JP6725197B1 - 無人飛行体用給電システム - Google Patents

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【課題】無人飛行体に連続して運搬作業を行わせることができ、かつ、給電効率の低下を防止することができる無人給電車およびそれを用いた給電システムを提供する。【解決手段】無人給電車3は、運搬作業を行う無人飛行体1に追従しながら無線送電することにより給電する。無人飛行体1は、飛行制御部と、荷Wを保持する荷保持部と、無線送電された電力を受電する受電部18と、蓄電池と、を有する。無人給電車3は、飛行体検出部311と、無人飛行体1に無線送電する送電部35と、無人飛行体1に追従するための走行装置36と、送電部35と無人飛行体1と間の無線送電を遮る遮蔽物を検出する遮蔽物検出部と、を有する。送電部35は、遮蔽物検出部によって遮蔽物が検出されているとき、無線送電を停止する。【選択図】図1

Description

運搬作業を行う無人飛行体に給電する無人飛行体用給電システムに関する。
従来、屋外または屋内において運搬作業を行う無人飛行体が開発されてきた(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の無人飛行体は、ホバリング可能であるとともに自律飛行可能である。この無人飛行体は、把持装置を装着し、装着した把持装置によって荷を吸着し、荷とともに移動して運搬作業を行う。この無人飛行体は、空中を飛行するので運搬車よりも移動速度が速く、運搬作業を行うのに適している。
ところで、無人飛行体は、蓄電容量が少なく、運搬作業を長時間連続して行うことができない。そこで、例えば、特許文献2に記載のピッキングシステムには、複数の無人飛行体が運搬作業に向けて待機する出発部に無人飛行体を給電する給電手段が設けられている。複数の無人飛行体は、この出発部において運搬作業の合間に給電されることにより、運搬作業を行う際に電力不足になることを防止している。
しかしながら、給電される間、無人飛行体が運搬作業を行えないことは、稼働率の観点から好ましくないので問題であった。また、無人飛行体への給電は、効率的であることが好ましい。
特開2018−114822号公報 特開2018−016435号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、無人飛行体に連続して運搬作業を行わせることができ、かつ、給電効率の低下を防止することができる無人飛行体用給電システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る無人飛行体用給電システムは
運搬作業を行う無人飛行体と、前記無人飛行体に追従しながら無線送電することにより給電する無人給電車と、を備えた無人飛行体用給電システムであって、
前記無人飛行体は、
自機の飛行を制御する飛行制御部と、
前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
無線送電された電力を受電する受電部と、
前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、
前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部と、を有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させ、
前記無人給電車は、
前記無人飛行体の位置を検出する飛行体検出部と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、
前記送電部と前記無人飛行体と間の無線送電を遮る遮蔽物を検出する遮蔽物検出部と、を有し、
前記送電部は、前記遮蔽物検出部によって前記遮蔽物が検出されているとき、無線送電を停止する。
記給電システムは、好ましくは、
前記無人給電車が、
自車と前記無人飛行体との距離を検出する距離検出部をさらに有し、
前記送電部が、前記無人給電車と前記無人飛行体との距離が所定距離以上のとき、前記無人飛行体への無線送電を停止する。
記給電システムは、例えば、
前記無人給電車が、複数であって、複数の領域にそれぞれ配置されており、前記飛行体検出部によって前記無人飛行体を検出すると、それぞれの前記領域において前記無人飛行体に追従しながら前記無人飛行体に無線送電する。
記給電システムは、例えば、
前記無人給電車が、前記遮蔽物検出部によって前記遮蔽物が検出されると、それまで追従していた前記無人飛行体への追従を停止する。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する。
本発明に係る無人飛行体用給電システムは、無人飛行体に連続して運搬作業を行わせることができ、かつ、給電効率の低下を防止することもできる。
一実施形態に係る給電システムを示す概略側面図である。 AおよびBは無人飛行体を示し、Aは上から見た斜視図であり、Bは下から見た斜視図であり、Cは受電部を示す下面図である。 図1の給電システムを示すブロック図である。 AおよびBはそれぞれ、図1の無人飛行体の飛行経路例を示す概略上面図である。 AおよびBはそれぞれ、図1の無人給電車の送電部の動作を示す概略上面図である。 給電システムの動作を示す概略上面図である。
以下、図を参照しつつ、本発明に係る無人給電車およびそれを用いた無人飛行体用給電システムの一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る給電システムを示す概略側面図である。無人飛行体1は、屋内において荷Wを運搬する。無人給電車3は、無人飛行体1に追従しながら無線送電することにより給電する。
<無人飛行体>
図2AおよびBに示すように、無人飛行体1は、円板状の本体10と、本体10の側面から水平に延在する4本のアーム12と、4本のアーム12の先端側それぞれに設けられたモータ13と、モータ13に設けられた回転翼14と、本体10の上面に設けられた略八角柱状の上部ユニット15と、本体10の下面に設けられた2つのスキッド16と、2つのスキッド16の間に設けられた荷保持部17と、荷保持部17の下面に設けられた受電部18と、を有する。
上部ユニット15には、無人飛行体1の位置を検出するためのカメラ15aおよび照明部15bが設けられている。天井C全体には、無人飛行体1の位置を認識するためのマーカ(図示略)が複数設けられている。照明部15bが無人飛行体1の上方を照射し、カメラ15aが照明部15bによって照らされたマーカを含む天井Cを撮像して上方画像を生成する。
荷保持部17は、運搬作業に係る荷Wを保持する。荷保持部17は、荷Wが載置される載置面を有するが単なる一例であって、荷Wを保持することができれば、その構成を特に限定されない。
図2Cに示すように、受電部18は、複数のレクテナ18aによって構成されている。レクテナ18aは、無人給電車3から送信されたマイクロ波を受信して直流電流に変換する。
図3に示すように、無人飛行体1は、蓄電池20と、制御装置21と、高度センサ(図示略)と、速度センサ(図示略)と、をさらに有する。
蓄電池20は、受電部18に電気的に接続されている。蓄電池20は、レクテナ18aによって変換された直流電流を蓄電するとともに、モータ13に電力を供給する。蓄電池20は、鉛蓄電池またはアルカリ蓄電池でもよい。
制御装置21は、飛行制御部210と、記憶部211と、自機位置検出部212と、高度比較部215と、速度比較部216と、を有する。
飛行制御部210は、各モータ13の回転数を制御することにより、無人飛行体1のホバリングを可能にするとともに、無人飛行体1の飛行方向、飛行高度および飛行速度を制御する。
記憶部211は、マーカを含む天井C全体の画像(以下、単に「天井画像」という)を位置情報とともに予め記憶している。
自機位置検出部212は、カメラ15aが撮像した上方画像と、天井画像とを照合し、天井画像中のいずれの位置に上方画像が存在するのかを探索するテンプレートマッチングを行う。自機位置検出部212は、テンプレートマッチングの結果に基づいて無人飛行体1の水平方向の位置を検出する。さらに、自機位置検出部212は、高度センサによって無人飛行体1の高度を検出する。
記憶部211は、さらに給電時における無人飛行体1の所定の飛行高度および所定の飛行速度を記憶している。マイクロ波による給電効率は、送電側と受電側との距離に依存する。そこで、無人飛行体1と当該無人飛行体1に追従する無人給電車3との距離を一定範囲内に保ちマイクロ波による給電効率を高く保持することができるように、給電時における無人飛行体1の飛行高度および飛行速度が予め定められている。したがって、所定の飛行高度は、後述する送電部35よりもやや高い高度に定められている。また、所定の飛行速度は、無人給電車3の走行速度と同じか、やや遅く定められている。
高度比較部215は、高度センサによって検出された無人飛行体1の高度と、所定の飛行高度とを比較し、その比較結果を飛行制御部210に出力する。
速度比較部216は、速度センサによって検出された無人飛行体1の飛行速度と所定の飛行速度とを比較し、その比較結果を飛行制御部210に出力する。
飛行制御部210は、高度比較部215および速度比較部216による比較結果に基づいて、給電時における無人飛行体1の飛行高度および飛行速度を所定の飛行高度および所定の飛行速度になるよう制御する。
記憶部211は、さらに運搬情報を記憶する。運搬情報には、荷取位置および荷置位置が含まれている。また、記憶部211は、さらに無人飛行体1の給電時の所定の飛行経路(以下、「給電用飛行経路」という)を記憶している。給電用飛行経路は、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるよう倉庫内のレイアウトと無人給電車3の走行特性とに基づいて、予め定められている。
飛行制御部210は、給電時における無人飛行体1が給電用飛行経路を飛行するよう無人飛行体1の飛行方向を制御する。
図4は、倉庫内における無人飛行体1の飛行経路例を示す概略上面図である。図4Aは、非給電時における無人飛行体1の運搬作業時の飛行経路の一例を示す。倉庫には、荷載置部を有する複数の棚5が、それぞれ設置されている。
無人飛行体1は、荷取位置P1において荷Wを受取り、荷置位置P2に移動する。無人飛行体1は、非給電時には、最短距離である飛行経路R1を飛行して荷取位置P1から荷置位置P2に移動する。具体的には、無人飛行体1は、荷Wを保持すると、飛行制御部210によって荷取位置P1から棚5の上方まで上昇し、荷取位置P1の上方から荷置位置P2の上方まで水平に飛行してから荷置位置P2まで下降する。これにより、無人飛行体1は、棚5を迂回して飛行するよりも早く移動することができるので、移動時間を短縮することができる。
図4Bは、給電時における無人飛行体1の給電用飛行経路の一例を示す。無人飛行体1は、給電時には、飛行制御部210によって飛行高度および飛行速度を所定の飛行高度および飛行速度に制御しつつ、給電用飛行経路R2に沿って棚5を迂回しながら荷取位置P1から荷置位置P2まで飛行する。これにより、無人給電車3が、無人飛行体1に追従することができる。
<無人給電車>
図1および図3に示すように、無人給電車3は、本体30と、飛行体検出部31と、蓄電池34と、送電部35と、走行装置36と、ライン検出部37と、距離検出部38と、遮蔽物検出部39と、を備える。
飛行体検出部31は、上カメラ311および解析部(図示略)を有する。上カメラ311は、本体30の上部に設けられている。上カメラ311は、無人給電車3の周囲を撮像し、周囲画像を生成する。解析部は、周囲画像に基づいて、無人飛行体1およびその位置を検出する。
蓄電池34は、送電部35に電力を供給する。蓄電池34は、鉛蓄電池またはアルカリ蓄電池でもよい。
送電部35は、無人給電車3の上部に設けられている。送電部35は、飛行体検出部31によって検出された無人飛行体1の位置にマイクロ波を送信することにより、無人飛行体1に無線送電する。送電部35は、フェーズドアレイアンテナによって構成されていてもよいが、単なる一例であってこれに限定されない。
走行装置36は、動力部(図示略)と、車輪360と、操舵部361と、を有する。無人給電車3は、動力部の動力によって車輪360を回転させて走行する。操舵部361は、無人飛行体1の位置に基づいて、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるように車輪360を操舵する。走行装置36は、無人飛行体1に対する給電が完了すると、無人飛行体1に対する追従を停止する。動力部は、例えば、蓄電池34によって担われてもよいし、別の蓄電池で構成されていてもよい。
ライン検出部37は、倉庫内の路面Rに敷設された誘導ラインLを検出する。
図5に示すように、本実施形態では、無人給電車3は、誘導ラインL上に配置されている。誘導ラインL上の領域が本発明の「無人給電車が配置されている領域」に対応する。誘導ラインLは、有色テープや塗料によって路面Rに設けられていてもよい。ライン検出部37は、下カメラおよび解析部によって構成されてもよい。この場合、下カメラが路面Rを撮像して路面画像を生成し、解析部が路面画像を解析することにより誘導ラインLを検出する。
操舵部361は、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるように、飛行体検出部31が検出した無人飛行体1の位置およびライン検出部37が検出した誘導ラインLに基づいて、車輪360を操舵する。これにより、無人給電車3は、誘導ラインL上を走行しながら無人飛行体1を追従する。
図5Aに示すように、距離検出部38は、無人給電車3と無人飛行体1との距離Dを検出する。本実施形態では、距離検出部38は、上カメラ311が撮像した画像に基づいて、無人給電車3と無人飛行体1との距離Dを検出する。具体的には、上カメラ311がステレオカメラであって、距離検出部38は、上カメラ311が撮像した画像を解析することにより無人給電車3と無人飛行体1との距離Dを検出する。解析は、例えば、三角測量を利用してもよい。
送電部35は、距離検出部38によって検出された無人給電車3と無人飛行体1との距離Dが所定距離以上のとき、前記無人飛行体1への無線送電を停止する。これにより、無人給電車3は、非効率な無線給電を防止することができる。
遮蔽物検出部39は、送電部35と無人飛行体1と間の無線送電を遮る遮蔽物を検出する。本実施形態では、遮蔽物検出部39は、上カメラ311が撮像した画像に基づいて、遮蔽物を検出する。
図5Bに示すように、無人飛行体1が実線の位置から破線の位置に移動すると、送電部35が送信するマイクロ波が棚5によって遮断される。このとき、遮蔽物検出部39は、上カメラ311が撮像した画像に基づいて、棚5を遮蔽物として検出する。送電部35は、遮蔽物検出部39によって遮蔽物が検出されているとき、無線送電を停止する。また、無人給電車3は、遮蔽物検出部39によって遮蔽物が検出されると、それまで追従していた前記無人飛行体への追従を停止する。これにより、無人給電車3は、マイクロ波が遮断された状態で無線送電するという非効率な無線給電を防止することができる。
<給電方法>
次に、図6を参照して、倉庫内における給電システムの給電方法について説明する。倉庫には、荷載置部を有する複数の棚5が、それぞれ設置されている。無人飛行体1は、運搬情報に基づいて運搬作業を行う。
無人給電車3は、飛行体検出部31によって、無人飛行体1およびその位置を検出すると、無人飛行体1に追従しながら無線送電する。
無人飛行体1は、給電されていないときには、荷取位置P1から荷置位置P2へと最短の飛行経路R1(図4A参照)に沿って飛行する。また、無人飛行体1は、給電時には、給電用飛行経路R2(図4B参照)に沿って、棚5を迂回しながら飛行する。給電用飛行経路R2は、誘導ラインL上を通る。
複数の無人給電車3a〜3fは、それぞれ飛行体検出部31によって無人飛行体1を検出すると、各誘導ラインL1〜L6上において無人飛行体1を追従するとともにマイクロ波を送信する。具体的には、荷取位置P1において、無人給電車3aが無人飛行体1を検出するとともにマイクロ波を送信する。無人飛行体1は、荷Wを受け取ると、誘導ラインL1の上方においてY1方向(矢印Y参照)に飛行する。無人給電車3aは、無人飛行体1を誘導ラインL1の端まで追従しながらマイクロ波を送信する。次いで、無人飛行体1が誘導ラインL2上方においてX1方向(矢印X参照)に飛行するときには、無人飛行体1を検出した無人給電車3bが、誘導ラインL2の端まで無人飛行体1に追従しながらマイクロ波を送信する。次いで、無人飛行体1が誘導ラインL3上方における荷置位置P2に到着し、荷置作業を行うときには、無人飛行体1を検出した無人給電車3cが誘導ラインL3上において無人飛行体1にマイクロ波を送信する。
このように、給電システムでは、無人飛行体1を検出した無人給電車3が次々に入れ替わりながら無人飛行体1に無線給電する。これにより、給電システムは、倉庫内に複数の無人飛行体1が配置された場合、複数の無人飛行体1に複数の無人給電車3を追従させながら無線給電させることができる。また、無人給電車3は、無人飛行体1との距離Dが所定距離以上のときには、無線送電を停止し、かつ、遮蔽物を検出すると無線給電を停止するとともに追従を停止する。これにより、給電システムは、効率的に無人飛行体1に給電することができる。
以上、本発明に係る給電システムの一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
(1)無人飛行体1が自機位置を検出する方法は、特に限定されない。例えば、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術によって、無人飛行体1の位置を検出してもよい。
(2)自機位置検出部212がカメラ15aの撮像した上方画像からマーカを認識できるのであれば、照明部15bは、無人飛行体1に設けられていなくてもよい。
(3)受電部18は、無人給電車3によって送信されたマイクロ波を効率的に受電できるのであれば、本体10に設けられてもよく、設けられる位置を特に限定されない。
(4)飛行体検出部31は、無人飛行体1を検出するためのレーダをカメラの代わりに有していてもよいし、またはカメラとともに有していてもよい。
(5)距離検出部38、遮蔽物検出部は、レーダによって構成されていてもよい。この場合、例えば、レーダは、ミリ波レーダであってもよい。
1 無人飛行体
10 本体
12 アーム
13 モータ
14 回転翼
15 上部ユニット
17 荷保持部
18 受電部
18a レクテナ
20 蓄電池
21 制御装置
210 飛行制御部
212 自機位置検出部
3 無人給電車
30 本体
31 飛行体検出部
311 上カメラ
34 蓄電池
35 送電部
36 走行装置
360 車輪
361 操舵部
38 距離検出部
39 遮蔽物検出部
C 天井
R 路面
L 誘導ライン
R1 飛行経路
R2 給電用飛行経路

Claims (6)

  1. 運搬作業を行う無人飛行体と、前記無人飛行体に追従しながら無線送電することにより給電する無人給電車と、を備えた無人飛行体用給電システムであって、
    前記無人飛行体は、
    自機の飛行を制御する飛行制御部と、
    前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
    無線送電された電力を受電する受電部と、
    前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、
    前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部と、を有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させ、
    前記無人給電車は、
    前記無人飛行体の位置を検出する飛行体検出部と、
    前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、
    前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、
    前記送電部と前記無人飛行体と間の無線送電を遮る遮蔽物を検出する遮蔽物検出部と、を有し、
    前記送電部は、前記遮蔽物検出部によって前記遮蔽物が検出されているとき、無線送電を停止することを特徴とする給電システム
  2. 前記無人給電車は、
    自車と前記無人飛行体との距離を検出する距離検出部をさらに有し、
    前記送電部は、前記無人給電車と前記無人飛行体との距離が所定距離以上のとき、前記無人飛行体への無線送電を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の給電システム
  3. 前記無人給電車は、複数であって、複数の領域にそれぞれ配置されており、前記飛行体検出部によって前記無人飛行体を検出すると、それぞれの前記領域において前記無人飛行体に追従しながら前記無人飛行体に無線送電する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の給電システム
  4. 前記無人給電車は、前記遮蔽物検出部によって前記遮蔽物が検出されると、それまで追従していた前記無人飛行体への追従を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給電システム
  5. 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給電システム。
  6. 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の給電システム。
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