JP6725199B1 - 有人無人フォークリフトおよび走行制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わる際に走行不能になるのを防ぐことが可能な有人無人フォークリフトおよびその走行制御方法を提供する。【解決手段】有人走行モードとレーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトであって、位置推定部14と、マップ作成部13と、走行モード設定部15と、有人走行モードから第1無人走行モードに切り替わるタイミングで、自己位置がレーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するかレーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行う判定部16とを備え、実効性判定において第1領域と判定された場合、走行モード設定部15は、走行モードをSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードに設定することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、有人無人フォークリフトおよび当該有人無人フォークリフトの走行制御方法に関する。
従来から、走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードと自動走行する無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、無人フォークリフトとして、レーザ誘導により自動走行を行うものが知られている(例えば、特許文献2参照)。この無人フォークリフトは、レーザスキャナ装置を回転させながら周囲にレーザ光を投光するとともに、建屋内に設置された複数の反射体からの反射光を検出することにより、三角測量の原理に基づいて自己位置を算出しながら自動走行を行う。
しかしながら、建屋内には、レーザスキャナ装置のレーザ光が棚等の障害物によって遮られるおそれのある領域、すなわちレーザ誘導の実効性の低い領域が存在する。レーザ誘導の実効性の低い領域では、無人フォークリフトは、レーザ誘導による自動走行が困難になる。
有人無人フォークリフトの自動走行としてレーザ誘導による自動走行を採用する場合、例えば、レーザ誘導の実効性の低い領域において走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わると、有人無人フォークリフトは、レーザ誘導を行うことができず、走行不能になるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わる際に走行不能になるのを防ぐことが可能な有人無人フォークリフトおよびその走行制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る有人無人フォークリフトは、
走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードとレーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトであって、
前記有人走行モード時に自己位置の推定を行う位置推定部と、
前記有人走行モード時に環境マップの作成を行うマップ作成部と、
前記走行モードを設定する走行モード設定部と、
前記有人走行モードから前記第1無人走行モードに切り替わるタイミングで、前記自己位置が前記レーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するか前記レーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行う判定部と、
を備え、
前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合、
前記走行モード設定部は、前記走行モードをSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードに設定し、前記位置推定部に前記自己位置の推定を行わせるとともに前記マップ作成部に前記環境マップの作成を行わせることを特徴とする。
走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードとレーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトであって、
前記有人走行モード時に自己位置の推定を行う位置推定部と、
前記有人走行モード時に環境マップの作成を行うマップ作成部と、
前記走行モードを設定する走行モード設定部と、
前記有人走行モードから前記第1無人走行モードに切り替わるタイミングで、前記自己位置が前記レーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するか前記レーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行う判定部と、
を備え、
前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合、
前記走行モード設定部は、前記走行モードをSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードに設定し、前記位置推定部に前記自己位置の推定を行わせるとともに前記マップ作成部に前記環境マップの作成を行わせることを特徴とする。
上記有人無人フォークリフトにおいて、
前記判定部は、前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定した場合に、前記自己位置から前記第2領域までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定を行い、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、
前記走行モード設定部は、前記走行モードを前記有人走行モードのままにすることが好ましい。
前記判定部は、前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定した場合に、前記自己位置から前記第2領域までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定を行い、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、
前記走行モード設定部は、前記走行モードを前記有人走行モードのままにすることが好ましい。
上記有人無人フォークリフトは、
表示部と、
前記表示部に走行ルートを表示させる走行ルート生成部と、
警告部と、
をさらに備え、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、
前記走行ルート生成部は、前記自己位置から前記第2領域への第1ルートまたは前記自己位置から前記第2領域までの距離が前記閾値よりも小となる位置への第2ルートの少なくとも一方を計算し、計算した前記第1ルートまたは前記第2ルートの少なくとも一方を前記走行ルートとして前記表示部に表示させ、
前記警告部は、前記オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発するよう構成できる。
表示部と、
前記表示部に走行ルートを表示させる走行ルート生成部と、
警告部と、
をさらに備え、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、
前記走行ルート生成部は、前記自己位置から前記第2領域への第1ルートまたは前記自己位置から前記第2領域までの距離が前記閾値よりも小となる位置への第2ルートの少なくとも一方を計算し、計算した前記第1ルートまたは前記第2ルートの少なくとも一方を前記走行ルートとして前記表示部に表示させ、
前記警告部は、前記オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発するよう構成できる。
上記有人無人フォークリフトは、
前記オペレータの降車を検出する検出部をさらに備え、
前記判定部は、前記検出部が前記オペレータの降車を検出したタイミングで前記実効性判定を行うよう構成できる。
前記オペレータの降車を検出する検出部をさらに備え、
前記判定部は、前記検出部が前記オペレータの降車を検出したタイミングで前記実効性判定を行うよう構成できる。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る走行制御方法は、
走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードと、レーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードおよびSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードを含む無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトの走行制御方法であって、
前記有人走行モード時に、前記有人無人フォークリフトに自己位置の推定および環境マップの作成を行わせる第1有人走行制御ステップと、
前記有人走行モードから前記無人走行モードに切り替わるタイミングで、前記有人無人フォークリフトに、前記自己位置が前記レーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するか前記レーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行わせる判定ステップと、
前記自己位置が前記第2領域に存在すると判定された場合に、前記有人無人フォークリフトに前記第1無人走行モードで自動走行させる第1無人走行制御ステップと、
前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合に、前記有人無人フォークリフトに前記第2無人走行モードで自動走行させて、前記自己位置の推定および前記環境マップの作成を行わせる第2無人走行制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードと、レーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードおよびSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードを含む無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトの走行制御方法であって、
前記有人走行モード時に、前記有人無人フォークリフトに自己位置の推定および環境マップの作成を行わせる第1有人走行制御ステップと、
前記有人走行モードから前記無人走行モードに切り替わるタイミングで、前記有人無人フォークリフトに、前記自己位置が前記レーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するか前記レーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行わせる判定ステップと、
前記自己位置が前記第2領域に存在すると判定された場合に、前記有人無人フォークリフトに前記第1無人走行モードで自動走行させる第1無人走行制御ステップと、
前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合に、前記有人無人フォークリフトに前記第2無人走行モードで自動走行させて、前記自己位置の推定および前記環境マップの作成を行わせる第2無人走行制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
上記走行制御方法は、
前記判定ステップでは、前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合に、前記自己位置から前記第2領域までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定をさらに行い、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、前記走行モードを前記有人走行モードのままにする第2有人走行制御ステップに移行することが好ましい。
前記判定ステップでは、前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合に、前記自己位置から前記第2領域までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定をさらに行い、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、前記走行モードを前記有人走行モードのままにする第2有人走行制御ステップに移行することが好ましい。
上記走行制御方法は、
前記第2有人走行制御ステップでは、前記有人無人フォークリフトの表示部に前記自己位置から前記第2領域への第1ルートまたは前記自己位置から前記第2領域までの距離が前記閾値よりも小となる位置への第2ルートの少なくとも一方を表示させ、かつ前記オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発するよう構成できる。
前記第2有人走行制御ステップでは、前記有人無人フォークリフトの表示部に前記自己位置から前記第2領域への第1ルートまたは前記自己位置から前記第2領域までの距離が前記閾値よりも小となる位置への第2ルートの少なくとも一方を表示させ、かつ前記オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発するよう構成できる。
上記走行制御方法は、
前記判定ステップでは、前記有人無人フォークリフトの検出部が前記オペレータの降車を検出したタイミングで、前記有人無人フォークリフトに前記実効性判定を行わせるよう構成できる。
前記判定ステップでは、前記有人無人フォークリフトの検出部が前記オペレータの降車を検出したタイミングで、前記有人無人フォークリフトに前記実効性判定を行わせるよう構成できる。
本発明によれば、走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わる際に走行不能になるのを防ぐことが可能な有人無人フォークリフトおよびその走行制御方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る有人無人フォークリフトおよびその走行制御方法の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(有人無人フォークリフト)
図1に、本発明の第1実施形態に係る有人無人フォークリフト1Aを示す。有人無人フォークリフト1Aは、走行モードとして、オペレータの手動操作により走行する有人走行モードと、自動走行する無人走行モードとを備える。無人走行モードには、レーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードと、SLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードとが含まれる。
(有人無人フォークリフト)
図1に、本発明の第1実施形態に係る有人無人フォークリフト1Aを示す。有人無人フォークリフト1Aは、走行モードとして、オペレータの手動操作により走行する有人走行モードと、自動走行する無人走行モードとを備える。無人走行モードには、レーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードと、SLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードとが含まれる。
有人無人フォークリフト1Aは、車体2と、車体2の前部に設けられた荷役装置3とを備える。荷役装置3は、左右一対のマストと、マストに昇降可能に取り付けられた左右一対のフォークとを含む。
有人無人フォークリフト1Aは、車体2の後部に設けられた運転席4を備える。オペレータは、有人走行モード時に、運転席4に立った状態で運転する。運転席4には、オペレータが足で操作するブレーキペダルが設けられている。
運転席4の前方にはレバー類5が設けられており、運転席4の側方にはステアリングハンドル6が設けられている。レバー類5には、車体2を前後進させるための走行レバーと、荷役装置3を操作して荷役作業を行うための荷役レバーが含まれる。
レバー類5とステアリングハンドル6との間には、表示部7が設けられている。表示部7は、例えば、液晶ディスプレイで構成される。表示部7には、例えば、バッテリー容量やスピード表示等の車体2の状況が表示される。
運転席4の後方における車体2の側面には、走行モードを切り替えるための切替スイッチ8が設けられている。オペレータによって切替スイッチ8が操作されると、所定の条件下で、走行モードが切り替わる。
運転席4の上方には、落下物からオペレータを保護するためのヘッドガード9が設けられている。ヘッドガード9には、レーザ誘導による自動走行を行うためのレーザスキャナ装置10が設けられている。なお、図1(A)では、ヘッドガード9およびレーザスキャナ装置10を省略している。
図2に示すように、建屋100内を自動走行する有人無人フォークリフト1Aは、レーザスキャナ装置10を回転させながら周囲にレーザ光Lを投光するとともに、建屋100の壁や柱等に設置された複数の反射体101からの反射光L’を検出することにより、三角測量の原理に基づいて自己位置を算出する。
建屋100内には、レーザスキャナ装置10のレーザ光L(反射光L’)が棚102等の障害物によって遮られるおそれのある領域、すなわちレーザ誘導の実効性の低い第1領域R1が存在する一方で、レーザ光L(反射光L’)が障害物によって遮られるおそれのない領域、すなわちレーザ誘導の実効性の高い第2領域R2が存在する。
有人無人フォークリフト1Aは、車体2の内部に設けられた走行制御装置11Aの制御下で、第1領域R1においては有人走行モードまたはSLAM誘導による第2無人走行モードで走行し、第2領域R2においては有人走行モードまたはレーザ誘導による第1無人走行モードで走行する。
図3に示すように、走行制御装置11Aは、記憶部12と、マップ作成部13と、位置推定部14と、走行モード設定部15と、判定部16とを備える。走行制御装置11Aは、例えば、マイコンで構成される。走行制御装置11Aの各機能部は、例えば、マイコンのCPUが所定のプログラムを実行すること等によって実現される。
記憶部12には、第1領域R1および第2領域R2を規定した基礎環境マップが予め格納される。基礎環境マップは、例えば、レーザスキャナ装置10のレーザ光L(反射光L’)が棚102等の障害物によって遮られるか否かの実験を実際に行うか、または当該の実験のシミュレーションを行うことにより作成される。基礎環境マップには、建屋100の構造および建屋100に配置された棚102等の情報が含まれていてもよい。記憶部12に格納されている情報は、走行制御装置11Aの各機能部で共有される。
マップ作成部13は、有人走行モード時およびSLAM誘導による第2無人走行モード時に、環境マップの作成を行うよう構成される。有人無人フォークリフト1Aには、車体2の周囲の障害物等を認識するための計測センサ(例えば、レーザレンジファインダ)が備えられており、マップ作成部13は、計測センサから受け取る情報と記憶部12に格納された基礎環境マップとに基づいて環境マップを作成し、作成した環境マップを記憶部12に格納する。環境マップには、第1領域R1および第2領域R2に関する情報が含まれる。
位置推定部14は、有人走行モード時およびSLAM誘導による第2無人走行モード時に、自己位置の推定を行うよう構成される。具体的には、位置推定部14は、マップ作成部13で生成された環境マップと、車体2の下部に設けられた駆動輪の回転量および操舵角に関する情報と、に基づいて自己位置の推定を行う。これにより、位置推定部14は、自己位置が第1領域R1に存在するか第2領域R2に存在するかを特定することができる。なお、駆動輪の回転量は有人無人フォークリフト1Aの移動距離に対応し、駆動輪の操舵角は有人無人フォークリフト1Aの移動方向に対応する。
走行モード設定部15は、走行モードを有人走行モード、第1無人走行モードまたは第2無人走行モードに設定し、設定した走行モードで車体2を走行させるよう構成される。特に、有人走行モード時に切替スイッチ8が操作された場合、走行モード設定部15は、判定部16の判定結果に応じて、走行モードを有人走行モードから第1無人走行モードまたは第2無人走行モードに切り替える。
判定部16は、有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングで、位置推定部14で推定された自己位置に基づいて、自己位置が第1領域R1に存在するか第2領域R2に存在するかの実効性判定を行う。本実施形態では、有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングは、本発明の「有人走行モードから第1無人走行モードに切り替わるタイミング」に相当し、有人走行モード時にオペレータによって切替スイッチ8が操作されたタイミングである。
実効性判定において自己位置が第2領域R2に存在すると判定された場合、走行モード設定部15は、走行モードを第1無人走行モードに設定する。これにより、有人無人フォークリフト1Aは、レーザ誘導による自動走行を行う。
実効性判定において自己位置が第1領域R1に存在すると判定された場合、走行モード設定部15は、走行モードを第2無人走行モードに設定し、位置推定部14に自己位置の推定を継続させるとともにマップ作成部13に環境マップの作成を継続させる。これにより、有人無人フォークリフト1Aは、SLAM誘導による自動走行を行う。
また、判定部16は、自己位置が第1領域R1に存在すると判定した場合、上記の実効性判定を所定の周期で繰り返し行い、自己位置が第2領域R2に存在すると判定されるまで、走行モード設定部15による第1無人走行モードの設定を禁止する。自己位置が第2領域R2に存在すると判定した場合、判定部16は第1無人走行モードの設定を許可し、走行モード設定部15は走行モードを第1無人走行モードに切り替える。
本実施形態に係る有人無人フォークリフト1Aでは、有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングで、実効性判定において自己位置が第1領域R1に存在すると判定された場合、走行モード設定部15が走行モードをSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードに設定する。したがって、本実施形態に係る有人無人フォークリフト1Aによれば、走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わる際に走行不能になるのを防ぐことができる。
(走行制御方法)
続いて、本発明の第1実施形態に係る有人無人フォークリフト1Aの走行制御方法について説明する。図4に、本実施形態に係る走行制御方法のフローチャートを示す。
続いて、本発明の第1実施形態に係る有人無人フォークリフト1Aの走行制御方法について説明する。図4に、本実施形態に係る走行制御方法のフローチャートを示す。
本実施形態に係る走行制御方法は、第1有人走行制御ステップ(S1)と、判定ステップ(S2〜S4)と、第1無人走行制御ステップ(S5)と、第2無人走行制御ステップ(S6)とを含む。
第1有人走行制御ステップ(S1)では、有人無人フォークリフト1Aは、有人走行モードで走行し、マップ作成部13で環境マップを作成するとともに、位置推定部14で自己位置の推定を行う。
判定ステップ(S2〜S4)では、有人走行モード時にオペレータによって切替スイッチ8が操作されると(S2)、有人無人フォークリフト1Aは、自己位置が第1領域R1に存在するか第2領域R2に存在するかの実効性判定を行う(S3)。
実効性判定で第2領域R2と判定された場合(S4で第2領域)、すなわち切替スイッチ8の操作時に位置推定部14により自己位置が第2領域R2に存在すると特定された場合、第1無人走行制御ステップ(S5)に移行する。
第1無人走行制御ステップ(S5)では、有人無人フォークリフト1Aは、走行モードを第1無人走行モードに設定し、レーザ誘導による自動走行を行う。
実効性判定で第1領域R1と判定された場合(S4で第1領域)、すなわち切替スイッチ8の操作時に位置推定部14により自己位置が第1領域R1に存在すると特定された場合、第2無人走行制御ステップ(S6)に移行する。
第2無人走行制御ステップ(S6)では、有人無人フォークリフト1Aは、走行モードを第2無人走行モードに設定し、SLAM誘導による自動走行を行う。SLAM誘導による自動走行を行う間、有人無人フォークリフト1Aは、マップ作成部13で環境マップを作成するとともに、位置推定部14で自己位置の推定を行う。
また、第2無人走行制御ステップ(S6)では、有人無人フォークリフト1Aは、上記の実効性判定を所定の周期で繰り返し行い、実効性判定で第2領域R2と判定するまで、第1無人走行モードの設定を禁止する。実効性判定で第2領域R2と判定されると、有人無人フォークリフト1Aは、走行モードを第1無人走行モードに切り替える。
本実施形態に係る走行制御方法では、走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングにおいて有人無人フォークリフト1Aが第1領域R1に存在する場合、有人無人フォークリフト1Aは、走行モードをSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードに設定する。
したがって、本実施形態に係る走行制御方法によれば、走行モードが有人走行モードから無人走行モードに切り替わる際に有人無人フォークリフト1Aが走行不能になるのを防ぐことができる。
[第2実施形態]
(有人無人フォークリフト)
図5に、本発明の第2実施形態に係る有人無人フォークリフト1Bを示す。有人無人フォークリフト1Bは、走行制御装置11Bを備えること以外、第1実施形態の有人無人フォークリフト1Aと共通する。
(有人無人フォークリフト)
図5に、本発明の第2実施形態に係る有人無人フォークリフト1Bを示す。有人無人フォークリフト1Bは、走行制御装置11Bを備えること以外、第1実施形態の有人無人フォークリフト1Aと共通する。
図6に示すように、走行制御装置11Bは、記憶部12と、マップ作成部13と、位置推定部14と、走行モード設定部15と、判定部16と、走行ルート生成部17と、警告部18とを備える。
走行制御装置11Bは、例えば、マイコンで構成される。走行制御装置11Bの各機能部は、例えば、マイコンのCPUが所定のプログラムを実行すること等によって実現される。各機能部のうち、記憶部12、マップ作成部13、位置推定部14および走行モード設定部15は第1実施形態と共通するため、説明を省略する。
判定部16は、実効性判定に加えて距離判定を行うこと以外、第1実施形態と共通する。距離判定は、実効性判定において自己位置が第1領域R1に存在すると判定された場合に行われる。距離判定では、自己位置から第2領域R2までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する。所定の閾値については、建屋100内の環境等に応じて適宜その値を変更することができる。
判定部16は、例えば、マップ作成部13で生成された環境マップと、位置推定部14で推定された自己位置とに基づいて、自己位置から第2領域R2までの距離を計算する。自己位置から第2領域R2までの距離とは、例えば、自己位置から第2領域R2までの最短の走行ルートの距離である。
距離判定において、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合、走行モード設定部15は、走行モードを有人走行モードのままにする。自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大のときに走行モードを第2無人走行モードに設定しないのは、SLAM誘導はレーザ誘導と比べて位置精度が低く、SLAM誘導による走行距離が長いと位置ずれが生じ、目的地(第2領域R2)に辿り着けないおそれがあるからである。
距離判定において、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも小と判定された場合、走行モード設定部15は、走行モードを第2無人走行モードに設定し、位置推定部14に自己位置の推定を継続させるとともにマップ作成部13に環境マップの作成を継続させる。これにより、有人無人フォークリフト1Aは、SLAM誘導による自動走行を行う。
走行ルート生成部17は、距離判定において自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合に、表示部7に走行ルートを表示させるよう構成される。本実施形態では、走行ルート生成部17は、環境マップに基づいて自己位置から第2領域R2への走行ルート(本発明の「第1ルート」に相当)を演算し、当該走行ルートを表示部7に表示させる。走行ルートには、自己位置から第2領域R2への最短ルートを含む、少なくとも1つのルートが含まれる。
図7に、走行ルートが表示された表示部7の一例を示す。表示部7には、建屋100のモデル図Mが表示され、モデル図M内には有人無人フォークリフト1Bの自己位置Maと障害物Mb(例えば、他のフォークリフトや荷物)と走行ルートMcとが表示される。また、モデル図Mとは別に第2領域R2まで案内する矢印Xが表示される。
なお、本実施形態では、走行ルートとして、モデル図Mおよび矢印Xを表示部7に表示させたが、モデル図Mだけ表示させてもよいし、矢印Xだけで走行ルートを示してもよい。また、走行ルートとして、自己位置から走行モード切替可能位置(自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも小となる位置)へのルート(本発明の「第2ルート」に相当)を採用してもよい。
再び図6を参照して、警告部18は、距離判定において自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合に、オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発するよう構成される。例えば、警告部18は、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大であることを示す警告を表示部7に表示させ、かつ/または有人無人フォークリフト1Bに備えられたスピーカーに警告音を出力させる。
本実施形態に係る有人無人フォークリフト1Bによれば、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合に、走行モードを有人走行モードのままにするので、SLAM誘導時の位置ずれに起因して目的地(第2領域R2)まで辿り着けないといった事態が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態に係る有人無人フォークリフト1Bによれば、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合に、走行ルート生成部17が表示部7に走行ルートを表示させるので、オペレータは迷うことなく目的地に到達することができる。
(走行制御方法)
続いて、本発明の第2実施形態に係る有人無人フォークリフト1Bの走行制御方法について説明する。図8に、本実施形態に係る走行制御方法のフローチャートを示す。
続いて、本発明の第2実施形態に係る有人無人フォークリフト1Bの走行制御方法について説明する。図8に、本実施形態に係る走行制御方法のフローチャートを示す。
本実施形態に係る走行制御方法は、第1有人走行制御ステップ(S1)と、判定ステップ(S2〜S4、S11、S12)と、第1無人走行制御ステップ(S5)と、第2無人走行制御ステップ(S13)と、第2有人走行制御ステップ(S14)とを含む。
第1有人走行制御ステップ(S1)、判定ステップ(S2〜S4)および第1無人走行制御ステップ(S5)は、第1実施形態と共通するので、その説明は省略する。
判定ステップ(S2〜S4、S11、S12)では、実効性判定において自己位置が第1領域R1に存在すると判定された場合(S4で第1領域)、有人無人フォークリフト1Bは、自己位置から第2領域R2までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定を行う(S11)。
距離判定において自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも小と判定された場合(S12でNO)、第2無人走行制御ステップ(S13)に移行する。
第2無人走行制御ステップ(S13)では、有人無人フォークリフト1Bは、走行モードを第2無人走行モードに設定し、自己位置の推定を継続させるとともに環境マップの作成を継続させつつ、SLAM誘導による自動走行を行う。
距離判定において自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合(S12でYES)、第2有人走行制御ステップ(S14)に移行する。
第2有人走行制御ステップ(S14)では、有人無人フォークリフト1Bは、走行モードを有人走行モードに設定したまま、表示部7に自己位置から第2領域R2への走行ルート(第1ルート)を表示させる。さらに、有人無人フォークリフト1Aは、警告部18により、オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発する。
なお、有人無人フォークリフト1Bは、走行ルートとして、自己位置から走行モード切替可能位置(自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも小となる位置)へのルート(第2ルート)を表示させてもよい。
走行ルートとして第1ルートを表示させる場合、有人無人フォークリフト1Bは、実効性判定において自己位置が第2領域R2に存在すると判定されるまで、第1無人走行モードの設定を禁止する。
走行ルートとして第2ルートを表示させる場合、有人無人フォークリフト1Bは、距離判定において自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも小と判定されるまで、第1無人走行モードの設定を禁止する。
本実施形態に係る走行制御方法によれば、有人無人フォークリフト1Bは、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合に、走行モードを有人走行モードのままにするので、SLAM誘導時の位置ずれに起因して目的地(第2領域R2)まで辿り着けないといった事態が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態に係る走行制御方法によれば、有人無人フォークリフト1Bは、自己位置から第2領域R2までの距離が所定の閾値よりも大と判定された場合に、表示部7に走行ルートを表示させるので、オペレータは迷うことなく目的地に到達することができる。
[変形例]
以上、本発明に係る有人無人フォークリフトおよびその走行制御方法の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
以上、本発明に係る有人無人フォークリフトおよびその走行制御方法の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る有人無人フォークリフトは、位置推定部と、マップ作成部と、走行モード設定部と、判定部とを備え、かつ走行モードとして、オペレータの手動操作により走行する有人走行モードと、レーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードと、SLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードとを備えるのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明の位置推定部は、有人走行モード時および第2無人走行モード時に自己位置の推定を行うのであれば、適宜構成を変更できる。また、本発明のマップ作成部は、有人走行モード時および第2無人走行モード時に環境マップの作成を行うのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明の走行モード設定部は、走行モードを有人走行モード、第1無人走行モードまたは第2無人走行モードに設定し、かつ判定部により自己位置が第1領域に存在すると判定された場合に、走行モードを第2無人走行モードに設定するのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明の判定部は、有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングで、自己位置がレーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するかレーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行うのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明に係る有人無人フォークリフトがオペレータの降車を検出するよう構成された検出部を備える場合、有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングを、検出部がオペレータの降車を検出したタイミングにしてもよい。この場合、判定部は、検出部がオペレータの降車を検出したタイミングで、実効性判定を行うことになる。
検出部がオペレータの降車を検出したタイミングで実効性判定を行う場合、走行モードを第1無人走行モードまたは第2無人走行モードに切り替える直前に、切替スイッチ8の操作が行われたか否かの判定をさらに行ってもよい。そして、切替スイッチ8の操作が行われたと判定された場合にのみ、走行モードを第1無人走行モードまたは第2無人走行モードに切り替えてもよい。
本発明に係る走行制御方法は、(1)有人走行モード時の有人無人フォークリフトに自己位置の推定および環境マップの作成を行わせる第1有人走行制御ステップと、(2)有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングで有人無人フォークリフトに実効性判定を行わせる判定ステップと、(3)自己位置が第2領域に存在すると判定された場合に有人無人フォークリフトに第1無人走行モードで自動走行させる第1無人走行制御ステップと、(4)自己位置が第1領域に存在すると判定された場合に有人無人フォークリフトに第2無人走行モードで自動走行させて、自己位置の推定および環境マップの作成を行わせる第2無人走行制御ステップと、を含むのであれば、適宜構成を変更できる。
有人無人フォークリフトがオペレータの降車を検出するよう構成された検出部を備える場合、有人走行モードから無人走行モードに切り替わるタイミングを、検出部がオペレータの降車を検出したタイミングにしてもよい。この場合、判定ステップでは、検出部がオペレータの降車を検出したタイミングで、有人無人フォークリフトが実効性判定を行うことになる。
1A、1B 有人無人フォークリフト
2 車体
3 荷役装置
4 運転席
5 レバー類
6 ステアリングハンドル
7 表示部
8 切替スイッチ
9 ヘッドガード
10 レーザスキャナ装置
11A、11B 走行制御装置
12 記憶部
13 マップ作成部
14 位置推定部
15 走行モード設定部
16 判定部
17 走行ルート生成部
18 警告部
19 検出部
2 車体
3 荷役装置
4 運転席
5 レバー類
6 ステアリングハンドル
7 表示部
8 切替スイッチ
9 ヘッドガード
10 レーザスキャナ装置
11A、11B 走行制御装置
12 記憶部
13 マップ作成部
14 位置推定部
15 走行モード設定部
16 判定部
17 走行ルート生成部
18 警告部
19 検出部
Claims (8)
- 走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードとレーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトであって、
前記有人走行モード時に自己位置の推定を行う位置推定部と、
前記有人走行モード時に環境マップの作成を行うマップ作成部と、
前記走行モードを設定する走行モード設定部と、
前記有人走行モードから前記第1無人走行モードに切り替わるタイミングで、前記自己位置が前記レーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するか前記レーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行う判定部と、
を備え、
前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合、
前記走行モード設定部は、前記走行モードをSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードに設定し、前記位置推定部に前記自己位置の推定を行わせるとともに前記マップ作成部に前記環境マップの作成を行わせることを特徴とする有人無人フォークリフト。 - 前記判定部は、前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定した場合に、前記自己位置から前記第2領域までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定を行い、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、
前記走行モード設定部は、前記走行モードを前記有人走行モードのままにすることを特徴とする請求項1に記載の有人無人フォークリフト。 - 表示部と、
前記表示部に走行ルートを表示させる走行ルート生成部と、
警告部と、
をさらに備え、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、
前記走行ルート生成部は、前記自己位置から前記第2領域への第1ルートまたは前記自己位置から前記第2領域までの距離が前記閾値よりも小となる位置への第2ルートの少なくとも一方を計算し、計算した前記第1ルートまたは前記第2ルートの少なくとも一方を前記走行ルートとして前記表示部に表示させ、
前記警告部は、前記オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発することを特徴とする請求項2に記載の有人無人フォークリフト。 - 前記オペレータの降車を検出する検出部をさらに備え、
前記判定部は、前記検出部が前記オペレータの降車を検出したタイミングで、前記実効性判定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の有人無人フォークリフト。 - 走行モードとしてオペレータの手動操作により走行する有人走行モードと、レーザ誘導により自動走行する第1無人走行モードおよびSLAM誘導により自動走行する第2無人走行モードを含む無人走行モードとを備える有人無人フォークリフトの走行制御方法であって、
前記有人走行モード時に、前記有人無人フォークリフトに自己位置の推定および環境マップの作成を行わせる第1有人走行制御ステップと、
前記有人走行モードから前記無人走行モードに切り替わるタイミングで、前記有人無人フォークリフトに、前記自己位置が前記レーザ誘導の実効性の低い第1領域に存在するか前記レーザ誘導の実効性の高い第2領域に存在するかの実効性判定を行わせる判定ステップと、
前記自己位置が前記第2領域に存在すると判定された場合に、前記有人無人フォークリフトに前記第1無人走行モードで自動走行させる第1無人走行制御ステップと、
前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合に、前記有人無人フォークリフトに前記第2無人走行モードで自動走行させて、前記自己位置の推定および前記環境マップの作成を行わせる第2無人走行制御ステップと、
を含むことを特徴とする走行制御方法。 - 前記判定ステップでは、前記実効性判定において前記自己位置が前記第1領域に存在すると判定された場合に、前記自己位置から前記第2領域までの距離と所定の閾値との大小関係を判定する距離判定をさらに行い、
前記距離判定において前記第2領域までの距離が前記閾値よりも大と判定された場合、前記走行モードを前記有人走行モードのままにする第2有人走行制御ステップに移行することを特徴とする請求項5に記載の走行制御方法。 - 前記第2有人走行制御ステップでは、前記有人無人フォークリフトの表示部に前記自己位置から前記第2領域への第1ルートまたは前記自己位置から前記第2領域までの距離が前記閾値よりも小となる位置への第2ルートの少なくとも一方を表示させ、かつ前記オペレータに対して視覚的および/または聴覚的な手段で警告を発することを特徴とする請求項6に記載の走行制御方法。
- 前記判定ステップでは、前記有人無人フォークリフトの検出部が前記オペレータの降車を検出したタイミングで、前記有人無人フォークリフトに前記実効性判定を行わせることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の走行制御方法。
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JP2019069874A JP6725199B1 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | 有人無人フォークリフトおよび走行制御方法 |
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JP2019069874A JP6725199B1 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | 有人無人フォークリフトおよび走行制御方法 |
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-
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