JP6738917B1 - 無人飛行体用給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電量が残り少ない無人飛行体を優先して給電することができ、かつ、運搬作業予定に基づいて給電することができる無人飛行体用給電システムを提供する。【解決手段】無人飛行体用給電システムは、運搬作業を行う複数の無人飛行体1と、無人飛行体1に給電する無人給電車3と、運行管理部と、を備える。運行管理部は、運搬作業予定に基づく無人飛行体1の運行予定を記憶している運行記憶部を有する。複数の無人飛行体1は、所定の蓄電量以下になると、給電されるために無人給電車3のもとに移動する。無人給電車3は、給電されるために自車3のもとに移動してきた無人飛行体1を他の無人飛行体1よりも優先して給電し、移動してきた無人飛行体1が複数の場合には、運搬作業予定に基づいて特定された無人飛行体1をさらに優先して給電する。【選択図】図1

Description

運搬作業を行う無人飛行体に給電する無人飛行体用給電システムに関する。
従来、屋外または屋内において運搬作業を行う無人飛行体が開発されてきた(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の無人飛行体は、ホバリング可能であるとともに自律飛行可能である。この無人飛行体は、把持装置を装着し、装着した把持装置によって荷を吸着し、荷とともに移動して運搬作業を行う。この無人飛行体は、空中を飛行するので運搬車よりも移動速度が速く、運搬作業を行うのに適している。
ところで、無人飛行体は、蓄電容量が少なく、運搬作業を長時間連続して行うことができない。そこで、例えば、特許文献2に記載のピッキングシステムには、複数の無人飛行体が運搬作業に向けて待機する出発部に無人飛行体を給電する給電手段が設けられている。複数の無人飛行体は、この出発部において運搬作業の合間に給電されることにより、運搬作業を行う際に電力不足になることを防止している。
一方、無人飛行体は、蓄電量が残り少なくなると、電力不足にならないよう優先して給電されることが好ましい。しかしながら、特許文献2に記載のピッキングシステムでは、無人飛行体の蓄電量に基づいて給電の順番が変更されることがない。また、蓄電量が残り少ない無人飛行体が複数ある場合、これら複数の無人飛行体は、運搬作業予定に基づいて順に給電されることが好ましい。
特開2018−114822号公報 特開2018−016435号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、蓄電量が残り少ない無人飛行体1を優先して給電することができ、しかも、蓄電量が残り少ない無人飛行体が複数ある場合には、運搬作業予定に基づいて給電することができる無人飛行体用給電システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る無人飛行体用給電システムは、
運搬作業を行う複数の無人飛行体と、前記無人飛行体に無線送電することにより給電する無人給電車と、運行管理部と、を備え、
前記運行管理部は、運搬作業予定に基づく前記無人飛行体の運行予定を記憶している運行記憶部を有し、
前記複数の無人飛行体は、
自機の飛行を制御する飛行制御部と、
前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
無線送電された電力を受電する受電部と、
前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、
前記蓄電池の蓄電量が所定の蓄電量以下であるか否かを判定する蓄電量判定部と、を有し、
前記蓄電量判定部によって前記蓄電池の蓄電量が前記所定の蓄電量以下であると判定されると、給電されるために前記無人給電車のもとに移動し、
前記無人給電車は、
前記無人飛行体およびその位置を検出する飛行体検出部と、
検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、
前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、を有し、
前記無人飛行体に追従しながら無線送電することにより給電し、
さらに、前記無人給電車は、
給電されるために自車のもとに移動してきた前記無人飛行体を前記飛行体検出部によって複数検出したとき、前記運行予定に基づいて、移動してきた前記複数の無人飛行体から給電すべき前記無人飛行体を特定する飛行体特定部、を有し、
給電されるために自車のもとに移動してきた前記無人飛行体を他の前記無人飛行体よりも優先して給電し、かつ、前記飛行体特定部によって特定された前記無人飛行体をさらに優先して給電することを特徴とする。
上記給電システムは、例えば、
前記無人飛行体が、給電されるために前記無人給電車のもとに移動すると、前記無人給電車に給電命令を送信する給電命令送信部をさらに有し、
前記無人給電車は、前記給電命令を受信すると、前記給電命令を送信した前記無人飛行体を、給電されるために自車のもとに移動してきた前記無人飛行体であると認識する。
上記給電システムは、例えば、
前記無人飛行体が、前記運行管理部をさらに有しており、前記運行予定を前記無人給電車に送信する運行予定送信部をさらに有し、
前記無人給電車は、前記運行予定を受信することにより前記運行予定を認識する。
上記給電システムは、例えば、
前記給電システムが、前記無人給電車と通信可能なサーバをさらに備え、
前記サーバが、前記運行管理部を有し、
前記無人給電車は、前記サーバ内の前記運行予定を参照することにより前記運行予定を認識する。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体は、前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させる。
上記給電システムは、好ましくは、
前記無人飛行体が、前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する。
本発明に係る給電システムは、蓄電量が残り少ない無人飛行体1を優先して給電することができ、しかも、蓄電量が残り少ない無人飛行体が複数ある場合には、運搬作業予定に基づいて給電することができる。
一実施形態に係る給電システムを示す概略側面図である。 AおよびBは無人飛行体を示し、Aは上から見た斜視図であり、Bは下から見た斜視図であり、Cは受電部を示す下面図である。 図1の給電システムを示すブロック図である。 図1の無人給電車の給電手順の一例を示すフロー図である。 図1の無人給電車の給電手順の別の一例を示すフロー図である。 Aは非給電時の無人飛行体の動作を示す概略上面図であり、Bは給電時の無人飛行体および無人給電車の動作を示す概略上面図である。
以下、図を参照しつつ、本発明に係る無人飛行体用給電システムの一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る給電システムを示す概略側面図である。複数の無人飛行体1は、屋内において荷Wを運搬する(参照符号1は、複数の無人飛行体1のうちの任意の1機または複数機を示す参照符号として用いられる)。無人給電車3は、無人飛行体1に追従しながら無線送電することにより給電する。
<無人飛行体>
図2AおよびBに示すように、無人飛行体1は、円板状の本体10と、本体10の側面から水平に延在する4本のアーム12と、4本のアーム12の先端側それぞれに設けられたモータ13と、モータ13に設けられた回転翼14と、本体10の上面に設けられた略八角柱状の上部ユニット15と、本体10の下面に設けられた2つのスキッド16と、2つのスキッド16の間に設けられた荷保持部17と、荷保持部17の下面に設けられた受電部18と、を有する。
上部ユニット15には、無人飛行体1の位置を検出するためのカメラ15aおよび照明部15bが設けられている。天井C全体には、無人飛行体1の位置を認識するためのマーカ(図示略)が複数設けられている。照明部15bが無人飛行体1の上方を照射し、カメラ15aが照明部15bによって照らされたマーカを含む天井Cを撮像して上方画像を生成する。
荷保持部17は、運搬作業に係る荷Wを保持する。荷保持部17は、荷Wが載置される載置面を有するが単なる一例であって、荷Wを保持することができれば、その構成を特に限定されない。
図2Cに示すように、受電部18は、複数のレクテナ18aによって構成されている。レクテナ18aは、無人給電車3から送信されたマイクロ波を受信して直流電流に変換する。
図3に示すように、無人飛行体1は、蓄電池20と、制御装置21と、高度センサ(図示略)と、速度センサ(図示略)と、通信手段(図示略)と、をさらに有する。
蓄電池20は、受電部18に電気的に接続されている。蓄電池20は、レクテナ18aによって変換された直流電流を蓄電するとともに、モータ13に電力を供給する。蓄電池20は、鉛蓄電池またはアルカリ蓄電池でもよい。
制御装置21は、飛行制御部210と、記憶部211と、自機位置検出部212と、蓄電量判定部213と、給電命令送信部214と、高度比較部215と、速度比較部216と、を有する。
飛行制御部210は、各モータ13の回転数を制御することにより、無人飛行体1のホバリングを可能にするとともに、無人飛行体1の飛行方向、飛行高度および飛行速度を制御する。
記憶部211は、マーカを含む天井C全体の画像(以下、単に「天井画像」という)を位置情報とともに予め記憶している。
自機位置検出部212は、カメラ15aが撮像した上方画像と、天井画像とを照合し、天井画像中のいずれの位置に上方画像が存在するのかを探索するテンプレートマッチングを行う。自機位置検出部212は、テンプレートマッチングの結果に基づいて無人飛行体1の水平方向の位置を検出する。さらに、自機位置検出部212は、高度センサによって無人飛行体1の高度を検出する。
蓄電量判定部213は、蓄電池20の蓄電量Qが予め定められた蓄電量RQ以下であるか否かを判定する。無人飛行体1は、蓄電量判定部213によって蓄電池20の蓄電量Qが蓄電量RQ以下(Q≦RQ)であると判定されると、給電されるために無人給電車3のもとに移動する。蓄電量RQは、例えば、蓄電池20の蓄電容量の10%でもよいが単なる一例であって、これに限定されない。なお、無人飛行体1による無人給電車3の位置の特定については、後に説明するように無人給電車3から受信する位置情報に基づく。
給電命令送信部214は、無人飛行体1が給電されるために無人給電車3のもとに移動し到着すると、通信手段によって無人給電車3に給電命令を送信する。
記憶部211は、さらに給電時における無人飛行体1の所定の飛行高度および所定の飛行速度を記憶している。マイクロ波による給電効率は、送電側と受電側との距離に依存する。そこで、無人飛行体1と当該無人飛行体1に追従する無人給電車3との距離を一定範囲内に保ちマイクロ波による給電効率を高く保持することができるように、給電時における無人飛行体1の飛行高度および飛行速度が予め定められている。したがって、所定の飛行高度は、後述する送電部35よりもやや高い高度に定められている。また、所定の飛行速度は、無人給電車3の走行速度と同じか、やや遅く定められている。
高度比較部215は、高度センサによって検出された無人飛行体1の高度と、所定の飛行高度とを比較し、その比較結果を飛行制御部210に出力する。
速度比較部216は、速度センサによって検出された無人飛行体1の飛行速度と所定の飛行速度とを比較し、その比較結果を飛行制御部210に出力する。
飛行制御部210は、高度比較部215および速度比較部216による比較結果に基づいて、給電時における無人飛行体1の飛行高度および飛行速度を所定の飛行高度および所定の飛行速度になるよう制御する。
記憶部211は、さらに運搬情報を記憶する。運搬情報には、荷取位置および荷置位置が含まれている。また、記憶部211は、さらに無人飛行体1の給電時の所定の飛行経路(以下、「給電用飛行経路」という)を記憶している。給電用飛行経路は、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるよう倉庫内のレイアウトと無人給電車3の走行特性とに基づいて、予め定められている。
飛行制御部210は、給電時における無人飛行体1が給電用飛行経路を飛行するよう無人飛行体1の飛行方向を制御する。
<サーバ>
図3に示すように、給電システムは、無人給電車3に通信可能なサーバ4をさらに備える。サーバ4は、運行管理部40を有する。
運行管理部40は、運搬作業予定に基づく無人飛行体1の運行予定を記憶している運行記憶部を有する。運搬作業予定とは、例えば、倉庫等の施設で行われる運搬作業全体の予定のことである。運行予定とは、無人飛行体1ごとに定められた運搬作業の予定のことである。運行予定には、例えば、無人飛行体1aが何時までに荷W1を荷取位置P1aから荷置位置P2aまで運搬し、何時までに荷W2を荷取位置P1bから荷置位置P2bまで運搬するといった各運搬作業の内容が含まれる。
<無人給電車>
図1および図3に示すように、無人給電車3は、本体30と、飛行体検出部31と、自車位置検出部32と、蓄電池34と、送電部35と、走行装置36と、飛行体特定部37と、通信手段(図示略)と、を備える。
飛行体検出部31は、上カメラ311および解析部(図示略)を有する。上カメラ311は、本体30の上部に設けられている。上カメラ311は、無人給電車3の周囲を撮像し、周囲画像を生成する。解析部は、周囲画像に基づいて、無人飛行体1およびその位置を検出する。
自車位置検出部32は、公知のレーザ誘導方式によって無人給電車3の位置を検出するが単なる一例であって、無人給電車3の位置を検出する方式は、特に限定されない。自車位置検出部32は、レーザスキャナ321および解析部(図示略)を有する。レーザスキャナ321は、本体30の上部に設けられている。レーザスキャナ321は、水平方向に360度回転しながらレーザを送信し、屋内の所定箇所に複数配置された反射板によって反射されたレーザを受信する。解析部は、レーザスキャナ321の送受信の方向を解析することにより複数の反射板と無人給電車3との位置関係を特定し、この位置関係に基づいて無人給電車3の位置を検出する。無人給電車3は、検出した自車の位置を通信手段によって無人飛行体1に送信する。
蓄電池34は、送電部35に電力を供給する。蓄電池34は、鉛蓄電池またはアルカリ蓄電池でもよい。
送電部35は、無人給電車3の上部に設けられている。送電部35は、飛行体検出部31によって検出された無人飛行体1の位置にマイクロ波を送信することにより、無人飛行体1に無線送電する。また、送電部35は、無人飛行体1に対する給電が完了すると、マイクロ波の送信を停止する。送電部35は、フェーズドアレイアンテナによって構成されていてもよいが、単なる一例であってこれに限定されない。
給電完了は、例えば、蓄電池20の蓄電量Qが蓄電容量の80%に達したときとしてもよく、蓄電池20の蓄電量Qが蓄電容量の100%に達したときである必要はない。
走行装置36は、動力部(図示略)と、車輪360と、操舵部361と、を有する。無人給電車3は、動力部の動力によって車輪360を回転させて走行する。操舵部361は、無人飛行体1の位置に基づいて、無人給電車3が無人飛行体1を追従することができるように車輪360を操舵する。走行装置36は、無人飛行体1に対する給電が完了すると、無人飛行体1に対する追従を停止する。動力部は、例えば、蓄電池34によって担われてもよいし、別の蓄電池で構成されていてもよい。
送電部35は、無人飛行体1から給電命令を受信すると、他の無人飛行体1より優先して給電命令を送信した無人飛行体1に無線送電する。また、走行装置36も、他の無人飛行体1より優先してこの給電命令を送信した無人飛行体1に無人給電車3を追従させる。これにより、無人飛行体1は、蓄電池20の蓄電量Qが蓄電量RQ以下(Q≦RQ)になると自ら無人給電車3のもとに移動することにより、無人給電車3が給電中であっても、給電されていた無人飛行体1よりも優先して給電される。
図4のフロー図を参照して、無人給電車3の給電の手順の一例について説明する。
まず、無人給電車3は、無人飛行体1を検出する(S1)。
次に、無人給電車3は、この無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S2)。これにより、無人飛行体1は、電力不足になることを防止されるとともに運搬作業を継続して行うことができる。
無人給電車3は、給電命令を受信しない場合(S3のNo)、給電が完了するまで(S4のNo)無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S2)。
次に、無人給電車3は、無人飛行体1への給電が完了すると(S4のYes)、無人飛行体1に対する追従および無線送電を停止する(S5)。
次に、無人給電車3は、給電が完了した無人飛行体1を除く他の無人飛行体1の位置を飛行体検出部31によって検出する(S6)。次いで、無人給電車3は、検出した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S2)。
一方、無人給電車3は、給電中に給電命令を受信すると(S3のYes)、それまで行っていた追従および給電を停止する(S7)。
次に、無人給電車3は、給電命令を送信した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S8)。このように、無人飛行体1は、蓄電量Qが蓄電量RQ以下(Q≦RQ)に減少した場合には、優先して無人給電車3から給電されるので電力不足になることが防止される。しかも、無人飛行体1は、無人給電車3に追従されながら無線送電されるので、運搬作業を継続して行うことができる。
無人給電車3は、この無人飛行体1に対する給電が完了するまで追従しながら無線送電する(S9のNo、S8)。無人給電車3は、この無人飛行体1に対する給電が完了すると(S9のYes)、追従および給電を停止し(S5)、この無人飛行体1を除く他の無人飛行体1の位置を検出し(S6)、検出した無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S2)。
次に、図5のフロー図を参照して、複数の無人飛行体1から給電命令を受信した場合の無人給電車3の給電の手順について説明する。
飛行体特定部37は、複数の給電命令を受信すると(S1)、サーバ4の運行記憶部内の運行予定に基づいて、移動してきた複数の無人飛行体1から給電すべき無人飛行体1を特定する(S2)。具体的には、移動してきた無人飛行体1それぞれの運行予定を参照し、運搬作業の期限に基づいて、いずれの無人飛行体1を優先すべきかを特定する。したがって、飛行体特定部37は、例えば、一方の無人飛行体1よりも他方の無人飛行体1の運搬作業の期限が差し迫っている場合には、他方の無人飛行体1を給電すべき無人飛行体1として特定する。
無人給電車3は、特定された無人飛行体1に追従しながら無線送電する(S3)。すなわち、送電部35は、他の無人飛行体1より優先して特定された無人飛行体1に無線送電し、走行装置36は、他の無人飛行体1より優先して無人給電車3に特定された無人飛行体1を追従させる。
無人給電車3は、給電が完了するまで(S4のNo)特定された無人飛行体1に追従しながら無線送電し(S3)、給電が完了すると(S4のYes)特定された無人飛行体1への追従および無線送電を停止する(S5)。
このようにして、給電システムは、運搬作業予定どおりに無人飛行体1に運搬作業を行わせることができる。
<給電方法>
次に、図6を参照して、倉庫内における給電システムの給電方法について説明する。図6Aは、非給電時における無人飛行体1の運搬作業の一例を示す概略上面図である。倉庫には、荷載置部を有する複数の棚5が、それぞれ設置されている。また、倉庫内には、複数(本実施形態では3機)の無人飛行体1a、1b、1cが配置されている。無人飛行体1a、1b、1cは、それぞれ運搬情報に基づいて運搬作業を行う。
例えば、無人飛行体1aは、荷取位置P1において荷Wを受取り、荷置位置P2に移動する。無人飛行体1aは、非給電時には、最短距離である飛行経路D1を飛行して荷取位置P1から荷置位置P2に移動する。具体的には、無人飛行体1aは、荷Wを保持すると、飛行制御部210によって荷取位置P1から棚5の上方まで上昇し、荷取位置P1の上方から荷置位置P2の上方まで水平に飛行してから荷置位置P2まで下降する。これにより、無人飛行体1aは、棚5を迂回して飛行するよりも早く移動することができるので、移動時間を短縮することができる。
図6Bは、給電時における無人飛行体1および無人給電車3の動作の一例を示す概略上面図である。無人給電車3は、飛行体検出部31によって、例えば、無人飛行体1aおよびその位置を検出すると、無人飛行体1aに追従しながら無線送電する。
無人飛行体1aは、給電時には、飛行制御部210によって飛行高度および飛行速度を所定の飛行高度および飛行速度に制御しつつ、給電用飛行経路D2に沿って棚5を迂回しながら荷取位置P1から荷置位置P2まで飛行する。これにより、無人給電車3が、無人飛行体1aから離されることなく追従することができる。無人給電車3は、好ましくは、無人飛行体1aの真下に位置するよう無人飛行体1aに追従する。この位置関係によれば、受電部18と送電部35が正対状態となり送信されたマイクロ波が効率よく受電部18に吸収されるので、給電効率を高めることができる。
無人飛行体1aに対する給電中、例えば、無人飛行体1aと無人給電車3が位置P3に差し掛かったときに無人飛行体1cから給電命令を受信した場合、無人給電車3は、無人飛行体1aへの給電を停止するとともに無人飛行体1cへの追従および無線送電を開始する。無人飛行体1aは、給電用飛行経路D2から最短距離である飛行経路D3に飛行経路を変更し荷置位置P2まで飛行する。
このように、給電システムは、無人給電車3によって無人飛行体1を追従しながら無線送電するので、無人飛行体1に連続して運搬作業を行わせることができる。しかも、蓄電量Qが残り少ない無人飛行体1への給電を優先して行うので、無人飛行体1が電力不足になることをより防止することができる。さらに、給電システムは、蓄電量Qが残り少ない無人飛行体1が複数ある場合には、運行予定に基づいてそれらのうちの1機を優先して給電することにより、運搬作業予定どおりに無人飛行体1に運搬作業を行わせることができる。
以上、本発明に係る給電システムの一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
(1)無人飛行体1が自機位置を検出する方法は、特に限定されない。例えば、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術によって、無人飛行体1の位置を検出してもよい。
(2)自機位置検出部212がカメラ15aの撮像した上方画像からマーカを認識できるのであれば、照明部15bは、無人飛行体1に設けられていなくてもよい。
(3)受電部18は、無人給電車3によって送信されたマイクロ波を効率的に受電できるのであれば、本体10に設けられてもよく、設けられる位置を特に限定されない。
(4)飛行体検出部31は、無人飛行体1を検出するためのレーダをカメラの代わりに有していてもよいし、またはカメラとともに有していてもよい。
(5)無人飛行体1は、無人給電車3の位置を検出する給電車検出装置を有していてもよい。この場合、無人飛行体1は、給電車検出装置によって検出された無人給電車3の位置に基づいて、無人給電車3のもとへ向かってもよい。給電車検出装置は、例えば、カメラもしくはレーダまたはその両方を有していてもよい。
(6)無人飛行体1は、運行管理部40を有していてもよい。この場合、無人飛行体1は運行予定を無人給電車3に送信する運行予定送信部をさらに有していてもよい。また、この場合、無人給電車3は、運行予定送信部から運行予定を受信することにより、運行予定を認識してもよい。
(7)無人給電車3は、検出した無人飛行体1を、蓄電量Qが減り移動してきた無人飛行体1として認識する方法を特に限定されない。例えば、無人飛行体1が蓄電池20の蓄電量Qを無人給電車3に報知し、無人給電車3は、移動してきた無人飛行体1を検出するとともに報知された蓄電量Qが蓄電量RQ1以下であるか否かを判定することにより、検出した無人飛行体1を移動してきた無人飛行体1として認識してもよい。
1 無人飛行体
10 本体
12 アーム
13 モータ
14 回転翼
15 上部ユニット
16 スキッド
17 荷保持部
18 受電部
18a レクテナ
20 蓄電池
21 制御装置
210 飛行制御部
211 記憶部
212 自機位置検出部
213 蓄電量判定部
214 給電命令送信部
215 高度比較部
216 速度比較部
3 無人給電車
30 本体
31 飛行体検出部
311 上カメラ
32 自車位置検出部
321 レーザスキャナ
34 蓄電池
35 送電部
36 走行装置
360 車輪
361 操舵部
37 飛行体特定部
4 サーバ
40 運行管理部
C 天井
W 荷

Claims (7)

  1. 無人飛行体用給電システムであって、
    運搬作業を行う複数の無人飛行体と、前記無人飛行体に無線送電することにより給電する無人給電車と、運行管理部と、を備え、
    前記運行管理部は、運搬作業予定に基づく前記無人飛行体の運行予定を記憶している運行記憶部を有し、
    前記複数の無人飛行体は、
    自機の飛行を制御する飛行制御部と、
    前記運搬作業に係る荷を保持する荷保持部と、
    無線送電された電力を受電する受電部と、
    前記受電部によって受電された電力を蓄電する蓄電池と、
    前記蓄電池の蓄電量が所定の蓄電量以下であるか否かを判定する蓄電量判定部と、を有し、
    前記蓄電量判定部によって前記蓄電池の蓄電量が前記所定の蓄電量以下であると判定されると、給電されるために前記無人給電車のもとに移動し、
    前記無人給電車は、
    前記無人飛行体およびその位置を検出する飛行体検出部と、
    検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に無線送電する送電部と、
    前記飛行体検出部によって検出された前記無人飛行体の位置に基づいて、前記無人飛行体に追従するための走行装置と、を有し、
    前記無人飛行体に追従しながら無線送電することにより給電し、
    さらに、前記無人給電車は、
    給電されるために自車のもとに移動してきた前記無人飛行体を前記飛行体検出部によって複数検出したとき、前記運行予定に基づいて、移動してきた前記複数の無人飛行体から給電すべき前記無人飛行体を特定する飛行体特定部、を有し、
    給電されるために自車のもとに移動してきた前記無人飛行体を他の前記無人飛行体よりも優先して給電し、かつ、前記飛行体特定部によって特定された前記無人飛行体をさらに優先して給電する
    ことを特徴とする給電システム。
  2. 前記無人飛行体は、給電されるために前記無人給電車のもとに移動すると、前記無人給電車に給電命令を送信する給電命令送信部をさらに有し、
    前記無人給電車は、前記給電命令を受信すると、前記給電命令を送信した前記無人飛行体を、給電されるために自車のもとに移動してきた前記無人飛行体であると認識する
    ことを特徴とする請求項1に記載の給電システム。
  3. 前記無人飛行体は、前記運行管理部をさらに有しており、前記運行予定を前記無人給電車に送信する運行予定送信部をさらに有し、
    前記無人給電車は、前記運行予定を受信することにより前記運行予定を認識する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の給電システム。
  4. 前記給電システムは、前記無人給電車と通信可能なサーバをさらに備え、
    前記サーバは、前記運行管理部を有し、
    前記無人給電車は、前記運行記憶部内の前記運行予定を参照することにより前記運行予定を認識する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の給電システム。
  5. 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行高度と、給電時における所定の飛行高度とを比較する高度比較部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記高度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行高度が前記所定の飛行高度になるように前記無人飛行体の飛行高度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給電システム。
  6. 前記無人飛行体は、前記無人給電車が前記自機に追従可能な所定の飛行経路を記憶している記憶部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記無人飛行体を前記所定の飛行経路に沿って飛行させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の給電システム。
  7. 前記無人飛行体は、前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記自機の飛行速度と、給電時における所定の飛行速度とを比較する速度比較部をさらに有し、
    前記飛行制御部は、前記無人飛行体が前記無人給電車によって追従および無線送電されながら飛行するとき、前記速度比較部が比較した結果に基づいて、前記無人飛行体の飛行速度が前記所定の飛行速度になるように前記無人飛行体の飛行速度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給電システム。
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