに吐出孔から吐出させることができる。また、カプセル部材が吐出孔を有する吐出筒内に収容されるため、例えば別の部位にカプセル部材を収容する場合と比較して、カプセル部材の収容位置から吐出孔までの距離が短くなり、粉体吐出器の構成を簡素化することができる。
さらに、上側筒部には、径方向内側に向けて突出するカプセル押さえ部が形成されているため、針体を上方移動させる際若しくは粉体を吐出させる際に、カプセル部材が上方に移動するのを抑止することができる。
以下、本実施形態に係る粉体吐出器の構成を、図1〜3を参照しながら説明する。
図1に示すように、粉体吐出器1は、空気が給排される給排気室Sが内部に形成された弾性変形可能な吐出器本体2と、外気導入弁3bおよび排気弁4と、吐出器本体2に形成された吐出孔30aを閉塞する有頂筒状のキャップ40と、キャップ40に保持される針体6と、を備える。
また、上下方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
排気弁4は、連結筒部3a内に嵌合する取付筒部4aと、取付筒部4aの下端開口縁から径方向の内側に向けて延びる排気弁本体4bと、を備える。排気弁本体4bは取付筒部4aに対して上方に弾性変位可能な円板状に形成されている。排気弁本体4bの外周縁の一部分は、取付筒部4aの下端開口縁に接続されている。排気弁本体4bの外径は、排気孔3dの内径よりも大きい。排気弁本体4bは、排気孔3dを排気孔3dの上方から閉塞している。排気弁本体4bのうち、径方向の中央部は、他の部分よりも厚肉になっている。
周壁部44の内周面には、収容筒部27の雄ネジ部27aと螺合する雌ネジ部44aが形成されている。本実施形態における雌ネジ部44aは、周壁部44の内周面における略全域にわたって形成されている。キャップ40の雌ネジ部44aと、収容筒部27の雄ネジ部27aと、が螺合することで、キャップ40が収容筒部27に対して螺着されている。なお、キャップ40における周壁部44の外周面には、滑り止めのために、上下方向に延びるローレット形状が形成されていてもよい。
次に、本発明に係る第2実施形態について図4〜6を参照しながら説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
湾曲部28は、径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されている。下側収容筒部26内には、カプセルCが収容される。接続筒部23の下端部は、第1実施形態と同様のフランジ部21の内周縁に接続されている。
当接部32は、下側筒部20のフランジ部25に当接若しくは近接している。
係止筒部33の内周面における下端部には、径方向内側に向けて突出する係止部33aが形成されている。係止部33aは、接続筒部23の外周面に形成された被係止部23aに対して乗り越え可能に係止する。これにより、上側筒部30は下側筒部20に対して着脱自在となっている。
受け板8aは、湾曲部28の下方において、湾曲部28と同心円状に配設されている。これにより、受け板8aと湾曲部28との間には、連通路S1が形成されている。連通路S1は、縦断面視における流路幅が全長にわたって同等に形成されている。受け板8aは、上面視において貫通孔29aと重なっている。受け板8aは、排気孔3dの上方に配設されている。
粉体を吐出させてカプセルCが空になった場合、図6に示すように、上側筒部30を下側筒部20から取り外して、新たなカプセルCに交換する。
さらに、上側筒部30には、径方向内側に向けて突出するカプセル押さえ部36aが形成されているため、針体6を上方移動させる際若しくは粉体を吐出させる際に、カプセルCが上方に移動するのを抑止することができる。
また、本体部10の一部分のみが弾性変形可能な吐出器本体2を採用してもよい。あるいは、弾性変形可能な部材を、吐出器本体2に取り付けてもよい。
また、前記第1実施形態では、キャップ40が収容筒部27に螺着されていたが、これに限られず、収容筒部27に対して上下方向にスライドするキャップ40を採用してもよい。
また、前記第1実施形態では、収容筒部27の外周面のうち、上側の一部分に雄ネジ部27aが形成されていたが、これに限られず、雄ネジ部27aが収容筒部27の外周面の略全域にわたって形成されていてもよい。この場合、キャップ40の雌ネジ部44aが、キャップ40の周壁部44における内周面のうち、下側の一部分にのみ形成されていてもよい。
また、前記第1実施形態では、カプセルCの載置部29に貫通孔29aが形成されていたが、このような貫通孔29aが形成されていない載置部29を採用してもよい。
また、前記第1、第2実施形態では、キャップ40が吐出孔30aを閉塞していたが、これに限られず、例えばキャップ40が、その頂壁部41を上下方向に貫通する第2の吐出孔を備えていてもよい。このようにすることで、キャップ40を下降させてカプセルCの表面に開口を形成した後、キャップ40を除去せずに第2の吐出孔から粉体を吐出させることが可能となる。
Claims (4)
- 空気が給排される給排気室が内部に形成され、前記給排気室内に外気を導入する外気導入孔と、前記給排気室内の空気を排出する排気孔と、粉体を内包するカプセル部材が内部に収容され、かつ上端開口が前記粉体の吐出孔とされる吐出筒と、を備える弾性変形可能な吐出器本体と、
前記外気導入孔を通した前記給排気室への空気の流入を許容し、かつ前記外気導入孔を通した前記給排気室からの空気の流出を規制する外気導入弁と、
前記排気孔を通した前記給排気室からの空気の流出を許容し、かつ前記排気孔を通した前記給排気室への空気の流入を規制する排気弁と、
前記吐出筒内で上下動可能に配設された針体と、
前記針体を支持するキャップと、
前記カプセル部材が載置される貫通孔が形成された載置部と、を備え、
前記キャップは前記吐出筒に螺着され、前記キャップが前記吐出筒に対して回転することで前記針体が上下動し、
前記貫通孔に、前記針体が挿通され、
前記排気弁および前記載置部が嵌合する連結筒部と、前記外気導入弁と、が一体に形成されている、粉体吐出器。 - 前記針体の下端部は、前記キャップの下端部よりも上方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の粉体吐出器。
- 前記吐出筒は、前記カプセル部材の載置部を有する下側筒部と、前記下側筒部に対して着脱自在な上側筒部と、を備え、
前記上側筒部の上端部には、径方向内側に向けて突出するカプセル部材押さえ部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体吐出器。 - 前記貫通孔の下方かつ前記排気孔の上方には、上面視において前記貫通孔と重なる受け板が配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の粉体吐出器。
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